JP4442470B2 - 駆動機構および画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、駆動軸の角度を定める駆動機構および該駆動機構を備える画像形成装置に関する。
画像形成装置において、転写ローラや定着ローラおよび転写ベルトのクリーナ等の圧接または離間は、カムなどの駆動軸の角度を定める駆動機構によって行われている。
特許文献1には、2つのカムを有する駆動軸の回転範囲を、各カムの動作位置に対応する角度の間に制限し、2つのカムの動作位置の間の角度位置に原点を設け、原点を位置検出手段で検出する駆動機構が記載されている。
特許文献2には、回転可能な現像装置の4つの動作角度に対応する位置に設けた突起を、電磁石でレバーを揺動して係止可能な画像形成装置が記載されている。特許文献2の現像装置も、回転の原点(ホームポジション)は、フォトセンサなどの検出手段によって検出される。
特開2000−249227号公報 特開平9−244403号公報
特許文献1および2に記載されているように、従来の駆動機構は、前記フォトセンサ等電気部品で原点を検出しなければならない。近年、画像形成装置の低コスト化および小型化が進むにつれ、そのような電気部品のコストと設置スペースが低コスト化と小型化の阻害要因となってきている。
前記問題点に鑑みて、本発明は、電気的な位置検出を必要とせずに原点に復帰可能な安価で小型の駆動機構および、そのような駆動機構を備えることで安価で小型の画像形成装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明により駆動機構は、回転可能な駆動軸に同期して回転し、前記駆動軸の原点に対応する角度位置に原点係合部と、1つ以上の動作位置に対応する角度位置に動作係合部とを設けたカラーと、前記原点係合部および前記動作係合部に当接して前記カラーの回転を係止可能な係止位置と、前記原点係合部および前記動作係合部に当接しないで前記カラーの回転を許す開放位置との間で移動可能な係止部材とを有し、前記原点係合部から回転方向に最も後方の前記動作係合部までの動作角度が、前記最も後方の動作係合部から前記原点係合部までの無効角度よりも小さく、前記駆動軸に回転トルクを与えつつ、前記カラーが前記動作角度より大きく前記無効角度よりも小さい角度を回転可能な時間だけ前記係止部材を前記開放位置に保持した後に前記係止位置に移動するものとする。
この構成によれば、係止部材を開放する時間が動作角度より大きく無効角度よりも小さいので、係止部材が原点係合部および動作係合部のいずれを係止している状態からでも、カラーが回転して最も後方の動作係合部が係止部材を通過した後、原点係合部が係止部材を通過する前に、係止部材が再び係止位置に移動して原点係合部の通過を阻止する。このように、フォトセンサなどの電気部品がなくても、係止部材が原点係合部に当接してカラーを係止し、駆動軸を原点に復帰させることができる。
また、本発明の駆動機構において、前記係止部材を前記開放位置に保持する前に、前記駆動軸に回転トルクを与えつつ、前記カラーが前記無効角度よりも大きな角度を回転可能な時間だけ前記係止部材を前記係止位置に保持してもよい。
この構成によれば、電源遮断時やトラブル時に駆動軸に回転トルクが与えられておらず、係止部材が原点係合部またはいずれかの動作係合部と当接していない状態からでも、先ず、係止部材を係止位置に保持したままカラーを回転させるので、原点係合部および動作係合部のいずれかが係止部材に係止されてから、係止部材を開放位置に移動させるので、確実に駆動軸を原点に復帰させることができる。
また、本発明によれば、本発明の前記駆動機構により転写装置または定着装置を圧接および離間させる画像形成装置、および、異常を検出したときに前記駆動機構により前記駆動軸を原点に復帰させる画像形成装置を提供する。
この構成によれば、画像形成装置の構成要素を駆動する駆動機構にその原点を検出するためのフォトセンサなどの電機部品が不要であるため、低コストで小型の画像形成装置が提供できる。
