JP4532656B2 - ネットワークシステム、課金処理装置、方法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

ネットワークシステム、課金処理装置、方法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークシステム、課金処理装置、方法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関し、特に、オフィス等のネットワーク環境における複写機等の使用に対して課金処理を行うのに用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の課金方式として、例えば複写機でのコピーに対する課金等は、機器が持つ動作カウンタにより行っていた。そして、定期的にサービスマンがレンタル先を訪問し、上記動作カウンタのカウント数に応じて徴収すべき金額を計算していた。
【0003】
しかし、ハードウェアのカウントによる課金では、1台の機器に対するユーザごとの管理を行うことができない。又、サービスマンが機器の設置先を訪問する必要があり、効率が悪くなってしまう。
【0004】
最近では、ソフトウェアを利用しての課金も行われている。この場合、本体の動作カウンタをソフトウェア化し、その動作カウント数をメモリに記憶しておく。そして、その動作カウント数を、通信用ソフトウェアにより、電話回線等を介して課金を管理している管理センタに転送する。管理センタでは、転送されてきた動作カウント数に応じて金額を計算し、顧客に対して料金の請求を行う。これにより、遠隔地からの課金管理を行うことが可能となる。
【0005】
しかし、ソフトウェアのカウントによる課金では、メモリ上に数値が書き込まれているだけであり、故意に上書きされる危険性がある。又、情報の漏洩というおそれもある。
【0006】
又、ユーザそれぞれにユーザカードを持たせ、このユーザカードを利用して個人ごとの課金管理を行うこともなされている。ユーザカードには、一定の使用限度が設定された課金情報が書き込まれている。ユーザは、機器を使用するときに、当該機器に設置されたカードリーダに自分のユーザカードを挿入する。機器側では、ユーザカードから読み出された課金情報に基づき、使用限度を超えていない場合には機器の利用を許可し、その使用量に応じてユーザカードの課金情報を書き換える。一方、使用限度を超えている場合は、機器の使用を許可しない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、例えば、オフィス等のネットワーク環境において、プリンタ、スキャナ、複写等に対する課金処理を行うような場合に、ユーザカードを用いた課金管理を行うと、ネットワーク環境の効率的な利用が妨げられてしまうことがある。例えば、複写機本体をプリンタとして利用する場合に、複写機本体にユーザカードを挿入する方式では、ユーザは、まず複写機本体のある所まで行きユーザカードを差し込んでから、再びユーザ端末のある所に戻ってプリントデータを送信しなければならない。そういった動作をプリントしようとする度に行う必要があり、ネットワーク環境を効率的に利用することができなくなってしまう。
【0008】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ネットワーク環境の効率的な利用を妨げることなく、情報の漏洩を防止しつつ、ネットワーク上での各ユーザごとの課金処理を行うことを可能にすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のネットワークシステムは、ユーザ端末と複写機とを有するネットワークシステムであって、上記複写機は、複写機公開鍵及び複写機秘密鍵を記憶する鍵記憶手段と、上記ユーザ端末と通信する通信手段と、上記複写機公開鍵を用いて暗号化され上記通信手段によって上記ユーザ端末から受信された課金情報を上記複写機秘密鍵を用いて復号化する復号化手段と、上記復号化手段によって復号化された課金情報に基づいて、上記課金情報を送信したユーザ端末による上記複写機の使用の可否を判断する認証判断手段と、上記認証判断手段によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末による上記複写機の使用状況により上記復号化手段によって復号化された課金情報を更新する課金情報更新手段と、上記更新手段によって更新された課金情報を上記複写機公開鍵を用いて暗号化する暗号化手段と、上記認証判断手段によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末からプリント処理の要求と共にユーザ公開鍵を上記通信手段で受信した場合、上記鍵記憶手段に記憶された上記複写機公開鍵を上記ユーザ公開鍵を用いて暗号化して上記ユーザ端末に送信させ、上記複写機公開鍵を用いて暗号化されたプリントデータを上記ユーザ端末から受信したことに応じて、当該受信したプリントデータを上記鍵記憶手段に記憶された上記複写機秘密鍵を用いて上記復号化手段に復号化させて上記プリント処理を実行させ、上記認証判断手段によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末からスキャン処理の要求と共に上記ユーザ公開鍵を上記通信手段で受信した場合、上記スキャン処理によって得られたスキャンデータを上記ユーザ公開鍵を用いて暗号化して上記ユーザ端末に送信させる複写機制御手段とを有し、上記ユーザ端末は、上記ユーザ端末に接続可能なユーザカードに記憶された、ユーザ公開鍵と、ユーザ秘密鍵と、上記複写機公開鍵を用いて暗号化された課金情報とを読み出し可能な読出手段と、上記ネットワークシステムの複写機の使用要求を入力する入力手段と、上記入力手段によって使用要求が入力されたことに応じて上記読出手段によって上記ユーザカードから読み出される、上記複写機公開鍵を用いて暗号化された課金情報を、上記ネットワークシステムの複写機に対して送信する信手段と、上記認証判断手段により使用可と判断された上記複写機にプリント処理を要求する場合、上記ユーザ公開鍵を上記送信手段で上記複写機へ送信させると共に、上記複写機によって上記ユーザ公開鍵を用いて暗号化された上記複写機公開鍵を受信して上記ユーザ秘密鍵を用いて復号化させ、上記復号化によって得られた上記複写機公開鍵を用いてプリントデータを暗号化して上記送信手段で上記複写機へ送信させ、上記認証判断手段により使用可と判断された上記複写機にスキャン処理を要求する場合、上記ユーザ公開鍵を上記送信手段で上記複写機へ送信させると共に、上記複写機によって上記ユーザ公開鍵を用いて暗号化されたスキャンデータを受信して上記ユーザ秘密鍵を用いて復号化させ、上記復号化によって得られたスキャンデータを保存させるユーザ端末制御手段とを有し、上記通信手段は、上記更新手段によって更新され、上記暗号化手段によって上記複写機公開鍵を用いて暗号化された課金情報を上記ユーザ端末に送信する点に特徴を有する。
【0017】
又、本発明の課金処理装置は、課金情報に基づいてユーザ端末による複写機の使用に対する課金処理を行う課金処理装置であって、第1の公開鍵及び第1の秘密鍵を記憶する鍵記憶手段と、上記第1の公開鍵を用いて暗号化された上記課金情報を上記ユーザ端末から取得する課金情報取得手段と、上記第1の公開鍵を用いて暗号化された課金情報を上記第1の秘密鍵を用いて復号化する復号化手段と、上記復号化された課金情報に基づいて、上記課金情報を送信したユーザ端末による上記複写機の使用の可否を判断する認証判断手段と、上記認証判断手段によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末による上記複写機の使用状況により上記復号化手段によって復号化された課金情報を更新する課金情報更新手段と、上記更新手段によって更新された課金情報を上記第1の公開鍵を用いて暗号化する暗号化手段と、上記暗号化された上記更新後の課金情報を上記ユーザ端末へ送出する課金情報送出手段と、上記認証判断手段によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末からプリント処理の要求と共に第2の公開鍵を受信した場合、上記鍵記憶手段に記憶された上記第1の公開鍵を上記第2の公開鍵を用いて暗号化して上記ユーザ端末に送信させ、上記第1の公開鍵を用いて暗号化されたプリントデータを上記ユーザ端末から受信したことに応じて、当該受信したプリントデータを上記鍵記憶手段に記憶された上記第1の秘密鍵を用いて上記復号化手段に復号化させて上記複写機にプリント処理を実行させ、上記認証判断手段によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末から上記スキャン処理の要求と共に上記第2の公開鍵を上記通信手段で受信した場合、上記複写機にスキャン処理を実行させると共に、当該スキャン処理によって得られたスキャンデータを、上記ユーザ端末が保持する上記第2の公開鍵に対応する第2の秘密鍵で復号化できるように、上記第2の公開鍵を用いて暗号化させて上記ユーザ端末に送信させる制御手段とを備えた点に特徴を有する。
【0023】
