JP4441876B2 - 撮影画像処理方法と撮影画像処理プログラムと撮影画像処理装置 - Google Patents

撮影画像処理方法と撮影画像処理プログラムと撮影画像処理装置 Download PDF

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本発明は、入力撮影画像の撮影シーンを考慮して前記入力撮影画像を補正する撮影画像処理方法と撮影画像処理プログラムと撮影画像処理モジュールに関する。
現在、デジタルカメラによって取得されたデジタル撮影画像のみならず、ネガフィルム、リバーサルフィルム等の写真フィルム(以下、フィルムと略称する)に形成された撮影画像もフィルムスキャナを通じてデジタル画像化され、デジタルデータに基づいてプリントヘッドから発せられる光ビームやインク滴を制御し、この制御された光ビームやインク滴によって感光材料や記録紙をプリント走査して画像を形成し、写真プリントを出力する写真プリント装置が広まっている。このような写真プリント装置によれば、デジタルデータ化された撮影画像に対して種々の画像補正処理を行うことができるので、階調調整、カラーバランス調整、色/濃度調整等を好適に行うことで、高品位な写真プリントを得ることができる。画像補正を行うためにデジタルミニラボに搭載されている従来の撮影画像処理装置において、例えば、画像補正を行うためには、一般的に、C(シアン)、M(マゼンタ)およびY(イエロー)の3つの色調整キー、階調調整キー、コントラスト調整キー、濃度調整キー、鮮鋭度強調キー等の各種の画像補正モジュールを調整するための調整キーを操作しなければならないが、これらのキーをどの程度調整すると、画像がどのように変化するかの判断は、非常に難しく、これを迅速かつ適正に判断できるようになるまでには、長い経験と知識が必要となる。そのため、経験や技術が十分ではないオペレータでは、適正に画像を修正するのに、非常に多くの時間がかかる。
このような問題を解消するため、情報を表示する情報表示手段と、画像とともに少なくとも色バランスと濃度に関する所定の補正条件に対応付けられ且つ自然言語で記述された補正内容項目を選択するための補正内容選択部を前記情報表示手段に表示させる表示制御手段と、前記補正内容選択部より補正内容項目が選択された場合選択された補正内容項目に対応付けられた補正条件に基づいて前記情報表示手段に表示された画像を補正する画像補正手段とを有する画像処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このような画像処理装置では、表示制御手段は、撮影画像及び自然言語で記述された補正内容項目を選択するための補正内容選択部を情報表示手段(ディスプレイ)に表示させることで、色バランスや濃度補正に精通していない者でも画像の検定作業を円滑に実行することを意図していたが、上記補正内容項目としては、極めて主観的な言い回し、例えば「くっきり」、「はなやかに」、「明るく」等を通じて補正内容を決定することから、個人差が大きく、何人かのオペレータによる補正操作を通じてプリント出力する場合、統一性のある写真プリントが得られないという問題点が生じる。
さらに、撮影画像からの情報で撮影シーンを自動判定する困難さを低減するために、取得した画像ファイルに画像処理制御情報が含まれている場合には、画像処理制御情報によって指定される画像処理モードに従って画像データに対する画質調整処理を実行し、取得した画像ファイルに画像処理制御情報が含まれていない場合には、Exif情報を用いて画像処理モードを選択して、画像データに対する画質調整処理を実行するように構成され、その際、Exif情報に選択された撮影モードが記述されている場合には、撮影モードを用いて画像処理モードを選択し、撮影モードが記述されていない場合には、他の撮影条件を用いて画像処理モードを選択する画像処理装置も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。Exifなどの撮影画像フォーマットに含まれている撮影モードを利用して撮影シーンを特定することで、撮影画像からの情報で撮影シーンを自動判定するよりは信頼性を高めようとしているが、撮影モードから判定することが困難な撮影シーンも数多く存在しており、プリント品質の向上のためにはまだ不十分である。
