JP4438683B2 - 棚段乾燥装置および棚段乾燥装置の洗浄方法 - Google Patents
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Description
すなわち、乾燥室である真空槽102内に、上下に一定間隔離間して、複数の棚板104が、水平に多段に配置されている。そして、それぞれの棚板104と、真空槽102には、図示しないが、外部から加熱用の温水、蒸気、熱媒、電熱などによる熱源が導入されて、棚板104の表面と、真空槽102の内面が、発熱するように構成されている。
すなわち、先ず、収容トレーに乾燥処理する液体、粉体、スラリーなどの被乾燥物を収容して、この収容トレーを、扉板を開放して、真空槽102内の棚板104の上面に載置する。
このため、従来では、真空棚段乾燥装置100において、清掃方法として、扉板を開放して、真空槽102の内面と棚板104を、人の手により清掃することが行われている。
しかしながら、このように洗浄液を真空槽102の内部に充満させて洗浄を行う方法では、洗浄液の漏洩防止のために、扉板と真空槽102の構造を、必要以上に強固にする必要がある。また、しかも、洗浄液を真空槽102の内部に充満させて洗浄を行うので、真空槽102の内部において、洗浄液が流動しないために、洗浄効果が低くなってしまう。
本発明は、このような現状に鑑み、従来のように、洗浄ノズルなどの洗浄装置を設置することなく、扉板を閉止した密閉状態のままで、乾燥室内面や棚板表面などを洗浄することが可能な棚段乾燥装置および棚段乾燥装置の洗浄方法を提供することを目的とする。
密閉構造を有する乾燥室と、
前記乾燥室内に上下に離間して配設され、加熱冷却手段を備えた複数の棚板と、
前記乾燥室の下部に形成した下部流通口と、
前記乾燥室の上部に形成した上部流通口とを備え、
前記棚板が、水平面に対して傾斜して配置されていることを特徴とするように構成されていることを特徴とする。
密閉構造を有する乾燥室と、
前記乾燥室内に上下に離間して配設され、加熱冷却手段を備えた複数の棚板と、
前記乾燥室の下部に形成した下部流通口と、
前記乾燥室の上部に形成した上部流通口とを備え、
前記棚板が、水平面に対して傾斜して配置された棚段乾燥装置であって、
密閉状態のまま洗浄する際に、
前記下部流通口を介して、洗浄溶媒を乾燥室に供給し、
前記乾燥室内に供給した洗浄溶媒を加熱手段によって加熱して、洗浄溶媒の溶媒蒸気を発生させるとともに、
前記加熱冷却手段を作動させて、棚板を冷却することによって、溶媒蒸気を乾燥室内で凝縮させ、その凝縮液で棚板を含む乾燥室内を洗浄するように構成したことを特徴とする。
密閉構造を有する乾燥室と、
前記乾燥室内に上下に離間して配設され、加熱冷却手段を備えた複数の棚板と、
前記乾燥室の下部に形成した下部流通口と、
前記乾燥室の上部に形成した上部流通口とを備え、
前記棚板が、水平面に対して傾斜して配置された棚段乾燥装置の洗浄方法であって、
密閉状態のまま洗浄する際に、
前記下部流通口を介して、洗浄溶媒を乾燥室に供給し、
前記乾燥室内に供給した洗浄溶媒を加熱手段によって加熱して、洗浄溶媒の溶媒蒸気を発生させるとともに、
前記加熱冷却手段を作動させて、棚板を冷却することによって、溶媒蒸気を乾燥室内で凝縮させ、その凝縮液で棚板を含む乾燥室内を洗浄することを特徴とする。
洗浄溶媒)の有効利用を図ることができる。
密閉構造を有する乾燥室と、
前記乾燥室内に上下に離間して配設され、加熱冷却手段を備えた複数の棚板と、
前記乾燥室の下部に形成した下部流通口と、
前記乾燥室の上部に形成した上部流通口とを備え、
前記棚板が、水平面に対して傾斜して配置された棚段乾燥装置であって、
密閉状態のまま洗浄する際に、
洗浄溶媒を加熱手段によって加熱して発生した溶媒蒸気を、下部流通口を介して、洗浄溶媒を乾燥室に供給するとともに、
