JP4438701B2 - シリコン単結晶製造方法 - Google Patents

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本発明は、シリコン単結晶の製造方法に関し、特に、チョクラルスキー法(以下、CZ法と記す)によりシリコン溶融液からシリコン単結晶を引き上げる際に適用され、結晶中の格子間酸素濃度を容易に制御できるシリコン単結晶の製造方法に関する
半導体の材料となるシリコン単結晶を製造するには種々の方法があるが、その一つにCZ法がある。CZ法によりシリコン単結晶を製造する場合、まず、石英ルツボ内にシリコン原料を装入し、真空ポンプを駆動させてチャンバ内を所定圧力に設定すると共に、ガス供給装置を駆動させてチャンバ内に所定流量の不活性ガスを導入する。次に、ヒータでルツボを加熱し、溶融液を形成する。次に、ワイヤに吊設された種結晶を溶融液表面に接触させ、ルツボ及び引き上げ装置を所定速度で回転させながらワイヤを巻き上げ、溶融液を凝固させてシリコン単結晶を成長させる。
ところで、引き上げられたシリコン単結晶に関する品質評価項目の一つとして結晶中の格子間酸素濃度が挙げられる。結晶中の酸素はシリコンウェーハ内の不純物を捕獲するイントリンシックゲッタリング作用を有し、シリコン単結晶内に所定濃度の酸素が固溶していると半導体素子の性能を向上させ得る一方、過多に含まれると素子形成領域にまで結晶欠陥を導入することがあるため、結晶中の格子間酸素濃度を所定の範囲内に収めることは重要な管理項目となっている。
結晶中の酸素は、石英ルツボから溶融液に溶け出した酸素の一部が固液界面を通してシリコン単結晶に取り込まれたものである。従来のCZ法では、シリコン単結晶が引き上げられてシリコン溶融液面の高さが低くなるにつれて、溶融液と石英ルツボの接触面積が減少し、石英ルツボからシリコン溶融液への酸素の溶け込み量が減少するので、シリコン単結晶の引き上げ長さが長くなるにつれて結晶中の格子間酸素濃度が低くなってしまう。このため、シリコン単結晶の軸方向(引き上げ方向)における格子間酸素濃度が不均一になり易いという問題があった。
結晶中の格子間酸素濃度を制御する方法として、従来から、シリコン単結晶の引き上げ長さが長くなるにつれて、炉本体内に供給する不活性ガスの流量を増加させて、シリコン単結晶の引き上げ長さが長くなることに伴う格子間酸素濃度の減少を抑制する方法(例えば、特許文献1)がある。
また、従来からシリコン融液の対流を抑制することができ均一なシリコン単結晶が得られる方法として、磁場中チョクラルスキー法(以下、「MCZ法」と略記する。)が知られている(例えば、特許文献3を参照)。
特開平1−160893号公報 特開昭64−24090号公報
しかしながら、MCZ法を用いる場合、特許文献1に記載されている技術では、結晶中の格子間酸素濃度と不活性ガスの流量との関係が不連続に変動する不連続現象が発生する場合があった。通常、ガス流量を制御することで、引き上げた結晶における格子間酸素濃度を制御していたが、不連続現象が発生すると、ガス流量を制御することのみでは格子間酸素濃度を制御できないために、不連続現象により、得られたシリコン単結晶中に、結晶中の格子間酸素濃度が所定の範囲外となった不連続領域が形成される場合があり、所望の単結晶を引き上げられず、不活性ガスの流量を調整しても結晶中の格子間酸素濃度の制御が十分にできないという問題があった。
本発明の目的は、MCZ法において、結晶中の格子間酸素濃度と不活性ガスの流量との関係が不連続に変動する不連続現象を抑制し、所定の範囲内の格子間酸素濃度を有するシリコン単結晶を容易に製造することができるシリコン単結晶の製造方法を提供することにある。
また、本発明の目的は、上記の製造方法を用いて製造され、結晶中の格子間酸素濃度が所定の範囲内であるシリコン単結晶を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明者は、MCZ法により不連続領域が形成されたシリコン単結晶について鋭意研究を重ね、ルツボ内における溶融液面の位置と得られたシリコン単結晶の不連続領域の位置との関係を調べることにより、図1から図4に示すように、ルツボ内における溶融液面が、内径が一定の値である直胴部と前記直胴部から底部に向かって内径が減少する湾曲部との境界付近の高さ範囲であるときに不連続現象が発生することを見出した。