特定の撮影シーンを自動判定する技術として、取り込まれた画像データについて少なくとも逆光シーンのデータか夜間撮影シーンのデータかそれ以外のデータかを判別するシーン判別手段と、そのシーン判別手段により逆光シーンのデータまたは夜間撮影シーンのデータであると判別された場合、背景データを取り除いて露出状態を判定する被写体露出判定手段と、その被写体露出判定手段の判定結果に基づいて異なった画像補正を行う補正手段とを備えた画像処理装置が知られている(例えば、特許文献3参照。)。しかしながら、撮影場所、季節、構図、露出など種々の撮影条件が存在する撮影画像において逆光シーンや夜間撮影シーンの判定だけで撮影画像を補正しても、満足できないケースが少なくないという問題が生じる。
撮影シーンの重要なものとして人物が被写体となっているシーンが挙げられるが、肌色の補正技術として、肌色を検出した後、その肌色領域に人間の顔の画像パターンが存在するかどうかを確認し、顔として認識された場合その色を記憶色に基づいて補正するために、予想可能な周知の色(記憶色)を有するパターン領域(顔)を含むデジタル表現に変換された写真画像の肌色を補正する画像処理方法が知られている(例えば、特許文献4参照。)いる。この方法では、人間の顔などの画像パターンの存在、位置、および、たとえば、少なくとも近似的な寸法が検出され、この画像パターンの色が測定され、置換色の値(人肌の記憶色)に基づいてその画像パターンの色が補正される。この画像処理方法では、入力した写真画像全体から顔検出を行い、検出された顔から肌色を検索して、その色補正を行うことになるが、このように写真画像(撮影画像)全体から特定の撮影シーン(この場合は顔を被写体とするシーン)を特定していくことには技術的な困難度が高く、特に顔以外の種々の撮影シーンを特定するには演算負荷を高める大きな処理アルゴリズムが必要となる。
特開平11−194866号公報(段落番号0012〜0014、図7) 特開2004−70715号公報(要約) 特開2002−247361号公報(段落番号0006、図3) 特開2002−279416号公報(段落番号0011〜0034)
上記実状に鑑み、本発明の課題は、処理負担がかからない簡単なアルゴリズムで撮影シーンを特定して、その撮影シーンに適応した補正が可能となる撮影画像処理技術を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明による、入力撮影画像の撮影シーンを考慮して前記入力撮影画像を補正する撮影画像処理方法は、前記入力撮影画像を複数の区画に分割するステップと、前記分割された区画の画像特徴量である区画特徴量を算出するステップと、前記撮影シーンの種別に応じて前記複数の区画を複数の区画群に分類するステップと、前記複数の区画群から前記撮影シーンの確度の算定に用いる区画群として、前記撮影シーンの種別に対して予め設定されている複数の区画群を選択、または前記撮影シーンの種別に対して予め設定されている区画群のうちから、各区画群に属する前記区画の前記画像特徴量に基づいて一の区画群を選択するステップと、前記区画特徴量に基づいて前記区画群の画像特徴量を算出するステップと、複数の区画群が選択された際には前記複数の区画群の画像特徴量の差に基づいて前記撮影シーンの確度を算出一の区画群が選択された際には当該選択された区画群に属する区画毎に、当該区画の前記区画特徴量が前記撮影シーンの色範囲に入っているか否かを判定し、当該色範囲に入っていると判定された当該区画の数を前記入力撮影画像に割り当てられる撮影シーンの確度として算定するステップと、前記撮影シーンの確度から前記入力撮影画像に対する補正度を決定するステップとからなる。
