JP4446492B2 - プログラマブルゲートアレイ内の一連の回路うちの1つの回路をコンパイルするための方法と装置 - Google Patents

プログラマブルゲートアレイ内の一連の回路うちの1つの回路をコンパイルするための方法と装置 Download PDF

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Description

技術分野
本発明は、情報通信を行うための方法と装置に関するものであり、更に詳しく述べると、変化する通信サービスに対応する方法と装置に関するものである。
発明の背景
パーソナル通信は未曾有の機能拡張に直面している。セルラー電話や低軌道周回(LEO)衛星サービスなど、最新式パーソナル通信サービスの出現によるこの機能拡張は、モバイルのユーザーに恩恵をもたらすものでもある。機能の拡張は音声通信のみならず、ポータブルコンピュータなどのパーソナルデータコミュニケータで利用されているようなデータ通信にも恩恵をもたらす。
サービスの拡大に伴う大きな問題は、実に多様な音声およびデータ通信プロトコルが提案されていることである。この多様性は世界規模でもローカルエリアでも増加していくと予想される。例えば、各通信サービスは、それぞれ自己の技術セット、地理セット、および機能セットを有している。技術パラメータとして、周波数、変調、使用プロトコルなどがある。地理パラメータは特定の場所により定まる。機能セットは、そのサービスが音声であるか、無線呼出しであるか、データであるか、またはそれらのいずれか組合わせかであるかを説明するものである。
その結果、任意の通信装置のユーザーが、不適合なサービスを用いるエリアで通信装置を利用しようとすると、その通信装置は使い物にならない。例えば、移動通信を頼みにする人々が一日中移動する場合、彼らは異なるサービスエリアを出入りする可能性があり、従って彼らの通信ニーズは絶え間無く変化する。また、同一ローカルエリア内でさえも、任意通信装置に組込まれている機能は、より新しいサービスによって時代遅れとなるので、該通信装置は次第に使い物にならなくなる。
各通信サービス用に別々の通信装置を携帯しなくてはならないということは、個人にとって明らかに望ましくない。また、それぞれの利用可能通信サービスの詳細および特性を知りたいという人は実際にはほとんどいない。ほとんどの人は、ユーザーにとって簡単で便利で費用効率のよいシームレスサービスを持ちたいと考える。
従って、どのような通信サービスが所望または必要とされる場合であっても、それと適合するように自ら再構成できる単一パーソナル通信装置を持つことが有利である。これは、今日ある従来技術では困難である。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の実施態様のインタフェースの構造の模式図である。
図2は、本発明の実施態様の物理構造の模式図である。
図3は、端末エミュレータとして使用する場合の、本発明の実施態様のブロック図である。
図4は、ファクシミリ送受信器エミュレータとして使用する場合の本発明の実施態様のブロック図である。
図5は、通信装置エミュレータとして使用する場合の本発明の実施態様のブロック図である。
図6は、無線ローカルエリアネットワークエミュレータとして使用する場合の本発明の実施態様のブロック図である。
図7は、本発明の操作のブロック図である。
図8は、複数のデジタルパーソナル通信サービスを統合する実施態様における本発明の操作のブロック図である。
図9は、本発明の呼処理操作のフローチャート図である。
図10は、本発明による陸上開始呼の処理操作のタイミング図である。
図11は、本発明による携帯開始呼の処理操作のタイミング図である。
図12は、本発明の実施態様の機能構造の模式図である。
図13は、本発明のソフトウェアの機能の模式図である。
図14は、本発明のソフトウェアアーキテクチャのブロック図である。
図15は、本発明の動的構成モードの図表である。
図16は、本発明の動的構成モードの模式図である。
図17は、本発明の実行時再構成可能アーキテクチャの模式図である。
図18は、本発明の対称アレイ構造の模式図である。
図19は、本発明のバスネットワーク対称構造の模式図である。
図20は、本発明のセル構造の模式図である。
図21は、本発明で使用される書替え可能ゲートアレイの独立型設計環境のフローチャート図である。
図22は、本発明の書替え可能ゲートアレイの設計環境のフローチャート図である。
図23は、本発明で使用されるアナログ式フロントエンドの模式図である。
