JP4439446B2 - クリープ試験装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、金属材料等の試験片の高温におけるクリープ破断強度又はクリープ特性の測定に使用するクリープ試験装置に関する。
クリープ試験装置は、例えば、金属材料試験片を所定の温度に保持する円筒状の高温炉と、一側に所定の重量の重錘を取付け、他側に高温炉内の金属材料試験片を把持する把持具を設けたレバーアームとにより、高温炉内の金属材料試験片に重錘による静的引張荷重を付与するように構成されている。そして、金属材料試験片が破断すると、重錘が重錘受け台に落下するが、落下時の衝撃及び振動による試験精度を確保するために、重錘受け台の構造を制振性に優れた制振鋼板とゴムとの複合体としている。また、重錘は所定の引張重量に調整可能なように複数(例えば、10〜20個)の分銅を積層する構造としている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−126973号公報(図1)
しかしながら、従来のクリープ試験装置は未だ解決すべき以下のような問題があった。
クリープ試験装置の静的引張荷重が大きい(例えば、最大試験荷重が30トン)場合、重錘と重錘受け台との間の距離が長く(例えば、400〜800mm)なり、このため、金属材料試験片の破断の際、複数の分銅がばらけて落下するので安全上問題であり、また、このため周辺の機器を損傷する恐れがあった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、試験片の破断によって重錘が落下しても、複数の分銅がばらけて落下することが無く、また、周辺の機器を損傷する恐れが無いクリープ試験装置を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係るクリープ試験装置は、一方に載置板上に積層する複数の分銅からなる重錘が懸垂可能で、他方に試験片を把持する把持具を取付けたレバーアーム機構を用い、前記試験片に前記重錘の荷重を増幅した静的引張荷重を付与する縦型荷重式のクリープ試験装置において、
前記載置板が挿通可能な開口部を中央に備え、かつ前記載置板の外径より大きい前記複数の分銅を搭載可能で、かつ昇降手段により昇降して前記重錘の懸垂状態の入切を行う重錘受け台と、
前記重錘受け台に載った複数の分銅及び懸垂された前記分銅の外周を囲みそれぞれ隙間を有して配置された複数の第1の垂直部材を備えた散乱防止柵とを有し、
前記重錘受け台は、前記複数の第1の垂直部材の隙間を挿通する複数の第2の垂直部材で支持され、かつ前記散乱防止柵は左右又は前後の2分割構造となって前記分銅の搬出入が可能であり、しかも、前記重錘受け台の上端と前記重錘の下端との距離を測定する検出手段を設けると共に、前記昇降手段にサーボモータを設け、前記検出手段により測定した前記重錘の下端の直下に僅少の隙間を有して前記重錘受け台を配置する。
本発明に係るクリープ試験装置において、前記散乱防止柵は、前記レバーアーム機構の荷重伝達方向に対して直交する方向に開閉するのが好ましい。
本発明に係るクリープ試験装置において、前記重錘受け台の上部には、緩衝部材を有してもよい。
本発明に係るクリープ試験装置において、前記散乱防止柵、前記重錘受け台及び前記昇降手段の一部を観音開き式の収納ケース内に配置してもよい。
請求項1〜4記載のクリープ試験装置は、載置板が挿通可能な開口部を中央に備え、かつ載置板の外径より大きい複数の分銅を搭載可能で、かつ昇降手段により昇降して重錘の懸垂状態の入切を行う重錘受け台と、重錘受け台に載った複数の分銅及び懸垂された分銅の外周を囲みそれぞれ隙間を有して配置された複数の第1の垂直部材を備えた散乱防止柵とを有し、重錘受け台は、複数の第1の垂直部材の隙間を挿通する複数の第2の垂直部材で支持され、かつ散乱防止柵は左右又は前後の2分割構造となって分銅の搬出入が可能であるので、試験中、試験片の破断によって重錘が落下しても、複数の分銅がばらけて落下することが無く、また、周辺の機器を損傷する恐れが無い。
