JP4438604B2 - モータ及び記録媒体駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、HD(ハードディスク)等の記録媒体を回転駆動するモータ及び該モータを有する記録媒体駆動装置に関するものである。
近年、ハードディスクドライブ装置(HDD)を用いた情報記録再生装置は、携帯音楽再生装置や携帯電話機等に採用され始めている。特に、携帯型の情報記録再生装置は、その利便性から今後の主流となるものであり、さらなる小型化及び薄型化が求められている。これに伴い、HD(ハードディスク)を駆動するスピンドルモータの小型化及び薄型化の改良がなされてきた。
スピンドルモータを小型化及び薄型化する方法としては、従来より様々な方法や構成が提案されている。例えば、超薄型の電磁鋼板やアモルファス鋼板を積層することでステータコアの薄型化を図るモータの積層コアが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、ステータコアの塗装方法を改良することで、モータの小型化及び薄型化を図るモータ用ステータが知られている(例えば、特許文献2参照)。
一方、モータを小型化及び薄型化した場合、モータの剛性が低下してしまい、モータの回転特性(振動特性)に影響を与える恐れがある。そこで、このような不都合をなくすため、振動緩衝部を設けることで、振動特性を向上させ、共振等の発生を防止したモータが知られている(例えば、特許文献3参照)。これにより、モータの剛性低下に伴う振動発生を抑えることができるので、モータの小型化を図ることができる。
また、ステータコアを所定位置に位置決めさせる径方向位置決め部及び軸方向位置決め部を設けることで、ステータコアを高精度に位置決めさせることができると共に、径方向位置決め部及び軸方向位置決め部を有する固定部材の剛性を高めることができるモータが知られている(例えば、特許文献4参照)。これにより、機械的剛性の低下を抑えることができるので、モータの小型化を図ることができる。
上述したいずれの場合も、モータの小型化及び薄型化を図ることで、情報記録再生装置全体の小型化及び薄型化を行っている。また、いずれのモータにおいても、ステータコアは、一般的な積層構造が採用されている。
特開2000−57747号公報 特開2001−103686号公報 特開2003−244890号公報 特開2004−135467号公報
しかしながら、上記特許文献1から4に記載された従来のものは、以下の課題が残されている。
即ち、情報記録再生装置をより小型及び薄型にして、形態性や利便性等をさらに高めるためには、スピンドルモータ等のモータも同様に、より小型化及び薄型化を図る必要がある。そのためには、ステータコアのさらなる薄型化が不可欠となり、ステータコアの単層化も視野に入れる必要がある。ところが、ステータコアをより薄型、例えば、単層化した場合には、反りや撓みが生じてしまい、その結果、モータの回転特性に影響を与えてしまう恐れがあった。
特に、コイルが巻回される歯極部は、基端部が環状の連結部に支持された片持ち状態であるので、反りや撓みが顕著に発生し易い。その結果、ステータコア全体に反りや撓みが生じる恐れがある。
ここで、特許文献1及び2に記載されているモータは、モータの小型化を図るものとはいえ、ステータコアの積層を前提とするものであり、その上で積層方法や塗装方法を工夫している。従って、上述したような、ステータコア自身の、例えば、単層化した場合における反りや撓みを解消することは困難なものであった。
また、特許文献3及び4に記載されているモータは、モータの剛性低下を抑えることで、モータの小型化を図るものであり、やはり同様にステータコア自身の、例えば、単層化した場合における反りや撓みを解消することは困難なものであった。また、これらモータも、ステータコアは積層型を前提としている。
本発明は、このような事情に考慮してなされたもので、その目的は、ステータコアの反りや撓み等の変形を防止して、薄型化を図ると共に回転特性の向上化を図ることができる
