JP4448805B2 - ツインクラッチ式変速機 - Google Patents
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- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
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Description
この変速機では、第1クラッチと第2クラッチの架け替えを行なうことで、エンジンからの動力を所望の変速比に変速して出力することができるものである。
これを解決するために、第2入力軸上のドライブギヤを固定ギヤとし、これと噛合する出力軸上のドリブンギヤを遊転ギヤとすることも考えられるが、高速変速段を構成するドリブンギヤは、そのギヤ径が比較的小さいものであるため、これを遊転ギヤとして構成することには困難が生じるものである。
第1クラッチを介して内燃機関の動力が入力される第1入力軸と、
第2クラッチを介して前記内燃機関の動力が入力される前記第1入力軸に同軸に外嵌された第2入力軸と、
前記第2入力軸に入力された前記動力を所定の変速比をもってカウンター軸に伝達するギヤ機構と、該カウンター軸に伝達された前記動力が出力される出力軸とを備えるツインクラッチ式変速機であって、
前記ギヤ機構は、
前記第1入力軸に遊嵌された遊転ギヤと、
該遊転ギヤと常時噛合する前記カウンター軸に固定配置された固定ギヤと、
該遊転ギヤを選択して該遊転ギヤと前記第2入力軸とを一体的に回転させる該第2入力軸に固定配置された選択手段と、を備え、
前記所定の変速比として前記第2入力軸の回転数を増速して前記カウンター軸に伝達するよう前記遊転ギヤの歯数が前記固定ギヤよりも多く形成されてなる
ことである。
また、請求項3は、前記選択手段は、前記遊転ギヤの回転数を前記第2入力軸の回転数に同期させながら該遊転ギヤと該第2入力軸とを一体的に回転させる手段であることである。
図1は、前進6段の変速段を備えたツインクラッチ式変速機の概略構成図である。
実施例のツインクラッチ式変速機1は、図示するように、エンジンのクランク軸CSに接続されたクラッチC1を介してエンジンからの動力が選択的に入力される第1入力軸2と、同じくエンジンのクランク軸CSに接続されたクラッチC2を介してエンジンからの動力が選択的に入力される第2入力軸3と、第1入力軸2および第2入力軸3に入力された動力を変速して出力軸5に出力する変速機構TMと、これらを収容する変速機ケース8とを備える。
なお、リバース用駆動歯車GRと3速用駆動歯車G3との間には、ボールベアリング6’が配置されており、比較的大トルクの出力を伝達する1速用駆動歯車G1,リバース用駆動歯車GRおよび3速用駆動歯車G3のそれぞれがボールベアリング6’の近傍に配置されるよう構成されている。
さらに、駆動歯車Gのうち2速用駆動歯車G2と4速用駆動歯車G4とが第2入力軸3に固定的に担持されており、被駆動歯車G’のうち2速用駆動歯車G2と噛合する2速用被駆動歯車G2’と4速用駆動歯車G4と噛合する4速用被駆動歯車G4’とがカウンター軸4に回転自在に担持されている。
また、同期装置Sのうち6速用同期装置S6が第2入力軸3に、2・4速用同期装置S24がカウンター軸4の2速用被駆動歯車G2’と4速用被駆動歯車G4’との間に固定的に担持されている。
2速用駆動歯車G2,4速用駆動歯車G4および6速用同期装置S6の第2入力軸3上の配置は、実施例では、4速用駆動歯車G4に比べて大トルクの出力を伝達する2速用駆動歯車G2がボールベアリング6の近傍となるように変速用駆動歯車G2,4速用駆動歯車G4の順に配置され、最後端部に6速用同期装置S6が配置されている。
