JP4443881B2 - 撮像装置 - Google Patents
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Description
(1) 円筒状をなし、その後端外周部に突出形成されたフランジ状の基部を有する鏡筒本体と、該鏡筒本体内に設置された撮影光学系とを備える撮影レンズ鏡筒と、
前記撮影レンズ鏡筒の後方に配置され、前記撮影光学系により得られた被写体像を撮像する撮像素子を搭載した撮像素子基板と、
前記撮像素子基板を前記基部に対し前記撮影光学系の光軸を法線とする面方向に変位可能に支持する支持機構と、
前記撮像素子基板を前記面方向に変位させるアクチュエータと、
前記アクチュエータを駆動することにより、前記撮像素子が被写体像を撮像する際の像ぶれが補正されるように前記撮像素子基板の位置を制御する制御手段とを備え、
前記アクチュエータは、前記撮像素子基板の背面側の空間に設置されている撮像装置であって、
前記支持機構は、前記鏡筒本体の外周側に前記撮影光学系の光路を挟んで互いに平行に配置され、その後端部が前記基部に支持された一対の第1支持板と、
前記一対の第1支持板の前端部に支持され、前記光路を囲むように配置された可動枠と、
前記鏡筒本体の外周側に前記一対の第1支持板に対しほぼ垂直な姿勢で前記光路を挟んで互いに平行に配置され、その前端部が前記可動枠に支持されるとともに、その後端部に前記撮像素子基板を支持する一対の第2支持板とを有し、
前記一対の第1支持板が前記光軸に対し傾斜するように変位することにより、前記可動枠は、前記基部に対し前記面に平行な第1の方向に変位可能であり、
前記一対の第2支持板が前記光軸に対し傾斜するように変位することにより、前記撮像素子基板は、前記可動枠に対し前記面に平行かつ前記第1の方向に垂直な第2の方向に変位可能であることを特徴とする撮像装置。
また、撮像素子基板を、摩擦やガタが生じることなくスムーズに、光軸を法線とする面方向に変位させることができる。よって、摩擦、ガタ等が像ぶれ補正制御の精度を低下させたり、制御を不安定化したりするのを防止することができ、常に正確な像ぶれ補正制御を行うことができる。また、この支持機構は、撮影光学系の光路を囲むように配置することができるので、設置スペースが少なくて済み、撮像素子基板の外周側や背面側に配置される場合と比べて、設置スペースの確保が容易である。よって、撮像装置のさらなる小型化が図れ、ひいては撮像装置を搭載する光学機器のさらなる小型化が図れる。また、構造が簡単で、部品点数が少なく、組立も容易な支持機構によって上記効果を達成することができるので、製造コストの低減が図れる。さらに、支持機構は、軽量であるため、撮像素子基板を変位させる際の慣性が小さく、よって、スムーズで安定した高精度の像ぶれ補正制御特性が容易に得られる。また、摩擦抵抗がないことと相まって、像ぶれ補正制御時の消費電力の低減を図ることもできる。
前記コイル基板は、前記面に平行な第1の方向の力を発生する少なくとも一つの第1コイルと、前記面に平行かつ前記第1の方向に垂直な第2の方向の力を発生する少なくとも一つの第2コイルとを有する上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の撮像装置。
(7) 前記界磁発生部は、磁石と、該磁石を介して配置された板状の一対のヨークとで構成され、前記対応するコイルの一部が前記一対のヨークの間の空間に挿入されている上記(6)に記載の撮像装置。
(8) 前記コイル基板は、その中央部に前方に向かって突出した取付スペーサを有し、該取付スペーサを介して、前記撮像素子基板に間隔を空けて平行に固定されている上記(4)ないし(7)のいずれかに記載の撮像装置。
図1は、本発明の撮像装置の実施形態を示す斜視図、図2は、図1に示す撮像装置の側面図、図3は、図2中のX−X線断面図、図4は、図1に示す撮像装置におけるアクチュエータのコイル基板を示す斜視図、図5は、図1に示す撮像装置における像ぶれ補正制御を行う制御手段の回路構成を示すブロック図である。なお、以下では、便宜上、図1中の上側を「上」、下側を「下」、図1中の左側(左斜め下側)を「前(正面)」、右側(右斜め上側)を「後ろ(背面)」として説明する。
2 撮影レンズ鏡筒
21 鏡筒本体
22 撮影光学系
221 光軸
23 基部
