JP4438442B2 - 車両の充放電制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載された蓄電装置の充放電制御装置に関し、特に、蓄電状態の推定値の補正手段に関する。
例えば、内燃機関と電動モータを駆動源とするハイブリッド車両に搭載されるバッテリの蓄電量(SOC)を検出する方法として、バッテリに流れる電流値を積算して推定する方法が知られている。
しかし、センサで検出した電流値には少なからず誤差があり、積算時間が長くなるのにしたがって誤差が拡大するという問題があった。
特許文献1には、上記問題を解決するための方法として、検出条件に制約があるものの検出精度を確保できる別の方法で検出したSOC2を用いて、前記積算によって算出したSOC1の補正を行う方法が記載されている。SOC2の算出方法の例としては、バッテリの端子電圧、電流をセンサで検出し、それらの値と、予め実験から得た内部抵抗から解放電圧を算出して、その解放電圧に対応するSOC2を求める方法が公知である。
また、特許文献1では、特定のSOC範囲に限って逐次補正を行っている。
特開2002−238106号
しかしながら、前述のようにSOC2による補正を行うと、本来であれば連続的な変化を示すSOCが、急激に変化する可能性がある。なお、バッテリには使用可能な電圧範囲があり、この範囲から外れると性能が劣化してしまうので、走行中にこの電圧範囲内に収まるように充放電量に制限を設けて制御が行われる。
しかし、前述のように補正によってSOCが変化すると、それまで充放電量に制限がなかった状態からいきなり制限を受ける、または逆に制限を受けていた状態からいきなり開放される、といった運転状況が起こり得る。
このような場合、例えば放電量に制限がない状態からいきなり制限を受けた場合には、駆動用モータの出力が低下して、運転者に減速感を与えることになる。また、同様に放電量に制限を受けていた状態から開放された場合には、運転者に加速感を与えることになる。充電量についても同様に、運転者に加速感、減速感を与えることになる。これらの加速感や減速感は、運転者の操作とは関係なく発生するため、運転者に違和感を与える等、運転性に影響を与えることになる。
そこで、本発明では運転性に影響を与えることなくSOC推定値の補正を行うこと目的とする。
本発明の充放電制御装置は、駆動源としてモータを備える車両の蓄電装置の放充電量を積算することによって、蓄電装置の蓄電状態を求める第1の蓄電状態推定手段と、前記第1の蓄電状態推定手段により求めた蓄電状態の補正に用いるための蓄電状態を検出する第2の蓄電状態推定手段と、前記第1の蓄電状態推定手段により求めた推定値に基づいて蓄電装置の充放電量を制御する充放電制御手段と、蓄電装置の充放電電力を算出する充放電電力算出手段と、前記第1の蓄電状態推定手段により求めた蓄電状態における充放電電力の制限値を算出する第1の充放電電力制限値算出手段と、前記第2の蓄電状態推定手段により求めた蓄電状態における充放電電力の制限値を算出する第2の充放電電力制限値算出手段と、前記第1の蓄電状態推定手段により求めた推定値を補正する蓄電状態補正手段と、を備え、前記蓄電状態補正手段は、前記第1の充放電電力制限値算出手段により求めた制限値が、前記第2の充放電電力制限値算出手段により求めた制限値に対して大きい場合には、前記充放電電力が前記第2の充放電電力制限値算出手段により求めた制限値と等しいときに前記第2の蓄電状態推定手段により求めた推定値により前記第1の蓄電状態推定手段により求めた推定値を補正する。
本発明によれば、予め第2の充放電電力制限値算出手段による制限値を算出し、充放電電力が第2の充放電電力制限値算出手段による制限値に等しいときに蓄電状態(SOC)推定値を補正するので、補正後に充放電電力制限値が小さくなる場合において、補正後に急激に充放電電力が制限を受けることがなく、運転性に影響を与えずに補正することができる。
以下本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は第1実施形態のシステムの構成を表す図である。
