JP4447533B2 - 不良ビットを救済する半導体メモリ - Google Patents

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Description

本発明は,不良ビットを救済する半導体メモリに関し,特に,不良ビット救済用の冗長セルアレイを設けることなく不良ビットを救済する半導体メモリに関する。
大容量の半導体メモリは,歩留まりを向上させて低価格化を図るために,不良ビットを救済できる構成を有する。具体的には,半導体メモリは,通常セルアレイに加えて,不良ビットの不良ワードや不良コラムに置き換え可能な冗長セルアレイを有する。そして,動作試験で不良ビットが検出された場合,不良ビットを含む不良ワード線や不良コラム線が,冗長セルアレイ内のワード線やコラム線と置き換えられる。そして,不良ビットを冗長セルと置き換えるために,不良ビットのアドレスをROM内に記憶する。そして,通常動作において,アクセス対象のアドレスが不良ビットのアドレスと一致するか否かをチェックし,一致する時は不良セルへのアクセスに加えて冗長セルをアクセスし,冗長セルの出力を選択して出力する。これにより,半導体メモリの歩留まりを向上させることができる。このような冗長セルアレイ構成は,DRAMに加えてFeRAM,SRAMなど種々のメモリでも採用されている。
上記の冗長セルアレイを有する半導体メモリは,例えば,特許文献1,2に記載されている。
特開昭57−64395号公報 特開2002−298596号公報
従来の冗長セルアレイを有する半導体メモリは,不良ビットが存在するしないにかかわらず,通常セルアレイに加えて冗長セルアレイを設けなければならない。そのため,セルアレイの容量が非常に大きくなる傾向にある。
一方,大容量の半導体メモリの場合,ユーザは必ずしも全てのメモリセルを利用するわけではなく,大部分のユーザは,一部のメモリセルは使用せずに単に搭載しているだけとなっている。したがって,通常セルアレイ内に未使用の領域があるにもかかわらず,冗長セルアレイのメモリセルを不良ビットに置き換えることが行われている。
さらに,画像データなどは,必ずしも全データを正確にメモリに記憶しておく必要はない。画像の目立たない領域の画像データは,たとえメモリで正確に記憶できず不正確なデータが読み出されたとしても,ユーザの利用形態上深刻な問題を招くものではない。
そこで,本発明の目的は,冗長セルアレイを有することなく不良ビットを救済可能にした半導体メモリを提供することにある。
上記の目的を達成するために,本発明の第1の側面によれば,半導体メモリにおいて,複数のメモリセルを有する通常セルアレイと,入力アドレスをデコードして前記入力アドレスに対応するメモリセルを通常セルアレイ内から選択するデコーダとを有し,前記選択されたメモリセルに対してアクセス動作が行われるメモリユニットと,前記通常セルアレイ内の不良ビットに対応する不良アドレスを記憶する不良アドレス記憶部と,前記通常セルアレイ内の置換ビットに対応する置換アドレスを記憶する置換アドレス記憶部とを有し,メモリユニットに供給される供給アドレスが前記不良アドレスと一致するとき,当該供給アドレスに代えて前記置換アドレスが前記入力アドレスとして前記メモリユニットに供給されて前記アクセス動作が行われることを特徴とする。
上記本発明の第1の側面によれば,通常セルアレイ内の不良ビットがアクセスされるとき,当該通常セルアレイ内の置換アドレスのメモリセルがアクセスされるので,不良ビットによる誤動作を回避することができる。
上記第1の側面において,好ましい実施態様では,前記供給アドレスが前記置換アドレスと一致するとき,当該供給アドレスに代えて前記不良アドレスが前記入力アドレスとして前記メモリユニットに供給されて前記アクセス動作が行われる。つまり,不良アドレスと置換アドレスとが交換されて入力アドレスとしてメモリユニットに与えられる。
上記第1の側面において,好ましい実施態様では,不良ビットに代えてアクセスされる置換対象メモリセルの置換アドレスは,半導体メモリに記憶されるデータの種類を基にして実用上不良の存在が許容されるデータが記憶されるメモリセルのアドレスから選択される。
上記の好ましい実施態様によれば,通常セルアレイ内において,実用上不良の存在が許容されるデータが記憶されるメモリセルを不良ビットのメモリセルと交換することで,不良アドレスにアクセスされた時は置換アドレスのメモリセルにアクセスして正常アクセスを可能にすることができる。ただし,置換アドレスにアクセスされた時は不良ビットのメモリセルにアクセスされるが,それによりデータが不良データになっても実用上許容される。
または,別の好ましい実施態様では,不良ビットに代えてアクセスされる置換対象メモリセルの置換アドレスは,通常セルアレイ内のデータが書き込まれていないメモリセルのアドレスから選択される。たとえば,半導体メモリへのデータのダウンロード動作時に書き込みが行われなかったメモリセルのアドレスから選択される。そのために,半導体メモリへの書き込み動作時にアクセスされる入力アドレスを監視し,書き込みが行われなかったアドレスを置換アドレスに設定する置換アドレス設定ユニットを有する。たとえば,半導体メモリへのデータのダウンロード動作時にアクセスされる入力アドレスを監視し,アクセスが行われなかったアドレスを置換アドレスに設定する。
上記の好ましい実施態様によれば,通常セルアレイ内の未使用のメモリセルを不良ビットのメモリセルと交換することで,不良アドレスにアクセスされた時は置換アドレスのメモリセルにアクセスして正常アクセスを可能にすることができる。通常セルアレイ内の全てのメモリセルが利用されない場合に,有効に不良ビットを救済することができる。
上記の第1の側面において,好ましい実施態様では,メモリユニットは,入力アドレスに対応して複数ビットのデータの書き込みまたは読み出しを行い,半導体メモリは,さらに,前記不良アドレスに基づく書き込みデータ及び読み出しデータについて,不良ビットと最下位ビットとを交換するビット交換回路を有する。これによれば,不良ビットが最下位ビットと交換されるので,複数ビットのデータにおいて不良ビットが最下位ビットに位置することになり,複数ビットデータの値が正常値からできるだけ異ならないようにできる。