本発明者は、上記課題を解決するために、図1に示すルツボを使用して以下に示す試験を行った。図1において、符号1はルツボを示している。ルツボ1は、12インチ(300mm)単結晶引き上げ用で、その内径が一定の値である直胴部2と、底部3と、直胴部2から底部3に向かって内径が減少する湾曲部5とを備えている。ルツボ1の直径aは32インチ(808±5mm)、厚みbは14±3mm、高さdは480±5mm、ルツボ1の上端から直胴部2と湾曲部5との境界4までの長さeは270±10mmである。また、湾曲部5の深さ方向断面形状は半径R1の円弧からなり、底部3の深さ方向断面形状は半径R2の円弧からなる。半径R1は145±10mm、半径R2は800±10mmである。
そして、本発明者は、チャンバに供給する不活性ガスとしてArガスを用い、Arガスの流量を60slpmまたは80slpmとし、図1に示すルツボを0.1rpmで回転させてMCZ法により製造したシリコン単結晶の相対長さと、結晶中の格子間酸素濃度およびルツボ内における溶融液面の半径との関係を調べた。その結果を図2に示す。なお、slpmとは、1atm、0℃における1分間当たりの流量(リットル)を示す。
図2は、図1に示すルツボを使用してMCZ法により製造したシリコン単結晶の相対長さと、結晶中の格子間酸素濃度との関係を示したグラフである。図2において、点線はArガスの流量が60slpmである場合の結晶中の格子間酸素濃度を示し、実線はArガスの流量が80slpmである場合の結晶中の格子間酸素濃度を示す。
通常、Ar流量と結晶中の格子間酸素濃度との関係は、Ar流量を少なくすると結晶中の格子間酸素濃度が上昇する連続的な関係にある。しかしながら、図2において、Arガスの流量が60slpmである場合と80slpmである場合とを比較すると、シリコン単結晶の相対長さが図2に示す符号Aの範囲のとき、Arガスの流量が60slpmである場合と80slpmである場合の結晶中の格子間酸素濃度が逆転している。すなわち、シリコン単結晶の相対長さが図2に示す符号Aの範囲であるときに、結晶中の格子間酸素濃度とArガスの流量との関係が不連続に変動する不連続現象が発生していることがわかる。このことから、シリコン単結晶の相対長さが図2に示す符号Aの範囲のとき、Arガスの流量を調整することによる結晶中の格子間酸素濃度の制御ができないことがわかった。
不連続現象は、以下に示す理由によって発生すると考えられる。通常、Ar流量を多くすると結晶中の格子間酸素濃度が低下するのは、Arによってシリコン融液からの酸素蒸発が促進され、低酸素化したシリコン融液がシリコン単結晶中に取り込まれるためである。しかし、MCZ法によりシリコン単結晶を製造する場合にルツボ回転数を下げると、ルツボ回転による強制対流が極端に小さくなる。とくに、溶融液面がルツボの直胴部から湾曲部にさしかかるときは、ルツボ外側から内側へ向かう流れの力が弱くなる。また、湾曲部にさしかかるあたりは、シリコン単結晶とルツボ壁面との距離が大きく空いており、ルツボ外側からきてシリコン単結晶に取り込まれるシリコン融液の割合も小さくなる。このため、Arにより低酸素化されたシリコン融液がシリコン単結晶中に取り込まれる割合が小さくなるので、高酸素化する。
さらに、本発明者は、図2に示すシリコン単結晶の相対長さと、ルツボ1内における溶融液面の半径との関係を求めるとともに、シリコン単結晶中の格子間酸素濃度とチャンバに供給する不活性ガスの流量との関係が不連続に変動するルツボ1内における液面範囲(不連続液面範囲)を求めた。
その結果、図1および図2に示すように、不連続液面範囲は、湾曲部5の深さ方向断面形状を規定する円弧の半径をR1とするとき、境界4から直胴部2方向に(1/2)R1の高さから湾曲部5方向に(2/3)R1の高さまでの範囲(図1および図2に示す符号Aの範囲)であることがわかった。