前記加熱冷却手段を作動させて、棚板を冷却することによって、溶媒蒸気を乾燥室内で凝縮させ、その凝縮液で棚板を含む乾燥室内を洗浄するように構成したことを特徴とする。
密閉構造を有する乾燥室と、
前記乾燥室内に上下に離間して配設され、加熱冷却手段を備えた複数の棚板と、
前記乾燥室の下部に形成した下部流通口と、
前記乾燥室の上部に形成した上部流通口とを備え、
前記棚板が、水平面に対して傾斜して配置された棚段乾燥装置の洗浄方法であって、
密閉状態のまま洗浄する際に、
洗浄溶媒を加熱手段によって加熱して発生した溶媒蒸気を、下部流通口を介して、洗浄溶媒を乾燥室に供給するとともに、
前記加熱冷却手段を作動させて、棚板を冷却することによって、溶媒蒸気を乾燥室内で凝縮させ、その凝縮液で棚板を含む乾燥室内を洗浄することを特徴とする。
従って、本発明によれば、洗浄溶媒の蒸気が、棚板に設けられた加熱冷却手段によって、冷却されて凝縮・液化し、これにより、洗浄溶媒液によって、乾燥室の内面と棚板表面などが洗浄される。
で凝縮した洗浄溶媒液は、棚板の上面の傾斜に沿って流下して、棚板の端部から落下して、下方に位置する棚板の上面を洗浄することになる。
これによって、周囲の環境に左右されずに洗浄を行うことができ、しかも、棚段乾燥装置を操作する者が、洗浄溶媒にさらされることがなく、安全に、乾燥室内を洗浄することができる。
このように構成することによって、乾燥室下部から洗浄溶媒の蒸気が、交互に異なる方向に傾斜するように配置された棚板の間に左右に形成される一連の流路に沿って上昇して、乾燥室内に万遍なく分散して、凝縮することになり、均一な洗浄を実施することができる。
このように構成することによって、乾燥室下部から洗浄溶媒の蒸気が、一方向に傾斜するように配置された棚板の間に形成される流路に沿って上昇して、乾燥室内に万遍なく分散して、凝縮することになり、均一な洗浄を実施することができる。
洗浄されることになる。
このように構成することによって、乾燥室下部から洗浄溶媒の蒸気が、異なる方向に傾斜するように配置された複数組の棚板の間に左右に形成される一連の流路に沿って上昇して、乾燥室内に万遍なく分散して、凝縮することになり、均一な洗浄を実施することができる。
このような範囲に棚板の傾斜勾配があれば、棚板の上面で凝縮した洗浄溶媒液は、棚板の上面の傾斜に沿って流下して、棚板の端部から落下して、棚板の上面を洗浄する。その結果、凝縮した洗浄溶媒液により、棚板の上面が効果的に洗浄されることになる。
このように構成することによって、乾燥室の上部の上部流通口に接続された凝縮器によって、乾燥室内で凝縮しなかった洗浄溶媒の余剰蒸気を、完全に凝縮させて、乾燥室に還流することができる。
また、本発明では、前記加熱手段が、乾燥室の下部面を加熱する加熱手段であることを特徴とする。
このように構成することによって、加熱器によって、洗浄溶媒の蒸気を安定して発生させることができ、乾燥室の下部に形成した下部流通口を介して、洗浄溶媒の蒸気を乾燥室に供給することができる。
一方の下部流通口が、加熱器の出口側である上部に接続されているとともに、他方の下部流通口が、加熱器の入口側である底部に接続され、これにより加熱還流経路が形成されていることを特徴とする。
従って、例えば、乾燥室の上部に形成した上部流通口を閉止し、被乾燥物収容トレーに被乾燥物を充填して、棚板の上面に並べ、扉板を閉止して、棚板と乾燥室内面を加温しつつ、下部の流通口を真空ポンプに接続して、所定の圧力まで減圧することによって、被乾燥物を効率良く乾燥することができる。しかも、上記したように、従来は困難であった棚段乾燥装置の棚板を含む乾燥室内の洗浄を、扉板を閉止した密閉状態のままで実施することができる。
このように構成することによって、乾燥室内を洗浄する際に、使用した被乾燥物収容トレーを上下反転して、すなわち、伏せた状態で棚板上に載置することによって、被乾燥物収容トレーを載置した棚板の上方の棚板で冷却された洗浄溶媒が、トレー裏面に落下してトレー裏面が直接洗浄されることになる。