上記の目的を達成するために,本発明の第2の側面によれば,半導体メモリにおいて,複数のメモリセルを有する通常セルアレイと,入力アドレスをデコードして前記入力アドレスに対応するメモリセルを通常セルアレイ内から選択するデコーダとを有し,前記選択されたメモリセルに対してアクセス動作が行われ前記入力アドレスに対応して複数ビットのデータの書き込みまたは読み出しが行われるメモリユニットと,前記通常セルアレイ内の不良ビットに対応する不良アドレスを記憶する不良アドレス記憶部と,前記不良アドレスに基づく書き込みデータ及び読み出しデータについて,不良ビットとそれ以外の所定ビット,例えば最下位ビット,とを交換するビット交換回路とを有する。
上記の第2の側面によれば,不良ビットがそれ以外の所定ビット,例えば最下位ビット,と交換されるので,複数ビットのデータにおいて不良ビットが最下位ビットに位置することになり,複数ビットデータの値が正常値からできるだけ異ならないようにできる。
本発明の半導体メモリによれば,冗長セルアレイを設けることなく通常セルアレイ内の不良ビットを救済することができる。さらに、不良がある行や列を特定する工程、レーザーカット等による良救済工程が不要となる。
以下,図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。但し,本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず,特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
図1は,本発明の原理図である。半導体メモリ1は,複数のメモリセルを有する通常セルアレイCAと,入力アドレスをデコードして通常セルアレイCA内のメモリセルを選択するデコーダADD−DECとを有する。メモリ制御回路10は,通常セルアレイとデコーダを有するメモリユニット2に供給アドレスSADDを与えて,データの書き込み及びデータの読み出しを含むアクセス動作を行う。また,半導体メモリ1は,通常セルアレイ内の不良ビットに対応する不良アドレスDAddを記憶する不良アドレスレジスタRG1と,不良アドレスと交換される置換アドレスRAddを記憶する置換アドレスレジスタRG2とを有する。比較器COMPは,供給アドレスSADDと不良アドレスDAddを比較し,一致するときに一致信号COINを出力し,セレクタselは一致信号COINに応答して供給アドレスSADDに代えて置換アドレスRAddをメモリユニットに与える。つまり,不良アドレスが置換アドレスに置き換えられてメモリユニットに供給される。
置換アドレスRAddは,通常セルアレイCA内のメモリセルであって,実用上不良の存在が許容されるデータを記憶するメモリセルのアドレスに設定される。または,置換アドレスRAddは,通常セルアレイCA内のメモリセルであって,データが書き込まれていない,つまり不使用のメモリセルのアドレスに設定される。
図2は,置換アドレスに対応するデータの画像領域上の位置を示す図である。図2は,置換アドレスの一例として,実用上不良の存在が許容されるデータを記憶するメモリセルのアドレスを示す。この例では,通常セルアレイ内に画像データが記憶される。そして,画像データの容量が通常セルアレイの容量と一致し,通常セルアレイ内のメモリセルが全て使用され,画像領域上の位置と通常セルアレイ上の位置とが対応している。画像領域12内の周辺以外の位置に不良ビット13が存在する場合,この不良ビット13によりメモリに記憶したデータに不良が存在すると,その不良データにより画像の画質を低下させることになる。一方,画像領域12の周辺の位置122,124に不良が存在していても,その不良データによる画像の画質低下はあまり深刻な問題ではない。なぜなら,画像領域の周辺の1ドットに不良が存在していても,画像を観察する人間の目には目立たないからである。特に、画面領域の左右1ドットが望ましく、不良が4個以下の場合は4隅が望ましい。字幕等は画面の上下に表示されることが多く、画像の不良は上下より左右の方が目立たない。
そこで,本発明の実施例では,不良ビットの不良アドレスと交換される置換アドレスを,画像領域12の周辺領域122,124のメモリセルに対応するアドレスに設定する。そして,不良ビット13がアクセスされる場合は,不良ビット13に代えて周辺領域の置換ビット14にアクセスさせる。また,逆に,置換ビット14がアクセスされる場合は,置換ビット14に代えて不良ビット13にアクセスさせる。その結果,画像領域12内の目立つ位置の画像データは,不良ビットではなく正常な置換ビットに書き込まれ,読み出される。一方,画像領域12内の目立たない周辺領域の画像データは,置換ビット14ではなく不良ビット13に書き込まれ,読み出される。したがって,周辺領域の画像データには不良が存在することになる。
一例として,MPEGなど画像データを処理する場合,参照画像データがフレームメモリ内に一時的に記憶される。このフレームメモリとして半導体メモリが利用される場合,図2に示したように,画像領域12の周辺に対応するメモリセルを,置換対象のメモリセルにする。周辺の画像データは,たとえ不良が存在していても,画像の画質低下にそれほど大きな影響を与えない。よって,不良ビットのメモリセルと置換対象メモリセルとが交換されても,実用上許容される。
置換アドレスの別の例としては,通常セルアレイ内の全てのメモリセルにデータが書き込まれない場合,利用されていないメモリセルのアドレスを置換アドレスに設定する。これにより,不良ビットの不良アドレスと置換アドレスとが交換され,不良ビットへのアクセス動作を正常に行うことができる。
このような例として,バッファメモリやワークメモリとして利用される大容量メモリがある。このようなメモリは必要量より大きな容量を有する。したがって,通常,未使用のメモリセルが存在する。そこで,未使用のメモリセルを置換対象のメモリセルに設定し,不良ビットの不良アドレスと置換対象メモリセルの置換アドレスとを交換することで,不良ビットへのアクセス動作を正常に行うことができる。
