JP4445622B2 - 三次元計測内視鏡装置、被写体計測表示装置、三次元計測内視鏡の被写体計測表示方法、及び被写体計測表示方法 - Google Patents

三次元計測内視鏡装置、被写体計測表示装置、三次元計測内視鏡の被写体計測表示方法、及び被写体計測表示方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像された被写体像の任意位置の距離を容易に計測することが可能な三次元計測内視鏡装置、被写体計測表示装置、三次元計測内視鏡の被写体計測表示方法、及び被写体計測表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、医療分野及び工業分野において、内視鏡が広く用いられるようになった。通常の内視鏡による観察像では、一般に対象物は平面的なものとなり、凹凸等を認識し難い。そのため、最近では、内視鏡の先端に左右2系統の撮像手段を配設し、この2系統の撮像手段により撮像された左右画像から、ステレオ法により対象の立体形状を推定し、この立体形状を、プロファイルやワイヤフレームにより表示する技術が知られている。
【0003】
例えば、特開平6−339454号公報はステレオ内視鏡を用いて三角測量の原理により、特開昭63−246716号公報は単眼内視鏡を用いて三角測量の原理により対象までの距離、複数の対象点間の距離を算出する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した先行技術に開示されている技術では、計測対象である被写体のプロファイル(立体形状を2次元的なグラフに変換表示したもの)表示する手段がない、もしくはワイヤーフレームなどにより立体形状を表示する手段があるにしても、表示した立体形状と被写体像との対応関係が把握しがたい問題がある。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑み、立体形状と被写体像との対応関係を容易に把握することが可能な三次元計測内視鏡装置、被写体計測表示装置、三次元計測内視鏡の被写体計測表示方法、及び被写体計測表示方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の一態様による三次元計測内視鏡装置は、細長な挿入部の先端部に設けた被写体像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により得られた複数の画像信号から、前記被写体像の立体形状を推定する立体形状推定手段と、前記立体形状推定手段で推定された立体形状情報に基づいて、前記被写体像中の所定部位のプロファイル情報を作成するプロファイル情報作成手段と、前記プロファイル情報作成手段で作成されたプロファイル情報を表示手段に表示するよう制御するプロファイル情報表示制御手段と、前記表示手段に表示されたプロファイル情報の所定位置前記被写体像中の所定位置との対応位置情報を取得する対応位置情報取得手段と、前記対応位置情報取得手段で取得された対応位置情報を前記表示手段に表示するよう制御する対応位置情報表示制御手段とを具備している。
【0007】
また、他の態様による被写体計測表示装置は、被写体像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段で取得された複数の画像信号から、前記被写体像の立体形状を推定する立体形状推定手段と、前記立体形状推定手段で推定された立体形状情報に基づいて前記被写体像中の所定部位のプロファイル情報を作成するプロファイル情報作成手段と、前記プロファイル情報作成手段で作成されたプロファイル情報を表示手段に表示するよう制御するプロファイル情報表示制御手段と、前記プロファイル情報表示手段に表示されたプロファイル情報と前記撮像手段から取得された画像信号との対応関係情報を取得する対応関係情報取得手段と、前記プロファイル情報作成手段で表示された前記プロファイル情報上で任意の位置を指定可能な指定手段と、前記指定手段で指定された指定情報と前記対応関係情報取得手段で取得された対応関係情報とに基づき、前記指定手段で指定された第1の位置情報を前記画像信号中における第2の位置情報として取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段で得られた第2の位置情報に基づき、前記画像信号に基づき表示される被写体像上に前記指定手段による指定位置情報を前記表示手段に表示するよう制御する指定位置情報表示制御手段とを具備している。
【0008】
本発明の一態様による三次元計測内視鏡の被写体計測表示方法は、細長な挿入部の先端部に設けた被写体像を撮像する撮像手段により被写体像を撮像する撮像行程を具備した三次元計測内視鏡の被写体計測表示方法において、前記撮像行程で取得された複数の画像信号から、前記被写体像の立体形状を推定する立体形状推定行程と、前記立体形状推定行程で推定された立体形状情報に基づいて前記被写体像中の所定部位のプロファイル情報を作成するプロファイル情報作成行程と、前記プロファイル情報作成行程で作成されたプロファイル情報を表示するプロファイル情報表示行程と、前記プロファイル情報表示行程で表示されたプロファイル情報の所定位置と前記撮像行程で取得される前記被写体像中の所定位置との対応位置情報を取得する対応位置情報取得行程と、前記対応位置情報取得行程で取得された対応位置情報を表示する対応位置情報表示行程とを具備している。
【0009】
また、本発明の他の態様による被写体計測表示方法は、被写体像を撮像する撮像行程を具備した被写体計測表示方法において、前記撮像行程で取得された複数の画像信号から、前記被写体像の立体形状を推定する立体形状推定行程と、前記立体形状推定行程で推定された立体形状情報に基づいて前記被写体像中の所定部位のプロファイル情報を作成するプロファイル情報作成行程と、前記プロファイル情報作成行程で作成されたプロファイル情報を表示するプロファイル情報表示行程と、前記プロファイル情報表示行程で表示されたプロファイル情報と前記撮像行程で取得された画像信号との対応関係情報を取得する対応関係情報取得行程と、前記プロファイル情報表示行程で表示された前記プロファイル情報上で任意の位置を指定可能な指定行程と、前記指定行程で指定された指定情報と前記対応関係情報取得行程で取得された対応関係情報とに基づき、前記指定行程で指定された第1の位置情報を前記画像信号中における第2の位置情報として取得する位置情報取得行程と、前記位置情報取得行程で得られた第2の位置情報に基づき、前記画像信号に基づき表示される被写体像上に前記指定行程による指定位置情報を表示する指定位置情報表示行程とを具備している。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。本実施の形態においては、適用する計測内視鏡として、先端に2系統の対物レンズを備えたステレオ内視鏡を用いる。
【0011】
(第1実施の形態)
図1〜図11は本発明の第1実施の形態に係わり、図1は計測用内視鏡装置の構成を示すブロック図、図2は内視鏡の挿入部先端部の説明図、図3は計測用内視鏡装置の機能構成を示すブロック図、図4はホストコンピュータの構成を示すブロック図、図5は外部記憶装置の構成を示すブロック図、図6は三次元座標系の説明図、図7は三次元座標算出原理のための説明図、図8は計測結果を描画する流れを示すフローチャート、図9はウィンドウ表示例、図10は歪曲収差補正に関する説明図、図11は立体形状(三次元データ)を図形(二次元データ)に変換する手段を示す説明図である。
