JP4444187B2 - 圧縮成形体の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、金属のチップまたは粒状体を含む原料から、押出成形等の素材となる圧縮成形体を製造する方法に関する。
近年、最軽量合金であるマグネシウム合金の利用が注目されている。一般的にマグネシウム合金は溶融または半溶融させる工程を経るため、マグネシウム合金の結晶粒が粗大化し、強度向上に限界があった。
そこで、非特許文献1,特許文献1に開示されているようなマグネシウム合金の製造方法が開発された。この方法では、図8に示すプレス機が用いられる。このプレス機は、下型にダイ1(臼)を備え、上型に2種類の成形ピン7、9を備えている。ダイ1は有底円筒状をなしており、上部が開放された収容空間5を有している。上型には、成形ピン7、9を交互にダイ1の真上に位置させる切り換え機構が設けられている。一方の成形ピン7は平坦な下面を有し、その径はダイ1の収容空間5の内径とほぼ等しい。他方の成形ピン9は細長い棒形状をなしており、その径は収容空間5の内径より小さい。
図8(a)に示すように、上記収容空間5に、数mm程度のマグネシウム合金のチップを含む原料Mを充填する。
次に、図8(a),(b)に示すように、成形ピン7をダイ1の真上に位置させてから下降させて、原料Mを扁平な円柱形状に押し固める。
次に、成形ピン7を上昇させてから他の成形ピン9をダイ1の真上に位置させるように切り換えた後、図8(c),(d)に示すように、成形ピン9を下降させて原料Mの中央に圧入する。これにより原料Mは上記成形ピン9により後方押出しされて成形ピン9の周囲に盛り上がり、中央に深い穴が生じる。
次に、図8(e)に示すように成形ピン9を上昇させた後、図8(f),(b)に示すように、成形ピン7をダイ1の真上に位置させてから下降させて、原料Mを再び圧縮する。この成形ピン7の下降により、原料Mは周囲の盛り上がった部位が中央の深い穴に埋められるようにして押し固められ、再び扁平な円柱形状になる。
上記のように成形ピン7,9による変形(押し固め,後方押し出し)を繰り返すことにより、原料Mにおけるマグネシウム合金チップが微細化される。そして、最後に原料Mを押し固めて圧縮成形体を得る。
上記のようにして所望レベルまで結晶粒の微細化が進んだ状態で、圧縮成形体を取り出し、これを不活性ガス雰囲気中または真空中において固相温度領域で加熱し、押出成形する。この押出成形により組織がさらに緻密化される。
雑誌アルトピア2002年12月号(12頁) WO2003/027342号公報
しかし、上記方法では、圧入される成形ピン9の体積分しか原料が流動せず、微細化の効率が悪かった。
また、ダイ1の収容空間5において底部近傍、特に底部と円筒形状の周壁が交差する隅部は、上記成形ピン7,9による変形工程の繰り返しの際にも原料Mの移動が殆ど生じず、移動と圧縮によって生じる微細化,均一分散化も進まない領域となってしまうので、所定回数だけ工程の繰り返しがなされる度に、押し固められた原料をひっくり返す必要があり、このことからも効率を低下させていた。
そこで、本発明者らは、特願2005−28817号に示す方法を開発した。この方法では、例えば4つの成形穴を有する型と、これら成形穴にそれぞれ挿入された4つの押圧部材とを用いて、金属のチップまたは粒状体を含む原料の微細化工程を多数回繰り返し実行する。
より具体的に述べると、上記微細化工程の前段工程では、原料を1つの成形穴に収容し、押圧部材を押し込むことにより原料を押し固める。
微細化工程の後段工程では、当該1つの成形穴の押圧部材をさらに加圧しながら前進させるとともに、当該1つの成形穴と所定方向に隣接する成形穴に挿入された押圧部材を背圧をかけた状態で後退させることにより、原料を当該1つの成形穴から隣接する成形穴へと送り込み、この過程で、原料に剪断力,摩擦力を付与して原料を微細化する。
上記微細化工程を第1〜第4成形穴について順次実行し、このサイクルを多数回実行する。そして、最終圧縮工程では、上記微細化工程の前段工程と同様にしていずれかの成形穴で原料を圧縮成形する。