メモリ容量に余裕のあるメモリの例としては,MPEGストリームの入出力バッファ,ROM内に圧縮記憶されたプログラムコードが展開されるメモリ,スタックメモリなど常時変化する変数が逐次記憶されるメモリ(変数とアドレスが一対一に対応づけられていない),パラメータを格納するメモリなどである。また,フレームバッファの隙間領域,入力ビデオデータと入力オーディオデータとの隙間領域,小容量ROMや内蔵または外付けリソースのアドレスと重複するアドレス空間を有するメモリなどがある。
このように,半導体メモリの使用形態があらかじめ判明している場合は,利用されないメモリセルのアドレスをあらかじめ知ることができ,そのアドレスを置換アドレスとして設定しておくことができる。または,半導体メモリを上位のシステムに組み込む者が,適切な置換アドレスを設定することもできる。
図3は,第1の実施の形態における半導体メモリの構成図である。メモリユニット2は,入力アドレスADDinと,書き込みを指示するメモリ制御信号MECと,入力データDinとを供給されて,入力データDinを入力アドレスADDinのメモリセルに書き込む。また,メモリユニット2は,入力アドレスADDinと,読み出しを指示するメモリ制御信号MECとを供給されて,入力アドレスのメモリセルからデータDoutを読み出す。この例では,メモリユニット2は,8ビットや32ビットからなるワード単位でデータの書き込みと読み出しを行う。
メモリ制御回路10は,供給アドレスSADDとメモリ制御信号MECとをメモリユニット2に供給する。書き込み動作の場合は,さらに書き込みデータWDataも供給し,書き込みデータWDataは入力データDinとして,供給アドレスSADDは入力アドレスADDinとしてメモリユニット2に入力される。また,読み出し動作の場合は,メモリユニット2からの出力データDoutを読み出しデータRDataとして受信する。
半導体メモリは,さらに不良アドレスを記憶する不良アドレスレジスタRG1と,置換アドレスを記憶する置換アドレスレジスタRG2とを有する。また,この例では,試験回路12と試験制御回路14とを有する。そして,この半導体メモリでは,電源投入時などにリセット信号RSTが解除された時,試験制御回路14が試験モード信号TESTを出力して,試験回路12にメモリユニットの動作試験を実行させる。試験制御回路14は,この動作試験により検出した不良ビットの不良アドレスDAddを不良アドレスレジスタRG1に記憶する。一方,置換アドレスRAddには,半導体メモリの設計段階で,メモリの利用態様に基づいて実用上不良の存在が許容されるメモリセルのアドレスが設定される。よって,設計段階で,置換アドレスレジスタRG2には置換アドレスRAddが設定される。
試験回路12は,試験モード信号TESTに応答して,テスト用制御信号TMECとテスト用アドレスTADDと,書き込み時のテスト用書き込みデータTWDataとを生成する。テストモード信号TESTに応答して,セレクタ群sel3が試験回路12からの信号に切り替わり,メモリユニット2の動作試験が行われる。動作試験は一般的な試験と同じであり,試験回路12は,例えば最下位アドレスから最上位アドレスまでテスト用アドレスTADDを変化させながら所定の書き込みデータTWDataを書き込み,同様にテスト用アドレスTADDを変化させながらデータDoutを読み出す。そして,試験回路12は,書き込みデータと読み出しデータが一致するか否かをチェックし,一致と不一致を示す判定信号JUGを出力する。試験制御回路14は,判定信号JUGが不一致になった時のテスト用アドレスTADDを記憶し,それを不良アドレスDAddとして不良アドレスレジスタRG1に記憶する。さらに、試験回路14は出荷試験で使用する試験回路を流用できる場合は、回路の増加は僅かとなる。
図3の半導体メモリは,供給アドレスSADDと不良アドレスDAddとを比較する第1の比較器COMP1と,供給アドレスSADDと置換アドレスRAddとを比較する第2の比較器COMP2と,不良アドレスDAddと置換アドレスRAddの一方を一致信号COIN2に応じて選択する第1のセレクタsel1と,第2のセレクタsel1で選択されたアドレスと供給アドレスSADDの一方をORゲートOR1の出力に応じて選択する第2のセレクタsel2とを有する。そして,不良アドレスレジスタRG1,置換アドレスレジスタRG2,比較器COMP1,COMP2,第1のセレクタsel1,ORゲートOR1からなる回路群は,不良ビットに対応して設けられる。よって,不良ビットが複数存在し,それらの不良アドレスを全て置換アドレスと交換する場合は,上記回路群は不良ビットの数だけ設けられる。
リセット時の試験動作により不良アドレスDAddが設定されると,その後の通常動作において,上記回路群により不良アドレスと置換アドレスとが交換されてメモリユニット2に与えられる。すなわち,第1の比較器COMP1は,メモリ制御回路10が出力する供給アドレスSADDと不良アドレスDAddとを比較し,一致する時に一致信号COIN1を出力し,第2のセレクタsel2を供給アドレスSADDから第1のセレクタsel1の出力に切り換える。また,第2の比較器COMP2は,メモリ制御回路10からの供給アドレスSADDと置換アドレスRAddとを比較し,一致する時に一致信号COIN2を出力し,第1のセレクタを不良アドレスDAdd側に切り換え,第2のセレクタsel2を供給アドレスSADDから第1のセレクタsel1の出力に切り換える。第1及び第2の比較器COMP1,2のいずれもが不一致を検出するときは,第2のセレクタsel2は,供給アドレスSADDを選択して,メモリユニット2に入力アドレスADDinとして与える。
上記2つの比較器とセレクタsel1,sel2により,図3の半導体メモリは以下の動作を行う。供給アドレスSADDが不良アドレスDAddでも置換アドレスRAddでもない場合は,第2のセレクタsel2が供給アドレスSADDを選択し,供給アドレスSADDが入力アドレスADDinとしてメモリユニット2に与えられその供給アドレスに対応するメモリセルがアクセスされる。一方,供給アドレスSADDが不良アドレスDAddと一致するときは,第2のセレクタsel2が第1のセレクタsel1により選択された置換アドレスRAddを選択し,置換アドレスがメモリユニット2に与えられ置換アドレスに対応するメモリセルがアクセスされる。そして,供給アドレスSADDが置換アドレスRAddと一致するときは,第1のセレクタsel1が不良アドレスDAddを選択し,第2のセレクタsel2がその不良アドレスDAddを選択し,不良アドレスに対応するメモリセルがアクセスされる。