【0012】
(構成)
図3に示すように、本実施の形態において採用する計測用内視鏡装置は、ステレオ式ビデオイメージエンドスコープ(以下、単に「内視鏡」と称する)101と、この内視鏡101によって撮像される右画像及び左画像の各画像信号を信号処理する右画像用ビデオプロセッサ110R及び左画像用ビデオプロセッサ110Lと、この各ビデオプロセッサ110R,110Lから出力される、例えばRGB信号による各映像信号を記憶する右画像用フレームメモリ112R及び左画像用フレームメモリ112Lと、この各フレームメモリ112R,112Lから出力される、例えばRGB信号による映像信号を入力して、右画像,左画像を表示する右画像用モニタ130R及び左画像用モニタ130Lと、各フレームメモリ112R,112Lに記憶された画像を用いて、立体計測演算を行うホストコンピュータ120と、このホストコンピュータ120に接続された外部記憶140と、ホストコンピュータ120に接続されてモニタ130R,130Lに表示されるカーソルの操作や計測対象点の指定及び計測対象領域の設定等を行うマウス145とを備えている。
【0013】
両ビデオプロセッサ110R,110Lは、互いに同期した信号処理を行うように設定されている。又、本実施の形態では、各フレームメモリ112R,112Lは、R,G,B用の各メモリを複数組備えており、1組には画像が記憶され、他の組にはカーソルが書き込まれ、各組に書き込まれた信号を足し合わせることにより、各モニタ130R,130Lの画面上に画像とカーソルとを表示できる。
【0014】
又、図4に示すように、ホストコンピュータ120は、CPU121、右フレームメモリインターフェース122R、左フレームメモリインターフェース122L、メインメモリ123、外部記憶インターフェース124、マウスインターフェース125、キーボード126及びCRT127を備え、これらは、バスによって互いに接続されている。
【0015】
又、右フレームメモリインターフェース122R、左フレームメモリインターフェース122Lは、それぞれ、右画像用フレームメモリ112R及び左画像用フレームメモリ112Lに接続され、これらとの間で画像データの送受を行うと共に、各インターフェース122R,122Lを介して、フレームメモリ112R,112Lに対するカーソル制御を行うように設定されている。又、外部記憶インターフェース124は、外部記憶140に接続され、画像データ及び計測対象点位置情報の送受を行うように設定されている。又、マウスインターフェース125は、マウス145に接続される。
【0016】
図5に示すように、外部記憶140は、計測対象点の位置情報を記憶し、ホストコンピュータ120と各種計測データの送受を行う計測データ情報用ファイル181と、ホストコンピュータ120と画像データの送受を行うステレオ画像マネージャー182と、このステレオ画像マネージャー182に連結され、左画像データを記憶する左用画像ファイル183Lと、ステレオ画像マネージャー182に連結され、右画像データを記憶する右用画像ファイル183Rとを備えている。
【0017】
本実施の形態では、内視鏡101で得たステレオ画像を左右2枚1組で取り扱っており、ホストコンピュータ120から2枚1組で送られて来たステレオ画像は、ステレオ画像マネージャー182によって、左用、右用各画像ファイル183L,183Rに振り分けられて、記録される。又、ステレオ画像マネージャー182によって、各画像ファイル183L,183Rに記録された画像は、2枚1組で呼び出される。
【0018】
又、図2に示すように内視鏡101は、細長の挿入部102を備え、この挿入部102の先端部に、複数の、例えば2つの観察窓と、照明窓とが設けられている。各観察窓の内側には、互いに視差を有する位置に、右眼用対物レンズ系103R、左眼用対物レンズ系103Lが設けられている。各対物レンズ系103R,103Lの結像位置には、それぞれ、固体撮像素子を用いた左、右撮像手段104L,104Rが配設されている。
【0019】
又、照明窓の内側には、配光レンズ105が設けられ、この配光レンズ105の後端には、ファイババンドルよりなるライトガイド106が連設されている。このライトガイド106は、挿入部102内に挿通され、入射端部には図示しない光源装置が接続される。
【0020】
この光源装置から出力される照明光が、ライトガイド106及び配光レンズ105を介して被写体に照射され、この被写体からの反射光が、対物レンズ系103R,103Lによって、それぞれ右画像、左画像として、撮像手段104R,104Lに結像される。
【0021】
次に、計測用内視鏡装置の機能ブロック構成を図1を用いて説明する。
【0022】
撮像手段104R,104Lによって撮像された被写体像の各画像信号は、それぞれ、ビデオプロセッサ110R,110Lに入力され、映像信号処理が施される。各ビデオプロセッサ110R,110Lから出力される各画像信号は、それぞれ、A/D変換器111R,111Lによりデジタル信号に変換された後、画像メモリすなわち、各フレームメモリ112R,112Lのうちの画像用のメモリに記憶される。
【0023】
そして、右画像、左画像用フレームメモリ112R,112Lから読み出された画像信号は、それぞれ、画像処理手段200で所定に画像処理された後、表示制御手段201を経て、D/A変換器158R,158Lに出力され、ここでアナログ信号に変換された後、右画像、左画像用モニタ130R,130Lにそれぞれ入力される。そして、この両モニタ130R,130Lに、それぞれ、右画像、左画像が表示される。
【0024】
一方、カーソルの表示はカーソル表示手段151によって処理され、又、カーソル表示は表示制御手段201が管理する。カーソルは画面に重畳されて、両モニタ130R、130Lのいずれか一方に表示される。
【0025】
カーソルにより指定された計測点に対して画像処理手段200が三次元位置の導出、立体形状と画像上の計測点との対応表示などの処理を行い、表示制御手段201を通して、処理結果がモニタに表示される。
【0026】
又、表示制御手段201は、カーソル表示の管理のほか、マルチウィンドウ表示に必要な処理を行う。画像処理手段200、及び表示制御手段201における処理及び制御機能はホストコンピュータ120を動作させることにより達成される。この場合、通常、表示制御手段201の機能はオペレーティングシステムが有している。
【0027】
尚、図3、図4に示す右画像、左画像用フレームメモリ112R,112Lは、本実施の形態ではホストコンピュータ120の外部に設けているが、ホストコンピュータ120にPCIボードタイプのフレームメモリを利用して内蔵しても良い。又、図3においてステレオ画像の表示は右画像、左画像用モニタ130R,130Lに対して行っているが、パソコンのCRT127に対して行うようにしても良い。
【0028】
次に、このように構成された計測用内視鏡装置により、立体形状の推定、推定した立体形状と画像上の計測点の対応を表示する過程を、図8の計測結果を描画する流れを示すフローチャートに従って説明する。
