JP4441822B2 - 神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結構造及び連結部材 - Google Patents

神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結構造及び連結部材 Download PDF

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本発明は、神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結構造及び連結部材に関し、より具体的には親棒又は脇棒と横棒との交差部に親棒又は脇棒に嵌着する覆部からなる連結部材と横棒に嵌着する覆部からなる連結部材によって神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結構造及び連結部材に関する。
従来より、多くの神社においては祭礼の日に氏神が氏子の住んでいる地域内を巡行するため神輿を出して、氏子が該神輿を担いで該地域内を回るものである。 従って、祭礼の日には神輿を組み立てて巡行の準備を行なう。
この場合、神輿は台輪の上に鳳凰等を載置した屋根を有する本殿を有し、この台輪に親棒二本を前後方向に嵌入し、更にこの親棒と平行であって、それぞれの親棒の外側方向に一本ずつ計二本の脇棒を添え、更にこの親棒と脇棒とに亘って垂直方向に計二本のいわゆるとんぼと称する横棒を神輿の前後方向に配するものである。
更に、該直角方向で横棒と交わる親棒及び脇棒のそれぞれの交差箇所においては麻紐からなる結紐で結んでそれぞれを連結しているものである。
従って、台輪に嵌入連設している親棒と、横棒を介して脇棒とがそれぞれ結紐できっちりと固定され、氏子等の担ぎ手がこの親棒と脇棒を肩の上に担いでいわゆる神輿を担ぐ状態において巡行するものであり、この親棒及び脇棒で神輿を支える事を可能としているものである。
即ち、現在の神輿は本殿や台輪等と共に親棒、脇棒、横棒等を含めた総重量は重いもので約1トン乃至2トン近くあり、いわゆる千貫神輿と称される神輿も存在することから、それに応じた人数の担ぎ手が担ぐためには担ぎ棒である親棒のみならず脇棒は必要であり、更には担いだ状態での横方向の傾きを制御する脇棒は必要な担ぎ棒となる。
この場合、脇棒は親棒とは接しておらず横棒と交差して接するものであることから、親棒と横棒の交差部における連結、脇棒と横棒の交差部における連結は確実にしっかりと麻紐からなる結紐で結び付けておくことが必要である。
更にいわゆる宮神輿に限らず、氏子の町内において有するいわゆる町内神輿や子供神輿等においても同様にその多くは親棒と共に脇棒を有し、これらは麻紐からなる結紐で横棒ときっちりと連結されているものである。
以上の様に、神輿の親棒と横棒の交差部の連結、脇棒と横棒の交差部の連結はきっちりと連結することが必要であることから従来より鳶職の専門職人がきっちりと結んでいたものである。
この場合、神輿は担ぎ手により上下動しながら移動するが、重量のある神輿を支える親棒や脇棒等の担ぎ棒を連結する結紐は、親棒と横棒の交差部の連結、脇棒と横棒の交差部の連結はそれぞれにおいて、各棒がずれずに連結状態を維持することが必要であり、結紐は伸びがなくきっちりと結ぶことのできる麻紐である必要であり、又、前記のように鳶職の専門職人により結ばれることが必要である。
更には神輿は担ぎ手により上下動しながら移動するが、担ぎ手の呼吸が合わない場合には親棒や脇棒のそれぞれの場所で上下別々にゆすられ、いわゆる揉んだ状態になる場合もあり、親棒と横棒の交差部の連結、脇棒と横棒の交差部の連結は確実にしっかりと行うことが必要である。
これに対して、近年麻紐自体が少くなり、又極めて高価となってきていることから、なかなか手に入りにくくなっているものである。
更には、結び手である専門職人も少くなってきており、安全にきっちりと結ぶことが困難となりつつある。