モータ及び該モータを有する記録媒体駆動装置を提供することである。
本発明は、前記課題を解決するために以下の手段を提供する。
本発明のモータは、軸線回りに回転可能に支持された軸体と、該軸体に保持された環状の永久磁石と、該永久磁石の周囲を囲むように配された環状部と、該環状部に基端が固定されると共に前記永久磁石側に向かう半径方向に延出するよう形成され、前記軸線を中心として所定角度毎に複数設けられた歯極部と、該複数の歯極部の先端にそれぞれ略直角に折り曲げられて形成され、前記永久磁石の外周面に対向する面を有する折曲部とを有するステータコアと、複数の前記歯極部にそれぞれ巻回された励磁可能なコイルと、非磁性体材料により形成され、少なくとも隣り合う前記折曲部を連結して隣接する歯極部同士を一体的に固定する連結部とを備えていることを特徴とするものである。
この発明に係るモータにおいては、コイルに所定の電流、例えば、三相交流電流を供給することで、コイルを励磁させて磁界を発生させる。この磁界により、永久磁石は、軸体と共に軸線回りに回転を行う。特に、ステータコアは、歯極部の先端に折曲部を有しているので、永久磁石とステータコアとの間の磁束の受け渡しが密になる。従って、ステータコアを介してコイルに磁束を集中することができ、回転効率を向上させることができる。
ここで、ステータコアの複数の折曲部のうち、少なくとも隣り合う折曲部は、連結部によって連結されている。これにより、軸線を中心として所定角度毎に(周方向に向けて等間隔毎に)環状部から半径方向に延出された複数の歯極部のうち、隣接する歯極部同士が一体的に固定される。
従って、ステータコアを極力薄く形成したとしても、環状部に片持ち状態で固定されている歯極部の機械的強度を向上させることができ、歯極部の反りや撓み等の変形を極力抑えることができる。その結果、ステータコア全体の反りや撓み等の変形をなくして剛性を高めることができる。よって、モータ全体の薄型化を図ることができると共に回転特性の向上化を図ることができる。
また、連結部は、非磁性体材料なので、磁束に影響、即ち、回転効率に影響を与えることはない。
また、本発明のモータは、上記本発明のモータにおいて、前記連結部が、複数の前記折曲部を周囲から囲んで連結するよう環状に形成され、全ての前記歯極部を一体的に固定することを特徴とするものである。
この発明に係るモータにおいては、環状(リング状)に形成された連結部を、全ての折曲部を周囲から囲んで連結するように取り付けることで、全ての歯極部を一体的に固定することができる。つまり、片持ち状の各歯極部は、それぞれ先端側で連結された状態となる。従って、ステータコアの機械的強度がより向上し、反りや撓み等が発生することを防止することができる。また、回転特性をさらに向上させることができる。
また、本発明のモータは、上記本発明のモータにおいて、非磁性体材料により環状に形成されると共に前記コイルに隣接配置され、複数の前記折曲部にそれぞれ嵌合可能な嵌合溝を内周面に有しているシート状の補強板を備えていることを特徴とするものである。
この発明に係るモータにおいては、内周面に形成された嵌合溝を複数の折曲部に嵌合させるように補強板を嵌め込むことで、全ての歯極部を一体的に固定することができる。つまり、片持ち状の各歯極部は、それぞれ先端側で連結された状態となる。従って、ステータコアの機械的強度がさらに向上し、反りや撓み等を発生することを防止することができる。また、回転特性をさらに向上させることができる。
また、補強板は、シート状であるので、折曲部の高さ以内に納めることができ、該補強板を取り付けることで厚みが増すことはない。更に、補強板は、非磁性体材料により形成されているので、コイルに隣接配置したとしても、磁束に影響、即ち、回転効率に影響を与えることはない。
また、本発明のモータは、上記本発明のモータにおいて、前記補強板が、前記コイル側に強磁性体の磁気膜を有しており、少なくとも前記コイル及び前記ステータコアからの磁束を遮断することを特徴とするものである。
