JP4443199B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置に関し、特に複数の画像形成ユニットを着脱自在に備えた画像形成装置に関する。
従来より、複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、画像形成動作に必要な部品をいくつかのグループに分けて一体化し、その一体化したユニット(以下、「画像形成ユニット」という)ごとに、画像形成装置本体に対して着脱可能としている。画像形成動作に必要な部品は通常、寿命を有しており定期的に交換が必要になるのであるが、部品ごとではなく、画像形成ユニットごとに交換できるようにすることで交換作業効率の向上等を図っている。
そして、画像形成ユニットの使用量(使用回数等)をカウントしておき、その使用量が予め定められた量に到達すると、画像形成装置に設けられた液晶パネル等を用いて画像形成ユニットの交換を促す報知を行う手法は良く知られている手法である。
また、複数の画像形成ユニットを着脱自在に備える画像形成装置においては、個々の画像形成ユニットの寿命はそれぞれ異っていることが通常である。従って、個々の画像形成ユニットにとって適切な交換時期をユーザーに知らせるべく、使用量が寿命に到達していないかを画像形成ユニット毎に調べ、寿命に到達した画像形成ユニットのみを対象として交換を促す報知(以下、「警告報知」と記すことがある)を行う従来構成例もある(例えば、特許文献1参照)。
また、他の従来技術として、画像形成ユニットを構成する交換可能な部品ごとに使用経歴等、寿命に関する情報を記憶し、その情報に基づき前記部品ごとの交換の要否を判断可能としたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特公平7−21657号公報 特開平6−35264号公報
しかしながら、画像形成装置が複数の画像形成ユニットを備えている場合、個々の画像形成ユニットの寿命は上述したようにそれぞれ異っていることが通常であるため、特許文献1の記載の構成に代表されるような従来構成例においては、ある画像形成ユニットの交換作業を折角終えたにも関わらず、直ぐに他の画像形成ユニットの交換時期が到来し、再度交換作業を行わなければならなくなるといった事態が発生していた。つまり、頻繁に交換作業を行わなければならないといった問題があった。
この画像形成ユニットの交換作業は、販売メーカーのメンテナンス専門の作業者(以下、「サービスマン」という)が行う必要がある場合も多く、ユーザーは交換作業を行うたびに費用負担を強いられる。また、ユーザー自身が交換作業も行った場合は、手間がかかるとともに、交換作業に慣れたサービスマンが行うより長い作業時間を要することが多く、その作業の間は画像形成装置を使用することができないため、不便が生じる。
また、画像形成ユニットの寿命による劣化が画像形成装置本体に重大な問題(例えば、装置全体の破壊等)を引き起こすことのないよう、画像形成ユニットの警告報知はある程度の「余裕」をもって早期に行われることが通常である。そこで、複数の画像形成ユニットを同時に交換したいという願いから、この「余裕」を見越し、ある画像形成ユニットの警告報知がなされていることを無視して画像形成装置の使用を継続する場合も考えられるが、この場合は以下のような問題が生じる。
(1)他の画像形成ユニットに警告報知が行われた際には、先に警告報知の対象となった画像形成ユニットに上述の「余裕」がなくなっており、部材調達等、他の画像形成ユニットを交換するための準備中に、先に警告報知の対象となった画像形成ユニットの寿命による劣化が画像形成装置本体に重大な問題(例えば、装置全体の破壊等)を引き起こす。
(2)他の画像形成ユニットに警告報知が行われた際に、上記(1)に記載した重大な問題の発生を回避するためには、部材調達等、他の画像形成ユニットを交換するための準備中に画像形成装置の画像形成動作を停止させる必要があり、その期間、ユーザーは当該装置を使用できない。
一方において、頻繁な交換作業を回避するべく、いずれか1つの画像形成ユニットの使用量が寿命に到達した場合に、全ての画像形成ユニットを同時に交換するようにすると、使用量が寿命に到達していない画像形成ユニットまで交換することとなるため、不経済である。また、その不経済性をなくすべく、1つの画像形成装置に含まれる画像形成ユニットの全てを同程度の寿命を有するように設計することも考えられる。しかし、そのような設計は一般に困難であって、仮にそのような設計が出来たとしても、逆に製造コストが増大することが多いし、一部の画像形成ユニットに寿命要因以外の不具合(いわゆる「故障」)が生じた場合、「同程度の寿命」(換言すれば、「同時期の交換作業」)を維持するために、寿命時期がきていない画像形成ユニットも全て一括して交換する必要があるので、結局、不経済性は解消されない。
また、特許文献2に記載の従来構成例は、メンテナンス専用の工場にて、画像形成ユニットを構成する部品のうち寿命に達したもののみを交換して、画像形成ユニットのリサイクルを促進し、省資源化を図ることを目的としており、ユーザーの下に設置された画像形成装置が備える画像形成ユニットの交換作業の頻度を軽減するといった効果は期待できない。
本発明は、上記の点に鑑み、画像形成ユニットの寿命による交換を行うための準備期間を十分に確保し、当該装置の破壊等の危険性を回避しつつも、画像形成ユニットの交換作業の頻度の軽減を実現することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、複数の画像形成ユニットを着脱自在に備える画像形成装置において、少なくとも1つの前記画像形成ユニットの交換を促す報知を行う報知手段と、夫々の前記画像形成ユニットの動作量を積算して計数するカウント手段とを備え、一の画像形成ユニットの前記動作量がその一の画像形成ユニットに対応する所定の警告寿命量に到達した際、他の画像形成ユニットの夫々と一対一に対応して定まる警告寿命量と、その他の画像形成装置の夫々に対応する前記動作量との差を、その他の画像形成ユニット毎に算出し、その算出された差のいずれもが所定の猶予量より大きい場合は、前記報知手段は前記一の画像形成ユニットに対応する前記報知を前記到達の際に開始するが、その算出された差のいずれかが前記猶予量より小さい場合は、前記報知手段は前記一の画像形成ユニットに対応する前記報知を、前記算出された差が前記猶予量より小さいと判断された他のいずれかの画像形成ユニットの前記動作量がその他のいずれかの画像形成ユニットの前記警告寿命量に到達した際に、その他のいずれかの画像形成ユニットに対応する前記報知と同時に開始するようにしている。