上記方法によれば、効率良く微細化することができる。しかし、得られた圧縮成形体は割れ易く、上記型から抜き出す際、あるいは押出成形等の加工ステージまで搬送する間に割れてしまうため、歩留まりが悪かった。
本発明者らは、この割れの原因を、微細化工程および最終圧縮工程において、原料間の相互移動が少ないことにより、圧縮成形体に異方性が生じたためであると推測し、本発明に到達した。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、
互いに交差して連なる複数の直線状の成形穴を有する型と、これら成形穴にそれぞれ挿入された複数の押圧部材を用いて、金属のチップまたは粒状体を含む原料の微細化工程を繰り返し実行し、少なくとも1回原料を撹拌する工程を実行し、最終圧縮工程を実行する圧縮成形体の製造方法であって、上記微細化工程の前段工程では、上記原料を上記複数の成形穴の1つに収容し、他の全ての成形穴への原料の流れ込みを禁じた状態で、当該1つの成形穴に挿入された1つの押圧部材を奥に向かって押し込むことにより、当該1つの成形穴内において上記原料を押し固め、上記微細化工程の後段工程では、当該1つの押圧部材をさらに加圧しながら前進させるとともに、これと交差する他の1つの成形穴に挿入された他の1つの押圧部材を背圧をかけた状態で後退させることにより、上記原料を当該1つの成形穴から当該他の1つの成形穴へと送り込み、最終圧縮工程では、上記微細化工程の前段工程と同様にしていずれかの成形穴で原料を圧縮成形することを要旨とする。
上記方法によれば、原料を微細化できる。しかも、押し固められた原料が成形穴の交差部を通過する過程で、ほぼ全断面領域で大きな剪断力,摩擦力を受けるため、上記微細化を効率良く行うことができ、その結果、微細化工程の回数が少なくても所望の微細化を得ることができる。
また、原料の撹拌工程を含むので、圧縮成形体の異方性を解消でき、その割れを回避ないしは抑制できる。
好ましくは、上記原料の撹拌工程では、原料が収容された成形穴において押圧部材を前進させ、この押圧部材の前進に先立ちこれと交差する他の成形穴の押圧部材を後退させておき、空隙となった当該他の成形穴に原料を送り込むことを特徴とする。
これによれば、空隙に原料を送り込む際、原料は束縛されずに成形穴の交差部で曲がりながら移動するので、原料間の相互移動すなわち原料撹拌を行なうことができる。
好ましくは、上記成形穴が互いにほぼ90°の角度で交差している。これによれば、原料が成形穴を通過する際に、より大きな剪断力,摩擦力を原料に与えることができるにも拘わらず、原料を1つの成形穴から交差部を経て他の成形穴へ、比較的円滑に流動させることができる。しかも、原料撹拌も効率良く行うことができる。
好ましくは、上記型は上記成形穴を3つ以上有し、上記撹拌工程において、2つの成形穴に原料を収容した状態で当該2つの成形穴に挿入された押圧部材を前進させることにより、当該2つの成形穴と交差する1つの成形穴に原料を送り込む。これによれば、2つの成形穴からの原料が合流する際に、原料撹拌を行なうことができる。
好ましくは、上記撹拌工程において、原料を収容した2つの成形穴が一直線上に配置され、原料が送り込まれる1つの成形穴が、当該2つの成形穴と直交している。これによれば、原料撹拌を効率良く行うことができる。
好ましくは、上記撹拌工程において、上記1つの成形穴の押圧部材は、上記2つの成形穴の押圧部材の前進に先だって後退させることにより、当該1つの成形穴に空隙を形成し、この空隙に原料を送り込む。これにより、原料撹拌をより一層効率良く行なうことができる。
好ましくは、上記押圧部材の後退により空隙を形成する成形穴が、上記成形穴の交差部から垂直に下方に延びている。これによれば、原料が空隙に落とし込まれることになり、原料間の移動が良好になされ、より一層効率良く原料撹拌を行なうことができる。
好ましくは、上記撹拌工程は、1回または複数回の微細化工程が終了する毎に規則的に実行される。このように微細化と撹拌を交互に行なうことにより、より一層確実に圧縮成形体の割れを防止することができる。