又、本発明の課金処理方法は、課金情報に基づいてユーザ端末による複写機の使用に対する課金処理を行う課金処理方法であって、第1の公開鍵及び第1の秘密鍵を記憶する鍵記憶手順と、上記第1の公開鍵を用いて暗号化された課金情報を上記ユーザ端末から取得する課金情報取得手順と、上記第1の公開鍵を用いて暗号化された課金情報を上記第1の秘密鍵を用いて復号化する復号化手順と、上記復号化された課金情報に基づいて、上記課金情報を送信したユーザ端末による上記複写機の使用の可否を判断する認証判断手順と、上記認証判断手順によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末による上記複写機の使用状況により上記復号化手順によって復号化された課金情報を更新する更新手順と、上記更新手順によって更新された課金情報を上記第1の公開鍵を用いて暗号化する暗号化手順と、上記暗号化された上記更新後の課金情報を上記ユーザ端末へ送出する送信手順と、上記認証判断手順によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末からプリント処理の要求と共に第2の公開鍵を受信した場合、上記鍵記憶手順で記憶された上記第1の公開鍵を上記第2の公開鍵を用いて暗号化して上記ユーザ端末に送信させ、上記第1の公開鍵を用いて暗号化されたプリントデータを上記ユーザ端末から受信したことに応じて、当該受信したプリントデータを上記鍵記憶手順で記憶された上記第1の秘密鍵を用いて上記復号化手順に復号化させて上記複写機にプリント処理を実行させ、上記認証判断手順によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末から上記スキャン処理の要求と共に上記第2の公開鍵を受信した場合、上記複写機にスキャン処理を実行させると共に、当該スキャン処理によって得られたスキャンデータを、上記ユーザ端末が保持する上記第2の公開鍵に対応する第2の秘密鍵で復号化できるように、上記第2の公開鍵を用いて暗号化させて上記ユーザ端末に送信させる制御手順とを有する点に特徴を有する。
【0024】
又、本発明のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、課金情報に基づいてユーザ端末による複写機の使用に対する課金処理を実行するプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、第1の公開鍵及び第1の秘密鍵を記憶する鍵記憶処理と、上記第1の公開鍵を用いて暗号化された課金情報を上記ユーザ端末から取得する課金情報取得処理と、上記第1の公開鍵を用いて暗号化された課金情報を上記第1の秘密鍵を用いて復号化する復号化処理と、上記復号化された課金情報に基づいて、上記課金情報を送信したユーザ端末による上記複写機の使用の可否を判断する認証判断処理と、上記認証判断処理によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末による上記複写機の使用状況により上記復号化処理によって復号化された課金情報を更新する更新処理と、上記更新処理によって更新された課金情報を上記第1の公開鍵を用いて暗号化する暗号化処理と、上記暗号化された上記更新後の課金情報を上記ユーザ端末へ送出する送信処理と、上記認証判断処理によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末からプリント処理の要求と共に第2の公開鍵を受信した場合、上記鍵記憶処理で記憶された上記第1の公開鍵を上記第2の公開鍵を用いて暗号化して上記ユーザ端末に送信させ、上記第1の公開鍵を用いて暗号化されたプリントデータを上記ユーザ端末から受信したことに応じて、当該受信したプリントデータを上記鍵記憶処理で記憶された上記第1の秘密鍵を用いて上記復号化処理で復号化させて上記複写機にプリント処理を実行させ、上記認証判断処理によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末から上記スキャン処理の要求と共に上記第2の公開鍵を受信した場合、上記複写機にスキャン処理を実行させると共に、当該スキャン処理によって得られたスキャンデータを、上記ユーザ端末が保持する上記第2の公開鍵に対応する第2の秘密鍵で復号化できるように、上記第2の公開鍵を用いて暗号化させて上記ユーザ端末に送信させる制御処理とを実行するためのプログラムを格納する点に特徴を有する。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態のネットワークシステム、課金処理装置、方法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体について図面を参照して説明する。
【0026】
(第1の実施の形態)
図1には、第1の実施の形態のネットワークシステムを示す。このネットワークシステムは、図示しない機器の使用について課金処理を行う課金処理装置101と、カードリーダ103が接続されたユーザ端末102とを備える。
【0027】
課金処理装置101において、1は通信手段であり、ユーザ端末102との通信を行う。2は鍵記憶手段であり、一対の公開鍵及び秘密鍵を記憶する。3は暗号化手段であり、上記公開鍵を用いた暗号化を行う。4は復号化手段であり、上記秘密鍵を用いた復号化を行う。