以上の様に、重量のある神輿を担ぐ際に、担ぐべき親棒と脇棒とを横棒にきっちりと連結するための何等かの解決が求められている。
本発明は上記課題を解消し、麻紐を用いずかつ専門の職人によらずに簡単に親棒又は脇棒と横棒とを連結できる神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結構造を提供するものであり、請求項1に係る発明は親棒又は脇棒と横棒との交差部分において親棒又は脇棒と横棒との接触面以外の面を覆うと共に親棒又は脇棒の他の外周面の形状に合致した覆部本体と、覆部本体から交差面に略平行方向に該棒の幅方向両側に突出した鍔部と、該鍔部に係止部材とを有する親棒又は脇棒の覆部と、親棒又は脇棒と横棒との交差部分において親棒又は脇棒と横棒との接触面以外の面を覆うと共に横棒の他の外周面の形状に合致した覆部本体と、覆部本体から交差面に略平行方向に該棒の幅方向両側に突出した鍔部と、該鍔部に係止部材とを有する横棒の覆部とからなり、神輿の親棒又は脇棒と横棒との交差部分に、親棒又は脇棒の覆部を親棒又は脇棒に嵌着すると共に横棒の覆部を横棒に嵌着し、それぞれの鍔部に設けた係止部材により親棒又は脇棒の覆部と横棒の覆部とを接触面方向に圧着することにより神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結構造であり、本発明により前記課題を解決できる。
或いは、各棒がいわゆる角棒でない場合であっても請求項2に係る発明の様に、親棒又は脇棒と横棒との交差部分において親棒又は脇棒と横棒との接触部分以外であって少なくとも接触部分の対向面の形状に合致した部分を有する親棒又は脇棒を覆う覆部本体と、覆部本体から交差部分に略平行方向に該棒の幅方向両側に突出した鍔部と、該鍔部に係止部材とを有する親棒又は脇棒の覆部と、親棒又は脇棒と横棒との交差部分において親棒又は脇棒と横棒との接触部分以外であって少なくとも接触部分の対向面の形状に合致した部分を有する横棒を覆う覆部本体と、覆部本体から交差部分に略平行方向に該棒の幅方向両側に突出した鍔部と、該鍔部に係止部材とを有する横棒の覆部とからなり、神輿の親棒又は脇棒と横棒との交差部分に、親棒又は脇棒の覆部を親棒又は脇棒に嵌着すると共に横棒の覆部を横棒に嵌着し、それぞれの鍔部に設けた係止部材により親棒又は脇棒の覆部と横棒の覆部とを圧着する連結構造を用いることによって丸棒等の他の形状の棒にも応用できる。
これらの場合請求項3に係る発明のように棒の側面又は高さ方向に位置する覆部本体の側面が棒の側面又は高さよりやや短いものであってもよい。
更に請求項4に係る発明の様に、親棒又は脇棒の覆部と横棒の覆部とを両者の両鍔部を接する様に90度ずらせて向き合わせた場合に、少なくとも両鍔部の四隅の鍔部が重なるそれぞれの鍔部を有し、該重なる部分にそれぞれ係止部材を有する前記した各連結構造を用いることにより前記課題を解決できる。
或いは請求項5に係る発明の様に、親棒又は脇棒の幅方向の長さと親棒又は脇棒の覆部の両鍔部の幅方向の長さの和と、横棒の覆部の鍔部の長手方向の長さとが略一致すると共に、該鍔部の重なる部分にそれぞれ係止部材を有するものであれば不要な突出部を形成せずに安全に用いることができる。
この他、請求項6に係る発明の様に覆部の鍔部の係止部材が孔よりなり、親棒又は脇棒の覆部の鍔部の孔と横棒の覆部の鍔部の孔とが配設の際同一軸芯上に位置するものであり、親棒又は脇棒の覆部の鍔部の孔と横棒の覆部の鍔部の孔とにボルトを挿通した両者を連結する連結構造を用いることにより強度な連結を可能とする。
これらの連結構造に際しては請求項7に係る発明のように少なくとも神輿の親棒又は脇棒と横棒との交差部分において親棒又は脇棒又は横棒のいずれかに配設し、神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結部材であって、該交差部分の接触面以外の面を覆うと共に該棒の他の外周面の形状に合致した覆部本体と、覆部本体から交差面に略平行方向に該棒の幅方向両側に突出した鍔部と、該鍔部に形成した係止部材とを有する覆部からなる連結部材を用いることにより極めて簡単に用いることができる。