また本発明は、同一平面上において90°間隔で放射状に交差して連なり所定方向に順に配列された直線状の第1,第2,第3,第4の成形穴を有する型と、これら成形穴にそれぞれ挿入された第1,第2,第3,第4の押圧部材とを用いて、金属のチップまたは粒状体を含む原料の微細化工程を繰り返し実行し、少なくとも1回原料を撹拌する工程を実行し、最終圧縮工程を実行する圧縮成形体の製造方法であって、上記微細化工程の前段工程では、原料を1つの成形穴に収容し、他の3つの成形穴に挿入された押圧部材を当該他の3つの成形穴の奥端で固定して当該他の3つの成形穴を塞いだ状態で、当該1つの成形穴に挿入された押圧部材を奥に向かって押し込むことにより、当該成形穴に収容された原料を押し固め、上記微細化工程の後段工程では、当該1つの成形穴の押圧部材をさらに加圧しながら前進させるとともに、当該1つの成形穴と所定方向に隣接する成形穴に挿入された押圧部材を背圧をかけた状態で後退させることにより、原料を当該1つの成形穴から隣接する成形穴へと送り込み、上記微細化工程を第1〜第4成形穴について順次実行し、上記撹拌工程では、第1の成形穴に収容された原料を第1押圧部材を前進させることにより、隣接する第2,第4の成形穴に送り込み、次に、第2,第4押圧部材を前進させることにより、原料を第3成形穴に送り込み、最終圧縮工程では、上記微細化工程の前段工程と同様にしていずれかの成形穴で原料を圧縮成形することを要旨とする。
これによれば、4つの成形穴において、効率よく原料の微細化と撹拌を行なうことができる。
好ましくは、上記撹拌工程において、上記第3押圧部材を後退させて第3成形穴に空隙を形成した後に、第2,第4の押出部材を同時に前進させて原料を上記第3成形穴の空隙に送り込む。これにより、原料の撹拌をより一層効率良く行なうことができる。
好ましくは、上記第1〜第4成形穴が垂直平面上に配置され、上記第3成形穴が上記成形穴の交差部から垂直に下方に延びている。これにより2方向からの原料が空隙へと落とし込まれるため、撹拌効率を最大限に上げることができる。
好ましくは、上記撹拌工程において、上記第1押圧部材を前進させる時に、上記第2,第4押圧部材に背圧を付与した状態で後退させる。これにより、第1成形穴の原料を第2,第4の成形穴のいずれかへ偏ることなく、円滑に第2,第4成形穴に送り込むことができる。
好ましくは、上記第1〜第4成形穴での微細化工程を1つの微細化工程サイクルとした時、上記撹拌工程は1回または複数回の微細化工程サイクルが終了する毎に実行され、この撹拌工程において、上記第3成形穴に原料を送り込んだ後で、第3押圧部材を前進させて原料を第1成形穴に戻す。これにより、圧縮成形体の割れをより一層確実に防止できる。また、撹拌工程から微細化工程への移行も円滑に行なうことができる。
好ましくは、上記原料となる金属がマグネシウム合金やアルミニウム合金を含む軽金属である。
本発明によれば、原料の微細化効率を飛躍的に向上させることができるとともに、圧縮成形体の割れを防止ないしは抑制できる。
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図5を参照しながら説明する。図1(A)に示すように、本実施形態で用いられる装置は、直方体形状の型10を備えている。この型10には、直線状の4つ成形穴11〜14(第1〜第4の成形穴)が形成されている。これら成形穴11〜14は同一断面形状をなし好ましくは同一径の断面円形をなしており、型10の中心において放射状をなして交わっている。これら成形穴11〜14の交差部を符号19で示す。これら成形穴11〜14は、この順序で時計回り方向(所定方向)に90°の角度間隔をなして同一平面上(垂直面上)に配置されている。第1成形穴11は交差部19から上方に垂直に延び、第2,第4成形穴12,14は交差部19から左右に水平に延び、第3成形穴13は交差部19から下方に垂直に延びている。
上記成形穴11〜14には、それぞれ成形穴11〜14とほぼ等しい断面形状の成形ピン21〜24(第1〜第4の押圧部材)がスライド可能に挿入されており、前進,後退するようになっている。これら成形ピン21〜24の前進,後退は、図4,図5の油圧駆動装置30(駆動装置)により行なわれるようになっている。