また、このクリープ試験装置においては、重錘受け台の上端と重錘の下端との距離を測定する検出手段を設けると共に、昇降手段にサーボモータを設け、検出手段により測定した重錘の下端の直下に僅少の隙間を有して重錘受け台を配置しているので、重錘の落下距離を小さく維持でき、これにより、重錘の落下時の衝撃を軽減でき、装置の損傷を防止でき、また、測定精度を高く維持することができる。
特に、請求項2記載のクリープ試験装置においては、散乱防止柵は、レバーアーム機構の荷重伝達方向に対して直交する方向に開閉するので、装置をコンパクトに構成することができる。
請求項3記載のクリープ試験装置においては、重錘受け台の上部には、緩衝部材を有しているので、重錘の落下時の衝撃を軽減でき、装置の損傷を防止でき、また、測定精度を高く維持することができる。
請求項記載のクリープ試験装置においては、散乱防止柵、重錘受け台及び昇降手段の一部を観音開き式の収納ケース内に配置しているので、重錘の落下時、万一、分銅、散乱防止柵、重錘受け台及び昇降手段等が破損して破片が柵部材の外に出ても、安全である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここで、図1は本発明の一実施の形態に係るクリープ試験装置の一部切欠き正面図、図2は同クリープ試験装置の左側面図、図3は同クリープ試験装置の一部切欠き右側面図、図4は同クリープ試験装置の要部一部切欠き正面図、図5は図4の矢視A−A図、図6は図5の矢視B−B図、図7は図5の矢視C−C図、図8は重錘受け台の詳細説明図、図9は図4のa部の拡大図である。
図1〜図4に示すように、本発明の一実施の形態に係るクリープ試験装置10は、一方(入力側)に重錘13が懸垂可能で、他方(出力側)に試験片の一例である金属材料試験片22(以下、単に試験片と呼ぶ)を把持する把持具32を取付けたレバーアーム機構29を用いて、試験片22に重錘13の荷重を増幅した静的引張荷重Wを付与する縦型荷重式の試験装置である。なお、レバーアーム機構29の荷重伝達方向、即ち、重錘13の中心線と試験片22の把持具32の軸心を連結する直線の方向を左右方向、これに直交する方向を前後方向として、以下、詳しく説明する。
図1〜図3に示すように、クリープ試験装置10は、床面(FL)に固定され、形鋼や鋼板等により外形が直方体状に形成された固定架台17と、固定架台17の一側(重錘13の懸垂側)上面に載置、固定され、内部に重錘13が昇降可能な空間を有する外形が直方体状に形成された収納ケース21と、固定架台17の他側(試験片22の把持側)の平面視して矩形(正方形も含む)の上面の四隅部に立設された4本の支柱18と、各支柱18の上端部にねじ締結により固定され、水平に配置された矩形板状の取付ベース19とを有している。そして収納ケース21の上側部は、収納ケース21側に設置された2本の支柱18のそれぞれ上下方向中間部に水平に設けられた固定棒20で固定されている。
固定架台17の上部に立設された4本の支柱18の中央には、試験片22を所定の温度(例えば、400〜1000℃)に保持可能な高温炉の一例である2分割縦型環状式の電気炉11が設けられている。この実質的に密封された円筒状の電気炉11の下端部には、試験片22の下端部に形成された下側接続部22aが突出しており、固定架台17の上部で電気炉11の下方位置にはスクリュージャッキ23が設けられている。スクリュージャッキ23のねじ軸24の先端部は、試験片22の下側接続部22aに連結金具25を介して連結されている。連結金具25の下端と固定架台17との間には、ねじ軸24を覆って伸縮する蛇腹26が設けられている。スクリュージャッキ23は固定架台17に取付けられた減速機付きのモータ27によりチェーン28を介して駆動されるようになっている。