或いは請求項8に係る発明の様に該交差部分の接触部分以外であって少なくとも接触部分の対向面の形状に合致した部分を有する該棒を覆う覆部本体と、覆部本体から交差部分に略平行方向に該棒の幅方向両側に突出した鍔部と、該鍔部に形成した係止部材とを有する覆部からなる連結部材を用いてもよい。
又、請求項9に係る発明の様に棒の側面又は高さ方向に位置する覆部本体の側面が棒の側面又は高さよりやや短いものであってもよい。
これらの場合、この連結部材は請求項10に係る発明の様に覆部の鍔部と覆部の覆部本体との間にリブ部を有するものであっても、或いは請求項11に係る発明のように覆部及び/又はリブ部が金属製部材より構成されているものであっても、請求項12に係る発明の様に覆部本体の該棒との接触面に羅紗等を含む布部材又はゴム部材を配設した連結部材を用いてもよい。
まず、請求項1に係る発明により麻紐を用いずかつ専門の職人によらずに簡単に親棒又は脇棒と横棒とを連結できると共にその取り外しも容易であり、更には親棒又は脇棒と横棒とをずれや外れ等せずに確実に連結できることから安全性の確保も可能である。
特に重量のある神輿を揺すっても連結部分が緩む等の弊害が生ぜずにきっちりと連結ができるものである。
次に請求項2に係る発明により、神輿に使用される棒がいわゆる角棒である場合に限らず丸棒や他の形状の棒であっても同様に麻紐を用いずかつ専門の職人によらずに簡単に親棒又は脇棒と横棒とを連結でき、かつその連結は強固に行えるという効果を有する。
これらの場合、請求項3に係る発明により両覆部の鍔部間の間を広く採ることができ、連結の強度を上げることができるという効果を有する。
又、請求項4に係る発明により、親棒又は脇棒の覆部と横棒の覆部とを嵌着配設した際、両者の鍔部が重なることとなり、この鍔部の係止部材によりきっちりと強固に取り付ける事ができるという効果を有する。
請求項5に係る発明によれば、親棒又は脇棒の覆部と横棒の覆部とを嵌着配設した際、両者の鍔部が一致して不要な突出部を形成せずに安全に用いることができ、更には両者の鍔部が重なることとなり両者の係止の便宜が図れるという効果を有する。
請求項6に係る発明によれば、親棒又は脇棒の覆部と横棒の覆部とを両者の係止部材である孔を介してボルトにより強固に連結できるという効果を有する。
又、請求項7に係る発明によれば本連結構造に用いるべき覆部からなる連結部材を提供できるという効果を有する。
請求項8に係る発明によっても同様に例えば丸棒等の棒に対しても用いることのできる本連結構造に用いるべき覆部からなる連結部材を提供できるという効果を有する。
これらの場合、請求項9に係る発明によれば請求項3に係る発明と同様に両覆部の鍔部間の間を広く採ることができ、連結の強度を上げることができるという効果を有する。
請求項10に係る発明のリブ部によって特に鍔部の強度を増すことができ、不要なる鍔部の変形を防ぎ、強固なる連結を図ることができるという効果を有する。
又、請求項11に係る発明によって、部材自体を極めて強度の高い部材によって構成でき、連結の強度を高めることができるという効果を有する。
更に請求項12に係る発明によって、神輿の棒に対して傷等を付ける事を防げると共に棒から伝わる担ぎ手の力を弱めて連結部材に伝えることができるという効果を有する。
本発明は、親棒10と脇棒とを横棒12にきっちりと連結するため神輿1の担ぎ棒の連結構造であり、図1は親棒10と横棒12とが本発明に係る神輿の担ぎ棒の連結構造の一実施例により連結している状態を示す一部拡大図である。
尚、本図は親棒10と横棒12の連結構造を示すが、親棒10に代えて脇棒と横棒12との連結構造に用いても同様である。
まず、親棒10の上部であってこの親棒10と直交する直角方向に横棒12が載置されており、この両者の交差部にそれぞれ親棒10と横棒12との接触面100、120以外を覆う該棒の外周の形状に合致した覆部2、2´を配設し、それぞれの覆部2、2´の鍔部23、23´の孔24、24´同志をボルト25止めして連結しているものである。