以上のように、本発明の駆動機構は、駆動軸の動作角度を無効角度よりも小さくしたことで、係止部材を開放する時間を管理するだけで駆動軸を原点に復帰させることができ、電気部品によって駆動軸の角度を検出する必要がない。よって、そのような駆動機構を備えることで低コストで小型の画像形成装置を提供することもできる。
これより、本発明の駆動機構の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の駆動機構1を示す。駆動機構1は、不図示のモータによって矢印方向に回転トルクが与えられる駆動軸2の一端に円盤状のカラー3が固定されている。カラー3には、それぞれ外周から突出した原点係合部4と動作係合部5とが設けられている。また、カラー3の上方には、先端がカラー3の外周に摺接し、原点係合部4または動作係合部5と当接してカラー3の回転を係止できるレバー状の係止部材6が設けられている。係止部材6は、通常、ばね7によって付勢され、実線で示すように原点係合部4または動作係合部5と当接可能な係止位置に保持されるが、電磁石8を励磁することで、ばね7の付勢力に抗して、二点鎖線で示すようにカラー3から離反して原点係合部4または動作係合部5と当接しない開放位置に移動することができる。原点係合部4および動作係合部5は、係止部材6に係止されたときに、それぞれ、駆動軸2に設けた不図示のカムが0°の原点および120°の動作角度になるように配置されている。言い換えると、カラー3の回転方向に、原点係合部4から動作係合部5までの角度を動作角度αとし動作係合部5から原点係合部4までの角度を無効角度βとすると、α=120°,β=240°になっている。
続いて、駆動機構1の動作を、図2に時系列に示しながら説明する。
駆動機構1において、駆動軸2は、常に、不図示のモータにより矢印方向の回転トルクが与えられている。初期状態において、図2(A)に示すように、カラー3は、係止部材6が原点係合部4を係止しているので、回転位置が0°の原点(ホームポジション)に定められている。ここで、図2(B)に示すように、電磁石8を励磁して係止部材6を開放位置に移動させてカラー3の回転を許す。カラー3が45°回転できる時間だけ解放位置に保持すると原点係合部4が係止部材6の下を通過する。そして、図2(C)に示すように、電磁石8の励磁を停止して係止部材6を再びカラー3の外周に摺接させる。カラー3がさらに75°回転すると、図2(D)に示すように、係止部材6は、今度は、動作係合部5に当接してカラー3の回転を係止し、駆動軸2の角度をカム(不図示)の動作位置に定める。カムの機能が不要になったら、同様に、電磁石8を励磁して係止部材6を開放位置に移動させ、図2(E)に示すようにカラー3が45°回転できる時間だけ解放位置を保持する。ここで、もう一度、係止部材6をカラー3の外周に摺接させ、さらに、カラー3が195°回転すると、係止部材6は、原点係合部4に当接して、再びカラー3を原点に位置決めする。このように、駆動機構1は、電磁石8をカラー3が45°回転可能な時間だけ励磁する度に、駆動軸2を原点(0°)と動作位置(120°)とに交互に位置決めする。
このように、駆動機構1は、駆動軸2原点と動作位置とを交互に位置決めするので、最初にいずれの位置にあるのかが不明であると、逆の動作を行ってしまうおそれがある。このため、駆動装置1は、先ず、起動して駆動軸2に駆動トルクが加わってからカラー3が270°回転できる時間だけ係止部材6を係止位置に保持し、続いて、カラー3が180°回転できる時間だけ係止部材6を開放位置に保持し、さらに、カラー3が270°回転できる時間だけ係止部材6を係止位置に保持することで、駆動軸2を原点に復帰する。