電気炉11の上端部には、試験片22の上端部に形成された上側接続部22bが突出しており、上側接続部22bは電気炉11の軸方向に僅かの距離摺動可能に設けられている。取付ベース19上には、前後方向に間隔をあけて対向して高さの低い対となる軸受ブラケット30が配置されており、対となる軸受ブラケット30間には、2段式のレバーアーム機構29の一段目を構成する補助レバーアーム16の基部が配置され、略水平状態の補助レバーアーム16が軸受ブラケット30の先部の回動中心Pの回りに僅かに回動できるようになっている。
取付ベース19上には更に、前後方向に間隔をあけて対向して高さの高い対となる軸受ブラケット31が補助レバーアーム16の先側を間に挟んで配置されており、対となる軸受ブラケット31間の上側には、レバーアーム機構29の2段目を構成する主レバーアーム14の基部が配置され、略水平状態の主レバーアーム14が軸受ブラケット31の先部の回動中心Oの回りに僅かに回動できるようになっている。
補助レバーアーム16の軸受ブラケット30の近傍(回動中心Pより先側位置)には、補助レバーアーム16の下側を挟んで、公知の構造の把持具32が回動可能に取付けられており、把持具32の下端部には上側接続部22bの上端部が連結されている。
主レバーアーム14の軸受ブラケット31の近傍(回動中心Oより基側位置)には、補助レバーアーム16の上側及び主レバーアーム14の下側を挟んで公知の構造の対となる把持部材33が回動可能に取付けられており、把持部材33の下端部には補助レバーアーム16が回動可能に連結されている。
主レバーアーム14の先端部には、接続金具34を介して断面が円形の吊りロッド35が吊下されており、吊りロッド35の下端部には円状の載置板36が水平に固定されている(図4参照)。ここで、軸受ブラケット31の回動中心Oと把持部材33との水平距離をL11、軸受ブラケット31の回動中心Oと接続金具34との水平距離をL12とすると、主レバーアーム14のレバー比はL11:L12(本実施の形態では1:20)となり、一方、軸受ブラケット30の回動中心Pと把持具32との水平距離をL21、軸受ブラケット30の回動中心Pと把持部材33との水平距離をL22とすると、補助レバーアーム16のレバー比はL21:L22(本実施の形態では1:5)となり、従って、レバーアーム機構29のレバー比はL11×L21:L12×L22(本実施の形態では1:100)となる。従って、本実施の形態では試験片22に静的引張荷重Wを付与するには、重錘13の重量は(W/100)となる。
本実施の形態では、例えば、試験片22が1mm伸びると、重錘13は約100mm下がることになる。また、試験片22にW=30トン付与するには、重錘13の重量は300Kgとなり、重錘13は載置板36上に積層する複数(本実施の形態では15個)の分銅12からなるので、分銅12の単重は20Kg/個となる。
図1及び図4に示すように、重錘13が懸垂されて水平状態の主レバーアーム14が軸受ブラケット31の回動中心Oの廻りに時計方向に回動すると、接続金具34の取付中心は位置Tから電気炉11側の下方位置Uに移動して、吊りロッド35も電気炉11側に移動する。位置Tと位置Uとの垂直距離はJ(本実施の形態ではJ=400mm)である。また、位置Tと位置Uとの水平距離はX(本実施の形態ではX=40mm)である。
図1に示すように、主レバーアーム14の基端部には、水平移動可能な重量調整用ウエイト37が取付けられており、補助レバーアーム16の先端部には円板状の対となるバランスウエイト38が取付けられている。重量調整用ウエイト37及びバランスウエイト38により、レバーアーム機構29に試験片22及び重錘13が取付けられていない状態では、主レバーアーム14及び補助レバーアーム16は略水平に保持されるようになっている。
図1に示すように、収納ケース21側の2本の支柱18にはそれぞれ、支柱18と電気炉11との間に垂直に配置された一本の固定軸39が、上下に配置された取付ブラケット40、41を介して取付けられている。電気炉11は2分割(縦割り)され、分割部分のそれぞれの収納ケース21側の端部の上下に回動ブラケット42、43及び44、45が設けられており、電気炉11を固定軸39の廻りに観音開きすることができるようになっている。