また、ルツボ1内における溶融液面が、湾曲部5の深さ方向断面形状を規定する円弧の半径をR1とするとき、境界4から直胴部2方向に(2/5)R1の高さから湾曲部5方向に(1/3)R1の高さまでの範囲(図1および図2に示す符号Bの範囲)であるとき、Arガスの流量が80slpmである場合の結晶中の格子間酸素濃度が、Arガスの流量が60slpmである場合の結晶中の格子間酸素濃度の最低値を下回る可能性が特に高く、不連続現象による変動量が非常に大きいことがわかった。
また、ルツボ1内における溶融液面が、直胴部2と湾曲部5との境界4付近の高さ範囲であるときに、不連続現象による変動量が最も大きいことがわかった。
なお、ルツボ1内における溶融液面が、直胴部2と湾曲部5との境界4の高さより少し下を中心とする境界4付近の高さ範囲であるときに、不連続現象による変動量が最も大きいことがわかった。
さらに、本発明者は、図1に示すルツボと寸法の異なる図3に示すルツボを使用して図1に示すルツボを用いた上記の試験と同様の試験を行った。その結果を図4に示す。図3において、ルツボ1の直径fは28インチ(706±5mm)、厚みgは12±4mm、高さiは480±5mm、ルツボ1の上端から直胴部2と湾曲部5との境界4までの長さeは295±10mmである。半径R1は130±10mm、半径R2は700±10mmである。なお、図3において、図1と同一の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図4は、図3に示すルツボを使用してMCZ法により製造したシリコン単結晶の相対長さと、結晶中の格子間酸素濃度との関係を示したグラフである。図4において、点線はArガスの流量が60slpmである場合の結晶中の格子間酸素濃度を示し、実線はArガスの流量が80slpmである場合の結晶中の格子間酸素濃度を示す。
図4において、Arガスの流量が60slpmである場合と80slpmである場合とを比較すると、シリコン単結晶の相対長さが図4に示す符号Cの範囲のとき、Arガスの流量が60slpmである場合と80slpmである場合の結晶中の格子間酸素濃度が逆転している。すなわち、シリコン単結晶の相対長さが図4に示す符号Cの範囲であるときに、不連続現象が発生していることがわかる。このことから、シリコン単結晶の相対長さが図4に示す符号Cの範囲のとき、Arガスの流量を調整することによる結晶中の格子間酸素濃度の制御ができないことがわかった。
さらに、本発明者は、図4に示すシリコン単結晶の相対長さと、ルツボ1内における溶融液面の半径との関係を求めるとともに、シリコン単結晶中の格子間酸素濃度とチャンバに供給する不活性ガスの流量との関係が不連続に変動するルツボ1内における液面範囲(不連続液面範囲)を求めた。
その結果、図1に示すルツボを用いた場合と同様、図3および図4に示すように、不連続液面範囲は、湾曲部5の深さ方向断面形状を規定する円弧の半径をR1とするとき、境界4から直胴部2方向に(1/2)R1の高さから湾曲部5方向に(2/3)R1の高さまでの範囲(図3および図4に示す符号Cの範囲)であることがわかった。
また、図1に示すルツボを用いた場合と同様、ルツボ1内における溶融液面が、湾曲部5の深さ方向断面形状を規定する円弧の半径をR1とするとき、境界4から直胴部2方向に(2/5)R1の高さから湾曲部5方向に(1/3)R1の高さまでの範囲(図3および図4に示す符号Dの範囲)であるとき、Arガスの流量が80slpmである場合の結晶中の格子間酸素濃度が、Arガスの流量が60slpmである場合の結晶中の格子間酸素濃度の最低値を下回る可能性が特に高く、不連続現象による変動量が非常に大きいことがわかった。
また、図1に示すルツボを用いた場合と同様、ルツボ1内における溶融液面が、直胴部2と湾曲部5との境界4付近の高さ範囲であるときに、不連続現象による変動量が最も大きいことがわかった。
なお、ルツボ1内における溶融液面が、直胴部2と湾曲部5との境界4の高さより少し下を中心とする境界4付近の高さ範囲であるときに、不連続現象による変動量が最も大きいことがわかった。