図3は、カラー3の位相が原点から60°遅れている状態から前記手順で原点に復帰する様子を示し、図4に、カラー3の位相(角度)をグラフに示す。図3(A)のように、カラー3の位相が−60°であるとき(図4のA点)に駆動機構1を起動すると、不図示のモータが駆動軸2に矢印方向の回転トルクを与える。係止部材6が係止位置に保持されたまま、カラー3が60°回転すると、つまり、起動からカラー3が60°回転可能な時間が経過すると、図3(B)に示すように、原点係合部4が係止部材6に係止される(図4のB点)ので、その後、カラー3が210°回転できる時間は、カラー3は回転することができずに静止する(図4のB−C間)。ここで、図3(C)に示すように、係止部材6を開放位置に移動させると(図4のC点)、再びカラー3は回転し始め、原点係合部4および動作係合部5が係止部材6の下を通過する(図4のC−D間)。係止部材6を開放位置に保持してから、カラー3が180°回転できる時間が経過したら、図3(D)に示すように再び係止部材6を係止位置に戻す(図4のD点)が、カラー3は、さらに180°回転(図4のD−E間)して、図3(E)に示すように、原点係合部4が係止部材6に当接することで回転が係止される(図4のE点)。このように、駆動機構1は、起動してかカラー3が630°回転するに相当する時間が経過したときに、原点に復帰する。実際の制御においては、係止部材6を再び係止位置に移動させてからカラー3が270°回転できる時間が経過するまでは運転動作に入らない。つまり、駆動機構1は、起動してから、カラー3が起動後2回転(720°回転)できる時間に相当する時間が、原点復帰のために割り当てられる。
また、図4には、カラー3の位相が原点から60°進んでいる常態から、同じ手順で原点に復帰するときのカラー3の位相が示され、駆動機構1の様子を図5の(A)から(E)に時間を追って示す。この場合、図5(A)に示す初期状態で、駆動軸2に回転トルクが与えられてから、カラー3が60°回転すると(図4のA’−B’点間)、図5(B)に示すように、動作係合部5が係止部材6に係止される。この状態で、さらにカラー3が210°回転できる時間が経過したら(図4のB’−C’間)、図5(C)に示すように係止部材6を、カラー3が180°回転できる時間だけ解放位置に保持(図4のC’−D’間)してから、図5(D)に示すように、係止位置に戻す。さらにカラー3が60°回転する(図4のD’−E’間)と、図5(E)に示すように、原点係合部4が係止部材に当接してカラー3の回転が係止され、原点に復帰する。
さらに、図4に破線で示すように、初期状態においてカラー3がいずれの位相であっても、先ず、カラー3が270°回転できる時間だけ係止部材6を係止位置に保持する間に、原点係合部4および動作係合部5のいずれか一方が係止部材6に係止される。続いて、カラー3が180°回転できる時間だけ係止部材6を開放位置に保持する間に、動作係合部5が係止部材6の下を通過する。ここで、係止部材6を再び係止位置に戻すので、係止部材6は、カラー3の動作係合部5後方で原点係合部4の前方に摺接する。さらに、カラー3が270°回転できる時間だけ係止部材6を係止位置に保持する間に、原点係合部4が係止部材6に係止され、カラー3の位相が原点になる。
このような原点復帰を可能にするために、係止部材6が原点係合部4と動作係合部5のいずれに当接している場合にも、係止部材6は、一定時間開放位置に保持してから係止位置に戻したときに、必ず動作係合部5の後方で原点係合部4の前方に摺接する必要がある。このため、原点係合部4から動作係合部5までの動作角度αが、動作係合部5から原点係合部4までの無効角度βよりも小さく、係止部材6を開放する時間は、動作角度αを回転する時間より長く、無効角度βを回転する時間よりも短い必要がある。
また、係止部材6を開放するときに、係止部材6が原点係合部4および動作係合部5のいずれかと必ず当接している必要があるので、係止部材6を開放する前に、無効時間βよりも長い時間、係止部材6を係止位置に保持しておく必要がある。
さらに、係止部材6が原点係合部4を係止している状態で係止部材6を開放する場合、係止部材6が原点係合部4と再び当接する必要があるので、係止部材6を係止位置に戻してからも、係止部材6を開放してからの合計時間がカラー3が1回転できる時間以上係止部材6を係止位置に保つ必要がある。
本実施形態においては、原点と動作位置の2つの角度に位置決めするものであるが、カラー3に複数の動作係合部5を設けて、3つ以上の角度に位置決め可能にすることもできる。その場合、原点係合部4から回転方向に最も後方の動作係合部5までの角度を動作角度αとして、前記の条件を満たすようにすればよい。