図24は、本発明の好適実施態様で使用するデジタル式ハードェアの模式図である。
図1〜図24は本発明の好適実施態様の図表説明であり、好適実施態様に関する以下の説明と組み合わせた場合に通信エレクトロニクスおよびマイクロエレクトロニクス技術の当業者に理解されるであろう。
本発明の好適実施態様の説明
図1は、本発明の実施態様のインタフェース構造の模式図である。インタフェース装置50は、インタフェース52(PCMCIAインタフェースなど)、プロトコル54、中間周波(IF)ステージ56、およびコネクタ58(アナログピグテールなど)と備えている。インタフェース52は、インタフェース装置50と、PCMCIAスロット付きコンピュータなどの外部装置(不図示)との間で信号を送受信する。プロトコル54は、インタフェース52からの信号を解釈し、その解釈をIFステージ56に伝達する。プロトコル54は、IFステージ56からの信号も受信し、適切なプロトコルに基づいてそれらをインタフェース52を介した送信に適した信号に変換する。コネクタ58はインタフェース52を利用して信号を伝達する。コネクタ58はIFステージ56と信号のやりとりを行って外部通信サービスと送受信する。外部通信サービスは、通信およびエレクトロニクス技術の当業者に知られる通りに、有線式または無線式に接続可能である。
図2は、本発明の実施態様の物理構造の模式図である。図2において、インタフェース装置50は、構成可能装置70(フィールドプログラマブルゲートアレイ−FPGAまたは他のゲート装置など)、メモリ72(ランダムアクセスメモリ−RAMなど)、ハードドライブ74、およびコネクタ58を備えているように図示されている。構成可能装置70は、コンピュータなどの外部装置(不図示)に接続され、メモリ72と送受信するために信号の処理を行う。ハードドライブ74はメモリ72と通信するとともにコネクタ58と信号をやりとりして外部通信サービスと送受信を行う。外部通信サービスは、通信およびエレクトロニクス技術の当業者に知られる通りに、有線式または無線式に接続可能である。
図3は、端末エミュレータとして使用する場合の、本発明の実施態様のブロック図である。端末エミュレータ装置90は、構成可能回路92に接続されたインタフェース52と、信号処理回路94と、第1のメモリ96と、第2のメモリ98とを備えている。信号処理回路94は、構成可能回路92、第1のメモリ96、および第2のメモリ98と通信する。信号処理回路94は、外部通信サービスとも通信する。外部通信サービスは、通信およびエレクトロニクス技術の当業者に知られる通りに、有線式または無線式に接続可能である。
構成可能回路92は、インタフェース52、信号処理回路94、フラッシュメモリ96、およびRAM98からの信号に応じてインタフェース52と信号処理回路94との間で通信信号を適正に伝達させるように配置されている。
図4は、ファクシミリ送受信器エミュレータとして使用する場合の本発明の実施態様のブロック図である。ファクシミリ送受信器エミュレータ110は、構成可能回路92に接続されたインタフェース52を備えている。構成可能回路92は、第1の専用ファクシミリ回路112、フラッシュメモリ114、RAM116、第2の専用ファクシミリ回路118、および信号調整回路120にも接続されている。信号調整回路120は、電話または外部スピーカなど互換性のある装置(不図示)と通信するように適合されている。
構成可能回路92は、インタフェース52、第1および第2の専用ファクシミリ回路112と118、フラッシュメモリ114、およびRAM116からの信号に応じて、インタフェース52と信号調整回路120との間でファクシミリ信号を適正に伝達させるように配置されている。
図5は、通信装置エミュレータとして使用する場合の本発明の実施態様のブロック図である。通信装置エミュレータ130は、インタフェース52、構成可能回路92、A/D変換器132、特別信号調整回路134、フラッシュメモリ136、RAMパケットメモリ138、およびRAMメモリ140を備えている。通信装置エミュレータ130は一般的にアナログ信号による通信を容易にするものであるが、デジタル信号による通信も容易化できる。インタフェース52を介して伝達された信号は、構成可能回路92に受信されて処理される。構成可能回路92は、特別信号調整回路134、フラッシュメモリ136、RAMパケットメモリ138、およびRAMメモリ140と通信する。特別信号調整回路134は、コンピュータまたは端末などの互換性のある装置(不図示)と通信するように適合されている。
