JP4439027B2 - 薬物送出ペン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、標準容器またはねじ切りされた容器を収容する容器リテーナの壁に特別にデザインされた開口を有し,容器リテーナを薬物送出ペンのペン注射器本体に接合するラチェットのような手段を有する薬物送出ペンのための新規な容器リテーナに関する。
【0002】
【従来の技術】
皮下注射器は、選択された量の薬物を患者に投与するのに使用される。従来の皮下注射器は、反対側に位置する基端部と末端部とを有する注射器胴体を具えている。前記両端の間に円筒状のチャンバ壁が延在し、流体を収容するチャンバを形成している。この従来型の注射器胴体の基端部は実質的に開放され、プランジャをスライド可能に且つ流体が漏れないように係合させて収容している。この従来型注射器胴体の末端部には、前記チャンバに通じる通路が設けられている。この従来型注射器の胴体の末端部には針状カニューレが取付けられ、この針状カニューレの内腔が前記通路と注射器胴体とに通じている。プランジャを基端部方向に動かすと、流体が針状カニューレの内腔を通じてチャンバ内に引き込まれる。プランジャを末端部方向に動かすと、流体はチャンバから押し出され、針状カニューレの内腔を通じて流れる。
【0003】
この従来の皮下注射器によって注射される薬物は、突き刺し可能な弾性体のシールを有する容器の中に入っていることが多い。この従来型の容器の中の薬物には、針状カニューレで弾性体シールを突き刺すことによってアクセスできる。プランジャを基端部方向に選択された距離だけ動かすことによって、選択された量の薬物が注射器胴体のチャンバ内に引き入れられる。この針状カニューレを容器から引き抜き、プランジャを末端部方向に動かすことによって、薬物が患者に注射される。
【0004】
インシュリン等の薬物は自己注射されている。典型的な糖尿病患者は、一週又は一日の間に数回インシュリンの注射をする必要がある。インシュリンの必要量は患者毎に異なり、そして各患者の必要量は、一日の過程でも変わり且つ一日毎に異なることもある。各糖尿病患者は、彼又は彼女自身の身体条件及び彼又は彼女のライフスタイルに適した養生法を確立している。この養生法には、遅効性即ち中間効果性インシュリンと速効性インシュリンを組合せるやり方を含む。これらの養生法によっては、糖尿病患者は仕事先やレストラン等の公衆の場所でインシュリンを自己注射することが要求される。従来の標準型の皮下注射器と容器の取り扱いは、これらの公衆の環境では不便で且つやりにくいものである。
【0005】
薬物の自己注射をやり易くするために、薬物送出ペンが開発されてきた。従来技術の一つの薬物送出ペンは、インシュリンその他の薬物の容器の入った容器ホルダを具えている。この従来型の容器ホルダの末端部には、両端を有する針状カニューレを係合するための装着手段が設けられている。基端部にも、以下に詳述するような駆動・容量設定装置を係合するための装着手段が設けられている。この従来型容器ホルダと共に使用される使い捨て容器は、両端を有する針状カニューレの一端によって突き破られる突き刺し可能な弾性シールを有する末端部を具えている。この従来型容器の基端部には、流体が漏れないように容器の円筒状壁に係合してスライド可能なプランジャが設けられている。この従来型の薬物送出ペンは、薬物の容器を容器ホルダ内に挿入して使用される。そして、この従来型ペンの本体は容器ホルダの基端部に接続される。このペン本体は、ペンによって送出されるべき投薬量を示す投薬量設定装置と、選択された投薬量に対応する距離だけ容器のプランジャを押し出す駆動装置とを具えている。
【0006】
このペンの使用者は、従来型の両端型針状カニューレを容器ホルダの末端部に取付け、針状カニューレの基端点のカニューレで容器上の弾性シールを突き刺す。次に、使用者は投薬量を選定し、ペンを操作してプランジャを押して選定された量の薬物を送出する。そして、使用者は、針状カニューレを取り外して捨て、この従来型薬物送出ペンを次回の必要な投薬のために便利な場所に保管する。容器内の薬物は、このような投薬を数回行うと消費されて無くなるであろう。空になった容器は、取り外されて捨てられる。新たな容器が容器ホルダに挿入され、容器ホルダとペン本体は再び組み立てられて前述のように使用される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上に述べた再使用可能な薬物送出ペンによれば、典型的な皮下注射器及びこれと別体の薬物容器よりも、薬物の自己注射が効率的となり且つ大幅に便利となる。