JP4449417B2 - 静電霧化装置 - Google Patents

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本発明は、鎮静、リラックス効果のある鎮静作用のある物質を含む溶液を静電霧化するための静電霧化装置に関するものである。
鎮静作用のある物質は、人を鎮静、リラックスさせる成分として知られているが、この鎮静作用のある物質を含む液を微細化させて噴霧させる手段は従来なかった。
例えば、従来、香料などをスプレー機構で霧状にして噴霧させる装置として特許文献1に示される香料発散装置が知られている。ところが、この特許文献1に示された香料発散装置はスプレー機構で香料を噴霧するものであり、このようなスプレー機構で香料を噴霧する方式だと粒子径が数μmオーダーであり、噴霧させても空間中に滞在する時間が短く、使用者が鎮静作用のある物質で満たされた空間でリラックスできる時間も少なくなり、また、噴霧粒径が大きいため、人が吸い込まずに床面に落下または部屋側面に吸着する量も多く無駄が多いという問題があった。
特開平8−336579号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、鎮静作用のある物質を含む溶液をナノサイズの粒子径で噴霧できて霧化イオンが空気中に滞在する時間を長くすると共に人が効果的に吸い込みやすく、使用者が鎮静作用のある物質で満たされた空間でリラックスできる静電霧化装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る静電霧化装置は、液溜め部1より溶液7を搬送する多孔質材よりなり且つ上端が尖った搬送部2と、搬送部2による溶液7の搬送方向に対向するように配置された対向電極3と、液溜め部1から搬送部2の対向電極3側先端に至る経路中の溶液7に電圧を印加するための液印加電極4と、液印加電極4と対向電極3との間に高電圧を印加して溶液7をナノサイズの粒子径に霧化するための電界強度を与える電圧印加部5とを有する静電霧化装置6において、溶液7中に の分子体積を有する鎮静作用のある物質を含んでおり、溶液中に含まれた鎮静作用のある物質が静電霧化で発生した霧化イオンのミストから飛散しやすい温度で且つ当該鎮静作用のある物質が熱により変形しない温度となるように液溜め部1内の温度を加熱させるための液加熱部8を設け、液溜め部1に溶液7の温度を検出する温度検出器9を配置して温度検出器9の検出温度により液加熱部8を通電制御させることを特徴とするものである。ここで、鎮静作用のある物質が、セドロール又はα−ピネン又はヘキセノール又は酢酸リナリルであることが好ましい。
本発明においては上記の構成により、 の分子体積を有する鎮静作用のある物質を含む溶液をナノサイズの粒子径に静電霧化して空間散布をすることができ、このように の分子体積を有する鎮静作用のある物質を含む溶液をナノサイズの粒子径に静電霧化して空間散布できるので、鎮静作用のある物質が長時間空間に留まり、また、噴霧粒径がナノサイズの粒子径であるので人が吸い込まずに床面に落下又は部屋の壁面に吸着する量は少なく、その空間にいる人に対して鎮静作用のある物質のもつ鎮静作用効果を長く作用させることができ、これにより使用者が鎮静作用のある物質で満たされた空間で長時間効果的にリラックスできるものである。
また、液溜め部1内の溶液7を加熱させるための液加熱部8を設けるので、鎮静作用のある物質を含む溶液7を加熱して該溶液7が搬送部2を構成する部材に浸透しやすくなって効果的に搬送ができ、また、静電霧化された霧化イオンからも鎮静作用のある物質が飛散し易くなり、しかも、鎮静作用のある物質が飛散しやすい温度に制御でき、過熱し過ぎによる剤の変性の心配がないものである。
