JP4445548B2 - 同心の内燃ロータリ・エンジン - Google Patents

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Description

本発明の分野は、一般に燃焼機関に関する。より具体的には本発明の分野は、内燃ロータリ・エンジンに関する。
[関連出願]
この出願は、2004年7月14日に出願された米国仮特許出願第60/587,948号に対して優先権を主張している。この’948号は、ここに十分に述べられているように参照として組み込まれる。
往復動ピストンを使用して作動する燃焼機関には幾つか不利な点がある。第一の最も重要なものは、例えばピストンなどの構成部品がエンジンの作動中に繰り返し加速され、止められ、逆転されると云う不効率な点である。この点に関して、在来のピストン・ベースのエンジンは、エンジン内で起きている一定の運動量変化によってアンバランスのみならず非効率となっている。例えば、内部摩擦とポンピングの損失によって在来のピストン・ベースのエンジンでは燃料エネルギの約13%が損失となっている。
更に、在来のピストン・ベースのエンジンでは、トルク・アームがピストン/連接棒に関してその最適配置になっている瞬間が(仮にあったとしても)極短時間しか存在しているに過ぎない。このことは、一般にピストン行程の中央の手前数度で起きる。事実上、真の90度の(最適な)トルク・アームは、在来のピストン・ベースのエンジンでは決して達成されることはない。
内燃ロータリ・エンジンは、ピストン・ベースのエンジンに対して或る程度までこれらの根源的な非効率を軽減できる一つの代替例となっている。フェリックス ワンケル(Felix Wankel)氏は、外トロコイド(例えば、ピーナツ形状)のように形成されたハウジング内で旋回する三角形状のロータを使用して作動する内燃ロータリ・エンジンを発明したと言われている。その内燃ロータリ・エンジンは、ピストン・ベースの燃焼機関を凌ぐ幾つかの長所を有している。
第一に、内燃ロータリ・エンジンはより軽量でコンパクトである。第二に、内燃ロータリ・エンジンは、ピストンの往復運動が無いので動きが滑らかである。第三に、内燃ロータリ・エンジンは、それらのピストン・ベースの対応部分に対比されるように出力軸の出力行程の回転を延長している。第四に、例えば弁、連接棒、カム及びタイミング・チェーンが無いなど、作動部品の数がより少なくなっている。吸気行程と排気行程のタイミング制御は、ロータの運動によって直接達成される。第五に、内燃ロータリ・エンジンは、弁が使用されていないので全体的にはフラットなトルク曲線を有している。第六に、内燃ロータリ・エンジンは、それらのピストン・ベースの対応部分よりも一般に温度がより低くなっている。このことは、窒素酸化物の生成がより少ないことを意味している。最後に、内燃ロータリ・エンジンは、燃焼領域を吸気領域から分離しており、それによって、これらのエンジンを水素燃料ベースのエンジンの有力な候補にしている。
ワンケル型の内燃ロータリ・エンジンに関する問題点は、それらエンジンは一般に燃焼ガスの漏れを起こし、この種のエンジンの望ましい点を減じている点である。更に、ワンケル型の内燃ロータリ・エンジンの回転速度(即ち、分当りの回転数(RPM))は、三角形のロータが外トロコイダル状ハウジングの内部周りでバタバタ作動する方式のために制限される。
米国仮特許出願第60/587,948号公報
かくして、回転速度が制限されない真の内燃ロータリ・エンジンに対するニーズが存在している。更に、排気発散物の非常に少ない内燃ロータリ・エンジンのニーズも存在している。更に、高馬力と高トルクを有し、同時に燃料効率の良い内燃ロータリ・エンジンに対するニーズも存在している。
内燃ロータリ・エンジンは、入口と出口とを有するハウジングと、該ハウジング内部の中央に配置された回転可能なロータとを有している。ロータはその周囲の周りに複数のポケットを有している。ロータは更に出力軸に機械的に接続されたロータ軸に接続されている。回転可能な楕円体は、複数のポケットの各々に配置されている。各回転可能な楕円体は、各々の遊星歯車に結合されている。それぞれの遊星歯車の各々は中央に配置された固定太陽歯車と噛合されている。更に、点火源が複数のポケットの各々に配置されている。ロータの各360度の回転に対して、各楕円体は720度に渡って回転する。本ロータリ・エンジンは、吸気行程、圧縮行程、動力行程及び排気行程が行われる四つの分離した領域を有している。