図4〜図9に示すように、重錘13が上下動する収納ケース21内には、吊りロッド35の先端に設けられた載置板36が挿通可能な開口部36aを中央に備え、かつ載置板36の外径gより大きい複数の分銅12を搭載可能で、かつ昇降手段46により昇降して重錘13の懸垂状態の入切を行う重錘受け台47と、重錘受け台47に載った複数の分銅12及び主レバーアーム14に懸垂された分銅12の外周を囲みそれぞれ隙間Qを有して配置された複数(本実施の形態では20本)の第1の垂直部材98を備えた散乱防止柵48とを有している。
しかも、重錘受け台47は、複数の第1の垂直部材98の隙間Qを挿通する複数(本実施の形態では18本)の第2の垂直部材68〜85で支持され、かつ散乱防止柵48は前後の2分割構造となって分銅12の搬出入が可能に構成されている。以下、これらについて詳細に説明する。
図4〜図6に示すように、収納ケース21の支柱18側の側面の内側で中央部から下部にかけて、チャンネル材からなる水平部材49〜51が垂直方向に間隔をあけて水平に設けられている。水平部材49〜51には、円盤状の6個の防振ゴム52を介して矩形板状の垂直ベース53がねじ締結されている。垂直ベース53の両側には間隔をあけて断面が正方形の対となる垂直レール54、55が垂直に設けられている。垂直レール54、55間には垂直にボールねじ軸56が配置されており、ボールねじ軸56の上端部及び下側部はそれぞれ、軸受57、58により回転自在に支持されている。
垂直ベース53と平行間隔をあけて矩形状の取付板61が配置されており、取付板61の垂直ベース53側には、ボールねじ軸56の雄ねじが螺合する雌ねじが形成されたねじブロック59が前後方向中心部に取付けられると共に、垂直レール54、55の頂面に当接して上下動するガイドユニット60が上下に間隔をあけて取付けられている。
図1及び図3〜図5に示すように、ボールねじ軸56の下端部は、固定架台17に取付けられたサーボモータ62の出力軸にカップリング63を介して連結されている。かかる構成によって、サーボモータ62を駆動することにより、取付板61を垂直レール54、55に沿ってストロークS(本実施の形態ではS=400mm)昇降することができる。
図4、図6及び図8に示すように、取付板61の重錘13側の両端部にはそれぞれ、垂直方向に細長で取付板61に当接してねじ締結される矩形状の当接板64、65及び当接板64、65の表面内側に当接板64、65に直交して、しかも、対向して一体的に設けられた側板66、67が設けられており、側板66、67の内側面にはレバーアーム機構29の荷重伝達方向に所定の隙間G(本実施の形態ではG=30mm)をあけて、厚みがt(本実施の形態ではt=6mm)の板材からなる第2の垂直部材68〜85が設けられている。
両側位置にそれぞれ対向して配置された第2の垂直部材68及び77、69及び78、75及び84、76及び85はそれぞれ、いずれか一方に固定された連結板86を介してねじ締結されている。ここで、昇降手段46は、第2の垂直部材68〜85、連結板86、側板66、67、当接板64、65、取付板61、ガイドユニット60、ねじブロック59、軸受57、58、ボールねじ軸56、垂直レール54、55、垂直ベース53、カップリング63及びサーボモータ62を有して構成されている。
図8に示す2点鎖線hは、主レバーアーム14が水平時の分銅12の外形を表しており、一方、2点鎖線kは、主レバーアーム14が傾斜時の分銅12の外形を表している。
平面視して楕円形で中央部に楕円状の開口部36aを有するリング状に形成された重錘受け台47は、第2の垂直部材68〜85の先端側及び連結板86の上面に設けられ、固定板47aと、固定板47aの上面に固定され、緩衝部材の一例である緩衝ゴム87とを備えており、重錘受け台47の開口部36aの形状は載置板36が上下に挿通可能な大きさに形成されている。
しかも、重錘受け台47を取付けた第2の垂直部材68〜85及び連結板86も、載置板36が上下に挿通可能な構造に形成されている。即ち、中央側に位置する長さNの第2の垂直部材70〜74及び79〜83と、両側に位置する長さMの第2の垂直部材68、69、75、76及び77、78、84、85(M>N)の各先端は、平面視して重錘受け台47の開口部36aの外側に位置していることになっている。