すなわち,不良アドレスDAddと置換アドレスRAddとが交換されてメモリユニット2に入力アドレスADDinとして与えられる。これにより,メモリ制御回路10が不良ビットのメモリセルをアクセスするときは,代わりに置換アドレスのメモリセルがアクセスされ,置換アドレスのメモリセルをアクセスするときは,代わりに不良アドレスのメモリセルがアクセスされる。
図4は,本実施の形態におけるメモリユニットの概略構成図である。メモリユニット2は,通常セルアレイCAと,入力アドレスADDinをデコードする行デコーダR−DECと列デコーダC−DECと,センスアンプSAと,入出力回路I/Oとを有する。そして,通常セルアレイ以外の冗長セルアレイは設けられず,不良ビット13は通常セルアレイ内の置換ビット14と置き換えられる。
図5は,供給アドレスSADDとメモリユニットへの入力アドレスADDinとの関係を示す図である。図4,5に示されるとおり,通常セルアレイ内の不良ビット13に代えて置換ビット14がアクセスされ,置換ビット14に代えて不良ビット13がアクセスされる。具体的には,図5に示されるとおり,不良アドレスDAddと置換アドレスRAddとが交換されて,入力アドレスADDinとしてメモリユニット2に与えられる。この結果,不良ビット13へのアクセスは,正常な置換ビット14に対して行われるので,データ不良は発生しない。一方,置換ビット14へのアクセスは不良ビット13に対して行われるが,置換ビット14は実用上不良が許容される位置に設定されているので,データ不良が発生しても実用上許容され問題はない。
以上のように,第1の実施の形態では,通常セルアレイ内の全てのメモリセルにデータが書き込まれて利用されるが,実用上不良が許容される位置のメモリセルを置換ビットに指定して不良ビットに置き換える。つまり,不良アドレスと置換アドレスとを交換するようにして,不良ビットによるデータ不良が実用上問題になることを回避することができる。
図6は,第2の実施の形態における半導体メモリの構成図である。図6において,図3と同じ引用番号が与えられている。図6の例では,不良アドレスDAddと置換アドレスRAddとの交換が,2組のEOR群EOR1,EOR2により行われる。つまり,第1の実施の形態の第1,第2の比較器と第1,第2のセレクタに代えて,2組のEOR群が設けられ,回路構成が簡略化されている。ただし,不良アドレスDAddは1個のみしか置換することができない。それ以外のメモリユニット2,メモリ制御回路10,内蔵試験回路12,試験制御回路14の動作は,第1の実施の形態と同じである。
図7は,2組のEOR群の動作を説明するための図である。第1のEOR群EOR1は,不良アドレスDAddと置換アドレスRAddとの排他的論理和を求め,その出力と供給アドレスSADDの排他的論理和が第2のEOR群EOR2により求められ,第3のセレクタsel3を介してメモリユニット2に供給される。この2つの排他的論理和演算により,第2のEOR群EOR2の出力は,第1の実施の形態における第2のセレクタsel2の出力と同じになる。つまり,第2のEOR群EOR2の出力は,供給アドレスSADDが不良アドレスDAddとも置換アドレスRAddとも一致しない場合は供給アドレスSADDから変換された不良,置換アドレス以外のアドレスになり,一方,供給アドレスSADDが不良アドレスDAddと一致する場合は置換アドレスRAddになり,供給アドレスSADDが置換アドレスRAddと一致する場合は不良アドレスDAddになる。
図7(A)は,供給アドレスSADDが不良,置換アドレスのいずれにも一致しない場合であり,その場合は,供給アドレスSADDが不良,置換アドレスの排他的論理和EOR1に基づいて変換されたアドレスになっている。この変換されたアドレスは,不良,置換アドレスのいずれとも一致していない。図7(B)は,SADD=DAddの場合の第1,第2のEOR群EOR1,EOR2の論理演算結果を示す。演算結果はEOR2=RAddとなっている。図7(C)は,SADD=RAddの場合の論理演算結果を示す。演算結果はEOR2=DAddとなっている。
以上のように,不良アドレスDAddが1組しか必要でない場合は,2組の排他的論理和回路により不良アドレスと置換アドレスとの交換を行うことができる。第1の実施の形態のように比較器とセレクタを使用するよりも入力アドレスADDinが確定するまでのクリティカルパスが短くなり遅延時間が短くなり,高速動作が可能である。
図8は,第3の実施の形態における半導体メモリの構成図である。この例では,図3の第1の実施の形態において,不良アドレスに書き込まれる複数ビットのデータWDataのうち不良ビットをそれ以外のビット,例えば最下位ビットに交換するビット交換回路16と,不良アドレスから読み出される複数ビットのデータDoutのうち不良ビットをそれ以外のビット,例えば最下位ビットに交換するビット交換回路18とを有する。それにともなって,不良ビット位置情報が記憶される不良ビット位置レジスタRG3が設けられ,試験制御回路14は,試験結果に基づいて不良ビット位置情報DBitをレジスタRG3に書き込む。1つのアドレスに対応する複数のメモリセル内で複数の不良ビットが存在することは極めてまれであるので,単一の不良ビットを最下位ビットに置き換えることが不良の程度を抑えるためには有効である。もし,2つの不良ビットが検出された時は,最下位ビットとその次の下位ビットとに置き換えても良い。
第3の実施の形態では,供給アドレスSADDが置換アドレスRAddと一致するとき,第2の比較器COMP2が一致信号COIN2を出力し,セレクタsel1,sel2とを介して不良アドレスRAddがメモリユニット2に供給される。ただし,不良アドレスにデータを書き込むと不良ビットのデータに不良が生じる。置換アドレスRAddは,実用上不良を許容する位置に設定されているが,そのデータの不良は最小限に止めることが好ましい。そこで,置換アドレスに代えて不良アドレスにアクセスされるときは,ビット交換回路16,18が,書き込みデータと読み出しデータに対して,不良ビットと最下位ビットとを交換する。たとえば,データが画像データのように複数ビットからなる階調値データの場合,最下位ビットに不良が存在していても,8ビットデータならその階調値データの不良は高々256分の1の誤差にすぎない。不良ビットがより上位のビットの場合はその誤差が大きくなる。したがって,不良ビットを最下位ビットなど不良の程度を最小限にできる所定のビットに置き換えることで,不良ビットによる影響を最小限に抑えることができる。
