JP4448315B2 - 燃料電池を備えた携帯端末装置用クレイドル及び携帯端末システム - Google Patents

燃料電池を備えた携帯端末装置用クレイドル及び携帯端末システム Download PDF

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Description

携帯端末装置に電力を供給する燃料電池を備えた携帯端末装置用クレイドル及び携帯電話システムに関し、特に通話時に携帯端末装置に装着して電力を供給する携帯端末装置用クレイドルに関する。
近年、携帯端末装置は様々な機種及び機能が開発され、特に携帯端末装置の一種である携帯電話機は、動画の送受信やゲームプレイ等の多機能化や、通話・通信が可能な地域の拡大が図れ、山岳地帯でさえも通話が可能になってきている。
このように、多機能化や使用機会の増加に伴って、携帯電話機の消費電力量が増加している。携帯電話機は内蔵するリチウムイオン電池などの二次電池に商用電源からパワーアダプタを用いて二次電池に充電し、二次電池から供給された電力により通話等をすることができる。
しかし、消費電力量が増加しているため、外出先で二次電池の電池切れが起こる場合があり、店頭にある携帯電話機の充電機や、乾電池を専用のアダプターで携帯電話機に接続して充電を行って使用可能としている。
ところで、携帯電話機用の電力供給源として燃料電池を用いることが提案されている。燃料電池は、負極にアルコール水溶液などの燃料を供給し、電子とプロトンを生成し、プロトンを電解質膜を通じて正極に送り込み、正極に空気中の酸素を供給してプロトンと酸素を反応させることで発電を行う。燃料電池の特徴は、燃料及び酸素を補給することで長時間連続発電が可能となることである。
下記特許文献1には、携帯電話機に装着する燃料電池を備えたクレイドルが開示されている。なお、クレイドルとは、例えば、携帯電話機を充電する際に使用される充電ケース等を含む受話器台のことである。燃料電池は、円筒状の燃料カートリッジをクレイドルに設けられた開口部にその全体を挿入し、燃料が燃料カートリッジから燃料電池に供給されて発電が行われ、発電された電力が携帯電話機に供給されるようになっている。
米国特許第6326097号明細書
しかしながら、上記クレイドルでは燃料カートリッジの燃料を消費した場合は新しい燃料カートリッジに交換する必要がある。特に長時間連続して使用する場合は一旦通話を中止し、燃料カートリッジを交換して燃料を燃料電池に送り込み再度通話先に接続しなければならず、かなり操作が煩雑となるという問題がある。
一方、燃料電池及び大型化した燃料カートリッジを腰に装着し、電源ケーブルにより携帯電話機に接続して電力を供給する手法も考えられる。しかし、このようなケーブル接続の手法では携帯電話機の携帯性を著しく損ねるという問題がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、携帯性に優れ、長時間連続して給電可能な燃料電池を備えた携帯端末装置用クレイドル及び携帯端末システムを提供することである。
本発明の一観点によれば、携帯端末装置に装着して、該携帯端末装置に電力を供給する携帯端末装置用クレイドルであって、燃料電池と、前記燃料電池から携帯端末装置に電力の供給を制御する電力供給制御手段と、前記携帯端末装置と対峙する第一の面に携帯端末装置を保持する固定手段とを有するクレイドル本体部と、前記燃料電池に供給する燃料を充填する燃料カートリッジと、よりなり、前記燃料カートリッジは、クレイドル本体部の第二の面に当接して配設されることを特徴とする携帯端末装置用クレイドルが提供される。