【0028】
5は課金情報記憶手段であり、ユーザ端末102から送信される課金情報を記憶する。6は認証判断手段であり、上記課金情報に基づいて、図示しない機器のユーザによる使用の可否を判断する。7は課金情報更新手段であり、ユーザの使用状況により上記課金情報を更新する。
【0029】
ユーザ端末102において、11は通信手段であり、上記複写機本体105との通信を行う。12はカード読み書き手段であり、カードリーダ103に挿入されたユーザカード104の読み書きを行う。
【0030】
103はカードリーダである。104は各ユーザが所有するユーザカードであり、当該ユーザカード104には、ユーザの課金情報が書き込まれている。
【0031】
次に、図1、2に基づいて上記ネットワークシステムの動作について説明する。
ユーザは、ネットワークを介して図示しない機器を使用するときは、カードリーダ103に自己のユーザカード104を挿入するとともに、課金処理装置101に機器の使用要求を行う(2.1)。このとき、ユーザ端末102は、カード読み書き手段12によりユーザカード104から課金情報の読み出しを行う(2.2)。そして、この課金情報を、通信手段11を介して課金処理装置101に送信する(2.3)。なお、この課金情報は、詳しくは後述するが、上記公開鍵を用いて暗号化された状態となっている。
【0032】
課金処理装置101では、通信部1を介して上記課金情報を受信したら、復号化手段4において、当該課金情報を鍵記憶手段2内の秘密鍵を用いて復号化する(2.4)。復号化手段4により復号化された課金情報は、課金情報記憶手段5に記憶される。
【0033】
さらに、認証判断手段6において、上記課金情報に基づいてユーザの機器利用が可能かどうかを判断する(2.5)。そして、利用可能であれば、通信部1を介してユーザ端末102に認証通知を行う(2.6)。
【0034】
上記のように認証通知を受け取ったならば、ユーザ端末102と課金処理装置101が管理する機器との間で動作のやり取りが行われる(2.7)。例えば、上記機器がプリンタであれば、ユーザ端末102からプリントデータが送信され、プリント処理が実行される。又、上記機器がスキャナであれば、スキャン処理が実行され、その結果得られたスキャンデータがユーザ端末102に送信される。
【0035】
以上の動作が終了すると、課金処理装置101の課金情報更新手段7は、ユーザの機器の使用に応じて課金情報記憶手段5に記憶されている課金情報を更新する(2.8)。そして、その更新された課金情報を暗号化手段3において鍵記憶手段2内の公開鍵を用いて暗号化した上で(2.9)、通信手段1を介してユーザ端末102に送信する(2.10)。
【0036】
ユーザ端末102では、更新された課金情報を受け取ったら、その課金情報をカード読み書き手段12を介してユーザカード104に書き込む(2.11)。したがって、上述したように、更新された課金情報は、上記公開鍵を用いて暗号化された状態でユーザカード104に書き込まれた状態となる。
【0037】
以上述べた第1の実施の形態によれば、課金情報を通信を介して送受信するようにしたので、各ユーザ端末102においてユーザカード104を利用することができる。これにより、例えば、ユーザがいちいち複写機のある所まで行きユーザカードを差し込んでから、再びユーザ端末のある所に戻ってプリントデータを送信するような手間が不要となる。
【0038】
しかも、上記課金情報を公開鍵を用いて暗号化しているので、ネットワーク上での課金情報の漏洩を防止して、情報内容の機密性を保つことができる。
【0039】
(第2の実施の形態)
図3には、第2の実施の形態のネットワークシステムを示す。このネットワークシステムは、プリント機能及びスキャン機能を有する複写機本体105と、カードリーダ103が接続されたユーザ端末102とを備える。そして、この複写機本体105に課金処理装置を内蔵させている。
【0040】
さらに、本実施の形態のネットワークシステムでは、詳しくは後述するが、課金情報だけでなく、複写機本体105の利用に関するデータについても暗号化、復号化を行うことにしている。以下、本実施の形態のネットワークシステムについて説明するが、上記第1の実施の形態で述べた構成要素と同一の要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0041】
複写機本体105において、8はユーザ公開鍵記憶手段であり、ユーザ端末102から送信される後述するユーザ公開鍵を記憶する。9はプリント処理を実行するプリント手段である。10はスキャン処理を実行するスキャン手段である。
【0042】