この方法では、入力された撮影画像を一旦複数の区画に分割し、各分割された区画の画像特徴量(輝度、色相、彩度など)を算出し、区画毎の画像特徴量からその撮影画像全体を支配している撮影シーンの確度、例えば、逆光撮影シーン、人物撮影シーン、風景撮影シーンなどの確度を算定し、そのように撮影画像に割り当てられた撮影シーンの確度に基づいて補正度を決定する。つまり、分割された区画単位の画像特徴量の組み合わせにより該当撮影画像に割り当てる撮影シーンの確度を算定するため、撮影シーンの割り当てアルゴリズムが簡単になるとともに、単一の撮影シーンを断定的に割り当てるのではなくその確度を算定するため、不確かなケースでは弱めの補正を施し、可能性が高いケースでは強めの補正を施すことが可能となるので、簡単化されたアルゴリズムにもかかわらず、違和感のない商品性の高い画像補正が実現する。
入力した撮影画像に割り当てるべき撮影シーンは、例えば逆光撮影シーン、人物撮影シーン、空風景撮影シーン、山風景撮影シーンといったように、多種類存在するが、それぞれの撮影シーンの典型的な画像特徴量をもつ領域はある程度決まっている。例えば、人物撮影シーンを決定づける画像特徴量は撮影画像の中心部に偏り、空風景撮影シーンを決定づける画像特徴量は撮影画像の上端領域に偏る傾向がある。このような傾向を効果的に利用するため、上記構成では、前記撮影シーンの種別に応じてこの撮影シーンの確度を算定するために用いられる区画が変更されるように構成されている。
算定された撮影シーンの確度からその撮影シーンに適応する補正度を決定する処理を、簡単かつ高速に行うために、本発明の好適な実施形態の1つでは、前記撮影シーンの確度と補正度との関係を予め定義している補正度テーブルが前もって実験的かつ経験的に作成され、この補正度テーブルを用いて前記撮影シーンの確度から前記入力撮影画像に対する補正度が決定されるように構成されている。
DPショップで取り扱われる写真プリントにおいて特に重要となる被写体は人物であり、その撮影条件として重要なパラメータは、光の当たり方(逆光又は順光)であることを考慮するならば、前記撮影シーンの確度として風景、人物、逆光、順光の確度が算定され、これらの確度に基づいて、グレーポイントを補正するための補正度彩度を補正するための補正度との少なくとも一方が決定されることは、好都合である。
本発明では、上述した入力撮影画像の撮影シーンを考慮して入力撮影画像を補正する撮影画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラムやそのプログラムを記録した媒体も権利の対象とするものである。
さらに、本発明では、上述した入力撮影画像の撮影シーンを考慮して入力撮影画像を補正する撮影画像処理方法を実施する撮影画像処理装置も権利の対象としており、そのような撮影画像処理装置は、前記入力撮影画像を複数の区画に分割する撮影画像分割部と、前記分割された区画の画像特徴量である区画特徴量を算出する画像特徴量算出部と、前記撮影シーンの種別に応じて前記複数の区画を複数の区画群に分類し、前記複数の区画群から前記撮影シーンの確度の算定に用いる区画群として、前記撮影シーンの種別に対して予め設定されている複数の区画群を選択、または前記撮影シーンの種別に対して予め設定されている区画群のうちから、各区画群に属する前記区画の前記画像特徴量に基づいて一の区画群を選択するとともに前記区画特徴量に基づいて当該決定された区画群の画像特徴量を算出し、複数の区画群が選択された際には前記複数の区画群の画像特徴量の差に基づいて前記撮影シーンの確度を算出一の区画群が選択された際には当該選択された区画群に属する区画毎に、当該区画の前記区画特徴量が前記撮影シーンの色範囲に入っているか否かを判定し、当該色範囲に入っていると判定された当該区画の数を前記入力撮影画像に割り当てられる撮影シーンの確度として算定する撮影シーン確度算定部と、前記撮影シーンの確度から前記入力撮影画像に対する補正度を決定する撮影シーン適応補正部とから構成されている。当然ながら、このような撮影画像処理装置も上述した撮影画像処理方法で述べたすべての作用効果を得ることができ、さらに上述した好適な実施形態での方法を実施する機能を組み込むことも可能である。特に、前もって実験的かつ経験的に作成された、前記撮影シーンの確度と補正度との関係を予め定義している補正度テーブルをルックアップテーブル化して、撮影シーンの確度から直接補正度が引き出せるようにすることで、処理の高速化が実現する。
本発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるだろう。
