JP4441289B2 - 液体吸引装置 - Google Patents

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Description

この発明は、容器に収納された液体を吸引するための液体吸引装置に関するものであり、特に、分析用試薬が収納された容器から試薬を吸引し、その試薬を供給管を通じて臨床検査装置へ供給するために用いられる試薬吸引装置などの液体吸引装置に関するものである。
従来、臨床検査の分野においては、省力化及び測定精度向上のために自動化が進められてきた。すなわち、一定量の液体を分注するための分注装置、検体を一定倍率に稀釈するための稀釈装置、さらには、検体の定量、試薬の分注から測定に至るまでを全自動で行う自動分析装置などの臨床検査装置が開発されてきた。
これらの臨床検査装置では、分析用試薬の入った容器の開口部に可撓性チューブ等の供給管を接続し、容器内から吸引した試薬をその供給管を通じて所定箇所へ供給するようにしている。
一方、容器内には分析用試薬に挿入される吸引チューブが配され、容器内の試薬はその吸引チューブから吸引され、前記供給管を通じて臨床検査装置へ供給されるようになっている。
そして、その吸引チューブとして、可撓性チューブや硬質パイプを用いたものや、吸引チューブが試薬容器内で液面に浮き上がるのを防止するために、吸引チューブの先に一定重さの部材を接続しその部材に吸引孔を設けたものが用いられている。
しかし、可撓性吸引チューブや硬質の吸引パイプを用いたものや、吸引チューブの先に一定重さの部材を接続しその部材に吸引孔を設けたものは、容器内の試薬の残量が少なくなったときに試薬を吸引すると試薬と空気を同時に吸い込んでしまうため、吸引された試薬の中に気泡が発生していた。
発生した気泡のうち大きなものは比較的短時間で消失するが、微細な気泡は消失するまでにかなり時間がかかる。また、試薬中に界面活性剤が含まれていると、一旦気泡が発生するとなかなか消失しない。
このため、例えば粒子計数装置で測定試料中の粒子数を測定する場合、発生した気泡を誤って粒子として計数してしまい、測定試料中の粒子数が正確に求められなくなるという問題があった。
また、吸光度を測定して試料中に存在する測定対象物の濃度を求めるような装置においては、微細な気泡により吸光度が変化してしまい、正確な濃度が求められなくなるという問題があった。
これに対し、(1)液体容器の液体に浸漬され容器の底部に向かって開口した円筒中空部を有する錘と、その中空部に接続され容器の開口から引出される接続管を備え、接続管を介して液体を外部へ吸引して液面が錘の底部開口より低くなると、錘の中空部を満たしていた液体が一気に空気と置換され、それ以降は空気だけが吸引されるようにしたもの(例えば、特許文献1参照)や、
(2)液体容器の液体に浸漬される吸引パイプと、吸引パイプの先端近傍に設けられ液体容器の液位の低下に伴って吸引パイプの先端開口を徐々に閉鎖するフロート弁を備えたもの(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
特開平8−278235号公報 特開平9−297146号公報
しかしながら、上記(1)のものでは、液体容器の液体が所定量より少なくなった後には空気が吸引される。また、上記(2)のものでは、吸引パイプの先端が液位と共に徐々に閉じられるので、液体の吸引が停止する寸前に空気が混入して吸引される危険性がある。従って、分析装置や検査装置の種類によっては、その適用が難しいことがある。
この発明の課題は、容器中の液体の残量が一定量まで少なくなったときに液体と空気の吸引を完全に停止することができる簡単な構成の液体吸引装置を提供することにある。
この発明は、容器内に容器上部の開口を介して挿入され液体中に浸漬される先端部材と、先端部材に設けられ流入口と排出口を有する液体貯留室と、排出口に接続され容器開口から延出する吸引管と、液体貯留室内に設けられ排出口を開閉するためのフロート部材と、第1および第2大気開放口を有し容器開口に取り付けられる基端部材と、第1大気開放口と液体貯留室とを連通する第1連通部と、第2大気開放口と吸引管とを連通する第2連通部と、第1および第2大気開放口をそれぞれ開閉する第1および第2開閉手段とを備え、先端部材が液体中に浸漬されたときに液体が液体貯留室に貯留されフロート部材が浮上して排出口が開放され、容器内の液体は流入口と液体貯留室と排出口と吸引管を介して外部へ吸引され、容器内の液体が減少して所定量以下になったとき貯留液体が流入口から排出されフロート部材によって排出口が閉鎖されるように構成された液体吸引装置を提供するものである。