即ち、まず親棒10の覆部2に関しては、親棒10と横棒12との交差部であって親棒10の横棒12との接触面100以外の面を覆う該棒10の外周の形状に合致した覆部本体20と、交差面に平行に棒の幅方向両側に突出した鍔部23とを有するものであり、本図に示す角棒状態の親棒10には、親棒10の底面部101を覆う底部覆部21と親棒10の両側面102を覆うそれぞれの側面覆部22とを有し、この側面覆部22は親棒10の側面の高さとほぼ同様又はやや短い高さを有する側面覆部22であって、底部覆部21と側面覆部22とは連設形成されている。
更に側面覆部22の開口方向の端辺部201には外側方向に向かって鍔部23が連設形成されていると共にこの鍔部23には係止部材である孔24が設けられている。
この様な鍔部23と側面覆部22との間にはリブ部26が設けられ、鍔部23が側面覆部22方向又は開口方向に折れ曲がることを阻止している。
この様な親棒10の上部に載置されている横棒12にも同様に覆部2´が配置されており、親棒10との接触面120以外の面を覆う該棒12の外周の形状に合致した覆部本体20´と、交差面と平行に棒12の幅方向両側に外側へ突出した鍔部23´とを有する。
即ち、横棒12の上面121を覆う上部覆部21´と横棒12の両側面122を覆うそれぞれの側面覆部22´とを有し、この側面覆部22´は横棒12の側面122の高さとほぼ同様又はやや短い高さを有する側面覆部22´であって、上部覆部21´と側面覆部22´とは連設形成されている。
更に側面覆部22´の開口方向の端辺部201´には外側方向に向かって鍔部23´が連設形成されていると共にこの鍔部23´には係止部材である孔24´が設けられている。
この様な鍔部23´と側面覆部22´との間にはリブ部26´が設けられ、鍔部23´が側面覆部22´方向又は開口方向に折れ曲がることを阻止している。 この様に、親棒10と横棒12が交差し、該交差箇所の親棒10と横棒12とにそれぞれ覆部2、2´を配置すると、親棒10の覆部2の鍔部23は該交差部の横棒12の幅方向に突出することとなり、更に横棒12の覆部2´の鍔部23´は該交差部の親棒10の幅方向に突出することとなる。
この場合、両者の鍔部23、23´の重なり合う部分であって同一軸芯上にはそれぞれ孔24、24´を有しており、この両者の孔24、24´を連通するボルト25を嵌入してナット等で締め止めすることにより、親棒10の覆部2と横棒12の覆部2´とをそれぞれ横棒、親棒方向の接触面方向に圧着することができる。
この場合覆部2、2´同志が接している必要はなく、棒を圧着状態で覆部2、2´2同士が圧着していればよい。
以上の様に、重量のある神輿1であっても親棒10と横棒12の交差部において両者がずれることや外れることがなくきっちりと連結することができる。
尚、覆部2、2´の鍔部23、23´によって両者を連結しているものであることから、この鍔部23、23´には多大な力が掛るが、リブ部26、26´を設けていることから鍔部23、23´の変形を阻止できるものである。
又、覆部2、2´の親棒10、脇棒或いは横棒12との接触面には例えば羅紗等の布部材27やゴム部材を有することにより角棒の接触面の保護が図れると共に角棒に掛った力の衝撃を低減することが可能である。
更に、本図においてはボルトとナットで両者を締め付けるが、例えば一の覆部2の鍔部23に捩子部を有し、他の覆部2´の鍔部23´には孔を有し、該捩子部をこの孔に嵌入してナット等で締め付けることにより両者を止着する係止部材を有するものであってもよい。
或いは他の公知の係止部材を用いて両者を止着するものであってもよい。
従って、少なくともそれぞれの覆部2、2´の鍔部23、23´に係止部材を有し、その係止部材同士により或いは鍔部に設けた係止部材を介して別係止部材を更に用いて両者を止着するものであってもよい。
