JP4450536B2 - 画像処理システム、および通信方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は画像処理システム、および通信方法に関し、特に、秘密性の高い情報の通信を行なうことのできる画像処理システム、および通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、課金情報を扱うソフトウェア等を用いて、画像処理装置であるMFP(Multi Function Peripherals)の課金情報の管理が行なわれている。その際、MFPデバイスは、秘密事項である課金情報を暗号化して送信することが一般的である。この場合、ある決まった暗号鍵を用いて課金情報を暗号化することが一般的に行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、高い暗号強度を保持するために、秘密暗号鍵は、暗号化の処理を行なう度に異なる秘密暗号鍵を用いることが望ましく、上述のように、ある決まった1つの秘密暗号鍵を用いると、高い暗号強度を保持するのが難しいという問題がある。また暗号化の処理を行なう度に異なる秘密暗号鍵を用いると、その解読の度に秘密暗号鍵を取得する必要があるという問題もある。
【0004】
本発明はこのような問題に鑑みてなされてものであり、情報の秘密性が確保される通信を行なうことのできる画像処理システム、および通信方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、画像処理システムは画像処理装置と演算装置とを含む画像処理システムであって、画像処理装置は、暗号化処理に用いる秘密暗号鍵を作成する作成手段と、作成された秘密暗号鍵を用いて情報の暗号化処理を行なう暗号化処理手段と、暗号化処理された情報をメールサーバを介する第1の通信経路で他の機器へ送信する送信手段と、作成された秘密暗号鍵を、第1の通信経路とは異なる、LAN(Local Area Network)を介する第2の通信経路で他の機器へ送るために、作成された秘密暗号鍵を格納するものであって、画像処理装置の管理情報および秘密暗号鍵を格納する格納領域を含む格納手段とを備え、演算装置は、画像処理装置から、暗号化処理された情報を第1の通信経路で受信する受信手段と、暗号化処理された情報を受信手段で受信すると、第2の通信経路で画像処理装置の格納手段であって、秘密暗号鍵を格納する上記格納領域へアクセスし、暗号化処理に用いられた秘密暗号鍵を取得する取得手段と、取得した秘密暗号鍵を用いて、暗号化処理された情報を解読する解読手段とを備える。
【0008】
本発明の他の局面に従うと、通信方法は、電気通信回線で接続された、画像処理装置と演算装置とからなる画像処理システムで行なわれる通信方法であって、画像処理装置において、暗号化処理に用いる秘密暗号鍵を作成する作成ステップと、作成された秘密暗号鍵を用いて情報の暗号化処理を行なう暗号化処理ステップと、暗号化処理された情報をメールサーバを介する第1の通信経路で他の機器へ送信する送信ステップと、作成された秘密暗号鍵を、第1の通信経路とは異なる、LAN(Local Area Network)を介する第2の通信経路で他の機器へ送るために、作成された秘密暗号鍵を、画像処理装置の管理情報および秘密暗号鍵を格納する格納領域を含む格納手段へ格納する格納ステップと、演算装置において、画像処理装置から、暗号化処理された情報を第1の通信経路で受信する受信ステップと、暗号化処理された情報を受信ステップにおいて受信すると、第2の通信経路で画像処理装置の格納手段であって、秘密暗号鍵を格納する上記格納領域へアクセスし、暗号化処理に用いられた秘密暗号鍵を取得する取得ステップと、取得した秘密暗号鍵を用いて、暗号化処理された情報を解読する解読ステップとを備える。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0010】
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態におけるMFPシステムの構成を示す図である。
【0011】
図1を参照して、MFPシステムは、LAN(Local Area Network)5で接続されたMFP1と、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)2とから構成される。
【0012】
MFPは、ネットワークにおいて用いられる多機能周辺機器であって、通信機能を備える印字装置、複写機、スキャナ等の画像処理装置を指す語である。本実施の形態において、MFP1は複写機であるとして説明を行なうが、その他スキャナ等の画像処理装置であっても構わない。
【0013】
図2は、図1に示されるMFP1の構成を示すブロック図である。