構成可能回路92は、インタフェース52、構成可能回路92、特別信号調整回路134、フラッシュメモリ136、RAMパケットメモリ138、およびRAMメモリ140からの信号に応じて、インタフェース52と特別信号調整回路134との間でファクシミリ信号を適正に伝達させるように配置されている。
図6は、無線ローカルエリアネットワークエミュレータとして使用する場合の本発明の実施態様のブロック図である。無線ローカルエリアネットワーク(LAN)エミュレータ150は、インタフェース52、構成可能回路92、アドレス変換回路152、インタフェース回路154、フラッシュメモリ156、およびRAM158を備えている。インタフェース回路154は、信号処理回路160と第2の構成可能回路162とを備えている。構成可能回路92は、信号処理回路160、フラッシュメモリ156、およびRAMメモリ158と通信する。アドレス変換回路152は、信号号処理回路160、フラッシュメモリ156、およびRAM158と通信する。信号処理回路160が構成可能回路92およびアドレス変換回路152から受信した信号は、第2の構成可能回路162による処理に適した形に変換される。該第2の構成可能回路162は、必要に応じて、関連技術の当業者に周知の手順に従って構成できる。第2の構成可能回路162の処理操作の結果として得られた信号は、ベースバンドトランシーバなどの無線通信装置に伝達される。同様に、無線通信装置からの信号は第2の構成可能回路162に受信されて、信号処理回路160と互換性のある形に変換される。その後、信号処理回路160は構成可能回路92および/またはアドレス変換回路152が受信する信号を生成する。次に、アドレス変換回路152が信号を処理してインタフェース52に送信する。
図7は、本発明の操作のブロック図であり、前述のハードウェアによって実行される機能を示す。
図8は、複数のデジタルパーソナル通信サービスを統合する実施態様における本発明の操作のブロック図である。パーソナルコミュニケータ170は、RF電力増幅器172に接続されたアンテナ172を備えている。パーソナルコミュニケータ170は、RF小信号回路176、フィルタ178、およびIFステージ180も備えている。RF小信号回路176はRF電力増幅器174に接続されている。小信号回路176によって生成される信号は、フィルタ178に渡され、その後にIFステージ180に渡される。図8に記載されているように、これらパーソナルコミュニケータの各部の機能は、音声およびRF A/DおよびD/A装置ならびにホモダインRFトランシーバとして働くように構成されている。
IFステージ180の出力は、音声A/DおよびD/A回路182に送られる。
回路182は適切なアナログ/デジタルおよびデジタル/アナログ操作を行って、その結果を統合ベースバンド音声データおよび画像回路184に送る。回路184は、マイクロコントローラ186、モデム等化器188、通信路符号化器190、および音声符号化器192を備えている。マイクロコントローラ186は回路182に接続されており、マイクロコントローラ186によって生成された信号がモデム等化器188に接続される。次いで、モデム等化器188によって生成された信号が通信路符号化器190に渡され、通信路符号化器190は、音声符号化器192に送られる信号を生成する。従って、回路184は回路182からの信号を、スピーカ194およびマルチメディア端末196で使用するのに適した形に変換する働きをする。
関連技術の当業者には、スピーカ194およびマルチメディア端末196からの信号を、アンテナ172による遠隔サービスまたは遠隔ユーザへの送信ごとに、パーソナルコミュニケータ170で特定の形に変換できることも明らかであろう。
図9は、通信技術の当業者に理解されるであろう本発明の呼処理操作のフローチャート図である。DC電力起動タスク段階(ブロック500)の後、次の段階は専用チャネルスキャンタスク段階によってコミュニケータ170を初期設定することである(ブロック502)。有効なメッセージを受信できなければ、タスクは電力起動タスク段階(ブロック500)に戻る。他方、有効メッセージを受信すれば、タスクは無線呼出しチャネルタスク段階(ブロック504)を選択するように進む。有効メッセージが受信されなければ、タスクは電力起動タスク段階(ブロック500)に戻る。記録が指示される場合、タスクは、後で説明する自律記録タスク段階(ブロック508)に進む。しかしながら、無線呼出しチャネル選択タスク段階(ブロック504)に有効メッセージ受信された場合、タスクはアイドルタスク段階(ブロック506)に進む。