【0029】
以下では左画像で計測ラインLを指定し、右画像に対して対応点を求めるものとして説明を行うが、逆に右画像で計測する計測ラインを指定し、左画像で対応点を求めても問題はない。
【0030】
操作者は、図9に示すように、左画像用モニタ130Lに表示されているステレオ画像の左画像において計測を行う部分として計測ラインLを指定する。すると、右画像においては、計測ラインL上の各点の対応点が求められる。そして、三角測量の原理を用いることで、計測ラインLの立体形状(三次元データ)が求められ、プロファイルとして表示する。
【0031】
以下の説明では、画像AをA(p,q)とし、p及びqは画素の位置を表すものとする。又、画像の大きさは、特に断りのない場合は水平及び垂直方向に対しそれぞれSX及びSYであるものとする。
【0032】
先ず、S1−1においてステレオ画像の左画像上において、入力デバイスにより計測ラインLを指定する。計測ラインL上の点をLi(i=0,…,N-1)とする。計測ラインの指定はマウスなどのデバイスにより、例えば始点L0 と終点LN-1 を指定する。
【0033】
S1−2において、左画像上で指定した点Liに対応する右画像上の対応点を求める。対応点の検出は、例えばエピポーララインを用いたテンプレートマッチングにより行うことができる。
【0034】
S1−3において、三角測量の原理を用いて三次元位置を求める。計測ラインL上の点Liのそれぞれの三次元位置をDi(i=0,…N-1)、その座標をDi(xi,yi,zi)とする。
【0035】
S1−4において、三次元位置Diを二次元グラフ(プロファイル)上に表示する。尚、二次元化の手法は後述する。
【0036】
そして、図9に示すように、三次元位置Diに対応するプロファイル上の点をTiとした場合、この点Tiについて所定の間隔Itごとにマーカー(図においては、点1,2,3,4)を描画する。つまり、i%It=0の場合に点Tiにマーカーを描画する(%は整数の割り算の余りを表す)。それ以外の点Tiではマーカーの描画を行わない。
【0037】
尚、ここでいうマーカーとは描画位置を明確に示すための目印であり、具体的には丸、四角などの図形を使用する。又、マーカーに連続番号を付し、このマーカーの近傍に番号を描画する。
【0038】
S1−5において、図9に示すように計測ラインLを画像上に描画する。この場合、プロファイルと同様に、所定の間隔Itごとに計測ラインL上にマーカー(図においては、点1,2,3,4)の描画を行う。i%It=0の場合に、計測ラインL上の点Liにマーカーを描画する(%は整数の割り算の余りを表す)。
【0039】
それ以外の点Liではマーカーの描画は行わない。この場合、プロファイルと同様にマーカーに連続番号を付し、マーカーの近傍に番号を描画する。但し、連続番号は対応する点Liと点Tiが同じ番号となるように付与する。
【0040】
以上の処理により、プロファイルと画像との対応関係が明確となる。この場合、マーカーの区別をつける方法は、連続番号をつけてマーカーの近傍に描画する手法に限定されるものではなく、例えば、
1)対応するマーカーごとにマーカーの形状を変更する。
2)対応するマーカーごとに色を変更する。
等が考えられる。
【0041】
次に、S1−3における、対象までの距離を算出する原理をより具体的に説明する。
【0042】
図6に示すように、対象物体の三次元座標は、内視鏡挿入部102の先端における2つの対物レンズ103R、103Lの中心を通る直線の方向をX軸とし、左側の対物レンズを原点OLとするXYZ座標系により表されるものとする。図7(a),(b)は得られる三次元座標系において内視鏡101の撮像系をX−Z、Y−Z座標系に基づき表したものである。
【0043】
計測対象点Pはマウス145を用いた操作により、フレームメモリ112R及び112L上で指定される。計測対象点Pは、対物レンズ系103R及び103Lを通じ、撮像手段104R及び104L上に結像したものである。ここでは、左右の光軸は平行であり、それぞれ撮像手段104L及び104Rと直交するものとする。又、対物レンズ系103Rと撮像手段104R、対物レンズ系103Lと撮像手段104Lは、それぞれ平行に配置されている。
【0044】
計測対象点Pの三次元座標(Xp,Yp,Zp)は三角法を用いて算出される。図7において計測対象点Pの各撮像手段104R,104L上での結像位置は、原点O (左対物レンズ系の中心)を基準として、それぞれ(Lpx,Lpy)、(Rpx,Rpy)として表される。但し、原点O と右対物レンズ系の中心O のY座標は等しく、Lpy=Rpyであるため、図7(b)では左側撮像系のみを示す。又、撮像手段104R及び104Lと光軸と交点をR1,L1とする。
【0045】
尚、内視鏡による撮像画像は、一般に広角レンズを使用しているため、歪曲収差による歪が存在する。本実施の形態においては、歪曲収差補正処理適用後の結像位置を(Lpx,Lpy)及び(Rpx,Rpy)とする。歪曲収差補正処理は例えば以下のように行う。
【0046】
内視鏡を用いて、例えば図10(a)に示す正方のます目を撮像した場合、得られる画像は図10(b)に示されるようなものになる。この歪画像が正方のます目画像になるように、各画素における補正値をあらかじめ決定しておき、実際の撮像画像に対しての補正を行うことにより歪曲収差補正処理を実現することが可能となる。より具体的な処理手法は、例えば、米国特許第4,895,431号に開示されている。以下、本実施の形態においては歪曲収差補正処理適用後の画像を取り扱うものとする。
【0047】
図7においてDは左右の光軸間の距離、Fは対物レンズ系103Rと撮像手段104Rとの距離を示し、この距離Fは対物レンズ系103Lと撮像手段104Lとの間も同じである。
【0048】
計測対象点Pから内視鏡先端面上に下ろした垂線の足をQとすると、次に示す(A)(B)(C)の関係が成り立つ。
【0049】
図7(a)より
(A)ΔPQO ∽ΔO L1Lpx
(B)ΔPO Q∽ΔO pxR1
図7(b)より
(C)ΔPQO ∽ΔO L1Lpy
【0050】
L1Lpx、R1Rpx及びL1Lpyの値は撮像素子面における距離として得ることができる。すなわち、フレームメモリ112R及び112L上における結像位置と1画素あたりの画素サイズから求めれば良い。
【0051】
又、図7(a)より
(D)O Q+QO =D
が成り立ち、図7(a)及び(b)より
(E)O L1=O R1=F
が成り立つ。
【0052】
これらの条件((A)〜(E))により計測対象点Pの座標(Xp,Yp,Zp)は、以下の式(1)、(2)、(3)より求められる。
【0053】
Xp=DLpx/(Lpx−Rpx) …(1)
Yp=DLpy/(Lpx−Rpx) …(2)
Zp=DF/(Rpx−Lpx) …(3)
【0054】
以上により得られた計測対象点の三次元座標より、内視鏡先端から計測対象点までの距離、複数の計測対象点間の距離を求めることができる。
【0055】
S1−4における三次元座標をプロファイル上に表示する手法は、以下のように行う。
【0056】
