JP4447592B2 - 移動通信端末機のタイムシフト再生方法 - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信(移動体通信)端末機に係り、特に、放送プログラムを受信することが可能となった移動通信端末機に関する。
放送プログラムを視聴できるようになった移動通信端末機の場合、ユーザーは、録画する放送プログラムを選択し、該選択放送プログラムの録画を設定することができる。移動通信端末機が放送プログラムを受信するとき、当該端末機は、受信した放送プログラムが録画設定された放送プログラムか否かを判定する。受信放送プログラムが録画設定された放送プログラムであると、移動通信端末機は、受信放送プログラムを録画する。一方、受信放送プログラムが録画設定されたものでなければ、移動通信端末機は、受信放送プログラムの録画を行わない。そして、ユーザーが録画放送プログラムの再生を選択すると、移動通信端末機は、録画した放送プログラムを再生する。
従来の移動通信端末機では、呼(call)が放送プログラム受信中に発生すると、当該呼接続(呼出及び通話)の間に受信される放送プログラムは、ユーザーに提供することができなくなる。また、従来の移動通信端末機では、録画放送プログラムの再生中に現在受信している放送プログラムをユーザーに提供することはできない。すなわち、従来の移動通信端末機においては、録画放送プログラムの再生中は、現在受信中の放送プログラムの全コンテンツを完全に提供することができない。つまり、放送プログラムの録画及び再生を効率的に制御できていない。また、現状の移動通信端末機では、メモリに放送プログラムの所定部分のみを録画することができるようになっていないので、レンダリングが不十分なことがある。
本発明は、このような背景に鑑みたもので、移動通信端末機で放送プログラムのタイムシフト再生を行えるようにすることにある。
本発明による移動通信端末機のタイムシフト再生方法は、放送プログラムを受信する過程と、第1のイベントが発生したときに、受信放送プログラムをメモリに録画する過程と、第2のイベントが発生したときに、前記録画放送プログラムを再生する過程と、前記メモリの記憶容量に基づく再生速度の調節を含んで前記録画放送プログラムの再生を制御して、該録画放送プログラムの再生時点と現在受信中の放送プログラムとの間のタイムラグを解消する過程と、を移動端末機が実行し、前記メモリの記憶容量に基づく再生速度の調節は、標準再生速度より速い再生速度で前記録画放送プログラムを再生するか、又は、前記録画放送プログラムを構成するフレームから所定のフレームを抜粋してスライドショー方式で再生する制御である、ことを特徴とする。
このタイムシフト再生方法においては、前記タイムラグが解消されたときに、前記受信放送プログラムの録画過程を終了するものとすることができる。また、前記タイムラグが解消されたときに、受信放送プログラムを表示するものとすることもできる。
前記第1のイベントは、発呼又は着呼、あるいはユーザーのキー操作により生じるイベントであり得る。また、前記第2のイベントは、呼接続終了又はユーザーのキー操作により生じるイベントであり得る。
前記受信放送プログラムの録画過程では、受信放送プログラムを部分的に録画するものとすることができる。この受信放送プログラムの部分的録画は、受信放送プログラム中のコマーシャルカット、受信放送プログラム中のハイライトシーン、受信放送プログラム中の特定フレーム抽出、による録画のいずれかが可能である。
前記タイムラグを解消する過程における前記録画放送プログラムの再生制御は、前記録画放送プログラムを部分的に再生する制御とすることができる。この録画放送プログラムの部分的再生は、前記録画放送プログラム中のコマーシャルカット、前記録画放送プログラム中のハイライトシーン、前記録画放送プログラム中の特定フレーム抽出、による再生のいずれかとすることが可能である。その録画放送プログラム中の特定フレーム抽出による再生は、スライドショー方式で行うことができる。またこれらの場合に、前記タイムラグを解消する過程における前記録画放送プログラムの再生制御で、再生速度を調節するようにすることもできる。
前記タイムラグを解消する過程で、現在再生中の前記録画放送プログラムのフレーム受信時刻と現在受信中の放送プログラムのフレーム受信時刻とを比較して、前記タイムラグが解消したか否かを判定することも可能である。あるいは、前記タイムラグを解消する過程で、現在再生中の前記録画放送プログラムの特定フレームと現在受信中の放送プログラムの特定フレームとを比較して、前記タイムラグが解消したか否かを判定することも可能である。
以上の過程に加えて、放送プログラムに含まれたコンテンツを識別する識別コードを受信する過程と、放送プログラムに含まれたコンテンツに関する時間情報を受信する過程と、をさらに実行することもできる。
これら識別コード及び時間情報は、前記受信放送プログラムの録画過程において受信放送プログラムの一部を選択的に録画するために使用され得る。この場合の受信放送プログラムの一部の選択的な録画は、受信放送プログラム中のコマーシャルカット、受信放送プログラム中のハイライトシーン、受信放送プログラム中の特定フレーム抽出、による録画のいずれかとすることができる。
また、前記識別コード及び前記時間情報は、前記ライムラグを解消する過程における前記録画放送プログラムの再生制御において、前記録画放送プログラムの一部を選択的に再生するために使用され得る。この場合の前記録画放送プログラムの一部の選択的な再生は、前記録画放送プログラム中のコマーシャルカット、前記録画放送プログラム中のハイライトシーン、前記録画放送プログラム中の特定フレーム抽出、による再生のいずれかとすることができる。
これら識別コード及び時間情報を利用する場合、前記識別コード及び前記時間情報を放送センターへ要請する過程をさらに実行することができる。
以上の過程に加え、放送プログラムのフレームに、該フレームに対応する当該放送プログラムのオーディオデータを同期させる過程をさらに実行することもできる。
上記の具体的態様及び下記の実施形態の説明は、説明目的の例示であり、本発明の詳細な理解を提供するためのものであることを理解すべきである。
本発明によれば、録画した放送プログラムの再生時点が現在受信中(現在進行形)の放送プログラムと同期するまでの受信放送プログラムを録画することができるので、従来のような中断部分見逃しがないようにすることができる。また、録画放送プログラムを高速再生したり、放送プログラムから抜粋したフレームをスライドショー方式で再生したりできるので、録画放送プログラムの再生時点を現在受信中の放送プログラムに同期させることを効率的に実施できる。
本発明によれば、ユーザー選択等による放送プログラムの録画タイプに従い、受信放送プログラムの特定部分を選択的に録画することができる。受信放送プログラムの特定部分を選択的に録画可能なので、メモリを効率的に使用することが可能となる。さらに、ユーザー選択等による録画放送プログラムの再生タイプに従い、録画放送プログラムの特定部分を選択的に再生することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本発明は、移動通信端末機の放送プログラム受信機能に関する。図面中の同一または類似の構成要素には極力同じ符号を付して説明する。
本発明の実施形態による放送プログラム制御機能を備えた移動通信端末機について、図1に示している。この移動通信端末機は、入力部110、録画(音声のみの録音も含む)部120、制御部130、受信部140、表示部150及び呼接続部160を含む。
入力部110は、移動通信端末機を動作させることに関連した各種信号を発生するユニットで、当該信号は、ユーザーの入力に従い発生されるか、または所定条件下で自動的に発生される。入力部110は、複数のキーを具備したキーパッドまたはタッチスクリーンを含み、ユーザーにより選択されたキーに対応するキーデータを生成して制御部130へ出力する。本例の入力部110は、録画実行信号及び録画放送再生信号を含む録画関連信号を発生する。また、入力部110は、放送プログラムの録画又は再生に関して、放送プログラムの特定部分を選別して録画又は再生するための特殊再生信号を発生する。さらに、入力部110は、放送プログラムの録画又は再生に関して、放送プログラムに含まれた特定コンテンツを選択するための真性(属性)識別コード(intrinsic identification code)を出力する。