容器内の液体が減少して所定量以下になったとき貯留室の貯留液体が排出されフロート部材によって排出口が閉鎖されるので、吸引管への液体の吸引が完全に停止され、かつ、空気も吸引されることがない。
この発明による液体吸引装置の特徴は、容器内に容器上部の開口を介して挿入され液体中に浸漬される先端部材と、先端部材に設けられ流入口と排出口を有する液体貯留室と、排出口に接続され容器開口から延出する吸引管と、貯留室内に設けられ排出口を開閉するためのフロート部材とを備え、先端部材が液体中に浸漬されたときに液体が貯留室に貯留されフロート部材が浮上して排出口が開放され、容器内の液体は流入口と貯留室と排出口と吸引管を介して外部へ吸引され、容器内の液体が減少して所定量以下になったとき貯留液体が流入口から排出されフロート部材によって排出口が閉鎖されるように構成された点にある。
先端部材は、液体よりも比重の大きい材料で形成されて液体中に自重で浸漬するものであってもよいが、容器開口から挿入した柱状部材によって強制的に浸漬されるものであってもよい。液体が溶血剤のような試薬である場合が多いので、先端部材は耐薬品性の材料で形成されることが好ましい。
そこで、自重で浸漬するものの場合には、比重が液体より十分大きく耐薬品性を有する材料として、例えばステンレス鋼(SUS316)が用いられる。
自重で浸漬しなくてもよい場合には、耐薬品性樹脂、例えば、ポリアセタール樹脂,塩化ビニル樹脂などが用いられる。また、液体貯留室の流入口は、先端部材が液体中に浸漬されたときに、容器の底面に対向するように形成されることが好ましい。さらに、流入口は開口面積が排出口よりも十分に大きいことが好ましい。
貯留室に設けられ排出口を開閉するためのフロート部材には、液体より比重の小さい材料、例えば、エチレンプロピレンゴムやシリコンゴムの発泡材が好適に用いられる。また、フロート部材は、排出口を開閉するために、排出口の開口径より大きい外径を有する球状体が好適である。
排出口に接続され容器開口から延出する吸引管としては、耐薬品性を有するシリコンチューブ,ウレタンチューブ又はテフロン(登録商標)チューブなどの可撓性チューブや、塩化ビニルパイプ又はステンレスパイプなどの硬質パイプを用いることができる。
貯留室は、排出口よりも低い位置に流入口を備え、容器内の液体が減少して流入口から空気が流入することにより、貯留液体が流入口から排出され、フロート部材によって排出口が閉鎖されるようにしてもよい。
また、貯留室は、流入口を備えた第1室と、第1室に連通し排出口を備えた第2室とを備え、フロート部材は第2室に収容されるようにしてもよい。
この液体吸引装置は、第1および第2大気開放口を有し容器開口に取り付けられる基端部材と、第1大気開放口と貯留室とを連通する第1連通部と、第2大気開放口と吸引管を連通する第2連通部と、第1および第2大気開放口をそれぞれ開閉する第1および第2開閉手段をさらに備えてもよい。
また、吸引管は柱状部材内に設けられてもよい。
この場合、第1および第2大気開放口は、先端部材が液中に浸漬された時に第1および第2開閉手段により開放され、容器内の液体が吸引管を介して外部へ吸引される時に第1および第2開閉手段により閉鎖されるようにしてもよい。
また、柱状部材をさらに備え、柱状部材の一端は先端部材に、他端は基端部材にそれぞれ結合されてもよい。なお、吸引管は柱状部材内に設けられてもよい。
実施例
以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳述する。これによって、この発明が限定されるものではない。
液体吸引装置の構成
図1は液体吸引装置が液体容器に挿入され液体容器に固定される前の液体吸引装置と液体容器の縦断面図である。
同図に示すように、液体吸引装置1は、液体容器100の上部開口を介して挿入されて液体101の中に浸漬される先端部材2と、液体容器100の上部開口に取り付けられる基端部材3と、一端が先端部材2にねじで結合され他端が基端部材3にねじで結合された柱状部材4を備える。
先端部材2は、液体101を貯留するための貯留室7と、貯留室7へ液体101が流入する流入口5と、貯留室7から液体101が排出する排出口6と、貯留室7を大気に開放するための流路9と、液体を流入口5から貯留室7および排出口6を介して吸引するための流路8と、貯留室7内に上下方向に移動可能に設けられ液体101よりも比重の小さい球状のフロート部材10と、フロート部材10によって排出口6を密閉するためのOリング11を備える。また、流路8,9の各端部にはニップル8a,9aが設けられている。
なお、貯留室7は、流入口5を備えた第1室と、第1室に連通し排出口6を備えた第2室とを備え、フロート部材10は第2室に収容される。