式(1)〜(3)で求まる座標は、図6の座標系、図11(a)でいえばXYZ座標系による座標値である。この座標値を横軸を計測ラインL、縦軸をXYZ座標系のZ軸とした二次元座標系に変換しプロットすることで二次元化する。
【0057】
つまりXYZ座標系による値を、図11のX’Y’Z座標系に変換する(X’は計測ラインに平行な座標、Y’はX’とZと垂直な軸とする)。変換後の座標値のうちX’とZを使って二次元グラフを作成する。S1−1で指定される計測ラインLの始点と終点をXYZ座標系において、L (X L0 ,Y L0 ,F),L N−1 (X LN−1 ,Y LN−1 ,F)とする。
【0058】
左右の光軸が平行であり、画像平面が光軸に垂直であるとした場合、画像上にどのような計測ラインLを指定してもX軸とX’軸との関係は、Z軸周りの回転しか生じない。従って、XY軸の二次元だけを考えてX軸とX’軸とのなす角を考えれば良いことになる。
【0059】
このときの計測ラインLの始点と終点とは、
(X L0 ,Y LO
N−1 (X LN−1 ,Y LN−1 ) …(4)
となる。
【0060】
又、X軸とX’軸とのなす角θは、
cosθ=(X L0 LN−1 +Y L0 LN−1 )/{(X L0 +X LN−1 1/2+(Y L0 +Y LN−1 1/2} …(5)
により求められる。求まったθを使ってXY座標系の値をX’軸、Y’軸に変換する。
【0061】
【数1】
Figure 0004445622
【0062】
そして、求めたX’と式(3)によるZとを、図11(b)に示すようにX’Z座標系にプロットし、これをプロファイルTとして表示する(図9参照)。
【0063】
(第2実施の形態)
図12、図13に本発明の第2実施の形態を示す。尚、本実施の形態における計測内視鏡装置の構成は第1実施の形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
【0064】
三次元計測を行った場合、プロファイル上の任意の点と画像上の点との対応が確認できることが望まれる場合がある。以下の説明では、プロファイルの任意の点を指定して、それに対する画像上点を明示することにより対応を明らかにする機能について、図12の一時マーカーを描画する流れを示すフローチャートに従って説明する。
【0065】
第1実施の形態の図8に示すフローチャートにおけるS1−1〜S1−5によりプロファイルを表示するとともに、画像上に計測ラインLを描画する。この場合、点Li,Di,Ti(0≦i≦N-1)は第1実施の形態と同じ内容を示すものとする。
【0066】
そして、先ず、S2−1によりプロファイルに表示されている計測ラインT上の任意の点Tiを指定する。指定する手段としてはマウスなどの入力デバイスを用い、所望の点上にカーソルを移動して、マウスであれば左ボタンを押すことにより指定する。この指定した点(以下「指定点」と称する)をT α とする。
【0067】
S2−2により指定点T α に対する計測ラインL上の点(以下「計測点」と称する)を求める。点Liの画像上の座標をLi(p ,q )とすると、T α (0≦α≦N-1)を指定した場合の三次元位置はD α である。この点D α に対応する計測点はL α であり、その座標はL α (p α ,q α )となる。
【0068】
S2−3により、図13に示すように計測ラインL上の点L α (p α ,q α )に一時マーカーを描画し、L α に対する計測点を明示する。この場合、一時マーカとして、図形を一定間隔でフラッシュさせても良い。
【0069】
尚、ここでいう一時マーカーとは、マウスの左ボタン、キーボードの特定のボタン等が押されたままの状態の間だけ表示されているマーカーを言う。
【0070】
S2−4によりマウスの左ボタンが押されたままかどうか調べる。押されたままであればS2−3に戻る。
【0071】
又、マウスの左ボタンが解放されているときは、S2−5により一時マーカーの表示を消去し、ルーチンを終了する。
【0072】
以上の処理により、一時マーカーを計測ラインL上に描画することで、プロファイルに表示された計測ラインT上の任意の指定点に対する画像上の計測ラインL上の点との対応を、容易に知ることができる。
【0073】
尚、計測点を明示する方法は、計測点上への図形の描画に制限されるものでなく、例えば以下のようなものがある。
【0074】
1)計測点近傍へ計測点を指し示す矢印等の図形の描画を行う。
2)対応する計測点上にマウスカーソルを移動する。但し、不用意にカーソルを動かすことにより対応が分からなくなってしまわないように、所定の期間はカーソルの移動を禁止する。
逆に画像上の計測点を指定手段により指定し、対応するプロファイル上の点に一時マーカーを描画しても良い。
【0075】
(第3実施の形態)
図14〜図16に本発明の第3実施の形態を示す。尚、本実施の形態における計測内視鏡装置の構成は第1実施の形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
【0076】
計測を行った場合、各計測結果の信頼性を評価するということが行われる場合があり、その評価を計測結果と同時に見ることが望まれる場合がある。以下では信頼性を計測結果と同時に把握できる機能について、図14に示すフローチャート従って説明する。
【0077】
先ず、S3−1においてステレオ画像の左画像上で、計測ラインLを指定する。計測ラインL上の点をLi(i=0,…,N-1)と表す。ラインの指定はマウスなどの入力デバイスにより行う。
【0078】
S3−2において、右画像の対応点を求める。
【0079】
S3−3において、式(1)〜(3)により三次元位置を求める。点Liのそれぞれの三次元位置をDi(i=0,…,N-1)とし、その座標をDi(xi,yi,zi)とする。
【0080】
同時に、計測の信頼性を求める。点Diに対する信頼性をTri(i=0,…,N-1)とする。尚、信頼性を導出する手法については後述する。
【0081】
S3−4において、図15に示すように三次元位置をプロファイルTとして描画するが、信頼性TriによりプロファイルDiの背景を着色する。着色の方法については、後述する信頼性の導出手法を説明する際に、併せて説明する。
【0082】
この場合、信頼性のユーザへの提示方法はプロファイルの背景着色に限定されるものではなく、例えば以下のような方法がある。
【0083】
1)信頼性を別グラフ(ヒストグラムなど)として、プロファイルとオーバーラップ、もしくはプロファイルの近傍に描画する。
【0084】
2)プロファイルの任意の位置をクリックすることにより、その点の計測の信頼性を小ウィンドウに表示する。必要に応じて、計測結果を同時に表示する。
【0085】
この場合、信頼性は以下のようにして求める。
【0086】
計測の信頼性を、例えばブロックマッチングの相互相関値の先鋭度評価により求める。相関値Crは −1.0〜1.0の値を取り、マッチングを行った画像同士が類似しているほど大きな値となる。
【0087】
一般的に、マッチングのテクスチャーが顕著なほど相関値Crのグラフは先鋭度が高くなる傾向にある。そこで、相関値Crが1.0に近づくほど、換言すれば先鋭度が大きいほど信頼性が高いと考え、以下の式で信頼性Trを求める。
【0088】
Tr=Crmax (p,q)・g(w)