本例の入力部110は、ユーザーの声を入力するためのマイクロホンを含み、その音声をデジタル信号に変換する信号変換器を含む。好ましくは、入力部110は、ユーザーの特定の声を認識して録画実行信号や録画放送再生信号を含む録画関連信号を発生するものとする。これによるとユーザーは、音声によって、放送プログラムの録画再生を指示することが可能となる。
入力部110からの録画関連信号による制御で、録画部120は、受信部140を通し受信された放送プログラムを録画し、録画した放送プログラムを再生する。本例の録画部120によれば、制御に従って、放送プログラムの特定部分を選択的に録画することができ、あるいは、録画した放送プログラムの特定部分を選択的に再生することができる。また、本例の録画部120によれば、ユーザーの設定による再生速度または自動計算による再生速度で、録画放送プログラムの再生を実行することができる。
制御部130は、移動通信端末機の動作全体を制御する。当該制御部130は、放送プログラムの視聴、録画再生に関連した制御と、移動通信(電話、インターネット)に関連した制御とを実行できるものとするのが良い。制御部130は、これら動作を制御する放送プログラム制御モジュール及び移動通信制御モジュールを含む構成とすることができる。図示の制御部130は、少なくとも入力部110、録画部120、受信部140、表示部150及び呼接続部160の動作を制御する。また、当該制御部130は、受信部140により現在受信中の放送プログラムに対し、録画部120に録画した放送プログラムの再生時点が同期するか否かを判定する。制御部130はこの判定に基づいて、表示部150の表示制御を実行する。
受信部140は、放送センターから無線放送される放送プログラム及び該放送プログラムの関連情報を受信するための放送プログラム受信モジュールを含む。受信する放送プログラムは、たとえば、DAB(digital audio broadcasting)、DVB-T(digital video broadcasting-terrestrial)、DVB−H(digital video broadcasting-handheld) 、メディアFLO(forward link only)、デジタルマルチメディア放送などの各種規格に則ったデジタル放送プログラムである。
表示部150は、STN(super twisted nematic)やTFT(thin film transistor)などのLCDから構成することができるし、有機ELデバイスを使用したものとすることもできる。本例の表示部150は、制御部130の制御によって、録画部120に録画されている放送プログラム及び受信部140により現在受信中の放送プログラムのいずれかを表示する。録画放送プログラムを再生するときの表示部150には、標準再生速度以上の高速再生画面やスライドショー画面を表示可能である。
呼接続部160は、移動通信ネットワークを介して発呼端末機又は被呼端末機との間で呼を接続する。
上記構成のより詳細について図2に示している。図2には、同期化部170、入力部110、録画部120、制御部130、受信部140、表示部150、呼接続部160が示されている。
録画部120は、録画実行信号に応じて放送プログラムを録画するメモリ122、録画放送プログラムの再生速度を調節(指示)する速度調節器126、録画放送再生信号に応じて、速度調節器126に従う所定の再生速度で録画放送プログラムを再生するドライバ124を含む。
メモリ122は、録画実行信号に応じ、所定の時間、受信中の放送プログラムを録画する。例えば、放送プログラムを受信中に発呼又は着呼があった場合、当該呼に応じた電話中の受信放送プログラムを録画する。この場合、同じ放送プログラムがオンフック後に継続視聴されるときには、そのオンフックから後の放送プログラムも録画し、前記電話中の録画放送プログラムの再生が開始された後、録画放送プログラムの再生時点が現在受信中の放送プログラムに同期するまでの間、録画を継続するようにできる。あるいは、メモリ122は、発呼又は着呼時から録画を開始し、該録画中放送プログラムの再生が実行されると、当該録画放送プログラムの再生時点が現在受信中の放送プログラムに同期するまでの間、受信放送プログラムの録画を継続することができる。
メモリ122は、録画実行信号に含まれた録画タイプ選択信号に応じ、受信放送プログラムの特定部分を選択的に録画するように制御することもできる。録画タイプ選択信号に応じた特定部分選択録画の例としては、コマーシャルカット録画、ハイライトシーン録画、特定フレーム選別録画がある。
速度調節器126は、ユーザーに指定された再生速度で録画放送プログラムを再生できるようにする。その再生速度指定時点は、録画放送再生信号の発生時を基準にして、次のように選択することができる。
たとえば、再生速度指定時点は、録画放送再生信号の発生前とすることができる。この場合、再生速度指定は、放送プログラム受信前、あるいは放送プログラム受信中に行うことが可能となる。好ましくは、放送プログラムの録画が必要か否かの判定前、あるいは放送プログラム録画中にも指定し得る。
また、再生速度指定時点は、録画放送再生信号の発生後とすることもできる。この場合、再生速度指定は、録画放送再生信号発生後に1回以上繰り返し指定し得る。ただし、録画放送再生信号発生後の再生速度指定は、録画放送プログラムの再生時点が現在受信中の放送プログラムに同期するまでの間でしか行えない。すなわち、同期後の放送プログラム録画は行われないからである。
速度調節器126は、ユーザーの指定を受けて再生速度を決定することが可能である。例えば、ユーザーから再生速度増加コマンド(命令)が入力されれば、当該コマンドに対応して再生速度を増速していくことができる。逆に、ユーザーから再生速度減少コマンドが入力されれば、当該コマンドに対応して再生速度を減速していくことができる。また、ユーザーから停止(一時停止)コマンドが入力されれば、再生を停止(一時停止)するようにしてもよい。この再生速度調節のために速度調節器126は、ジョグダイヤル(回転プッシュ型)のようなキーを備えていてもよい。当該キーは、ユーザーが速度制御コマンドを入力するためのユーザーインターフェースとして、再生速度増加、再生速度減少、停止(一時停止)の操作を行う機能を提供する。
このように指定される再生速度に基づいて、速度調節器126は、録画放送プログラムを標準再生速度より速く高速再生(早送り再生)するか、あるいは、フレームを抜粋したスライドショー方式で再生するかを判断することができる。
また、速度調節器126は、再生速度を、自動計算した速度に調節することもできる。例えば速度調節器126は、メモリ122の記憶容量によって再生速度を自動計算する。
このように、速度調節器126によって標準再生速度より速く再生速度を調節できることにより、録画放送プログラムの再生を続けているうちに、その再生時点が現在受信中の放送プログラムと同期することになる。
ドライバ124は、録画放送再生信号に応じ、速度調節器126に従う再生速度で録画放送プログラムを再生する。例えば、ドライバ124は、放送プログラム(の画像)を構成するフレームから所定のフレームを抽出し、該抽出フレームを再生して速度調節器126に従う再生速度とする。この場合、標準再生速度より高速で再生するようにフレームを抽出することができる。あるいは、ドライバ124は速度調節器126に従って、放送プログラムを構成するフレームから所定のフレームを抜粋し、該抜粋フレームをスライドショー方式で再生することもできる。この場合、ドライバ124は、標準再生速度より速くなるようにスライドショーを実行する。また、ドライバ124は、録画放送プログラムを再生している間にユーザーから停止(一時停止)信号が入力された場合、録画放送プログラムの再生を停止(一時停止)する。