さらに、本発明者は、図1に示すルツボを使用して以下に示す試験を行い、ルツボ1内における溶融液面が不連続液面範囲(図1に示す符号Aの範囲)であるときであっても、不連続現象を抑制でき、不活性ガスの流量を調整することにより結晶中の格子間酸素濃度が制御できる、ルツボ回転数を見出した。
すなわち、チャンバに供給する不活性ガスとしてArガスを用い、Arガスの流量を60slpmまたは80slpmとし、図1に示すルツボを0.8rpmで回転させてMCZ法により製造したシリコン単結晶の相対長さと、結晶中の格子間酸素濃度との関係を調べた。その結果を図5に示す。図5において、点線はArガスの流量が60slpmである場合の結晶中の格子間酸素濃度を示し、実線はArガスの流量が80slpmである場合の結晶中の格子間酸素濃度を示す。また、図5において符号Eは、シリコン単結晶の相対長さに対応する図1に示す不連続液面範囲Aを示す。
図5より、ルツボ1を0.8rpmで回転させることで、ルツボ1内における溶融液面が不連続液面範囲Aであるときであっても、Arガスの流量が80slpmである場合と60slpmである場合とで結晶中の格子間酸素濃度の最低値が同程度となり、不連続現象が抑制されることを確認できた。また、ルツボ1を0.8rpmで回転させることで、ルツボ1内における溶融液面が不連続液面範囲Aであるときであっても、図5に示すように、Arガスの流量を調整することによる結晶中の格子間酸素濃度の制御が可能であることを確認できた。
また、本発明者は、チャンバに供給する不活性ガスとしてArガスを用い、Arガスの流量を60slpmまたは80slpmとし、図1に示すルツボを1.2rpmで回転させてMCZ法により製造したシリコン単結晶の相対長さと、結晶中の格子間酸素濃度との関係を調べた。その結果を図6に示す。図6において、点線はArガスの流量が60slpmである場合の結晶中の格子間酸素濃度を示し、実線はArガスの流量が80slpmである場合の結晶中の格子間酸素濃度を示す。また、図6において符号Eは、シリコン単結晶の相対長さに対応する図1に示す不連続液面範囲Aを示す。
図6より、ルツボ1を1.2rpmで回転させることで、ルツボ1内における溶融液面が不連続液面範囲Aであるときであっても、Arガスの流量が80slpmである場合に60slpmである場合よりも結晶中の格子間酸素濃度が高くなり、不連続現象が抑制されることを確認できた。また、ルツボ1を1.2rpmで回転させることで、ルツボ1内における溶融液面が不連続液面範囲Aであるときであっても、図6に示すように、Arガスの流量を調整することによる結晶中の格子間酸素濃度の制御効果が顕著に得られることを確認できた。
また、ルツボ内における溶融液面が直胴部と湾曲部との境界付近の高さ範囲であるときのルツボ回転数を高くすると、以下に示すように、シリコン単結晶の中心部と外周部との酸素濃度差が大きくなるので好ましくない。図11は、シリコン単結晶の相対長さとROGとの関係を示すグラフである。なお、ROGとは、シリコン単結晶の中心部と外周部との酸素濃度差の指標であり、具体的には「ROG(%)=(シリコン単結晶の中心部と外周部との酸素濃度差の絶対値/中心部の酸素濃度)×100」で示される。図11に示すように、ルツボ回転数が高くなるにつれてROGが高くなっている。より詳細には、ルツボ回転数が2.0rpmのときは、ROGの平均値が5%以下の非常に好ましい値となっている。また、ルツボ回転数が3.0rpmのときは、ROGの平均値が8%以下の好ましい値となっている。しかし、ルツボ回転数が3.5rpmのときは、ROGの平均値が製造歩留まりに悪影響を与える10%を越えている。
そして、本発明者は、上記の知見に基づいて、ルツボ内における溶融液面が、直胴部と湾曲部との境界付近の高さ範囲であるときのルツボ回転数を0.8〜3rpmとすることで、ルツボ内における溶融液面が直胴部と湾曲部との境界付近の高さ範囲であるときであっても、不活性ガスの流量を調整することにより結晶中の格子間酸素濃度が制御でき、しかも、得られたシリコン単結晶の中心部と外周部との酸素濃度差も小さいものとなることを見出した。