ここで、Crmax(p,q)は画像上の点(p,q)を中心としたテンプレートを使用して所定の領域内で、マッチングしたときの相関値Cr(p,q)の最大値とする。g(w)は係数であり、図16(b)に示すように、wに対する単調減少関数である。又、このwは、図16(a)に示すように、相関値Cr(p,q)が所定の値Thより大きい値を持つ幅とする。尚、信頼性の評価にはハレーションの有無などの情報を利用しても良い。
【0089】
信頼性をバックグランドへの着色として表す場合は、例えば、
1)信頼性>0.8なら「青」
2)信頼性<0.2なら「赤」
という方法が考えられる。
【0090】
尚、本実施の形態では、信頼性の表示はプロファイルの背景として行ったが、左画像上に描画した計測ラインLの色を信頼性に基づいて変更することにより行っても良い。
【0091】
(第4実施の形態)
図17〜図20に本発明の第4実施の形態を示す。尚、本実施の形態における計測内視鏡装置の構成は第1実施の形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
【0092】
三次元計測を行い、左画像上の垂直方向を計測ラインLとして指定し、それに対するプロファイルを二次元グラフにより表示した場合のことを考える。
【0093】
第1実施の形態で示したように、三次元位置を二次元グラフに描画するときに、その横軸は垂直方向の計測ラインが選択される。
【0094】
しかし、図18に示すように、表示画面サイズの制限及び、ウィンドウの構成上の都合などにより、二次元グラフの横軸は水平方向に描画されるようになっており変更できない場合、画像上の計測ラインLは垂直方向に描画されているが、垂直方向に沿った点の三次元位置は二次元位置に変換されて水平方向に沿って描画されることになる。
【0095】
このように計測ラインLの方向とプロファイルのプロット方向とが異なる場合に、画像上の計測ラインとプロファイルの対応が取り難いため、計測ラインとプロファイルの方向とを一致させたいという要求がある。又は、単に観察時に画像の方向、或いはプロファイルの方向を変えたいとの要求がある。
【0096】
以下では、計測ラインLとプロファイル方向とを調整できる機能について、図17の画像の回転処理の流れを示すフローチャートに従って説明する。
【0097】
第1実施の形態の図8におけるS1−1〜S1−5によりプロファイル上に計測ラインTを表示するとともに、画像上に計測ラインLを描画する。
【0098】
このときの描画例を、図19(a)に示す。但し、図19において、マーカーは省略している。又、この場合の画像サイズをSX・SY、画像表示ウィンドウサイズをWSX・WSYとする。
【0099】
ウィンドウ上の回転させる対象の近傍に、図19(a)に示すような矢印を描画する。この場合、画像が回転対象であり、以下では画像を例に説明する。
【0100】
先ず、S4−1において矢印上にマウスカーソルを移動し、マウスの左ボタンを押し、ドラッグを開始する。
【0101】
ドラッグとはマウスカーソルを、移動したいオブジェクト上に移動してボタンを押し、そのままの状態でマウスカーソルを動かしてオブジェクトを移動させる一般的なマウスの使用方法である。
【0102】
S4−2において矢印をマウスカーソルの移動方向、移動量に応じて回転する。図20(b)に示すように、現在のマウスカーソルの位置と矢印中心とを結ぶ直線と垂直方向とのなす角をθとし、マウスカーソルの移動により矢印の回転と角度θの更新を行う。
【0103】
S4−3において矢印の回転に応じて画像を回転し表示する。画像表示ウィンドウの中心を原点とするXY座標を考え、画像を点A(p,q)とすると、
【数2】
Figure 0004445622
により回転後の画像は点A’(p’,q’)となり、この点A’(p’,q’)をウィンドウに表示する。
【0104】
このとき回転後の画像を囲む最小矩形を新たな画像と考えると、図20に示すように画像サイズは、
(SXcosθ+SYsinθ)・(SXsinθ+SYcosθ)
となる。
【0105】
したがって、θの値により、ウィンドウの表示サイズをオーバーして表示できない部分が発生する場合がある。このときはスクロールにより、画像のあらゆる部分を表示できるようにする。又、この場合、画面サイズ、ウィンドウサイズに応じて、できるだけ表示できない領域が減少するように、画像表示ウィンドウサイズを変更しても良い。
【0106】
又、図20(a)に示す▲1▼〜▲4▼の領域のように、回転する角度によっては表示領域内に表示データが存在しない部分が発生する場合があるが、その部分は所定のデータ値(例えば0)でパディングする。
【0107】
S4−4においてドラッグが終了したか、つまり左ボタンが解放されたかを判断する。押されたままであればS4−2へ戻る。又、解放されたときはルーチンを終了する。
【0108】
画像を回転させた状態を、図19(b)に示す。画像の回転により計測ラインLが水平に向いたため、画像の計測ラインLとプロファイルの横軸の方向とが一致する。
【0109】
尚、画像が所定の大きさ以上の場合は、画像表示によるちらつきを防止するため、矢印のドラッグ中での画像回転及び表示は行わず、ドラッグ終了時に回転した画像を描画すると良い。具体的にはS4−3とS4−4とで行われる処理を入れ替えて、ドラッグ終了後に描画を行う処理を行うようにする。
【0110】
画像の回転量の指定は矢印の回転に制限されることはなく、単にメニュー、ボタンなどにあらかじめ回転量の選択肢を用意しておき、回転量を選択する方法、又はキーボードにより回転角を入力する方法も考えられる。これらのいくつかを併用して用いるようにしても良い。
【0111】
尚、本実施の形態では画像の回転を行ったが、プロファイルを回転しても同様の効果が得られる。
【0112】
(第5実施の形態)
図21、図22に本発明の第5実施の形態を示す。尚、本実施の形態における計測内視鏡装置の構成は第1実施の形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
【0113】
ステレオ画像の左、右画像はほぼ同じ領域が撮像されている。観察を容易にするため、一方の画像表示ウィンドウのスクロール操作に同期して、もう一方の画像ウィンドウを自動的にスクロールさせたいとの要望がある。以下においては、同期スクロールを実現する機能を備える計測用内視鏡装置について説明する。
【0114】
図22(a)に左画像表示ウィンドウW1、右画像表示ウィンドウW2の表示例を示す。ここでは、両画像表示ウィンドウW1,W2のスクロールを、スクロールバーを移動し、その移動量に応じて画像の表示を変更する場合を例に説明する。
【0115】
各画像表示ウィンドウW1,W2のスクロールはスクロールポジションとスクロール量という値により制御されているとする。スクロールポジションはスクロールバーの位置を表す。スクロール量はユーザが移動したスクロールバーの移動量である。
【0116】
スクロールポジションにスクロール量を加減算することでスクロール状態を変化させる。つまり、スクロールポジションによりスクロールバーの位置、画像の表示領域が管理、決定されることとする。
【0117】
又、図22に示すチェックボックスがセットされているときは同期スクロールするが、チェックされていないときは各画像表示ウィンドウW1,W2は独立にスクロールするものとする。