3 撮像素子基板
31 撮像素子
32 小孔
4 支持機構
41、42 第1支持板
43 可動枠
44、45 第2支持板
46 ネジ
5 アクチュエータ
51 コイル基板
511、512 第1コイル
513、514 第2コイル
52、53、54、55 界磁発生部
54 界磁発生部
541 磁石
542 ヨーク
56 取付スペーサ
501 磁石
502 ヨーク
6 変位量検出手段
61 発光素子
62 二次元PSD
63 演算回路
7 制御手段
71 差動増幅回路
711 オペアンプ
712、713 抵抗
714 帰還抵抗
72 微分回路
73 抵抗
74 積分回路
8 ジャイロセンサ
Claims (8)
- 円筒状をなし、その後端外周部に突出形成されたフランジ状の基部を有する鏡筒本体と、該鏡筒本体内に設置された撮影光学系とを備える撮影レンズ鏡筒と、
前記撮影レンズ鏡筒の後方に配置され、前記撮影光学系により得られた被写体像を撮像する撮像素子を搭載した撮像素子基板と、
前記撮像素子基板を前記基部に対し前記撮影光学系の光軸を法線とする面方向に変位可能に支持する支持機構と、
前記撮像素子基板を前記面方向に変位させるアクチュエータと、
前記アクチュエータを駆動することにより、前記撮像素子が被写体像を撮像する際の像ぶれが補正されるように前記撮像素子基板の位置を制御する制御手段とを備え、
前記アクチュエータは、前記撮像素子基板の背面側の空間に設置されている撮像装置であって、
前記支持機構は、前記鏡筒本体の外周側に前記撮影光学系の光路を挟んで互いに平行に配置され、その後端部が前記基部に支持された一対の第1支持板と、
前記一対の第1支持板の前端部に支持され、前記光路を囲むように配置された可動枠と、
前記鏡筒本体の外周側に前記一対の第1支持板に対しほぼ垂直な姿勢で前記光路を挟んで互いに平行に配置され、その前端部が前記可動枠に支持されるとともに、その後端部に前記撮像素子基板を支持する一対の第2支持板とを有し、
前記一対の第1支持板が前記光軸に対し傾斜するように変位することにより、前記可動枠は、前記基部に対し前記面に平行な第1の方向に変位可能であり、
前記一対の第2支持板が前記光軸に対し傾斜するように変位することにより、前記撮像素子基板は、前記可動枠に対し前記面に平行かつ前記第1の方向に垂直な第2の方向に変位可能であることを特徴とする撮像装置。 - 前記アクチュエータは、前記光軸の延長線と重なるように配置されている請求項1に記載の撮像装置。
- 前記撮像素子基板への前記アクチュエータの投影は、そのほぼ全体が前記撮像素子基板の領域内に入る請求項1または2に記載の撮像装置。
- 前記アクチュエータは、前記撮像素子基板の背面側にほぼ平行に固定されたコイル基板と、界磁を発生する界磁発生部とを有し、
前記コイル基板は、前記面に平行な第1の方向の力を発生する少なくとも一つの第1コイルと、前記面に平行かつ前記第1の方向に垂直な第2の方向の力を発生する少なくとも一つの第2コイルとを有する請求項1ないし3のいずれかに記載の撮像装置。 - 前記第1コイルは、前記コイル基板の中心を介して一対設けられており、前記第2コイルは、前記第1コイルと90°異なる向きで前記コイル基板の中心を介して一対設けられている請求項4に記載の撮像装置。
- 前記界磁発生部は、前記第1コイルおよび前記第2コイルにそれぞれ対応し、該対応したコイルの近傍に配置されている請求項4または5に記載の撮像装置。
- 前記界磁発生部は、磁石と、該磁石を介して配置された板状の一対のヨークとで構成され、前記対応するコイルの一部が前記一対のヨークの間の空間に挿入されている請求項6に記載の撮像装置。
- 前記コイル基板は、その中央部に前方に向かって突出した取付スペーサを有し、該取付スペーサを介して、前記撮像素子基板に間隔を空けて平行に固定されている請求項4ないし7のいずれかに記載の撮像装置。
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JP2003316823A JP4443881B2 (ja) | 2003-09-09 | 2003-09-09 | 撮像装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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