本発明による、入力撮影画像の撮影シーンを考慮して前記入力撮影画像を補正する撮影画像処理の原理が図1に示されている。撮影画像(実際はデジタルカラー画像データ)が入力されると(#01)、その撮影画像が5×5といった適当なマトリックスサイズに分割される(#02)。分割された撮影画像である各分割区画に含まれている画素値を演算して分割区画毎にその画像特徴量が算出される(#03)。画像特徴量としては、輝度、色相、彩度などが挙げられる。逆光撮影シーン、人物撮影シーン、空風景撮影シーン、山風景撮影シーンといったような入力撮影画像に割り当てられるべき撮影シーン毎に、その典型的な画像特徴量を与える分割区画の組み合わせは決まっているので、そのような分割区画を組み合わせながら撮影シーンの確度を算定する(#04)。撮影シーンの確度が算定されると、所定の撮影シーンの確度を引数として補正度が返される補正度テーブルを必要に応じて指定して、グレーポイントを補正するための補正度や彩度を補正するための補正度などの内少なくとも1つの補正度を決定し、その補正度を用いて入力撮影画像を補正し、補正撮影画像を出力する(#05)。
次に、上述した撮影画像処理を採用した顔領域のための色補正処理モジュールを搭載した写真プリント装置を説明する。図2はその写真プリント装置を示す外観図であり、この写真プリント装置は、印画紙Pに対して露光処理と現像処理とを行う写真プリンタとしてのプリントステーション1Bと、現像済み写真フィルム2aやデジタルカメラ用メモリカード2bなどの画像入力メディアから取り込んだ撮影画像を処理してプリントステーション1Bで使用されるプリントデータの生成・転送などを行う操作ステーション1Aとから構成されている。
この写真プリント装置はデジタルミニラボとも称せられるものであり、図3からよく理解できるように、プリントステーション1Bは2つの印画紙マガジン11に納めたロール状の印画紙Pを引き出してシートカッター12でプリントサイズに切断すると共に、このように切断された印画紙Pに対し、バックプリント部13で色補正情報やコマ番号などのプリント処理情報を印画紙Pの裏面に印字するとともに、プリント露光部14で印画紙Pの表面に撮影画像の露光を行い、この露光後の印画紙Pを複数の現像処理槽を有した処理槽ユニット15に送り込んで現像処理する。乾燥の後に装置上部の横送りコンベア16からソータ17に送られた印画紙P、つまり写真プリントPは、このソータ17の複数のトレイにオーダ単位で仕分けられた状態で集積される(図2参照)。
上述した印画紙Pに対する各種処理に合わせた搬送速度で印画紙Pを搬送するために印画紙搬送機構18が敷設されている。印画紙搬送機構18は、印画紙搬送方向に関してプリント露光部14の前後に配置されたチャッカー式印画紙搬送ユニット18aを含む複数の挟持搬送ローラ対から構成されている。
プリント露光部14には、副走査方向に搬送される印画紙Pに対して、主走査方向に沿って操作ステーション1Aからのプリントデータに基づいてR(赤)、G(緑)、B(青)の3原色のレーザ光線の照射を行うライン露光ヘッドが設けられている。処理槽ユニット15は、発色現像処理液を貯留する発色現像槽15aと、漂白定着処理液を貯留する漂白定着槽15bと、安定処理液を貯留する安定槽15cを備えている。
前記操作ステーション1Aのデスク状コンソールの上部位置には、写真フィルム2aの撮影画像コマから撮影画像データ(以下単に画像データ又は撮影画像と略称する)を2000dpiを超える解像度でもって取得することができるフィルムスキャナ20が配置されており、デジタルカメラ等に装着される撮影画像記録媒体2bとして用いられている各種半導体メモリやCD−Rなどから画像データを取得するメディアリーダ21は、この写真プリント装置のコントローラ3として機能する汎用パソコンに組み込まれている。この汎用パソコンには、さらに各種情報を表示するモニタ23、各種設定や調整を行う際に用いる操作入力部として利用される操作入力デバイスとしてのキーボード24やマウス25も接続されている。