アイドルタスク段階(506)には複数のオプションがある。1)有効メッセージが受信されなかった場合、2)300秒後に再スキャンタイマーがタイムアウトになった場合、3)再スキャンメッセージが受信された場合、タスクは電力起動タスク段階(ブロック500)に戻る。記録が指示された場合、タスクは自律記録タスク段階(ブロック508)に進む。呼開始が指示された場合、タスクは、やはり後述の発信タスク段階(ブロック510)に進む。命令メッセージが受信された場合、タスクは、やはり後述の命令応答タスク段階(ブロック512)に進む。無線呼出しメッセージが受信されて、ページマッチが発生した場合、タスクは、やはり後述の無線呼出し応答タスク段階(ブロック514)に移動する。
予期した事象が起こった場合、タスクはアイドルタスク段階(ブロック506)にとどまる。
自律記録タスク段階(ブロック508)はアクセスチャネルスキャンを伴う。呼開始が指示されると、タスクは発信タスク段階(ブロック510)に進む。
そうでなければ、有効メッセージが受信されているか否かにかかわらず、タスクは後述する利用システム決定タスク段階(ブロック516)に進む。
タスクが発信タスク段階(ブロック510)にあり、有効メッセージが受信されない場合は、タスクは利用システム決定タスク段階(ブロック516)に進む。
他方、有効システムが受信された場合、タスクは、やはり後述する対話タスク段階(ブロック518)に進む。
命令応答タスク段階(ブロック512)で、有効メッセージが受信されたか否かにかかわらず、タスクは利用システム決定タスク段階(ブロック516)に進む。無線呼出し応答タスクステップ(ブロック514)で有効メッセージが受信されなかった場合、タスクは利用システム決定タスク段階(ブロック516)に移動する。しかしながら、有効メッセージが受信された場合、タスクは命令待機タスク段階(ブロック520)に移動する。
対話タスク段階(ブロック518)から進む可能性のある状態は4つ存在する。
5秒経過してフェードタイマーがタイムアウトになった場合、タスクは送信器停止タスク段階(ブロック522)に移動する。解除命令が受信された、またはコミュニケータ170のENDキーを押すことによって対話が終了された場合、タスクは後述の解除タスク段階(ブロック524)に移動する。警報または保守命令が受信された場合、タスクは応答待機タスク段階(ブロック526)に進む。
命令もアクションも受信されない場合、タスクは対話タスク段階(ブロック518)に戻る。
応答待機タスク段階(ブロック526)で、コミュニケータ170のSENDキーを押すことによって対話許可信号が受信された場合、タスクは対話タスク段階(ブロック518)に戻る。停止警報命令が受信された場合、タスクは命令待機タスク段階(ブロック520)に進む。解除命令が受信された場合、タスクは解除タスク段階(ブロック524)に移動する。最後に、5秒フェードタイマーのタイムアウト、または、65秒警報タイマーのタイムアウトが発生すると、タスクは送信器停止タスク段階(ブロック522)に進む。
命令待機タスク段階(ブロック520)で、警報または保守命令が受信されると、タスクは応答待機タスク段階(ブロック526)に移動する。しかしながら、解除命令が受信されると、タスクは解除タスク段階(ブロック524)に進む。最終的に、65秒警報タイマーのタイムアウトになったり、コミュニケータ170のENDキーを押すことにより対話が終了されると、タスクは送信器停止タスク段階(ブロック522)に進む。
タスクは、解除タスク段階(ブロック524)から送信器停止タスク段階(ブロック522)に移動し、送信器停止タスク段階(ブロック522)から利用システム決定タスク段階(ブロック516)に進む。利用システム決定タスクステップ(ブロック516)で、利用システム状態がNAMに設定されなかった場合、タスクは初期設定タスク段階(ブロック502)に進む。他方、利用システム状態がNAMに設定された場合、タスクは無線呼出しチャネル選択タスク段階(ブロック504)に進む。
図10は、本発明の陸上開始呼の処理操作のタイミング図であり、図11は、本発明による携帯開始呼の処理操作のタイミング図である。通信分野の当業者は、これらのタイミング図がそれぞれ陸上基地および携帯ユーザから開始された電話呼に必要な一連の伝送信号を図式的に説明するものであることが分かるであろう。