具体的な動作では,第2の比較器COMP2が一致を検出すると,その一致信号COIN2がビット交換回路16,18にイネーブル信号ENとして供給され,ビット交換回路16,18が動作状態にされる。また,不良ビット位置情報DBitもビット交換回路16,18に供給される。それにより,それぞれ入力される複数ビットの入力データBIの不良ビットが所定のビット,好ましくは最下位ビットと交換され,出力データBOとして出力される。
図9は,ビット交換回路の構成図である。ビット交換回路16,18は,n+1ビットの入力データBI0〜BInのうち不良ビットを最下位ビットと交換する第4のセレクタ群sel4と,イネーブル状態のときに不良ビット位置情報DBitをデコードするデコーダ20と,ANDゲート22とを有する。デコーダ20は,不良ビット情報DBitをデコードして,入力,出力データの複数ビットに対応するビット交換信号EXを生成し,最下位ビット以外のビットに対応するセレクタsel4に選択信号として供給する。一方,ANDゲート22は,イネーブル状態の時に不良ビット情報DBitを最下位ビットに対応するセレクタsel4に選択信号として供給する。最下位ビットのセレクタsel4は,不良ビット情報DBitで特定される入力データを選択して,最下位出力ビットBO0として出力する。イネーブル信号ENがLレベルの時は,ANDゲートの出力が全て「0」となり,最下位ビットのセレクタsel4は最下位入力ビットBI0を選択する。つまり,イネーブル信号ENがHレベルの時に,不良ビット情報DBitに応じて,不良ビットの入力データが最下位ビットの入力データと交換される。
図10は,第4の実施の形態における半導体メモリの構成図である。この例は,図8の第3の実施の形態を図6の第2に実施の形態に適用したものである。つまり,不良アドレスDAddと置換アドレスRAddとの交換は,2組のEOR群EOR1,EOR2により行われ,不良アドレスへのデータについての不良ビットと最下位ビットとの交換は,ビット交換回路16,18により行われる。2組のEOR群を設けたことに伴い,供給アドレスSADDと置換アドレスRAddとが一致するか否かが第2の比較器COMP2により監視され,一致するときの一致信号COIN2が,イネーブル信号ENとしてビット交換回路16,18に与えられる。また,不良ビット位置レジスタRG3が設けられ,試験制御回路14が試験結果により検出した不良ビット位置情報DBitをレジスタRG3に記憶する。この不良ビット位置情報DBitがビット交換回路16,18に与えられる。ビット交換回路の構成は,図9で示した通りである。
第4の実施の形態においても,メモリ制御回路10が置換アドレスにアクセスしようとすると,不良アドレスDAddが入力アドレスADDinとしてメモリユニット2に与えられ,不良ビットがアクセスされる。しかし,その不良ビットを含む不良アドレスへのアクセス時に,複数ビットからなるデータの不良ビットが最下位ビットと交換される。よって,不良アドレスへのアクセスによりデータへの不良の影響を最小限に抑えることができる。
図11は,第5の実施の形態における半導体メモリの構成図である。この半導体メモリは,内蔵された試験回路12によりメモリユニット2の動作試験を行い不良ビットを検出し,不良ビットに対応する不良アドレスDAddをレジスタRG1に,不良アドレスに対応する複数メモリセルの不良ビット位置情報DBitをレジスタRG3にそれぞれ記憶し,不良アドレスにアクセスされるときは,ビット交換回路16,18が不良ビットとそれ以外の所定のビット,例えば最下位ビットとを交換する。ただし,上記の第1〜第4の実施の形態のように,不良アドレスを置換アドレスと置き換えることは行わない。
したがって,この実施の形態では,不良ビットが検出されてもその不良ビットへのアクセス動作は行われる。ただし,不良ビットに対応するアドレスに複数ビットデータ(例えば1ワードのデータ)を記憶する場合,その複数ビットのうち不良ビットをそれ以外の例えば最下位ビットと交換することで,記憶データの不良の程度を最小限に抑える。不良ビットのビット交換は,書き込みデータと読み出しデータの両方に対して行われる。
図11に示されるとおり,供給アドレスSADDと不良アドレスDAddとを比較する第3の比較器COMP3が設けられ,この比較器が両アドレスの一致を検出したとき,Hレベルにアサートされた一致信号COIN3がイネーブル信号ENとしてビット交換回路16,18に供給される。そして,ビット交換回路16,18は,図9の構成を有し,不良ビット位置レジスタRG3の不良ビット位置情報DBitに対応する不良ビットを最下位ビットと交換する。
また,ビット交換回路18は,読み出したデータDoutについてビット交換を行い,ビット交換したデータの最下位ビットをクリップして「1」「0」のいずれかに固定してもよい。その場合は,最下位ビットによる不良の程度を予想した範囲に抑えることができる。
図12は,第6の実施の形態における半導体メモリの構成図である。第1〜第4の実施の形態では,半導体メモリの設計時に置換アドレスを使用態様に基づいてあらかじめ設定し,レジスタに書き込む。それに対して,第6の実施の形態では,半導体メモリが搭載されたシステムを半導体メモリへのアクセスを含むダミー動作をさせて,そのダミー動作を監視することで適切な置換アドレスを自動的に設定する。したがって,半導体メモリがユーザにより使用される態様に基づいて最適な置換アドレスを個別に設定可能である。