図4、図5、図7及び図9に示すように、散乱防止柵48はレバーアーム機構29の荷重伝達方向と直交する方向(前後方向)に対となる柵分割体88、89に2分割されており、対となる柵分割体88、89はそれぞれ、レバーアーム機構29の荷重伝達方向と直交する方向に移動可能に構成されている。
収納ケース21の下端部にはアングル材からなる水平部材90、91が間隔をあけて水平に設けられている。水平部材90、91上には、円盤状の4個の防振ゴム52を介して矩形板状の水平ベース92がねじ締結されている。水平ベース92上の両側には間隔をあけて断面が正方形の対となる水平レール93、94が水平に設けられている。
柵分割体88、89はそれぞれ、水平レール93、94に当接して前後動するガイドユニット95が間隔をあけて取付けられ、水平に配置された矩形状の固定ベース96、97を備えている。固定ベース96、97上にはそれぞれ固定ベース96、97と同じ大きさの下側取付板96a、97aがねじ締結されており、下側取付板96a、97a上にはそれぞれ、垂直に配置された複数(本実施の形態では10本)の棒状の板材(本実施の形態では、厚さは6mm)からなる第1の垂直部材98が立設されており、第1の垂直部材98の上端は下側取付板96a、97aに対向して水平に設けられた矩形状の上側取付板99、100の下面に固定されている。
図6及び図7に示すように、固定ベース96、97の対向する端面が当接すると共に、上側取付板99、100の対向する端面が当接した状態で、柵分割体88、89が閉じて散乱防止柵48が構成されており、散乱防止柵48の柵分割体88、89の合計20本の第1の垂直部材98は、平面視して略円筒状に配置されている。
図4、図5及び図9に示すように、収納ケース21の上端部には平行間隔をあけてアングル材からなる水平部材101、102が設けられており、水平部材101、102の下端には、平行間隔をあけてアングル材からなるガイド部材103、104が取付けられている。上側取付板99、100の上面にはそれぞれ、間隔をあけて対向して対となるガイドローラユニット105a、105が設けられている。ガイドローラユニット105aはガイドローラユニット105と勝手違いに構成されている。
ガイドローラユニット105(105aも同じ)は、上側取付板99、100にねじ締結され、正面視して略2等辺三角形状で、側面視してL字状の取付ブラケット106と、取付ブラケット106の頂部にピン107を介して回動自在に連結され、正面視して略逆2等辺三角形状のローラ取付板108と、ローラ取付板108の上端部両側に固定軸109を介して回転自在に設けられ、ガイド部材103、104の下端に当接して転動する鍔付きガイドローラ110とを有している。
かかる構成によって、図5〜図7に示すように、柵分割体88、89が当接した(閉じた)状態で円筒状に形成された実線で示す20本の第1の垂直部材98により、試験中に、万一、重錘13が落下しても分銅12(外径D)が散乱することを防止できるので、安全である。この時、前後方向で最も内側に対向して配置された第1の垂直部材98の内側端間距離はdで、D>dである。また、試験前及び試験後には、柵分割体88、89を、吊りロッド35を中心にしてそれぞれ前後方向に移動して離す(開ける)ことにより、柵分割体88、89のそれぞれの2点鎖線で示す10本の第1の垂直部材98同士の間に前後方向に分銅12を出し入れするスペース、即ち、前後方向で最も内側に対向して配置された第1の垂直部材98の内側端間距離K(K>D)が確保できる。
図8に示すように、第2の垂直部材70、74の先端部の内側にはそれぞれ、取付座111を介して検出手段の一例である反射型の光電スイッチ112が取付けられており、光電スイッチ112により重錘受け台47の上端と重錘13の下端との距離を測定するようになっている。光電スイッチ112の電線113はそれぞれ、第2の垂直部材70、74の内側に沿って取付けられている。