図2を参照して、MFP1は、制御部101と、画像読取り部102と、画像処理部103と、画像印字部104と、課金処理部105と、記憶部106と、入力部107と、通信部108と、通信処理部109と、カレンダ部110とを含む。
【0014】
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、MFP1全体の制御を行なう。
【0015】
入力部107は、ボタンやタッチパネル等から構成され、入力部107より、ユーザは複写の指示等の入力を行なう。
【0016】
画像読取り部102において、ユーザがセットした原稿が読取られ、画像処理部103において、複写のための画像データが生成される。
【0017】
画像処理部103で生成された画像データは、画像印字部104において印字される。
【0018】
また、課金処理部105において、ユーザがMFP1を用いて上述のような操作を行なった場合に発生する費用の処理を行なう。
【0019】
記憶部106は、制御部101で実行されるプログラム等を記憶し、プログラムを実行するための一時的な記憶領域にもなる。また、記憶部106は、課金処理部105で作成される課金情報1061と、暗号鍵テーブル1062とを記憶する。なお、暗号鍵テーブル1062については、後に具体例を挙げて説明を行なう。
【0020】
通信部108は、通信用のインタフェース等から構成され、LAN5を介してPC2と通信を行なう。通信処理部109は、通信部108で通信を行なうための、メール作成等の処理を行なう。
【0021】
カレンダ部110は、日時情報等を保持する。
なお、図2に示されるMFP1は、通信機能を備える一般的な複写機であり、その構成は図2に示される構成に限定されるものではない。
【0022】
次に、図3は、図1に示されるPC2の構成を示すブロック図である。
図3を参照して、PC2は、制御部201と、課金管理部202と、入力部203と、表示部204と、通信部205と、カレンダ部206と、記憶部207とを含む。
【0023】
制御部201は、CPU等から構成され、PC2全体の制御を行なう。
入力部203は、キーボードおよびマウス等から構成され、入力部203より、PC2に各種情報や指示の入力を行なう。
【0024】
表示部204は、ディスプレイ等から構成され、各種情報の表示を行なう。
通信部205は、通信用のインタフェース等から構成され、LAN5を介してMFP1と通信を行なう。
【0025】
カレンダ部206は、日時情報等を保持する。
課金管理部202は、MFP1の課金管理を行なうための管理ユーティリティを構成する。課金管理部202では、MFP1で行なわれた複写処理に対する課金管理を行なう。
【0026】
記憶部207は、制御部201で実行されるプログラム等を記憶し、プログラムを実行するための一時的な記憶領域にもなる。また、記憶部207は、課金管理部202で作成される課金情報2071と、課金管理部202で用いられる暗号鍵テーブル2072とを記憶する。
【0027】
なお、図3に示されるPC2は、演算装置としての一般的なパーソナルコンピュータの構成を示す図であり、その構成は図3に示される構成に限定されるものではない。
【0028】
このようなMFP1およびPC2からなるMFPシステムにおいて、PC2の管理ユーティリティを用いて、MFP1の課金情報を収集し、管理する。このような課金情報は、一般的に秘密事項であるため、MFP1からPC2へ、暗号化された情報が送信される。
【0029】
図4は、MFP1における処理を示すフローチャートである。図4のフローチャートに示される処理は、MFP1の制御部101で、記憶部106に記憶されているプログラムを実行することで実現される。
【0030】
図4を参照して、課金情報をPC2に送信するタイミングになると(S101でYes)、記憶部106に記憶されている課金情報1061から、送信する課金情報を読出す(S103)。ステップS101における送信するタイミングは、所定時間経過毎であってもよいし、課金情報の所定量毎であってもよいし、特定の日時であってもよい。
【0031】
さらに、カレンダ部110より、インデックスとして、現在の日付情報Dを読出す(S105)。
【0032】
続いて、記憶部106に記憶されている暗号鍵テーブル1062から、ステップS105で読出したインデックスである日付情報Dに対応する秘密暗号鍵Kを読出す(S107)。
【0033】
ステップS107で読出した秘密暗号鍵Kを用いて、ステップS103で読出した課金情報を暗号化処理する(S109)。ステップS109で行なわれる暗号化処理の方法については、ここでは限定を行なわない。
【0034】
そして、通信処理部109は、ステップS109で暗号化処理した課金情報から送信データを作成し、通信部108よりLAN5を介してPC2へ送信する(S110)。
【0035】
以上の処理によって、MFP1からPC2へ、暗号化された課金情報が送信される。