以上の様に親棒10又は脇棒と横棒12とのそれぞれの覆部2、2´は、それぞれ90度ずらして配設するものであり、例えば同一の太さ形状の担ぎ棒であれば、同じ形状の覆部2、2´からなる連結部材をそれぞれに配置することにより、本連結構造を構成できるものである。
図2は、図1に示す神輿1の親棒10、脇棒或いは横棒12からなる担ぎ棒の連結構造の覆部2からなる各連結部材を示す図であり、交差する担ぎ棒の接触面100に対向する面101に位置する底部又は上部覆部21と、交差する担ぎ棒の接触面100にそれぞれ連接する側面を覆う側面覆部22と、この側面覆部22の開口方向の端辺部201には外側方向に向かって鍔部23を有し、略U字形状の本体20に鍔部23を有する覆部2からなる。
更に鍔部23と側面覆部22との間にはリブ部26が設けられている。
この様な鍔部23の両端方向にはそれぞれ孔24が設けられており、係止部材を構成する。
尚、本覆部2に関しては、例えば金属部材等より構成されることが最も強度を保つことができ望ましいが、強度を確保可能である硬質樹脂製の部材で構成されるものであってもよい。
例えば、各部材を溶接等により成形するのみならず、一の鉄板等を折り曲げ成形することにより底部又は上部覆部21と両側面覆部22と鍔部23とを形成し、更にリブ部26を溶接形成して製造するものであってもよい。
尚、底部又は上部覆部21と両側面覆部22は、それぞれ担ぎ棒の面形状に合致した形状であることが最も望ましいが、これに限らず若干形状が異なるものであってもよく、少なくとも覆部2内にきっちりと担ぎ棒が止着可能であればよい。
特に担ぎ棒として角棒を用いずに丸棒を用いた場合等においては、底部又は上部覆部21は棒の形状に合致した断面弧状形状で構成し、両側面覆部22は弧状形状のみならず平面形状を用いたものであってもよい。
これによっても、しっかりと止着可能である。
本図に示すように親棒10又は脇棒と横棒12との各連結部材は、両者の両鍔部23、23´を接する方向で90度ずらせて向き合わせて棒に嵌着するものであり、鍔部23のそれぞれの四隅が他の鍔部23´のそれぞれの四隅に90度ずれて重なると共に該重なる位置に係止部材が配設されているものである。
図3は、図1に示す止着状態を分解した状態を示す図である。
この様に親棒10と横棒12との交差部に上下方向からそれぞれ覆部2、2´を配設して、ボルト25等によって締め付けることにより、きっちりと親棒10と横棒12とを止着でき、更にはボルト25等を緩めて外すことにより、簡単に取り外しができる。
尚、例えば本図に示すように親棒10の交差面である接触面100と対向する面101には覆部2の配設位置を特定し、底部覆部21の端辺を係止可能な押さえ部103を形成してもよい。
本図では底部覆部21の配設位置に凹みを設け、この底部覆部21を嵌め込み可能に形成した状態を示すものであり、この凹みの外部端辺部の位置が押さえ部103となる。
更に、本図においては親棒10の交差部の交差面である接触面100には凹部104を有し、横棒12の交差部の交差面である接触面120には凸部124を有している。
この親棒10の凹部104に横棒12の凸部124を嵌入することにより、定位置できっちりと親棒10と横棒12とを交差できると共に、神輿組立時の位置決めの便宜が図れ、神輿1を担いでいる際の棒同士のずれを防ぐ事ができる。
図4は、神輿1の親棒10及び脇棒11に関し、横棒12との接触部分で本発明に係る神輿の担ぎ棒の連結部材を用いて、神輿1を構成した状態を示す神輿全体の上面図である。
本図に示す様に親棒10及び脇棒11のそれぞれの横棒12との接触部分である交差部が本発明に係る神輿の担ぎ棒の連結部材を用いて連結されており、それぞれの交差部がきっちりと止着されており、神輿1を担いだ際にも何等棒同士がずれることがないばかりでなく外れることもなく、安全に神輿を担ぐことができる。
図5は、図4の側面から視認した状態を示す図であり、脇棒11と横棒12とはその交差部で本発明に係る神輿の担ぎ棒の連結部材によりきっちりと止着されている。
尚、この連結部材の配設箇所は通常は横棒12が邪魔であることから担ぎ手は肩を入れないが、安全のために或いは担いでしまった際の担ぎ易さを考慮して晒等を巻いておくことによりこの部分で担ぐことも可能である。