なお、通信手段1〜課金情報更新手段7については、上記第1の実施の形態で説明した通りである。ただし、暗号化手段3は、上記鍵記憶手段2に記憶された公開鍵(以下、鍵記憶手段2に記憶された公開鍵を「複写機公開鍵」、秘密鍵を「複写機秘密鍵」と称する)を用いた暗号化だけでなく、上記ユーザ公開鍵記憶手段8に記憶されたユーザ公開鍵を用いた暗号化も行う。
【0043】
ユーザ端末102において、13は復号化手段であり、ユーザ秘密鍵を用いた復号化を行う。14は複写機公開鍵記憶手段であり、複写機本体105から送信される複写機公開鍵を記憶する。15は暗号化手段であり、上記複写機公開鍵を用いた暗号化を行う。なお、通信手段11、カード読み書き手段12については、上記第1の実施の形態で説明した通りである。
【0044】
103はカードリーダである。104は各ユーザが所有するユーザカードであり、当該ユーザカード104には、ユーザの課金情報に加えて、各ユーザごとに割り当てられたユーザ独自のユーザ公開鍵及びユーザ秘密鍵が書き込まれている。
【0045】
次に、図3〜5に基づいて上記ネットワークシステムの動作について説明する。図4にはプリント要求を行った場合の動作を示し、図5にはスキャン要求を行った場合の動作を示す。
【0046】
ユーザは、プリント要求やスキャン要求を行うときは、カードリーダ103に自己のユーザカード104を挿入する。そして、ユーザ端末102のアプリケーションから複写機本体105に対してプリント要求若しくはスキャン要求を行う(図4の4.1、図5の5.1)。
【0047】
このとき、ユーザ端末102は、カード読み書き手段12により、ユーザカード104から課金情報の読み出しを行う。上記第1の実施の形態でも述べたように、この課金情報は複写機公開鍵を用いて暗号化された状態となっている。そして、この課金情報を、通信手段11を介して複写機本体105に送信する(図4の4.2、図5の5.2)。
【0048】
複写機本体105では、通信部1を介して上記課金情報を受信したら、復号化手段4において、当該課金情報を鍵記憶手段2内の複写機秘密鍵を用いて復号化する。復号化手段4により復号化された課金情報は、課金情報記憶手段5に記憶される(図4の4.3、図5の5.3)。
【0049】
さらに、認証判断手段6において、上記課金情報に基づいてユーザの複写機本体105の利用が可能かどうかを判断する(図2の4.4、図3の5.4)。そして、利用可能であれば、通信部1を介してユーザ端末102に認証通知を行う(図2の4.5、図3の5.6)。
【0050】
ここまでの動作はプリント要求及びスキャン要求いずれの場合も同じであるが、その後の動作については、プリント要求をした場合とスキャン要求をした場合とで異なるのでそれぞれ説明する。
【0051】
まず、図4に基づいてプリント要求を行った場合について説明すると、ユーザ端末10からユーザ公開鍵を送信する(4.6)。複写機本体105は、ユーザ公開鍵を受信したら、そのユーザ公開鍵を用いて複写機公開鍵を暗号化する(4.8)。そして、複写機本体105は、その暗号化された複写機公開鍵をユーザ端末102に送信する(4.9)。
【0052】
ユーザ端末102では、複写機本体105から送信された複写機公開鍵を複写機公開鍵記憶手段14に記憶する。そして、アプリケーションからプリントデータを暗号化手段15に送り、当該プリントデータを上記複写機公開鍵を用いて暗号化する(4.10)。この暗号化されたプリントデータは、通信手段11を介して複写機本体105に送信される(4.11)。
【0053】
複写機本体105では、ユーザ端末102から送信された上記暗号化されたプリントデータを復号化手段4に送る。復号化手段4では、鍵記憶手段2に記憶されている複写機秘密鍵を用いて当該プリントデータを復号化する(4.12)。そして、その復号化したプリントデータをプリント手段9に送り、プリント処理を実行する(4.13)。
【0054】
次に、図5に基づいてスキャン要求を行った場合について説明すると、スキャン要求をしたユーザ端末102は、カード読み書き手段12によりユーザカード104内のユーザ公開鍵を読み出し、そのユーザ公開鍵を複写機本体105に送信する(5.7)。
【0055】
複写機本体105では、ユーザ端末102から送信されたユーザ公開鍵をユーザ公開鍵記憶手段8に記憶した上で、スキャン手段10によりスキャン処理を実行する。そして、スキャン手段10で得られた画像データ(スキャンデータ)を暗号化手段3に送り、当該画像データを上記ユーザ公開鍵を用いて暗号化する(5.8)。この暗号化された画像データは、通信手段1を介してユーザ端末102に送信される(5.9)。
【0056】
ユーザ端末102では、複写機本体105から送信された上記暗号化された画像データを復号化手段13に送る。復号化手段13では、ユーザカード104からユーザ秘密鍵を読み出し、そのユーザ秘密鍵を用いて当該画像データの復号化を行う(5.10)。そして、その復号化された画像データはアプリケーションに送られ、ファイルに保存する等の処理がなされる。