また、本実施形態では、円筒状のカラー3の外周面に原点係合部4および動作係合部5を突出して設けているが。それらの形状を限定するものではない。例えば、原点係合部および動作係合部はカラーの外周面に設けた凹部であってもよく、また、駆動軸2に垂直な端面上に設けてもよい。カラーと駆動軸が明確に区別できる必要はなく、例えば駆動軸の一部(端部に限らない)をカラーとみなして、駆動軸に直接、原点係合部および動作係合部を突設してもよい。さらに、カラーは駆動軸に固定される他、歯車を介するなどして駆動軸と同期して回転するものでもよく、例えば駆動軸が1回転する間にカラーが2回転してもよい。また、係止部材6の形状や、係止部材6を移動させる方法も任意である。
図6は、駆動機構1を利用する画像形成装置11を示す。画像形成装置11は、C,M,Y,Bの4色トナーをそれぞれ収容した4つの現像器からなる現像装置12を有し、感光体13上に所定の色のトナーの画像を形成する。感光体13には転写ベルト14が1次転写ローラ15で押圧されており感光体13上のトナーの画像は転写ベルト14に転写される。さらに、転写ベルト14を案内するベルトローラ16に2転写ローラ17(転写装置)を押圧し、ベルトローラ16と2次転写ローラ17の間で転写ベルト14と記録紙を圧接して、転写ベルト14上のトナーの画像を記録紙に転写する。2次転写ローラ17は、後述するように駆動機構1(図6には不図示)によって位置決めされるカムによって転写ベルト14に対して圧接または離間されるようになっている。転写ベルト14に転写されずに感光体13上に残留するトナーは、感光体クリーナ18によって掻き落とされる。感光体クリーナ18は、別の駆動機構1(不図示)によってカムを位置決めしてブレードを感光体13に密接させることでトナーを掻き落とすように構成されている。また、記録紙に転写されずに転写ベルト14上に残留するトナーは、ベルトクリーナ19によって掻き落とされる。ベルトクリーナ19は、転写ベルト14上のトナーを掻き落とすブレードを有し、ベルトクリーナ19自体が、さらに別の駆動機構1(不図示)に位置決めされるカムによって転写ベルト14に密接または離間する。記録紙は、給紙部20に収容され、給紙ローラ21で1枚ずつ画像形成装置11の内部に引き込まれ、タイミングローラ22で転写ベルト14上のトナーの画像に合わせて送り込まれる。トナーの画像が転写された記録紙は、水平搬送路23から定着器24に送られ、定着器24で画像が定着される。定着器24は、通常は隙間を空けて離間しているが、定着動作を行うときは不図示の駆動機構1によって位置決めされるカムによって記録紙を挟み込むように圧接される2つのローラからなっている。さらに、画像が定着された記録紙は、垂直搬送部25により排紙部26に送り出される。
図7は、転写ベルト14から記録紙Pにトナーの画像を転写する2次転写ローラ17と駆動機構1の関係を示す。駆動機構1、2次転写ローラ17およびベルトローラ16は、互いに平行に、それぞれフレーム27に支持されている。駆動機構1の駆動軸2およびベルトローラ16の軸28をそれぞれ回転可能に支持するベアリング29および30はフレーム27に固定されているが、2次転写ローラ17の軸31を支持するベアリング32は、フレーム27に沿って上下に摺動可能に支持されている。駆動軸2は、プーリ33が設けられ、タイミングベルト34で回転させられる。また、駆動軸2に設けたカム35は、2次転写ローラ17の軸31に設けたカムフォロワ36と当接している。
図7において、駆動機構2の係止部材6は、係止位置にあって動作係合部5を係止している。カム35の形状は、動作係合部5に対応する角度において、2次転写ローラ17の方向に径が大きくなっており、この状態では、実線で示すように、2次転写ローラ17を上方に押し上げ、ベルトローラ16に対して、転写ベルト14および記録紙Pを挟み込むように圧接する。しかし、少しカム35の角度(位相)がずれると、二点鎖線で示すように、2次転写ローラ17が自重で下降することを許す。当然に、係止部材6が原点係合部4を係止している状態でも、2次転写ローラ17は、下降して、ベルトローラ16から離間する。上記のように、駆動機構1は、電気的に駆動軸2の位相を検出するセンサを有していなくても、カム35の適切な回転位置決めを行うことができる。