また、上記鎮静作用のある物質を含む溶液7を静電霧化する静電霧化装置6に、上記鎮静作用のある物質を含む溶液7とは異なる別の溶液10を霧化する別の霧化手段11を備えていることが好ましい。
このような構成とすることで、鎮静作用のある物質を含む溶液をナノサイズの粒子径に静電霧化して空間散布することによる長時間にわたるリラックス効果と、別の溶液を霧化することによる別の作用、例えば別の溶液が顔や肌の保湿を行う作用を持つものであれば保湿作用とを目的に応じて選択して使用することができる。
また、人の入眠状態を検知する入眠状態検知手段12を設け、該入眠状態検知手段12による人の入眠状態の検知に基いて鎮静作用のある物質を含む溶液7の静電霧化と、別の溶液10の霧化との切り換え制御を行うことが好ましい。
このような構成とすることで、入眠状態検知手段12で入眠を検知するまでは鎮静作用のある物質を含む溶液7をナノサイズの粒子径に静電霧化して空間散布することによる長時間にわたるリラックス効果により効果的に入眠に導入し、入眠状態検知手段12で入眠を検知した後は、別の溶液10を別の霧化手段11で霧化することで、例えば、入眠中に顔や肌の保湿を行うことができるものである。
本発明は、上記のように、Åの分子体積を有する鎮静作用のある物質を含む溶液をナノサイズの粒子径に静電霧化して空間散布をすることができるので、 の分子体積を有する鎮静作用のある物質が長時間空間に留まることができ、その空間にいる人に対して鎮静作用のある物質のもつ生理作用効果を長く作用させることができると共に人が効果的に鎮静作用のある物質を吸い込みやすく、鎮静作用のある物質を含む溶液を加熱して該溶液が搬送部を構成する部材に浸透しやすくなって効果的に搬送ができ、また、静電霧化された霧化イオンからも鎮静作用のある物質が飛散し易くなり、しかも、鎮静作用のある物質が飛散しやすい温度に制御でき、過熱し過ぎによる剤の変性の心配がない。この結果本発明によれば、使用者が鎮静作用のある物質で満たされた空間で長時間効果的にリラックスできるものである。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本発明の静電霧化装置6は図1の概略斜視図に示すように、液溜め部1と、下端が液溜め部1内に入れられた溶液7に浸される複数本の多孔質材からなる棒状の搬送部2と、これら搬送部2の保持及び溶液7に対する電圧の印加のための液印加電極4と、絶縁体からなる保持部20によって保持されていると共に上記複数本の棒状をした搬送部2の先端部と対向する対向部を備えている対向電極3と、上記液印加電極4と対向電極3との間に高電圧を印加する電圧印加部5とからなるもので、対向電極3と液印加電極4は共にカーボンのような導電材を混入した合成樹脂やSUSのような金属で形成してある。
搬送部2は多孔質セラミック、多孔質給水帯(多孔質金属合金、フェルト材)等の多孔質材で棒状や帯状に形成してある。搬送部2の上端は針状に尖った針状霧化部21となっている。この棒状の搬送部2は、複数本、図示例では6本の棒状の搬送部2が液印加電極4に取付けられている。これらの複数本の棒状の搬送部2は液印加電極4の中央を中心とする同心円上に等間隔で配置されていて、各搬送部2の上部が液印加電極4よりも上方に突出し、下部が液印加電極4から下方に突出して上記液溜め部1内に入れられた溶液7と接触するようになっている。
対向電極3は、中央に開口部22を有すると共に、この開口部22の縁は上方から見た場合前記複数本の搬送部2の上端の各針状霧化部21を中心とする同一径の複数の円弧Rを滑らかにつないだ形状となっている。対向電極3を接地し、液印加電極4に電圧印加部5を接続して高電圧を印加すると共に、多孔質材で形成されている搬送部2が毛細管現象により液溜め部1に入れてある溶液7を吸い上げている時、搬送部2の上端の針状霧化部21が液印加電極4側の実質的な電極として機能すると同時に、対向電極3の上記円弧Rが実質的な電極として機能するものである。電圧印加部5としては、500V/mm以上、例えば700〜1200V/mmの電界強度を与えることができるものが好ましい。