この発明に係るモータにおいては、補強板がコイル側に磁気膜を有しているので、コイルやステータコアから発生した磁束を遮断でき、余計な磁束を外部に漏洩することを防止できる。よって、磁束を有効に利用でき、回転効率をより向上させることができる。
また、本発明のモータは、上記本発明のモータにおいて、前記補強板と前記連結部とが、一体的に構成されていることを特徴とするものである。
この発明に係るモータにおいては、補強板と連結部とが一体的に構成されているので、折曲部への取り付けが容易になると共に部品点数を減らせるので組み立て易い。
また、本発明のモータは、軸線回りに回転可能に支持された軸体と、該軸体に保持された環状の永久磁石と、該永久磁石の周囲を囲むように配された環状部と、該環状部に基端が固定されると共に前記永久磁石側に向かう半径方向に延出するよう形成され、前記軸線を中心として所定角度毎に複数設けられた歯極部と、該複数の歯極部の先端にそれぞれ略直角に折り曲げられて形成され、前記永久磁石の外周面に対向する面を有する折曲部とを有するステータコアと、複数の前記歯極部にそれぞれ巻回された励磁可能なコイルと、非磁性体材料により環状に形成されると共に前記コイルに隣接配置され、複数の前記折曲部にそれぞれ嵌合可能な嵌合溝を内周面に有しているシート状の補強板とを備え、該補強板が、前記嵌合溝を介して複数の前記折曲部を周囲から囲むように連結し、全ての前記歯極部を一体的に固定することを特徴とするものである。
この発明に係るモータにおいては、コイルに所定の電流、例えば、三相交流電流を供給することで、コイルを励磁させて磁界を発生させる。この磁界により、永久磁石は、軸体と共に軸線回りに回転を行う。特に、ステータコアは、歯極部の先端に折曲部を有しているので、永久磁石とステータコアとの間の磁束の受け渡しが密になる。従って、ステータコアを介してコイルに磁束を集中することができ、回転効率を向上させることができる。
ここで、内周面に形成された嵌合溝を複数の折曲部に嵌合させるように環状のシート板を嵌め込むことで、全ての歯極部を一体的に固定することができる。つまり、片持ち状の各歯極部は、それぞれ先端側で連結された状態となる。これにより、ステータコアを極力薄く形成したとしても、環状部に片持ち状態で固定されている歯極部の機械的強度を向上させることができ、歯極部の反りや撓み等の変形を極力抑えることができる。その結果、ステータコア全体の反りや撓みをなくして剛性を高めることができる。よって、モータ全体の薄型化を図ることができると共に回転特性の向上化を図ることができる。
また、補強板は、シート状であるので、折曲部の高さ以内に納めることができ、該補強板を取り付けることで厚みが増すことはない。更に、補強板は、非磁性体材料により形成されているので、コイルに隣接配置したとしても、磁束に影響、即ち、回転効率に影響を与えることはない。
また、本発明のモータは、上記本発明のモータにおいて、前記シート板が、前記コイル側に強磁性体の磁気膜を有しており、少なくとも前記コイル及び前記ステータコアからの磁束を遮断することを特徴とするものである。
この発明に係るモータにおいては、補強板がコイル側に磁気膜を有しているので、コイルやステータコアから発生した磁束を遮断でき、余計な磁束を外部に漏洩することを防止できる。よって、磁束を有効に利用でき、回転効率をより向上させることができる。
また、本発明の記録媒体駆動装置は、上記本発明のいずれかに記載のモータと、前記軸体に設けられ、各種情報を記録可能な記録媒体を保持する保持部と、前記軸体を前記軸線回りに回転可能に支持する軸受部とを備えることを特徴とするものである。
この発明に係る記録媒体駆動装置においては、薄型のモータを有しているので、装置全体の薄型化、小型化を図ることができる。また、回転特性の良いモータを有しているので、軸体及び保持部を介して記録媒体を高精度に回転させることができ、信頼性を向上することができる。