この写真プリント装置のコントローラ3は、CPUを中核部材として、写真プリント装置の種々の動作を行うための機能部をハードウエア又はソフトウエアあるいはその両方で構築しているが、図4に示されているように、本発明に特に関係する機能部としては、フィルムスキャナ20やメディアリーダ21によって読み取られた画像データを取り込んで次の処理のために必要な前処理を行う画像入力部31と、各種ウインドウや各種操作ボタンなどを含むグラフィック操作画面の作成やそのようなグラフィック操作画面を通じてのユーザ操作入力(キーボード24やマウス25などによる)から制御コマンドを生成するグラフィックユーザインターフェース(以下GUIと略称する)を構築するGUI部33と、GUI部33から送られてきた制御コマンドや直接キーボード24等から入力された操作命令に基づいて所望のプリントデータを生成するために画像入力部31からメモリ30に転送された画像データに対する画像処理等を行うプリント管理部32と、色補正等のプレジャッジプリント作業時にプリントソース画像や予想仕上がりプリント画像としてのシミュレート画像さらにはGUI部33から送られてきたグラフィックデータをモニタ23に表示させるためのビデオ信号を生成するビデオ制御部35と、画像処理が完了した処理済み画像データに基づいてプリントステーション1Bに装備されているプリント露光部14に適したプリントデータを生成するプリントデータ生成部36と、顧客の要望に応じて生の画像データや画像処理が完了した処理済み画像データなどをCD−Rに書き込むための形式にフォーマットするフォーマッタ部37などが挙げられる。
画像入力部31は、撮影画像記録媒体がフィルム2aの場合プレスキャンモードと本スキャンモードとのスキャンデータを別々にメモリ30に送り込み、それぞれの目的に合わせた前処理を行う。また、撮影画像記録媒体がメモリカード2bの場合取り込んだ画像データにサムネイル画像データ(低解像度データ)が含まれている場合はモニタ23での一覧表示などの目的で使用するため撮影画像の本データ(高解像度データ)とは別にメモリ30に送り込むが、もしサムネイル画像データが含まれていない場合は本データから縮小画像を作り出してサムネイル画像データとしてメモリ30に送り込む。
プリント管理部32は、プリントサイズやプリント枚数などを管理するプリント注文処理ユニット40、メモリ30に展開された画像データに対して各種画像処理を施す画像処理ユニット50を備えている。
画像処理ユニット50には、メモリ30に展開された画像データから撮影シーンを確度をもって特定するとともにその撮影シーンの確度から補正度を決定して画像データを補正する撮影画像処理モジュール60と、それ自体は公知な画像処理アルゴリズムに従って画像データの部分的又は全面的な補正を行うフォトレタッチモジュール70が基本的にはプログラムの形で実装されている。
撮影画像処理モジュール60は、図5に示すように、メモリ30に展開されている入力撮影画像を複数の区画に分割する撮影画像分割部61と、分割された区画の画像特徴量である区画特徴量を算出する画像特徴量算出部62と、この区画特徴量から入力撮影画像に割り当てられる撮影シーンの確度を算定する撮影シーン確度算定部63と、撮影シーンの確度と補正度との関係を前もって実験的かつ経験的に定義して撮影シーンの確度から直接補正度が引き出せるように構成されている複数のルックアップテーブルからなる補正度テーブル群64と、適切な補正度テーブルを前記補正度テーブル群64から選択するとともに撮影シーンの確度から入力撮影画像に対する補正度を決定して入力撮影画像を補正する撮影シーン適応補正部65とを備えている。
このように構成された撮影画像処理モジュール60による撮影シーン確度の算出手順を以下に説明する。この画像処理の流れは、図6に示されているが、まず、フィルムスキャナ20やメディアリーダ21を通じて取り込まれてメモリ30に展開された撮影画像が画像分割部61によってこの実施形態では5×5のサブマトリックスに分割される(#10)。分割された各区画(サブマトリックス)に含まれている画素群が有する画像特徴量が画像特徴量算出部62によって算出される(#20)。ここでは、画像特徴量として輝度と色相と彩度の平均値が算出される。入力された撮影画像がRGB色空間で表現された画像データである場合、YCC系やHSV色相系への変換を通じて、輝度、色相、彩度が求められる。さらに、以下に続く処理のための前処理として、各区画の合計輝度、撮影画像の中央部と周辺部に位置する区画の輝度差、肌色領域を示している区画の数などを算出しておく。