これにより、寿命により交換が必要となった複数のユニットを一度に交換できる可能性が高まるため、交換作業の頻度を軽減することができる。また、所定の猶予量を適当に選べば、画像形成ユニットの寿命による劣化が画像形成装置本体に重大な問題(例えば、装置全体の破壊等)を引き起こすことのないように前記報知を行うことができるし、交換用の部材の調達等、交換準備のための期間を十分に確保することができる。
また、前記算出された差のいずれかが前記猶予量より小さい場合は、前記報知手段は前記一の画像形成ユニットに対応する前記報知を、他のいずれかの画像形成ユニットの前記動作量がその他のいずれかの画像形成ユニットの前記警告寿命量に到達した際に、その他のいずれかの画像形成ユニットに対応する前記報知と同時に開始するので、寿命により交換が必要となった2つの画像形成ユニットをユーザーは同時に認知できる。その結果、その2つの画像形成ユニットを一度の交換作業で交換することが可能となり、交換作業の頻度を軽減することができる。
また、例えば、前記算出された差のいずれかが前記猶予量より小さい場合は、前記猶予量より小さい前記算出された差のうち、最も大きな差に対応する画像形成ユニットの前記動作量がその最も大きな差に対応する画像形成ユニットの前記警告寿命量に到達した際に、前記報知手段は当該画像形成ユニットの前記動作量が当該画像形成ユニットの前記警告寿命量以上となっている画像形成ユニットの全てに対応する前記報知を同時に開始するようにしてもよい。
これにより、寿命により交換が必要となった複数の画像形成ユニットをユーザーは同時に認知できる。その結果、それら複数の画像形成ユニットを一度の交換作業で交換することが可能となり、交換作業の頻度をより軽減することができる。
また、上記構成において、夫々の画像形成ユニットと一対一に対応して設定された限界寿命量を記憶する記憶手段を備え、夫々の画像形成ユニットの前記限界寿命量に基づいて夫々の画像形成ユニットに対応する前記警告寿命量が定まるようにしてもよい。
また、例えば、いずれかの画像形成ユニットの前記動作量が、そのいずれかの画像形成ユニットに対応する前記限界寿命量に到達した場合は、当該画像形成装置の画像形成動作を停止させるようにしてもよい。
これにより、画像形成ユニットの寿命による劣化が画像形成装置本体に重大な問題(例えば、装置全体の破壊等)を引き起こすことがない。
また、例えば、前記猶予量を変更するための情報を受ける第1の入力手段を備え、前記猶予量は、前記第1の入力手段が受けた情報に基づいて設定されることにより変更可能であるようにしてもよい。
これにより、交換作業の頻度を軽減させることを優先するのか、交換するための準備期間の確保を優先するのかを、ユーザーの希望、画像形成装置の使用頻度(印字頻度)に合わせて調整することが可能となる。
また、例えば、前記警告寿命量を変更するための情報を受ける第2の入力手段を備え、夫々の画像形成ユニットに対応する前記警告寿命量は、前記第2の入力手段が受けた情報に基づいて設定されることにより変更可能であるようにしてもよい。
これにより、ユーザーの求める印字画質に応じて、前記報知を行うタイミングを調整することができる。
また、例えば、夫々の画像形成ユニットの前記動作量は、その夫々の画像形成ユニットを用いて画像形成を行った被記録媒体の枚数に基づいて定まるようにしてもよい。
上述した通り、本発明に係る画像形成装置によれば、画像形成ユニットの寿命による交換を行うための準備期間を十分に確保し、当該装置の破壊等の危険性を回避しつつも、画像形成ユニットの交換作業の頻度の軽減を実現することができる。
以下、画像形成装置としてプリンタを例にとり、本発明を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明が適用されるプリンタの主要構成を示す模式図である。
プリンタ1は、パソコンやワープロ等のホストコンピュータに接続され、それらのホストコンピュータから出力される信号(制御コマンド及び画像データ等)に応じて被記録媒体である転写紙上に画像を形成する。
プリンタ1は、ホストコンピュータからの信号を受けるメインコントローラ基板38と、ホストコンピュータからの信号をメインコントローラ基板38を介して受けるエンジン制御基板36と、被記録媒体である転写紙を収納する給紙カセット24と、転写紙を後述するドラムユニット15に供給する給紙ユニット28と、ホストコンピュータからの画像データに関する信号をメインコントローラ基板38を介して入力する光学ユニット12と、光学ユニット12に入力された画像データに応じた静電潜像を形成して転写紙に転写するドラムユニット15と、その静電潜像をトナーパウダーを用いて現像する現像ユニット20と、トナーパウダーを転写紙に定着させる定着ユニット30とから概略構成される。
ここで、ドラムユニット15、現像ユニット20、定着ユニット30は画像形成動作を繰り返し実行するにつれて、その性能が劣化する特性を有しており、一定の動作量に到達すると交換が必要な「寿命を有するユニット」(以下、総称して「ユニット」と記すことがある)である。また、それらの「寿命を有するユニット」は、ユニットごとに装置本体に対して取り外し及び装着可能(着脱自在)となっている。
ドラムユニット15は、メインチャージャ11と、図中時計方法に回転する感光体ドラム14と、感光体ドラム14の表面に残留するトナーパウダーを除去するクリーニング装置13と、転写ローラー22と、当該ドラムユニット15が新品であるかどうかを検知するために用いるドラムヒューズ43を有する。また、現像ユニット20は、現像ローラー16と、トナーコンテナ18と、当該現像ユニット20が新品であるかどうかを検知するために用いる現像ヒューズ44を有する。更にまた、定着ユニット30は、ヒートローラー32と、プレスローラー34と、当該定着ユニット30が新品であるかどうかを検知するために用いる定着ヒューズ45を有する。尚、図中の破線は転写紙が搬送される経路を示している。また、転写ローラー22はドラムユニット15に備えられるとして説明しているが、給紙ユニット28に備えられるようにしても良い。
次に、上記のように構成されたプリンタ1が転写紙上に画像を形成する動作、即ち画像形成動作について説明する。感光体ドラム14が図中時計方法に回転をし、メインチャージャ11により帯電させられた後、光学ユニット12によって感光走査されて感光体ドラム14の表面に原稿画像の静電潜像が形成される。そして、さらに回転をすることで、その静電潜像はトナーコンテナ18より供給されるトナーパウダーを用いて現像ローラー16により現像される。