本発明の一形態では、ロータは、その周囲の周りに三つのポケットを配置している。ポケットは、ロータの周囲の周りに等間隔に配置されている。
本発明のもう一つ別の形態では、内燃ロータリ・エンジンは、入口と出口とを有するハウジングを有していて、入口はコンプレッサーに結合されている。回転可能なロータは、ハウジング内部の中央に配置されている。ロータは、その周囲の周りに複数のポケットを有している。ロータは、ロータ軸に接続されており、それは次に出力軸に結合される。楕円体は、複数のポケットの各々に配置されており、各楕円体は、回転軸上に一端で取り付けられると共に他端で各々の遊星歯車に結合される。各遊星歯車は、固定された中央に配置された固定太陽歯車と係合している。点火源は、複数のポケットの各々に配置されている。ロータの各完全(即ち、360度)な回転に対して、各楕円体は720度に渡って回転する。
本発明のもう一つ別の形態では、各楕円体は、その外面上にシールを配置している。本発明の更に別の形態では、楕円体は、二つの外部スプールの間に介設されて楕円体アセンブリを形成している。本発明の更に別の形態では、ロータはディストリビュータに結合されている。ディストリビュータは、ロータと共に回転し、各点火源用電気接点(例えば、三つの電気接点)を有している。
本発明のもう一つ別の形態では、ロータ軸は、楕円体アセンブリの回転軸の内腔と流体連通している通路又は内腔を内部に有している。それら通路と内腔は、楕円体のベアリング、遊星歯車及び太陽歯車を潤滑するためのオイル又は他の潤滑剤のアクセス経路を提供している。本発明の一つの好適な形態では、各遊星歯車は、太陽歯車のピッチ径に等しいピッチ径を有している。
本発明の目的は、高出力で非常に高いトルクを有し、非常に排気発散物が少ない内燃ロータリ・エンジンを提供するものである。本発明の別の目的は、単一軸線周りで回転するロータを使用したバランスの取れた内燃ロータリ・エンジンを提供するものである。本発明の更に別の目的は、同心状態でバランスの取れたロータを使用した内燃ロータリ・エンジンを提供するものである。
図1及び図2は、本発明の好適な実施形態に係る内燃ロータリ・エンジン2を示している。内燃ロータリ・エンジン2は、短軸(図1に示された矢印A方向におけるハウジング4の頂端部分と底端部分との間の距離)と長軸(図1に示された矢印B方向におけるハウジング4の左部分と右部分との間の距離)とを有した楕円にほぼ成形されたハウジング4を有している。ハウジング4は、エンジン2の内部で燃焼される燃料/空気の混合気の入口としての働きをする入口6を有している。入口6は、例えば図7及び図8に示されているようなオプションのコンプレッサー8に接続される。ハウジング4は、更にエンジン2の外部に燃焼ガス/空気を排出する働きをする出口10を有している。本発明の一形態では、ハウジング4は、横断面で見てスプライン曲線の輪郭を有している。
ハウジング4の内部の中央には回転可能なロータ12が配置されている。ロータ12は、ロータ軸14上に取り付けられており、ハウジング4の内部で図1における矢印Cの方向に回転可能になっている。ロータ軸14は、出力軸18に適切な装置を介して、例えば中間軸16を介して機械的に接続されている(例えば、図6及び図7に示されている)。回転可能なロータ12は、更にロータの周囲の周りに配置された複数のポケット20を有している。ポケット20は、一般にロータ12の内部に半球状の又は概略半球状の腔部を有している。本発明の一形態では、ロータ12は二つのポケット20を有している。しかし、好ましくは図1及び図2に示されているように、三つのポケット2が存在している。三つのポケット20は、互いに等距離だけ(例えば、120度の間隔で)隔設されている。以下に説明されているように、ロータ12がロータ軸14の周りに回転するに従って、ポケット20は関連した回転可能な楕円体22と共に作動して排斥容積を増減する。排斥容積は、ロータ12の外面及びポケット20の容積とハウジング4の内面との間に形成される。