【0118】
尚、この場合、画面の表示スペース、デザイン上の都合によっては、画像をフルスケール(1倍)で表示しない場合がある。ここでは、左画像表示ウィンドウW1の縦サイズ、横サイズをそれぞれK1倍、右画像表示ウィンドウW2の縦サイズ、横サイズをそれぞれK2倍で表示したものとして考える(K1、K2は実数)。
【0119】
以下では、同期スクロールを実現する機能について、図21の同期スクロールの流れを示すフローチャートに従って説明する。
【0120】
先ず、S5−1において画像表示ウィンドウWi(i=1,2)のスクロールバーの移動を検出する。スクロールを検出したウィンドウを、メインウィンドウW α とし、非検出側のメインウィンドウをサブウィンドウW β とする。又、メインウィンドウW α のスクロール量をM α とする。
【0121】
S5−2においてチェックボックスがセットされているかどうか調べる。セットされている場合は、5−3ヘ進み、セットされていないときは、S5−4へ進む。
【0122】
S5−3においてメインウィンドウW α のスクロール処理を行う。
スクロール処理とは、スクロール量に応じたスクロールバーの移動と、メインウィンドウW α への画像の描画を行うことを言う。
【0123】
そして、メインウィンドウW α のスクロール後のスクロールポジションSt α を取得する。又、サブウィンドウW β のスクロールポジションをSt α ・(K β /K α )にセットする。
【0124】
次いで、サブウィンドウW β のスクロール処理を行った後、同期スクロールの処理を終了する。
【0125】
その結果、図22(b)に破線で示すように、両ウィンドウW1,W2の一方のメインウインドウに対して他方のサブウインドウが同期スクロールする。
【0126】
又、S5−2においてチェックボックスがセットされてないと判断されて、S5−4ヘ進むと、メインウィンドウW α のみスクロール処理を行い、ルーチンを終了する。
【0127】
このように、本実施の形態によれば、ステレオ画像の一方をスクロールすることにより、もう一方の画像の同じ場所を自動的に表示することができる。
【0128】
尚、図22に示すチェックボックスがセットされたときは、スクロールバーを操作する前に、画像ウィンドウW1,W2のうちいずれかのウィンドウをメインウィンドウW α として設定して、S5−3を実行し、両ウインドウW1,W2のスクロールポジションを一致させた後、同期スクロールへ移行させる。
【0129】
尚、同期スクロールは、プロファイルTに対して行っても良い。この場合、画像については、スクロールポジションごとに表示される計測ラインLの区間、プロファイルについてスクロールポジションごとに表示される三次元位置に対応するプロファイルTの区間を記憶しておき、スクロール要求に応じて、対応する部分が表示されるように制御する。
【0130】
(第6実施の形態)
図23〜図26に本発明の第6実施の形態を示す。尚、本実施の形態における計測内視鏡装置の構成は第1実施の形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
【0131】
画像上の任意の2点間の距離計測、及び計測位置の微調整を簡単に行いたいという要望がある。そこで、任意の点での計測及び、計測位置の調整を簡単に行える機能を、図23〜図25の距離計測の流れを示すフローチャートに従って説明する。
【0132】
先ず、S6−1において左画像上の2点を指定する(以下、指定点と呼ぶ)。2点の指定はマウスなどの入力デバイスを用いて行う。このとき、2点を通る直線を計測ラインLとし、この計測ラインL上の点をLi(i=0,…,N-1)とし、選択された2点をL α 、L β とし、その座標をL α (p α ,q α )、L β (p β ,q β )とする。
【0133】
S6−2において計測ラインL上の点について右画像の対応点を求める。次いで、(1)〜(3)式により計測ラインL上の点までの三次元位置を求める。そして、点Liに対する三次元位置をDi(i=0,…,N-1)とし、その座標をDi(xi,yi,zi)とする。
【0134】
S6−3においてS1−4と同様に三次元位置を二次元グラフ(プロファイル)により表示する。
【0135】
図26は左画像用モニタ130Lに画像およびプロファイルを表示した例である。点Di(xi,yi,zi)に対応する二次元グラフ上の点をTi(i=0,…,N-1)とする。
【0136】
S6−4において図26(a)のように計測ラインL及び、指定点L α 、L β を通過する所定の長さの垂直を描画する。指定点の近傍にその距離d(例えば、3mm)を表示する。この距離dは次式により求める。
【0137】
d={(x β −x α +(y β −y α +(z β −z α 1/2 …(6)
S6−5において、図26(a)に示すようにプロファイルには指定点に対応する部分T α 、T β を通過する所定の長さの垂直線を描画し、垂直線の近傍にその間の距離dを描画する。
【0138】
S6−6においてマウス入力がドラッグかクリックかを判定する。そして、マウス入力がドラッグのときは、S6−7へ進み、S6−7〜S6−9において、ドラッグ状態を判別する。
【0139】
すなわち、先ず、S6−7において、ドラッグが画像上か、プロファイル上かを判別し、画像上のときはS6−8へ進み、プロファイル上のときはS6−9へ進み、それ以外のときはS6−12へ進む。
【0140】
S6−8においては、ドラッグ開始位置が左画像の垂線上もしくは近傍ならば計測位置変更モード1(S6−10)へ進み、それ以外のときはS6−12へ進む。
【0141】
S6−9においては、ドラッグ開始位置がプロファイルの垂直線上もしくは近傍ならば計測位置変更モード2(S6−11)へ進み、それ以外のときはS6−12へ進む。
【0142】
S6−10において、図26(b)に示すように、画像内の垂線をマウスのドラッグに従って移動し、ドラッグが終了したとき垂線の移動を終了する。
【0143】
そして、ドラッグが停止した位置での垂線と交わる計測ラインL上の2点をそれぞれL α 、L β として垂線間の距離d(例えば、6mm)を、(6)式で再計算し表示する。
【0144】
これにより同一の計測ラインLについて計測位置の微調整が可能となる。又、このとき、プロファイル側の垂直線も垂直の位置変化に応じて移動し、同時にそのとき距離dを表示する。
【0145】
S6−11において、プロファイル側の垂直線をマウスのドラッグに従って移動させ、ドラッグ終了時に、垂直線の移動を終了する。
【0146】
そして、垂直線と交わるプロファイルT上の2点をそれぞれT α 、T β に対応するL α 、L β を用いて、距離dを(6)式で再計算し表示する。これにより、同一の計測ラインについて計測位置の微調整が可能となる。このとき、左画像の垂線も垂直線の位置に対応して移動し、移動後の距離dを表示する。
【0147】
又、S6−6でマウス入力がクリックであると判定されて、S6−14へ進むと、S6−14、S6−15で、マウスのクリック位置を調べ、左画像上で且つ垂線近傍のときは、S6−12へ進み、それ以外のときは、S6−1へ戻り、計測ラインLを再設定する。
【0148】