上記油圧駆動装置30は、共通のタンク31およびポンプ32を備えるとともに、各成形ピン21〜24毎の油圧回路を備えている。図4に示すように、成形ピン21,22,24のための油圧回路はそれぞれ、油圧シリンダ33,ソレノイド弁34〜36,背圧調整弁37,圧力センサ38,逆止弁39を備えている。
各油圧シリンダ33は、筒形状のシリンダ本体33aと、シリンダ本体33a内を摺動するピストン33bと、ピストン33bに固定されてシリンダ本体33aから突出するロッド33cとを有している。
上記油圧シリンダ33のロッド33cの先端は、対応する成形ピン21〜24の後端に一直線をなして連結されている。
上記油圧シリンダ33において、ピストン33bの後側に位置する室33xは、ソレノイド弁34を介して共通のポンプ32に連なっている。このソレノイド弁34は、2ポート位置切換弁からなり、オフ位置では、内蔵する逆止弁34aがポンプ32から室33xへの加圧油の流通を阻止し、オン位置では加圧油の流通を許容し、油圧シリンダ33に連結された成形ピンを前進させるようになっている。
上記ソレノイド弁34とポンプ32との間には逆止弁39が介在されており、この逆止弁39により、ポンプ32から室33xへの流れを許容し、逆方向の流れを阻止するようになっている。
上記室33xは、ソレノイド弁35を介して共通のタンク31に連なっている。このソレノイド弁35は、2ポート位置切換弁からなり、オフ位置では、内蔵する逆止弁35aが室33xからタンク31への油の流通を阻止し、オン位置では油の流通を許容するようになっている。
上記ソレノイド弁35とタンク31との間には背圧調整弁37が介在されている。この背圧調整弁37は、成形ピン21〜24の後退時の背圧(室33xの内圧)を調節するものである。
上記油圧シリンダ33において、ピストン33bの前側に位置する室33yは、ソレノイド弁36を介して共通のタンク31に連なっている。このソレノイド弁36は、2ポート位置切換弁からなり、オフ位置では、内蔵する逆止弁36aが室33yからタンク31への油の流通を阻止し、オン位置では油の流通を許容するようになっている。
図5に示すように、第3成形ピン23のための油圧回路も同じ構成要素33〜39を備えている。さらに第3成形ピン23を駆動する油圧回路は、付加的構成要素として、ソレノイド弁34’,35’,逆止弁39’を備えている。ソレノイド弁34’は、油圧シリンダ33の室33yと共通のポンプ32との間に配置されており、オンの時に、加圧油を室33yに導入して第3成形ピン23の後退動作を行なうようになっている。ソレノイド弁35’は、この第3成形ピン23の後退動作の時にオンして、室33xの油を逃がし、油圧抵抗を受けることなく(背圧を受けることなく)第3成形ピン23を後退できるようにしている。
上記構成をなす装置を用いて、大気中、常温で以下の加工を実行する。用いられる原料Mは金属の細片状チップまたは粒状体からなる。本実施形態では、0.5mm〜5mm程度のマグネシウム合金の切削屑からなるチップを用いる。
最初に、第1成形ピン21を抜いた状態で原料Mを第1成形穴11に装填する。この際、成形ピン22〜24は、前進位置すなわち成形ピン22〜24の前端が交差部19に隣接する成形穴12〜14の奥端と一致する位置にある。各成形ピン22〜24に対応するソレノイド弁34〜36,34’,36’は全てオフであるため油圧シリンダ33は油圧ロック状態にあり、その結果、成形ピン22〜24は後退不能な状態で拘束され実質的な固定状態にある。
上記原料Mの装填後に、成形ピン21を成形穴11に挿入し油圧シリンダ33に連結した後、図示しない制御ユニットにより、以下のシーケンス制御を開始する。このシーケンス制御では、1回の微細化工程サイクルと撹拌工程を交互に行なう。1回の微細化工程サイクルでは、成形穴11〜14毎に前段工程と後段工程からなる微細化工程を順次実行する。