もとより担ぎ棒の形状に合致していることから、違和感なく担ぐことも可能である。
図6は、親棒10が角棒であり、横棒12が丸棒である場合の本発明に係る神輿の担ぎ棒の連結部材の覆部の一実施例を示す図である。
本図に示すように親棒10に配置する覆部2の底部は棒が角棒であることから底部覆部21は平面形状であり、更に側面覆部22も平面形状で端辺部201には鍔部23を有する。
横棒12は丸棒であることから覆部2´の上面部覆部21´は断面弧状形状よりなり、更に側面覆部22´は平面形状からなり、端辺部201´には鍔部23´を有する。
従って、接触部分の対向面である丸棒12の弧状の形状に合致した弧状形状部分と、いわゆる丸棒12の側面を覆う部分とからなる覆部本体20´と、覆部本体20´から交差部分に略平行方向に該棒12の幅方向両側に突出した鍔部23´とからなっているものである。
更に各鍔部23、23´にはそれぞれ両端部方向に係止部材である孔24、24´を有している。
この鍔部23、23´同志は係止部材である孔24、24´にボルト25を挿入して両者を係止している。
これにより、丸棒12は覆部2´の弧状形状部分によりきっちりと押さえられ、棒の交差方向に止着されることとなる。
従って、前記した角棒に限らず丸棒においても本発明に係る神輿の担ぎ棒の連結部材を用いることができる。
本図には示していないが、例えば脇棒が丸棒で横棒が丸棒であっても覆部の接触面の対向面が断面弧状形状で、更に側面覆部を平面形状或いは必要に応じて弧状形状に構成することにより、鍔部同志の係止部材を介して両覆部を止着することができる。
図7は、交差した棒同士の太さが異なる場合の本発明に係る神輿の担ぎ棒の連結部材の覆部2、2´の一実施例を示す図である。
本図に示すように脇棒11は横棒12よりも太い角棒からなり、脇棒11に配置する覆部2の底部覆部21は平面形状であり、更に側面覆部22も平面形状で端辺部201には鍔部23を有する。
横棒12は脇棒11より細い角棒からなり、同様に覆部2´の上部覆部21´は平面形状であり、更に側面覆部22も平面形状で端辺部201´には鍔部23´を有する。
更に、この鍔部23、23´同志は係止部材である孔24、24´にボルト25を挿通して両者をボルト止めにて係止している。
この場合、横棒12の覆部2´は少なくとも脇棒11の幅及び脇棒11の覆部2の鍔部23の幅の長さまで横棒12を覆うことが必要であり、又脇棒11の覆部2は横棒12の幅及び横棒12の覆部2´の鍔部23´の幅の長さ迄脇棒11を覆えばよく、両者に合致する程度の大きさの覆部23、23´を用いればよいこととなる。
従って、各種の大きさに応じて角棒を覆う覆部23、23´の長さを定めればよく、更には鍔部23、23´の幅をいかにするかで調整を図ることができる。 尚、仮に丸棒を用いた場合にも同様に合致する覆部を用いればよい。
以上の様に、脇棒11に配置する覆部2の両鍔部23、23間の距離即ち脇棒11の幅方向の長さと両鍔部23、23の幅方向の長さの和と、横棒12の覆部2´の鍔部23´の長手方向の長さとが一致する長さ乃至は脇棒11に配置する覆部2の両鍔部23、23に横棒12の覆部2´の鍔部23´に重なる長さのそれぞれの鍔部23、23´を有していればよく、或いは逆に横棒12に配置する覆部2´の両鍔部23´、23´間の距離即ち横棒12の幅方向の長さと両鍔部23´、23´の幅方向の長さの和と、脇棒11の覆部2の鍔部23の長手方向の長さとが一致する長さ乃至は横棒12に配置する覆部2´の両鍔部23´、23´に脇棒11の覆部2の鍔部23に重なる長さのそれぞれの鍔部23、23´を有していればよい。
即ち、一致する場合においては一の担ぎ棒の覆部2の鍔部23の幅と棒の幅の和の長さと、他の担ぎ棒の覆部2´の鍔部23´の長手方向の長さとが一致する鍔部23、23´をそれぞれ有していればよい。
即ち棒の太さに応じて覆部本体20、20´を構成した上で、鍔部23、23´の大きさで両覆部2、2´の鍔部23、23´の重なり部分を形成することにより、両覆部2、2´を連結することができるものである。