S6−12において、画面に表示されているボタンの入力をチェックし、ボタンが押されていれば、それに応じた処理を行い、処理が終了した後ルーチンを終了する。又、ボタンが押されていないときは、そのままルーチンを終了する。
【0149】
図26に示すように、画面上には垂線左移動、垂線右移動、垂直線左移動、垂直線右移動のボタンがそれぞれ表示されており、垂線及び、垂直線を1〜数画素単位などの微少単位で移動することができる。
【0150】
押されたボタンに応じて以下の処理を行う。但し、垂線と水平方向がなす角が45〜135度の間は、垂線左移動は垂線上移動に対応する。垂線右移動は同様に垂線下移動に対応する。
【0151】
1)垂線左(上)移動
垂線を左(上)に移動する。垂線間の距離の再計算を行い、垂線近傍に再描画する。プロファイルの垂直線を垂線移動に応じて移動し、距離を再描画する。
2)垂線右(下)移動
垂線を右(下)に移動する。垂線間の距離の再計算を行い、垂線近傍に再描画する。プロファイルの垂直線を垂線移動に応じて移動し、距離を再描画する。
3)垂直線左移動
垂直線を左に移動する。垂直線間の距離を再計算を行い、垂直線近傍に再描画する。画像の垂線を垂直線移動に応じて移動し、距離を再描画する。
4)垂直線右移動
垂直線を右に移動する。垂直線間の距離の再計算を行い、垂直線近傍に再描画する。画像の垂線を垂直線移動に応じて移動し、距離を再描画する。
【0152】
尚、本実施の形態では2点間の距離を表示したが、2点間の高さなど他の計測値を表示しても良い。
【0153】
[付記]以上、詳述したように本発明によれば以下に示す構成を得ることができる。
(付記項1)
同一対象を異なる位置から撮像する撮影手段と、
撮像手段により得られる複数枚の画像から、計測対象の立体形状を推定する手段と、
推定した立体形状をプロファイル情報に変換する手段と、
変換されたプロファイル情報と画像との対応関係を求める手段と、
プロファイル情報と画像との対応関係を表示する表示手段と、
を具備したことを特徴とする計測用内視鏡装置。
このような構成よれば、計測対象の立体形状と画像上の計測点との対応を表示手段に表示することができる。
【0154】
(付記項2)
変換手段により変換されたプロファイル情報及び/又は撮像手段により撮像された画像を回転する手段と、
回転されたプロファイル情報及び/又は画像を表示する手段と、
を具備したことを特徴とする付記項1記載の計測用内視鏡装置。
このような構成よれば、計測対象の立体形状と画像を任意方向で表示することができる。
【0155】
(付記項3)
前記変換されたプロファイル情報において指定点を指定する入力手段と、
画像において指定点に対応する計測ライン上の計測点を求める手段と、
前記計測点を明示する手段と、
を具備したことを特徴とする付記項1記載の計測用内視鏡装置。
このような構成によれば、計測対象立体形状の任意の点と画像上の計測点との対応を表示することができる。
【0156】
(付記項4)
画像において計測ライン上の計測点を指定する入力手段と、
前記変換されたプロファイル情報において、指定された計測点に対応する対応点を求める手段と、
前記対応点を明示する手段と、
を具備したことを特徴とする付記項1記載の計測用内視鏡装置。
このような構成によれば、画像上の任意の計測点と計測対象立体形状の対応を表示することができる。
【0157】
(付記項5)
立体形状推定結果の信頼性を求める手段と、
信頼性の数値及び/又は、図形により表示する手段と、
を具備したことを特徴とする付記項1記載の計測用内視鏡装置。
このような構成によれば、計測の信頼性を立体形状とともに表示することができる。
【0158】
(付記項6)
撮像手段により撮像された二枚以上の画像を表示する手段と、
二枚以上の画像を同期してスクロールする手段と、
を具備したことを特徴とする付記項1記載の計測用内視鏡装置。
このような構成によれば、画像同士を同期してスクロールさせることができる。
【0159】
(付記項7)
撮像手段により撮像された一枚以上の画像を表示する手段と、
一枚以上の画像及び変換されたプロファイル情報を同期してスクロールする手段と、
を具備したことを特徴とする付記項1記載の計測用内視鏡装置。
このような構成によれば、画像とプロファイル情報とを同期してスクロールさせることができる。
【0160】
(付記項8)
変換されたプロファイル情報上又は、画像上の2点を指定する入力手段と、
指定された2点間の距離を求める手段と、
距離を表示する手段を有する手段と、
を具備したことを特徴とする付記項1記載の計測用内視鏡装置。
このような構成によれば、画像或いはプロファイル上での任意の2点間の距離などの計測及び、計測点の微調整を行うことができる。
【0161】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、撮像手段により撮像した被写体像と、被写体像の所定部位の立体形状に対応するプロファイル情報とを同時に表示すると共に、このプロファイル情報と被写体像を撮像した撮像信号との対応関係を示す対応関係情報を表示するようにしたので、立体形状と被写体像との位置関係を容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態による計測用内視鏡装置の構成を示すブロック図
【図2】同、内視鏡の挿入部先端部の説明図
【図3】同、計測用内視鏡装置の機能構成を示すブロック図
【図4】同、ホストコンピュータの構成を示すブロック図
【図5】同、外部記憶装置の構成を示すブロック図
【図6】同、三次元座標系の説明図
【図7】同、三次元座標算出原理を示す説明図
【図8】同、計測結果を描画する流れを示すフローチャート
【図9】同、ウィンドウ表示例を示す説明図
【図10】同、歪曲収差補正に関する説明図
【図11】同、立体形状(三次元データ)を図形(二次元データ)に変換する手段を示す説明図
【図12】第2実施の形態による一時マーカーを描画する流れを示すフローチャート
【図13】同、ウィンドウ表示例を示す説明図
【図14】第3実施の形態による計測結果の信頼性を求める流れを示すフローチャート
【図15】同、ウィンドウ表示例を示す説明図
【図16】同、信頼性を求める原理を示す説明図
【図17】第4実施の形態による画像の回転処理の流れを示すフローチャート
【図18】同、ウィンドウ表示例を示す説明図
【図19】同、画像の回転処理の際のウィンドウ表示例を示す説明図
【図20】同、画像を回転処理する際の説明図
【図21】第5実施の形態による同期スクロールの流れを示すフローチャート
【図22】同、ウィンドウ表示例を示す説明図
【図23】第6実施の形態による距離計測の流れを示すフローチャート(その1)
【図24】同、距離計測の流れを示すフローチャート(その2)
【図25】同、距離計測の流れを示すフローチャート(その3)
【図26】同、ウィンドウ表示例を示す説明図
【符号の説明】
101 内視鏡
104L 左撮像手段
104R 右撮像手段
120 ホストコンピュータ
130L 左画像用モニタ
130R 右画像用モニタ
L 計測ライン
T プロファイル
α 、L β 指定点
P 計測対象点

Claims (12)