車両のパワートレインは、内燃機関1と、内燃機関1に直結され内燃機関1の出力を電力に変換したり、始動時に内燃機関1をクランキングしたりする発電機2と、発電機2で発電した電力または蓄電装置3に蓄えられている電力もしくはその両方の電力で駆動される駆動モータ4で構成される。
駆動モータ4のトルクはファイナルギヤ6を介してタイヤ5に伝達される。
内燃機関1のトルクは、統合コントローラ11から出力される内燃機関トルク指令値を実現するようエンジンコントローラ7が図示しないスロットルバルブの開度を設定することによって制御される。
内燃機関1および発電機2の回転速度は、統合コントローラ11から出力される回転速度指令値と等しくなるように発電機コントローラ8で発電機2をベクトル制御することによって制御される。
蓄電装置コントローラ9は、蓄電装置3の電圧・電流を検出し、蓄電装置3への入出力可能電力を演算して統合コントローラ11に出力する。
駆動モータコントローラ10は、統合コントローラ11から出力されるモータトルク指令値に基づいて駆動モータ4のトルクをベクトル制御する。
なお、蓄電装置3にはニッケル水素、リチウムイオン等の各種電池を用いてもよいし、キャパシタを用いてもよい。
次に、本実施形態の制御方法について説明する。
本実施形態では、統合コントローラ11が図示しないセンサによって検出した蓄電装置3の端子電流・電圧値に基づいて蓄電装置3の充放電電力、充電量(以下、SOCという)を算出し、これらに基づいてSOC補正処理を行う。以下、図5に制御フローチャートを示し、各ステップにしたがって詳細な説明を行う。なお、図5に示す処理は所定の周期、例えば10ms毎に繰り返し実行する。
ステップS101では、蓄電装置3に設けたセンサにより検出される電流値I〔A〕、電圧値Vt〔V〕を読込む。
ステップS102では、ステップS101で読込んだ電流値I〔A〕と電圧値Vt〔V〕との積から充放電電力P〔kW〕を求める。
ステップS103では、電流値I〔A〕を積算することにより蓄電装置3のSOC(第1の蓄電状態推定値)を次式(1)により算出する。なお、このSOCを電流積算SOC:SOCiという。
SOCi=(∫I・dt/Cap)2/Vmax2×100 ・・・(1)
ここで、Cap〔F〕は蓄電装置3の容量、Vmaxは総電圧使用範囲の上限値を示す。
なお、式(1)における積分器の初期値はSOCの補正が行われる度に初期化される。
ステップS104では、SOCの補正値(第2の蓄電状態推定値)を次式(2)、(3)により算出する。
Voc=Vt+I×R ・・・(2)
SOCc=TBLSOCc(Voc) ・・・(3)
ここで、Voc〔V〕は電圧降下から求めた開放電圧、R〔Ω〕は内部抵抗、TBLSOCc(Voc)は式(2)で求めた開放電圧Voc〔V〕をもとに検索しSOCを求めるテーブルである。内部抵抗R〔Ω〕は、予め実験で計測した値を用いる。また、内部抵抗の温度特性や劣化特性を予め実験により計測し、マップやテーブル化しておけばより精度の高い補正値を算出することができる。TBLSOCc(Voc)についても、予め開放電圧Voc〔V〕とSOCの関係を実験で計測し、その結果をテーブル化することにより作成することができる。
ステップS105では、電流積算SOC〔%〕:SOCiに対応する充放電電力制限値を算出する。充電電力制限値Pinlmti〔kW〕、放電電力制限値Poutlmti〔kW〕はそれぞれ次式(4)、(5)で求めることができる。
Pinlmti=Vmin×(Voi−Vmin)/R/1000 ・・・(4)
Poutlmti=Vmax×(Vmax−Voi)/R/1000・・・(5)
ここで、Vmin〔V〕は総電圧使用範囲の下限値、Voi〔V〕は電流積算SOC〔%〕:SOCiから求めた開放電圧値であり、TBLSOCc(Voc)と同様なデータから逆引きテーブル:TBLvoi(SOCi)を作成し、検索することにより求まる。
ステップS106では、SOC補正値に対応する充放電電力制限値を算出する。充電電力制限値Pinlmtc〔kW〕、放電電力制限値Poutlmtc〔kW〕はそれぞれ次式(6)、(7)で求めることができる。