ここで本発明においては、液溜め部1内に溜める霧化対象となる溶液7が鎮静作用のある物質を含む溶液7であり、この鎮静作用のある物質を含む溶液7を液溜め部1に入れると、鎮静作用のある物質を含む溶液は毛細管現象により搬送部2先端に引き上げられる。そして電圧印加部5により搬送部2と対向電極3との間に高電圧を印加することで、高電圧により搬送部2先端の溶液7が帯電して霧化してナノサイズ(nmサイズ)のイオンのミストが発生して空中へと飛散する。このように溶液7中に鎮静作用のある物質を含んでいるので、鎮静作用のある物質がナノサイズで電荷を持った帯電状態で放出される。このナノサイズの霧化イオンは空気中に約10分程度満遍なく浮遊することからスプレー式で噴霧するよりも長時間空中に留まることになる(スプレー式で噴霧させると粒径が数μmで空間浮遊時間が短い)。
しかして、鎮静作用のある物質を静電霧化により空間に散布し、その散布成分が長時間空間に留まることでその空間にいる人に対して鎮静作用のある物質のもつ鎮静が長く作用することになる。したがって、例えば一使用例としては寝室空間に寝る前に霧化して散布しておくと、使用者が寝るころには鎮静作用のある物質で満たされた空間でリラックスした状態で安らかに眠り状態に移行できるものである。また、この装置に自動運転モードなどを付加させた構成にすると、寝る所定時間前に上記のように鎮静作用のある物質を室内に霧化させて散布しておくことで、寝具やベットのシーツ類に鎮静作用のある物質があらかじめ付着しており、布団やベッドに入った段階で鎮静効果が現れ、人体の睡眠時の脈拍が低下して快適な眠りに誘うことも可能となる。
鎮静作用のある物質は上記のように鎮静効果を有する物質のことであり、セドロール、α−ピネン、ヘキセノール、酢酸リナリル等を挙げることができるが、上記例示したもの以外であっても鎮静効果を有する物質であれば、これらのものも用いることができる。
ここで、セドロール(C1526O)は、植物からでるフィットンチッドと呼ばれる成分内に含まれるセスキテルペンアルコールの一つである。水に不溶でエタノール等の有機溶剤には可溶である。また、分子体積は約300Åである。
また、α−ピネン(C1016)は、フィットンチッドと呼ばれる成分内に含まれるモノテルペン化合物という炭化水素によって形成してあり、森林内で樹木から発散される物質で針葉油その他の多くの精油中に広く分布している。水に不溶でエタノール等の有機溶剤には可溶である。また、分子体積は約156Åである。
また、ヘキセノール(C14O)は、青葉アルコール(cis−ヘキセノール、trans−2ヘキセノール)とも呼ばれる緑の香りである。多くの生葉、野菜、果実に存在している。水に不溶でエタノール等の有機溶剤には可溶である。また、分子体積は約118Åである。
また、酢酸リナリル(C1220)は、エステル類であり、ラベンダーのエッセンシャルオイルに含まれ、中枢神経の伝達を抑制するとされているため鎮静効果がある。水に不溶でエタノール等の有機溶剤には可溶である。また、分子体積は約215Åである。
そして、本発明においては、上記鎮静作用のある物質を含む溶液7を静電霧化することで、静電霧化イオンの粒子径は約20nmをピークにもつ粒径の分布をしており、また、上記のように、鎮静作用のある物質の分子体積は上記のようにÅオーダーであり、鎮静作用のある物質は静電霧化イオン内に存在する大きさである。