具体的な構成は,図12に示されるとおり,不良アドレス・置換アドレス設定回路24が設けられ,この不良アドレス・置換アドレス設定回路24が,試験回路12による試験を制御し,更にシステムに対してダミー動作を指示し,ダミー動作中のアドレスや同期信号HSYNC,VSYNCを監視することで,最適の置換アドレスを自動検出する。そして,検出した置換アドレスRAddを置換アドレスレジスタRG2に書き込む。また,不良アドレス・置換アドレス設定回路24が不良ビットを検出しなかった場合にインヒビット信号INHを出力し,ANDゲート28を介して,不良アドレスと置換アドレスのアドレス置換を行う第2のセレクタsel2へのセレクト信号を強制的に供給アドレスSADD側にする。これにより,不良ビットがない場合は,上記アドレスの置換処理は行われない。ただし,不良ビットが存在しない場合は,上記のアドレスの置換処理が行われても別段支障はない。上記以外は,図3の第1の実施の形態と同様である。
図13は,第6の実施の形態における置換アドレス設定動作を示すフローチャート図である。電源投入時にリセット信号RSTが生成され,そのリセット状態が解除されると(S10),試験動作モード信号TESTにより試験回路12がメモリユニット2の動作試験を行う。動作試験については,前述したとおりである。この動作試験中に試験回路12が生成する判定信号JUGと試験用アドレスTADDとを監視することで,不良アドレス・置換アドレス設定回路24は,不良ビットの不良アドレスDAddを検出する(S12)。そして,不良アドレスが存在しない場合は(S14のNO),インヒビット信号INHをアサートして,第2のセレクタsel2によるアドレス交換機能を停止させる(S24)。
一方,不良アドレスが存在する場合は(S14のYES),不良アドレス・置換アドレス設定回路24は,ダミー動作モード信号DMYをアサートして,上位のシステムに対してダミー動作を実行させる(S16)。ダミー動作中は,アクティブ信号ACTVを半導体メモリからの出力(図示しないがメモリ制御回路からの出力)を禁止する状態にする。このダミー動作は,例えば,数フレームにわたる画像データをメモリユニット2内に書き込んだり(ダウンロード)読み出したりする動作である。かかるダミー動作において,上位のシステムは,画像データに付随する水平同期信号HSYNCや垂直同期信号VSYNCを生成する。そこで,不良アドレス・置換アドレス設定回路24は,かかる同期信号と供給アドレスSADDとを監視することで,画像データのうち実用上不良が許容されるデータが格納されるメモリセルのアドレスを検出する(S18)。
具体的には,画像データのうち,両同期信号のタイミングが一致する近傍のアドレスには,画像の周辺のデータが記憶されると予測できる。したがって,そのようなタイミングでの供給アドレスSADDを置換アドレスRAddとして設定することが好ましい。別の例としては,画像に字幕が含まれる場合などは,字幕は通常画像領域の下側に位置するので,水平同期信号HSYNCと供給アドレスSADDを監視し,水平同期信号の前後の供給アドレスを置換アドレスに設定する。つまり画像の両端の位置のデータが記憶されるアドレスを置換アドレスに設定する。その結果,字幕に対応する画像データが格納されるアドレスが置換アドレスに設定されることを回避することができる。
このように実用上不良が許容される,具体的には画像データなどの場合に不良が目立たないデータのアドレスを置換アドレスに設定する。置換アドレスの設定が終了すると,ダミー動作モード信号DMYを一旦解除し,システムを停止させる(S20)。その後,アクティブ信号ACTVを出力許可状態にして,通常動作モードでシステムを動作可能状態にする(S22)。
第6の実施の形態では,ダミー動作を行う時間が必要になる。しかし,ハードディスク装置,ローカルネットワーク装置,DVD装置などは,電源投入後の起動時に所定の期間の待ち時間が必要である。したがって,そのような起動時の待ち時間を利用して,上記ダミー動作を行うことが好ましい。
図14は,第7の実施の形態における半導体メモリの構成図である。この半導体メモリは,第6の実施の形態と同様に,半導体メモリがシステムに搭載された状態でその動作を監視して置換アドレスを検出し設定する。ただし,置換アドレスとして,システムがデータの書き込みを行っていない未使用のメモリセルのアドレスを検出する。
この半導体メモリの構成は,図12の第6の実施の形態と同様に,不良アドレス・置換アドレス設定回路24が設けられ,この設定回路24は,試験回路12の試験動作を制御して不良アドレスを検出し,不良アドレスレジスタRG1に不良アドレスを設定する。さらに,設定回路24は,システムに半導体メモリへのアクセスを含む動作を行わせ,不使用メモリセルのアドレスを検出して置換アドレスとして置換アドレスレジスタRG2に設定する。
ただし,不良アドレス・置換アドレス設定回路24は,システムの動作中の供給アドレスSADDを監視せず,供給アドレスSADDが置換アドレスRAddと一致するか否かを示す一致信号COIN2を監視することで,あらかじめ仮設定した置換アドレスRAddへのアクセスが発生したか否かで,仮設定した置換アドレスRAddが未使用メモリセルのアドレスとマッチングするか否かをチェックする。パラメータや変数の初期化を含む所定期間にわたるシステム動作中に仮設定した置換アドレスRAddがアクセスされない場合は,未使用メモリセルのアドレスと判断されるので,置換アドレスRAddが確定する。
上記の一致信号COIN2は,システムの動作停止を指示するインタラプト信号INTとして出力される。また,アクティブ信号ACTVは,第6の実施の形態と異なり,システムの動作をイネーブルにする信号である。
図15は,第7の実施の形態における置換アドレス設定の動作フローチャート図である。図13と同じ工程には同じ番号を与えている。まず,リセットが解除されると(S10),不良アドレス・置換アドレス設定回路24は,動作試験により不良アドレスを検出する(S12)。不良アドレスがない場合はインヒビット信号INHをアサートして第2のセレクタsel2を供給アドレス側に切り換えて,アドレス交換機能を停止させる(S24)。
一方,不良アドレスが検出されると(S14のNO),不良アドレス・置換アドレス設定回路24は,仮に置換アドレスRAddを置換アドレスレジスタRG2に設定し,アクティブ信号ACTVをアサートしてシステムを起動する(S30)。これにより,システムはリセット時の初期動作を開始する。初期動作には,例えばプログラムのメモリユニット2へのダウンロードや,変数やパラメータのメモリユニット2への書き込みなど,半導体メモリへのアクセスを含む。