続いて、各区画の画像特徴量に基づいて撮影シーンの確度が撮影シーン確度算定部63によって算定されるが、ここでは、まず、逆光撮影シーンと順光撮影シーンの確度が同時に逆光・順光判定として算定される(#30)。一般的に逆光シーンでは画像中央部が暗く、周辺部が明るいという事実に基づき、この逆光・順光判定には、撮影画像の中央部に位置する区画群と周辺部に位置する区画群との輝度差が用いられる。つまり、中央部区画群の輝度が周辺部区画群の輝度より小さい場合逆光シーンと判断し、逆に中央部区画群の輝度が周辺部区画群の輝度より大きい場合順光シーンと判断する。その際、極端な順光であるとみなされるスポット光という撮影シーンも考慮して、この逆光・順光シーンの確度の算定にあたって、上述した輝度差に基づき、スポット光である可能性が極めて高い場合「0」とし、それから順光である可能性が極めて高い場合「5」、さらに逆光である可能性が極めて高い場合「10」とすると好都合である。
次いで、風景撮影シーンと人物撮影シーンの確度が同時に風景・人物判定として算定される(#40)。この確度算定では、ステップ#30で行われた逆光・順光判定の結果も考慮し、撮影画像の輝度値や色相分布などから被写体が風景であるか人物であるかを所定の判定条件に合わせて判定し、その判定条件の満足度に応じて、風景撮影シーンの可能性が極めて高い場合「0」、人物撮影シーンの可能性が極めて高い場合「10」と設定し、残りは、0〜10の間の値を設定する。
続いて、この実施形態では、撮影画像に空が大きく含まれているかどうかを表している空撮影シーン確度の算定(#50)と、撮影画像に緑(森や樹木)が大きく含まれているかどうかを表している緑撮影シーン確度の算定(#60)が行われる。
空撮影シーン確度の算定のフローチャートが、図7に示されている。空撮影シーン確度の算定に用いられる撮影画像の分割区画は、図8に示すように、左端5区画と、右端5区画と、下端5区画と、上端5区画であり、その中で平均輝度が最も高い区画群が選択される(#51)。初期設定として空変数に0を代入してから(#52)、選択された区画群を構成する5区画から順次1つずつ区画を指定し、その指定区画に含まれている画素群が表す色相範囲が空色範囲に入っているかどうかをチェックし(#53)、空色範囲に入っている場合のみ空変数をインクリメントする(#54)。このチェック処理を選択された5区画の全ての区画に対して行い(#55)、最終的に得られる空変数の値が空撮影シーン確度となる。
緑撮影シーン確度の算定のフローチャートが、図9に示されている。緑撮影シーン確度の算定に用いられる撮影画像の分割区画は、図10に示すように、左半分15区画と、右半分15区画と、下半分15区画と、上半分15区画であり、その中で平均輝度が最も低い区画群が選択される(#61)。初期設定として緑変数に0を代入してから(#62)、選択された区画群を構成する15区画から順次1つずつ区画を指定し、その指定区画に含まれている画素群が表す色相範囲が緑色範囲に入っているかどうかをチェックし(#63)、緑色範囲に入っている場合のみ緑変数をインクリメントする(#64)。このチェック処理を選択された15区画の全ての区画に対して行い(#65)、最終的に得られる緑変数の値が緑撮影シーン確度となる。
このようにして、種々の撮影シーンの確度が算定されると、撮影シーン適応補正部65によって、所定の撮影シーンの確度をパラメータとして種々の画像補正パラメータに対する補正度が決定され、その補正度に基づいて入力撮影画像が補正される。この補正度の決定にあたっては、専用の補正度テーブル64が利用される。例えば、グレーレベルの補正を行うために用いられるグレーポイントを補正するための補正度の決定には、図11に示すような、前述した逆光・順光シーンの確度と風景・人物撮影シーンの確度を引数として与えることによりグレーポイントの補正度としてのグレーポイント増減が返される補正度テーブル64が用いられる。例を挙げると、逆光・順光シーンの確度が「8」で、風景・人物撮影シーンの確度が「9」の場合、つまり逆光での人物撮影である可能性がかなり高い場合、グレーポイント増減量が「14」となり、基準に較べて明るくなる補正が施されることになる。