本発明のモータによれば、ステータコアを極力薄く形成したとしても、環状部に片持ち状態で固定されている歯極部の機械的強度を向上させることができ、歯極部の反りや撓み等の変形を極力抑えることができる。その結果、ステータコア全体の変形をなくして剛性を高めることができ、モータ全体の薄型化を図ることができると共に回転特性の向上化を図ることができる。
また、本発明の記録媒体駆動装置によれば、薄型及び回転特性の良いモータを有しているので、装置全体の薄型化、小型化を図ることができると共に、軸体及び保持部を介して記録媒体を高精度に回転させることができ、信頼性を向上することができる。
以下、本発明に係るモータ及び記録媒体駆動装置の第1実施形態を、図1及び図2を参照して説明する。
本実施形態の記録媒体駆動装置1は、図1に示すように、各種情報を記録可能なハードディスク(記録媒体)HDを軸線L回りに回転駆動するスピンドルモータ(モータ)2と、該スピンドルモータ2の後述するロータ(軸体)10に設けられ、上記ハードディスクHDを嵌合保持する嵌合部(保持部)3と、ロータ10を軸線L回りに回転可能に支持する流体動圧軸受部(軸受部)4とを備えている。
上記スピンドルモータ2は、軸線L回りに回転可能に支持されたロータ10と、該ロータ10に保持された環状の永久磁石11と、該永久磁石11の周囲を囲むように配されたステータコア12と、励磁可能なコイル13とを備えており、コイル13と永久磁石11との間に働く磁力により、ステータコア12に対してロータ10が軸線L回りに回転するようになっている。
上記ロータ10は、カップ状に形成されており、外周面から半径方向外方に延びて形成されたフランジ部14と、該フランジ部14と共に上記永久磁石11を保持するヨーク部15と、ロータ10の上面に軸線Lを中心として形成され、後述するシャフト40が嵌合可能な嵌合孔16とを備えている。また、上記嵌合部3は、ロータ10の外周面に設けられている。
上記永久磁石11は、周方向に直交する断面が矩形状になるように形成されており、その外周面11aが軸線Lに平行な方向に延びた面となっている。
上記ステータコア12は、図1及び図2に示すように、永久磁石11の周囲を囲むように配されたコアバック(環状部)20と、該コアバック20に基端が固定されると共に永久磁石11側に向かう半径方向に延出するよう形成され、軸線Lを中心として所定角度毎に複数設けられた歯極部21と、該複数の歯極部21の先端にそれぞれ略直角(L字状)に折り曲げられて形成され、永久磁石11の外周面11aに対向する対向面22aを有する折曲部22とを有している。
歯極部21は、例えば、軸線L回りに角度40度毎に9つ形成されている。そして、上記コイル13は、この複数の歯極部21にそれぞれ巻回されるようになっている。具体的には、3相(U相、V相、W相)となるように、3つおきに(間を2つあけて)コイル13がそれぞれ電気的に接続されている。また、コイル13間の渡り線は、コアバック20に形成された係止部20aによって係止されている。
上記折曲部22は、歯極部21の幅より幅広に形成された状態で上記ハードディスクHD側に向けて直角に折り曲げられている。また、折曲部22は、対向面22aと永久磁石11の外周面11aとの距離が一定となるように上面視円弧状に形成されている。
また、本実施形態のスピンドルモータ2は、非磁性体材料により形成され、少なくとも隣り合う折曲部22を連結して、隣接する歯極部21同士を一体的に固定する支持体(連結部)25を備えている。具体的には、支持体25は、プラスチック、アルミニウムやセラミック等により、複数の折曲部22を周囲から囲んで連結するように環状(リング状)に形成され、全ての折曲部22を内周面に当接させるように嵌め込まれることで、全ての歯極部21を一体的に固定できるようになっている。
また、支持体25は、折曲部22に嵌め込まれた時に、上面が折曲部22の上面より突出しないようになっている。つまり、支持体25の厚みは、スピンドルモータ2全体の厚みに影響しないようになっている。