本発明によれば、クレイドル本体部の第一の面には携帯端末装置が装着され、第一の面以外の第二の面に燃料カートリッジが設けられている。したがって、燃料カートリッジが占める空間的自由度が高いので、携帯端末装置の使用時間に応じて燃料カートリッジの容積を選択することができる。その結果、携帯端末装置を長時間稼働した場合であっても(電池切れ)電力切れを防止することができる。また、クレイドル本体部は携帯端末装置に直接装着されるのでケーブル接続の煩雑さがなく携帯性に優れている。
前記携帯端末装置は、マイクと操作キーとを有する端末装置固定部と、スピーカと表示部と該端末装置固定部に設けられたヒンジ部を中心にして開位置と折り畳み位置との間で回動する回動部とを有する端末装置可動部とよりなり、前記端末装置固定部が前記固定手段によりクレイドル本体部に装着され、前記クレイドル本体部の第二の面は、前記可動部が開位置における前記マイク側あるいはスピーカ側の端面である構成としてもよい。携帯端末装置用クレイドルを携帯端末装置に装着した状態で通話をする際に把持するクレイドル本体部のマイク側あるいはスピーカ側の端面に燃料カートリッジが配設されているので、通話や操作の妨げになることはなく、かつ携帯端末装置の使用時間に応じた容積の燃料カートリッジを配設することができる。
本発明の他の観点によれば、携帯端末装置と、該携帯端末装置に電力を供給する上記いずれかの携帯端末装置用クレイドルとよりなる携帯端末システムが提供される。本発明によれば、長時間連続使用が可能であり携帯性に優れる携帯端末システムを実現することができる。
前記携帯端末装置は、マイク及び操作キーを有する端末装置固定部と、スピーカと液晶表示部を有し、該端末装置固定部に設けられたヒンジ部を中心にして開位置と折り畳み位置との間で回動する端末装置可動部とよりなる構成としてもよい。携帯時は端末装置可動部を折り畳み位置にしてコンパクトな形態にして持ち運びができ携帯性に優れる。また、開位置にして操作しても、燃料カートリッジが通話や操作の妨げになることはない。
本発明によれば、長時間連続使用が可能であり携帯性に優れる携帯端末装置用クレイドル及び携帯端末システムを実現することができる。
図1は本発明の一実施の形態に係る携帯電話機用クレイドルに携帯電話機を装着した様子を示す斜視図である。本実施の形態では携帯端末装置として携帯電話機を例に挙げて説明する。
図1を参照するに、本実施の形態に係る携帯電話機用クレイドル10には携帯電話機20が装着され、外部電源、例えば商用電源に接続するためのパワーアダプタ30(AC−DC変換器)が接続可能な構成とされている。
携帯電話機20は、操作キー24及びマイク25が内面21−1に設けられた携帯電話機本体部21と、液晶表示部26及びスピーカ27が内面22−1に設けられた携帯電話機可動部22とがヒンジ部23により接続され、ヒンジ部23を中心にして携帯電話機可動部22が回動可能となっている。携帯電話機20は、携帯電話機用クレイドル10に装着した状態で、携帯電話機本体部21の内面21−1と携帯電話機可動部22の内面22−1が対峙するように折り畳むことができる。また、携帯電話機可動部22を開いた位置にして、液晶表示部26を見ながら操作キー24を押して操作することができ、あるいは、携帯電話機用クレイドル10の本体部(クレイドル本体部11)を把持して、通常の携帯電話機のように通話することができる。なお、液晶表示部26は、液晶に限定されず有機EL(エレクトロルミネッセンス)等を用いて表示するものであってもよい。
携帯電話機用クレイドル10は、大略、燃料電池(図示されず)を内蔵したクレイドル本体部11と、燃料を充填した燃料カートリッジ12から構成されている。燃料カートリッジ12は、携帯電話機のヒンジ部23(携帯電話機可動部22が開位置のスピーカ27)側に、クレイドル本体部11の端面11−1と当接して配設されている。また、マイク25側の端面11−2にはパワーアダプタ30を接続する外部電源接続部13が配設されている。クレイドル本体部11はその内面11−3を携帯電話機本体部21の外面21−2と対峙するようにして携帯電話機本体部21を保持するようになっている。なお、以下説明の便宜のため、燃料カートリッジ12側をクレイドル本体部11の後部、外部電源接続部13が配設されている側をクレイドル本体部11の前部と称する。