また、彩度補正を行うために用いられる彩度を補正するための補正度の決定には、図12に示すような、前述した逆光・順光シーンの確度と風景・人物撮影シーンの確度を引数として与えることにより彩度の補正量としての彩度増減量が返される補正度テーブル64が用いられる。例を挙げると、逆光・順光シーンの確度が「5」で、風景・人物撮影シーンの確度が「1」の場合、つまり順光での風景撮影である可能性がかなり高い場合、彩度増減量が「4」となり、基準に較べて彩度を上げて、風景の見栄えを良くする補正が施されることになる。
同様に、空撮影シーン確度が高い撮影画像に対しては被写体に空が明確に含まれている撮影画像に対して従来から用いられている補正処理を施し、緑撮影シーン確度が高い撮影画像に対しては被写体に緑(森林、森など)が明確に含まれている撮影画像に対して従来から用いられている補正処理を施すことになる。
このように、撮影シーン確度算定部63によって算定された種々の撮影シーンの確度と、予め用意されている専用の補正度テーブル64を用いて撮影シーン適応補正部65が想定される撮影シーンに適応する補正を行うことで、高品質の顧客に喜ばれる写真プリントを作り出すことができる撮影画像の補正が実現する。
上述した実施形態の説明では、本発明による撮影画像処理装置が、DPショップに設置されているミニラボと呼ばれている写真プリント装置に組み込まれた例を取り上げたが、コンビニやDPショップの店頭に設置されているセルフサービス式の写真プリント装置など、種々の写真プリント装置に組み込んでもよい。
上述した実施の形態では、画像出力手段としてのプリントステーション1Bは、印画紙Pに対し、レーザ式露光エンジンを備えたプリント露光部14で撮影画像の露光を行い、この露光後の印画紙Pを複数の現像処理する、いわゆる銀塩写真プリント方式を採用していたが、もちろん、本発明におけるプリントステーション1Bは、このような方式に限定されるわけではなく、例えば、フィルムや紙にインクを吐出して画像を形成するインクジェットプリント方式や感熱転写シートを用いた熱転写方式など、種々の写真プリント方式を採用することができる。
本発明による撮影シーンを考慮して入力撮影画像を補正する撮影画像処理の原理を説明する説明図 本発明による撮影画像処理モジュールを搭載した写真プリント装置の外観図 写真プリント装置のプリントステーションの構成を模式的に示す模式図 写真プリント装置のコントローラ内に構築される機能要素を説明する機能ブロック図 撮影画像処理モジュールの機能構成を示す機能ブロック図 撮影画像から撮影シーン確度を求めていく処理を示すフローチャート 空撮影シーン確度の算定手順を示すフローチャート 空撮影シーン確度の算定処理に用いられる分割区画を説明する 緑撮影シーン確度の算定手順を示すフローチャート 緑撮影シーン確度の算定処理に用いられる分割区画を説明する グレーポイント増減量を決定するために用いられる補正度テーブルの模式図 彩度増減量を決定するために用いられる補正度テーブルの模式図
符号の説明
30:メモリ
60:撮影画像処理モジュール
61:画像分割部
62:画像特徴量算出部
63:撮影シーン確度算定部63
64:補正度テーブル(群)
65:撮影シーン適応補正部

Claims (5)

  1. 入力撮影画像の撮影シーンを考慮して前記入力撮影画像を補正する撮影画像処理方法において、
    前記入力撮影画像を複数の区画に分割するステップと、
    前記分割された区画の画像特徴量である区画特徴量を算出するステップと、
    前記撮影シーンの種別に応じて前記複数の区画を複数の区画群に分類するステップと、
    前記複数の区画群から前記撮影シーンの確度の算定に用いる区画群として、前記撮影シーンの種別に対して予め設定されている複数の区画群を選択、または前記撮影シーンの種別に対して予め設定されている区画群のうちから、各区画群に属する前記区画の前記画像特徴量に基づいて一の区画群を選択するステップと、