Pinlmtc=Vmin×(Voc−Vmin)/R/1000 ・・・(6)
Poutlmtc=Vmax×(Vmax−Voc)/R/1000・・・(7)
ここで、Voc〔V〕は電圧降下から求めたSOC〔%〕:SOCcに基づいて求めた開放電圧値であり、TBLSOCc(Voc)と同様なデータから逆引きテーブル:TBL(SOCc)を作成し、検索することにより求まる。
ステップS107では、図6に示すフローチャートにしたがってSOCの補正を行う。
以下、図6の各ステップにしたがって説明する。
ステップS201では、蓄電装置3が充電されているか放電されているかを判定する。この場合、充放電電力P〔kW〕が正の場合が充電、負の場合が放電とする。
ステップS201において充放電電力P〔kW〕がゼロ以上、つまり充電を行っているか、充放電のどちらも行っていない場合には、ステップS202で前回演算における充放電電力Pz-1〔kW〕と今回の値の大小を比較する。
ステップS202において今回の値の方が大きい場合には、ステップS203に進み、電流積算SOCに対応する充電電力制限値Pinlmti〔kW〕と、SOC補正値に対応する充電電力制限値Pinlmtc〔kW〕の大小を比較する。
なお、ここで用いる充放電電力制限値Pinlmti、Pinlmtにはマージンを設けている。そして、このマージン量は次式(9)であらわすことができる。
Pmrg=Kmrg×(P−Pz-1) ・・・(9)
ここで、Pmrg〔kW〕はマージン量、Kmrg〔−〕は充電電力の増加方量に対するゲインである。
ただし、式(1)は充放電電力が減少するときには適用せず、その場合にはマージン量Pmrg〔kW〕はゼロとする。
また、Kmrg〔−〕は充放電制御時に発生する目標の実際の充放電電力との誤差に応じて、制御誤差が発生した場合においても蓄電装置を過充電しないように値を調整する関係を求めて設定する。
ステップS203において電流積算SOCに対応する充電電力制限値Pinlmti〔kW〕が上記マージンを設けたSOC補正値に対応する充電電力制限値Pinlmtc〔kW〕以上である場合、つまりSOC補正後に充電電力の制限が厳しくなる場合には、ステップS204において充放電電力P〔kW〕が上記マージンを設けたSOC補正値に対応する充電電力制限値Pinlmtc〔kW〕と等しいか否かを判定する。
ステップS204で等しいと判定された場合には、ステップS205に進み、SOC補正値SOCc〔%〕を用いて電流積算SOCi〔%〕を補正する。具体的にはステップS203における積分器の初期値Qinit〔C〕を次式(8)から求められる値に変更する。
Qinit=Cap×(SOCc×Vmax2/100)1/2 ・・・(8)
ステップS204において等しくないと判定された場合には、ステップS206に進み、電流積算SOCi〔%〕とSOC補正値SOCcとの偏差の絶対値が所定値以上であるか否かの判定を行う。ここで、所定値は例えば5〔%〕のように所望の値を設定することができる。これにより、SOC補正を行う条件が成立しなかった場合であっても、誤差が所望の値より大きくなる場合には補正を行うので、SOCの誤差を所望の範囲内に収めることができる。
ステップS206で偏差の絶対値が所定値以上であった場合には、ステップS205に進み、SOC補正値SOCc〔%〕を用いて電流積算SOCi〔%〕を補正する。
ステップS206において偏差の絶対値が所定値未満であった場合は、そのまま処理を終了する。
ステップS202において充放電電力P〔kW〕の前回値と今回の値を比較した結果、充電電力がゼロ〔kW〕もしくは減少している場合には、そのまま処理を終了する。
ステップS203において、電流積算SOCに対応する充電電力制限値Pinlmti〔kW〕がSOC補正値に対応する充電電力制限値Pinlmtc〔kW〕未満である場合、つまり、SOC補正後に充電電力の制限が開放される場合には、ステップS207に進み、電流積算SOCに対応する充電電力制限値Pinlmtiと充放電電力P〔kW〕とが等しいか否かを判定する。