図2は、本実施の形態に係る携帯電話機用クレイドルの平面図、図3は携帯端末装置の外面からの斜視図である。図2及び図3を参照するに、クレイドル本体部11の内面11−3には、携帯電話機本体部21の側部に設けられた凹部28と係合するための係止部材14a、14bや携帯電話機20に電力を供給するための接続コネクタ15が設けられている。内面11−3の前部に設けられた係止部材14aは、マイク25側に設けられた2つの凹部28と係合するようになっている。係合部分を拡大して示す図4(A)を参照するに、係止部材14aは、その基部にバネ16が設けられ、図面左方向、すなわち携帯電話機本体部21の方向にばね応力が印加されるようになっている。係止部材14aの爪部14a−1は凹部28の下側の内壁にかかり、携帯電話機が上方向に容易に移動できないようになっている。
図2及び図3に戻り、クレイドル本体部11の内面11−3の後部に設けられた係止部材14bはヒンジ部23側に設けられた2つの凹部28と係合するようになっている。係止部材14bは、係合部分を拡大して示す図4(B)を参照するに、図4(A)と同様に、係止部材14bの爪部14b−1は凹部28の下側の内壁にかかり、携帯電話機本体部21が上方向に容易に外れないようになっている。さらに係止部材14bには、爪部14b−1に接続され、クレイドル本体部11の側部11−4から突出する凸部14b−2が設けられている。図4(C)を参照するに、凸部14b−2を押し下げることにより、爪部14b−1が凹部28から離れ、携帯電話機本体部21をクレイドル本体部11から外すことができる。
携帯電話機20をクレイドル本体部11に装着する際は、クレイドル本体部11の内面11−3の前部に、携帯電話機20のマイク25側を押し込み、前部の係止部材14aの爪部14a−1と携帯電話機本体部21の凹部28を係合させ、次いで、携帯電話機20をクレイドル本体部11の内面11−3に押しつけるようにして、携帯電話機本体部21のヒンジ23側を下方に移動させて、後部の係止部材14bの爪部14b−1と携帯電話機本体部21の凹部28を係合させる。
また、携帯電話機20を取り外す際には、先ずクレイドル本体部11の後部の2つの係止部材14bの凸部14b−2を同時に下方に押し込み係止部材14bを開く方向に移動させることにより係合を解除して、携帯電話機本体部11のヒンジ部13側をクレイドル本体部11から取り外し、次いで、斜め後方に携帯電話機20を移動することにより、クレイドル本体部11の前部の2つの係止部材14aとの係合を解除する。
このように、携帯電話機20は携帯電話機本体部21がクレイドル本体部11と係合して固定されているので、クレイドル本体部11を把持して携帯電話機20の操作キーを押すなどの操作をしたり通話をしたりしても、携帯電話機本体部21とクレイドル本体部11が互いに外れることがなく安心して使用することができる。また、携帯電話機本体部21がクレイドル本体部11に固定されているので、携帯電話機可動部22を折り畳んでコンパクトな形態で持ち運びすることができる。
図5は、携帯電話機を装着した携帯電話機用クレイドルの概略断面図である。図5を参照するに、クレイドル本体部11は、後部端面11−1に当接した燃料カートリッジ12から燃料が供給される燃料導入路31と、燃料の導入を遮断する燃料遮断部32と、燃料導入路31と接続された燃料室34を有する燃料電池33と、燃料電池33によって発電された電力の携帯電話機20への供給を制御する制御部41と、図1に示すパワーアダプタ30が接続され、外部電源から電力が供給される外部電源接続部13と、携帯電話機20に電力を供給するための接続コネクタ15などから構成されている。