かかる構成により、試験中、光電スイッチ112により重錘受け台47の上端と重錘13の下端との距離を測定し、昇降する重錘13の下端の直下に僅少の隙間R(例えば、本実施の形態ではR=100mm)を有して重錘受け台47を配置する、即ち、重錘13に追随することができるように、図示しない制御装置を介してサーボモータ62を駆動して、重錘受け台47を昇降するようになっている。
図1及び図2に示すように、試験片22の上側接続部22bが把持具32の下端部位置になるよう試験片22を吊上げるために使用する試験片装着治具15は、収納ケース21側の2本の支柱18にブラケット(図示せず)を介して設けられたモータ114と、モータ114に連結された減速手段(図示せず)と、減速手段により回転され、左右方向に間隔をあけて配置された対となるチェーンスプロケット115と、対となるチェーンスプロケット115と左右方向に間隔をあけて取付ベース19の下端に設けられた対となるチェーンスプロケット116と、対となるチェーンスプロケット115、116に噛合し、両端部がそれぞれ試験片装着治具15及びカウンターウエイト117に接続された対となるチェーン118とにより、ストロークY(本実施の形態ではY=3000mm)昇降するように構成されている。
図4〜図6に示すように、収納ケース21内に設けた水平部材49、51の一側には、細長で矩形ボックス状の取付座119が垂直に設けられており、取付座119の上下には、取付板61の上下に設けられたストライカー120、121により作動するリミットスイッチ122、123が間隔をあけて設けられている。また、取付板61にはL字状の取付ブラケット124が取付けられており、取付ブラケット124と水平部材49との間にはケーブルベア125が設けられている。
図2中の符号126は、主レバーアーム14及び補助レバーアーム16の傾斜状態を表示し、また、スクリュージャッキ23のねじ軸24(連結金具25)の昇降及び試験片装着治具15の昇降を操作するための表示操作ボックスを表している。図3中の符号127、128は収納ケース21中の重錘13の状況を見るためのアクリル製の覗き窓を表している。なお、覗き窓127、128が設けられた収納ケース21の電気炉11と反対側の側面はノブ129を手にして観音開き可能に構成されている。
図4中の符号130は取付板61の下限位置用のストッパーを、図5中の符号131、132はそれぞれ、水平レール93、94の両端部に設けられた柵分割体88、89の開限位置用のストッパーを表している。また、図1中の符号133は、主レバーアーム14の上限、中央及び下限位置を検出するための図示しない3個の光電スイッチが上下に間隔をあけて3個設けられた取付フレームを表している。例えば、試験片22が伸びて主レバーアーム14が下限位置にくると、主レバーアーム14が中央位置になるように、スクリュージャッキ23を作動してねじ軸24を下降するように制御している。
次に、本発明の一実施の形態に係るクリープ試験装置10の使用方法及び作用を、図を参照しながら説明する。
図1に示すように、サーボモータ62を駆動して重錘受け台47を上下方向の略中央位置に配置する。この状態では、主レバーアーム14は略水平状態であり、載置板36は重錘受け台47の下方に位置している。
電気炉11を観音開きした状態で、モータ114を駆動して試験片装着治具15をストロークY下降し、試験片22の上側接続部22bを試験片装着治具15に取付けた後、モータ114を駆動して試験片装着治具15を上昇し、試験片22の高さ方向の中心位置を電気炉11の高さ方向の中心位置に移動する。
モータ27を駆動してスクリュージャッキ23のねじ軸24を上昇して、試験片22の下側接続部22aと連結金具25とを接続した後、試験片22の上側接続部22bを把持具32の下端部に連結する。その後、電気炉11を閉じる。
図3に示す収納ケース21の側面を人手により観音開きして、図5に示すように、散乱防止柵48の柵分割体88、89を人手により、前後方向に開き、重錘受け台47上に15個の分銅12を積層して重錘13を形成した後、柵分割体88、89を人手により、前後方向に閉じて、円筒状に配置された20本の第1の垂直部材98により、重錘13の外周を包囲する。