また、スピンドルモータ2は、上記ステータコア12を固定するステータ30を備えている。このステータ30は、上記流体動圧軸受部4の後述するハウジング41が嵌合するボス部31が軸線L側に形成されていると共に、上記コイル13を収納する開口部32が形成されている。この開口部32にコイル13を収納することにより、ステータコア12をステータ30側に極力近づけることができるので、全体の薄型化を図ることができる。
また、コイル13と支持体25との間には、ステータコア12、コイル13及び永久磁石11により形成される磁界がハードディスクHD側に漏洩することを防ぐシールド板35が配されている。このシールド板35は、中央にロータ10及び折曲部22が貫通可能な貫通孔35aが形成された環状の円板であり、外周側端面がステータ30に固定されるよう形成されている。
上記流体動圧軸受部4は、シャフト40と、該シャフト40を収容するハウジング41とを備えている。そして、シャフト40は、ハウジング41内に微小な隙間を空けて配されており、両者の間にはオイルWが充填されている。
このシャフト40は、上記軸線Lを中心として略円柱状に形成された軸体42と、該軸体42の外周面に半径方向外方に延びて形成された円板状のスラスト軸受板43とで一体的に構成されている。このスラスト軸受板43は、軸体42の軸線L方向の略中間部分に形成されている。
また、軸体42の下端(紙面に対して下側)側の外周面には、へリングボーン溝と呼ばれるラジアル動圧発生溝が複数形成されている。また、スラスト軸受板43の外周面には、へリングボーン溝と呼ばれるスラスト動圧発生溝が複数形成されている。
上記ハウジング41は、一端側が閉鎖され、他端側が開放された略円筒状のハウジング本体45と、該ハウジング本体45との間でスラスト軸受板43を挟むアッパープレート46とを有している。
また、ハウジング本体45には、ラジアル動圧発生溝が形成された軸体42の下端側を収容するラジアル収容部47と、スラスト軸受板43を収容するスラスト収容部48とが形成されている。
アッパープレート46は、略中央に軸体42を貫通する貫通孔46aを有するリング状に形成されている。また、貫通孔46aは、スラスト軸受板43側に向かって漸次径が小さくなるテーパ状に形成されている。これにより、貫通孔46a内に通された軸体42の外周面と貫通孔46aとの間に、外側に向かって間隔の広がる円環状のキャピラリーシールが形成される。このキャピラリーシールは、その形状とオイルWの表面張力とにより、ハウジング41とシャフト40との間に充填されたオイルWを外部に漏れないように保持するようになっている。
このように構成されたスピンドルモータ2及び記録媒体駆動装置1の動作について、以下に説明する。
まず、コイル13に三相交流電流を供給してコイル13に磁界(交番磁界)を発生させる。この磁界は、歯極部21及び折曲部22を介して永久磁石11に作用して、ロータ10を軸線L回りに回転させる。また、ハードディスクHDは、嵌合部3を介してロータ10に嵌合保持されているので、ハードディスクHDがロータ10の回転に伴って軸線L回りを一方向に向けて回転する。
特に、歯極部21には、永久磁石11の外周面11aに対向する対向面22aを有する折曲部22を備えているので、磁束を受け渡す面積が大きい。そのため、スピンドルモータ2の回転トルクに寄与する磁束を増加させることができ、回転効率を向上させることができる。
一方、シャフト40は、ロータ10の嵌合孔16に嵌合しているので、ロータ10の回転に伴って同様に回転する。この際、シャフト40に形成されたラジアル動圧発生溝及びスラスト軸受板43に形成されたスラスト動圧発生溝により、シャフト40とハウジング41との間隙に動圧が発生する。シャフト40の外周面に発生する動圧は、全周に亘って均一に発生するので、シャフト40がハウジング41の中心軸線(軸線L)位置にバランスして保持される。
また、スラスト軸受板43の両端面に発生する動圧は、それぞれが略同一の動圧によってスラスト軸受板43を厚さ方向に押圧するので、スラスト軸受板43が、ハウジング41とアッパープレート46との間の軸線L方向における略中央位置にバランスして保持される。