燃料カートリッジ12は、クレイドル本体部11の後部の端面11−1に当接して嵌合により固定されている。燃料カートリッジ12の燃料送出口12aは凸状になっており、他方、クレイドル本体部11の端面11−1には凹部11−1aが互いに嵌合するようになっている。
図6は、燃料カートリッジをクレイドル本体部に取り付ける様子を示す拡大斜視図である。ここで、燃料カートリッジ12を取り付ける位置に注目する。図6を参照するに、燃料カートリッジ12の燃料送出口12aは、クレイドル本体部11の後部の端面11−1に設けられた凹部11−1aに挿入して固定される。このような位置に燃料カートリッジ12を取り付けることによって、燃料カートリッジの形状を図6に示すX方向、すなわち後部方向に拡大することができるので、燃料カートリッジ12の容積の選択の自由度が高くなる。このような燃料カートリッジ12を装着しても、通話の際や操作キーを押す際に把持するクレイドル本体部11に対して、燃料カートリッジ12は離隔して配設されているので、操作の妨げになることはない。携帯電話機20を長時間連続使用する場合は、容積の大きな、例えば後部方向に長い燃料カートリッジ12を装着することができるので、通話の途中で電力切れ(電池切れ)を防止することができる。
なお、携帯性を著しく損なわない程度であれば燃料カートリッジ12をクレイドル本体部11に係合する係止手段を更に設けてもよい。また、燃料カートリッジ12の形状は図6に図示したものに限定されず、X方向に対して垂直な方向、すなわち幅あるいは高さ方向に膨らんだ形状でもよい。燃料カートリッジ12の容積を増大することができる。
更に、燃料カートリッジ12の燃料送出口12aは、図6に示すように略円形でもよく、開口面積が大きな幅の広い長楕円形としてもよい。開口面積を広く設定することで燃料の送出と空気の導入を同時に行えるようにして、燃料供給を容易とすることができる。なお、複数の燃料送出口を設けてもよい。
図5に戻り、燃料送出口12aと燃料導入路31との間には、燃料遮断部32が設けられている。燃料遮断部32には、例えば上下に移動可能なシャッター状のバルブが設けられ、手動により上下して燃料遮断部32の開閉を行う。燃料遮断部32は、燃料導入路31の燃料の流動を遮断し、特に、燃料室34の燃料が燃料カートリッジ12に逆流することを防止する。
燃料カートリッジ12から燃料を燃料電池33の燃料室34に導入する手法としては、例えば、手で振って燃料カートリッジ12から燃料を燃料室34に導入する手法が挙げられる。燃料が例えばメタノール水溶液の場合は、燃料極35においてメタノールはCO2、プロトン及び電子に変換されるので、メタノールが消費されて燃料室34内のメタノール水溶液の体積は順次減少し、燃料室34内に空間が形成される。燃料導入路31に設けた燃料遮断部32を開いて、燃料カートリッジ12が上になるようにクレイドル本体部11を立てて、手で振ることによって燃料を燃料室34の空間に導入する。このようにして順次燃料を補給することができる。なお、クレイドル本体部11の側壁11−4を透明な板により形成して燃料室34内の燃料の量を可視化して燃料残量が容易に分かるようにしてもよく、また、発電効率の低下をモニターできるようにしてもよい。燃料切れを防止することができる。
また、図示されないがマイクロポンプを燃料導入路31に設けて、燃料を燃料室34に順次補給してもよい。マイクロポンプとしては、ポンプユニットの微小化と低消費電力化が課題となるが、例えば、隔膜をDCモーター等により往復運動させて、吸入時は吸入弁のみを開いて燃料を隔膜により仕切られた滞留部に導入し、吐出時には吐出弁のみを開いて隔膜により滞留部の燃料を押し出すことにより、燃料の送出を行うものを用いてもよい。燃料室34のメタノール水溶液を常時補充することができ燃料量の減少に起因する発電効率の低下を防止することができる。