従って、収容トレーの洗浄が、乾燥室内の洗浄と同時に効率良く実施することができる。
このように構成することによって、スペーサー部材によって形成された棚板上面と収容トレーとの間の間隙から、洗浄溶媒の蒸気がトレーの内面に浸入して、落下した洗浄溶媒で冷却されたトレーの内面では、この洗浄溶媒の蒸気が凝縮・液化されることになって、効率的に洗浄が行われる。
これによって、周囲の環境に左右されずに洗浄を行うことができ、しかも、棚段乾燥装置を操作する者が、洗浄溶媒にさらされることがなく、安全に、乾燥室内を洗浄することができる。
図1は、本発明の洗浄機能を備えた棚段乾燥装置の内部を示す概略正面図である。
図1において、10は全体で本発明の洗浄機能を備えた棚段乾燥装置(以下、単に「棚段乾燥装置」と言う)を示している。
そして、乾燥室14の内部には、複数の棚板16が、上下に一定間隔離間して配置されている。
また、乾燥室14の下部26には、下部流通口28が形成されており、乾燥室14の上部30には、上部流通口32が形成されている。
なお、この場合、図示しないが、下部流通口28から、必要に応じて、低温凝縮器を通して、凝縮物を除去しつつ乾燥するようにしても良い。
トレーに収容した被乾燥物を、棚板22、24の表面からの伝導熱や輻射熱で加熱することによって、被乾燥物を乾燥する。
なお、この場合、図示しないが、上部流通口32から排出する乾燥用気体を、必要に応じて、凝縮器を通して凝縮物を除去しつつ乾燥するようにしても良い。
そして、乾燥室14の下部26の加熱手段を、例えば、外部から加熱用の熱媒を循環させることによって、作動させて、乾燥室14の下部26の表面26aを発熱させる。これによって、洗浄用の溶媒蒸気を発生させる。
すなわち、洗浄溶媒の蒸気が、棚板に設けられた加熱冷却手段によって、冷却されて凝縮・液化し、これにより、洗浄溶媒液によって、乾燥室14の内面と棚板22、24の表面などが洗浄される。
なる。
下部26の下部流通口28を介して、乾燥室14の外部に排出される。また、乾燥室14内で凝縮しなかった洗浄溶媒の蒸気は、乾燥室14の上部の上部流通口32を介して、乾燥室14の外部に排出され、必要に応じて回収される。
また、このように乾燥室14の内面と棚板22、24の上面を洗浄して、下方に流下または落下する汚れた洗浄溶媒液は、乾燥室14の下部26の表面26aに還流して、再び、乾燥室14の下部26の加熱手段によって、洗浄用の溶媒蒸気が発生されて、上記した洗浄サイクルが繰り返される。
また、乾燥室14内に、棚板22、24を配置する方法としては、図示しないが、例えば、扉板側から見て乾燥室14の側壁18、20の左右から伸びる支持体によって、左右に所定の勾配で傾斜した状態で設置するようにすればよい。
すなわち、乾燥室14内で凝縮しなかった洗浄溶媒の蒸気は、乾燥室14の上部の上部流通口32から、凝縮器40に入り凝縮・液化されて、乾燥室14に再び戻されて、乾燥室14の内面や棚板22、24の表面の汚れを溶解または懸濁して洗浄し、乾燥室14の下部26の加熱手段に戻るように構成してもよい。
このように構成することによって、乾燥室14の上部の上部流通口32に接続された凝縮器40によって、乾燥室14内で凝縮しなかった洗浄溶媒の余剰蒸気を、完全に凝縮させて、乾燥室14に還流することができる。
、乾燥室14内に万遍なく分散して、凝縮することになり、均一な洗浄を実施することができる。
さらに、乾燥室14の内面の材質は、洗浄溶媒や被乾燥物に対して安定であり、特に、真空乾燥装置として使用する場合には、真空に耐える強度を有すれば特に限定はされるものではない。通常は、ステンレス鋼を用いるのが望ましい。また、加熱器や凝縮器の構造や材質も、上記の観点から適宜選択すればよい。
この実施例の棚段乾燥装置10は、図1〜図6に示した棚段乾燥装置10と基本的には同様な構成であり、同一の構成部材には同一の参照番号を付している。