図1は、オプションの掃気孔24がポケット20に組み込まれることを示している。その掃気孔24は、消費された燃焼ガスをポケット20から追い出すのを助けるのに使用される。しかし、掃気孔24は、完全にオプションであって、完全に省かれ得ることを理解すべきである。
図1及び図2に見受けられるように、楕円体22は回転軸26に取り付けられている。各楕円体22の回転軸26は、遊星歯車28に接続されている(図1における破線で示されており、また図3A及び図3Bにも示されている)。各遊星歯車28は、中央に配置された固定太陽歯車30と噛合されている(図1における破線で示されており、また図3A及び図3Bにも示されている)。遊星歯車28は、かくしてエンジン2の作動中に中央配置の固定太陽歯車30の周囲を軌道を描いて回る。好ましくは、遊星歯車28と中央配置の固定太陽歯車30とは同じピッチ径を有すると共に2の倍数の歯で且つ3の倍数の歯(例えば、12、18、24、30等々の歯)を有している。
エンジン2の作動中、楕円体22は、図1において矢印Dの方向に、即ちロータ12の回転(図1における矢印C)と同じ方向に回転する。好ましくは、遊星歯車28と太陽歯車30とは、楕円体22がロータ12の2倍の比率(2:1)で回転するように連動されている。より具体的には、本発明の好適な形態では、ロータ12が360度に渡って回転すると、楕円体22は720度に渡って回転する。しかし、他の回転比率もエンジン2との関連で使用される。図1は、更に、楕円体22がハウジング4の内部で移動しているときの楕円体22の外形Eも図示している。
図2は、センタープレート34とギアボックス36を通る一連のボルト32を介してボルト締めされた開放ロータ12を示している(図7も参照)。図2に見られるように、センタープレート34は、複数のエンジン搭載孔38を有している。図2は、更にディストリビュータ42(後でより詳細に説明する)を取り付けるための三つのディストリビュータ搭載孔40を示している。
本発明の一つの好適な形態では、楕円体22は工業セラミック材から形成されるが、しかし、金属及び合金などの他の材料も使用される。好ましくは、楕円体22とハウジング4の内部との間における空気及び/又は燃料のいかなる漏れも最少にするために楕円体22は機械加工されるか、さもなければ厳密な公差で形成される。更に、楕円体22は、ポケット20の内部で、例えばシール96を介して好適にシールされる。
さて図3A及び図3Bを参照すると、本発明の一つの形態では、楕円体22は、二つの円形端部46、48又はスプールを有した楕円体アセンブリ44に収容されている。各端部46、48の周囲は、各々のそれぞれのポケット20内部に燃焼シールを形成するためのシール50を有している。図10Aに示されているように、硬化鋼材などのシール50用のオプションの摩耗面52が、ロータ12の内部に設けられる。シール50は、ポケット20及び/又はハウジング4の内部に収容された燃料/空気/燃焼ガスを保持する。更に図3A及び図3Bを参照すると、各楕円体22は、上に楕円体22が取り付けられた回転軸26も有している。
図4は、固定太陽歯車30と周囲の遊星歯車28とを図示している。固定太陽歯車30は、センタープレート34(図2に示されている)に例えば(図7に示されているように)複数のボルト32を介して取り付けられている。三つの遊星歯車28は、中央の太陽歯車30の周りに等間隔で隔設される(120度だけ分離される)と共に各楕円体22の回転軸26の端部に各々取り付けられている。ロータ軸14は、中央の太陽歯車30を貫通しており、(図7に示されているように)回転可能なベアリング58などを介して回転可能に保持される。図4及び図7に見られるように、回転軸14は、ギアボックス36内に連続していて、中間軸16を介して出力軸18に機械的に結合されている。