燃料電池33は、燃料室34の上方及び下方にそれぞれ燃料電池セルが設けられ、燃料電池セルは燃料室34側から燃料極35/固体電解質膜36/空気極38(薄層なのでまとめて図示する。)が積層されなり、クレイドル本体部11の外側、すなわちクレイドル本体部の内面11−3及び外面11−5に向かって空気極38が設けられている。燃料極35及び空気極38はそれぞれ配線39により制御部41に接続され、発電により生じた電力が制御部41に供給される。
燃料極35及び空気極38は、ステンレスなど耐食性の高い合金のメッシュからなる集電体と、PtやPt−Ru合金微粒子からなる厚さ50μm〜300μm程度の触媒層が塗布されたカーボンペーパが積層されたもので、触媒層は固体電解質膜36に接するようになっている。固体電解質膜36はプロトン導電性の高分子材料よりなり、例えば、デュポン社製のナフィオンN−115(商品名)等を用いることができる。燃料極35側では燃料室34から燃料のメタノール水溶液(例えば、メタノール10vol%水溶液)が供給され、触媒層の触媒表面でCH3OH+H2O→CO2+6H++6eの反応が生じる。発生したプロトンは固体電解質膜36を伝導し、電子は接続された外部回路(制御部41等)を流れ、空気極38に到達する。空気極38側には空気中の酸素が供給され、触媒層の触媒表面で、3/2O2+6H++6e-→3H2Oの反応を生じる。
空気極38が対峙するクレイドル本体部11の内面11−3及び外面11−5には多数の開口が設けらることが好ましい。例えば、図2に示すように、内面11−3の隔壁には多数の円形の開口部11−3aが設けられている。この開口部から取り入れられた空気中の酸素が空気極38での反応に寄与する。
図5に示すように、空気の取り入れの円滑化のため、クレイドル本体部11の内面11−3とそれに対峙する携帯電話機本体部21の外面21−2との間には0.5mm〜5mm(好ましくは2mm〜4mm)の高さhの空隙が設けられることが好ましい。0.5mmより小さいと空気の流入し難くなり、5mmを超えると厚さが大となって、コンパクト性が低下する。
図7は、本実施の形態に係る携帯電話機用クレイドル及び携帯電話機を示すブロック図である。図7を参照するに、携帯電話機20には、クレイドル本体部11に内蔵の燃料電池33、あるいは、クレイドル本体部11に接続された電圧変換回路30(図1に示すパワーアダプタ30に相当する。)を介して外部電源から電力が供給される構成となっており、携帯電話機20においてその電力は内蔵二次電池51の充電、あるいは携帯電話の通話等を行うための負荷部52の稼働ために使用される。
クレイドル本体部11では、燃料電池33の出力は、FC保護回路42を介して電源切換回路43に接続されている。一方、外部電源が接続された電圧変換回路30が外部電源接続部13を介して電源切換回路43に接続されている。
図8は、電源切換回路の電源切換え動作を示すフロチャートである。図7及び図8を参照するに、電圧検出回路44は電圧変換回路30の出力側の電圧を検出して、外部電源が接続されているか否かを判定する(S100)。電圧変換回路30の出力側の電圧が所定の電圧Voより大きい場合は、外部電源が接続されかつ所定の電圧に変換されていると判断して、電源切換回路43を外部電源側が接続されるように切り換える(S102)。また、電圧変換回路30の出力側の電圧が所定の電圧Voより小さい場合は、外部電源が接続されていないか、あるいは所定の電圧に変換されていないと判断して、電源切換回路43を燃料電池33側が接続されるように切り換える(S104)。このような構成により、外部電源が接続されている場合は燃料電池33からの電力供給を遮断して燃料の浪費を防止することができる。なお、外部電源が接続されているか否かを常時あるいは所定の時間毎に判定するようにしてもよい。電圧変換回路30が接続された時に外部電源が接続されているか否かを判定するようにしてもよい。