ステップS207において等しいと判定された場合には、ステップS208に進み、ステップS205と同様の方法で補正を行う。
ステップS207において等しくないと判定された場合には、ステップS209に進み、
ステップS206と同様に、電流積算SOC〔%〕:SOCiとSOC補正値SOCcとの偏差の絶対値が所定値以上であるか否かの判定を行う。偏差の絶対値が所定値以上であった場合はステップS208に進み、ステップS205と同様の方法で補正を行う。偏差の絶対値が所定値未満であった場合は、そのまま処理を終了する。
ステップS201において放電を行っていると判定された場合には、ステップS210に進み、前回演算時の充放電電力Pz−1〔kW〕の絶対値と今回の演算値の絶対値の大小を比較する。
ステップS210の判定の結果、充電電力が増加している場合には、ステップS211に進み、電流積算SOCに対応する放電電力制限値Poutlmti〔kW〕とSOC補正値に対応する放電電力制限値Poutlmtc〔kW〕の大小を比較する。なお、SOC補正値に対応する放電電力制限値Poutlmtc〔kW〕には、ステップS203と同様にマージンPmrgを設ける。
ステップS211において、電流積算SOCに対応する放電電力制限値Poutlmti〔kW〕がSOC補正値に対応する放電電力制限値Poutlmtc〔kW〕以上である場合、つまりSOC補正後に放電電力の制限が厳しくなる場合にはステップS212に進み、充放電電力P〔kW〕の絶対値がSOC補正に対応する放電電力制限値Poutlmtc〔kW〕と等しいか否かを判定する。
ステップS212において等しいと判定された場合には、ステップS213においてステップS205と同様の方法で補正を行う。また、ステップS212において等しくないと判定された場合にはそのまま処理を終了する。
ステップS210において、充放電電力P〔kW〕の絶対値の前回演算値と今回の値を比較した結果、放電電力がゼロ〔kW〕もしくは減少している場合には、ステップS214に進み、ステップS206と同様に、電流積算SOC〔%〕:SOCiとSOC補正値SOCcとの偏差の絶対値が所定値以上であるか否かの判定を行う。偏差の絶対値が所定値以上であった場合はステップS213に進み、ステップS205と同様の方法で補正を行う。偏差の絶対値が所定値未満であった場合は、そのまま処理を終了する。
ステップS211において、電流積算SOCに対応する放電電力制限値Poutlmti〔kW〕がSOC補正に対応する放電電力制限値Poutlmtc〔kW〕未満である場合、つまりSOC補正後に放電電力の制限が開放される場合には、ステップS215において電流積算SOCに対応する放電電力制限値Poutlmti〔kW〕が充放電電力P〔kW〕の絶対値と等しいか否かを判定する。
ステップS215において等しいと判定された場合には、ステップS216においてステップS205と同様の方法で補正を行う。また、ステップS215において等しくないと判定された場合には、ステップS217に進み、ステップS206と同様に、電流積算SOCi〔%〕とSOC補正値SOCcとの偏差の絶対値が所定値以上であるか否かの判定を行う。偏差の絶対値が所定値以上であった場合はステップS216に進み、ステップS205と同様の方法で補正を行う。偏差の絶対値が所定値未満であった場合は、そのまま処理を終了する。
上記制御について、図4(a)〜(d)を参照して説明する。なお、説明を簡単にするため、車両が駆動モータ4のみで走行しているものと仮定する。
図4(a)〜(d)はそれぞれ、縦軸が電力、横軸がSOCであり、充放電電力と充放電電力制限値との関係を表す図である。
図4(a)、(b)は充電時の充電電力と充電電力制限値との関係を、また、図4(c)、(d)は放電時の放電電力と放電電力制限値との関係を表している。
図4(a)に示すように、充電時であって、SOC補正後の充電電力Pが充電電力制限値Pinlmtcより大きい場合に補正を行うと、SOC補正後に充電電力Pが制限され、回生制動力が小さくなる。これにより、ブレーキ踏力を変化させていないにも拘らず減速感が小さくなるという違和感を運転者に与える。しかし、本実施形態では、充電電力Pが補正後の充電電力制限値Pinlmtcと等しい場合に補正を行うので、前記のように急激に充電電力Pが制限を受けることがなく、運転者に違和感を与えることがない(ステップS203〜S205)。