【0036】
続いて、図5は、PC2における処理を示すフローチャートである。図5のフローチャートに示される処理は、PC2の制御部201で、記憶部207に記憶されているプログラムを実行することで実現される。
【0037】
図5を参照して、まず、PC2は、LAN5を介して、通信部205で、MFP1から送信された課金情報を受信すると(S201)、カレンダ部206から、インデックスとして、現在の日付情報Dを読出す(S203)。
【0038】
続いて、記憶部207に記憶されている暗号鍵テーブル2072から、ステップS203で読出したインデックスである日付情報Dに対応する秘密暗号鍵Kを読出す(S205)。
【0039】
ステップS205で読出した秘密暗号鍵Kを用いて、ステップS201でMFP1より受信した暗号化された課金情報を解読する(S207)。
【0040】
以上の処理によって、PC2はMFP1から課金情報を得ることができる。
このように、暗号化した情報の送受信することで、情報の漏洩を防ぐことができ、よりセキュリティの高い管理を行なうことができる。さらに、予め決められた暗号鍵テーブルを共に備え、前記暗号鍵テーブルから所定の法則に則り1つの暗号鍵を選択するため、高い暗号強度を保持することができる。
【0041】
このようにして得られたMFP1の課金情報を、PC2では記憶部207に記憶し、様々な管理を行なうことができる。
【0042】
なお、図6は、MFP1およびPC2の記憶部106および207に記憶される暗号鍵テーブル1062および2072の具体例を示す図である。
【0043】
図6を参照して、暗号鍵テーブル1062および2072は、インデックスと、インデックスに対応した秘密暗号鍵とから構成される表である。図6に示される具体例においては、インデックスは日付情報Dであり、秘密暗号鍵は16進数で表わされる4桁の数字である。
【0044】
例えば、MFP1では、図4のステップS105において、現在の日付情報Dとして「16日」がカレンダ部110から読出された場合、ステップS107において、対応する秘密暗号鍵Kとして「0A3E」が読出される。そこで、ステップS109においては、「0A3E」を用いて課金情報の暗号化処理を行なう。
【0045】
また、暗号化された課金情報を受信したPC2では、図5のステップS203において、同様に現在の日付情報Dとして「16日」がカレンダ部206から読出され、ステップS205で対応する秘密暗号鍵Kとして「0A3E」が読出される。そこで、ステップS207においては、「0A3E」を用いて暗号化された課金情報の解読処理を行なう。
【0046】
なお、図6においては、暗号鍵テーブル1062および2072のインデックスが日付情報Dである具体例が示されているが、曜日やその他のインデックスであっても構わない。その場合、インデックスが曜日であれば7つの秘密暗号鍵が必要であり、その他のインデックスであればそのインデックスに対応した数の秘密暗号鍵が必要である。
【0047】
[変形例]
上述の第1の実施の形態においては、秘密暗号鍵Kは固定された情報であるものとして説明を行なったが、暗号鍵テーブル1062および2072にアクセスする毎に、予め定めた算術演算を施し、その演算の結果を、次回に用いられる秘密暗号鍵Kとして、暗号鍵テーブル1062および2072を更新することもできる。
【0048】
例えば、算術演算を「+1」と定め、暗号鍵テーブル1062および2072から秘密暗号鍵Kを読出す度に、上述の算術演算を行なうことが考えられる。
【0049】
具体的に例を挙げて説明すると、インデックスである日付情報Dが16日であって、秘密暗号鍵Kが「0A3E」と読出された場合、
0A3E+1=0A3F
が実行されて、秘密暗号鍵Kとして、「0A3E」に替えて「0A3F」が、暗号鍵テーブル1062および2072に更新される。このため、翌月の16日等、この次にインデックスである日付情報Dとして16日が読出された場合、暗号鍵テーブル1062および2072より、対応する秘密暗号鍵Kとして「0A3F」が読出される。
【0050】
これにより、秘密暗号鍵Kの内容が、毎回完全に異なるので、暗号強度をさらに高めることができる。
【0051】
[第2の実施の形態]
さらに暗号強度を高めるため、第2の実施の形態においては、毎回新たに作成された秘密暗号鍵Kを用いて、暗号化処理およびその解読処理を行なう。
【0052】
図7は、第2の実施の形態におけるMFPシステムの構成を示す図である。
図7を参照して、MFPシステムは、LAN5で接続されたMFP1およびPC2と、MFP1およびPC2と通信回線6で接続されたメールサーバ3とから構成される。
【0053】
通信回線6は通信用の回線であって、電話回線や専用回線等である。