図10に記載されているように、陸上開始呼の場合、システムは最初に信号通信チャネル全部を利用して、チャネルゼロで応答するようにとの指示とともに、信号を基地から携帯装置に送る(持続時間26ms)。次いで、携帯は、適切なエリア信号通信チャネルを使って準備完了状態表示を送ることにより、基地に応答する。その後、適切な基地がエリア信号通信チャネルを使い、音声チャネル12に切換えるようにとの要求を伴う信号を携帯に送る。その後、携帯は音声チャネル12で基地に応答し、コマンドの実行を指示する。次に基地は音声チャネルを使って携帯に呼出し信号を送り、それに応じて携帯は音声チャネルを使って基地にオフフック信号を送る。
図11で、携帯開始呼の場合を説明する。最初に携帯が、携帯から基地への信号通信チャネルを使ってそのアドレスと要求チャネル割当て依頼を送る。次に、基地は割り当てられたチャネルを利用して携帯に信号を送り、そのチャネル割当てを与える。次いで携帯は、その割り当てられたチャネルで基地に信号を送り、チャネルの割当てを確認応答するとともに発信音を要求する。この要求に応答して、基地は割り当てられたチャネルを使って携帯に発信音を送る。
図12は、本発明の実施態様の機能構造の模式図である。通信装置200は、インタフェースカード202とアナログピグテール204を備えている。インタフェースカード202は、ホストシステム208と接続するためのPCMCIAコネクタ206を具備している。インタフェースカード202は、プロトコルエンジン210、動的プログラマブル中間変調ステージ212、およびメモリ部214も備えている。プロトコルエンジン210と中間変調ステージ212は、PCMCIAコネクタ206に接続されている。ハードドライブと静的RAMとフラッシュRAMを備えることができるメモリ部214は、プロトコルエンジン210と中間変調ステージ212の両方と通信する。
インタフェースカード202はアナログピグテール204に接続されており、アナログピグテール204は、アンテナ、変調復調器すなわちモデム、マイクロホン、スピーカ、および他との情報通信に利用できるような別の構成要素など、ユーザと通信するための前述以外の種々の手段を提供する。パーソナル通信装置200は、800〜900MHZなどのUHF周波数(またはこれを越える周波数)で好ましく作動し、並行無線呼出し受信器、ベースバンドで作動するファックスモデム、または従来技術で当業者に知られている他の通信装置として利用されることが可能である。
図13は、本発明のソフトウェアの機能の模式図であり、アクセス可能なネットワークに接続されたコンピュータ内で作動するソフトウェアによって提供される利益を説明する。
図14は、本発明のソフトウェアアーキテクチャのブロック図である。その最高レベルにおいて、本発明のソフトウェアは外部通信サービスとの通信を進める。
これらソフトウェアレベルでは、ホストレベルドライバ、シリアルI/Oオペレータ、ローカルエリアネットワーク等を含むパーソナルコミュニケータ内通信用のソフトウェアを利用して通信が行われる。より低いレベルでは、パーソナルコミュニケータのソフトウェアはバックグラウンドアプリケーションとして作用し、ファイルシステムをコントロールし、電力管理を行い、およびI/O伝送スタックを制御する。内部ソフトウェアは、埋め込みデジタル信号マネージャとしても作用し、電話スタッキング、呼管理、呼制御などの機能を制御する。
更に低いレベルでは、パーソナルコミュニケータのソフトウェアは、パーソナルコミュニケータの再構成可能回路の制御に利用される再構成可能オペレーティングシステムを起動する。
図15は本発明の動的構成モードの図表であり、図16は本発明の動的構成モードの模式図である。図16に記載されているように、動的構成モードの作用により、構成メモリ220に記憶されているタスクが開始され、該タスクが再構成可能回路222の一部にロードされる。条件通りに、再構成可能回路222内でタスクを再配置してもよいし、条件変更に合わせて調整を行ってもよい。
図17は、本発明の実行時再構成可能アーキテクチャの模式図である。読出し専用メモリ250の一部のソフトウェアを使って、システム起動時にシステムを立ち上げる。システムは、パーソナルコミュニケータに含まれる種々のメモリ装置の一部であってよい構成可能ファイル作業記憶装置252にロードされることによって立ち上がる。ダウンロード制御回路256に発する信号に応答するシステムメモリ254にシステムアプリケーション群も保存される。ダウンロード制御回路256はインタフェース52に接続されている。インタフェース52は構成可能回路92とつながっている。模式的に図示されているように、構成可能回路92は、種々の好ましい機能を持った数多くのプログラムとともにロードされる。