制御部130は、現在受信中の放送プログラムのフレームと再生中の録画放送プログラムのフレームとを比較するフレーム比較器132を備えている。フレーム比較器132は、両比較フレームに含まれた時間情報によってフレーム比較を実行する。これによって制御部130は、録画放送プログラムの再生時点が現在受信中の放送プログラムと同期したか否かを判定することができる。例えば、フレーム比較器132の比較で、録画放送プログラムの再生中フレームの時間情報(送信/受信時刻、プログラムの頭からの経過時間等)が、受信放送プログラムの現在受信中フレームの時間情報と一致した場合、制御部130は、録画放送プログラムの再生時点が現在受信中の放送プログラムと同期したと判定する。
同期化部170は、放送プログラムを構成するオーディオデータを、放送プログラムを構成するフレーム(画像)と同期させる。この同期化は、時間テーブルを利用して実行する。例えば、放送プログラムに含まれたフレームから所定のフレームを抽出して録画するとき、同期化部170は、時間テーブルを利用して、抽出フレームに対応するオーディオデータを抽出し、該抽出オーディオデータを抽出フレームに同期化する。同期化部170は、抽出フレーム対応のオーディオデータに基づいて、当該放送プログラム全体にわたってオーディオデータとフレームとを同期させる。たとえば、放送プログラムをコマーシャルカットで録画する場合、同期化部170は、コマーシャル部分のオーディオデータを排除し、当該放送プログラムにおける残りのオーディオデータについて時間テーブルを利用して抽出(録画対象)フレームに同期させ、放送プログラム全体にわたってフレームとオーディオデータとの同期を図る。
以下、本発明の実施形態による移動通信端末機のタイムシフト再生方法について、図2と図3を参照して説明する。
図3を参照すれば、受信部140は、デジタル放送プログラムを受信する(ステップS305)。すなわち受信部140は、デジタル放送ネットワークを通じて放送プログラムを受信する。この放送プログラム受信中に、入力部110を通して録画実行信号が発生され得る(ステップS310)。
その録画実行信号は、受信放送プログラムの録画を開始する命令である。このような録画実行信号は、ユーザー操作イベントあるいは特定イベントに応じて発生し得る。
ユーザー操作の場合は、録画実行信号を発生するキーが入力部110に備えられているので、これをユーザーが操作することでイベント発生となる。当該キーは、移動通信端末機に通常備えられる多数のキーのうちのいずれかに割り当てることができる。このような入力部110は、ユーザーが操作可能なタッチパッドまたはタッチスクリーンを備えた構成とすることもできる。また、入力部110は、音声認識の機能を備えたものとすることもでき、ユーザーが音声コマンドによって録画実行を指示することで発生するユーザー操作イベントとすることもできる。
特定イベントは、呼接続部160が移動通信ネットワークを通じて発呼又は着呼する呼イベントとすることができる。呼接続部160による呼接続、すなわち呼イベントが発生した場合、入力部110(あるいは制御部130)は、受信部140による放送プログラム受信中であるか否か、すなわち呼と並行して放送プログラムを受信するのか否かを判定した受信/非受信判定信号を発生する。そして入力部110(あるいは制御部130)は、放送プログラム受信中の呼イベントであれば、受信放送プログラムの録画を開始する録画実行信号を発生する。
例えば、キーパッドのSEND(オフフック)キーが押された場合、当該入力部110は、受信部140の状態から、受信/非受信判定信号及び録画実行信号を発生する。たとえば、放送プログラム受信中であった場合、入力部110は、録画実行を命令する機能を割り付けたキーが所定回数押されると、受信/非受信判定信号及び録画実行信号を発生する。あるいは、放送プログラム受信中に呼イベントがあると自動的に入力部110が受信/非受信判定信号及び録画実行信号を発生する、自動受信・録画設定とすることも可能で、この場合はユーザー操作有無に関係なく録画が実行される。
放送プログラム受信中の呼で発生する録画実行信号は、呼出及び通話の間の受信放送プログラムの録画、オンフックから録画放送プログラムの再生時点が現在受信中の放送プログラムと同期するまでの録画、そして、オフフック(発呼又は着呼)から録画放送プログラムの再生時点が現在受信中の放送プログラムと同期するまでの録画、を指示するものとなり得る。
また、入力部110(あるいは制御部130)は、放送プログラムの録画と同時に当該放送プログラムを表示部150に表示するか否かを判定する。例えば、ユーザーの操作に従って録画と同時に放送プログラムを表示すると判定した場合、入力部110は、受信放送プログラムの録画実行信号に加えて表示実行信号を発生する。一方、特に受信放送プログラムの表示が選択されなかった場合は、受信放送プログラムの録画実行信号のみを発生する。
図3を参照すれば、録画実行信号に応じて、メモリ122が受信放送プログラムを録画する(ステップS315)。このときのメモリ122は、たとえば、呼出及び通話の間の受信放送プログラム、オンフックから録画放送プログラムの再生時点が現在受信中の放送プログラムと同期するまでの受信放送プログラム、そして、オフフック(発呼又は着呼)から録画放送プログラムの再生時点が現在受信中の放送プログラムと同期するまでの受信放送プログラム、を録画し得る。
録画を実行するメモリ122は、録画実行信号に加え録画タイプ選択信号に応じて受信放送プログラムのフレームを間引いて録画するようにできる。この録画タイプ選択信号はユーザーにより入力されるもの、あるいは、所定条件が満たされた時のデフォルト設定として発生することができる。その例としては、コマーシャルカット録画、ハイライトシーン録画、特定フレーム選別録画が可能である。
制御部130は、録画タイプ選択信号に基づいて、受信放送プログラムを構成するフレームを選別して録画する制御を実行する。例えば、デジタルの放送プログラムはパケットタイプデータであるので、そのヘッダに当該データがコマーシャルやハイライトシーンであることを示す識別子を含んでいる。すなわち、放送プログラムを構成する各フレームはそれぞれが識別子を含んでいるので、これを識別することにより制御部130は、コマーシャル、ハイライトシーン、特定フレームを抽出することができる。
この場合における放送プログラムのオーディオデータは、同期化部170により、放送プログラムの録画フレームに同期化される。この同期化部170は、時間(タイム)テーブルを利用して同期化を実行する。例えば、放送プログラムの抽出フレームが録画されるとき、同期化部170は、時間テーブルを利用して当該フレームに対応したオーディオデータを抽出し、該抽出オーディオデータを該当フレームに同期させる。好ましくは同期化部170は、放送プログラムの抽出フレーム録画時、抽出フレーム対応のオーディオデータに基づいて、当該放送プログラム全体にわたってオーディオデータとフレームとを同期させる。コマーシャルカット録画を行う場合、同期化部170は、コマーシャル部分のオーディオデータを排除し、当該放送プログラムにおける残りのオーディオデータを、時間テーブルを利用して抽出(録画)フレームに同期させる。
図3を参照すれば、入力部110は、ユーザー操作イベント又は特定イベントに応じて録画放送再生信号を発生する(ステップS320)。録画放送再生信号は、録画放送プログラムの再生を命令する信号で、ユーザーによる再生指示操作のイベント又は特定イベントに応じて発生し得る。
ユーザー操作の場合、録画放送再生信号を発生するキーが入力部110に備えられているので、当該キーをユーザーが操作することでイベント発生となる。このような入力部110は、ユーザーが操作可能なタッチパッドまたはタッチスクリーンを備えた構成とすることができ、あるいは、入力部110に音声認識機能をもたせ、ユーザーが音声コマンドによって再生実行を指示することでユーザー操作イベントとすることもできる。
特定イベントは、呼出又は通話の終了イベントとすることができる。呼接続部160による呼が発生したときに放送プログラムの録画を実行した場合、入力部110(あるいは制御部130)は、呼出又は通話の終了(呼終了)に伴って録画放送再生信号を発生し得る。例えば、録画放送再生信号は、キーパッドのEND(オンフック)キーが呼終了のために押されたときに自動的に発生される。あるいは、録画放送再生を命令する機能を割り付けたキーが所定回数押されると発生されるようにしてあってもよい。呼終了で自動的に再生が始まるようになっていれば、ユーザー操作有無に関係なく再生が実行される。