このように、流体動圧軸受部4によってロータ10を最適な状態で回転可能に支持できるので、ハードディスクHDを円滑且つ高精度に軸線L回りに回転させることができ、回転効率の向上化を図れる。
また、コイル13及びステータコア12とハードディスクHDとの間には、シールド板35が配されているので、ステータコア12、コイル13からの磁束がハードディスクHD側に漏洩することを極力防止することができる。よって、各種情報をハードディスクHDに記録する際に、該ハードディスクHDへの磁気的影響をなくすことができ、信頼性の向上を図ることができる。
特に、本実施形態のスピンドルモータ2は、支持体25により全ての歯極部21が一体的に固定されている。つまり、コアバック20に片持ち状態で固定された各歯極部21は、それぞれ先端側で連結された状態となる。従って、ステータコア12を単層(1枚)で極力薄く形成したとしても、歯極部21の反りや撓み等の変形を極力なくし、機械的強度を向上させることができる。その結果、ステータコア12全体の反りや撓み等の変形をなくして剛性を高めることができる。これにより、スピンドルモータ2全体の薄型化を図ることができると共に、高い剛性を有しているので回転特性の向上化も図ることができる。
また、支持体25は、非磁性体材料であるので、磁束に影響がなく、回転効率に影響を与えることはない。また、支持体25は、折曲部22の上面より上方に突出しないように嵌め込まれているので、支持体25の厚みがスピンドルモータ2の厚さに影響を与えることはない。
上述したように、本実施形態のスピンドルモータ2によれば、複数の歯極部21を一体的に固定する支持体25を有しているので、ステータコア12を極力薄く形成したとしても、ステータコア12の機械的強度及び回転特性を向上することができる。その結果、スピンドルモータ2の薄型化及び回転特性の向上を図ることができる。
特に、1インチ未満のHDD用スピンドルモータで要求されるモータ高さを満足しつつ、機械的強度、回転特性に優れたスピンドルモータ2を得ることができる。
また、本実施形態の記録媒体駆動装置1は、上述した薄型のスピンドルモータ2を有しているので、装置全体の薄型化及び小型化を図ることができる。また、回転特性の良いスピンドルモータ2であるので、ハードディスクHDを高精度に回転させることができ、信頼性を向上することができる。
なお、上記第1実施形態においては、支持体25を環状に形成し、全ての歯極部21を一体的に固定したが、環状に限定されるものではない。例えば、図3に示すように、少なくとも隣合う折曲部22を連結して、隣接する歯極部21同士を一体的に固定しても構わない。なお、本実施形態の場合では、歯極部21がコアバック20に9つ形成されているので、支持体25は、歯極部21を2つ又は3つ連結するようになっている。
こうすることで、コアバック20に片持ち状態で固定された歯極部21を少なくとも2つ連結できるので、歯極部21の機械的強度が増加し(剛性が高まり)、反りや撓みを防止することができる。
また、支持体25は、4つ以上の歯極部21を連結するように構成しても構わない。好ましくは、上記第1実施形態の支持体25のように環状に形成されて全ての歯極部21を連結するのが良い。
次に、本発明に係るスピンドルモータの第2実施形態について、図4から図7を参照して説明する。なお、第2実施形態において第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を付しその説明を省略する。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態のスピンドルモータ2は、支持体25により全ての歯極部21を一体的に固定したが、第2実施形態のスピンドルモータ50は、補強板51により全ての歯極部21を一体的に固定する点である。
即ち、本実施形態のスピンドルモータ50は、図4及び図5に示すように、非磁性体材料により形成されると共にコイル13に隣接配置され、複数の折曲部22にそれぞれ嵌合可能な嵌合溝52を内周面に有しているシート状の補強板51を備えている。