最初に、成形穴11について前段工程を実行する。詳述すると、成形ピン21に対応するソレノイド弁34,36だけをオンすることにより、油圧シリンダ33に加圧油を供給し、図1(A)に示すように成形ピン21を押し込む。この際、成形ピン22〜24は固定されているので、原料Mは成形穴12〜14に向かわずに成形穴11において押し固められ円柱形状の塊になる。この塊は、所定の強度を持っているが、比較的脆いものである。なお、この押し固めの際に、圧力センサ38からの検出信号に基づき、ポンプ32からの油の圧力が設定圧力になるようにポンプ32の駆動を制御する。この押し固め状態は、短時間例えば2秒程度維持される。
次に、成形穴11について後段工程を実行する。詳述すると、ポンプ32からの油の圧力が上記前段工程より高い設定圧力になるようにポンプ32の駆動を制御する。これにより、油圧シリンダ33は成形ピン21をさらに押し込む。この際、成形ピン22に対応するソレノイド35をオンして対応する油圧シリンダ33の室33xからの油を逃がすようにする。これにより成形ピン22は後退可能になる。その結果、図1(B),図1(C)に示すように成形ピン21は前進位置まで押し込まれ、原料Mは成形穴11から交差部19を経て成形穴12へと流動することを余儀なくされ、この過程で剪断力,摩擦力を付与されて微細化される。
上記後段工程において、成形ピン22は流れ込んだ原料Mに押されて(成形ピン21の前進に追随して)後退する。成形ピン22に対応する背圧調整弁37は、上記後段工程の成形ピンの加圧圧力より小さい背圧(1/20〜1/10)を設定している。その結果、成形ピン22は上記原料Mに押されて後退するが、上記背圧に対応する抵抗が働き、原料を流れ込み方向と逆方向に押すことにより、原料に対して剪断力,摩擦力が確実に付与されるようにする。
図1(C)に示すように、上記成形ピン21の前端が成形穴21の奥端に達し、これを位置センサで検出した時に上記後段工程が終了する。すなわち、成形ピン21に対応するソレノイド弁34,36がオフに切り換わり、成形ピン21は油圧ロックの固定状態となる。
上記図1(A)〜(C)の前段工程,後段工程は連続して行うのが好ましい。すなわち、成形ピン21を加圧した状態を継続したまま成形ピン22を固定状態から後退可能な状態に切り換えるのである。以下、同様である。
上記図1(A)〜(C)の工程は、図2(A)〜(C)にも示されている。
次に、第2成形穴12について第1成形穴11の場合と同様の前段工程を実行する。詳述すると、成形ピン21,23,24を前進位置で油圧ロックして実質的に固定したまま、成形ピン22に対応するソレノイド弁34,36をオンし、対応する油圧シリンダ33により、図2(D)に示すように成形ピン22を加圧して押し込む。これにより、成形穴12内の原料Mが押し固められる。
次に、成形穴12について成形穴11の場合と同様の後段工程を実行する。詳述すると、成形ピン23に対応するソレノイド弁35をオンして後退可能な状態にし、成形ピン22への加圧力を高めて成形ピン22を押し込む。成形ピン21,24は固定したまま維持される。これにより、成形ピン22は図2(E),図2(F)に示すように前進位置まで押し込まれ、原料Mは成形穴12から交差部19を経て成形穴13へと移動する過程で微細化される。成形ピン23は背圧を受けながら原料Mに押されて後退する。
次に、第3成形穴13について成形穴11、12の場合と同様の前段工程を実行する。詳述すると、図2(G)に示すように、成形ピン21,22,24を固定状態に維持したまま、成形ピン23を加圧して押し込むことにより、成形穴13内の原料Mが押し固められる。
次に、成形穴13について成形穴11,12の場合と同様の後段工程を実行する。詳述すると、成形ピン24を後退可能な状態にし、成形ピン23を加圧することより、成形ピン23は図2(H),図2(I)に示すように前進位置まで押し込まれ、原料Mは成形穴13から交差部19を経て成形穴14へと移動する過程で微細化される。成形ピン24は背圧を受けながら原料Mに押されて後退する。
次に、成形穴14について成形穴11〜13の場合と同様の前段工程を実行する。詳述すると、図2(J)に示すように、成形ピン21,22,23を固定状態に維持したまま、成形ピン24を加圧して押し込むことにより、原料Mが押し固められる。