図2は基端部材3の上面図、図3は図2のA−A矢視断面図である。
図3に示すように、基端部材3は本体部材12と、本体部材12に上から矢印A,B方向に摺動可能に装着されるキャップ部材13を備える。本体部材12には縦方向に中継流路14,15が形成されている。
中継流路14の両端にはそれぞれニップル14a,14bが接続され、中継流路15の下端にはニップル15aが接続されている。キャップ部材13には中継流路15の上端に対向する位置に弾性部材16が設置され、キャップ部材13が矢印A方向に移動するときに弾性部材16が中継流路15の上端を閉鎖するようになっている。
また、キャップ部材13はニップル14bに対向する位置に開口17を有し、ニップル14bは開口17を介してキャップ部材13から常時突出し、外部装置からの吸引チューブ(図示しない)が接続される。
図4は図2のB−B矢視断面図である。同図に示すように、基端部材3は、キャップ部材13を本体部材12から矢印B方向に弾性的に引き離すためのスプリング18と、その引き離し距離を調整するための調整ボルト19とを備える。
さらに、本体部材3は、一端が本体部材3の上面に開放され、他端が図3の中継流路14に接続される大気開放用の流路20を有する。キャップ部材13には流路20の開放端に対向して弾性部材21が設置され、キャップ部材13が矢印A方向に移動するとき、弾性部材21が流路20の開放端を閉鎖するようになっている。
図5は図2のC−C矢視断面図である。
同図に示すように、本体部材12は縦方向の貫通孔22を有し、キャップ部材13は貫通孔22と同軸の開口23を有し、図1に示す液体容器100の内部が貫通孔22と開口23を介して常時大気に開放されるようになっている。
図6は先端部材2の底面図、図7は図6のD−D矢視断面図である。
これらの図に示すように流入口5は、排出口6の開口面積の10倍以上の開口面積を有するように形成されている。従って、後述するように、液体101が所定量以下になると、貯留室7の液体が一瞬に流入口5を介して空気と置換され、フロート部材10が瞬時に排出口6を閉鎖することができる。
また、図1に示すように、基端部材3のニップル14a,15aは、それぞれ先端部材2のニップル8a,9aに可撓性チューブ24,25で接続される。また、本体部材12の外周面からフランジ状の係止片26が水平方向に突出し、本体部材12が液体容器100の上部開口に挿入されるとき、係止片26によって本体部材12が開口縁部に係止するようになっている。
なお、図1のキャップ102は、液体容器100の付属品であり、その上部開口をねじで開閉するものであるが、この発明の液体吸引装置1を用いる場合には、キャップ102に予め挿入用の穴が加工されている。また、キャップ部材13の下端縁はフランジ状に外へ突出する係止片27を有し、キャップ102の締め付け時にキャップ102の穴の縁部に係止し、締め付け動作に伴ってキャップ部材13が矢印A方向(図4)に下降するようになっている。
使用方法
このような構成において、図1のニップル14bに図示しない外部装置(例えば、臨床検査装置)の吸引チューブが接続され、使用者により液体吸引装置1が、液体容器100に付属するキャップ102の穴を介して液体容器100の中へ挿入される。液体容器100は液位Lの液体101を収容している。図1のように、先端部材2の先端が液体容器101の底面に接触し、基端部材3が液体容器100の上部開口に保持される。
この時、キャップ102は液体容器100の開口のねじに全く締め付けられていない状態にあり、基端部材3は、図4に示すようにキャップ部材13が矢印B方向に上昇した状態にある。従って、流路20(図4)を介して中継流路14(図1)が大気に開放されると共に、流路15(図1)を介して貯留室7が大気に開放されているので、連通管の原理により、液体101は流入口5から貯留室7へ流入し、貯留室7を充満させる。フロート部材10は貯留室7内の液体101の浮力を受けて上昇し、排出口6から離れ、液体101は、可撓性チューブ24,25内を液体101の液位Lと同じ高さまで上昇する。
次に、使用者により図8に示すように、キャップ102のねじが締め付けられると、それに伴ってキャップ102が係止片27(図1,図3)に係止してキャップ部材13が引き下げられ、中継流路15の開放端および流路20(図4)の開放端が、それぞれ弾性部材16および21により閉鎖される。
次に、ニップル14bを介して外部装置から陰圧が印加されると、液体101は図9に示すように、流入口5から貯留室7,排出口6,流路8,可撓性チューブ24,中継流路14およびニップル14bを通って外部装置へ吸引され、液位Lが徐々に低下する。この時、可撓性チューブ25内の液体の液位は中継流路15が閉鎖されているので図1の液位Lと同じ高さに維持される。