電気炉11内を所定の温度に加熱して、その温度で安定させた後、サーボモータ62を駆動して重錘受け台47を下降して、相対的に載置板36を上昇することにより載置板36上に重錘13を載置することによって、レバーアーム機構29に重錘13が懸垂され、主レバーアーム14、把持部材33、補助レバーアーム16及び把持具32を介して試験片22に静的引張荷重Wを付与して、クリープ試験を行う。
試験中、試験片22が伸びて、主レバーアーム14及び補助レバーアーム16等を介して重錘13が所定の量(例えば、100mm)下降すると、取付フレーム133に取付けた光電スイッチ(図示せず)が作動して、主レバーアーム14が水平になるように、モータ27を駆動してスクリュージャッキ23のねじ軸24を下降させる。
次いで、スクリュージャッキ23のねじ軸24の下降により上昇する重錘13の下端位置と重錘受け台47の上端位置との隙間Rを一定に維持するように、サーボモータ62が作動して重錘受け台47が自動的に上昇する。
上述のように、試験片22が伸びて重錘13が所定の量下降する度に、主レバーアーム14が水平になるように、モータ27を駆動し、その後、重錘受け台47が重錘13に追随するようにサーボモータ62を駆動するように制御されている。
試験中、試験片22が破断して、レバーアーム機構29に保持された重錘13が落下しても、重錘13の下端位置と重錘受け台47の上端位置との隙間Rが小さいため、重錘受け台47への衝撃は小さく抑えられる。また、重錘受け台47の上部には緩衝ゴム87が設けられているので、衝撃力を軽減することができる。更に、重錘13の回りは、散乱防止柵48の円筒状に配置された20本の第1の垂直部材98によりカバーされているので、分銅12が円筒状に形成された第1の垂直部材98の外側に出る恐れは無く、安全である。
本発明は前記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲での変更は可能であり、例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本発明のクリープ試験装置を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。
本実施の形態では、試験片22を金属材料としたが、これに限定されず、必要に応じて、プラスチック等の材料とすることもできる。
散乱防止柵48は前後に2分割構造としたが、これに限定されず、必要に応じて、左右に2分割構造とすることもできる。
試験片22の本数は1本としたが、これに限定されず、必要に応じて、2本以上とすることもできる。この場合には、複数の試験片の両端部を接続金具を用いて、レバーアーム機構及びスクリュージャッキに連結することになる。
レバーアーム機構29は主レバーアーム14と補助レバーアーム16とを備えた2段式としたが、これに限定されず、必要に応じて、1段式又は3段式以上のレバーアーム機構とすることもできる。
重錘受け台47の上部には、緩衝部材として緩衝ゴム87を設けたが、これに限定されず、必要に応じて、緩衝ゴムを省略することもでき、また、その他の緩衝部材を使用することもできる。
散乱防止柵48、重錘受け台47及び昇降手段46の一部を観音開き式の収納ケース21内に配置したが、これに限定されず、状況に応じて、収納ケースを省略することもできる。
第1の垂直部材98は板材から形成したが、これに限定されず、必要に応じて、棒材を用いることもできる。
本発明の一実施の形態に係るクリープ試験装置の一部切欠き正面図である。 同クリープ試験装置の左側面図である。 同クリープ試験装置の一部切欠き右側面図である。 同クリープ試験装置の要部一部切欠き正面図である。 図4の矢視A−A図である。 図5の矢視B−B図である。 図5の矢視C−C図である。 重錘受け台の詳細説明図である。 図4のa部の拡大図である。