【0057】
以上のようにしてプリント動作若しくはスキャン動作が終了すると、複写機本体105の課金情報更新手段7は、ユーザの使用に応じて課金情報記憶手段5に記憶されている課金情報を更新する。そして、その更新された課金情報を、鍵記憶手段2内の複写機公開鍵を用いて暗号化した上で、通信手段1を介してユーザ端末102に送信する(図4の4.14、図5の5.11)。
【0058】
ユーザ端末102では、更新された課金情報を受け取ったら、その課金情報をカード読み書き手段12を介してユーザカード104に書き込む。したがって、上述したように、更新された課金情報は、上記公開鍵を用いて暗号化された状態でユーザカード104に書き込まれた状態となる。
【0059】
以上述べた第2の実施の形態によれば、上記第1の実施の形態で述べた効果に加えて、プリントデータやスキャンデータといった複写機本体105の使用に関するデータを暗号化することができ、ネットワーク上のデータの機密性をより向上させることができる。
【0060】
(その他の実施の形態)
本発明は複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても一つの機器(例えば複写機、ファクシミリ装置)からなる装置に適用してもよい。
【0061】
又、上述した実施の形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置或いはシステム内のコンピュータに対し、上記実施の形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU或いはMPU)に格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0062】
又、この場合、上記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0063】
又、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施の形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれることはいうまでもない。
【0064】
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることはいうまでもない。
【0065】
なお、上記実施の形態において示した各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0066】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、ネットワーク環境の効率的な利用を妨げることなく、ネットワーク上での各ユーザごとの課金処理を行うことができる。しかも、課金情報を暗号化するので、ネットワーク上の課金情報の機密性を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のネットワークシステムの構成を示す図である。
【図2】第1の実施の形態のネットワークシステムでの各手段の動作について説明するための図である。
【図3】第2の実施の形態のネットワークシステムの構成を示す図である。
【図4】第2の実施の形態のネットワークシステムでプリント要求を行った場合の各手段の動作について説明するための図である。
【図5】第2の実施の形態のネットワークシステムでスキャン要求を行った場合の各手段の動作について説明するための図である。
【符号の説明】
101 課金処理装置
102 ユーザ端末
103 カードリーダ
104 ユーザカード
105 複写機本体
1 通信手段
2 鍵記憶手段
3 暗号化手段
4 復号化手段
5 課金情報記憶手段
6 認証判断手段
7 課金情報更新手段
8 ユーザ公開鍵記憶手段
9 プリント手段
10 スキャン手段
11 通信手段
12 カード読み書き手段
13 復号化手段
14 複写機公開鍵記憶手段
15 暗号化手段

Claims (4)

  1. ユーザ端末と複写機とを有するネットワークシステムであって、
    上記複写機は、
    複写機公開鍵及び複写機秘密鍵を記憶する鍵記憶手段と、
    上記ユーザ端末と通信する通信手段と、
    上記複写機公開鍵を用いて暗号化され上記通信手段によって上記ユーザ端末から受信された課金情報を上記複写機秘密鍵を用いて復号化する復号化手段と、
    上記復号化手段によって復号化された課金情報に基づいて、上記課金情報を送信したユーザ端末による上記複写機の使用の可否を判断する認証判断手段と、
    上記認証判断手段によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末による上記複写機の使用状況により上記復号化手段によって復号化された課金情報を更新する課金情報更新手段と、