そして、液体容器100の液位Lが図10に示すように流入口5よりも低くなり、空気が流入口5より流入すると、可撓性チューブ25および貯留室7に貯留されていた液体101は、一瞬にしてその空気と置換されて流入口5から脱出する。それと同時に、フロート部材10が落下して排出口6を密閉する。
従って、それ以後は外部装置からの陰圧が継続して印加されても、その陰圧によってフロート部材10が排出口6に強固に密着し、液体101は流路8,可撓性チューブ24および中継流路14の中にそのまま残留するので、外部装置へ空気が吸引されることがない。
やがて、外部装置が吸引不能であることを検知して吸引動作を停止する。そして、使用者により図1に示す状態までキャップ102のねじがゆるめられると、中継流路14が大気に開放されるので、中継流路14,可撓性チューブ24および流路8に残留していた液体は流入口5を介して容器100内へ排出される。
従って、排出口6に密着していたフロート部材10が排出口6から開放される。そこで、使用者は外部装置を接続したまま、液体吸引装置1を液体容器100から抜き出し、新しい液体容器に図1のように装着する。それによって、前述と同様の吸引動作を容易にくり返すことができる。
この発明の液体吸引装置が液体容器に挿入され液体容器に固定される前の液体吸引装置の縦断面図である。 この発明の液体吸引装置の基端部材の上面図である。 図2のA−A矢視断面図である。 図2のB−B矢視断面図である。 図2のC−C矢視断面図である。 この発明の液体吸引装置の先端部材の底面図である。 図6のD−D矢視断面図である。 この発明の液体吸引装置の動作説明図である。 この発明の液体吸引装置の動作説明図である。 この発明の液体吸引装置の動作説明図である。
符号の説明
1 液体吸引装置
2 先端部材
3 基端部材
4 柱状部材
5 流入口
6 排出口
7 貯留室
8 流路
8a ニップル
9 流路
9a ニップル
10 フロート部材
11 Oリング
12 本体部材
13 キャップ部材
14 中継流路
14a ニップル
15 中継流路
15a ニップル
16 弾性部材
17 開口
18 スプリング
19 調整ボルト
20 流路
21 弾性部材
22 貫通孔
23 開口
24 可撓性チューブ
25 可撓性チューブ
26 係止片
27 係止片
100 液体容器
101 液体
102 キャップ

Claims (5)

  1. 容器内に容器上部の開口を介して挿入され液体中に浸漬される先端部材と、
    先端部材に設けられ流入口と排出口を有する液体貯留室と、
    排出口に接続され容器開口から延出する吸引管と、
    液体貯留室内に設けられ排出口を開閉するためのフロート部材と
    第1および第2大気開放口を有し容器開口に取り付けられる基端部材と、
    第1大気開放口と液体貯留室とを連通する第1連通部と、
    第2大気開放口と吸引管とを連通する第2連通部と、
    第1および第2大気開放口をそれぞれ開閉する第1および第2開閉手段とを備え、
    先端部材が液体中に浸漬されたときに液体が液体貯留室に貯留されフロート部材が浮上して排出口が開放され、容器内の液体は流入口と液体貯留室と排出口と吸引管を介して外部へ吸引され、容器内の液体が減少して所定量以下になったとき貯留液体が流入口から排出されフロート部材によって排出口が閉鎖されるように構成された液体吸引装置。
  2. 液体貯留室は、排出口よりも低い位置に流入口を備え、容器内の液体が減少して流入口から空気が流入することにより、貯留液体が流入口から排出され、フロート部材によって排出口が閉鎖される請求項1記載の液体吸引装置。
  3. 液体貯留室は、流入口を備えた第1室と、第1室に連通し排出口を備えた第2室とを備え、フロート部材は第2室に収容される請求項1または2に記載の液体吸引装置。
  4. 第1および第2大気開放口は、先端部材が液中に浸漬された時に第1および第2開閉手段により開放され、容器内の液体が吸引管を介して外部へ吸引される時に第1および第2開閉手段により閉鎖される請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体吸引装置。
  5. 柱状部材をさらに備え、柱状部材の一端は先端部材に、他端は基端部材にそれぞれ結合されてなる請求項1〜のいずれか1項に記載の液体吸引装置。
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