また、上述のように、隣り合う変速段を異なる入力軸で達成できる構造とすることで、次に選択されるべき変速段を予め選択しておくことができる、所謂プリシフト状態を達成できる。即ち、1速で走行中に、予め2・4速用同期装置S24により2速用駆動歯車G2を選択しておくことができる。こうすれば、クラッチC1とC2の掛け替えだけでスムーズに変速することができる。もとより、プリシフト状態とすることなしに変速することができる。
今、5速で走行中に6速への変速要求があった場合を考える。5速で走行中には、クラッチC1がクランク軸CSと接続状態で3・5速用同期装置S35が出力歯車(5速用歯車)GOを選択しており、エンジンから第1入力軸2に入力された動力が直結状態で出力軸5に伝達されていると共に、クラッチC2はクランク軸CSとの接続が解除状態で6速用同期装置S6が6速用駆動歯車G6を予め選択しているプリシフト状態となっている。このとき、6速用駆動歯車G6は、出力カウンタ歯車GCおよび6速用被駆動歯車G6’を介して第1入力軸2の回転が入力されて第1入力軸2に対して相対回転している。即ち、第2入力軸3が6速用駆動歯車G6により6速の回転数で第1入力軸2に対して相対回転している。こうした状態から、クラッチC1とクランク軸CSとの接続を解除してクラッチC2とクランク軸CSとの接続を行なうことで、5速から6速への変速が完了する。
このように、第2入力軸3を介して達成される6速段の駆動歯車Gである6速用駆動歯車G6を第2入力軸3上ではなく第1入力軸2上を遊転させる構造とすることで、6速用同期装置S6の大型化を抑えることができると共に、プリシフト状態を達成することができ、クラッチC1とC2の掛け替えだけでスムーズに変速することができる。
2 第1入力軸
3 第2入力軸
4 カウンター軸
5 出力軸
6,6’,6’’ ボールベアリング
7,7’,7’’ ニードルベアリング
8 変速機ケース
8a 前壁
8b 中間壁
8c 後壁
CS クランク軸
C1,C2 クラッチ
TM 変速歯車機構
G 駆動歯車
G1 1速用駆動歯車
G2 2速用駆動歯車
G3 3速用駆動歯車
G4 4速用駆動歯車
G6 6速用駆動歯車
GO 出力歯車(5速用歯車)
GR リバース用駆動歯車
GC 出力カウンター歯車
G’ 被駆動歯車
G1’ 1速用被駆動歯車
G2’ 2速用被駆動歯車
G3’ 3速用被駆動歯車
G4’ 4速用被駆動歯車
G6’ 6速用被駆動歯車
GR’ リバース用被駆動歯車
S,S6,S24,S35,S1R 同期装置
Claims (3)
- 第1クラッチを介して内燃機関の動力が入力される第1入力軸と、
第2クラッチを介して前記内燃機関の動力が入力される前記第1入力軸に同軸に外嵌された第2入力軸と、
前記第2入力軸に入力された前記動力を所定の変速比をもってカウンター軸に伝達するギヤ機構と、該カウンター軸に伝達された前記動力が出力される出力軸とを備えるツインクラッチ式変速機であって、
前記ギヤ機構は、
前記第1入力軸に遊嵌された遊転ギヤと、
該遊転ギヤと常時噛合する前記カウンター軸に固定配置された固定ギヤと、
該遊転ギヤを選択して該遊転ギヤと前記第2入力軸とを一体的に回転させる該第2入力軸に固定配置された選択手段と、を備え、
前記所定の変速比として前記第2入力軸の回転数を増速して前記カウンター軸に伝達するよう前記遊転ギヤの歯数が前記固定ギヤよりも多く形成されてなる
ツインクラッチ式変速機。 - 前進6段の変速段を有する請求項1に記載のツインクラッチ式変速機であって、
前記遊転ギヤは、第6速の変速段を構成するギヤであるツインクラッチ式変速機。 - 前記選択手段は、前記遊転ギヤの回転数を前記第2入力軸の回転数に同期させながら該遊転ギヤと該第2入力軸とを一体的に回転させる手段である請求項1または請求項2に記載のツインクラッチ式変速機。
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