図3を参照すれば、制御部130は、録画放送再生信号が、同期を実行する必要のある同期化対象再生信号であるか否かを判定する(ステップS325)。そして、録画放送再生信号が同期化対象再生信号ではない場合、ドライバ124は、録画放送プログラムを標準再生速度で再生する(ステップS355)。標準再生速度は放送プログラムを視聴するための通常再生速度(つまり1倍速)であり、一般的に放送プログラム受信速度に一致する。再生される録画放送プログラムは表示部150に表示される(ステップS360)。
一方、録画放送再生信号が同期化対象再生信号であると判定された場合、速度調節器126が、録画放送プログラムの再生速度を調節する(ステップS330)。速度調節器126による再生速度制御は、ユーザーにより指定された速度に調節することができる。例えば、ユーザーから再生速度増加コマンドが入力されたときには、これに応じて速度調節器126が再生速度の増速を実行する。また、ユーザーから再生速度減少コマンドが入力されたときには、これに応じて速度調節器126が再生速度の減速を実行する。あるいは、ユーザーから停止(一時停止)コマンドが入力されたときには、速度調節器126が再生を停止(一時停止)する。
このようなユーザー指定の他に、速度調節器126は、自動計算した速度に再生速度を調節することもできる。例えば、速度調節器126は、メモリ122の記憶容量に基づいて再生速度を調節することができる。
速度調節器126が標準再生速度より速く再生速度を調節することで、録画放送プログラムの再生時点を現在受信中の放送プログラムに同期させられることになる。このときに速度調節器126は、ユーザー指定等の再生速度及び再生タイプに応じて、録画放送プログラムを高速再生(早送り再生)するかまたはその中の抜粋フレームをスライドショー再生するように制御する。
ドライバ124は、速度調節器126による再生速度で録画放送プログラムを再生する(ステップS335)。すなわちドライバ124は、調節された再生速度または再生タイプに応じ、標準再生速度より速い再生速度で録画放送プログラムを再生する。たとえばドライバ124は、録画放送プログラムを構成するフレームから、再生速度に応じて所定のフレームを抽出し、該抽出フレームを再生することで、調節された高速再生速度の再生を実行する。あるいは、録画放送プログラムを構成するフレームから所定のフレームを抜粋し、該抜粋フレームをスライドショー方式で再生することができる。このスライドショー再生は、標準再生速度より速い再生速度で実行される。また、ドライバ124は、録画放送プログラム再生中にユーザーから停止(一時停止)信号が入力された場合、録画放送プログラムの再生を停止(一時停止)する。
あるいはドライバ124は、再生タイプ選択信号に従って、録画放送プログラムの特定部分を選択的に再生することもできる。例えば、ドライバ124は、再生タイプ選択信号に応じて、録画放送プログラムのコマーシャルカット再生、録画放送プログラムのハイライトシーン再生、録画放送プログラム中の特定フレーム選別再生を行うことができる。再生タイプ選択信号は、ユーザーにより入力されるもの、または事前に設定されたものとすることが可能である。
表示部150は、再生中の録画放送プログラムを表示する(ステップS340)。このときの表示部150は、標準再生速度よりも高速再生される放送プログラムを表示する。すなわち、早送り再生(高速再生)や、放送プログラム中から抜粋された抜粋フレームをスライドショー表示する。さらに、表示部150は、選択された再生タイプに従い、コマーシャルカット再生、ハイライトシーン再生、特定フレーム選別再生で放送プログラムを表示する。さらに、表示部150は、停止(一時停止)信号があった場合は、録画放送プログラムの表示を停止し、現在受信中の放送プログラム等を表示する。
録画放送プログラムの再生を始めた制御部130は、録画放送プログラムの再生時点が、現在受信中の放送プログラムと同期するか否か判定する(ステップS345)。すなわち、放送プログラムを構成するフレームに含まれた時間情報に基づいて、フレーム比較器132が、現在受信中の放送プログラムのフレームと再生中の録画放送プログラムのフレームとを比較することにより、録画放送プログラムの再生時点が現在受信中の放送プログラムと同期したか否かを判定する。
例えば、本実施形態の移動通信端末機において、放送プログラムを受信して録画、再生するまでにかかる時間(タイムラグ)が1フレームあたり“1秒”であるとすれば、録画放送プログラムの現時点再生中フレームの受信時刻が“14:20:29”であり、受信放送プログラムの現時点受信中フレームの受信時刻が“14:20:30”である場合、制御部130は、録画放送プログラムの再生時点が現在受信中の放送プログラムに同期したと判断する。すなわち、録画放送プログラムの再生中フレームの受信時刻が現在受信中の放送プログラムのフレームの受信時刻より1秒早いときに、制御部130は、録画放送プログラムの再生時点が現在受信中の放送プログラムに同期したと判断できる。反対に、録画放送プログラムの現在再生中フレームの受信時刻が“13:20:20”であり、受信放送プログラムの現在受信中フレームの受信時刻が“13:25:20”である場合は、制御部130は、録画放送プログラムの再生時点が現在受信中の放送プログラムに同期していないと判断できる。
また、制御部130は、録画放送プログラムの再生待機量に基づいて同期を判定することもできる。この場合例えば、制御部130は、再生すべき録画放送プログラムのフレームが無くなった時をもって同期と判断する。すなわち、メモリ122に再生待機している放送プログラムのフレームが一つでもあれば、制御部130は、未同期と判断する。
制御部130が未同期と判断した場合、メモリ120は、継続して受信放送プログラムを録画する(ステップS350)。一方、制御部130が同期と判断した場合は、表示部150に現在受信中の放送プログラムが表示される(ステップS365)。
本実施形態の移動通信端末機は、放送プログラムに関する情報に基づいて、多様な方式で受信放送プログラムを録画することができる。以下、移動通信端末機で放送プログラム情報を受信する方法と共に本発明に係る各種録画方法を説明する。
受信部140は、放送プログラムの放送センターから放送プログラムに関する情報も受信する。このような受信部140は、放送プログラムの受信または録画よりも前に、放送プログラムに関する情報を受信することができる。放送プログラムに関する情報は、放送プログラムに含まれたコマーシャルを示す識別子情報、放送プログラム中のハイライトシーンを現わす識別子情報、放送プログラムの各フレームの識別子情報を含む。
例えば、DMBシステムを利用して放送プログラムを受信する移動通信端末機の場合、受信部140は、FIC(fast information channel)を通じて放送プログラムに関する情報を受信する。好ましくは、EPG(electronic program guide)を利用して放送プログラムに関する情報を受信するものとなる。
以下、コマーシャルカットして放送プログラムを録画する方法について、図4Aを参照して説明する。
制御部130は、上記情報に基づいて、受信放送プログラムがコマーシャル(広告放送)を含むか否かを判定することができる。従って制御部130は、ユーザーによりコマーシャルカット録画が指定されている場合、受信放送プログラムがコマーシャルを含むか否か判定する(ステップS410)。
パケットタイプデータで放送される放送プログラムのデータにおいて、コマーシャルを表す識別子は所定のフィールドに記録される。このような識別子を認識することによって制御部130は、放送プログラム中のコマーシャルを識別することができる。例えば、当該識別子は、コマーシャルデータの予備フィールドまたはヘッダフィールドに記録される。