図4(b)に示すように、充電電力Pが充電電力制限値Pinlmtiによる制限を受けており、補正後の充電電力制限値Pinlmtcが電流積算SOCに対応する充電電力制限値Pinlmtiよりも大きい、つまりSOC補正後に充電電力Pの制限が解放される場合に補正を行うと、今まで制限を受けていた分の電力を充電することが可能となり、これにより回生制動力が強まり、急激に減速感が強まるという違和感を運転者に与える。
しかし、本実施形態では、充電電力Pが電流積算SOCに対応する充電電力制限値Pinlmtiと等しい場合に補正を行うので、補正後に制限が解放されても、急激に充電電力Pが増大することがなく、運転者に違和感を与えることがない(ステップS203、S207、S208)。
図4(c)に示すように、放電時であって、SOC補正後の放電電力Pが放電電力制限値Poutlmtcより大きい場合に補正を行うと、SOC補正後に放電電力Pが制限、つまり駆動モータ4の出力が制限されるので、アクセル開度を変化させていないにも拘らず、加速感が小さくなるという違和感を運転者に与える。
しかし、本実施形態では、放電電力Pが補正後の放電電力制限値Poutlmtcと等しい場合に補正を行うので、前記のように急激に放電電力Pが制限を受けることがなく、運転者に違和感を与えることがない(ステップS211〜S213)。
図4(d)に示すように、放電電力Pが放電電力制限値Poutlmtiによる制限を受けており、補正後の放電電力制限値Poutlmtcが電流積算SOCに対応する放電電力制限値Poutlmtiよりも大きい、つまりSOC補正後に放電電力Pの制限が解放される場合に補正を行うと、今まで制限を受けていた分の電力を放電することが可能となり、これによりモータ出力が大きくなり、急激に加速感が強まるという違和感を運転者に与える。
しかし、本実施形態では、放電電力Pが電流積算SOC〔%〕:SOCiに対応する放電電力制限値Poutlmtiと等しい場合に補正を行うので、前記のように、急激に放電電力Pの制限が解放されることがなく、運転者に違和感を与えることがない(ステップS211、S215、S216)。
なお、運転者に与える違和感を軽減するために、電流積算から求まるSOCに対する充放電電力制限値と、SOCの補正値に対応する充放電電力制限値のうち小さい方を常に選択して用いるという方法も考えられる。この方法によれば、補正によってSOCの値が急激に変化しても充放電電力制限値は大きく変化することがないので、運転者への違和感を軽減することが可能である。しかし、この方法を用いると、例えば放電時において補正後のSOCの方が大きい場合には、たとえ電流積算から求めたSOCの精度が悪い場合であっても電流積算から求めたSOCが選択されてしまい、本来放電できるはずの電力を放電できなくなってしまうという問題がある。したがって、本実施形態のように、SOC補正が必要となる。
また、充放電電力の増加方向の変化率が大きい場合には、エンジン1、駆動モータ4等のイナーシャの影響が大きいため、充放電電力制御の誤差や遅れが大きくなる。したがって、図4(a)、4(c)に示した状況で、充放電電力Pと補正後の充放電電力制限値とが等しくなったときにSOCの補正を行うと、前記誤差の影響により、充放電電力が充放電電力制限値を超えてしまう恐れがある。そこで、本実施形態ではSOC補正後の充放電電力制限値に、変化率が大きくなるほど大きくなるように設定したマージンを設け、このマージンを含めた値と充放電電力とが等しくなったときに補正を行う(ステップS203〜S205、S211〜S213)。
これにより、前記充放電制御の誤差や遅れによって充放電電力が制限値を超えてしまうことを回避し、過充放電による蓄電装置の性能劣化を防止することができる。
図4(b)、4(d)に示した状況においても、同様にマージンを設けて算出したSOC補正後の充放電電力と、電流積算SOC〔%〕:SOCiに対応する充電電力制限値のうち小さい方と充放電電力とが等しくなったときに補正を行う(ステップS203、S207〜S208およびステップS211、S215〜S216)。