この補強板51は、嵌合溝52を介して複数の折曲部22を周囲から囲むように連結し、全ての歯極部21を一体的に固定するようになっている。
また、この補強板51は、コイル13側に強磁性体の磁気膜53を有しており、少なくともコイル13及びステータコア12からの磁束を遮断してハードディスクHD側に漏洩しないようになっている。即ち、磁気膜53は、第1実施形態のシールド板35と同様の効果を有するものである。この磁気膜53としては、例えば、金属性のフィルムを貼り付けたり、スパッタリングで形成したり、磁気を帯びた粉を混入した膜を貼り付けたりして形成される。
なお、磁気膜53は、嵌合溝52から所定距離L1離間した位置から半径方向外方に向けて形成されており、折曲部22に直接的に接触しないようになっている。
このように構成されたスピンドルモータ50は、図6及び図7に示すように、嵌合溝52を複数の折曲部22に嵌合させるように補強板51を嵌め込むことで、第1実施形態と同様に全ての歯極部21を一体的に固定することができる。これにより、ステータコア12を極力薄く形成したとしても、各歯極部21の反りや撓み等の変形がなくなり、結果的にスピンドルモータ50全体の機械的強度及び回転特性を向上させることができる。
また、補強板51は、シート状であるので、折曲部22の高さ以内に納めることができ、該補強板51を取り付けることで厚みが増すことはない。更に、補強板51は、非磁性体材料により形成されているので、磁束に影響はなく、回転効率に影響を与えることはない。
更に、補強板51は磁気膜53を有しているので、コイル13及びステータコア12から発生した磁束がハードディスクHDに漏洩することを防止でき、ハードディスクHDへの磁気的影響を極力なくすことができる。
次に、本発明に係るスピンドルモータの第3実施形態について、図8を参照して説明する。なお、第3実施形態において第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を付しその説明を省略する。
第3実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態のスピンドルモータ2は、支持体25により全ての歯極部21を一体的に固定したが、第3実施形態のスピンドルモータ60は、支持体25に加え、第2実施形態の補強板51により歯極部21を一体的に固定する点である。
即ち、本実施形態のスピンドルモータ60は、図8に示すように、支持体25及び補強板51を共に備えている。
このように構成されたスピンドルモータ60は、支持体25及び補強板51により、より確実に全ての歯極部21を一体的に固定できるので、さらに確実にステータコア12全体の反りや撓み等の変形を防止することができる。よって、ステータコア12をさらに極力薄くしたとしても、機械的強度や回転特性を確保でき、スピンドルモータ60の薄型化及び小型化を図ることができる。
なお、本実施形態のスピンドルモータ60は、支持体25と補強板51とを別々に構成したが、図9に示すように、支持体25と補強板51とを一体的に構成しても構わない。こうすることで、一度に支持体25と補強板51とを取り付けることができるので、取り付けが容易になると共に部品点数を減らすことができるので組み立てが容易となる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記各実施形態では、歯極部を9つ形成し、3相交流電流を供給する例を示したが、歯極の数は9つに限定されるものではない。
また、上記各実施形態では、ステータコアを1枚のプレートで構成したが、1枚に限られず、例えば、先端を略直角に折り曲げた折曲部を有する厚さの薄いプレートを2枚重ねて構成しても構わない。この場合は、折曲部の折り曲げ方向が互いに逆向きになるように、プレートを重ねれば良い。
また、ロータを流体動圧軸受部により回転可能に支持したが、動圧を利用せずに、単に回転可能に支持する軸受部でも構わない。