本発明は、上記の知見に基づいて完成されたものであり、本発明のシリコン単結晶の製造方法は、チャンバ内に収納され、内径が一定の値である直胴部と、底部と、前記直胴部から前記底部に向かって前記内径が減少する湾曲部とを備えたルツボを用い、磁場中チョクラルスキー法によりシリコン単結晶を製造する方法であって、前記ルツボ内における溶融液面が、前記直胴部と前記湾曲部との境界を含み、シリコン単結晶中の格子間酸素濃度とチャンバに供給する不活性ガスの流量との関係が、不活性ガス流量を少なくすると結晶中の格子間酸素濃度が上昇する連続的な関係を満たさなくなる液面範囲にあるとき、ルツボ回転数を0.8〜3rpmに変化させることを特徴とする。
また、本発明では、上記ルツボ内における溶融液面の高さが、前記直胴部と前記湾曲部との境界を含み、シリコン単結晶中の格子間酸素濃度と前記チャンバに供給する不活性ガスの流量との関係が、不活性ガス流量を少なくすると結晶中の格子間酸素濃度が上昇する連続的な関係を満たさなくなる液面範囲にあるとき、さらに、不活性ガスの流量を低下させることができる。
本発明では、上記ルツボ回転数は、1.2〜2rpmとすることができる。
また、本発明では、上記液面範囲は、上記湾曲部の深さ方向断面形状が半径Rの円弧からなるとき、上記境界から直胴部方向に(2/5)Rの高さから湾曲部方向に(1/3)Rの高さまでの範囲とすることができる。
本発明では、上記液面範囲は、前記湾曲部の深さ方向断面形状が半径Rの円弧からなるとき、前記境界から直胴部方向に(1/2)Rの高さから湾曲部方向に(2/3)Rの高さまでの範囲とすることもできる。
また、本発明では、前記不活性ガスは、Arとすることができる。
さらに、本発明では、格子間酸素濃度が1.4×10 18 〜1.6×10 18 atoms/cm であるシリコン単結晶を製造することを特徴とする上記いずれかに記載のシリコン単結晶の製造方法を提供する。
本発明の製造方法では、前記ルツボ内における溶融液面が、前記直胴部と前記湾曲部との境界を含み、シリコン単結晶中の格子間酸素濃度とチャンバに供給する不活性ガスの流量との関係が不連続に変動する不連続液面範囲の少なくとも一部を含む液面範囲であるとき、ルツボ回転数を0.8〜3rpmとする。ここでのルツボ回転数が、0.8rpm未満であると、結晶中の格子間酸素濃度と不活性ガスの流量との関係が不連続に変動する不連続現象の抑制効果が十分に得られない。また、ルツボ回転数が、3rpmを越えると、得られたシリコン単結晶の中心部と外周部との酸素濃度差が大きくなるため好ましくない。
本発明の製造方法によれば、前記ルツボ内における溶融液面が、不連続現象による変動量が最も大きい液面範囲である上述した液面範囲であるとき、ルツボ回転数を0.8〜3rpmとするので、結晶中の格子間酸素濃度と不活性ガスの流量との関係が不連続に変動する不連続現象が効果的に抑制され、不活性ガスの流量を調整することによる結晶中の格子間酸素濃度の制御が容易となる。また、得られたシリコン単結晶の中心部と外周部との酸素濃度差が小さいものとなる。よって、本発明の製造方法によれば、所定の範囲内の格子間酸素濃度を有するシリコン単結晶を容易に精度よく高い歩留まりで製造することができる。
上記シリコン単結晶の製造方法では、ルツボ回転数を1.2〜2rpmとすることができる。
このようなシリコン単結晶の製造方法とすることで、不連続現象をより一層効果的に抑制することができ、不活性ガスの流量を調整することによる結晶中の格子間酸素濃度の制御効果が顕著に得られるので、結晶中の格子間酸素濃度の制御がより一層容易となる。また、得られたシリコン単結晶の中心部と外周部との酸素濃度差がより一層小さいものとなる。
また、上記シリコン単結晶の製造方法では、液面範囲は、前記湾曲部の深さ方向断面形状が半径Rの円弧からなるとき、前記境界から直胴部方向に(2/5)Rの高さから湾曲部方向に(1/3)Rの高さまでの範囲である方法とすることができる。