これにより、上記の実施例と同様にして、加熱冷却手段を作動させて、棚板を冷却することによって、溶媒蒸気を乾燥室内で凝縮させ、その凝縮した洗浄溶媒液によって、乾燥室14の内面と棚板22、24の表面などが洗浄される。
そしてに、高沸点または不溶性の汚れは、洗浄作業が終了し、加熱手段42の温度が低下した後、残さとして処理される。
この実施例の棚段乾燥装置10は、図8に示した棚段乾燥装置10と基本的には同様な構成であり、同一の構成部材には同一の参照番号を付している。
一方の下部流通口28aが、加熱器からなる加熱手段42の出口側である上部に接続されているとともに、他方の下部流通口28bが、加熱手段42の入口側である底部に接続され、これにより加熱還流経路44が形成されている。
この実施例の棚段乾燥装置10は、図1〜図6に示した棚段乾燥装置10と基本的には同様な構成であり、同一の構成部材には同一の参照番号を付している。
そして、棚板22、24の上面と収容トレー46の間にスペーサー部材48を配置して、収容トレーを洗浄するようになっている。
しかしながら、スペーサー部材48の形状は、このような棒状の部材に限定されるものではなく、棚板22、24の上面と収容トレー46との間の間隙50が形成されてあればよく、例えば、口縁部46aが嵌合するスリットを設けたものなど、適宜変更可能である。
以上、本発明の好ましい実施の態様を説明してきたが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば、上記実施例では、乾燥装置本体12を略箱体形状としたが、略円筒形とすることもできるなど本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
12 乾燥装置本体
14 乾燥室
16 棚板
18 側壁
20 側壁
22 棚板
24 棚板
26 下部
26a 表面
28 下部流通口
28a 下部流通口
28b 下部流通口
30 上部
32 上部流通口
34 真空源
36 乾燥用気体源
38 洗浄溶媒源
40 凝縮器
42 加熱手段
44 加熱還流経路
46 収容トレー
46a 口縁部
48 スペーサー部材
50 間隙
100 真空棚段乾燥装置
102 真空槽
104 棚板
106 吸排気口
A 水平面
B 流路
S 間隙
Claims (33)
- 密閉構造を有する乾燥室と、
前記乾燥室内に上下に離間して配設され、加熱冷却手段を備えた複数の棚板と、
前記乾燥室の下部に形成した下部流通口と、
前記乾燥室の上部に形成した上部流通口とを備え、
前記棚板が、水平面に対して傾斜して配置され、
前記複数の棚板が、交互に異なる方向に傾斜するように配置されていることを特徴とする棚段乾燥装置。 - 前記下部流通口に、加熱器が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の棚段乾燥装置。
- 前記乾燥室の下部には、2つの下部流通口が形成されており、
一方の下部流通口が、加熱器の出口側である上部に接続されているとともに、他方の下部流通口が、加熱器の入口側である底部に接続され、これにより加熱還流経路が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の棚段乾燥装置。 - 密閉構造を有する乾燥室と、
前記乾燥室内に上下に離間して配設され、加熱冷却手段を備えた複数の棚板と、
前記乾燥室の下部に形成した下部流通口と、
前記乾燥室の上部に形成した上部流通口とを備え、
前記棚板が、水平面に対して傾斜して配置され、
前記複数の棚板が、異なる方向に傾斜するように配置された複数組の棚板から構成されていることを特徴とする棚段乾燥装置。 - 前記下部流通口に、加熱器が接続されていることを特徴とする請求項4に記載の棚段乾燥装置。
- 前記乾燥室の下部には、2つの下部流通口が形成されており、