制御部130は、放送プログラムに関する情報に含まれたコマーシャル識別子情報を利用して、放送プログラムに含まれたコマーシャル部分を判別することができる。すなわち、放送プログラムのデータに含まれた上記識別子が、コマーシャル識別子情報に該当する識別子であると判断された場合、制御部130は、当該放送プログラムにコマーシャルが含まれていると判断することができる。
この判定結果に従って、制御部130は、受信放送プログラムに含まれたコマーシャルをカットする(ステップS420)。例えば、制御部130は、放送プログラム中のコマーシャル部分のデータ値を“0”に設定することにより、コマーシャルを排除することができる。メモリ120は、コマーシャルカット済みの放送プログラムを録画する(ステップS430)。
以下、放送プログラム中のハイライトシーンを録画する方法について、図4Bを参照して説明する。
入力部110は、ユーザー操作に従い、ハイライトシーン録画を指定する録画タイプ選択信号を発生する(ステップS440)。ハイライトシーン録画の指定に従って、制御部130は、放送プログラムからハイライトシーンを抽出する(ステップS450)。
上記同様、ハイライトシーンを表す識別子は、放送プログラムのデータの所定フィールドに記録される。このような識別子を認識することによって、制御部130は、放送プログラム中のハイライトシーンを識別することができる。例えば、当該識別子は、ハイライトシーンデータの予備フィールドまたはヘッダフィールドに記録される。
制御部130は、放送プログラムに関する情報に含まれたハイライトシーン識別子情報を利用し、当該識別子情報に該当する識別子をもつデータをハイライトシーンとして、放送プログラム中から抽出する。例えば、放送プログラムがニュース番組である場合、ハイライトシーンは、天気予報、交通情報、ニュースフラッシュ(速報)の場面などに設定することができる。これに従ってメモリ120は、たとえばハイライトシーンとしてニュースプログラム中から抽出されるニュースフラッシュ部分を録画する(ステップS460)。
以下、放送プログラムに含まれた特定フレームを選別して録画する方法について、図4Cを参照して説明する。
入力部110は、ユーザー操作に従い、特定フレーム選別録画を指定する録画タイプ選択信号を発生する(ステップS470)。たとえば、この信号に基づいて、放送プログラム中のフレームを選別する周期が設定されるものとするのがよい。好ましくは、フレームを選別する間隔を設定する。
制御部130は、周期設定に従って、放送プログラムからフレームを選別する(ステップS480)。例えば、周期設定が、1秒ごとに1フレームを選別する設定であれば、制御部130は、1秒ごとに放送プログラムから1フレームを抜き出し、メモリ120が当該選別フレームを録画する(ステップS490)。
次に、録画放送プログラムを再生する方法について、図2、図5A〜図5Cを参照して説明する。本実施形態の移動通信端末機は、放送プログラムに関する情報を利用して多様な方式で録画放送プログラムを再生する。
まず、コマーシャルカットして放送プログラムを再生する方法について、図5Aを参照して説明する。
制御部130は、録画放送プログラムにコマーシャルが含まれているか否かを判定する。すなわち制御部130は、ユーザーによりコマーシャルカット再生が指定されている場合、録画放送プログラムにコマーシャルが含まれているか否かを判定する(ステップS511)。
パケットタイプデータで放送される放送プログラムのデータにおいて、コマーシャルを表す識別子は所定のフィールドに記録されている。このような識別子を認識することによって、制御部130は、録画放送プログラム中のコマーシャルを識別することができる。制御部130は、コマーシャル判定結果に従い、放送プログラムに含まれたコマーシャル部分をカットする(ステップS513)。
そして制御部130は、録画放送プログラムの再生速度を調節するか否か判定し、速度調節器126により再生速度を調節する(ステップS515)。再生速度の調節有りと判断した場合、ドライバ124が、コマーシャルカットした放送プログラムを、高速(早送り)再生または再生タイプに基づいたスライドショーで再生する(ステップS517)。すなわちドライバ124は、コマーシャルカット再生の録画放送プログラムを、再生速度を調節し、所定の再生タイプで、標準再生速度よりも速い再生速度で再生する。好ましくは、ドライバ124は、録画放送プログラムを構成するフレームから所定のフレームを抽出し、該抽出フレームで高速再生を行うか又は再生タイプに応じたスライドショー方式の再生を行う。
例えば、再生速度が標準再生速度の二倍に指定され且つ再生タイプが加速(早送り)再生である場合、ドライバ124は、コマーシャルカット再生放送プログラムを、標準再生速度の二倍速で再生する。あるいは、再生速度が標準再生速度の二倍に指定され且つ再生タイプがスライドショータイプである場合、ドライバ124は、コマーシャルカット再生放送プログラムのフレームを抜粋し、2秒置きの1フレームを再生する(標準再生速度で1秒置きの1フレームを再生すると仮定した場合)。
一方、再生速度の調節無しと判断された場合のドライバ124は、コマーシャルカット放送プログラムを標準再生速度で再生する(ステップS519)。
以下、放送プログラム中のハイライトシーンを再生する方法について、図5Bを参照して説明する。
入力部110は、ユーザー操作に従い、ハイライトシーン再生を指定する再生タイプ選択信号を発生する(ステップS521)。 このハイライトシーン再生の指定に従って、制御部130は、放送プログラムからハイライトシーンを抽出する(ステップS523)。
上記同様、ハイライトシーンを示す識別子は、放送プログラムのデータの所定フィールドに記録されている。従って制御部130は、放送プログラムに関する情報に含まれたハイライトシーン識別子情報を利用して、当該識別子情報に対応する識別子をもったデータのハイライトシーンを、放送プログラム中から抽出する。
そして制御部130は、放送プログラムの再生速度を速度調節器126により調節するか否かを判定する(ステップS525)。放送プログラムの再生速度を調節する場合は、ドライバ124が、再生速度調節及び再生タイプに基づいて、放送プログラムから抽出したハイライトシーンを再生する(ステップS527)。例えば、ドライバ124は、再生速度を調節し、指定の再生タイプに基づき、標準再生速度より速い、高速再生(早送り再生)またはスライドショー方式でハイライトシーンを再生する。一方、再生速度調節を行わない場合は、標準再生速度でハイライトシーンを再生する(ステップS529)。
以下、放送プログラムに含まれた特定フレームを選別して再生する方法について、図5Cを参照して説明する。
入力部110は、ユーザー操作に従い、特定フレーム選別再生を指定する再生タイプ選択信号を発生する(ステップS531)。たとえば、この信号に基づいて、放送プログラム中のフレームを選別する周期が設定されるものとする。好ましくは、フレームを選別する間隔を設定する。
制御部130は、周期設定に従って、放送プログラムからフレームを選別する(ステップS533)。そして制御部130は、放送プログラムの再生速度を速度調節器126により調節するか否かを判定する。放送プログラムの再生速度を調節すると判断した場合は、ドライバ124が、再生速度を調節し、再生タイプに応じて、放送プログラムから選別した特定フレームを再生する(ステップS537)。例えば、ドライバ124は、再生速度の調節と再生タイプに基づいて、標準再生速度より速く、高速再生(早送り再生)またはスライドショー方式で特定フレームを再生する。一方、再生速度調節を行わない場合は、標準再生速度で特定フレームを再生する(ステップS539)。
以下、録画放送プログラムを、現在受信中の放送プログラムと同期するまで再生する方法について、図6を参照して説明する。
図6において、符号610は、呼接続(呼出及び通話)の間に録画された放送プログラムを示す。すなわち、この録画放送プログラム610は、移動通信端末機において発呼又は着呼があって通話が行われている間に受信され、録画された放送プログラムを示す。
符号620は、同期するまでの追加録画放送プログラムを示す。すなわち、追加録画放送プログラム620は、呼接続終了(オンフック)から、録画放送プログラムの再生時点が現在受信中の放送プログラムに同期するまで録画される、いわばバッファリング録画放送プログラムである。