図1、図2及び図5を参照すると、好ましくは点火源60がロータ12の各ポケット20に組み込まれている。図1及び図2に示されているように、好ましくは点火源60はスパークプラグとなっている。点火源60の着火を行うために、在来のディストリビュータ型構成が個々の点火源60の着火のために使用されている。図5は、例えば中央に配置された導電ディストリビュータ42に各点火源60がどのように接続されているかを図解している。この点に関して、何ら電線が個々のスパークプラグ60に直結されてはいない。ディストリビュータ42は、図2に示されているようにロータ12上にディストリビュータ搭載孔40を介して直接搭載されている。図5に最も良く見受けられるように、ディストリビュータ42は、各々の点火源60に硬質導電部材64(例えば、硬質スパークプラグ・ストラップ)を介して電気接続された三つの接点62(高電圧電気ピックアップなど)を有している。エンジン2の作動中、ディストリビュータ42はロータ軸14の周りを回転する。図7に最も良く見受けられるように、接点62によって境界線が描かれた回転周線の周りの或る点に静止電気接触部材66が設けられている。静止電気接触部材66は、ディストリビュータ42がその軸線周りで回転されるに従って三つの接点62の内の一つに電気的に係合するように位置決めされている。この点に関して、ロータ12とディストリビュータ42とがロータ軸14の周りで回転すると、電源(例えば、高電圧源)と各々の点火源60との間で電気接触が行われる。電気接触によって点火源60の着火が行われ、それによって三つのポケット20の内の一つで燃焼プロセスを開始させ、ロータ12に動力を与える。
図6及び図7は、ギアボックス36の内部を図示している。ロータ軸14は、中間軸16のスプライン部分又は噛合部分16aと係合するスプライン部分又は噛合部分14aを有している。中間軸16は、次に出力軸18のスプライン部分又は噛合部分18aに結合される。ロータ軸14の歯車装置は、ロータ軸14の回転速度に比較して出力軸18の回転速度を低下させる働きをする。例えば、約8:1の減速は、タービン速度から自動車、ボート又は飛行機に一般的に使用されるより低い回転速度に下げるために必要とされ得るものである。
図7は、本発明の一つの好適な実施形態に係るエンジン2の断面図を示している。ギアボックス36は、ロータ軸14と中間軸16と出力軸18を保持するために一連のベアリング68又は他の回転支持体を収容している。回転楕円体ベアリング86を潤滑するためにロータ軸14の内部に通路70が設けられている。楕円体アセンブリ44の回転軸26は、通路70と連通している内腔軸26aを有することができる。この点に関して、通路70と内腔軸26aとを貫流しているオイルは、楕円体22及び/又は歯車28、30を潤滑するベアリング・オイルの戻りとしての働きをする。
図1に戻って参照すると、エンジン2は、一般的に四行程エンジンの四サイクルに相当している五つの領域100、110、120、130、140を有している。領域100は、吸気行程と見なされているもので、入口6と下部の一番左のポケット20内に形成された空間の一部分との間の空間によって一般に境界されている。領域110は、エンジン2の圧縮行程と見られるもので、下部の一番左のポケット20と上死点ポケット20の小さな部分との間の空間によって一般に境界されている。領域120は、楕円体22とポケット20との間の空間によって境界されており、燃焼室と見なされている。領域130は、動力行程と見なされているもので、上死点ポケット20と下部の一番右のポケット20との間の空間によって一般に境界されている。領域140は、排気行程と見なされているもので、下部の一番右のポケット20と排気出口10との間の空間によって一般に境界されている。
図7及び図8を参照すると、コンプレッサー8がセンタープレート34とギアボックス36との間に介設されている。コンプレッサー8は、ロータ軸14に取り付けられており、吸入部8aと出力部8bと廃棄ガス出口8cとを有している(図8に最も良く見受けられる)。ロータ軸14の回転でコンプレッサー8の内部の複数の羽根8dを回動して、空気をエンジン2の入口6内に圧縮する。図8に見受けられるように、燃料噴射器72がコンプレッサー出力部8bとエンジン入口6との間にラインを成すように配置されている。コンプレッサー8は、エンジン2の圧縮比を高めることができる。
例えば、15.5インチの直径のロータ12と、3インチ×1.5インチの寸法を有した楕円体と、7インチの直径の遊星歯車とを有したエンジン2では、該エンジンは約10.58の圧縮比を達成することができる。コンプレッサー8は、エンジン2の圧縮比を約5.29から約10.58に2倍に高めることができる。