感光体ドラム14はさらに回転し、感光体ドラム14と転写ローラー22の間を通る転写紙に、その現像したトナー画像が転写される。その後、転写紙は感光体ドラム14と転写ローラー22の間を通過して定着ユニット30に搬送される。ここで、転写紙は給紙ユニット28に備えられた給紙ローラー26により取り出されて、感光体ドラム14と転写ローラー22の間に搬送されるようになっている。あるいは、転写紙は、プリンタ1の側部開口部に設けられた手差しトレイ(不図示)から給紙されて、感光体ドラム14と転写ローラー22の間に搬送されるようになっている。
定着ユニット30に搬送された転写紙は、ヒーター(不図示)を内蔵したヒートローラー32とプレスローラー34の間を通過する。この時、上記転写されたトナー画像を形成しているトナーパウダーが転写紙に定着するようになっており、定着後、転写紙は定着ユニット30から排出される。
尚、転写紙の排出方式としては、印字面を上にしてそのまま転写紙を排出するフェイスアップ方式と、印字面を下にして(即ち、転写紙を裏返しにして)排出するフェイスダウン方式があり、いずれか一方の排出方法を自由に選択することができる。
また、光学ユニット12、ドラムユニット15、現像ユニット20、給紙ユニット28及び定着ユニット30は、エンジン制御基板36からの制御信号によって制御されて上述した画像形成動作を行うようになっており、このエンジン制御基板36は、メインコントローラ基板38を介してホストコンピュータからの信号を受けて制御動作を行う。
<<電気的構成のブロック図>>
次に、図2を参照してエンジン制御基板36及びメインコントローラ基板38に関する説明を行う。図2は、図1におけるプリンタ1の電気的構成を示すブロック図であり、図1と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
エンジン制御基板36には、上述した画像形成動作を実行するための制御動作に用いるMPU(Micro Processing Unit)41と制御ロジックゲートアレイ42とともに、記憶内容を書き換え可能なフラッシュROM40が設けられている。このフラッシュROM40は、プリンタ1全体への電源の供給が途絶えても、記憶内容が消滅せず且つ再び該電源の供給を行うと使用可能になる不揮発性メモリとなっている。
エンジン制御基板36から、光学ユニット12、ドラムユニット15、現像ユニット20、給紙ユニット28及び定着ユニット30に対して制御信号が与えられており、ドラムユニット15、現像ユニット20、及び定着ユニット30からエンジン制御基板36に対して、それぞれドラムヒューズ43、現像ヒューズ44、定着ヒューズ45の状態を表す信号が与えられている。また、MPU41は、制御ロジックゲートアレイ42との間で信号を双方向に伝達しあうとともに、フラッシュROM40に記憶されている内容の読み書きを行う。
メインコントローラ基板38には、液晶パネル等が設けられた表示部(不図示)とユーザーがキー入力を行うための操作入力部(不図示)とからなるフロントパネル51と制御ロジックゲートアレイ52が備えられており、ユーザーがフロントパネル51を操作することで入力された信号が、この制御ロジックゲートアレイ52に伝達されるとともに、フロントパネル51の表示部に表示される内容に関するデータが制御ロジックゲートアレイ52からフロントパネル51に伝達される。また、エンジン制御基板36とメインコントローラ基板38との間で制御信号が双方向に伝達されるとともに、画像データに関する信号がメインコントローラ基板38と光学ユニット12の間で双方向に伝達される。
<<ヒューズの説明>>
次に、図3を参照してドラムユニット15が新品である(未だ画像形成動作に用いられていない)かどうかを検知する手法について説明する。図3は、新品のドラムユニット15がプリンタ1に装着されている場合のドラムユニット15とエンジン制御基板36の電気的構成を示す図である。図1及び図2と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
ドラムヒューズ43は、2つの端子を有し、ドラムユニット15が新品の場合は2つの端子は導線で接続されて電気的に導通状態となっている。しかし、一度、2つの端子間にドラムヒューズ43に固有の一定以上の電流が流れるとその導線が溶断して、2つの端子間が絶縁状態となる「ヒューズ」である。
図3中、TrはNPNトランジスタであり、R1、R2、R3は抵抗である。また、MPU41に設けられた端子IN1、IN2はMPU41の電圧入力端子、OUT1は電圧出力端子である。また、ドラムユニット15には端子A1、A2、A3、A4が設けられており、それぞれエンジン制御基板36に設けられた端子B1、B2、B3、B4と電気的に接続されている。
端子A3と端子A4はドラムユニット15の内部で接続されており、端子A1はドラムヒューズ43の一端と、端子A2はドラムヒューズ43の他端と接続されている。端子B2と端子B3には5Vの正電圧(+5V)が印加されており、端子B4はMPU41の電圧入力端子IN1と接続されている。端子B1はNPN型のトランジスタTrのコレクタに接続され、トランジスタTrのエミッタは抵抗R3を介して接地されている。MPU41の電圧出力端子OUT1は抵抗R2を介してトランジスタTrのベースに接続されており、電圧入力端子IN2はトランジスタTrのコレクタに接続されているとともに、抵抗R1を介して接地されている。
ドラムユニット15がプリンタ1に装着された状態で、プリンタ1に対する電源の投入が開始されると、電圧入力端子IN1には5Vの正電圧(+5V)が端子B3、A3、A4及びB4を介して印加され、その電圧入力端子IN1の印加電圧を検知することにより、MPU41はドラムユニット15が装着されていることを認知する。尚、ドラムユニット15が装着されていない場合は、電圧入力端子IN1に設けられたプルダウン抵抗(不図示)により、電圧入力端子IN1の電圧は0Vとなる。
ドラムユニット15が装着されていることを確認すると、MPU41は電圧入力端子IN2に印加されている電圧を確認する。ここで、ドラムヒューズ43の2つの端子間が導通しているときは端子B2、A2、A1、B1を介して5Vの正電圧が抵抗R1に印加されるため5Vの正電圧が電圧入力端子IN2に加わるが、2つの端子間が絶縁しているときは電圧入力端子IN2への印加電圧は0Vとなる。尚、電圧入力端子IN2に印加されている電圧をMPU41が検知する際には、電圧出力端子OUT1の出力は0Vとなっている。