追加録画放送プログラム620は、呼接続中録画放送プログラム610に続けて録画される。すなわち追加録画放送プログラム620は、呼接続終了後、現在受信中の放送プログラムとの同期がとれない間、録画放送プログラム610に続けて録画される、受信中放送プログラムである。つまり、同期がとれるまでは、受信中の放送プログラムは一時的に録画され、録画放送プログラムになる。
呼接続中録画放送プログラム610及び追加録画放送プログラム620は、制御部により自動計算した速度またはユーザーにより指定された速度に調節された再生速度で再生される。すなわち、録画放送プログラムの再生時点が現在受信中の放送プログラムと同期するように、標準再生速度よりも高速再生される。
符号630は、現在受信中の放送プログラムを示す。現在受信中放送プログラム630は、同期化以降に受信される放送プログラムを示す。現在受信中放送プログラム630は、現在受信中放送プログラム630に録画放送プログラム(610及び620)が同期した条件の下、ユーザーの選択によって、リアルタイムで標準表示できる。この状態で移動通信端末機は、受信放送プログラムの録画を自動的に停止する。
以下、本発明によるタイムシフト再生機能を有する移動通信端末機について、図7を参照して説明する。図7に示したように、当該移動通信端末機は、入力部710、メモリ720、制御部730、受信部740、表示部750、移動通信モジュール(呼接続部)760を含む。
入力部710は、移動通信端末機に設定された多様な機能を選択する操作を受け、該当する信号を発生する。特に本例の場合、入力部710は、放送プログラムに含まれた特定コンテンツに対し設定された真性識別コードをユーザーから受けて該当信号を出力する。また、入力部710は、真性識別コードによって選択されるコンテンツに対する録画放送再生信号または録画実行信号を発生する。真性識別コードは、放送プログラムの放送センターにより、端末機側でコンテンツを区別できるように設定される。
メモリ720は、移動通信端末機の動作全体を制御する制御プログラムを記憶している。また、メモリ720は、移動通信端末機の動作に伴う入出力データを記憶する。さらに、本例のメモリ720は、受信部740を介し受信される放送プログラムを録画し、加えて、移動通信モジュール760を介し受信される真性識別コードを記憶し且つ該真性識別コードにより指定されるコンテンツを選択的に録画する。
制御部730は、移動通信端末機の動作全体を制御し、放送プログラム連関の動作制御、移動通信連関の動作制御を実行する。特に本例の制御部730は、メモリ720を制御して、入力された真性識別コードに対応するコンテンツを録画する。また、放送プログラムに含まれたコンテンツ用真性識別コードがメモリ720に記憶されていない場合、制御部730は、移動通信モジュール760を制御して該当する真性識別コードを要請する。
受信部740は、放送センターから放送された電波を受信する放送受信モジュールを含む。放送受信モジュールは、放送プログラム及び放送プログラムに関連した情報を受信する。特に、受信部740は、複数のコンテンツを含む放送プログラム及び各コンテンツ用真性識別コードを含む放送プログラム関連情報を受信する。
表示部750は、移動通信端末機の状態及び多様な情報を表示し、放送プログラムを表示する。特に、本例の表示部750は、メモリ720に録画されたコンテンツを表示する。
移動通信モジュール760は、移動通信ネットワークでデータ送信及び受信を実行可能な手段である。本例の移動通信モジュール760は、放送プログラムを放送する放送ネットワーク用の複数の回線チャンネルの中の一つとして、移動通信ネットワークを利用するためにも使用される。これによって、制御部730が、移動ネットワークを通じて真性識別コードを伝送するように放送センターに要請する。
以下、本発明による移動通信端末機のタイムシフト再生方法について、図7及び図8を参照して説明する。
受信部740は、複数のコンテンツを含む放送プログラムを受信する(ステップS810)。また、受信部740は、各々のコンテンツに対して設定された真性識別コードに関する情報を受信する。例えば、受信部740は、DMBの場合にはEPG、DVB−Hの場合にはESGを利用して、真性識別コードに関する情報を受信することができる。真性識別コードに関する情報は、データ放送チャンネルを利用して受信される。
真性識別コードに関する情報は、各コンテンツに対する真性識別コード及び真性識別コードに対応する各コンテンツの時間情報を含む。この各コンテンツの時間情報は、各コンテンツの開始及び終了時刻を含んでいる。
以下、それぞれ真性識別コードが設定された複数のコンテンツを含む放送プログラムの構成(broadcast program structure)について、図9を参照して説明する。図9に示したように、放送プログラムは複数のコンテンツを含む(図9中に示すシーン:scine 1〜7・・・)。本例の場合、各コンテンツに対し、1以上の真性識別コードが設定されている。そして、本例では、各真性識別コードに関する情報として、各コンテンツの時間情報、たとえば各コンテンツの開始及び終了時刻を含んでいる。好ましくは、真性識別コードは、アーキテクチャ(architectural)構造を有する。
図示の例の場合、シーン(scene)4に関してみると、4つの真性識別コードが設定される。すなわち、“Kim Min-Jung”が文字に設定され、“morning”が時間背景に設定され、“school”が空間的背景に設定され、そして、“lessons”がコンテンツ背景に設定されており、当該識別コードがアーキテクチャ構造を形成することが分かる。また、シーン4は22:13に始まって22:15に終了することを通知するための時間情報も含まれている。
図示してはいないが、オーディオ放送プログラムも上述の構成と類似な構成を有する。たとえば、オーディオ放送プログラムが、“advertisement”(15:00 to 15:02)→“explanation of MC”(15:02 to 15:04) →“music”(15:04 to 15:08)→“explanation of MC”(15:08 to 15:20) →“conversation of MC with guest”(15:20 to 15:30) →“music”(15:30 to 15:35)の順に放送されると仮定すると、その“advertisement”、“explanation of MC”及び“music”はオーディオ放送プログラムを構成する各々のコンテンツである。この場合、コンテンツの真性識別コードは、コンテンツの要旨を示す情報である。これによると、オーディオ放送プログラムにおける“music”放送を示す真性識別コード、オーディオ放送プログラムにおける“advertisement”放送を示真性識別コードがあり得る。この場合の真性識別コードも、アーキテクチャ構造を有する。前記オーディオ放送プログラムのコンテンツ“music”が同じコンテンツ背景を有するとしても、最初の“explanation of MC”とその後の“explanation of MC”との間の“music”放送は、“conversation of MC with guest”の後に続く“music”放送とは異なる要旨を有する。従って、音楽コンテンツにおいてそれぞれ異なる楽曲を示す別々の真性識別コードを提供することが必要となる。例えば、真性識別コード“music/POP”が使用されるときのコンテンツは“popular music”を示すというような方式で、“music”の歌手をも、真性識別コードを利用して示すことが可能になる。
図7及び図8を参照すれば、入力部710は、放送プログラムのコンテンツの1以上を指定するコンテンツ選択信号を発生する(ステップS820)。たとえば、入力部710は、特定コンテンツに対する真性識別コードがユーザー操作で入力された場合、当該特定コンテンツに対する選択信号を発生する。このとき、1以上の真性識別コードがコンテンツの多様な要旨に対して設定され得る。例えば、“news”や“music”のようなコンテンツタイプ、“English”“Korean”“Japanese”のようなコンテンツ言語が、コンテンツの場所、時間及び文字とともに真性識別コードで設定される。