これにより、充放電制御の誤差や遅れによって充放電電力が制限値を超えてしまうことを回避し、過充放電による蓄電装置の性能劣化を防止することができる。
以上により、本実施形態では、蓄電装置の内部抵抗等に基づいてSOC補正値に対応する充放電電力制限値を算出し、充放電電力Pが前記SOC補正値に対応する充電電力制限値に等しいことを受けて、電流積算SOC〔%〕:SOCiを補正するので、補正後に充放電電力制限値が小さくなる場合であっても、補正後に急激に充放電電力が制限を受けることがない。したがって運転性に影響を与えずにSOCを補正することが可能である。
補正後に充放電電力制限値が大きくなる場合において、充放電電力が制限を受けない状況でSOCを補正し充放電電力を解放するので、運転性に影響を与えることなく補正することが可能である。また、充放電電力が必要以上の制限を受けることがないので、従来の制御と比較して燃費の向上を図ることができる。
SOC補正値に対応する充放電電力制限値に、充放電電力の増加方向の変化率が大きくなるにしたがって大きくなるように設定したマージンを設け、補正後に制限値が小さくなる場合には、充放電電力がSOC補正後の充電電力と等しいときにSOC補正を行うので、充放電制御の誤差や遅れによって充放電電力が制限値を超えて、蓄電装置の性能が劣化してしまうことを防止できる。また、補正後に制限値が解放される場合においては、前記マージンを設けたSOC補正値に対応する充放電電力制限値と電流積算SOC〔%〕:SOCiの小さい方と、充放電電力Pとが等しくなったときにSOC補正を行うので、充放電制御の誤差や遅れによって充放電電力Pが制限値を超え、蓄電装置3の性能が劣化してしまうことを防止できる。
補正後の充放電電力制限値を監視しながら、電流積算SOC〔%〕:SOCiと、内部抵抗等から算出したSOCcとの偏差の絶対値が所望の設定値を超えたときに補正を行うので、補正を行う条件が成立しない場合であっても、SOCの誤差を所望の範囲内に収めることができる。
第2実施形態について図2を参照して説明する。
本実施形態は、第1実施形態と同様の制御を、燃料電池車両に適用したものである。
図2は燃料電池車両のシステムの構成を表した図である。
車両のパワートレインは、燃料電池21で発電した電力、または蓄電装置22に蓄えられている電力、もしくはその両方の電力により駆動される駆動モータ23である。
駆動モータ23のトルクはファイナルギヤ25を介してタイヤ24に伝達される。
燃料電池21の目標発電電力指令値は、統合コントローラ29から出力され、その値に基づき燃料電池コントローラ26が発電電力を制御する。
蓄電装置コントローラ27は蓄電装置22の電流・電圧を検出し、蓄電装置22の充電状態(SOC)と充放電可能電力を算出し統合コントローラ29に出力する。
駆動モータコントローラ28は統合コントローラ29から出力される目標駆動トルク指令値に基づき駆動モータ23のトルクをベクトル制御する。
なお、燃料電池21は、固体高分子形、燐酸方、溶融炭酸塩型等種々の燃料電池を用いることが可能であり、燃料ガスである水素ガスは水素ボンベに貯蔵されたものを使用しても良いし、改質器を用いてアルコール等の原料を改質して生成しても良い。
上記のシステムにおいても、第1実施形態と同様の制御を実行して蓄電装置22のSOCを補正することにより、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、図3に示すようなパラレルハイブリッド車両に適用しても、同様の効果を得ることができる。
図3は変速機にベルト式の無段変速機34を用いたパラレルハイブリッド車両のシステムの構成を表した図である。
本システムのパワートレインは内燃機関31と、内燃機関31とクラッチ32を介して連結され、内燃機関31のトルクまたは蓄電装置42に蓄えられた電力もしくはその両方で駆動されるモータ33と、モータ33のトルクをタイヤ37に伝達する無段変速機34、減速装置35、差動装置36とで構成される。