そして、電圧入力端子IN2に加わる電圧が5Vの正電圧の場合は、MPU41は電圧出力端子OUT1から5Vの正電圧を出力することにより、トランジスタTrをONさせ、ドラムヒューズ43の2つの端子間に電流を流す。この際、ドラムヒューズ43の2つの端子間の導線が溶断するように抵抗R3の抵抗値が設定されている。
上記のようにすることで、電圧入力端子IN2に加わる電圧が、ドラムユニット15が新品の場合は5Vの正電圧となり、新品でない(一度、プリンタ1に装着し、プリンタ1に対する電源を投入した)場合は0Vになるため、プリンタ1はユーザーやサービスマンの手を煩わせることなく、ドラムユニットが新品であるかどうかを認知することができる。
尚、図3はドラムユニット15を例にして説明しているが、同様に、現像ユニット20、定着ユニット30も、それぞれ現像ヒューズ44、定着ヒューズ45の状態をエンジン制御基板36が検知することで、新品であるかどうかを判定することができる。
勿論、各ユニットの交換作業時にユーザー又はサービスマンがフロントパネル51を操作して、ドラムユニット15、現像ユニット20、定着ユニット30が新品であるかどうかの情報をプリンタ1に与えることにより、ドラムヒューズ43、現像ヒューズ44、定着ヒューズ45を省略することも可能である。
<<フラッシュROM40の説明>>
次に、図4を参照してプリンタ1のフラッシュROM40の記憶内容について詳細に説明する。図4は、プリンタ1に備えられたフラッシュROM40の記憶内容の一部を示した模式図である。フラッシュROM40は、ドラム限界寿命枚数G1(以下、単に「G1」と記すことがある)、現像限界寿命枚数G2(以下、単に「G2」と記すことがある)、定着限界寿命枚数G3(以下、単に「G3」と記すことがある)、ドラム動作枚数D1(以下、単に「D1」と記すことがある)、現像動作枚数D2(以下、単に「D2」と記すことがある)、定着動作枚数D3(以下、単に「D3」と記すことがある)、報知枚数H及び猶予枚数Yを記憶している。
ドラム限界寿命枚数G1は、未使用のドラムユニット15をプリンタ1に装着してから被記録媒体に対する印字を行うことができる最大枚数、即ち、ドラムユニット15が使用可能な印字枚数の最大値を表す。このドラム限界寿命枚数G1は、ドラムユニット15の設計段階でドラムユニット15の耐久性に関する特性に基づいて決定され、プリンタ1の製造段階等でその値をフラッシュROM40に記憶させる。
同様に、現像限界寿命枚数G2、定着限界寿命枚数G3は、それぞれ現像ユニット20、定着ユニット30が使用可能な印字枚数の最大値を表し、双方、現像ユニット20、定着ユニット30の設計段階で現像ユニット20、定着ユニット30の耐久性に関する特性に基づいて決定され、プリンタ1の製造段階等でそれらの値をフラッシュROM40に記憶させる。
各ユニットは画像形成動作に用いるたびに徐々に劣化してゆき、ある程度以上劣化した状態で更に画像形成動作に用いると、その劣化が起因してプリンタ1全体が破壊に至る等、プリンタ1に重大な問題が発生する。従って、そのような重大な問題を引き起こさない程度の値を、ドラム限界寿命枚数G1、現像限界寿命枚数G2、定着限界寿命枚数G3に設定する。逆に言えば、ドラム限界寿命枚数G1、現像限界寿命枚数G2、定着限界寿命枚数G3に定められた値を超えて、なお各ユニットを画像形成動作に用いれば、上記重大な問題を引き起こす危険性が急速に増大するといえる。
具体的に例を挙げれば、ドラム限界寿命枚数G1、現像限界寿命枚数G2、定着限界寿命枚数G3として、それぞれ20000、50000、40000の値が入力され、それらの値は、ドラムユニット15、現像ユニット20、定着ユニット30がそれぞれ20000枚、50000枚、40000枚の被記録媒体の印字動作に用いることができることを表している。
ドラム動作枚数D1は、未使用のドラムユニット15をプリンタ1に装着してから被記録媒体に対する印字を実際に行った枚数、即ち、ドラムユニット15が実際に動作した印字枚数を表し、初期値は0である。同様に、現像動作枚数D2、定着動作枚数D3はそれぞれ未使用の現像ユニット20、定着ユニット30をプリンタ1に装着してから被記録媒体に対する印字を実際に行った枚数、即ち、それぞれ現像ユニット20、定着ユニット30が実際に動作した印字枚数を表し、初期値は0である。尚、図4はこれら初期値の値が記憶されている状態を示している。
尚、後述するプリンタ1の動作から理解できるように、ドラム動作枚数D1、現像動作枚数D2、定着動作枚数D3は、それぞれドラム限界寿命枚数G1、現像限界寿命枚数G2、定着限界寿命枚数G3を超えることはない。
報知枚数H、猶予枚数Yは、一言でいえば、それぞれ「警告報知を行う印字枚数の最大値」、「警告報知の開始を待機する印字枚数の最大値」を示す値であるが、それらがどのように用いられるかについては、後述する。報知枚数H、猶予枚数Yの初期値としては例えば、それぞれ3000、2000の値が与えられ、それらの値は、それぞれ3000枚、2000枚に相当する被記録媒体の印字枚数を意味する。尚、猶予枚数Yが報知枚数Hより大きな値となることはない。
<<動作フローチャートの説明>>
次に、図5を参照してプリンタ1の動作について説明する。図5は、プリンタ1の動作を説明するためのフローチャートである。尚、説明の簡略化のため、一度プリンタ1に電源を投入(ON)した後は電源を遮断(OFF)しないものとし、電源投入時には何れのユニットも寿命を迎えていない(後述するステップS5の判定結果が否定となる)ものとして考える。
プリンタ1に電源が投入されると、まず、未使用のユニットの装着がされているか否かが判定される(ステップS1)。つまり、ドラムユニット15、現像ユニット20、定着ユニット30にそれぞれ備えられたドラムヒューズ43、現像ヒューズ44、定着ヒューズ45が導通状態であるか否かを判定する。
仮に、プリンタ1自体が全くの未使用である場合は、ドラムユニット15、現像ユニット20、定着ユニット30も全て未使用であるため、ドラムヒューズ43、現像ヒューズ44、定着ヒューズ45は全て導通状態であり、ステップS1の判定結果は肯定となる。また、例えば、ドラムユニット15だけが未使用であり、ドラムヒューズ43のみが導通状態である場合もステップS1の判定結果は肯定となり、ステップS2に移行する(ステップS1のY)。