ダウンロード制御部256からの信号による制御下で、構成可能回路92にまだ備わっていない好ましい機能が、システムメモリ254から作業記憶装置252へ、更にそこから構成可能回路92へとロードされる。構成可能回路92に存在する特定の機能が不要になった場合、当該機能を提供するソフトウェアは構成可能回路92から削除される。それ以外の機能を提供するソフトウェアを構成可能回路92上で移動してから、新しい所望機能を提供する新ソフトウェアを構成可能回路92にロードしてもよい。
図18は本発明で使用される対称アレイ構造の模式図であり、図19は本発明で使用されるバスネットワーク対称構造の模式図である。
図20は、本発明で使用される、更に詳しく言うと図18および図19に記載の対称アレイ構造で使用されるセル構造の模式図である。当業者に理解されている通り、セル構造は処理要素、論理ゲート、およびタイミング回路を備え、所望の結果を達成するように構成されている。
図21は、本発明で使用される書替え可能ゲートアレイの独立型設計環境のフローチャート図である。このフローチャート図には、設計入力と論理実行と最適化、配置前タイミング調整と機能検証、それから所望ソフトウェアを含むビットストリーム生成をもたらす概略再生が記載されている。
図22は、当業者に理解されるであろう、本発明で利用される書替え可能ゲートアレイの設計環境のフローチャート図である。
図23は、本発明で使用されるアナログ式フロントエンドの模式図である。フロントエンド300は、アンテナ302とダイプレクサ304を備えている。アンテナ302が受信してダイプレクサ304を介して送られる信号は、バンドパスフィルタ306と増幅器308を通ってミクサ310に渡る。ミクサ310は、増幅器308が生成したRF信号と、水晶314によって駆動されるシンセサイザ312が生成した局部発振器信号とを混合する。ミクサ310が出力した信号は、次に、バンドパスフィルタ318を通ってユーザに渡る。ユーザは、アナログユーザであっても、デジタルユーザであってもよい。
マイクロホン320によって生成された信号は、別のミクサ322に受信され、該ミクサ322にはシンセサイザ312によるRF信号も供給される。バンドパスフィルタを通ったミクサ322の出力は別のミクサ322に受信され、別のミクサ322にはシンセサイザ312によるRF信号も供給される。ミクサ322の出力は、バンドパスフィルタ324を介して増幅器324に渡る。増幅器326の出力はダイプレクサ304に入力され、ダイプレクサ304は電磁波として送信を行うアンテナ302に信号を伝送する。
図24は、本発明の好適実施態様で使用するデジタル式ハードェアの模式図である。装置350は、インタフェース52と、第1および第2の構成可能回路352および354とを備えている。第1の構成可能回路352は、インタフェース52と第2の構成可能回路354とに接続されている。インタフェース52は第2のインタフェース354にも接続されている。装置350は、第3の構成可能回路356、第4の構成可能回路358、マイクロコントローラ360、RAM362、フラッシュRAM364も備えている。第1および第2の構成可能回路352は、第3の構成可能回路356、マイクロコントローラ360、RAM362、およびフラッシュRAM364に接続されている。第4の構成可能回路358は、第3の構成可能回路356とマイクロコントローラ360に接続されている。関連エレクトロニクス、コンピュータ、およびソフトウェア技術の当業者に理解されるように、マイクロコントローラ360の制御下で、第1、第2、第3、および第4の構成可能回路352、354、356、および358は、前述の原理に基づいて装置350の所望機能が実現されるように構成されている。所望機能は、前述した通り、RAM362およびフラッシュRAM364に保存できる。
以上、本発明の好適実施態様を詳細に説明したが、当業者の心に浮かぶ本発明適用範囲内の本発明の変更実施態様は数多く存在する。従って、本発明は以下のクレームによって定められるものとする。

Claims (15)

  1. 複数の論理ゲートを含むプログラマブルゲートアレイ(PGA)内の一連の回路のうちの1つの回路をコンパイルするための方法であって、
    a) 該一連の回路中の既存回路の一部として現在使用されていない論理ゲートを構成する第1複数の論理ゲートをPGAに設定する段階と、
    b) 該一連の回路中の既存回路のいずれかが、該一連の回路中の別の回路で使用に供せられるPGA中の別の複数の論理ゲートをそれぞれ含む逆コンパイル可能な回路であるか否かを設定する段階と、