電源切換回路43は携帯電話コネクタ15を介して携帯電話機20の内蔵二次電池51あるいは負荷部52に接続される。携帯電話機20の電源が切られている状態や待ち受けの状態では、外部電源あるいは燃料電池33から内蔵二次電池51に充電が行われる。
図9は、FC保護回路の動作を示すフロチャートである。図7及び図9を参照するに、FC保護回路42において、燃料電池からの供給電力量を検出し所定の供給電力量P0を超えているどうかを判定する(S110)。燃料電池33からの供給電力量が所定の供給電力量P0を超えている場合は、FC保護回路42により電源切換回路43への接続を遮断して、燃料電池33の電力の供給を停止する(S112)。一方、燃料電池33からの供給電力量が所定の供給電力量P0以下の場合は、FC保護回路42を導通として燃料電池からの電力を供給する。
図10は、FC保護回路の一例を示す図である。図10を参照するに、FC保護回路42は、燃料電池の出力側Aと電源切り換え回路の入力側Bとの間にFET48を設け、FET48のドレイン−ソース間の内部抵抗(オン抵抗)及びドレイン・ソース電流により生ずるAB間の電位差VBA(=オン抵抗×ドレイン・ソース電流)を電圧検出回路45により検出する。電位差VBAが所定の供給電力量P0に相当する電位差(=供給電力量P0×オン抵抗/燃料電池33の起電圧)を超えた場合は、ON−OFF電圧発生回路46により、FET48のゲート電圧を変化させて、FET48をOFFとする。ON−OFF電圧発生回路46は、FET48をOFFした後は、所定時間経過後に再び電圧検出回路45を起動させ、電位差VBAを検出するようにしてもよい。なお、FC保護回路42は上記の回路に限定されず、消費電力を検知して判定する公知の方法を用いてもよい。
例えば、携帯電話機用クレイドル10を携帯電話機20に装着した状態で携帯電話機20を使用する場合は、負荷部52の消費電力が燃料電池の所定の供給電力量を超える場合がある。例えば、動画を再生・送信等を行う場合である。かかる場合、燃料電池33が誤動作を起こすおそれがあり、FC保護回路42を設けることにより、かかる誤動作を回避することができる。なお、燃料電池からの電力の供給が停止された場合は、携帯電話機20の負荷部52は内蔵二次電池51から電力の供給を受けるので通話等に支障が発生することはない。
以上本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では外部電源から電力の供給を受けられる例を示したが必須ではなく、燃料電池からの電力供給のみでも構わない。
また、燃料はメタノール水溶液の濃度は10vol%に限定されず、例えば、5vol%〜69vol%であってもよい。さらに、メタノールに限定されず、ジメチルエーテル(DME)、エタノール、エチレングリコール等であってもよい。
さらに、図5に示す燃料電池33は、燃料室34の上下に燃料電池セルを設けたが、いずれか一方でもよい。また、出力電圧を増加させるために、燃焼電池セルは分割されて電気的に直列に接続されていてもよく、出力側に昇圧回路を設けてもよい。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1) 携帯端末装置に装着して、該携帯端末装置に電力を供給する携帯端末装置用クレイドルであって、
燃料電池と、前記燃料電池から携帯端末装置に電力の供給を制御する電力供給制御手段と、前記携帯端末装置と対峙する第一の面に携帯端末装置を保持する固定手段とを有するクレイドル本体部と、
前記燃料電池に供給する燃料を充填する燃料カートリッジと、よりなり、
前記燃料カートリッジは、クレイドル本体部の第二の面に当接して配設されることを特徴とする携帯端末装置用クレイドル。