このシステムの動作中,不良アドレス・置換アドレス設定回路24は,第2の比較器COMP2の一致信号COIN2を監視し,システムが仮に設定した置換アドレスRAddに書き込みまたは読み出しを行うか否かをチェックする(S32)。置換アドレスへのアクセスがないまま初期化動作が終了すると(S40のYES),置換アドレスが未使用メモリセルのアドレスであることが確定し,置換アドレス設定プロセスを終了する。その後,通常動作モードでシステムが起動される(S22)。
初期動作中に仮設定した置換アドレスにアクセスすることが検出されると,不良アドレス・置換アドレス設定回路24は,アクティブ信号ACTVのアサートを取り下げるか又は一致信号COIN2をインタラプト信号INTとしてシステムに与えて,システムの動作を停止させる(S34)。そして,設定回路24は,別の置換アドレスをレジスタRG2に仮に設定し(S36),アクティブ信号ACTVを再度アサートするか又はインタラプト信号INTのアサートを取り下げて,システムを再起動させる(S38)。上記工程S32〜S38をシステムの初期化動作が終了するまで繰り返す(S40)。
そして,システムの初期化動作が終了した時点で仮設定されている置換アドレスRAddが,最終的に設定される置換アドレスRAddとなる。この置換アドレスは,システムの初期化動作中に一度もアクセスされなかったアドレスであり,不良アドレスと交換する置換アドレスとして適切である。
このように,不良アドレス・置換アドレス設定回路24は,置換アドレスを仮設定し,その置換アドレスにアクセスされるか否かを監視し,アクセスされると別の候補を設定する。この動作を繰り返すことにより,置換アドレスを探索し検出することができる。
図16は,第7の実施の形態における置換アドレスの仮設定を説明する図である。第7の実施の形態では,使用されないメモリセルのアドレスを探索する。そのために,置換アドレスの仮設定を,使用されない可能性が高い順にアドレスを選択して行うことが望ましい。
図16(A)は,メモリ容量が2のべき乗の場合を示し,メモリRAMのアドレス空間は,最下位アドレス「0000...0」から最上位アドレス「1111...1」まで存在する。かかるアドレス空間では,通常最上位アドレスが使用されない可能性が最も高い。また,メモリのアドレス空間の割り当て方としては,アドレスの上位ビットを基準にして分割した領域に,必要なデータやプログラム格納領域を割り当てることが多い。したがって,アドレス空間を複数に分割し,各分割領域の最上位アドレスも使用されない可能性が高い。
そこで,図16(A)の場合は,置換アドレスの仮設定の優先度を,最上位アドレス「1111...1」を1番にし,2分割した場合の下位アドレス領域の最上位アドレス「0111...1」を2番にし,さらに,4分割した場合の上位アドレス領域の最上位アドレス「1011...1」を3番にし,それ以外は,図示される位置に優先度を割り当てる。そして,置換アドレスの仮設定を上記の優先度の順で行う。つまり,メモリ空間を2,4,8分割した複数領域のより上位のアドレスの領域における最上位アドレスに,優先度を順番に与える。これにより,置換アドレスの探索プロセスをできるだけ短くすることができる。
なお,図16(B)は,メモリ容量が2のべき乗でない場合を示し,アドレス空間は,最下位アドレス「0000...0」から最上位アドレス「110x...x」まで存在する。この場合は,置換アドレスの仮設定の優先度を,最上位アドレスを1番にし,それ以降は,図16(A)と同様に,メモリ空間を2分割,4分割,8分割した領域それぞれの最上位アドレスに優先度を与える。
第6及び第7の実施の形態において,第3の実施の形態のように不良ビット位置を検出して,不良ビットのアドレスにアクセスされる時に書き込みデータや読み出しデータのビット交換を行うようにしてもよい。
以上の実施の形態をまとめると,次の付記のとおりである。
(付記1)半導体メモリにおいて,
複数のメモリセルを有する通常セルアレイと,入力アドレスをデコードして前記入力アドレスに対応するメモリセルを通常セルアレイ内から選択するデコーダとを有し,前記選択されたメモリセルに対してアクセス動作が行われるメモリユニットと,
前記通常セルアレイ内の不良ビットに対応する不良アドレスを記憶する不良アドレス記憶部と,
前記通常セルアレイ内の置換ビットに対応する置換アドレスを記憶する置換アドレス記憶部とを有し,
前記メモリユニットに供給される供給アドレスが前記不良アドレスと一致するとき,当該供給アドレスに代えて前記置換アドレスが前記入力アドレスとして前記メモリユニットに供給されて前記アクセス動作が行われることを特徴とする半導体メモリ。
(付記2)付記1において,
前記供給アドレスが前記置換アドレスと一致するとき,当該供給アドレスに代えて前記不良アドレスが前記入力アドレスとして前記メモリユニットに供給されて前記アクセス動作が行われることを特徴とする半導体メモリ。
(付記3)付記1において,
前記不良ビットに代えてアクセスされる置換対象メモリセルの置換アドレスは,半導体メモリに記憶されるデータの種類を基にして実用上不良の存在が許容されるデータが記憶されるメモリセルのアドレスから選択されることを特徴とする半導体メモリ。
(付記4)付記1において,
前記不良ビットに代えてアクセスされる置換対象メモリセルの置換アドレスは,前記通常セルアレイ内のデータが書き込まれていないメモリセルのアドレスから選択されることを特徴とする半導体メモリ。
(付記5)付記4において,
さらに,半導体メモリへの書き込み動作時にアクセスされる入力アドレスを監視し,書き込みが行われなかったアドレスを前記置換アドレスに設定する置換アドレス設定ユニットを有することを特徴とする半導体メモリ。
(付記6)付記5において,
前記置換アドレス設定ユニットは,前記半導体メモリへのデータのダウンロード動作時に書き込みが行われなかったメモリセルのアドレスを検出し,当該検出されたアドレスを前記置換アドレス記憶部に記憶させることを特徴とする半導体メモリ。
(付記7)付記1において,
前記メモリユニットは,入力アドレスに対応して複数ビットのデータの書き込みまたは読み出しを行い,
半導体メモリは,さらに,前記不良アドレスによる書き込みデータ及び読み出しデータについて,不良ビットとそれ以外の所定ビットとを交換するビット交換回路を有することを特徴とする半導体メモリ。