クラッチ32の入力軸は内燃機関31の出力軸と、また、クラッチ32の出力軸はモータ33の入力軸と接続されており、クラッチ32締結時は内燃機関31とモータ33が車両の推進源となり、クラッチ3解放時はモータ33のみが車両の推進源となる。
無段変速機34には油圧装置38から圧油が供給されてベルトとクランプの潤滑がなされる。油圧装置38のオイルポンプ(不図示)はモータ39により駆動される。
モータ33、39は、交流機に限らず直流電動機を用いることもできる。
クラッチ32は、パウダークラッチであり、伝達トルクを調節することができる。なお、乾式単板クラッチや湿式多板クラッチを用いることもできる。
無段変速機34は、ベルト式の無段変速機の他に、トロイダル式や、段階的に変速を行う変速機を用いてもよい。さらに、遊星歯車用いた構成でもよく、例えば、内燃機関31をキャリアに、モータ33をサンギヤに、リングギヤは出力軸に結合し、サンギヤの回転数を変化させることにより、キャリアとリングギヤの回転数を無段階に変化させてもよい。
この場合には、内燃機関31が動力を発生していても、変速比によってその動力を出力軸に伝達しない状態を作り出せることから、クラッチ32を必要としない構成となる。
モータ33、39は、それぞれインバータ40、41によって駆動される。なお、モータ33、39に直流電動機を用いる場合は、インバータの代わりにDC/DCコンバータを用いる。
インバータ40、41は共通のDCリンク43を介して蓄電装置42に接続されており、蓄電装置42の直流充電電力を交流電力に変換してモータ43へ供給するとともに、モータ43の交流発電電力を直流電力に変換して蓄電装置42を充電する。
蓄電装置42には、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、鉛電池などの各種電池や、電気二重層キャパシタ、いわゆるパワーキャパシタを用いることができる。
統合コントローラ44は、ドライバーのアクセル操作や、車速センサ等からの信号、および内燃機関31およびモータ33の運転状態に基づいて、ドライバーの要求を満たすように、内燃機関31、クラッチ32、無段変速機34に対する指令値を作成し、出力する。
上記のシステムにおいても、第1実施形態と同様の制御を実行して蓄電装置のSOCを補正することにより、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、第1、第2実施形態ともに、補正前と補正後の充放電制限が異なる場合について説明を行ったが、例えばSOCが半分程度の場合のように、補正前と補正後の充放電制限が等しい場合には、従来と同様に定期的、または誤差が広がったときに補正してもよい。
具体的には、図6のステップS203およびS211において充放電制限値が等しい場合には、所定時間経過または補正幅が所定値以上であるか否かを判定し、該当するときには補正を実行するようにすればよい。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるわけではなく、特許請求の範囲に記載の技術的思想の範囲内で様々な変更を成し得ることは言うまでもない。
本発明は、蓄電装置に蓄えられた電力により駆動されるモータを駆動源として備える車両、例えばハイブリッド車両、燃料電池車両などに適用可能である。
第1実施形態のシステムの構成を表す図である。 第2実施形態のシステムの構成を表す図である。 第2実施形態のその他のシステムの構成を表す図である。 (a)〜(d)は第1実施形態の効果を説明するための図である。 第1実施形態の制御フローチャートである。 SOC補正処理のフローチャートである。
符号の説明
1 内燃機関
2 発電機
3 蓄電装置
4 駆動モータ
5 タイヤ
6 ファイナルギヤ
7 内燃機関コントローラ
8 発電機コントローラ
9 蓄電装置コントローラ
10 駆動モータコントローラ
11 統合コントローラ
21 燃料電池
32 クラッチ
34 無段変速機
35 減速機
38 油圧装置
39 モータ
40 インバータ
41 インバータ