(付記2) 前記携帯端末装置は、マイクと操作キーとを有する端末装置固定部と、スピーカと表示部と該端末装置固定部に設けられたヒンジ部を中心にして開位置と折り畳み位置との間で回動する回動部とを有する端末装置可動部とよりなり、
前記端末装置固定部が前記固定手段によりクレイドル本体部に装着され、
前記クレイドル本体部の第二の面は、前記可動部が開位置における前記マイク側あるいはスピーカ側の端面であることを特徴とする付記1記載の携帯端末装置用クレイドル。
(付記3) 前記第二の面に燃料をクレイドル本体部に供給する燃料供給路が設けられていることを特徴とする付記1または2記載の携帯端末装置用クレイドル。
(付記4) 前記燃料供給路は、燃料カートリッジに設けられた雄形のコネクタと、本体部の端面に形成された雌形のコネクタが嵌合して形成されてなることを特徴とする付記3記載の携帯端末装置用クレイドル。
(付記5) 前記燃料供給路に、該燃料供給路の開閉を行うバルブが設けられていることを特徴とする付記3または4記載の携帯端末装置用クレイドル。
(付記6) 前記燃料供給路に、燃料を燃料電池に供給するポンプが設けられていることを特徴とする付記3〜5のうち、いずれか一項記載の携帯端末装置用クレイドル。
(付記7) 前記燃料電池は、燃料極と、固体電解質と、空気極とよりなり、該空気極は、前記クレイドル本体部の第一の面側又は/及び該第一の面とは反対側の面側に設けられていることを特徴とする付記1〜6のうち、いずれか一項記載の携帯端末装置用クレイドル。
(付記8) 前記クレイドル本体部の第一の面側に前記空気極が設けられ、
前記第一の面と、前記携帯端末装置の該第一の面と対峙する外面との間に空隙部が設けられていることを特徴とする付記7記載の携帯端末装置用クレイドル。
(付記9) 前記電力供給制御手段は、燃料電池の出力を検出し、所定の出力値を超えた場合は燃料電池からの電力の供給を遮断する燃料電池保護回路を備えることを特徴とする付記1〜8のうち、いずれか一項記載の携帯端末装置用クレイドル。
(付記10) 前記クレイドル本体部は外部電源が接続される外部電源接続部を更に備え、
前記電力供給制御手段は外部電源が接続されているか否かを検出する電圧検出部と、該電圧検出部が所定の電圧値以上の電圧を検出した場合は、外部電源からの電力を携帯端末装置に供給する電源切換え部を備えることを特徴とする付記1〜9のうち、いずれか一項記載の携帯端末装置用クレイドル。
(付記11) 携帯端末装置と、該携帯端末装置に電力を供給する付記1〜10のうち、いずれか一項記載の携帯端末装置用クレイドルとよりなる携帯端末システム。
(付記12) 前記携帯端末装置は、
マイクと、操作キーと、を有する端末装置固定部と、
スピーカと、表示部と、該端末装置固定部に設けられたヒンジ部を中心にして開位置と折り畳み位置との間で回動する回動部と、を有する端末装置可動部と、
よりなることを特徴とする付記11記載の携帯端末システム。
本発明の一実施の形態に係る携帯電話機用クレイドルに携帯電話機を装着した様子を示す斜視図である。 本実施の形態に係る携帯電話機用クレイドルの平面図である。 携帯端末装置の外面からの斜視図である。 クレイドル本体部と携帯電話機本体部との係合部分を拡大して示す図であり、(A)はクレイドル本体部の前部、(B)はクレイドル本体部の後部、(C)は(B)に示す係合部分を解除する様子を示す図である。 携帯電話機を装着した携帯電話機用クレイドルの概略断面図である。 燃料カートリッジをクレイドル本体部に取り付ける様子を示す拡大斜視図である。 本実施の形態に係る携帯電話機用クレイドル及び携帯電話機を示すブロック図である。 電源切換回路の電源切換え動作を示すフロチャートである。 FC保護回路の動作を示すフロチャートである。 FC保護回路の一例を示す図である。
符号の説明
10 携帯電話機用クレイドル
11 クレイドル本体部
11−3 クレイドル本体部の内面