入力部710は、選択されたコンテンツに対する録画実行信号を発生する(ステップS830)。入力部710は、録画実行信号を入力するキーを備えており、このキーは、キーパッド中のいずれかのキーに割り付けられている。このような入力部710は、タッチパッドまたはタッチスクリーンを備えた構造であってもよい。あるいは、入力部710は、録画実行を指示するユーザー音声を認識して録画実行信号を発生してもよい。
録画実行信号は、選択されたコンテンツの録画を開始する信号で、ユーザー操作イベントまたは特定イベントの発生により入力され得る。
たとえば特定イベントとして、移動通信モジュール760において発呼又は着呼があったとき、入力部710は、受信/非受信判定信号及び放送プログラムの録画実行信号を発生する。移動通信モジュール760は、移動通信ネットワークを通じて呼(発呼又は着呼)を実行し、この呼が、受信部740による放送プログラム受信中であった場合、入力部710は、受信/非受信判定信号及び録画実行信号を発生し得る。
一例として、移動通信端末機のSEND(オフフック)キーが押された場合、入力部710は、受信/非受信判定信号及び録画実行信号を自動的に発生することができる。あるいはこの場合に、入力部710は、録画実行を命令する機能キーが所定回数押されたときに、受信/非受信判定信号及び録画実行信号を発生する。放送プログラム受信中の呼に対して自動的に放送プログラム受信及び録画実行するように設定されていれば、ユーザーによる操作有無に関係なく、受信/非受信判定信号及び録画実行信号が発生される。
放送プログラム受信中の呼接続で発生される録画実行信号は、呼接続(呼出及び通話)の間に受信される放送プログラムの録画、発呼又は着呼(オフフック)から録画放送プログラムの再生時点が現在受信中の放送プログラムに同期するまでの放送プログラムの録画、呼接続終了(オンフック)から録画放送プログラムの再生時点が現在受信中の放送プログラムに同期するまでの放送プログラムの録画、を指示するものであり得る。
メモリ720は、コンテンツ選択信号及び録画実行信号に従って、1以上のコンテンツを選択的に録画することができる(ステップS840)。すなわち、コンテンツ選択信号に応じて、たとえば図9の放送プログラムから選択コンテンツが録画される。一例として、ユーザーが真性識別コード“Park Shin-Yang”を入力したとすると、メモリ720は、真性識別コード“Park Shin-Yang”が設定されたコンテンツ、すなわち、シーン1,2,5,6を録画する。また、ユーザーが真性識別コード“Park Shin-Yang”及び“office”を入力したとすると、メモリ720は、真性識別コード“Park Shin-Yang”及び“office”が設定されているコンテンツ、すなわち、シーン1,5を録画する。
この場合、制御部130が、各コンテンツの開始及び終了時刻を参考とし、入力された真性識別コードが設定されているコンテンツを録画するように、メモリ720を制御する。当該メモリ720は、真性識別コード及び選択コンテンツの時間情報とともに選択コンテンツを録画する。したがってユーザーは、記憶された真性識別コード及び時間情報に基づいて、録画コンテンツを簡単に検索することができる。メモリ720は、放送プログラムの受信中に選択された場合でも該当コンテンツを録画することができるし、放送プログラムの受信前に選択された場合でも該当コンテンツを録画することができる。
表示部750は、制御部730に従い、再生される録画コンテンツを表示する(ステップS850)。表示部750は、ユーザーにより指定された速度または予め設定されている速度で再生コンテンツを表示する。あるいは、ユーザー選択に従ってスライドショー方式で再生コンテンツを表示する。また、ユーザーから停止(一時停止)信号が入力されると、制御部730はコンテンツの再生を停止(一時停止)し、現在受信中の放送プログラムを表示部750に表示することもできる。
制御部730は、録画コンテンツの再生時点が現在受信中の放送プログラムのコンテンツと同期するか否かを判定する(ステップS860)。たとえば、録画コンテンツを構成するフレームに含まれた時間情報の受信時刻に基づき、制御部730は、現在受信中の放送プログラムのコンテンツのフレームと録画コンテンツの再生中フレームとを比較することで、録画コンテンツの再生が現在受信中の放送プログラムのコンテンツに同期したか否かを判定する。具体例として、録画コンテンツの現在再生中フレームの受信時刻が“14:20:29”であり、現在受信中コンテンツのフレームの受信時刻が“14:20:29”である場合、制御部730は、録画コンテンツの再生時点が現在受信中のコンテンツと同期したと判断できる(上述のように1秒等のタイムラグを考慮する例もある)。
この他に、制御部730は、録画コンテンツの再生待機量に基づいて同期化を判定することもできる。例えば、メモリ720に未だ再生していない再生待機コンテンツ部分がある場合、制御部730は、未同期と判断することができる。一方、メモリ720に再生待機コンテンツ部分がなくなったときに、制御部730は、同期したと判断することができる。すなわち、録画された放送プログラムが無くなったときに同期と判断する。
未同期のうちは、メモリ720は、コンテンツ選択信号に対応する受信放送プログラムのコンテンツを継続して録画する。一方、同期した場合は、コンテンツ選択信号に対応するコンテンツは、現在受信中の放送プログラムから表示部750に表示される(ステップS870)。コンテンツ選択信号に対応するコンテンツがない場合、制御部730は、現在受信中の放送プログラムの全体(コンテンツに関わりなく)を表示部750に表示する。
以下、真性識別コードを受信する方法について、図7及び図10を参照して説明する。
制御部730は、メモリ720に、録画対象となっている放送プログラムに関した真性識別コード及び関連情報が記憶されているか否かを判定する(ステップS1010)。
真性識別コードが記憶されていなければ、制御部730は、放送プログラムの放送センターに、回線(上り)チャンネルを通じて、放送プログラムに関する真性識別コードを伝送するように要請する(ステップS1020)。このチャンネルは、移動通信ネットワーク及び放送ネットワークを含む。例えば、移動通信ネットワークが使用される場合、制御部730は、真性識別コードの要請を移動通信モジュール760を通じて送る。
図7で特に説明していなかったが、移動通信モジュール760(あるいは他のインターネット接続モジュール)で無線インターネット接続し、回線チャンネルとして使用することもできる。この場合、放送センターにインターネットを通じて真性識別コードの伝送を要請する。
要請した真性識別コードは、受信部740を通して放送センターから受信することができる(ステップS1030)。受信部740により真性識別コードを受信する場合は、データ放送チャンネルを通じて受信する。また、移動通信モジュール760により移動通信ネットワークを通じて放送センターから真性識別コードを受信することもできる。
以下、図11に示されたT−DMBのプロトコルスペックを参照して、データ放送チャンネルを説明する。T−DMBでデータ放送チャンネルを真性識別コード用伝送チャンネルとして利用する場合には、MOT(multimedia object transfer)プロトコルを使用することが好ましい。ただし、データ放送チャンネルはMOTに制限されることはなく、例えば、TDC(transparent data channel)などの他のデータ放送チャンネルを使用することもできる。また、T−DMBに制限されるものでもなく、例えば、衛星DMB(S−DMB)、DAB、DVB−T、DVB−H、FLOなどの多様なデジタル放送規則に則った受信部を適用し得る。
制御部730は、受信した真性識別コードに従い、放送プログラムに含まれたコンテンツから少なくとも一つを選択する。入力部710(あるいは制御部730)は、その受信した真性識別コードの中からユーザーにより選択された1以上の真性識別コードに基づき、該選択真性識別コードが設定されているコンテンツを選択する信号を発生する。制御部730は、入力部710を制御してコンテンツ選択信号を発生する。