一方の下部流通口が、加熱器の出口側である上部に接続されているとともに、他方の下部流通口が、加熱器の入口側である底部に接続され、これにより加熱還流経路が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の棚段乾燥装置。 - 密閉構造を有する乾燥室と、
前記乾燥室内に上下に離間して配設され、加熱冷却手段を備えた複数の棚板と、
前記乾燥室の下部に形成した下部流通口と、
前記乾燥室の上部に形成した上部流通口とを備え、
前記棚板が、水平面に対して傾斜して配置された棚段乾燥装置であって、
密閉状態のまま洗浄する際に、
前記下部流通口を介して、洗浄溶媒を乾燥室に供給し、
前記乾燥室内に供給した洗浄溶媒を加熱手段によって加熱して、洗浄溶媒の溶媒蒸気を発生させるとともに、
前記加熱冷却手段を作動させて、棚板を冷却することによって、溶媒蒸気を乾燥室内で凝縮させ、その凝縮液で棚板を含む乾燥室内を洗浄するように構成したことを特徴とする洗浄機能を備えた棚段乾燥装置。 - 前記洗浄溶媒を乾燥室下部に還流させて、加熱手段によって、再度溶媒蒸気を発生させて、乾燥室の洗浄に循環使用し、洗浄終了後、下部流通口を介して洗浄溶媒を排出するように構成したことを特徴とする請求項7に記載の洗浄機能を備えた棚段乾燥装置。
- 密閉構造を有する乾燥室と、
前記乾燥室内に上下に離間して配設され、加熱冷却手段を備えた複数の棚板と、
前記乾燥室の下部に形成した下部流通口と、
前記乾燥室の上部に形成した上部流通口とを備え、
前記棚板が、水平面に対して傾斜して配置された棚段乾燥装置であって、
密閉状態のまま洗浄する際に、
洗浄溶媒を加熱手段によって加熱して発生した溶媒蒸気を、下部流通口を介して、洗浄溶媒を乾燥室に供給するとともに、
前記加熱冷却手段を作動させて、棚板を冷却することによって、溶媒蒸気を乾燥室内で凝縮させ、その凝縮液で棚板を含む乾燥室内を洗浄するように構成したことを特徴とする洗浄機能を備えた棚段乾燥装置。 - 前記洗浄溶媒を下部流通口を介して、加熱手段に還流させて、再度溶媒蒸気を発生させて、下部流通口を介して、洗浄溶媒を乾燥室に供給することにより、乾燥室の洗浄に循環使用し、洗浄終了後、下部流通口を介して洗浄溶媒を排出するように構成したことを特徴とする請求項9に記載の洗浄機能を備えた棚段乾燥装置。
- 前記複数の棚板が、交互に異なる方向に傾斜するように配置されていることを特徴とする請求項7から10のいずれかに記載の洗浄機能を備えた棚段乾燥装置。
- 前記複数の棚板が、一方向に傾斜するように配置されていることを特徴とする請求項7から11のいずれかに記載の洗浄機能を備えた棚段乾燥装置。
- 前記複数の棚板が、異なる方向に傾斜するように配置された複数組の棚板から構成されていることを特徴とする請求項7から10のいずれかに記載の洗浄機能を備えた棚段乾燥装置。
- 前記棚板の傾斜勾配が、水平面に対して、5/1000〜5/100の勾配であることを特徴とする請求項7から10のいずれかに記載の洗浄機能を備えた棚段乾燥装置。
- 前記上部流通口に、凝縮器が接続され、溶媒蒸気を凝縮させて、乾燥室内に還流するように構成されていることを特徴とする請求項7から10のいずれかに記載の洗浄機能を備えた棚段乾燥装置。
- 前記加熱手段が、乾燥室の下部面を加熱する加熱手段であることを特徴とする請求項7に記載の洗浄機能を備えた棚段乾燥装置。
- 前記加熱手段が、下部流通口に接続された加熱器であることを特徴とする請求項9に記載の洗浄機能を備えた棚段乾燥装置。
- 前記乾燥室の下部には、2つの下部流通口が形成されており、
一方の下部流通口が、加熱器の出口側である上部に接続されているとともに、他方の下部流通口が、加熱器の入口側である底部に接続され、これにより加熱還流経路が形成されていることを特徴とする請求項17に記載の洗浄機能を備えた棚段乾燥装置。 - 棚段乾燥装置が、真空式棚段乾燥装置であることを特徴とする請求項7から18のいずれかに記載の洗浄機能を備えた棚段乾燥装置。