同様に、画像形成装置11では、感光体クリーナ18、ベルトクリーナ19および定着器24も、それぞれ、対応する駆動機構1によって駆動する。これらの駆動機構1は、いずれも原点を検出するセンサがないので、画像形成装置11は、従来の画像形成装置に比べて少なくともセンサ4つ分のコストが低減されており、センサのための配線や回路も必要ないために構成が簡単になっている。また、センサを設ける空間が必要ないので、画像形成装置11はその分だけ小型である。
また、画像形成装置11は、封筒に画像を形成する場合は通紙速度を遅くするなど、記録紙の種類に応じて通紙速度を変化させる機能を備える。この機能は、転写ベルト14や2次転写ローラ17などの各構成要素を駆動するモータ(不図示)からの動力伝達を行うギヤ系列が複数系列設けてあり、不図示の駆動機構1によって使用するギヤ系列を選択して切り換えることで実現されている。よって、通紙速度を変化させる機構も、原点を検出する電気部品を有していない。
また、画像形成装置11は、カラー画像形成時には4つの現像器を駆動するが、モノクロ画像形成時には、本発明の駆動機構1によってC,M,Yの各色の現像器への駆動力の伝達を遮断し、黒色用の現像器のみを駆動するようになっている。
また、画像形成装置11は、起動時だけでなく、転写出力が正常でないと検出したときに、2次転写ローラ17の圧接状態が良好でないと判断して、一度、2次転写ローラ17の駆動機構1を原点に復帰させてから再度の転写を行うリトライ機構を備えている。また、画像形成装置11は、定着器24のトルクを監視し、離間しているべきときにトルクが上昇した場合は圧接状態である可能性があると判断して、一旦、駆動機構1の原点復帰を行う。さらに、画像形成装置11は、紙詰まりなどのトラブルで停止した後にも、各駆動機構1を原点復帰させてから再起動する。
本発明の駆動機構の概略図。 図1の駆動機構の位置決め動作を順番に示す概略図。 図1の駆動機構の原点復帰動作を順番に示す概略図。 原点復帰動作時のカラーの位相変化を示すグラフ。 図1の駆動機構の、図3と初期の位相が異なる場合の原点復帰動作を順番に示す概略図。 本発明の画像形成装置の断面図。 図6の画像形成装置の2次転写ロールの駆動機構を示す概略図。
符号の説明
1 駆動機構
2 駆動軸
3 カラー
4 原点係合部
5 動作係合部
6 係止部材
7 ばね
8 電磁石
11 画像形成装置
14 転写ベルト
17 2次転写ローラ(転写装置)
18 感光体クリーナ
19 転写ベルトクリーナ
24 定着器(定着装置)
α 動作角度
β 無効角度

Claims (4)

  1. 回転可能な駆動軸に同期して回転し、前記駆動軸の原点に対応する角度位置に原点係合部と、1つ以上の動作位置に対応する角度位置に動作係合部とを設けたカラーと、
    前記原点係合部および前記動作係合部に当接して前記カラーの回転を係止可能な係止位置と、前記原点係合部および前記動作係合部に当接しないで前記カラーの回転を許す開放位置との間で移動可能な係止部材とを有し、
    前記原点係合部から回転方向に最も後方の前記動作係合部までの動作角度が、前記最も後方の動作係合部から前記原点係合部までの無効角度よりも小さく、
    前記駆動軸に回転トルクを与えつつ、前記カラーが前記動作角度より大きく前記無効角度よりも小さい角度を回転可能な時間だけ前記係止部材を前記開放位置に保持した後に前記係止位置に移動することを特徴とする駆動機構。
  2. 前記係止部材を前記開放位置に保持する前に、前記駆動軸に回転トルクを与えつつ、前記カラーが前記無効角度よりも大きな角度を回転可能な時間だけ前記係止部材を前記係止位置に保持することを特徴とする請求項1に記載の駆動機構。
  3. 請求項1または2に記載の駆動機構により、転写装置または定着装置を圧接および離間させることを特徴とする画像形成装置。
  4. 異常を検出したときに、請求項1または2に記載の駆動機構により前記駆動軸を原点に復帰させることを特徴とする画像形成装置。
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