次に、成形穴14について成形穴11〜13と同様の後段工程を実行する。詳述すると、成形ピン21を後退可能な状態にし、成形ピン24を加圧することより、成形ピン24は図2(K),図2(L)に示すように前進位置まで押し込まれ、原料Mは成形穴14から交差部19を経て成形穴11へと移動する過程で微細化される。成形ピン21は背圧を受けながら原料Mに押されて後退する。
上記のように原料Mは一旦押し固められた後で、交差部19を通過する過程で(90°方向を変えて流動する過程で)全断面領域にわたって大きな剪断力,摩擦力を受けるため、原料Mの微細化を効率良く行うことができる。
図2に示す1回の微細化工程サイクルが完了する度に図3の撹拌工程を実行する。この撹拌工程では、最初に図3(A)に示すように、成形ピン23を固定し、成形ピン22,24を後退可能にした状態で成形ピン21を加圧して前進させる。これにより、図3(B)に示すように、原料Mは成形穴11から成形穴12,14へと二手に分かれて送り込まれる。なお、撹拌工程では、微細化工程の前段工程のように原料Mを固めることなく、上記原料Mの移動を行なう。なお、この原料Mの移動過程で成形ピン22,24には背圧が付与されているので、原料Mの流れ込みが抑制され、原料Mが成形ピン22,24の一方に偏って流れ込むのを回避できる。
図3(C)に示すように、原料Mの成形穴11から成形穴12,14への送り込みが完了した後で、成形ピン23を下方に後退させる。この成形ピン23の後退は、ソレノイド弁34’,35’のオンにより、成形ピン23に連結した油圧シリンダ33のピストン33bを後退させることにより、行なわれる。この成形ピン23の後退により、成形穴13に空隙が生じる。
次に、図3(D)に示すように、成形ピン21,23を固定状態にし、成形ピン22,24を同時に加圧して前進させる。これにより、成形穴12,14に収容された原料Mは、成形穴13の空隙内に散らばるようにして落とし込まれる。そして、図3(E)に示すように、成形穴13への原料Mの落とし込みが終了する。原料Mにおいて微細化された粒は互いに拘束されずに落とし込まれるので、原料間の相互移動すなわち原料撹拌が良好に行なわれる。
最後に図3(F)に示すように、成形ピン23を加圧前進させながら成形ピン21を後退させることにより、初期状態に戻る。この後、図2の微細化工程サイクルを再開する。
上記図2(A)〜(L)の微細化工程サイクルと図3(A)〜(F)の撹拌工程の1サイクルとを交互に多数回繰り返した後、最終圧縮工程を行なう。最終圧縮工程では、図2(A),(D),(G),(J)に示すように、成形穴11〜14のいずれかで実行される前段工程と同じ工程を実行し、圧縮成形体を得る。例えば図2(A)の段階で完了させる場合には、成形ピン21を抜き、成形ピン23を交差部19を通過するようにして前進させ圧縮成形体を成形穴11から押出す。
上記のように撹拌工程を実行することにより、圧縮成形体の異方性が解消されるので圧縮成形体は割れにくくなり、割らずに型10から取出せるとともに、押出成形等の加工ステージへと割らずに搬送することができる。
上記実施形態に基づき、以下の条件で実験を行なった。
(1)使用するマグネシウム合金チップはAZ91(Alを9重量%、Znを1重量%含むマグネシウム基合金)の切削屑であり、そのサイズは下記のとおりである。
最小0.5mm,最大3mm、平均1.5mm
(2)微細化工程と撹拌工程からなる加工サイクルの回数は40回である。
(3)加工サイクルにおいて、前段工程における油圧は340Kg/cmであり、原料に付与される押し固め力は4.4トンである。
(4)加工サイクルにおいて、後段工程における油圧は400Kg/cmであり、原料に付与される押し崩し力は5.2トンである。
(5)後退する成形ピンに付与される背圧は40Kg/cmである。
(6)得られた圧縮成形体は直径35mm,長さ80mmの円柱体である。
(8)上記圧縮成形体を300°Cで予備加熱した後、押し出し加工を行なう。
(9)上記押し出し加工は、窒素ガス雰囲気中において、押出比37で実行する。