- 密閉構造を有する乾燥室と、
前記乾燥室内に上下に離間して配設され、加熱冷却手段を備えた複数の棚板と、
前記乾燥室の下部に形成した下部流通口と、
前記乾燥室の上部に形成した上部流通口とを備え、
前記棚板が、水平面に対して傾斜して配置された棚段乾燥装置の洗浄方法であって、
密閉状態のまま洗浄する際に、
前記下部流通口を介して、洗浄溶媒を乾燥室に供給し、
前記乾燥室内に供給した洗浄溶媒を加熱手段によって加熱して、洗浄溶媒の溶媒蒸気を発生させるとともに、
前記加熱冷却手段を作動させて、棚板を冷却することによって、溶媒蒸気を乾燥室内で凝縮させ、その凝縮液で棚板を含む乾燥室内を洗浄することを特徴とする棚段乾燥装置の洗浄方法。 - 前記洗浄溶媒を乾燥室下部に還流させて、加熱手段によって、再度溶媒蒸気を発生させて、乾燥室の洗浄に循環使用し、洗浄終了後、下部流通口を介して洗浄溶媒を排出することを特徴とする請求項20に記載の棚段乾燥装置の洗浄方法。
- 密閉構造を有する乾燥室と、
前記乾燥室内に上下に離間して配設され、加熱冷却手段を備えた複数の棚板と、
前記乾燥室の下部に形成した下部流通口と、
前記乾燥室の上部に形成した上部流通口とを備え、
前記棚板が、水平面に対して傾斜して配置された棚段乾燥装置の洗浄方法であって、
密閉状態のまま洗浄する際に、
洗浄溶媒を加熱手段によって加熱して発生した溶媒蒸気を、下部流通口を介して、洗浄溶媒を乾燥室に供給するとともに、
前記加熱冷却手段を作動させて、棚板を冷却することによって、溶媒蒸気を乾燥室内で凝縮させ、その凝縮液で棚板を含む乾燥室内を洗浄することを特徴とする棚段乾燥装置の洗浄方法。 - 前記洗浄溶媒を下部流通口を介して、加熱手段に還流させて、再度溶媒蒸気を発生させて、下部流通口を介して、洗浄溶媒を乾燥室に供給することにより、乾燥室の洗浄に循環使用し、洗浄終了後、下部流通口を介して洗浄溶媒を排出することを特徴とする請求項22に記載の棚段乾燥装置の洗浄方法。
- 前記複数の棚板が、交互に異なる方向に傾斜するように配置されていることを特徴とする請求項20から23のいずれかに記載の棚段乾燥装置の洗浄方法。
- 前記複数の棚板が、一方向に傾斜するように配置されていることを特徴とする請求項20から23のいずれかに記載の棚段乾燥装置の洗浄方法。
- 前記複数の棚板が、異なる方向に傾斜するように配置された複数組の棚板から構成されていることを特徴とする請求項20から23のいずれかに記載の棚段乾燥装置の洗浄方法。
- 前記棚板の傾斜勾配が、水平面に対して、5/1000〜5/100の勾配であることを特徴とする請求項20から26のいずれかに記載の棚段乾燥装置の洗浄方法。
- 前記上部流通口に、凝縮器が接続され、溶媒蒸気を凝縮させて、乾燥室内に還流することを特徴とする請求項20から27のいずれかに記載の棚段乾燥装置の洗浄方法。
- 前記加熱手段が、乾燥室の下部面を加熱する加熱手段であることを特徴とする請求項20に記載の棚段乾燥装置の洗浄方法。
- 前記加熱手段が、下部流通口に接続された加熱器であることを特徴とする請求項22に記載の棚段乾燥装置の洗浄方法。
- 前記乾燥室の下部には、2つの下部流通口が形成されており、
一方の下部流通口が、加熱器の出口側である上部に接続されているとともに、他方の下部流通口が、加熱器の入口側である底部に接続され、これにより加熱還流経路が形成されていることを特徴とする請求項30に記載の棚段乾燥装置の洗浄方法。 - 前記棚板上に、被乾燥物収容トレーを上下反転して載置して、収容トレーを洗浄することを特徴とする請求項20から31のいずれかに記載の棚段乾燥装置の洗浄方法。
- 前記棚板上面と被乾燥物収容トレーとの間にスペーサー部材を配置して、収容トレーを洗浄することを特徴とする請求項32に記載の棚段乾燥装置の洗浄方法。
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