このようなシリコン単結晶の製造方法とすることで、シリコン単結晶中の格子間酸素濃度とチャンバに供給する不活性ガスの流量との関係が不連続に変動する不連続液面範囲のうちの、不連続現象による変動量が非常に大きい液面範囲であるとき、ルツボ回転数を0.8〜3rpmとするものとなるので、不連続現象の抑制効果が非常に効果的に得られる。
また、上記シリコン単結晶の製造方法では、前記液面範囲は、前記湾曲部の深さ方向断面形状が半径Rの円弧からなるとき、前記境界から直胴部方向に(1/2)Rの高さから湾曲部方向に(2/3)Rの高さまでの範囲である方法とすることができる。
このようなシリコン単結晶の製造方法とすることで、不連続液面範囲であるとき、ルツボ回転数を0.8〜3rpmとするものとなるので、不連続現象が生じることがない。また、前記湾曲部の深さ方向断面形状が半径Rの円弧からなるとき、境界から直胴部方向に(1/2)Rの高さから湾曲部方向に(2/3)Rの高さまでの範囲を超える液面範囲とした場合、不連続液面範囲を除く領域における格子間酸素濃度制御に支障を来たす虞が生じるため好ましくない。
また、上記シリコン単結晶の製造方法では、前記不活性ガスがArである方法とすることができる。
また、上記課題を解決するために、本発明のシリコン単結晶は、上記いずれかに記載のシリコン単結晶の製造方法によって製造されたことを特徴とする。
本発明のシリコン単結晶は、上記いずれかに記載のシリコン単結晶の製造方法によって製造されたものであるので、所定の範囲内の格子間酸素濃度を有し、不連続現象に起因する不連続領域のない優れたものとなる。
また、上記シリコン単結晶では、格子間酸素濃度が1.4×1018〜1.6×1018atoms/cmとなるように製造されたものとすることができる。
このようなシリコン単結晶とすることで、ゲッタリング能を充分に確保できる酸素析出物の密度が得られ、なおかつ、十分なウェーハ強度が確保できる優れたウェーハとなる。
本発明によれば、不連続現象が効果的に抑制され、不活性ガスの流量を調整することによる結晶中の格子間酸素濃度の制御が容易となり、所定の範囲内の格子間酸素濃度を有するシリコン単結晶を容易に精度よく製造することができる。また、本発明によれば、所定の範囲内の格子間酸素濃度を有する優れたシリコン単結晶を提供することができる。
以下、本発明に係る第1実施形態を、図面に基づいて説明する。
図7は、本実施形態におけるシリコン単結晶の製造方法を実施するのに適した製造装置の概略図である。図7において、符号10はチャンバであり、下チャンバ10aと中チャンバ10bと図示しない上チャンバとからなる。チャンバ内には、ルツボ1が収納されている。ルツボ1は、図示しない黒鉛ルツボを介して、昇降自在かつ回転自在な下軸31に取り付けられている。また、符号51はルツボ1内の原料融液41の温度を制御するヒータであり、符号6は保温筒である。保温筒6の上面にはリング状の支持部材7が設けられ、支持部材7にはリフレクタ9が支持されている。
また、単結晶11を引き上げるためにチャンバ10の上部には、種結晶を下端部に把持するワイヤ16が昇降自在かつ回転自在に吊設されている。また、符号8は磁場供給装置である。磁場供給装置8から供給される磁場の強度は、水平磁場にあっては2000G以上、カスプ磁場にあっては400G以上にそれぞれ設定されるのが好ましい。また、前記磁場は、その中心高さが融液液面から上下20cmの範囲内になるように設定されればよい。また、チャンバ10はArガスなどの不活性ガスが例えば50〜300slpmの任意の流量で内部に供給されるようになっている。
ルツボ1としては、内径が一定の値である直胴部と、底部と、前記直胴部から前記底部に向かって前記内径が減少する湾曲部とを備えたものであれば特に限定されないが、上述した図1や図3に示す石英からなるものなどを使用することができる。
本発明のシリコン単結晶の製造方法では、図7に示す製造装置を用いて磁場中チョクラルスキー法により製造する。そして、ルツボ1内における溶融液面が、図1および図3に示すように、ルツボ1の直胴部2と湾曲部5との境界4を含み、シリコン単結晶中の格子間酸素濃度とチャンバ10に供給する不活性ガスの流量との関係が不連続に変動する不連続液面範囲の少なくとも一部を含む液面範囲にあるとき、ルツボ回転数を0.8〜3rpmとする。ルツボ回転数は、1.2〜2rpmとすることが望ましい。また、チャンバに供給する不活性ガスとしては、Arガスを用いることが望ましい。