ここで、鎮静作用を有する物質としてセドロール、酢酸リナリル等は交感神経活動を抑制して、副交感神経活動を優位にさせる生理作用効果を有して鎮静作用を行うものである。
図2、図3には図1に示す鎮静作用のある物質を含む溶液7等を霧化させ、就寝前の入眠空間で使用する静電霧化装置6を備えた快適入眠空間創出機13の一例を示すものである。
快適入眠空間創出機13は本体14に上記した静電霧化装置6と空気清浄部15とを備えたものであって、空気清浄部15により清浄にした空気が静電霧化装置6を経由して本体14の外の空間に放出されるようにしたものである。図3には図2における空気清浄部15の一例の構成を示したもので、空気清浄部15はプレフィルタ16、除塵・脱臭フィルタ部17、モータファン部18を備えたもので、本体14に設けた一端が吸い込み口19a、他端が放出口19bとなった風路の上流側から順に空気清浄部15のプレフィルタ16、除塵・脱臭フィルタ部17、モータファン部18、静電霧化装置6が配置してあり、図3の矢印に示すように風路の一端の吸い込み口19aから室内空気を吸い込んで、空気清浄部15で空気を清浄化し、静電霧化装置6を経由して風路の他端の放出口19bから室内に清浄空気を放出するようになっている。
上記空気清浄部15においてはハウスダスト等のアレルゲン物質を空気通過により除去できるような機能を備えているのが好ましく、空気清浄部15により清浄化された空気が、鎮静作用のある物質を含む溶液を静電霧化するための静電霧化装置6を経由して本体14の外に放出されることで、静電霧化装置6の電圧が印加されている部分に室内の埃等が付着するのを防止できるものである。そして、快適入眠空間創出機13においては、静電霧化装置6の電気力線の力と、空気清浄部15で清浄化された空気がモータファン部18によって吹き出される風の吹き出し力とで、室内に鎮静作用のある物質を含む溶液の霧化イオンを放出して均等に飛散させることができるものである。
ところで、セドロール、α−ピネン、ヘキセノール、酢酸リナリル等の鎮静作用のある物質は鎮静効果を有するものであるから、人をリラックスさせる効果、ストレスを軽減する効果があると言われているが、上記に述べたように、水に不溶で有機溶剤には可溶である。そこで、霧化対象となる溶液は水と有機溶剤と鎮静作用のある物質とで構成された溶液であり、これにより鎮静作用のある物質が程好く溶液中に混じり合い、霧化させる溶液としては最適な組み合わせとなる。上記有機溶剤としては例えばエタノール等を挙げることができる。
また、レモングラスは原料が稲科の細長い葉の植物のエッセンシャルオイルである。そこで、本発明においては、上記のように鎮静作用のある物質による睡眠前の鎮静効果、リラックス効果に加えて、夏場の夜等、就寝時に人に寄ってくる蚊の忌避効果を目的として、鎮静作用のある物質以外に例えばレモングラス等の、蚊の忌避効果のあるアロマオイル等の剤を上記鎮静作用のある物質を含む溶液内に混入して噴霧することで、就眠前、又は就寝中に蚊の飛来による就寝の妨げを防止できるものであり、これにより鎮静作用のある物質によりまどろみ、レモングラス等のアロマ噴霧により蚊などをよせつけないことによって快適な眠りにつながるものであり、また、天日干しした布団はよい香りがし、ゆっくり眠れるという人も多い。このような太陽の香りは、布団につく汗や脂肪の成分が太陽の光りや熱で分解されて発生するアルコールや脂肪酸の匂いだといわれている。そこで、応用例としてこのような匂い成分を本発明の静電霧化装置で発生させることで快適睡眠環境を作ることができる。この場合、静電霧化装置で上記匂い成分を鎮静作用のある物質と併用して静電霧化するとよい。
ここで、図2、図3のような快適入眠空間創出機13に設ける静電霧化装置6においては、図示を省略しているが、本発明の静電霧化装置6は、液溜め部1内の溶液7を加熱させるための液加熱部8を設けてある。