しかし、この薬物送出ペンは、予め決められた長さをもつ容器とともに使用する必要があり、かつこれらの容器が薬物送出ペンに装填されるためには分解する必要がある。その結果、運動能力および視力の障害をもつユーザにとっては、薬物送出ペンに容器を着脱することが困難なことが分かった。糖尿病患者の間では運動能力の障害の原因となる合併症をもつことが特に一般的であるので,この問題に取り組むことがなおいっそう必要であることが分かった。これゆえに、薬物送出ペン用の多くの異なる長さの容器の使用をユーザに許すことによって、改善された融通性を提供する容器リテーナを持つ薬物送出ペンを提供することが必要である。これは、同じ注入物予充填注射器(injection prefill syringe )または薬物送出ペンを使っている期間、薬物容器の種類またはインシュリンの種類をより自由に選択する自由度をユーザに提供する。
【0008】
さらに、一般的な薬物送出ペンよりも使用が容易かつ直感的であり、そしてまた使用後にユーザが薬物送出ペンから容器を取外すことを防止する装置が要望されており、これは汚染容器の再使用を防ぐために重要である。薬物送出ペンを完全に分解することなく容器の装填を許し、かつユーザが容器を薬物送出ペンに不正確に装填することを防止するフェールセーフ方式の装填システムを持つ装置が望ましい。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記で識別した問題に取り組む容器リテーナを有する薬物送出ペンに関する。特に、容器リテーナは、可撓性のスナップウィングを有する側部開口を備え、標準的又はねじ切りされた容器を容器リテーナ内に保持する。容器リテーナは、同様に、容器リテーナをペン注射器本体に取り付ける改良された手段を備え、この改良された手段はラチェット機構とともにデザインされたカムおよびカム従動子を使って、薬物送出ペンからの容器の取外しを防止する。別の例では、容器が薬物送出ペンから取外されるように解除機構が使用され得る。
【0010】
本発明の他の特徴は、一対の可撓性スナップウィングによって規定される容器を収容するための開口を備える、容器を収容かつ保持する容器リテーナを有する薬物送出ペンである。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1はペン注射器本体70と標準容器30またはねじ切りされた他の例の容器(後述する)を収容する容器リテーナ40とを有する薬物送出ペン10の斜視図である。容器30は、キャップ34によって末端部31に保持される隔壁(septum)35をもつ末端部31と、開口された基端部32を含む。容器30は軸方向にスライド可能なピストン33を含み、ピストン33は開口された基端部32をシールしかつ薬物送出ペン10によって注射処置が行われる間は容器30から薬物を投薬するために可動である。
【0012】
容器リテーナ40は、末端部41および基端部42を備え、末端部41は一組の針アタッチメント用のねじ山43を備え、容器リテーナの肩部44から延在している。針アタッチメント用のねじ山43は、そのハブ内にマッチングするねじ山を有する標準のペン針を受け入れることを意図している。これらのアタッチメント手段は、容器リテーナ40の外表面46上に複数のカム軌道45を備える。各カム軌道45は、軸方向部分47、容器リテーナ40の円周回りに延在するラジアル部分48によって規定されている。ラジアル部分48は軸方向部分47から端部壁49まで変化する斜面を有し、これは、下述するように、容器リテーナ40をペン注射器本体70に取り付けるための十分な力を提供する。カム軌道45はさらに、軸方向部分47に軸方向突起部50を備え、ラジアル部分48にラジアル突起部51を備え、これら突起部はそれらの間に装填ポケット52を規定する。容器リテーナ40の基端部42は、内部に延在する多数のラチェットフィンガー53を備える。
【0013】
容器リテーナ40は、末端部41と基端部42の間に配置される中央部分54を備え、この中央部分54には一方側に観察窓55が、他方側にそれより大きな側部開口56を備えている。大きな側部開口56は、開口56の末端部に近い幅狭部分58と開口56の基端部に近い幅広部分59を有して双方が耳形状を呈する一対の可撓性スナップウィング57によって規定される。開口56は、幅広部分59に近いウィング57の基端部に応力緩和部60を備える。可撓性スナップウィング57は、更に下述するように、容器30を開口56の中でかつ容器リテーナ40の中に受け入れかつ保持するべく離れて広がるようデザインされている。