上記(6)の段階で得られた圧縮成形体は、型から取出す際に割れることはなかった。また、10cmの高さで床に落とした場合、割れるものは1割に満たなかった。
比較例として、上記と同条件で撹拌工程を省いた場合に得られた圧縮成形体は、型から取出す際に5割が割れており、10cmの高さで床に落とした場合、9割程度が割れてしまった。
上記(8)の段階で得られた押出成形品で引張り試験を行なった結果、図6に示すように満足すべき結果を得た。
上記実施形態では、マグネシウム合金だけで圧縮成形体を製造したが、マグネシウム合金を主原料(母材)として添加材を加えてもよいことは勿論である。添加材としては、例えばAl,SiC,MgSi等がある。これら添加材は数10ミクロン以下の粉末とするのが好ましい。
さらに、上記試験例と同様の条件で、原料としてマグネシウム合金AZ31のチップ(平均1.5mm)にMgSi粉末を添加した場合と添加しなかった場合について試験を行なった。ただし、この試験では、加工サイクルを160回にした。図7には、この試験で得られた押出成形品についての試験結果と顕微鏡写真を示す。MgSi添加がより良好な結果をもたらすことが示されている。
本発明は上記実施形態に制約されず種々の形態を採用可能である。例えば、マグネシウム合金の代わりにアルミニウム合金等の軽金属を用いてもよいし、軽金属以外の金属を用いてもよい。金属材料は、細片状ではなく粒体状であってもよい。
第1実施形態において、成形ピン21,22,24のための油圧回路も成形ピン23の油圧回路と同様に構成してもよいことは勿論である。
成形穴11〜14は水平面上に配置してもよい。
本発明において、前段工程,後段工程を含むサイクル間に補助的な工程を介在させてもよい。
本発明方法の第1実施形態に用いられる装置の拡大断面図であり、(A)〜(C)は、第1成形穴についての微細化工程を順に示す。 (A)〜(L)は、同実施形態における全ての成形穴についての微細化工程を順に示す図である。 (A)〜(F)は、同実施形態における撹拌工程を順に示す図である。 同装置に付属の油圧駆動装置における第1,第2,第4成形ピンのための油圧回路図である。 同油圧駆動装置における第3成形ピンのための油圧回路図である。 同実施形態の試験結果を示す図である。 同実施形態の他の試験結果を顕微鏡写真とともに示す図である。 (a)〜(f)は、従来方法を工程順に説明する概略断面図である。
符号の説明
10
11〜14 第1〜第4成形穴
19 交差部
21〜24 第1〜第4成形ピン(押圧部材)
M 原料

Claims (13)

  1. 互いに交差して連なる3つ以上の直線状の成形穴を有する型と、これら成形穴にそれぞれ挿入された複数の押圧部材を用いて、金属のチップまたは粒状体を含む原料の微細化工程を繰り返し実行し、少なくとも1回原料を撹拌する工程を実行し、最終圧縮工程を実行する圧縮成形体の製造方法であって、
    上記微細化工程の前段工程では、上記原料を上記複数の成形穴の1つに収容し、他の全ての成形穴への原料の流れ込みを禁じた状態で、当該1つの成形穴に挿入された1つの押圧部材を奥に向かって押し込むことにより、当該1つの成形穴内において上記原料を押し固め、
    上記微細化工程の後段工程では、当該1つの押圧部材をさらに加圧しながら前進させるとともに、これと交差する他の1つの成形穴に挿入された他の1つの押圧部材を背圧をかけた状態で後退させることにより、上記原料を当該1つの成形穴から当該他の1つの成形穴へと送り込み、
    最終圧縮工程では、上記微細化工程の前段工程と同様にしていずれかの成形穴で原料を圧縮成形し、
    上記撹拌工程では、2つの成形穴に原料を収容した状態で当該2つの成形穴に挿入された押圧部材を前進させることにより、当該2つの成形穴と交差する1つの成形穴に原料を送り込むことを特徴とする圧縮成形体の製造方法。
  2. 上記撹拌工程において、原料を収容した2つの成形穴が一直線上に配置され、原料が送り込まれる1つの成形穴が、当該2つの成形穴と直交していることを特徴とする請求項に記載の圧縮成形体の製造方法。