    上記更新手段によって更新された課金情報を上記複写機公開鍵を用いて暗号化する暗号化手段と、
    上記認証判断手段によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末からプリント処理の要求と共にユーザ公開鍵を上記通信手段で受信した場合、上記鍵記憶手段に記憶された上記複写機公開鍵を上記ユーザ公開鍵を用いて暗号化して上記ユーザ端末に送信させ、上記複写機公開鍵を用いて暗号化されたプリントデータを上記ユーザ端末から受信したことに応じて、当該受信したプリントデータを上記鍵記憶手段に記憶された上記複写機秘密鍵を用いて上記復号化手段に復号化させて上記プリント処理を実行させ、
    上記認証判断手段によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末からスキャン処理の要求と共に上記ユーザ公開鍵を上記通信手段で受信した場合、上記スキャン処理によって得られたスキャンデータを上記ユーザ公開鍵を用いて暗号化して上記ユーザ端末に送信させる複写機制御手段とを有し、
    上記ユーザ端末は、
    上記ユーザ端末に接続可能なユーザカードに記憶された、ユーザ公開鍵と、ユーザ秘密鍵と、上記複写機公開鍵を用いて暗号化された課金情報とを読み出し可能な読出手段と、
    上記ネットワークシステムの複写機の使用要求を入力する入力手段と、
    上記入力手段によって使用要求が入力されたことに応じて上記読出手段によって上記ユーザカードから読み出される、上記複写機公開鍵を用いて暗号化された課金情報を、上記ネットワークシステムの複写機に対して送信する信手段と、
    上記認証判断手段により使用可と判断された上記複写機にプリント処理を要求する場合、上記ユーザ公開鍵を上記送信手段で上記複写機へ送信させると共に、上記複写機によって上記ユーザ公開鍵を用いて暗号化された上記複写機公開鍵を受信して上記ユーザ秘密鍵を用いて復号化させ、上記復号化によって得られた上記複写機公開鍵を用いてプリントデータを暗号化して上記送信手段で上記複写機へ送信させ、
    上記認証判断手段により使用可と判断された上記複写機にスキャン処理を要求する場合、上記ユーザ公開鍵を上記送信手段で上記複写機へ送信させると共に、上記複写機によって上記ユーザ公開鍵を用いて暗号化されたスキャンデータを受信して上記ユーザ秘密鍵を用いて復号化させ、上記復号化によって得られたスキャンデータを保存させるユーザ端末制御手段とを有し、
    上記通信手段は、上記更新手段によって更新され、上記暗号化手段によって上記複写機公開鍵を用いて暗号化された課金情報を上記ユーザ端末に送信することを特徴とするネットワークシステム。
  2. 課金情報に基づいてユーザ端末による複写機の使用に対する課金処理を行う課金処理装置であって、
    第1の公開鍵及び第1の秘密鍵を記憶する鍵記憶手段と、
    上記第1の公開鍵を用いて暗号化された上記課金情報を上記ユーザ端末から取得する課金情報取得手段と、
    上記第1の公開鍵を用いて暗号化された課金情報を上記第1の秘密鍵を用いて復号化する復号化手段と、
    上記復号化された課金情報に基づいて、上記課金情報を送信したユーザ端末による上記複写機の使用の可否を判断する認証判断手段と、
    上記認証判断手段によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末による上記複写機の使用状況により上記復号化手段によって復号化された課金情報を更新する課金情報更新手段と、
    上記更新手段によって更新された課金情報を上記第1の公開鍵を用いて暗号化する暗号化手段と、
    上記暗号化された上記更新後の課金情報を上記ユーザ端末へ送出する課金情報送出手段と
    上記認証判断手段によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末からプリント処理の要求と共に第2の公開鍵を受信した場合、上記鍵記憶手段に記憶された上記第1の公開鍵を上記第2の公開鍵を用いて暗号化して上記ユーザ端末に送信させ、上記第1の公開鍵を用いて暗号化されたプリントデータを上記ユーザ端末から受信したことに応じて、当該受信したプリントデータを上記鍵記憶手段に記憶された上記第1の秘密鍵を用いて上記復号化手段に復号化させて上記複写機にプリント処理を実行させ、
    上記認証判断手段によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末から上記スキャン処理の要求と共に上記第2の公開鍵を上記通信手段で受信した場合、上記複写機にスキャン処理を実行させると共に、当該スキャン処理によって得られたスキャンデータを、上記ユーザ端末が保持する上記第2の公開鍵に対応する第2の秘密鍵で復号化できるように、上記第2の公開鍵を用いて暗号化させて上記ユーザ端末に送信させる制御手段とを備えたことを特徴とする課金処理装置。