(付記8)付記7において,
前記所定ビットは,最下位ビットである半導体メモリ。
(付記9)付記2において,
さらに,前記供給アドレスに代えて,前記置換アドレスまたは不良アドレスを選択して前記メモリユニットの供給するセレクタを有することを特徴とする半導体メモリ。
(付記10)付記9において,
さらに,前記供給アドレスと不良アドレスの一致を検出する第1の比較器と,前記供給アドレスと置換アドレスの一致を検出する第2の比較器とを有し,前記セレクタは,前記第1の比較器が一致を検出するとき前記置換アドレスを選択し,前記第2の比較器が一致を検出するとき前記不良アドレスを選択することを特徴とする半導体メモリ。
(付記11)付記1において,
さらに,前記メモリユニットの動作試験を行って不良ビットのアドレスを検出する試験回路を有することを特徴とする半導体メモリ。
(付記12)半導体メモリにおいて,
複数のメモリセルを有する通常セルアレイと,入力アドレスをデコードして前記入力アドレスに対応するメモリセルを通常セルアレイ内から選択するデコーダとを有し,前記選択されたメモリセルに対してアクセス動作が行われ前記入力アドレスに対応して複数ビットのデータの書き込みまたは読み出しが行われるメモリユニットと,
前記通常セルアレイ内の不良ビットに対応する不良アドレスを記憶する不良アドレス記憶部と,
前記不良アドレスに基づく書き込みデータ及び読み出しデータについて,不良ビットとそれ以外の所定ビットとを交換するビット交換回路とを有することを特徴とする半導体メモリ。
(付記13)付記12において,
前記所定ビットは,最下位ビットである半導体メモリ。
本発明の原理図である。 置換アドレスに対応するデータの画像領域上の位置を示す図である。 第1の実施の形態における半導体メモリの構成図である。 本実施の形態におけるメモリユニットの概略構成図である。 供給アドレスSADDとメモリユニットへの入力アドレスADDinとの関係を示す図である。 第2の実施の形態における半導体メモリの構成図である。 2組のEOR群の動作を説明するための図である。 第3の実施の形態における半導体メモリの構成図である。 ビット交換回路の構成図である。 第4の実施の形態における半導体メモリの構成図である。 第5の実施の形態における半導体メモリの構成図である。 第6の実施の形態における半導体メモリの構成図である。 第6の実施の形態における置換アドレス設定動作を示すフローチャート図である。 第7の実施の形態における半導体メモリの構成図である。 第7の実施の形態における置換アドレス設定の動作フローチャート図である 置換アドレスの仮設定を説明する図である。
符号の説明
1:半導体メモリ 2:メモリユニット
CA:通常セルアレイ ADD−DEC:デコーダ
10:メモリ制御回路 RG1:不良アドレスレジスタ
RG2:置換アドレスレジスタ COMP:比較器 Sel:セレクタ

Claims (9)

  1. 半導体メモリにおいて,
    複数のメモリセルを有する通常セルアレイと,入力アドレスをデコードして前記入力アドレスに対応するメモリセルを通常セルアレイ内から選択するデコーダとを有し,前記選択されたメモリセルに対してアクセス動作が行われるメモリユニットと,
    前記通常セルアレイ内の不良ビットに対応する不良アドレスを記憶する不良アドレス記憶部と,
    前記通常セルアレイ内の置換ビットに対応する置換アドレスを記憶する置換アドレス記憶部
    半導体メモリへの書き込み動作時にアクセスされる入力アドレスを監視し,書き込みが行われなかったアドレスを前記置換アドレスに設定する置換アドレス設定ユニットを有し,
    記メモリユニットに供給される供給アドレスが前記不良アドレスと一致するとき,当該供給アドレスに代えて前記置換アドレスが前記入力アドレスとして前記メモリユニットに供給されて前記アクセス動作が行われることを特徴とする半導体メモリ。
  2. 請求項1において,
    前記供給アドレスが前記置換アドレスと一致するとき,当該供給アドレスに代えて前記不良アドレスが前記入力アドレスとして前記メモリユニットに供給されて前記アクセス動作が行われることを特徴とする半導体メモリ。
  3. 請求項1において,
    前記不良ビットに代えてアクセスされる置換対象メモリセルの置換アドレスは,半導体メモリに記憶されるデータの種類を基にして実用上不良の存在が許容されるデータが記憶されるメモリセルのアドレスから選択されることを特徴とする半導体メモリ。
  4. 請求項1において,
    前記不良ビットに代えてアクセスされる置換対象メモリセルの置換アドレスは,前記通常セルアレイ内のデータが書き込まれていないメモリセルのアドレスから選択されることを特徴とする半導体メモリ。
  5. 請求項1において,
    前記置換アドレス設定ユニットは,前記半導体メモリへのデータのダウンロード動作時に書き込みが行われなかったメモリセルのアドレスを検出し,当該検出されたアドレスを前記置換アドレス記憶部に記憶させることを特徴とする半導体メモリ。
  6. 請求項1において,
    前記メモリユニットは,入力アドレスに対応して複数ビットのデータの書き込みまたは読み出しを行い,
    半導体メモリは,さらに,前記不良アドレスによる書き込みデータ及び読み出しデータについて,不良ビットとそれ以外の所定ビットとを交換するビット交換回路を有することを特徴とする半導体メモリ。
  7. 請求項6において,
    前記所定ビットは,最下位ビットである半導体メモリ。
  8. 請求項2において,
    さらに,前記供給アドレスに代えて,前記置換アドレスまたは不良アドレスを選択して前記メモリユニットの供給するセレクタを有することを特徴とする半導体メモリ。
  9. 請求項8において,
    さらに,前記供給アドレスと不良アドレスの一致を検出する第1の比較器と,前記供給アドレスと置換アドレスの一致を検出する第2の比較器とを有し,前記セレクタは,前記第1の比較器が一致を検出するとき前記置換アドレスを選択し,前記第2の比較器が一致を検出するとき前記不良アドレスを選択することを特徴とする半導体メモリ。
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