ステップS2では、未使用のユニットに備えられたヒューズを溶断し、その未使用のユニットに対応する動作枚数(図4参照)をリセットする。つまり、例えばドラムユニット15のみが未使用のユニットであった場合、ドラムヒューズ43を溶断し、フラッシュROM40に記憶されているドラム動作枚数D1の値をリセットする(0にする)。
ステップS2を終えるか、ステップS1の判定結果が否定(ステップS1のN)の場合に移行するステップS3では、1枚の被記録媒体への画像形成動作、即ち1枚の印字が完了したかどうかを判定する。1枚の印字が完了していない場合(ステップS3のN)は、再度ステップS3の判定を行うが、1枚の印字が完了した場合(ステップS3のY)は、ステップS4に移行する。
ステップS4では、各ユニットが実際に動作して1枚の印字が完了したわけであるから、ドラム動作枚数D1、現像動作枚数D2、定着動作枚数D3の夫々に1を加算し、続いて移行するステップS5で、何れかのユニットが寿命に達したかを判定する。即ち、各ユニットの動作枚数を積算して計数し、それぞれのユニットが実際に動作した印字枚数であるドラム動作枚数D1、現像動作枚数D2、定着動作枚数D3の何れかが、それぞれのユニットが使用可能な印字枚数の最大値であるドラム限界寿命枚数G1、現像限界寿命枚数G2、定着限界寿命枚数G3に達したかを判定する。
何れかのユニットが寿命に達していると判定した場合(ステップS5のY)は、新たな画像形成動作を停止させるとともに、寿命に達したユニットを交換する必要がある旨をフロントパネル51の表示部に表示する(ステップS6)。これにより、寿命を迎えたユニットの使用を継続することにより、プリンタ1全体が破壊に至る等、プリンタ1に重大な問題が発生することを未然に防止できる。
何れのユニットも寿命に達していないと判定した場合(ステップS5のN)は、ステップS7に移行し、何れかのユニットの動作枚数(D1、D2、D3)が「警告寿命枚数」に達したかを判定する。ここで「警告寿命枚数」とは、何れかのユニットの動作枚数である(D1、D2、D3)がそれぞれの限界寿命枚数である(G1、G2、G3)に近づいてきたため、そのユニットの交換を促す報知(「警告報知」)をフロントパネル51の表示を用いて行うのに適した動作枚数を言う。
具体的には、ドラムユニット15を例にとれば、ドラム動作枚数D1(例えば17000枚)+報知枚数H(例えば3000枚)=ドラム限界寿命枚数G1(例えば20000枚)が成立する場合に、ステップS7の判定結果は肯定となる。即ち、ドラムユニット15の動作枚数が「警告寿命枚数」に達したとは、報知枚数Hに対応する分の画像形成動作を更に行えば、ドラムユニット15が寿命を向かえて(ドラム動作枚数D1がドラム限界寿命枚数G1と等しくなり)ステップS5の判定結果が肯定となる状態になったことを言う。 また、逆算すれば、ドラムユニット15の「警告寿命枚数」とは、ドラム限界寿命枚数G1から報知枚数Hを引いたものに相当する。ドラムユニット15に着目して説明したが、他のユニット(現像ユニット20、定着ユニット30)についても、同様である。
何れのユニットの動作枚数も「警告寿命枚数」に達していない場合は、上述したステップS3に戻るが(ステップS7のN)、何れかのユニットの動作枚数が「警告寿命枚数」に達している場合は、ステップS8に移行する。
以下、ステップS8以降の動作についての説明を行うが、具体的な数値を挙げての説明は、後述する図6を用いた説明の部分で行う。
ステップS8では、現在、動作枚数が「警告寿命枚数」に達しているユニット(ステップS7の判定結果を肯定に導いたユニットである)以外の他のユニットを対象として、今後、更に猶予枚数Yに相当する枚数の画像形成動作を行う間に、何れかのユニットの動作枚数が「警告寿命枚数」に到達しないかを判定する。換言すれば、他のユニットの「警告寿命枚数」と動作枚数との差を算出し、その算出された差の何れかが猶予枚数Yより小さいかを判定する。ステップS7の判定結果を肯定に導いたユニットがドラムユニット15である場合は、ステップS8でいう他のユニットとは、現像ユニット20及び定着ユニット30のことを指す。
ステップS8の判定が否定の場合(ステップS8のN)は、動作枚数が「警告寿命枚数」に到達したユニット(ステップS7の判定結果を肯定に導いたユニット)の交換を促す報知(「警告報知」)を開始し(ステップS9)、上述したステップS3に戻る。
ステップS8の判定が肯定である場合(ステップS8のY)は、ステップS10に移行し、ステップS3と同様、1枚の被記録媒体への画像形成動作、即ち1枚の印字が完了したかどうかが判定する。1枚の印字が完了していない場合(ステップS10のN)は、再度ステップS10の判定を行うが、1枚の印字が完了した場合(ステップS10のY)は、ステップS11に移行する。
ステップS11では、ステップS4と同様、各ユニットが実際に動作して1枚の印字が完了したわけであるから、ドラム動作枚数D1、現像動作枚数D2、定着動作枚数D3の夫々に1を加算し、ステップS12に移行する。
ステップS12では、ステップS8で「今後、更に猶予枚数Yに相当する枚数の画像形成動作を行う間に、動作枚数が「警告寿命枚数」に到達する」と判断されたユニットのうち、最も遅く動作枚数が「警告寿命枚数」に到達するユニットの動作枚数が、実際に「警告寿命枚数」に到達したかどうかを判定する。実際にそのユニットの動作枚数が「警告寿命枚数」に到達した場合は(ステップS12のY)、その時に当該ユニットの動作量が「警告寿命量」以上となっている全てのユニットを対象として、「警告報知」を同時に開始する(ステップS13)。そして、ステップS13を終えると、上述したステップS3に戻る。また、ステップS12の判定結果が否定(ステップS12のN)の場合は、上述したステップS10に戻る。
<<図6を用いた動作の説明>>
次に、上述した図5のフローチャートを参照しつつ、図6を用いてプリンタ1の「警告報知」を行うタイミングについて説明する。図6は、プリンタ1が「警告報知」を行うタイミングを説明するための具体例を示した図である。図6(a)は、ドラムユニット15のドラム限界寿命枚数G1(図中、「G1」と記す)及び「警告寿命枚数」(図中、「K1」と記す)と、報知枚数H(図中、「H」と記す)及び猶予枚数Y(図中、「Y」と記す)との関係を表したものである。図6(b)は、現像ユニット20の現像限界寿命枚数G2(図中、「G2」と記す)及び「警告寿命枚数」(図中、「K2」と記す)と、報知枚数H及び猶予枚数Yとの関係を表したものである。図6(c)は、定着ユニット30の定着限界寿命枚数G3(図中、「G3」と記す)及び「警告寿命枚数」(図中、「K3」と記す)と、報知枚数H及び猶予枚数Yとの関係を表したものである。図6中、右方向に進むにつれて、当該ドラムユニット15、当該現像ユニット20及び当該定着ユニット30を用いた被記録媒体への印字枚数が増加するものとする。