  1. 細長な挿入部の先端部に設けた被写体像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により得られた複数の画像信号から、前記被写体像の立体形状を推定する立体形状推定手段と、
    前記立体形状推定手段で推定された立体形状情報に基づいて、前記被写体像中の所定部位のプロファイル情報を作成するプロファイル情報作成手段と、
    前記プロファイル情報作成手段で作成されたプロファイル情報を表示手段に表示するよう制御するプロファイル情報表示制御手段と、
    前記表示手段に表示されたプロファイル情報の所定位置前記被写体像中の所定位置との対応位置情報を取得する対応位置情報取得手段と、
    前記対応位置情報取得手段で取得された対応位置情報を前記表示手段に表示するよう制御する対応位置情報表示制御手段と、
    を具備したことを特徴とする三次元計測内視鏡装置
  2. 前記撮像手段により撮像された画像を表示する手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像又は前記プロファイル情報を回転表示させる指示を出す回転指示手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項1記載の三次元計測内視鏡装置
  3. 前記撮像手段により撮像された一枚以上の画像を表示する手段と、
    一枚以上の画像とプロファイル情報とを同期させてスクロールする手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項1記載の三次元計測内視鏡装置
  4. 前記撮像手段により撮像された二枚以上の画像を表示する手段と、
    二枚以上の画像を同期してスクロールする手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項1記載の三次元計測内視鏡
  5. 前記立体形状推定手段による立体形状推定結果の信頼性を求める手段と、
    信頼性の数値又は図形により表示する手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項1記載の三次元計測内視鏡
  6. 被写体像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段で取得された複数の画像信号から、前記被写体像の立体形状を推定する立体形状推定手段と、
    前記立体形状推定手段で推定された立体形状情報に基づいて前記被写体像中の所定部位のプロファイル情報を作成するプロファイル情報作成手段と、
    前記プロファイル情報作成手段で作成されたプロファイル情報を表示手段に表示するよう制御するプロファイル情報表示制御手段と、
    前記プロファイル情報表示手段に表示されたプロファイル情報と前記撮像手段から取得された画像信号との対応関係情報を取得する対応関係情報取得手段と、
    前記プロファイル情報作成手段で表示された前記プロファイル情報上で任意の位置を指定可能な指定手段と、
    前記指定手段で指定された指定情報と前記対応関係情報取得手段で取得された対応関係情報とに基づき、前記指定手段で指定された第1の位置情報を前記画像信号中における第2の位置情報として取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段で得られた第2の位置情報に基づき、前記画像信号に基づき表示される被写体像上に前記指定手段による指定位置情報を前記表示手段に表示するよう制御する指定位置情報表示制御手段と、
    を具備したことを特徴とする被写体計測表示装置。
  7. 前記撮像手段により撮像された画像を表示する手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像又は前記プロファイル情報を回転表示させる指示を出す回転指示手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項6記載の被写体計測表示装置。
  8. 前記撮像手段により撮像された一枚以上の画像を表示する手段と、
    一枚以上の画像とプロファイル情報とを同期させてスクロールする手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項6記載の被写体計測表示装置。
  9. 前記撮像手段により撮像された二枚以上の画像を表示する手段と、
    二枚以上の画像を同期してスクロールする手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項6記載の被写体計測表示装置。
  10. 前記立体形状推定手段による立体形状推定結果の信頼性を求める手段と、
    信頼性の数値又は図形により表示する手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項6記載の被写体計測表示装置。
  11. 細長な挿入部の先端部に設けた被写体像を撮像する撮像手段により被写体像を撮像する撮像行程を具備した三次元計測内視鏡の被写体計測表示方法において、
    前記撮像行程で取得された複数の画像信号から、前記被写体像の立体形状を推定する立体形状推定行程と、
    前記立体形状推定行程で推定された立体形状情報に基づいて前記被写体像中の所定部位のプロファイル情報を作成するプロファイル情報作成行程と、
    前記プロファイル情報作成行程で作成されたプロファイル情報を表示するプロファイル情報表示行程と、
    前記プロファイル情報表示行程で表示されたプロファイル情報の所定位置と前記撮像行程で取得される前記被写体像中の所定位置との対応位置情報を取得する対応位置情報取得行程と、
    前記対応位置情報取得行程で取得された対応位置情報を表示する対応位置情報表示行程と、
    を具備したことを特徴とする三次元計測内視鏡の被写体計測表示方法。
  12. 被写体像を撮像する撮像行程を具備した被写体計測表示方法において、
    前記撮像行程で取得された複数の画像信号から、前記被写体像の立体形状を推定する立体形状推定行程と、
    前記立体形状推定行程で推定された立体形状情報に基づいて前記被写体像中の所定部位のプロファイル情報を作成するプロファイル情報作成行程と、
    前記プロファイル情報作成行程で作成されたプロファイル情報を表示するプロファイル情報表示行程と、
    前記プロファイル情報表示行程で表示されたプロファイル情報と前記撮像行程で取得された画像信号との対応関係情報を取得する対応関係情報取得行程と、
    前記プロファイル情報表示行程で表示された前記プロファイル情報上で任意の位置を指定可能な指定行程と、
    前記指定行程で指定された指定情報と前記対応関係情報取得行程で取得された対応関係情報とに基づき、前記指定行程で指定された第1の位置情報を前記画像信号中における第2の位置情報として取得する位置情報取得行程と、
    前記位置情報取得行程で得られた第2の位置情報に基づき、前記画像信号に基づき表示される被写体像上に前記指定行程による指定位置情報を表示する指定位置情報表示行程と、
    を具備したことを特徴とする被写体計測表示方法。
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