尚、係止部材として孔24、24´を用いる場合には、この両覆部2、2´の鍔部23、23´の重なり部分であって同一軸芯上に孔を設けることにより、ボルト止めを確実に行えるものである。
又、これらは脇棒と横棒の関係で明示しているが、脇棒を親棒に代えても同様である。
本発明に係る連結構造の一例を示す図 本発明に係る連結構造の一例を示す図 本発明に係る連結構造の一例を示す図 本発明に係る連結構造を神輿に用いた一例を示す図 本発明に係る連結構造を神輿に用いた一例を示す図 本発明に係る連結構造の他の一例を示す図 本発明に係る連結構造の他の一例を示す図
符号の説明
1 神輿
10 親棒
100 接触面
101 底面
102 側面
103 押え部
104 凹部
11 脇棒
110 接触面
111 底面
112 側面
12 横棒
120 接触面
121 上面
122 側面
124 凸部
2 覆部
20 覆部本体
201 開口端辺部
21 底部覆部・上部覆部
22 側面覆部
23 鍔部
24 孔
25 ボルト
26 リブ部
27 布製部材

Claims (12)

  1. 神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結構造であって、
    親棒又は脇棒と横棒との交差部分において親棒又は脇棒と横棒との接触面以外の面を覆うと共に親棒又は脇棒の他の外周面の形状に合致した覆部本体20と、覆部本体20から交差面に略平行方向に該棒の幅方向両側に突出した鍔部23と、該鍔部に係止部材とを有する親棒又は脇棒の覆部2と、
    親棒又は脇棒と横棒との交差部分において親棒又は脇棒と横棒との接触面以外の面を覆うと共に横棒の他の外周面の形状に合致した覆部本体20´と、覆部本体20´から交差面に略平行方向に該棒の幅方向両側に突出した鍔部23´と、該鍔部23´に係止部材とを有する横棒の覆部2´とからなり、
    神輿の親棒又は脇棒と横棒との交差部分に、親棒又は脇棒の覆部2を親棒又は脇棒に嵌着すると共に横棒の覆部2´を横棒に嵌着し、それぞれの鍔部23、23´に設けた係止部材により親棒又は脇棒の覆部2と横棒の覆部2´とを接触面方向に圧着することにより神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結することを特徴とする神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結構造。
  2. 神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結構造であって、
    親棒又は脇棒と横棒との交差部分において親棒又は脇棒と横棒との接触部分以外であって少なくとも接触部分の対向面の形状に合致した部分を有する親棒又は脇棒を覆う覆部本体20と、覆部本体20から交差部分に略平行方向に該棒の幅方向両側に突出した鍔部23と、該鍔部23に係止部材とを有する親棒又は脇棒の覆部2と、
    親棒又は脇棒と横棒との交差部分において親棒又は脇棒と横棒との接触部分以外であって少なくとも接触部分の対向面の形状に合致した部分を有する横棒を覆う覆部本体20´と、覆部本体20´から交差部分に略平行方向に該棒の幅方向両側に突出した鍔部23´と、該鍔部23´に係止部材とを有する横棒の覆部2´とからなり、
    神輿の親棒又は脇棒と横棒との交差部分に、親棒又は脇棒の覆部2を親棒又は脇棒に嵌着すると共に横棒の覆部2´を横棒に嵌着し、それぞれの鍔部23、23´に設けた係止部材により親棒又は脇棒の覆部2と横棒の覆部2´とを圧着することにより神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結することを特徴とする神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結構造。