図2、図5及び図7を参照すると、エンジン2のハウジング4は、エンジン2を冷却するために複数のフィン74を有している。フィン74は、例えばアルミニウムなどの熱良導金属から造られる。更に、図5及び図7に最も良く見受けられるように、ロータ12は複数のファン・ブレード76を有している。ファン・ブレード76は、円弧状又は環状面の形状を有することができ、作動中にエンジン2を冷却する空気流を発生するために使用される。図7及び図9を参照すると、ロータ・キャップ78は、複数のボルト79を介してエンジン2に取り付けられている。ロータ・キャップ78は、好ましくは単一体として形成され、ファン・ブレード76によって発生された空気流を複数のフィン74の表面を横切るように導くための空気転送部分78aを有している。ロータ・キャップ78は、更に静止電気接触部材66を固定する働きもする。
図3A、図3B、図7、図10A及び図10Bを参照すると、本発明の一形態では、楕円体アセンブリ44は、(図7及び図10Aに示されているように)部分的にネジを形成した回転軸26を有している。この点に関して、楕円体アセンブリ44は、例えばシール50や又は楕円体22を取り替えるために容易に組み立てられると共に分解される。例えば、楕円体アセンブリ44は、第一スプール46を回転軸26上に挿入することで形成される。楕円体22は、次に回転軸26上に送られる。楕円体22の受け入れ孔は、楕円体22をアセンブリ44内部で正しい向きにするために図10Bに示されているようにキー止めされるように構成される。第二スプール48が次に回転軸26に設置される。第二スプール48は、該第二スプール48を締め付けたり(又は緩めるために)使用される道具(図示されていない)を受け入れるための複数の凹み84を有することができる。例えば、凹み84はレンチ又はスパナーのピンを受け入れるために形成される。楕円体22は、かくして第一と第二のスプール46、48の間にサンドイッチされることになる。
図3A及び図10Aに最も良く見受けられるように、回転軸26は二つのボデイ・ベアリング86の内部で回転可能になっている。本発明の一形態では、ロータ軸14のオイル通路70は、二つのボデイ・ベアリング86の潤滑空間88に接続されている。オイルは、かくしてオイル通路70を通って外部のボデイ・ベアリング86内に流入でき、内腔軸26aを通って内部ボデイ・ベアリング86内に流入できる。ボデイ・ベアリング86をロータ12の内部(即ち、燃焼領域)からシールするためにオイル・シール90が設けられている。
更に図10Aを参照すると、内部ボデイ・ベアリング86の潤滑空間88は、遊星歯車28の内部のプレナム又は空間91と連通している。遊星歯車28は、張り出し部を減らすと共に歯車潤滑を行うためにカップ状にくり抜かれた遊星歯車29とすることができる。オイルが遊星歯車28と固定太陽歯車30(図10Aには図示されていない)の中間面を潤滑できるようにする一つ以上の涙穴92がカップ状にくり抜かれた遊星歯車29に設けられている。
図10Aは、スプール46、48の外部上に配置された摩耗面52とシールとを示している。摩耗面52は、例えば硬化鋼から形成される。図10Bは、本発明の一形態に係る楕円体22の端面図を示している。楕円体22は、楕円体22に釣り合いを与えるために使用される一つ以上の空間94を有することができる。(楕円体22の長手軸線に沿った)最外領域にシール96を有することができる。シール96は、楕円体22とポケット20/ハウジング4との間にほぼ気密なシールを形成する。この点に関して、エンジンの五つの領域(例えば、図1における領域100、110、120、130及び140)間では実質的に何らガスの混ざり合いが存在していない。
上で説明したように、本発明の一形態では、ハウジング4は横断面で見た場合にスプライン曲線の輪郭を有している。以下に再現した表1及び表2は、180度に渡って2度づつ増やした場合のハウジングの内面の半径を示している(残りの180度に対する測定値は、ハウジング4の対称特性の故に含まれていない)。楕円体22間への締まり嵌めにもランニング嵌合にも半径測定が行われている。ランニング嵌合には、楕円体22とハウジング4の内部との間に約0.002インチの隙間が含まれている。測定は、楕円体22に対して1.5インチの短軸と3インチの長軸を想定している。ロータ12の半径は、7.5インチであると想定されており、また楕円体22の中心の半径は、7インチと想定されている。