    c) 第1複数の論理ゲートおよびPGA中の逆コンパイル可能回路として設定された既存回路中の別の複数の未使用論理ゲートから成る合体セットとして定義される論理ゲートコレクションから取った論理ゲートを構成する第2複数の論理ゲートを、PGAに設定する段階と、
    d) 第2複数の論理ゲートのサブセットであって、1つの回路を生成するように接続可能な第3複数の論理ゲートを決定する段階と、
    e) PGAの第3複数の論理ゲートのゲートを接続して1つの回路をコンパイルする段階と、を含み、
    前記コンパイルする方法が、PGA設計中に予め定められていないことを特徴とする方法。
  2. 段階b)は、既存回路サブセットを逆コンパイルし、その後に再コンパイルして既存回路サブセットを再構成し、それによって該一連の回路中の別の回路における使用に供せられる論理ゲートをPGA内に作ることができるかどうかを判断する段階を含む、請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 既存回路が対応入力信号セットを受信するとともに対応出力信号セットを生成し、各入力信号および各出力信号が限定時間に1つの値を有し、既存回路のいずれかによって生成される出力信号のうちの少なくとも1つが別の既存回路のいずれかへの入力信号であり、
    f) 限定時間における入力および出力信号のうちの少なくとも1つの値を保存し、後から該保存値を有する信号を該1つの回路に付与する段階を更に含む、請求の範囲第1項記載の方法。
  4. 複数の論理ゲートを含むプログラマブルゲートアレイ(PGA)内の一連の回路うちの1つの回路をコンパイルするための方法であって、
    a) 該一連の回路中の既存回路のいずれかが、該一連の回路中の別の回路で使用に供せられるPGA中の別の複数の論理ゲートをそれぞれ含む逆コンパイル可能な回路であるか否かを設定する段階であって、該逆コンパイル可能な回路が少なくとも1つの対応入力信号を受信し、該少なくとも1つの対応入力信号に応じて少なくとも1つの対応出力信号セットを生成し、各入力信号および各出力信号が限定時間に1つの値を有する段階と、
    b) 限定時間における入力および出力信号のうちの少なくとも1つの値を保存する段階と、を含み、
    前記コンパイルする方法が、PGA設計中に予め定められていないことを特徴とする方法。
  5. c) 少なくとも1つの逆コンパイル可能回路を逆コンパイルする段階と
    d) 段階b)で値を保存した信号を、該一連の回路内の1つの回路に付与する段階とを更に含む、請求の範囲第4項記載の方法。
  6. 複数の論理ゲートを含むプログラマブルゲートアレイ(PGA)内の一連の回路のうちの1つの回路をコンパイルするための装置であって、
    該一連の回路中の既存回路の一部として現在使用されていない論理ゲートを構成する第1複数の論理ゲートをPGAに設定する第1の電子回路と、
    該一連の回路中の既存回路のいずれかが、該一連の回路中の別の回路で使用に供せられるPGA中の別の複数の論理ゲートをそれぞれ含む逆コンパイル可能な回路であるか否かを設定する第2の電子回路と、
    第1複数の論理ゲートおよびPGA中の逆コンパイル可能回路として設定された既存回路中の別の複数の未使用論理ゲートから成る合体セットとして定義される論理ゲートコレクションから取った論理ゲートを構成する第2複数の論理ゲートを、PGAに設定する第3の電子回路と、
    第2複数の論理ゲートのサブセットであって、1つの回路を生成するように接続可能な第3複数の論理ゲートを決定する第4の電子回路と、
    PGAの第3複数の論理ゲートのゲートを接続して1つの回路をコンパイルする第5の電子回路と、を含み、
    前記装置が、PGA設計中に予め定められた仕方で、前記1つの回路をコンパイルしないことを特徴とする装置。
  7. 第2の電子装置は、既存回路サブセットを逆コンパイルし、その後に再コンパイルして既存回路サブセットを再構成し、それによって該一連の回路中の別の回路における使用に供せられる論理ゲートをPGA内に作ることができるかどうかを判断する電子回路を備える、請求の範囲第6項記載の装置。
  8. 既存回路が対応入力信号セットを受信するとともに対応出力信号セットを生成し、各入力号および各出力信号が限定時間に1つの値を有し、既存回路のいずれかによって生成される出力信号のうちの少なくとも1つが別の既存回路のいずれかへの入力信号であり、
    限定時間における入力および出力信号のうちの少なくとも1つの値を保存するメモリ回路と、
    後から該保存値を有する信号を該1つの回路に付与する第5の電子回路とを更に備える、請求の範囲第6項記載の装置。