  3. 課金情報に基づいてユーザ端末による複写機の使用に対する課金処理を行う課金処理方法であって、
    第1の公開鍵及び第1の秘密鍵を記憶する鍵記憶手順と、
    上記第1の公開鍵を用いて暗号化された課金情報を上記ユーザ端末から取得する課金情報取得手順と、
    上記第1の公開鍵を用いて暗号化された課金情報を上記第1の秘密鍵を用いて復号化する復号化手順と、
    上記復号化された課金情報に基づいて、上記課金情報を送信したユーザ端末による上記複写機の使用の可否を判断する認証判断手順と、
    上記認証判断手順によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末による上記複写機の使用状況により上記復号化手順によって復号化された課金情報を更新する更新手順と、
    上記更新手順によって更新された課金情報を上記第1の公開鍵を用いて暗号化する暗号化手順と、
    上記暗号化された上記更新後の課金情報を上記ユーザ端末へ送出する送信手順と、
    上記認証判断手順によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末からプリント処理の要求と共に第2の公開鍵を受信した場合、上記鍵記憶手順で記憶された上記第1の公開鍵を上記第2の公開鍵を用いて暗号化して上記ユーザ端末に送信させ、上記第1の公開鍵を用いて暗号化されたプリントデータを上記ユーザ端末から受信したことに応じて、当該受信したプリントデータを上記鍵記憶手順で記憶された上記第1の秘密鍵を用いて上記復号化手順に復号化させて上記複写機にプリント処理を実行させ、
    上記認証判断手順によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末から上記スキャン処理の要求と共に上記第2の公開鍵を受信した場合、上記複写機にスキャン処理を実行させると共に、当該スキャン処理によって得られたスキャンデータを、上記ユーザ端末が保持する上記第2の公開鍵に対応する第2の秘密鍵で復号化できるように、上記第2の公開鍵を用いて暗号化させて上記ユーザ端末に送信させる制御手順とを有することを特徴とする課金処理方法。
  4. 課金情報に基づいてユーザ端末による複写機の使用に対する課金処理を実行するプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    第1の公開鍵及び第1の秘密鍵を記憶する鍵記憶処理と、
    上記第1の公開鍵を用いて暗号化された課金情報を上記ユーザ端末から取得する課金情報取得処理と、
    上記第1の公開鍵を用いて暗号化された課金情報を上記第1の秘密鍵を用いて復号化する復号化処理と、
    上記復号化された課金情報に基づいて、上記課金情報を送信したユーザ端末による上記複写機の使用の可否を判断する認証判断処理と、
    上記認証判断処理によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末による上記複写機の使用状況により上記復号化処理によって復号化された課金情報を更新する更新処理と、
    上記更新処理によって更新された課金情報を上記第1の公開鍵を用いて暗号化する暗号化処理と、
    上記暗号化された上記更新後の課金情報を上記ユーザ端末へ送出する送信処理と
    上記認証判断処理によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末からプリント処理の要求と共に第2の公開鍵を受信した場合、上記鍵記憶処理で記憶された上記第1の公開鍵を上記第2の公開鍵を用いて暗号化して上記ユーザ端末に送信させ、上記第1の公開鍵を用いて暗号化されたプリントデータを上記ユーザ端末から受信したことに応じて、当該受信したプリントデータを上記鍵記憶処理で記憶された上記第1の秘密鍵を用いて上記復号化処理で復号化させて上記複写機にプリント処理を実行させ、
    上記認証判断処理によって上記複写機の使用可と判断されたユーザ端末から上記スキャン処理の要求と共に上記第2の公開鍵を受信した場合、上記複写機にスキャン処理を実行させると共に、当該スキャン処理によって得られたスキャンデータを、上記ユーザ端末が保持する上記第2の公開鍵に対応する第2の秘密鍵で復号化できるように、上記第2の公開鍵を用いて暗号化させて上記ユーザ端末に送信させる制御処理とを実行するためのプログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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