  3. 上記撹拌工程において、上記1つの成形穴の押圧部材は、上記2つの成形穴の押圧部材の前進に先だって後退させることにより、当該1つの成形穴に空隙を形成し、この空隙に原料を送り込むことを特徴とする請求項1または2に記載の圧縮成形体の製造方法。
  4. 上記押圧部材の後退により空隙を形成する成形穴が、上記成形穴の交差部から垂直に下方に延びていることを特徴とする請求項に記載の圧縮成形体の製造方法。
  5. 上記撹拌工程は、1回または複数回の微細化工程が終了する毎に規則的に実行されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の圧縮成形体の製造方法。
  6. 同一平面上において90°間隔で放射状に交差して連なり所定方向に順に配列された直線状の第1,第2,第3,第4の成形穴を有する型と、これら成形穴にそれぞれ挿入された第1,第2,第3,第4の押圧部材とを用いて、金属のチップまたは粒状体を含む原料の微細化工程を繰り返し実行し、少なくとも1回原料を撹拌する工程を実行し、最終圧縮工程を実行する圧縮成形体の製造方法であって、
    上記微細化工程の前段工程では、原料を1つの成形穴に収容し、他の3つの成形穴に挿入された押圧部材を当該他の3つの成形穴の奥端で固定して当該他の3つの成形穴を塞いだ状態で、当該1つの成形穴に挿入された押圧部材を奥に向かって押し込むことにより、当該成形穴に収容された原料を押し固め、
    上記微細化工程の後段工程では、当該1つの成形穴の押圧部材をさらに加圧しながら前進させるとともに、当該1つの成形穴と所定方向に隣接する成形穴に挿入された押圧部材を背圧をかけた状態で後退させることにより、原料を当該1つの成形穴から隣接する成形穴へと送り込み、
    上記微細化工程を第1〜第4成形穴について順次実行し、
    上記撹拌工程では、第1の成形穴に収容された原料を第1押圧部材を前進させることにより、隣接する第2,第4の成形穴に送り込み、次に、第2,第4押圧部材を前進させることにより、原料を第3成形穴に送り込み、
    最終圧縮工程では、上記微細化工程の前段工程と同様にしていずれかの成形穴で原料を圧縮成形することを特徴とする圧縮成形体の製造方法。
  7. 上記撹拌工程において、上記第3押圧部材を後退させて第3成形穴に空隙を形成した後に、第2,第4の押出部材を同時に前進させて原料を上記第3成形穴の空隙に送り込むことを特徴とする請求項に記載の圧縮成形体の製造方法。
  8. 上記第1〜第4成形穴が垂直平面上に配置され、上記第3成形穴が上記成形穴の交差部から垂直に下方に延びていることを特徴とする請求項に記載の圧縮成形体の製造方法。
  9. 上記撹拌工程において、上記第1押圧部材を前進させる時に、上記第2,第4押圧部材に背圧を付与した状態で後退させることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の圧縮成形体の製造方法。
  10. 上記第1〜第4成形穴での微細化工程を1つの微細化工程サイクルとした時、上記撹拌工程は1回または複数回の微細化工程サイクルが終了する毎に実行され、この撹拌工程において、上記第3成形穴に原料を送り込んだ後で、第3押圧部材を前進させて原料を第1成形穴に戻すことを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の圧縮成形体の製造方法。
  11. 上記原料となる金属がマグネシウム合金やアルミニウム合金を含む軽金属であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の圧縮成形体の製造方法。
  12. 上記原料が、マグネシウム合金のチップまたは粒状体を主原料とし、これに粉末状の添加材を加えたことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の圧縮成形体の製造方法。
  13. 上記粉末状の添加材が、Al,SiC,MgSiのいずれかであることを特徴とする請求項12に記載の圧縮成形体の製造方法。
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