以下、図4に基づいて液溜め部1内の溶液7を加熱させるための液加熱部8を設けた一例を示す。
図4に示すように、鎮静作用のある物質を含む溶液7を入れる液溜め部1の周りには液溜め部1内の溶液7を加熱するための液加熱部8が設けてあり、加熱部用電源30に通電することで液加熱部8により液溜め部1内の溶液7を加熱するようになっている。液加熱部8としては例えばヒータであり、ヒータの設置場所は温められた溶液7が効率よく搬送部2にいくように搬送部2の直下、つまり液溜め部1の下面の搬送部2の直下位置に配置するのが好ましい。そして、セドロール、α−ピネン、ヘキセノール、酢酸リナリル等の鎮静作用のある物質は常温で飛散し難いが、本実施形態のように液加熱部8で鎮静作用のある物質を含む溶液7を加熱することで、鎮静作用のある物質を含む溶液7が搬送部2を構成する部材に浸透しやすくなって効果的に搬送ができるようになり、また、加熱することで、静電霧化された霧化イオンからも鎮静作用のある物質が飛散し易くなるものである。
ここで、本実施形態において、図4に示すように液溜め部1内に入れた溶液7の残量を検出するための溶液検出センサ32を設けることで、溶液検出センサ32で溶液残量が所定量(つまり所定水位)以下となったことを検出するとこの溶液残量の検出信号が制御部31に入力され、制御部31からの制御信号により加熱部用電源30をオフにして液加熱部8に通電しないようにして無駄な電気を使わないようにできる。ここで、溶液検出センサ32は溶液残量高さが搬送部2の下面を下回った位置を検出するのが好ましく、この場合には加熱部用電源30をオフにするのであるが、この場合更に、制御部31からの制御信号で霧化用の電圧印加部5をオフにして霧化を停止させることもできる。
更に図4に示すように、液溜め部1には更に液溜め部1内の溶液7の温度を検出するためのサーミスターのような温度検出器9を配置してある。制御部31は霧化用の電圧印加部5の制御を行うと共に温度検出器9からの溶液7の温度の検出信号に基いて液加熱部8への通電制御を行っている。温度検出器9を設置する目的は剤を入れた溶液7は熱による剤の変性の問題があり、溶液7を適切な温度に保つ必要がある。例えば、鎮静作用のある物質を含む溶液7は30〜40℃の範囲の温度設定が望ましい。そこで、本実施形態のように静電霧化装置6に液溜め部1内の溶液7の温度を検出する温度検出器9を設けることで、温度検出器9からの信号により制御部31により液加熱部8への通電を制御して液溜め部1内の溶液7の温度を鎮静作用のある物質が飛散し易い温度に制御することができる。また、液加熱部8の加熱用電源30が何らかのトラブルで制御不能と成った場合でも溶液7が設定温度外になった場合に制御部31からの制御信号により霧化用の電圧印加部5をオフにすることもでき、設定温度以上の高温の霧化イオンが室内に飛散しないようにできるものである。
次に、本発明の更に他の実施形態を図5に基いて説明する。
本実施形態は前述の図1や図4に示した鎮静作用のある物質を含む溶液7を静電霧化する静電霧化装置6に、更に上記鎮静作用のある物質を含む溶液7とは異なる別の溶液10を霧化する別の霧化手段11を備えていることに特徴がある。