  9. 複数の論理ゲートを含むプログラマブルゲートアレイ(PGA)内の一連の回路うちの1つの回路をコンパイルするための装置であって、
    該一連の回路中の既存回路のいずれかが、該一連の回路中の別の回路で使用に供せられるPGA中の別の複数の論理ゲートをそれぞれ含む逆コンパイル可能な回路であるか否かを設定する第1の電子回路において、該逆コンパイル可能な回路が少なくとも1つの対応入力信号を受信し、該少なくとも1つの対応入力信号に応じて少なくとも1つの対応出力信号セットを生成し、各入力信号および各出力信号が限定時間に1つの値を有する、第1の電子回路と、
    限定時間における入力および出力信号のうちの少なくとも1つの値を保存する第2の電子回路と、を備え、
    前記装置が、PGA設計中に予め定められた仕方で、前記1つの回路をコンパイルしないことを特徴とする装置。
  10. 少なくとも1つの逆コンパイル可能回路を逆コンパイルする第3の電子回路と、
    該第2の電子回路によって値を保存した信号の値を検索し、該値を該一連の回路内の1つの回路に付与する第4の電子回路とを更に備える、請求の範囲第9項記載の装置。
  11. 複数の論理ゲートを含むプログラマブルゲートアレイ(PGA)内の一連の回路うちの1つの回路をコンパイルするための装置であって、
    該一連の回路中の既存回路の一部として現在使用されていない論理ゲートを構成する第1複数の論理ゲートをPGAに設定する第1の手段と、
    該一連の回路中の既存回路のいずれかが、該一連の回路中の別の回路で使用に供せられるPGA中の別の複数の論理ゲートをそれぞれ含む逆コンパイル可能な回路であるか否かを設定する第2の手段と、
    第1複数の論理ゲートおよびPGA中の逆コンパイル可能回路として設定された既存回路中の別の複数の未使用論理ゲートから成る合体セットとして定義される論理ゲートコレクションから取った論理ゲートを構成する第2複数の論理ゲートを、PGAに設定する第3の手段と、
    第2複数の論理ゲートのサブセットであって、1つの回路を生成するように接続可能な第3複数の論理ゲートを決定する第4の手段と、
    PGAの第3複数の論理ゲートのゲートを接続して1つの回路をコンパイルする第5の電子手段と、を含み、
    前記装置が、PGA設計中に予め定められた仕方で、前記1つの回路をコンパイルしないことを特徴とする装置。
  12. 第2の手段は、既存回路サブセットを逆コンパイルし、その後に再コンパイルして既存回路サブセットを再構成し、それによって該一連の回路中の別の回路における使用に供せられる論理ゲートをPGA内に作ることができるかどうかを判断する電子回路を備える、請求の範囲第11項記載の装置。
  13. 既存回路が対応入力信号セットを受信するとともに対応出力信号セットを生成し、各入力号および各出力信号が限定時間に1つの値を有し、既存回路のいずれかによって生成される出力信号のうちの少なくとも1つが別の既存回路のいずれかへの入力信号であり、
    限定時間における入力および出力信号のうちの少なくとも1つの値を保存するメモリ手段と、
    後から該保存値を有する信号を該1つの回路に付与する第6の電子手段とを更に備える、請求の範囲第11項記載の装置。
  14. 複数の論理ゲートを含むプログラマブルゲートアレイ(PGA)内の一連の回路うちの1つの回路をコンパイルするための装置であって、
    該一連の回路中の既存回路のいずれかが、該一連の回路中の別の回路で使用に供せられるPGA中の別の複数の論理ゲートをそれぞれ含む逆コンパイル可能な回路であるか否かを設定する第1の手段において、該逆コンパイル可能な回路が少なくとも1つの対応入力信号を受信し、該少なくとも1つの対応入力信号に応じて少なくとも1つの対応出力信号セットを生成し、各入力信号および各出力信号が限定時間に1つの値を有する、第1の手段と、
    限定時間における入力および出力信号のうちの少なくとも1つの値を保存する第2の電子手段と、を備え、
    前記装置が、PGA設計中に予め定められた仕方で、前記1つの回路をコンパイルしないことを特徴とする装置。
  15. 少なくとも1つの逆コンパイル可能回路を逆コンパイルする第3の電子手段と、
    該第2の電子回路によって値を保存した信号の値を検索し、該値を該一連の回路内の1つの回路に付与する第4の電子手段とを更に備える、請求の範囲第14項記載の装置。
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