ドラム限界寿命枚数G1、現像限界寿命枚数G2、定着限界寿命枚数G3、報知枚数H、猶予枚数Yに相当する被記録媒体の枚数は、それぞれ20000枚、50000枚、40000枚、3000枚、2000枚とする。上述したように、それぞれのユニットの「警告寿命枚数」は、それぞれのユニットの限界寿命枚数G1、G2、G3から報知枚数Hを引いたものに相当するため、ドラムユニット15の「警告寿命枚数」は17000枚(20000枚−3000枚)、現像ユニット20の「警告寿命枚数」は47000枚(50000枚−3000枚)、定着ユニット30の「警告寿命枚数」は37000枚(40000枚−3000枚)である。
タイミングt0で、新品の現像ユニット20がプリンタ1に装着された後、印字動作が繰り返され(図5のステップS3及びステップS4参照)、タイミングt1で、新品の定着ユニット30がプリンタ1に装着されるとする。その後、更に印字動作が繰り返され、タイミングt2で、新品のドラムユニット15がプリンタ1に装着されるとする。
タイミングt2以降、更に17000枚の印字を行うと(タイミングt3)、ドラムユニット15の動作枚数がドラムユニット15の「警告寿命枚数」(17000枚)に達する(図5のステップS7の判定結果が肯定となる)。このとき、プリンタ1は、ドラムユニット15以外の他のユニットである現像ユニット20及び定着ユニット30を対象として、それぞれの「警告寿命枚数」と動作枚数との差を算出し、その算出された差の何れかが猶予枚数Y(2000枚)より小さいかを判定する(図5のステップS8)。
ここで、タイミングt3から更に猶予枚数Y(2000枚)分の印字動作を更に行ったタイミングをタイミングt6とする。また、タイミングt3から更に印字動作を繰り返すことにより、現像ユニット20の動作枚数(現像動作枚数D2)が現像ユニット20の「警告寿命枚数」(K2、47000枚)に到達するタイミングをタイミングt4とし、定着ユニット30の動作枚数(定着動作枚数D3)が定着ユニットの「警告寿命枚数」(K3、37000枚)に到達するタイミングをタイミングt5とする。更にまた、タイミングt3とタイミングt4、タイミングt4とタイミングt5、タイミングt5とタイミングt6の間の印字枚数をそれぞれ、800枚、700枚、500枚とする。
そうすると、タイミングt3における現像ユニット20の「警告寿命枚数」(K2)と動作枚数(現像動作枚数D2)との差は800枚であり、タイミングt3における定着ユニット30の「警告寿命枚数」(K3)と動作枚数(定着動作枚数D3)との差は1500枚(800枚+700枚)であって、何れの差も猶予枚数Y(2000枚)より小さい。従って、図5のステップS8の判定結果は肯定となって、ドラムユニット15の交換を促す報知の開始を遅らせることなく(遅滞なく)行うステップS9には移行せず、ステップS10に移行する。つまり、ドラムユニット15の交換を促す報知の開始を遅らせる。
図5のステップS12では、上述したように、ステップS8で「今後、更に猶予枚数Yに相当する枚数の画像形成動作を行う間に、動作枚数が「警告寿命枚数」に到達する」と判断されたユニットのうち、最も遅く動作枚数が「警告寿命枚数」に到達するユニットの動作枚数が、実際に「警告寿命枚数」に到達したかどうかを判定する。図6の例の場合は、現像ユニット20の動作枚数(D2)が「警告寿命枚数」(K2)に到達するのはタイミングt4、定着ユニット30の動作枚数(D3)が「警告寿命枚数」(K3)に到達するのはタイミングt5であるから、現像ユニット20及び定着ユニット30のうち、最も遅く動作枚数が「警告寿命枚数」に到達するのは、定着ユニット30である。従って、タイミングt5に到達してはじめてステップS12の判定結果が肯定となる。
タイミングt5においては、ドラムユニット15、現像ユニット20、定着ユニット30の何れの動作枚数も、それぞれの「警告寿命枚数」以上となっているため、ドラムユニット15、現像ユニット20及び定着ユニット30を対象として、交換を促す報知を同時に開始する(ステップS13)。
即ち、タイミングt0〜t6までの動作をまとめると、タイミングt3において、ドラムユニット15以外のユニットである現像ユニット20及び定着ユニット30の夫々について、「警告寿命枚数」と動作枚数との差をユニット毎に算出する。そして、前記算出された差の何れかが猶予枚数Yより小さい場合は、猶予枚数Yより小さい前記差のうち(800枚と1500枚のうち)、最も大きな差(1500枚)に対応する定着ユニット30の動作枚数(定着動作枚数D3)が「警告寿命枚数」(K3、37000枚)に到達するタイミングt5に、対応する動作枚数が「警告寿命枚数」となっているユニットの全て(ドラムユニット15、現像ユニット20及び定着ユニット30)を対象として、交換を促す報知(「警告報知」)を同時に開始するのである。
このように、ドラムユニット15の動作枚数が「警告寿命枚数」に到達しても、ドラムユニット15の「警告報知」をすぐには行わず、他のユニットを対象とした「警告報知」とあわせて行うようにすることで、寿命により交換が必要となった複数のユニットをユーザーは同時に認知できる。その結果、それら複数のユニットを一度の交換作業で交換することが可能となり、交換作業の頻度を軽減することができる。
尚、図6の内容とは異なるが、仮にタイミングt3において、「警告寿命枚数」と動作枚数との差をユニット毎に算出した結果、猶予枚数Yより小さい差が1つしかない場合は、その差がそのまま前記「最も大きな差」になることは勿論である。
また、タイミングt3において、ドラムユニット15以外のユニットである現像ユニット20及び定着ユニット30の夫々について、「警告寿命枚数」と動作枚数との差をユニット毎に算出し、前記算出された差の何れかが猶予枚数Yより小さい場合は、ドラムユニット15の次に、対応する動作枚数が「警告寿命枚数」に到達するユニットの実際の動作枚数が「警告寿命枚数」に到達した際に、そのユニットとドラムユニット15の「警告報知」を同時に開始するようにしてもよい。