すなわち、図5に示すように、液溜め部1、搬送部2、液印加電極4、対向電極3、電圧印加部5により鎮静作用のある物質を含む溶液7を静電霧化する鎮静作用のある物質を含む溶液を霧化する霧化部35と、鎮静作用のある物質を含む溶液7とは異なる別の溶液10を加湿する加湿ブロック36、加湿ブロック36で発生させた蒸気を捕獲するための蒸気捕獲部37、蒸気捕獲部37で捕獲して蓄積された液分を搬送する搬送部2’、対向電極3’、液印加電極4’、電圧印加部5’により別の溶液10を霧化する肌保湿部38(この肌保湿部38が別の溶液10を霧化する別の霧化手段11を構成している)と、人の入眠状態を検知する入眠状態検知手段12と、制御部31とで本実施形態の静電霧化装置6が構成してある。鎮静作用のある物質を含む溶液を霧化する霧化部35は前述の図1、図4に示す静電霧化装置6と同じ構成となっていて鎮静作用のある物質を静電霧化するようになっており、その具体的構成、作用の説明は既に述べた通りであるから省略する。別の霧化手段11を構成する肌保湿部38は、加湿ブロック36において鎮静作用のある物質を含む溶液7とは異なる別の溶液10、例えば水を加湿して加湿蒸気を発生させ、この蒸気の一部がフェルト等で形成した蒸気捕獲部37で捕えられ、蒸気捕獲部37で捕えられた水分が搬送部2’に送られ、電圧印加部5’により搬送部2’と対向電極3’との間に高電圧を印加することで、高電圧により搬送部2’先端の別の溶液10が帯電して静電霧化することで、ナノサイズ(nmサイズ)のイオンのミストが発生して空中へと飛散するようになっている。上記した鎮静作用のある物質を含む溶液を霧化する霧化部35による鎮静作用のある物質の静電霧化、肌保湿部38による水の静電霧化は、それぞれ人が寝室空間等で使用し、鎮静効果作用、肌保湿作用の目的で使用される。
例えば、入眠状態検知手段12で人の就眠判定を行い、就眠前は鎮静作用のある物質を含む溶液を霧化する霧化部35の電圧印加部5をオンにして鎮静作用のある物質を含む溶液を霧化する霧化部35を運転して鎮静作用のある物質の静電霧化を行って鎮静作用のある物質を静電霧化により空間に散布し、鎮静作用のある物質の生理作用効果(鎮静効果)で人をリラックス状態に導いて入眠へと導き、入眠状態検知手段12で人の就眠を検知すると、鎮静作用のある物質を含む溶液を霧化する霧化部35の電圧印加部5をオフにして鎮静作用のある物質の静電霧化を停止し、肌保湿部38の電圧印加部5’をオンにして肌保湿部38を運転して加湿蒸気を発生させて空中へと飛散させると共に発生させた加湿蒸気の一部の水分を静電霧化してナノサイズのミストを発生させて空中へと飛散させ、これにより睡眠中の顔や肌の保湿を行うものである。つまり、入眠状態検知手段12で人の就眠を検知するまでは入眠促進を目的とした鎮静作用のある物質を含む溶液を霧化する霧化部35の運転モード、入眠状態検知手段12で人の就眠を検知した後は顔や肌の保湿をおこなう肌保湿部38での運転モードに制御部31により切り替え制御するものであり、これにより、リラックスした入眠導入作用から睡眠時の肌の保湿作用へとスムーズに移行することができて、快適な入眠導入空間から快適な睡眠空間を実現することができる。
ここで、図5においては複数個の圧力センサ12aで入眠状態検知手段12を構成した例を示している。すなわち、ユーザが入眠期には移動しないことで圧力センサ12aの圧力分布状態と圧保持時間により睡眠中か否かを判定する(例えば、入眠状態検知手段12の約15分以上同じ信号出力状態で睡眠と判定する)ものであり、使用例としては複数個の圧力センサ12aよりなる入眠状態検知手段12を敷き布団内に入れて使用する。
ところで、図5に示す実施形態では、鎮静作用のある物質を含む溶液7とは異なる別の溶液10を霧化する別の霧化手段11を、鎮静作用のある物質を含む溶液7とは異なる別の溶液10を加湿ブロック36、蒸気捕獲部37、搬送部2’、対向電極3’、液印加電極4’、電圧印加部5’により構成した例を示したが、鎮静作用のある物質を含む溶液7とは異なる別の溶液10を霧化する別の霧化手段11を、図6のように、鎮静作用のある物質を含む溶液7とは異なる別の溶液10を入れる液溜め部1’、液溜め部1’に溜めた別の溶液10を搬送するための搬送部2’、対向電極3’、液印加電極4’、電圧印加部5’によりなる消臭脱臭部39で構成してもよい。