  3. 棒の側面又は高さ方向に位置する覆部本体20、20´の側面が棒の側面又は高さよりやや短い事を特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結構造。
  4. 親棒又は脇棒の覆部2と横棒の覆部2´とを両者の両鍔部23、23´を接する方向で90度ずらせて向き合わせた場合に、少なくとも両者の鍔部23、23´の四隅が重なるそれぞれの鍔部23、23´を有すると共に、該重なる部分にそれぞれ係止部材を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結構造。
  5. 親棒又は脇棒の幅方向の長さと親棒又は脇棒の覆部2の両鍔部23、23の幅方向の長さとの和と、横棒の覆部2´の鍔部23´の長手方向の長さとが略一致すると共に、両者の該鍔部23、23´の重なる部分にそれぞれ係止部材を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結構造。
  6. 覆部2、2´の鍔部23、23´の係止部材が孔24、24´よりなり、親棒又は脇棒の覆部2の鍔部23の孔24と横棒の覆部2´の鍔部23´の孔24´とが配設の際同一軸芯上に位置するものであり、親棒又は脇棒の覆部2の鍔部23の孔24と横棒の覆部2´の鍔部23´の孔24´とにボルト25を挿通することにより親棒又は脇棒の覆部2と横棒の覆部2´を棒の接触方向に圧着することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結構造。
  7. 少なくとも神輿の親棒又は脇棒と横棒との交差部分において親棒又は脇棒又は横棒のいずれかに配設し、神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結部材であって、
    該交差部分の接触面以外の面を覆うと共に該棒の他の外周面の形状に合致した覆部本体20と、覆部本体20から交差面に略平行方向に該棒の幅方向両側に突出した鍔部23と、該鍔部23に形成した係止部材とを有する覆部2からなることを特徴とする神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結部材。
  8. 少なくとも神輿の親棒又は脇棒と横棒との交差部分において親棒又は脇棒又は横棒のいずれかに配設し、神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結部材であって、
    該交差部分の接触部分以外であって少なくとも接触部分の対向面の形状に合致した部分を有する該棒を覆う覆部本体20と、覆部本体20から交差部分に略平行方向に該棒の幅方向両側に突出した鍔部23と、該鍔部23に形成した係止部材とを有する覆部2からなることを特徴とする神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結部材。
  9. 棒の側面又は高さ方向に位置する覆部本体20の側面が棒の側面又は高さよりやや短い事を特徴とする請求項7又は8のいずれかに記載の神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結部材。
  10. 覆部2の鍔部23と覆部2の覆部本体20との間にリブ部26を有することを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結部材。
  11. 覆部2及び/又はリブ部26を金属製部材で構成したことを特徴とする請求項7乃至10のいずれかに記載の神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結部材。
  12. 覆部本体20の該棒との接触面に羅紗等を含む布部材又はゴム部材を配設したことを特徴とする請求項7乃至11のいずれかに記載の神輿の親棒又は脇棒と横棒とを連結する連結部材。
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