Figure 0004445548
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エンジン2の作動中、楕円体22が入口6又は吸入孔をクリアすると、空気/燃料のチャージが吸入スイープ(即ち、図1における領域100)の背後に流れて、充填する。一般に、オプションのコンプレッサー8によって空気/燃料のチャージが約2気圧に加圧されることになる。空気/燃料のチャージは、次にエンジンの圧縮領域(即ち、図1における領域110)に入る。上死点の近くでは、楕円体22とポケット20との間の空間によって境界されている図1に示された燃焼室領域120において、空気/燃料のチャージは、ロータ12によって担持された点火源60によって点火される。本発明の一形態では、点火源60は、点火進めを考慮して上死点に楕円体22が到達する前に着火される(例えば、早期着火)。この点に関して、燃焼ガスが駆動領域130に曝されると、それはまさしく総計した燃焼及び最適駆動圧力への途上にある。動力行程の後に、燃焼ガスは出口10を経由してロータ12とハウジング4との間の空間の外側に排出される。
閉じ込められた領域内に立ち上がる圧力は、在来のピストン・エンジンにおけるようにエンジン2に対して作用しないことに注目すべきである。下部右側の楕円体22を参照すると、動力行程の完了の後に楕円体22は実際にはエンジン2から燃焼ガスを出口10を経由して追い出す助けをしている。これは、各楕円体22(例えば、本発明の好適な実施形態では三つ)に対して行われており、それによって、在来の六気筒・四行程のピストン−ベースのエンジンと同じ数の動力行程/回転を発生する。
本エンジン2は、燃焼エンジンが一般的に使用される、例えば自動車及び飛行機などのあらゆる用途に使用される。エンジン2は、水素動力の用途にも使用される。多ロータ12もエンジン2の出力を高めるために使用される。本エンジン2は、完全に同心になっていて且つかくして動的にバランスした運動を発生する。例えばワンケル型ロータリ燃焼エンジンに存在しているようなロータ12に関するバタバタした運動は無い。本エンジン2は、例えば約25,000から50,000RPMの高速度で回転することができる。この点は、約4,000から6,000RPMの速度で回転するピストン・エンジンと比較して有利である。
エンジン2の実際のRPMは、タービンのRPMと同様に非常に高い。更に、ガスのバイパスが殆ど無い。非常に長いトルク・アームは高いトルクを発生すると共に、長くスイープされた容積は燃料を完全燃焼させ、非常にクリーンで温度の低い排気とする。エンジン2は、最新の往復動エンジンを凌ぐ18%もの効率向上を行うことが想定される。
本発明の実施形態を図示して説明してきたが、本発明の技術範囲から逸脱しない限り色々な改造が行われる。従って、本発明は、特許請求の範囲とそれらの等価物を除いて制限されるべきではない。
本発明の一つの好適な実施形態に係る内燃ロータリ・エンジンのハウジング内に収容されたロータを示しており、エンジン・ハウジングは、ロータと三つのポケットと三つの楕円体とを露出するために開放されている。 ロータを露出した状態の内燃ロータリ・エンジンを示している。 楕円体アセンブリのトップダウン図を示しており、楕円体アセンブリの回転軸が遊星歯車に結合されて示されている。 図3Aにおいて線A−Aに沿って採取された楕円体アセンブリの端面図を示しており、該アセンブリは、その周囲面の周りにシールを収容した円形端部又はスプールを有しており、楕円体は、回転軸上に支持されており、結合された遊星歯車も示されている。 中央に配置された太陽歯車と周りの遊星歯車とを示しており、遊星歯車の回転方向は、矢印A及び矢印Bによって示されており、一個だけの楕円体アセンブリも図示されている。 中央のディストリビュータに接続されたスパークプラグを示したロータを示している。 機械的に結合されたロータ軸と中間軸と出力軸とを示したギアボックス・減速歯車を示している。 本発明の一つの好適な実施形態に係るエンジンの断面図を示しており、またセンタープレートとギアボックスとの間に介設されたコンプレッサーを示している。 図7において線A−Aに沿って採取された遠心式コンプレッサーのインペラーの正面図を示している。 囲まれたロータを示したエンジンの端面図を示している。 ロータとハウジングとの間に形成されたポケットに収容された楕円体アセンブリの拡大された断面図を示している。 本発明の一実施形態に係る楕円体の端面図を示している。