この図6に示す実施形態においては、入眠状態検知手段12で人の就眠状態を検出して就眠したか否かの判定を行い、就眠前は鎮静作用のある物質を含む溶液を霧化する霧化部35を運転して鎮静作用のある物質の静電霧化を行って空間に鎮静作用のある物質を静電霧化により空間に散布し、鎮静作用のある物質の生理作用効果(鎮静効果)で人をリラックス状態に導いて入眠へと導き、入眠状態検知手段12で人の就眠を検知すると、鎮静作用のある物質を含む溶液を霧化する霧化部35の電圧印加部5をオフにして鎮静作用のある物質の静電霧化を停止し、鎮静作用のある物質を含む溶液7とは異なる別の溶液10である水を静電霧化させる。このように水を静電霧化させると、ナノサイズのミストが生じるが、このようにして発生したナノサイズのミストは活性種(ヒドロキシラジカル、スパーオキサイド等)を持ったナノサイズのミストであるため、これを室内に放出することで、室内の空気の脱臭のみならず、室内壁面等に付着した臭いを除去することができる。特に、人は寝ている間に200〜500ccもの汗をかくと言われており、消臭脱臭部39から発生させるナノサイズのミストに含まれる活性種の働きで汗臭い臭い等も低減できる。
下記に臭気とナノサイズのミストに含まれた活性種の脱臭反応式を示す。
アンモニア 2NH3+6・OH→N2+6H2O
アセトアルデヒド CH3CHO+6・OH+O2→2CO2+5H2O
酢酸 CH3COOH+4・OH+O2→2CO2+4H2O
メタンガス CH+4・OH→CO2+H2O
一酸化炭素 CO+2・OH→CO2+H2O
一酸化窒素 2NO+4・OH→N2+2O2+2H2O
ホルムアルデヒド HCHO+4・OH→CO2+3H2O
なお、上記脱臭反応式において、・OHはヒドロキシラジカルを示す。
本実施形態では集電型赤外線センサ12bを備えた入眠状態検知手段12の例が示してある。つまり、図6に示す入眠状態検知手段12は、ユーザが入眠期には動作しないことで集電型赤外線センサ12bの信号により睡眠中か否かを判定する(例えば、集電型赤外線センサ12bによる人検知信号入力後、約15分以上信号入力なしで睡眠中と判断する)ものであり、使用例としては集電型赤外線センサ12bよりなる入眠状態検知手段12を人体に向けて設置する。
もちろん、図5の実施形態において複数個の圧力センサ12aで構成した入眠状態検知手段12に代えて、集電型赤外線センサ12bを備えた入眠状態検知手段12を設けてもよく、また、図6の実施形態において、集電型赤外線センサ12bを備えた入眠状態検知手段12に代えて複数個の圧力センサ12aで構成した入眠状態検知手段12を設けてもよい。
更に、入眠状態検知手段12としてはタイマーで構成されユーザが入眠推定時間を入力できる構成でもよく、また、寝姿を計測する手段でもよく、更に、鼾等の計測で、眠りについたことを判定するものでもよい。
また、図示を省略しているが、図5や図6の実施形態に示す静電霧化装置6も、図2、図3のような快適入眠空間創出機13に設ける静電霧化装置6として用いてもよいものである。
次に、本発明の更に他の実施形態を図7に基いて説明する。
本実施形態は静電霧化装置6が、鎮静作用のある物質を含む溶液を霧化する霧化部35と、鎮静作用のある物質を含む溶液7とは異なる別の溶液10を霧化する別の霧化手段11とを備えたものにおいて、鎮静作用のある物質を含む溶液7とは異なる別の溶液10を霧化する別の霧化手段11として、図7のように、別の溶液10を入れる液溜め部1’、液溜め部1’に溜めた別の溶液10を搬送するための搬送部2’、対向電極3’、液印加電極4’、電圧印加部5’によりなる目覚め用霧化部40で構成してあり、更に、入眠状態検知手段12と、光センサ42とを備えて構成してある。本実施形態において鎮静作用のある物質を含む溶液7と異なる別の溶液10としては目覚め作用を有する例えばアロマオイルが用いられる。