以上、具体的な実施形態により本発明を詳細に説明したが、形式や細部についての様々な変更が、特許請求の範囲の記載により規定される本発明の技術的思想から逸脱することなく行われることが可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。したがって、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものに基づいて定められるべきである。
放送プログラムのタイムシフト再生機能を備えた移動通信端末機の実施形態を示したブロック図。 放送プログラムのタイムシフト再生機能を備えた移動通信端末機をより詳しく示したブロック図。 移動通信端末機のタイムシフト再生方法の一例を示すフローチャート。 タイムシフト再生に係る放送プログラムの録画方法の一例を示したフローチャート。 タイムシフト再生に係る放送プログラムの録画方法の他の例を示したフローチャート。 タイムシフト再生に係る放送プログラムの録画方法の別の例を示したフローチャート。 タイムシフト再生に係る録画放送プログラムの再生方法の一例を示したフローチャート。 タイムシフト再生に係る録画放送プログラムの再生方法の他の例を示したフローチャート。 タイムシフト再生に係る録画放送プログラムの再生方法の別の例を示したフローチャート。 再生と受信が同期してタイムシフト再生を終えるときを説明する概要図。 放送プログラムのタイムシフト再生機能を備えた移動通信端末機の実施形態を示したブロック図。 移動通信端末機のタイムシフト再生方法の他の例を示すフローチャート。 真性識別コードを設定した放送プログラムの構造例を示した概要図。 真性識別コードの受信方法を示したフローチャート。 地上DMB(digital multimedia broadcast)用プロトコルスペックを示した概要図。
符号の説明
110 入力部
120 メモリ
130 制御部
140 受信部
150 表示部
160 呼接続部
122 メモリ
124 ドライバ
126 速度調節器
130 フレーム比較器
170 同期化部
760 移動通信モジュール

Claims (18)

  1. 放送プログラムを受信する過程と、
    第1のイベントが発生したときに、受信放送プログラムをメモリに録画する過程と、
    第2のイベントが発生したときに、前記録画放送プログラムを再生する過程と、
    前記メモリの記憶容量に基づく再生速度の調節を含んで前記録画放送プログラムの再生を制御して、該録画放送プログラムの再生時点と現在受信中の放送プログラムとの間のタイムラグを解消する過程と、
    を移動端末機が実行し、
    前記メモリの記憶容量に基づく再生速度の調節は、標準再生速度より速い再生速度で前記録画放送プログラムを再生するか、又は、前記録画放送プログラムを構成するフレームから所定のフレームを抜粋してスライドショー方式で再生する制御である、
    ことを特徴とする移動通信端末機のタイムシフト再生方法。
  2. 前記タイムラグが解消されたときに、前記受信放送プログラムの録画過程を終了することを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末機のタイムシフト再生方法。
  3. 前記第1のイベントは、発呼又は着呼、あるいはユーザーのキー操作により生じるイベントであることを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末機のタイムシフト再生方法。
  4. 前記第2のイベントは、呼接続終了又はユーザーのキー操作により生じるイベントであることを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末機のタイムシフト再生方法。
  5. 前記タイムラグが解消されたときに、受信放送プログラムを表示することを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末機のタイムシフト再生方法。
  6. 前記受信放送プログラムの録画過程で、受信放送プログラムを部分的に録画することを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末機のタイムシフト再生方法。
  7. 前記受信放送プログラムの部分的録画は、受信放送プログラム中のコマーシャルカット、受信放送プログラム中のハイライトシーン、受信放送プログラム中の特定フレーム抽出、による録画のいずれかであることを特徴とする請求項6に記載の移動通信端末機のタイムシフト再生方法。
  8. 前記ライムラグを解消する過程における前記録画放送プログラムの再生制御は、前記録画放送プログラムを部分的に再生する制御を含むことを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末機のタイムシフト再生方法。
  9. 前記録画放送プログラムの部分的再生は、前記録画放送プログラム中のコマーシャルカット、前記録画放送プログラム中のハイライトシーン、前記録画放送プログラム中の特定フレーム抽出、による再生のいずれかであることを特徴とする請求項8に記載の移動通信端末機のタイムシフト再生方法。
  10. 前記録画放送プログラム中の特定フレーム抽出による再生は、スライドショー方式で行うことを特徴とする請求項9に記載の移動通信端末機のタイムシフト再生方法。
  11. 前記タイムラグを解消する過程で、現在再生中の前記録画放送プログラムのフレーム受信時刻と現在受信中の放送プログラムのフレーム受信時刻とを比較して、前記タイムラグが解消したか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末機のタイムシフト再生方法。
  12. 放送プログラムに含まれたコンテンツを識別する識別コードを受信する過程と、
    放送プログラムに含まれたコンテンツに関する時間情報を受信する過程と、
    をさらに実行することを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末機のタイムシフト再生方法。
  13. 前記識別コード及び前記時間情報は、前記受信放送プログラムの録画過程において受信放送プログラムの一部を選択的に録画するために使用されることを特徴とする請求項12に記載の移動通信端末機のタイムシフト再生方法。
  14. 前記受信放送プログラムの一部の選択的な録画は、受信放送プログラム中のコマーシャルカット、受信放送プログラム中のハイライトシーン、受信放送プログラム中の特定フレーム抽出、による録画のいずれかであることを特徴とする請求項13に記載の移動通信端末機のタイムシフト再生方法。
  15. 前記識別コード及び前記時間情報は、前記ライムラグを解消する過程における前記録画放送プログラムの再生制御において、前記録画放送プログラムの一部を選択的に再生するために使用されることを特徴とする請求項12に記載の移動通信端末機のタイムシフト再生方法。
  16. 前記録画放送プログラムの一部の選択的な再生は、前記録画放送プログラム中のコマーシャルカット、前記録画放送プログラム中のハイライトシーン、前記録画放送プログラム中の特定フレーム抽出、による再生のいずれかであることを特徴とする請求項15に記載の移動通信端末機のタイムシフト再生方法。
  17. 前記識別コード及び前記時間情報を放送センターへ要請する過程をさらに実行することを特徴とする請求項12に記載の移動通信端末機のタイムシフト再生方法。
  18. 放送プログラムのフレームに、該フレームに対応する当該放送プログラムのオーディオデータを同期させる過程をさらに実行することを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末機のタイムシフト再生方法。
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