【0014】
図2はペン注射器本体70の断面図を示し、この本体70は末端部71側に外側スリーブ72および内側スリーブ73を備えている。内側スリーブ73は内部壁74によって外側スリーブ72に接続され、外側スリーブ72はその内表面76に多くのカム従動子75を備えている。内側スリーブ73は、外側スリーブ72の内表面76から離間され、末端縁部77と、内側壁74に隣接するように外表面79上で配設されたラジアルラチェット78とを備えており、ラジアルラチェット78は、末端縁部77から離れて、内表面76のカム従動子75に近い所で始まっている。
【0015】
図3及び図4は、容器30を側部開口56を通って容器リテーナ40内に装填するプロセスを示している容器リテーナ40の斜視図である。特に、図4は、容器30を側部開口56内に受け入れかつ保持するための、一対の可撓性スナップウィング57の拡張動作を示している。さらに、容器30の末端部31が開口56の幅狭部分58に挿入されると、キャップ34および隔壁35が容器リテーナ40の末端部41に収容されることが明確に示されている。容器30が容器リテーナ40に完全に挿入されるとき、図5に明確に示されるように、容器30の肩部37は容器リテーナ40上の容器リテーナ肩部44に当接するまで移動され、そこでは、薬物送出ペン10は積込み位置(shipping position)に組立てられ、容器30は完全に装填され容器リテーナ40の側部開口56内に保持される。
【0016】
図6は図5に示したA−A線に沿った断面図であり、各カム軌道45内の各カム従動子75の位置がより明確に示されており、特に各カム従動子75が図6に示されるラジアル突起部51および図7に示される軸方向突起部50によって規定される装填ポケット52内に位置されている。
【0017】
図7は、B−B線に沿った長手方向の一部断面図である。図7は、外側スリーブ72およびラジアルラチェット78を有する内側スリーブ73と、容器リテーナ40の基端部42との間の相対位置を示している。
【0018】
図5に示すように、容器リテーナ40は、その後ペン注射器本体70を保持する間矢印の方向に回転され、その結果各カム従動子75は積込み(shipping)ポケット52を離れ、つぎに図8に示すように、容器リテーナ40が使用準備完了位置に到達するまで各カム軌道45のラジアル部分48を通って移動する。使用準備完了位置では、ペン注射器本体70の内側スリーブ73上の末端縁部77と容器30の基端部32との間に充分な軸方向の力を提供するためと、容器リテーナ40内の容器リテーナ肩部44に容器肩部37を完全に着座させるために、各カム従動子75は予め規定された変化する斜面を有するラジアル部分48を通って移動した。内側スリーブ73上の末端縁部77と容器30の基端部32との間の相互作用は、下述する図10により明確に示されている。
【0019】
図9は、図8に示された薬物送出ペン10のA−A線に沿った断面図であり、容器リテーナ40の基端部42のラチェットフィンガー53と内側スリーブ73のラジアルラチェット78の間の相互作用をより明確に示しており、それらは共にカム軌道45内でのカム従動子75の後方への回転または後方への動きを防止する。それゆえ、ラチェットフィンガー53およびラジアルラチェット78は、末端縁部77によって容器30の基端部32に加えられる力が、一定でかつ容器30を所定の位置に充分に保持することを確実にする。
【0020】
図10は他の例の薬物送出ペン10の断面図であり、内側スリーブ73の末端縁部77によって容器30の基端部32に加えられる力を解除する解除機構を有している。解除機構は、解除プランジャー90、スプリング91および拡がり可能なコレット92を備える。解除プランジャー90は、末端延在部95および肩部96を備えるメインボディから延在する親指状フランジ93を備える。スプリング91は、肩部96とペン注射器本体70の内壁74との間に支持されており、解除プランジャー90の延在部95は拡がり可能なコレット92の基端部98内に収容されている。拡がり可能なコレット92は末端部97から延在される多数の解除フィンガー99を備える。
【0021】