そして、入眠状態検知手段12で就眠であるか否かの判定を行ない、入眠状態検知手段12で人の就眠状態を検出して就眠したか否かの判定を行い、就眠前は鎮静作用のある物質を含む溶液を霧化する霧化部35を運転して鎮静作用のある物質の静電霧化を行って空間に鎮静作用のある物質を静電霧化により空間に散布し、鎮静作用のある物質の生理作用効果(鎮静効果)で人をリラックス状態に導き入眠への導き、入眠状態検知手段12で人の就眠を検知すると、鎮静作用のある物質を含む溶液を霧化する霧化部35の電圧印加部5をオフにして鎮静作用のある物質の静電霧化を停止する。光センサ42は朝方になって周囲が明るくなると朝の信号を制御部31に送り、制御部31からの制御信号により目覚め用霧化部40の電圧印加部5’をオンにしてアロマオイルを静電霧化する。アロマオイルとしては香りの良いものを選定したり、覚醒効果のあるペパーミント等を選ぶ等ユーザが自由に選択できる。これにより朝方に好みの香りで目覚めることができるものである。
また、図示を省略しているが、図7の実施形態に示す静電霧化装置6も、図2、図3のような快適入眠空間創出機13に設ける静電霧化装置6として用いてもよいものである。
本発明の静電霧化装置の基本構成を示す概略斜視図である。 本発明の静電霧化装置を組込んだ快適入眠空間創出機の概略構成図である。 同上の空気清浄部の詳細を図示した快適入眠空間創出機の概略構成図である。 本発明の静電霧化装置の一実施形態の概略構成図である。 同上の静電霧化装置の他の実施形態の概略構成図である。 同上の静電霧化装置の更に他の実施形態の概略構成図である。 同上の静電霧化装置の更に他の実施形態の概略構成図である。

1 液溜め部
2 搬送部
3 対向電極
4 液印加電極
5 電圧印加部
6 静電霧化装置
7 溶液
8 液加熱部
9 温度検出器
10 別の溶液
11 別の霧化手段
12 入眠状態検知手段

Claims (4)

  1. 液溜め部より溶液を搬送する多孔質材よりなり且つ上端が尖った搬送部と、搬送部による溶液の搬送方向に対向するように配置された対向電極と、液溜め部から搬送部の対向電極側先端に至る経路中の溶液に電圧を印加するための液印加電極と、液印加電極と対向電極との間に高電圧を印加して溶液をナノサイズの粒子径に霧化するための電界強度を与える電圧印加部とを有する静電霧化装置において、溶液中に の分子体積を有する鎮静作用のある物質を含んでおり、溶液中に含まれた鎮静作用のある物質が静電霧化で発生した霧化イオンのミストから飛散しやすい温度で且つ当該鎮静作用のある物質が熱により変形しない温度となるように液溜め部内の温度を加熱させるための液加熱部を設け、液溜め部に溶液の温度を検出する温度検出器を配置して温度検出器の検出温度により液加熱部を通電制御させることを特徴とする静電霧化装置。
  2. 鎮静作用のある物質が、セドロール又はα−ピネン又はヘキセノール又は酢酸リナリルであることを特徴とする請求項1記載の静電霧化装置。
  3. 上記鎮静作用のある物質を含む溶液を静電霧化する静電霧化装置に、上記鎮静作用のある物質を含む溶液とは異なる別の溶液を霧化する別の霧化手段を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の静電霧化装置。
  4. 人の入眠状態を検知する入眠状態検知手段を設け、該入眠状態検知手段による入眠状態の検知により鎮静作用のある物質を含む溶液の静電霧化と、別の溶液の霧化とを制御部により切り換えることを特徴とする請求項3記載の静電霧化装置。
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