Claims (17)

  1. 内燃ロータリ・エンジンであって、
    ハウジングであって、該ハウジングの短軸方向の軸線に対して称な内表面と、前記ハウジングの短軸方向の軸線の一方側に配置された入り口と、前記ハウジングの短軸方向の軸線の他方側に配置された出口とを有するハウジングと、
    前記ハウジング内に、該ハウジングの内表面に対して同心に配置されているロータアセンブリで、且つ該ロータアセンブリの回転軸が前記ハウジングの短軸方向の軸線と長軸方向の軸線に対して直であるロータアセンブリであって、
    回転ロータであって、ロータ軸と、体の外周面と、前記ロータの周囲に配置された複数のポケットとを有し、該複数のポケットのそれぞれの中心が前記ロータの中心から距離に配置されている回転ロータと、
    体の外周面を有し、前記複数のポケットのそれぞれの内部に配置された回転楕円体であって、それぞれの回転楕円体のそれぞれの回転軸が前記ポケットの中心に位置するように前記ロータに配置されており、それぞれの回転楕円体が、前記ロータの回転と共に前記楕円体をその回転軸の回りに回転させる楕円体駆動機構に接続された駆動軸を有し、前記楕円体がその回転軸の回りに回転すると、前記楕円体の外周面が前記ハウジングの内表面と係合し、前記楕円体の長軸に沿う頂上付近の外周部分が前記楕円体が配置されているそれぞれのポケットの表面と係合する回転楕円体と、を備えるロータアセンブリと、
    を具備し、
    前記ロータが前記ハウジング内で同心に1回転すると、それぞれの楕円体が該楕円体自身の回転軸の回りに前記ハウジングに対して2回転し、前記楕円体は、回転の間に前記ハウジングの内表面と前記ポケットに係合し、吸気領域の体積の第1の増加と、該第1の増加に対応する圧縮領域の体積の減少と、動力工程領域の体積の第2の増加と、該第2の増加に対応する排気領域の体積の減少とを引き起こし、
    前記吸気領域と圧縮領域において、燃料及び空気の混合気が前記ハウジングの入り口に導入され、前記ポケットの表面と前記楕円体の外周面で規定される燃焼室内への前記楕円体の回転により圧縮されることを特徴とする内燃ロータリ・エンジン。
  2. 前記ロータは、その周囲に三つのポケットを備えていることを特徴とする請求項1に記載の内燃ロータリ・エンジン。
  3. 前記三つのポケットは、前記ロータの周囲に等しく隔設されていることを特徴とする請求項2に記載の内燃ロータリ・エンジン。
  4. それぞれのポケットに配置された点火源をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の内燃ロータリ・エンジン。
  5. 前記楕円体駆動機構は、前記楕円体の駆動軸に接続された遊星歯車と、前記ロータ軸の周りに同心に配置され、前記遊星歯車に噛合する太陽歯車とを備えることを特徴とする請求項1に記載の内燃ロータリ・エンジン。
  6. 前記ロータ軸と機械的に連動される出力軸をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の内燃ロータリ・エンジン。
  7. 前記ロータにおける複数のポケットに配置された掃気孔をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の内燃ロータリ・エンジン。
  8. 前記ハウジングの入り口に接続されたコンプレッサーをさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の内燃ロータリ・エンジン。
  9. 前記ロータ軸は、中間軸を介して出力軸に機械的に結合されていることを特徴とする請求項6に記載の内燃ロータリ・エンジン。