    前記区画特徴量に基づいて前記区画群の画像特徴量を算出するステップと、
    複数の区画群が選択された際には前記複数の区画群の画像特徴量の差に基づいて前記撮影シーンの確度を算出一の区画群が選択された際には当該選択された区画群に属する区画毎に、当該区画の前記区画特徴量が前記撮影シーンの色範囲に入っているか否かを判定し、当該色範囲に入っていると判定された当該区画の数を前記入力撮影画像に割り当てられる撮影シーンの確度として算定するステップと、
    前記撮影シーンの確度から前記入力撮影画像に対する補正度を決定するステップと、
    からなることを特徴とする撮影画像処理方法。
  2. 前記撮影シーンの確度と補正度との関係を予め定義している補正度テーブルを用いて前記撮影シーンの確度から前記入力撮影画像に対する補正度が決定されることを特徴とする請求項1に記載の撮影画像処理方法。
  3. 前記撮影シーンの確度として風景、人物、逆光、順光の確度が算定され、
    前記補正度テーブルは、グレーポイントを補正するための補正度を定義するテーブルと、彩度を補正するための補正度を定義するテーブルとの少なくとも一方を含み、
    前記シーンの確度と前記補正度テーブルに基づいて、グレーポイントを補正するための補正度と彩度を補正するための補正度との少なくとも一方が決定されることを特徴とする請求項2に記載の撮影画像処理方法。
  4. 入力撮影画像の撮影シーンを考慮して前記入力撮影画像を補正するために、
    前記入力撮影画像を複数の区画に分割する機能と、
    前記分割された区画の画像特徴量である区画特徴量を算出する機能と、
    前記撮影シーンの種別に応じて前記複数の区画を複数の区画群に分類する機能と、
    前記複数の区画群から前記撮影シーンの確度の算定に用いる区画群として、前記撮影シーンの種別に対して予め設定されている複数の区画群を選択、または前記撮影シーンの種別に対して予め設定されている区画群のうちから、各区画群に属する前記区画の前記画像特徴量に基づいて一の区画群を選択する機能と、
    前記区画特徴量に基づいて前記区画群の画像特徴量を算出する機能と、
    複数の区画群が選択された際には前記複数の区画群の画像特徴量の差に基づいて前記撮影シーンの確度を算出一の区画群が選択された際には当該選択された区画群に属する区画毎に、当該区画の前記区画特徴量が前記撮影シーンの色範囲に入っているか否かを判定し、当該色範囲に入っていると判定された当該区画の数を前記入力撮影画像に割り当てられる撮影シーンの確度として算定する機能と、
    前記撮影シーンの確度から前記入力撮影画像に対する補正度を決定する機能と、
    をコンピュータに実現させる撮影画像処理プログラム。
  5. 入力撮影画像の撮影シーンを考慮して前記入力撮影画像を補正する撮影画像処理装置において、
    前記入力撮影画像を複数の区画に分割する撮影画像分割部と、
    前記分割された区画の画像特徴量である区画特徴量を算出する画像特徴量算出部と、
    前記撮影シーンの種別に応じて前記複数の区画を複数の区画群に分類し、前記複数の区画群から前記撮影シーンの確度の算定に用いる区画群として、前記撮影シーンの種別に対して予め設定されている複数の区画群を選択、または前記撮影シーンの種別に対して予め設定されている区画群のうちから、各区画群に属する前記区画の前記画像特徴量に基づいて一の区画群を選択するとともに前記区画特徴量に基づいて当該決定された区画群の画像特徴量を算出し、複数の区画群が選択された際には前記複数の区画群の画像特徴量の差に基づいて前記撮影シーンの確度を算出一の区画群が選択された際には当該選択された区画群に属する区画毎に、当該区画の前記区画特徴量が前記撮影シーンの色範囲に入っているか否かを判定し、当該色範囲に入っていると判定された当該区画の数を前記入力撮影画像に割り当てられる撮影シーンの確度として算定する撮影シーン確度算定部と、
    前記撮影シーンの確度から前記入力撮影画像に対する補正度を決定する撮影シーン適応補正部と、
    からなることを特徴とする撮影画像処理装置。
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