42 蓄電装置
43 DCリンク

Claims (6)

  1. 駆動源としてモータを備える車両の蓄電装置の放充電量を積算することによって、蓄電装置の蓄電状態を求める第1の蓄電状態推定手段と、
    前記第1の蓄電状態推定手段により求めた第1の推定値に基づいて蓄電装置の充放電量を制御する充放電制御手段と、
    前記第1の推定値の補正に用いるための蓄電状態を検出する第2の蓄電状態推定手段と、
    前記第1の推定値を補正する蓄電状態補正手段と、
    蓄電装置の充放電電力を算出する充放電電力算出手段と、
    前記第1の推定値における充放電電力の制限値を算出する第1の充放電電力制限値算出手段と、
    前記第2の蓄電状態推定手段により求めた第2の推定値における充放電電力の制限値を算出する第2の充放電電力制限値算出手段と、を備え、
    前記蓄電状態補正手段は、
    前記第1の充放電電力制限値算出手段によって求めた制限値が、前記第2の充放電電力制限値算出手段によって求めた制限値よりも大きい場合には、
    前記充放電電力が前記第2の充放電電力制限値算出手段によって求めた制限値と等しいときに前記第2の推定値を用いて、前記第1の推定値を補正することを特徴とする車両駆動用蓄電装置の充放電制御装置。
  2. 駆動源としてモータを備える車両の蓄電装置の放充電量を積算することによって、蓄電装置の蓄電状態を求める第1の蓄電状態推定手段と、
    前記第1の蓄電状態推定手段により求めた第1の推定値に基づいて蓄電装置の充放電量を制御する充放電制御手段と、
    前記第1の推定値の補正に用いるための蓄電状態を検出する第2の蓄電状態推定手段と、
    前記第1の推定値を補正する蓄電状態補正手段と、
    蓄電装置の充放電電力を算出する充放電電力算出手段と、
    前記第1の推定値における充放電電力の制限値を算出する第1の充放電電力制限値算出手段と、
    前記第2の蓄電状態推定手段により求めた第2の推定値における充放電電力の制限値を算出する第2の充放電電力制限値算出手段と、を備え、
    前記蓄電状態補正手段は、
    前記第1の充放電電力制限値算出手段によって求めた制限値が、前記第2の充放電電力制限値算出手段によって求めた制限値よりも小さい場合には、
    前記充放電電力が前記第1の充放電電力制限値算出手段によって求めた制限値と等しいときに前記第2の推定値を用いて、前記第1の推定値を補正することを特徴とする車両駆動用蓄電装置の充放電制御装置。
  3. 前記蓄電状態補正手段は、
    前記第2の充放電電力制限手段によって求めた制限値に対して、充放電電力の増加方向の変化率が大きくなるほど大きな値に設定したマージンを設けて補正充放電電力を設定する補正充放電電力設定手段を有し、
    前記充放電電力が補正充放電電力と等しいときに、
    前記第2の推定値により前記第1の推定値を補正する請求項1に記載の車両駆動用蓄電装置の充放電制御装置。
  4. 前記蓄電状態補正手段は、
    前記第2の充放電電力制限手段によって求めた制限値に対して、充放電電力の増加方向の変化率が大きくなるほど大きな値に設定したマージンを設けて補正充放電電力を設定する補正充放電力設定手段を有し、
    前記補正充放電電力と前記第1の充放電電力制限値算出手段により求めた制限値のどちらか小さい方と前記充放電電力とが等しいときに、前記第2の推定値により前記第1の推定値を補正する請求項2に記載の車両駆動用蓄電装置の充放電制御装置。
  5. 前記蓄電状態補正手段は、
    前記第1の推定値と、前記第2の推定値との偏差の絶対値が所定値以上であれば、前記第2の推定値によって前記第1の推定値を補正する手段を備える請求項1〜4のいずれか一つに記載の車両駆動用蓄電装置の充放電制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一つに記載の充放電制御装置を搭載したことを特徴とする車両。
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