図11は、ラジアルラチェット78に係合されるラチェットフィンガーを示しているA−A線に沿った断面図であり、それらは例えば、上述したように薬物送出ペン10が使用準備完了位置に位置しているときを示している。さらに、図11は、解除フィンガー99および対応するラチェットフィンガー53の位置を示している。この解除機構を組み込んでいる薬物送出ペン10は、解除プランジャー90がスプリング91の力に抗して末端方向に移動し、延在部95が拡がり可能なコレット92の中を移動し、その結果拡がり可能なコレット92が解除フィンガー99を押し出してラジアルラチェット78からラチェットフィンガー53を解除することを用いて、容器30が容器リテーナ40から取り外し得るような、薬物送出ペンのその使用準備完了位置からの解除を提供するであろう。このプロセスは、その後、容器30を側部開口56から取外し得る積込み位置まで後退する容器リテーナ40の逆方向への回転を許すであろう。
【0022】
図12は、末端部101および基端部102を備える他の容器リテーナ100の斜視図であり、末端部101は先の実施形態のようにねじ切り部を備えていない。ねじ切りのない容器リテーナ100は、リング104およびそこから延在する複数のフィンガー105を有するフロントリテーナクリップ103を備える。例えば、リテーナクリップ103はステンレススチールまたはポリカーボネートから成り得、容器リテーナ100はポリプロピレンから成り得る。いずれにしても、リテーナクリップ103は可撓性がより少なく、容器リテーナ100上にウィング57を作るのに用いられる材料で作られることが重要である。それぞれのフィンガー105は、末端部101の円周の周りの多くの穴部105の1つに収容される。ねじ切りのない容器リテーナ100はねじ切りされた容器120とともに使われ、この容器120は、図12に示すように、内部成形あるいは付着されたねじ切り部を有する。容器120は、先の実施形態で上述されたように、側部開口56に挿入され、ねじ切りのないリテーナ100に保持される。
【0023】
図13および図14は、容器リテーナ240をペン注射器本体270に取り付ける異なる手段を有する他の例の薬物送出ペン100を示す。薬物送出ペン200の全ての他の特徴および特色は上述した薬物送出ペン10と同じである。容器リテーナ240をペン注射器本体270に取り付ける手段は、ペン注射器本体270の末端部271に近い外側スリーブ272の内表面276内の一組のラチェット歯列273を備える。直線状の片割れの歯列が279である。容器リテーナ240は、ペン注射器本体270の内側スリーブ273の末端部277によって十分な力が容器30の基端部32に対して加えられるまで、容器リテーナ240の基端部242をペン注射器本体270の末端部271に挿入することによってペン注射器本体270に取り付けられ、その場所では、直線状のラチェット歯列273が直線状の片割れのラチェット歯列279に正確に係合され、その結果、容器リテーナ240がペン注射器本体270に堅固に取り付けられる。
【0024】
本発明は、好適な多数の実施例に関して述べられたが、添付された特許請求の範囲によって規定された本発明の範囲から離れることなく様々の変形が可能であることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薬物送出ペンの分解斜視図である。
【図2】図1に示した薬物送出ペンのペン注射器本体のA−A線に沿った一部断面図である。
【図3】図1に示した薬物送出ペンの容器リテーナに容器を装填していることを示している斜視図である。
【図4】図1に示した薬物送出ペンの容器リテーナに容器を装填していることを示している斜視図である。
【図5】容器リテーナに完全に装填された容器を持つ積込み位置に組み立てられた図1に示した薬物送出ペンの斜視図である。
【図6】図5に示した薬物送出ペンのA−A線に沿った断面図である。
【図7】図5に示した薬物送出ペンのB−B線に沿った断面図である。
【図8】容器リテーナを使用準備位置に回転させた状態で、図5に示した薬物送出ペンを示す斜視図である。
【図9】図8に示した薬物送出ペンのA−A線に沿った断面図である。
【図10】解除機構を有する他の薬物送出ペンの断面図である。
【図11】図10に示した薬物送出ペンのA−A線に沿った断面図である。
【図12】ねじが形成された容器を使用するための他の薬物送出ペンの分解斜視図である。
【図13】容器リテーナとペン注射器本体との間にリニアラチェットインターフェースを備える更に他の薬物送出ペンの分解斜視図である。
【図14】図13に示した薬物送出ペンのA−A線に沿った断面図である。
【符号の説明】
10 薬物送出ペン
30 容器
33 ピストン
34 キャップ
40 容器リテーナ
45 カム軌道
52 装填ポケット
53 ラチェットフィガー
55 観察窓
56 側部開口
57 スナップウィング
70 ペン注射器本体
75 カム従動子