換言すれば、最初に動作枚数が「警告寿命枚数」に到達したドラムユニット15以外の他の何れかのユニットの動作枚数がそのユニットの「警告寿命枚数」に到達した際に、そのユニットとドラムユニット15を対象とした「警告報知」を同時に開始するようにしてもよい。つまり、タイミングt4にて、ドラムユニット15と現像ユニット20を対象とした「警告報知」を同時に開始するのである。これによっても、寿命により交換が必要となった2つのユニットをユーザーは同時に認知できる。その結果、それら2つのユニットを一度の交換作業で交換することが可能となり、交換作業の頻度を軽減することができる。尚、この場合、定着ユニット30を対象とした「警告報知」は、タイミングt5に達した時点で単独で開始される。
タイミングt5以降、ドラムユニット15の交換を行うことなく、更に印字動作を繰り返し、ドラムユニットの動作枚数(ドラム動作枚数D1)がドラム限界寿命枚数G1に到達する(タイミングt7)と、プリンタ1は、ドラムユニット15を交換しない限り、新たな印字を行わないようになる。つまり、プリンタ1の画像形成動作を停止する。そして、ドラムユニット15が寿命を迎えたため、交換しない限り印字動作を再開しない旨をフロントパネル51の備える表示部に表示する。
このように、寿命を有するユニットのうち、いずれかのユニット(図6の場合はドラムユニット15)の動作枚数(図6の場合はドラム動作枚数D1)が、そのいずれかのユニットの限界寿命枚数(図6の場合はドラム限界寿命枚数G1)に到達した場合は、プリンタ1の画像形成動作を停止させるので、ユニットの寿命による劣化がプリンタ1本体に重大な問題(例えば、プリンタ1全体の破壊等)を引き起こすことがない。
また、現像ユニット20及び定着ユニット30の動作枚数と「警告寿命枚数」の関係が図6と異なって、どのような関係になったとしても、図5を用いて説明した動作から理解できるように、遅くともタイミングt6にはドラムユニット15の交換を促す報知が開始される。つまり、報知枚数H(3000枚)から猶予枚数Y(2000枚)を差し引いた枚数(1000枚)分は、プリンタ1の画像形成動作が停止(ステップS6)することがない。従って、「警告報知」を受けてから交換用の部材の調達等を行っても、その後、更に1000枚分の印字を行うことができるため、ユーザーは交換準備のための期間を十分に確保することができるといえる。
<<各設定値について>>
上記「交換準備のための期間」を十分に確保できるように、猶予枚数Y及び報知枚数Hを設定すべきであり、猶予枚数Y(2000枚)と報知枚数H(3000枚)との差は、報知枚数Hを「寿命による交換が必要となるユニットの数(本実施例では3)」で割った数(1000枚)程度とするのが望ましい。
寿命による交換が必要となるユニットの数(本実施例では3)は、当然プリンタ1の設計段階で分かっているのであるから、猶予枚数Yと報知枚数Hとの差を、報知枚数Hを「寿命による交換が必要となるユニットの数(本実施例では3)」で割った数と決めておけば、報知枚数H(3000枚)の値から猶予枚数Yの値は自動的に決まるため、フラッシュROM40が猶予枚数Yの値を記憶しておく必要はなくなる。
また、フロントパネル51の操作により、フラッシュROM40の記憶する猶予枚数Yの値を変更できるようにしても良い。上述したように、猶予枚数Yは報知枚数Hより大きな値となることはないが、猶予枚数Yを大きくする(例えば、図6において、2000枚を2500枚とする)ことで、図5のステップS8の判定結果が肯定となりやすくなる。その結果、複数のユニットを対象とした「警告報知」が同時に行われやすくなる(図5のステップS13)なるため、より交換作業の頻度を軽減することができる。
一方、猶予枚数Yを小さくすることで、交換準備のための期間をより十分に確保することができる。上述したように、報知枚数Hから猶予枚数Yを差し引いた枚数分は、プリンタ1の画像形成動作が停止(ステップS6)することなく印字が可能であることから、猶予枚数Yが小さくなれば、その印字が可能な被記録媒体の枚数は増大するからである。
たとえば、報知枚数Hが3000枚である場合、ユーザーが月あたり約1000枚の印字を行うとすると、猶予枚数Yを2000枚に設定しておけば、あるユニットの「警告報知」の後、少なくとも約1ヶ月間(約1000枚の印字をする期間)はプリンタ1の画像形成動作が停止(ステップS6)しないため、約1ヶ月間の交換準備期間を確保することができる。もし、部材納期の問題等から交換準備期間として2ヶ月を要する場合は、猶予枚数Yを1000枚と、より小さく変更すればよいのである。
このように、猶予枚数Yを変更可能して「警告報知」のタイミングを可変とすることにより、交換作業の頻度を軽減させることを優先するのか、交換準備期間の確保を優先するのかを、ユーザーの希望、印字頻度等に合わせて調整することが可能となる。
また、フロントパネル51の操作により、フラッシュROM40の記憶する報知枚数Yの値を変更できるようにしても良い。寿命を有し、交換が必要となる時期が訪れるユニットは、動作枚数が限界寿命枚数に近づくにつれて性能の劣化が進行するため、プリンタ1の印字画質の劣化も合わせて進行する。従って、猶予枚数Yが固定値であるとした場合、報知枚数Yをより大きい値に変更すれば、より少ない印字枚数で各ユニットの動作枚数が「警告寿命枚数」に到達することになり、より少ない印字枚数で、即ちより印字画質の劣化が進行していない状態で各ユニットの「警告報知」がなされるため、印字画質を優先するユーザーにとって好都合である。
また、例えば、昼夜問わず勤務時間中はプリンタ1を常時使用可能な状態に保つため、ユニットの交換作業等のメンテナンスを行う時間を夏季休暇などの限定された時期にしか確保できないユーザーも存在する。そのようなユーザーは、次回にメンテナンスを行う時期まで「警告報知」が出ないように、報知枚数Yを変更(例えば、より大きい数値へ変更)すると、ユーザーにとって好都合である。
勿論、猶予枚数Y、報知枚数Hの双方を、フロントパネル51の操作により変更できるようにしても良い。交換作業の頻度を軽減させることを優先するのか、交換準備期間の確保を優先するのか、印字画質を優先するのか等をユーザーの希望、印字頻度等に合わせて調整することが可能となる。
また、各ユニットの限界寿命枚数(G1、G2、G3)の値は、上述したように、プリンタ1の製造段階等で与えられるのであるが、これらの値もフロントパネル51の操作により変更できるようにしておいてもよい。例えば、プリンタ1をユーザーに出荷した時には、ドラムユニット15の限界寿命枚数G1が20000枚であったとしても、その後のドラムユニット15の改良により、限界寿命枚数G1が30000枚とすべきものになる場合もあるからである。
<<その他>>