本発明のシリコン単結晶の製造方法において、ルツボ回転数を0.8〜3rpmとするルツボ内における液面範囲は、湾曲部5の深さ方向断面形状が半径R1の円弧からなるとき、境界4から直胴部2方向に(2/5)R1の高さから湾曲部5方向に(1/3)R1の高さまでの範囲(図1における符号B、図3における符号D)であることが望ましく、湾曲部5の深さ方向断面形状が半径R1の円弧からなるとき、境界4から直胴部2方向に(1/2)Rの高さから湾曲部5方向に(2/3)Rの高さまでの範囲(図1における符号A、図3における符号C)であることがより望ましい。
なお、ルツボ回転数を0.8〜3rpmとするルツボ内における液面範囲は、製造しようとするシリコン単結晶に要求される格子間酸素濃度の精度などに応じて適宜決定することができる。
本発明のシリコン単結晶は、上記の製造方法によって製造されたものであり、格子間酸素濃度が1.4×1018〜1.6×1018atoms/cmであることが望ましい。
[実験例1]
図1に示すルツボ1がチャンバ10内に収納された図7に示す製造装置を用い、チャンバ10に供給する不活性ガスとしてArガスを用い、シリコン単結晶の相対長さに対するルツボ回転数とArガスの流量とを図8に示すように制御して、MCZ法によりシリコン単結晶を製造した。なお、図8において符号Fは、シリコン単結晶の相対長さに対応する図1に示す不連続液面範囲Aを示す。また、図8において、実線はルツボ回転数を示し、点線はArガスの流量を示す。
図8に示すように、シリコン単結晶の相対長さに対するArガスの流量を、相対長さ0から20までの範囲は70slpm、20〜40までの範囲で徐々に50slpmまで低下させ、40〜60までの範囲は50slpm、60〜70までの範囲で徐々に60slpmまで上昇させ、70〜90までの範囲は60slpmとした。また、シリコン単結晶の相対長さに対するルツボ回転数を、相対長さ0から10までの範囲は0.1rpm、10〜30までの範囲で徐々に1.2rpmまで上昇させ、30〜90までの範囲は1.2rpmとし、不連続液面範囲Fのルツボ回転数を1.2rpmとした。
[実験例2]
図1に示すルツボ1がチャンバ10内に収納された図7に示す製造装置を用い、チャンバ10に供給する不活性ガスとしてArガスを用い、シリコン単結晶の相対長さに対するArガスの流量とルツボ回転数とを図9に示すように制御して、MCZ法によりシリコン単結晶を製造した。なお、図9において符号Fは、シリコン単結晶の相対長さに対応する図1に示す不連続液面範囲Aを示す。また、図9において、実線はルツボ回転数を示し、点線はArガスの流量を示す。
図9に示すように、シリコン単結晶の相対長さに対するArガスの流量を、相対長さ0から15までの範囲は70slpm、15〜35までの範囲で徐々に40slpmまで低下させ、35〜90までの範囲は40slpmとした。また、シリコン単結晶の相対長さに対するルツボ回転数を、相対長さ0から10までの範囲は0.1rpm、10〜20までの範囲で徐々に0.7rpmまで上昇させ、20〜90までの範囲は0.7rpmとし、不連続液面範囲Fのルツボ回転数を0.7rpmとした。
実験例1および実験例2において製造したシリコン単結晶の相対長さと、結晶中の格子間酸素濃度との関係を調べた。その結果を図10に示す。図10において、実線は実験例1の結果を示し、点線は実験例2の結果を示し、符号Fは、シリコン単結晶の相対長さに対応する図1に示す不連続液面範囲Aを示す。
図10より、ルツボ1を1.2rpmで回転させることで、ルツボ1内における溶融液面が不連続液面範囲Aであるときであっても、不連続現象が抑制されることを確認できた。また、ルツボ1を1.2rpmで回転させることで、ルツボ1内における溶融液面が不連続液面範囲Aであるときであっても、Arガスの流量を調整することによる結晶中の格子間酸素濃度の制御効果が得られることを確認できた。