90 解除プランジャー90、
91 スプリング
92 コレット
99 解除フィンガー
100 容器リテーナ
240 容器リテーナ
270 ペン注射器本体
Claims (8)
- 末端部を有するペン注射器本体と、
末端部及び基端部を有し、容器を収容かつ支持する容器リテーナと、
前記容器リテーナを前記ペン注射器本体に対して装填状態および使用準備完了状態位置の間で移動するように接合する手段と、
を備えた薬物送出ペンであって、
前記接合手段は、前記ペン注射器本体の中の複数のカム従動子と、前記容器リテーナ上の複数のカム軌道を備え、
前記接合手段は、使用準備完了状態から装填状態まで移動するのを防止するための手段を更に備え、
前記防止手段は、前記容器リテーナにある複数のラチェットフィンガーと、前記カム従動子が前記夫々のカム軌道上を後方に動くことを防止する前記ラチェットフィンガーと係合するペン注射器本体にあるラチェットとを備え、
前記接合手段が装填状態にあるときに、前記容器は前記容器リテーナに装填することが可能であり、
前記接合手段が使用準備完了状態にあるときに、前記容器リテーナおよびペン注射器本体が注射実行の準備ができており、
前記接合手段を解除して使用準備完了状態から装填状態に戻すために、前記防止手段を解除するための解除機構をさらに備えることを特徴とする薬物送出ペン。 - 前記容器リテーナは、ペン針を前記末端部に接合するための手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の薬物送出ペン。
- 前記接合手段は、前記ペン注射器本体の中の複数のカム従動子と、前記容器リテーナ上の複数のカム軌道と、を備え、前記カム軌道は、前記容器リテーナと前記ペン注射器本体との間に予め規定された軸方向の力を提供するよう機能する予め規定された軸方向部分から端部壁まで変化する斜面を有することを特徴とする請求項1記載の薬物送出ペン。
- 末端部を有するペン注射器本体と、末端部及び基端部を有し、容器を収容かつ支持する容器リテーナと、前記容器リテーナを前記ペン注射器本体に対して装填状態および使用準備完了状態位置の間で移動するように接合する手段と、を備えた薬物送出ペンであって、前記接合手段は、前記ペン注射器本体の中の複数のカム従動子と、前記容器リテーナ上の複数のカム軌道を備え、使用準備完了状態から装填状態まで移動するのを防止するための手段を更に備え、前記防止手段は、前記容器リテーナにある複数のラチェットフィンガーと、前記カム従動子が前記夫々のカム軌道上を後方に動くことを防止する前記ラチェットフィンガーと係合するペン注射器本体にあるラチェットとを備え、前記接合手段が装填状態にあるときに、前記容器は前記容器リテーナに装填することが可能であり、前記接合手段が使用準備完了状態にあるときに、前記容器リテーナおよびペン注射器本体が注射実行の準備ができていることを特徴とする薬物送出ペン。
- 前記夫々のカム軌道は、軸方向部分とラジアル部分とを備え、前記ラジアル部分は軸方向部分から端部壁まで変化する斜面およびラジアル突起を有し、前記軸方向部分は軸方向突起を有し、前記カム軌道の前記軸方向突起とラジアル突起との間にカム従動子の装填ポケットが形成されていることを特徴とする請求項4記載の薬物送出ペン。
- 前記接合手段は、前記ペン注射器本体の中の複数のカム従動子と、前記容器リテーナ上の複数のカム軌道を備え、前記防止手段は、前記容器リテーナにある複数のラチェットフィンガーと、前記カム従動子が前記夫々のカム軌道上を後方に動くことを防止する前記ラチェットフィンガーと係合するペン注射器本体にあるラチェットとを備えることを特徴とする請求項1記載の薬物送出ペン。
- 前記解除機構は、前記ラチェットフィンガーをペン注射器本体の前記ラチェットから解放するべく前記容器リテーナにあるラチェットフィンガーと相互に作用するフィンガーを備え、前記接合手段が装填状態に戻ったときに前記容器リテーナから前記容器が取外されることを許すために、各カム従動子は夫々のカム軌道を後退し得るようにしたことを特徴とする請求項6記載の薬物送出ペン。
- 前記解除手段は、広がり可能なコレットに収容される延在部を有する解除プランジャーをさらに備え、前記解除プランジャーが末端部方向へ押されるとき、前記コレットが広がりそれにより前記容器リテーナの前記ラチェットフィンガーとの係合部に前記フィンガーを押し込みラチェットからラチェットフィンガーを解除することを特徴とする請求項7記載の薬物送出ペン。
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