上述した実施例においては、説明の便宜上、寿命を有するユニットを、ドラムユニット15、現像ユニット20、定着ユニット30の3つとしているが、本発明は、3つに限定されるものではないのは勿論である。
また、各ユニットが寿命をむかえ、交換が必要かどうかの判断を、「印字枚数」を基準として説明してきたが、本発明は「印字枚数」にのみ基づいて各ユニットの寿命の到来を判断することに限定するものではない。例えば、プリンタ1等の画像形成装置に電源が投入された「時間」が大きくなるにつれて、寿命を有するユニットの劣化が進行して交換が必要となるのであれば、「時間」を基準として考えればよい。例えば、ドラム限界寿命枚数G1の代わりにドラム限界寿命時間G1’(ドラムユニット15が使用可能な時間の最大値)とし、ドラム動作枚数D1をドラム動作時間D1’(ドラムユニット15装着の状態でプリンタ1の電源がONとなっている時間)として考えればよい。
また、プリンタ1に何らかの情報(例えば、上述の猶予枚数Yを変更するための情報)を与える手段としては、フロントパネル51の操作以外に、ホストコンピュータから信号の送信を採用してもよいし、プリンタ1に設けられたディップスイッチ(不図示)の操作等、プリンタ1に所望の情報を与えられる手段であれば何を採用してもよい。
また、上述してきたユニットの交換を促す「警告報知」は、必ずしもフロントパネル51の表示部に表示することによって実現する必要はなく、プリンタ1からホストコンピュータへの信号の送信、プリンタ1に設けられたブザー(不図示)の鳴動、ランプ(不図示)の点灯等、ユニットの交換が必要であることをユーザーに知らしめる手段であれば、何で実現してもよい。
上述した通り、本発明に係る画像形成装置によれば、画像形成ユニットの寿命による交換を行うための準備期間を十分に確保し、当該装置の破壊等の危険性を回避しつつも、画像形成ユニットの交換作業の頻度の軽減を実現することができる。
本発明が適用されたプリンタの主要構成を示す模式図である。 図1におけるプリンタの電気的構成を示すブロック図である。 図1におけるドラムユニットとエンジン制御基板の電気的構成を示す図である。 図1におけるプリンタが備えるフラッシュROMの記憶内容の一部を示した模式図である。 図1におけるプリンタの動作を説明するためのフローチャートである。 図1におけるプリンタが「警告報知」を行うタイミングを説明するための具体例を示した図である。
符号の説明
1 プリンタ
11 メインチャージャ
12 光学ユニット
13 クリーニング装置
14 感光体ドラム
15 ドラムユニット
16 現像ローラー
18 トナーコンテナ
20 現像ユニット
22 転写ローラー
24 給紙カセット
26 給紙ローラー
28 給紙ユニット
30 定着ユニット
32 ヒートローラー
34 プレスローラー
36 エンジン制御基板
38 メインコントローラ基板
40 フラッシュROM(不揮発性メモリ)
41 MPU
42、52 制御ロジックゲートアレイ
43 ドラムヒューズ
44 現像ヒューズ
45 定着ヒューズ
51 フロントパネル
Tr NPNトランジスタ
R1、R2、R3 抵抗

Claims (7)

  1. 複数の画像形成ユニットを着脱自在に備える画像形成装置において、少なくとも1つの前記画像形成ユニットの交換を促す報知を行う報知手段と、夫々の前記画像形成ユニットの動作量を積算して計数するカウント手段とを備え、
    一の画像形成ユニットの前記動作量がその一の画像形成ユニットに対応する所定の警告寿命量に到達した際、他の画像形成ユニットの夫々と一対一に対応して定まる警告寿命量と、その他の画像形成装置の夫々に対応する前記動作量との差を、その他の画像形成ユニット毎に算出し、
    その算出された差のいずれもが所定の猶予量より大きい場合は、前記報知手段は前記一の画像形成ユニットに対応する前記報知を前記到達の際に開始するが、
    その算出された差のいずれかが前記猶予量より小さい場合は、前記報知手段は前記一の画像形成ユニットに対応する前記報知を、前記算出された差が前記猶予量より小さいと判断された他のいずれかの画像形成ユニットの前記動作量がその他のいずれかの画像形成ユニットの前記警告寿命量に到達した際に、その他のいずれかの画像形成ユニットに対応する前記報知と同時に開始することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記算出された差のいずれかが前記猶予量より小さい場合は、
    前記猶予量より小さい前記算出された差のうち、最も大きな差に対応する画像形成ユニットの前記動作量がその最も大きな差に対応する画像形成ユニットの前記警告寿命量に到達した際に、前記報知手段は当該画像形成ユニットの前記動作量が当該画像形成ユニットの前記警告寿命量以上となっている画像形成ユニットの全てに対応する前記報知を同時に開始することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 夫々の画像形成ユニットと一対一に対応して設定された限界寿命量を記憶する記憶手段を備え、
    夫々の画像形成ユニットの前記限界寿命量に基づいて夫々の画像形成ユニットに対応する前記警告寿命量が定まることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. いずれかの画像形成ユニットの前記動作量が、そのいずれかの画像形成ユニットに対応する前記限界寿命量に到達した場合は、当該画像形成装置の画像形成動作を停止させることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記猶予量を変更するための情報を受ける第1の入力手段を備え、
    前記猶予量は、前記第1の入力手段が受けた情報に基づいて設定されることにより変更可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記警告寿命量を変更するための情報を受ける第2の入力手段を備え、
    夫々の画像形成ユニットに対応する前記警告寿命量は、前記第2の入力手段が受けた情報に基づいて設定されることにより変更可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 夫々の画像形成ユニットの前記動作量は、その夫々の画像形成ユニットを用いて画像形成を行った被記録媒体の枚数に基づいて定まることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
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