図1は、本発明において用いられるルツボの一例を示した図である。 図2は、図1に示すルツボを使用してMCZ法により製造したシリコン単結晶の相対長さと、結晶中の格子間酸素濃度との関係を示したグラフである。 図3は、本発明において用いられるルツボの一例を示した図である。 図4は、図3に示すルツボを使用してMCZ法により製造したシリコン単結晶の相対長さと、結晶中の格子間酸素濃度との関係を示したグラフである。 図5は、シリコン単結晶の相対長さと、結晶中の格子間酸素濃度との関係を示したグラフである。 図6は、シリコン単結晶の相対長さと、結晶中の格子間酸素濃度との関係を示したグラフである。 図7は、本実施形態におけるシリコン単結晶の製造方法を実施するのに適した製造装置の概略図である。 図8は、シリコン単結晶の相対長さに対するルツボ回転数とArガスの流量を示したグラフである。 図9は、シリコン単結晶の相対長さに対するルツボ回転数とArガスの流量を示したグラフである。 図10は、シリコン単結晶の相対長さと、結晶中の格子間酸素濃度との関係を示したグラフである。 図11は、シリコン単結晶の相対長さとROGとの関係を示すグラフである。
符号の説明
1:ルツボ、2:直胴部、3:底部、4:境界、5:湾曲部、6:保温筒、8:磁場供給装置、7:支持部材、9:リフレクタ、10:チャンバ、11:単結晶、16:ワイヤ、31:下軸、41:原料融液、51:ヒータ、

Claims (7)

  1. チャンバ内に収納され、内径が一定の値である直胴部と、底部と、前記直胴部から前記底部に向かって前記内径が減少する湾曲部とを備えたルツボを用い、磁場中チョクラルスキー法によりシリコン単結晶を製造する方法であって、
    前記ルツボ内における溶融液面の高さが、前記直胴部と前記湾曲部との境界を含み、シリコン単結晶中の格子間酸素濃度と前記チャンバに供給する不活性ガスの流量との関係が、不活性ガス流量を少なくすると結晶中の格子間酸素濃度が上昇する連続的な関係を満たさなくなる液面範囲にあるとき、ルツボ回転数を0.8〜3rpmに変化させることを特徴とするシリコン単結晶の製造方法。
  2. 前記ルツボ内における溶融液面の高さが、前記直胴部と前記湾曲部との境界を含み、シリコン単結晶中の格子間酸素濃度と前記チャンバに供給する不活性ガスの流量との関係が、不活性ガス流量を少なくすると結晶中の格子間酸素濃度が上昇する連続的な関係を満たさなくなる液面範囲にあるとき、さらに、不活性ガスの流量を低下させることを特徴とする請求項1記載のシリコン単結晶の製造方法。
  3. 前記ルツボ回転数を1.2〜2rpmとすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシリコン単結晶の製造方法。
  4. 前記液面範囲は、前記湾曲部の深さ方向断面形状が半径Rの円弧からなるとき、前記境界から直胴部方向に(2/5)Rの高さから湾曲部方向に(1/3)Rの高さまでの範囲であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のシリコン単結晶の製造方法。
  5. 前記液面範囲は、前記湾曲部の深さ方向断面形状が半径Rの円弧からなるとき、前記境界から直胴部方向に(1/2)Rの高さから湾曲部方向に(2/3)Rの高さまでの範囲であることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のシリコン単結晶の製造方法。
  6. 前記不活性ガスがArであることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載のシリコン単結晶の製造方法。
  7. 格子間酸素濃度が1.4×10 18 〜1.6×10 18 atoms/cm であるシリコン単結晶を製造することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のシリコン単結晶の製造方法。
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