11−4 クレイドル本体部の側面
12 燃料カートリッジ
13 外部電源接続部
14a、14b 係止部材
14a−1、14b−1 爪部
15 接続コネクタ
20 携帯電話機
21 携帯電話機本体部
21−1 携帯電話機本体部の内面
21−2 携帯電話機本体部の外面
22 携帯電話機可動部
22−1 携帯電話機可動部の内面
23 ヒンジ部
24 操作キー
25 マイク
26 液晶表示部
27 スピーカ
28 凹部
29 携帯電話機側電極
30 パワーアダプタ
31 燃料導入路
32 燃料遮断部
33 燃料電池
34 燃料室
35 燃料極
36 固体電解質膜
38 空気極
39 配線
41 制御部
42 FC保護回路
43 電源切換回路
44、45 電圧検出回路
46 ON−OFF電圧発生回路
51 内蔵二次電池
52 負荷部

Claims (7)

  1. マイクと操作キーとを有する端末装置固定部と、スピーカと表示部と該端末装置固定部に設けられたヒンジ部を中心にして開位置と折り畳み位置との間で回動する回動部とを有する端末装置可動部とよりなる携帯端末装置に装着して、該携帯端末装置に電力を供給する携帯端末装置用クレイドルであって、
    燃料電池と、前記燃料電池から携帯端末装置に電力の供給を制御する電力供給制御手段と、前記携帯端末装置と対峙する第一の面に携帯端末装置を保持する固定手段とを有するクレイドル本体部と、
    前記燃料電池に供給する燃料を充填する燃料カートリッジと、よりなり、
    前記燃料電池は、燃料極と、固体電解質と、空気極とよりなり、該空気極は、前記クレイドル本体部の第一の面側又は/及び該第一の面とは反対側の面側に設けられ、
    前記端末装置固定部が前記固定手段により前記クレイドル本体部に装着され、
    前記燃料カートリッジは、前記クレイドル本体部の第二の面に当接して配設され、
    前記クレイドル本体部の第二の面は、前記端末装置可動部が開位置における前記マイク側あるいは前記スピーカ側の端面であることを特徴とする携帯端末装置用クレイドル。
  2. 前記第二の面に燃料をクレイドル本体部に供給する燃料供給路が設けられていることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置用クレイドル。
  3. 前記クレイドル本体部の第一の面側に前記空気極が設けられ、
    前記第一の面と、前記携帯端末装置の該第一の面と対峙する外面との間に空隙部が設けられていることを特徴とする請求項記載の携帯端末装置用クレイドル。
  4. 前記電力供給制御手段は、燃料電池の出力を検出し、所定の出力値を超えた場合は燃料電池からの電力の供給を遮断する燃料電池保護回路を備えることを特徴とする請求項1〜のうち、いずれか一項記載の携帯端末装置用クレイドル。
  5. 前記クレイドル本体部は外部電源が接続される外部電源接続部を更に備え、
    前記電力供給制御手段は外部電源が接続されているか否かを検出する電圧検出部と、該電圧検出部が所定の電圧値以上の電圧を検出した場合は、外部電源からの電力を携帯端末装置に供給する電源切換部を備えることを特徴とする請求項1〜のうち、いずれか一項記載の携帯端末装置用クレイドル。
  6. 携帯端末装置と、該携帯端末装置に電力を供給する請求項1〜のうち、いずれか一項記載の携帯端末装置用クレイドルとよりなる携帯端末システム。
  7. 前記携帯端末装置は、
    マイクと、操作キーと、を有する端末装置固定部と、
    スピーカと、表示部と、該端末装置固定部に設けられたヒンジ部を中心にして開位置と折り畳み位置との間で回動する回動部と、を有する端末装置可動部と、
    よりなることを特徴とする請求項記載の携帯端末システム。
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