  10. 前記各楕円体は、該楕円体の長軸に沿う頂上付近の外周部分に配置されたシールを備えていることを特徴とする請求項1に記載の内燃ロータリ・エンジン。
  11. 前記各楕円体は、二つの外部円形部材の間に介設されいることを特徴とする請求項1に記載の内燃ロータリ・エンジン。
  12. 前記ロータは、ディストリビュータに結合されており、該ディストリビュータは、各点火源のための電気接点を備えていることを特徴とする請求項4に記載の内燃ロータリ・エンジン。
  13. 前記ポケットの表面と前記楕円体の外周面で規定される燃焼室内で圧縮された燃料及び空気の混合気は、前記点火源により点火されることを特徴とする請求項に記載の内燃ロータリ・エンジン。
  14. 前記動力工程領域と排気領域において、点火された前記燃料及び空気の混合気は燃焼され、前記ハウジングの出口から排気されることを特徴とする請求項13に記載の内燃ロータリ・エンジン。
  15. 前記ロータ軸は、潤滑通路として、前記楕円体の回転軸に収容された内腔と連通した通路を内部に備えていることを特徴とする請求項1に記載の内燃ロータリ・エンジン。
  16. 前記各遊星歯車は、前記太陽歯車のピッチ径に等しいピッチ径を有していることを特徴とする請求項5に記載の内燃ロータリ・エンジン。
  17. ハウジングであって、該ハウジングの短軸方向の軸線に対して称な内表面と、前記ハウジングの短軸方向の軸線の一方側に配置された入り口と、前記ハウジングの短軸方向の軸線の他方側に配置された出口とを有するハウジングと、
    前記ハウジング内に、該ハウジングの内表面に対して同心に配置されているロータアセンブリで、且つ該ロータアセンブリの回転軸が前記ハウジングの短軸方向の軸線と長軸方向の軸線に対して直であるロータアセンブリであって、
    回転ロータであって、ロータ軸と、体の外周面と、前記ロータの周囲に配置された複数のポケットとを有し、該複数のポケットのそれぞれの中心が前記ロータの中心から距離に配置されている回転ロータと、
    体の外周面を有し、前記複数のポケットのそれぞれの内部に配置された回転楕円体であって、それぞれの回転楕円体のそれぞれの回転軸が前記ポケットの中心に位置するように前記ロータに配置されており、それぞれの回転楕円体が、前記ロータの回転と共に前記楕円体をその回転軸の回りに回転させる楕円体駆動機構に接続された駆動軸を有し、前記楕円体がその回転軸の回りに回転すると、前記楕円体の外周面が前記ハウジングの内表面と係合し、前記楕円体の長軸に沿う頂上付近の外周部分が前記楕円体が配置されているそれぞれのポケットの表面と係合する回転楕円体と、
    を備えるロータアセンブリと、
    を具備し、前記ロータが前記ハウジング内で同心に1回転すると、それぞれの楕円体が該楕円体自身の回転軸の回りに前記ハウジングに対して2回転し、前記楕円体は、回転の間に前記ハウジングの内表面と前記ポケットに係合し、吸気領域の体積の第1の増加と、該第1の増加に対応する圧縮領域の体積の減少と、動力工程領域の体積の第2の増加と、該第2の増加に対応する排気領域の体積の減少とを引き起こす内燃ロータリ・エンジンを駆動する方法であって、
    前記楕円体の1番目の1つが前記入り口を通過し、前記楕円体の2番目の1つが前記入り口を通過する間に、燃料及び空気の混合気を前記ハウジングの入り口を介して前記ハウジングの吸気側に導入する工程と、
    前記燃料及び空気の混合気が前記2番目の楕円体のポケット内で前記ポケットの表面と前記2番目の楕円体の表面の間で圧縮されるまで前記ロータと前記2番目の楕円体を回転させることにより、前記燃料及び空気の混合気を圧縮する工程と、
    前記2番目の楕円体のポケット内で、前記圧縮された燃料及び空気の混合気に点火する工程と、
    前記ロータの回転を増強するように、前記2番目の楕円体と前記ハウジングの内表面との間に形成される前記ハウジングの燃焼室側内で前記点火された燃料及び空気の混合気を燃焼させる工程と、
    前記2番目の楕円体が前記出口を通過した後に、前記燃焼した燃料及び空気の混合気を前記出口を介して排気する工程と、
    を具備することを特徴とする内燃ロータリ・エンジンの駆動方法。
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