10:クリープ試験装置、11:電気炉(高温炉)、12:分銅、13:重錘、14:主レバーアーム、15:試験片装着治具、16:補助レバーアーム、17:固定架台、18:支柱、19:取付ベース、20:固定棒、21:収納ケース、22:金属材料試験片(試験片)、22a:下側接続部、22b:上側接続部、23:スクリュージャッキ、24:ねじ軸、25:連結金具、26:蛇腹、27:モータ、28:チェーン、29:レバーアーム機構、30:軸受ブラケット、31:軸受ブラケット、32:把持具、33:把持部材、34:接続金具、35:吊りロッド、36:載置板、36a:開口部、37:重量調整用ウエイト、38:バランスウエイト、39:固定軸、40、41:取付ブラケット、42〜45:回動ブラケット、46:昇降手段、47:重錘受け台、47a:固定板、48:散乱防止柵、49〜51:水平部材、52:防振ゴム、53:垂直ベース、54、55:垂直レール、56:ボールねじ軸、57、58:軸受、59:ねじブロック、60:ガイドユニット、61:取付板、62:サーボモータ、63:カップリング、64、65:当接板、66、67:側板、68〜85:第2の垂直部材、86:連結板、87:緩衝ゴム(緩衝部材)、88、89:柵分割体、90、91:水平部材、92:水平ベース、93、94:水平レール、95:ガイドユニット、96、97:固定ベース、96a、97a:下側取付板、98:第1の垂直部材、99、100:上側取付板、101、102:水平部材、103、104:ガイド部材、105、105a:ガイドローラユニット、106:取付ブラケット、107:ピン、108:ローラ取付板、109:固定軸、110:鍔付きガイドローラ、111:取付座、112:光電スイッチ(検出手段)、113:電線、114:モータ、115、116:チェーンスプロケット、117:カウンターウエイト、118:チェーン、119:取付座、120、121:ストライカー、122、123:リミットスイッチ、124:取付ブラケット、125:ケーブルベア、126:表示操作ボックス、127、128:覗き窓、129:ノブ、130:ストッパー、131、132:ストッパー、133:取付フレーム

Claims (4)

  1. 一方に載置板上に積層する複数の分銅からなる重錘が懸垂可能で、他方に試験片を把持する把持具を取付けたレバーアーム機構を用い、前記試験片に前記重錘の荷重を増幅した静的引張荷重を付与する縦型荷重式のクリープ試験装置において、
    前記載置板が挿通可能な開口部を中央に備え、かつ前記載置板の外径より大きい前記複数の分銅を搭載可能で、かつ昇降手段により昇降して前記重錘の懸垂状態の入切を行う重錘受け台と、
    前記重錘受け台に載った複数の分銅及び懸垂された前記分銅の外周を囲みそれぞれ隙間を有して配置された複数の第1の垂直部材を備えた散乱防止柵とを有し、
    前記重錘受け台は、前記複数の第1の垂直部材の隙間を挿通する複数の第2の垂直部材で支持され、かつ前記散乱防止柵は左右又は前後の2分割構造となって前記分銅の搬出入が可能であり、しかも、前記重錘受け台の上端と前記重錘の下端との距離を測定する検出手段を設けると共に、前記昇降手段にサーボモータを設け、前記検出手段により測定した前記重錘の下端の直下に僅少の隙間を有して前記重錘受け台を配置することを特徴とするクリープ試験装置。
  2. 請求項1記載のクリープ試験装置において、前記散乱防止柵は、前記レバーアーム機構の荷重伝達方向に対して直交する方向に開閉することを特徴とするクリープ試験装置。
  3. 請求項1及び2のいずれか1項に記載のクリープ試験装置において、前記重錘受け台の上部には、緩衝部材を有することを特徴とするクリープ試験装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のクリープ試験装置において、前記散乱防止柵、前記重錘受け台及び前記昇降手段の一部を観音開き式の収納ケース内に配置したことを特徴とするクリープ試験装置。
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