図8は、図7に示されるMFP1の構成を示すブロック図である。図7に示されるMFP1の構成は、第1の実施の形態において図2に示されるMFP1に含まれる暗号鍵テーブル1062に替えて、MIB(Management Information Base)1603が記憶部106に含まれる。
【0054】
MIB1603は、MFP1の管理情報を格納する。
なお、MIB1063は、図2において図示されていないものの、第1の実施に形態におけるMFP1においても構成要素として含まれ、各種MFP1の管理情報を格納する。
【0055】
PC2の構成は、第1の実施の形態において図3に示される構成と同様であるため、ここでの説明は繰返さない。なお、本実施の形態においてPC2は、第1の実施の形態の図3に示される暗号鍵テーブル2072を含まなくてもよい。
【0056】
また、メールサーバ3は一般的なパーソナルコンピュータ等のサーバから構成され、一般的なメールサーバの構成であるため、ここでの詳細な説明は行なわない。
【0057】
このようなMFP1とPC2とメールサーバ3とからなるMFPシステムにおいて、第1の実施の形態と同様に、PC2の管理ユーティリティを用いて、MFP1での課金情報を収集し、管理する。
【0058】
図9は、MFP1における処理を示すフローチャートである。図9のフローチャートに示される処理は、MFP1の制御部101で、記憶部106に記憶されているプログラムを実行することで実現される。
【0059】
図9を参照して、課金情報をPC2に送信するタイミングになると(S301でYes)、記憶部106に記憶されている課金情報1061から、送信する課金情報を読出す(S303)。ステップS301〜S303における処理は、第1の実施の形態における図4のステップS101〜S103における処理と同様である。
【0060】
次に、課金情報の暗号化に用いる秘密暗号鍵Kを作成する(S305)。ここでは、その作成方法は限定されない。
【0061】
ステップS305で作成された秘密暗号鍵Kを用いて、ステップS303で読出した課金情報を暗号化処理する(S307)。
【0062】
そして、通信処理部109は、ステップS307で暗号化処理した課金情報から送信データを作成し、通信部108より、通信回線6およびメールサーバ3を介して、PC2へ送信する(S309)。図7においては、この送信経路を経路1で示す。
【0063】
さらに、ステップS305で作成した秘密暗号鍵Kを、記憶部106のMIB1063の特定のエリアに格納する(S311)。
【0064】
以上の処理によって、MFP1からPC2へ、経路1によって課金情報が送信される。また、暗号化に用いられた秘密暗号鍵Kは、課金情報と共に送信されることなく、MFP1のMIB1063の所定のエリアに格納される。
【0065】
続いて、図10は、PC2における処理を示すフローチャートである。図10のフローチャートに示される処理は、PC2の制御部201で、記憶部207に記憶されているプログラムを実行することで実現される。
【0066】
図10を参照して、まずPC2は、MFP1から経路1によって送信された課金情報を受信すると(S401)、LAN5を介してMFP1のMIB1063にアクセスし、秘密暗号鍵Kを読出す(S403)。図7においては、このアクセス経路を経路2で示す。
【0067】
そして、ステップS403で取得した秘密暗号鍵Kを用いて、ステップS401でMFP1より受信した暗号化された課金情報を解読する(S405)。
【0068】
以上の処理によって、PC2はMFP1から課金情報を得ることができる。
このように、本実施の形態におけるMFPシステムでは、課金情報の送信経路と、秘密暗号鍵Kの取得経路とが、経路1および経路2と、異なった経路であることを特徴とする。このため、従来のように、機種固定の秘密暗号鍵ではなく、送信の度毎に使用する秘密暗号鍵を変更することができ、暗号強度をさらに高めることができる。
【0069】
なお、本実施の形態において、作成される秘密暗号鍵Kは、MFP1のMIB1063に格納されるものとして説明を行なったが、MFP1で作成され、課金情報とは別個に、PC2、メールサーバ3等、他の機器に送信されて格納されてもよい。また、秘密暗号鍵Kは、MFP1以外で作成されてもよい。その場合、MFP1は、課金情報を送信するタイミングの度に、他の機器に秘密暗号鍵Kの作成の指示を行なってもよい。
【0070】
また、本実施の形態において、秘密管理を行なう課金情報をMFPが送信する場合について説明を行なったが、送信する情報は課金情報に限定されず、秘密管理を行なうべき全ての情報であってよい。また、送信する機器はMFPに限定されず、全てのネットワーク機器であってよい。
【0071】
さらに、上述のMFPシステムが行なう秘密情報の送信方法を、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータ読取り可能なプログラムである。
【0072】
プログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM、ROM、RAMおよびメモリカードなどの記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
【0073】
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。
【0074】
なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
【0075】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態におけるMFPシステムの構成を示す図である。
【図2】 図1に示されるMFP1の構成を示すブロック図である。
【図3】 図1に示されるPC2の構成を示すブロック図である。
【図4】 MFP1における処理を示すフローチャートである。
【図5】 PC2における処理を示すフローチャートである。
【図6】 MFP1およびPC2の記憶部106および207に記憶される暗号鍵テーブル1062および2072の具体例を示す図である。
【図7】 第2の実施の形態におけるMFPシステムの構成を示す図である。
【図8】 図7に示されるMFP1の構成を示すブロック図である。
【図9】 MFP1における処理を示すフローチャートである。
【図10】 PC2における処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 MFP、2 PC、3 メールサーバ、5 LAN、6 通信回線、101 MFPの制御部、102 画像読取り部、103 画像処理部、104 画像印字部、105 課金処理部、106 MFPの記憶部、107 MFPの入力部、108 MFPの通信部、109 MFPの通信処理部、110 MFPのカレンダ部、201 PCの制御部、202 課金管理部、203 PCの入力部、204 表示部、205 PCの通信部、206 PCのカレンダ部、207 PCの記憶部、1061 MFPの課金情報、1062 MFPの暗号鍵テーブル、1063 MIB、2071 PCの課金情報、2072 PCの暗号鍵テーブル、D 日付情報、K 秘密暗号鍵。
Claims (2)
- 画像処理装置と演算装置とを含む画像処理システムであって、
前記画像処理装置は、
暗号化処理に用いる秘密暗号鍵を作成する作成手段と、
前記作成された秘密暗号鍵を用いて情報の暗号化処理を行なう暗号化処理手段と、
前記暗号化処理された情報をメールサーバを介する第1の通信経路で他の機器へ送信する送信手段と、
前記作成された秘密暗号鍵を、前記第1の通信経路とは異なる、LAN(Local Area Network)を介する第2の通信経路で他の機器へ送るために、前記作成された秘密暗号鍵を格納するものであって、前記画像処理装置の管理情報および前記秘密暗号鍵を格納するMIB(Management Information Base)を含む格納手段とを備え、
前記演算装置は、
前記画像処理装置から、前記暗号化処理された情報を前記第1の通信経路で受信する受信手段と、
前記暗号化処理された情報を前記受信手段で受信すると、前記第2の通信経路で前記画像処理装置の前記格納手段であって、前記秘密暗号鍵を格納するMIBへアクセスし、前記暗号化処理に用いられた前記秘密暗号鍵を取得する取得手段と、
前記取得した前記秘密暗号鍵を用いて、前記暗号化処理された情報を解読する解読手段とを備える、画像処理システム。 - 画像処理装置と演算装置とを含む画像処理システムで行なわれる通信方法であって、
前記画像処理装置において、暗号化処理に用いる秘密暗号鍵を作成する作成ステップと、
前記作成された秘密暗号鍵を用いて情報の暗号化処理を行なう暗号化処理ステップと、
前記暗号化処理された情報をメールサーバを介する第1の通信経路で他の機器へ送信する送信ステップと、
前記作成された秘密暗号鍵を、前記第1の通信経路とは異なる、LAN(Local Area Network)を介する第2の通信経路で他の機器へ送るために、前記作成された秘密暗号鍵を、前記画像処理装置の管理情報および前記秘密暗号鍵を格納するMIB(Management Information Base)を含む格納手段へ格納する格納ステップと、
前記演算装置において、前記画像処理装置から、前記暗号化処理された情報を前記第1の通信経路で受信する受信ステップと、
前記暗号化処理された情報を前記受信ステップにおいて受信すると、前記第2の通信経路で前記画像処理装置の前記格納手段であって、前記秘密暗号鍵を格納するMIBへアクセスし、前記暗号化処理に用いられた前記秘密暗号鍵を取得する取得ステップと、
前記取得した前記秘密暗号鍵を用いて、前記暗号化処理された情報を解読する解読ステップとを備える、通信方法。
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