本発明に係るモータ及び記録媒体駆動装置の第1実施形態を示す断面図である。 図1に示すモータのステータコア及び支持体の上面図である。 図2に示す支持体の変形例であって、隣接する歯極部を2つ及び3つ連結する支持体の上面図である。 本発明に係るモータ及び記録媒体駆動装置の第2実施形態を示す断面図である。 図5に示すモータの補強板の上面図である。 図5に示す補強板を取り付ける前の状態を示すモータの斜視図である。 図6に示す状態から、補強板を取り付けた状態を示すモータの斜視図である。 本発明に係るモータ及び記録媒体駆動装置の第3実施形態を示す断面図である。 図8に示すモータの変形例であって、支持体と補強板とが一体的に構成されているモータの断面図である。
符号の説明
L 軸線
HD ハードディスク(記録媒体)
1 記録媒体駆動装置
2、50、60 スピンドルモータ(モータ)
3 嵌合部(保持部)
4 流体動圧軸受部(軸受部)
10 ロータ(軸体)
11 永久磁石
12 ステータコア
13 コイル
20 コアバック(環状部)
21 歯極部
22 折曲部
25 支持体(連結部)
51 補強板
52 嵌合溝
53 磁気膜

Claims (5)

  1. 軸線回りに回転可能に支持された軸体と、
    該軸体に保持された環状の永久磁石と、
    該永久磁石の周囲を囲むように配された環状部と、該環状部に基端が固定されると共に前記永久磁石側に向かう半径方向に延出するよう形成され、前記軸線を中心として所定角度毎に複数設けられた歯極部と、該複数の歯極部の先端にそれぞれ略直角に折り曲げられて形成され、前記永久磁石の外周面に対向する面を有する折曲部とを有するステータコアと、
    複数の前記歯極部にそれぞれ巻回された励磁可能なコイルと、
    非磁性体材料により形成され、少なくとも隣り合う前記折曲部を連結して隣接する歯極部同士を一体的に固定する連結部と
    非磁性体材料により環状に形成されると共に前記コイルに隣接配置され、複数の前記折曲部にそれぞれ嵌合可能な嵌合溝を内周面に有しているシート状の補強板とを備え、
    前記補強板は、前記コイル側に強磁性体の磁気膜を有しており、少なくとも前記コイル及び前記ステータコアからの磁束を遮断することを特徴とするモータ。
  2. 請求項1記載のモータにおいて、
    前記連結部は、複数の前記折曲部を周囲から囲んで連結するよう環状に形成され、全ての前記歯極部を一体的に固定することを特徴とするモータ。
  3. 請求項又は記載のモータにおいて、
    前記補強板と前記連結部とが、一体的に構成されていることを特徴とするモータ。
  4. 軸線回りに回転可能に支持された軸体と、
    該軸体に保持された環状の永久磁石と、
    該永久磁石の周囲を囲むように配された環状部と、該環状部に基端が固定されると共に前記永久磁石側に向かう半径方向に延出するよう形成され、前記軸線を中心として所定角度毎に複数設けられた歯極部と、該複数の歯極部の先端にそれぞれ略直角に折り曲げられて形成され、前記永久磁石の外周面に対向する面を有する折曲部とを有するステータコアと、
    複数の前記歯極部にそれぞれ巻回された励磁可能なコイルと、
    非磁性体材料により環状に形成されると共に前記コイルに隣接配置され、複数の前記折曲部にそれぞれ嵌合可能な嵌合溝を内周面に有しているシート状の補強板とを備え、
    該補強板は、前記嵌合溝を介して複数の前記折曲部を周囲から囲むように連結し、全ての前記歯極部を一体的に固定するものであり、
    前記補強板は、前記コイル側に強磁性体の磁気膜を有しており、少なくとも前記コイル及び前記ステータコアからの磁束を遮断することを特徴とするモータ。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載のモータと、
    前記軸体に設けられ、各種情報を記録可能な記録媒体を保持する保持部と、
    前記軸体を前記軸線回りに回転可能に支持する軸受部とを備えることを特徴とする記録媒体駆動装置。
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