JP4436748B2 - 半導体装置およびその実装方法 - Google Patents

半導体装置およびその実装方法 Download PDF

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Description

本発明は、一般電気製品に使用される半導体素子を実装した高品質実装構造を有する半導体装置とその実装方法に関する。
近年、電気製品の小型、薄型化から電子回路基板も小型化が強く望まれている。そして、携帯電話端末をはじめとするモバイル機器は機能の増加が著しく、回路基板のICチップを樹脂モールドされたパッケージでなく裸のまま搭載するフリップチップ実装が強く求められている。
このため、様々な半導体素子の実装方法が提案、実用化されており、たとえば液晶モジュールにおけるフレキシブル基板に対するドライバ半導体素子の実装などでは、一般に導電性の粒子を分散させた異方性導電フィルムを半導体素子の実装における封止材として使用する半導体素子の実装方法が多く実用化されてきた。しかしながら、この実装方法では、半導体素子の狭ピッチ進化に対して、接合隣接の絶縁性などの限界が近づきつつあり、また耐湿信頼性の品質の面でも厳しくなってきている。このような問題点に対し、導電粒子を含まない樹脂のフィルムを半導体素子実装における封止材に用いた実装方法特許文献1に開示されている。
この電子機器の回路基板へICチップを接合する方法について、以下に説明する。図6(a1)(a2)に示すように、ウエハをダイシング装置により分割して半導体素子31を個片化し、この半導体素子31の電極パッド上に、Au線を用いたスタッドバンプ32をそれぞれ形成する。これらスタッドバンプ32の高さは通常70〜80μである。
次に図6(b)に示すように、回路基板33上の半導体素子実装領域に、導電粒子を含まない樹脂シート(封止樹脂)35を置き、圧着ツールを用いて加熱、加圧を行て前記樹脂シート35を回路基板33上に貼り付ける。この時、加熱は樹脂シート35が硬化反応を起こさないで、樹脂シート35の軟化を起こさせ、回路基板33への貼り付けを容易にする温度にすることが必要であり、この時の樹脂シート35の加熱温度は通常60〜100℃で行う。
樹脂シート35上面に貼り付けられたセパレーターと呼ばれるフィルム35aをはがし、図6(c)に示すように、回路基板33上の基板電極34とスタッドバンプ32が接するように半導体素子31を位置合わせして、回路基板33上にマウントする。
図6(d)に示すように、加熱可能な圧着ツール37により、半導体素子31を回路基板33上に加熱、加圧して樹脂シート35の硬化反応を起こさせて圧着する。このときの圧着条件は通常180〜240℃、8〜30秒で行う。
上記工程により、半導体素子31の実装を容易に短時間に行え、かつ信頼性の高いCSP(チップサイズパッケージ)と呼ばれる半導体パッケージなどが提供されていた。
特許第3150347号公報
しかしながら、上記従来の半導体素子の実装方法は、以下のような問題点を有する。
一般に、半導体パッケージにおいては、半導体素子31を実装した半導体装置を回路基板33にはんだ付けリフローを行う必要がある。しかしながら、半導体装置の封止の機能を有す樹脂シート35が吸湿している場合では、はんだ付けリフローの急激な温度上昇によって半導体装置内の吸湿水分が急激に体積膨張を起こし、半導体装置の実装部が破壊されたり、また半導体装置の接合部の品質が低下するという問題が生じる。
そのため、従来の対策として、はんだ付け前に、半導体装置の乾燥工程を行うか、または半導体装置の保管時に高精度で湿度管理を行っており、これら乾燥工程および湿度管理が高コスト化の一因となっていた。
本発明は、上記問題点を解決する半導体装置およびその実装方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、半導体素子と回路基板とを、前記半導体素子の電極上に形成したバンプと、前記回路基板上に設けた配線とを介して電気的に接合し、前記半導体素子と回路基板の間に封止樹脂を介在させた半導体装置において、前記封止樹脂に含まれる吸湿成分により発生する応力を減少可能な構造が、矩形状の半導体素子の四隅の少なくとも1箇所に設けた貫通穴により構成され、前記貫通穴の位置が、半導体素子の隅部の隣接する2辺から0.6mm以内に形成されたものである。
請求項2記載の発明は、半導体素子と回路基板とを、前記半導体素子の電極上に形成したバンプと、前記回路基板上に設けた配線とを介して電気的に接合し、前記半導体素子と回路基板の間に封止樹脂を介在させた半導体装置において、前記封止樹脂に含まれる吸湿成分により発生する応力を減少可能な構造が、矩形状の半導体素子の四隅の少なくとも1箇所に設けた貫通穴により構成され、前記貫通穴が、半導体素子のアクティブ領域以外の領域に形成されたものである。
請求項記載の発明は、回路基板上に設けた配線上に、封止樹脂を介して半導体素子電極上のバンプを電気的に接合するに際し、半導体素子の隣接する2辺から0.6mm以内の隅部に、貫通穴を形成し、前記半導体素子、回路基板、封止樹脂のいずれかを加熱して封止樹脂に含まれる吸湿水を前記貫通穴から脱湿しつつ、前記半導体素子と回路基板とを加圧し封止樹脂を硬化させて半導体素子のバンプと回路基板の配線とを接合するものである。
請求項記載の発明は、回路基板上に設けた配線上に、封止樹脂を介して半導体素子電極上のバンプを電気的に接合するに際し、半導体素子の隅部のアクティブ領域以外の領域に、貫通穴を形成し、前記半導体素子、回路基板、封止樹脂のいずれかを加熱して封止樹脂に含まれる吸湿水を前記貫通穴から脱湿しつつ前記半導体素子と回路基板とを加圧し封止樹脂を硬化させて半導体素子のバンプと回路基板の配線とを接合するものである。
発明によれば、半導体素子に脱湿構造を設けることにより、加熱、加圧接合時に、封止樹脂の吸湿水分が効果的に脱湿されるので、吸湿水分の急激な体積膨張による実装部の破壊や、半導体装置の接合部への負荷を下げ品質を低下させることがない。
また本発明によれば、はんだ付けリフロー時に、吸湿水分の急激な膨張により破壊されやすい半導体素子の隅部に、貫通穴を形成することにより、封止樹脂からの脱湿を効果的に行うことができ、回路基板の実装部が破壊されるのを未然に防止することができる。
以下、本発明に係る半導体装置およびその実装方法の実施の形態を図1〜図4を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
まず、半導体装置およびその実装方法の第1の実施の形態を図1を用いて説明する。この第1の実施の形態では、はんだ付け時の温度上昇に起因して樹脂シート5に含まれる吸湿成分により発生する応力を減少可能な構造が、半導体素子1に形成された貫通穴11により構成されたものである。
図1(a)〜(e)は回路基板への半導体素子の実装方法と構造体を示している。
図1(a1)〜(a3)に示すように、半導体素子1は、たとえば厚みが0.4mm、サイズが12mm×12mmに形成され、4つの隅部にそれぞれ貫通穴11が形成されている。これら貫通穴11は、隣接する2辺から距離x1=0.6mm以内,y1=0.6mm以内の隅部に中心を有し、内径d1がたとえば0.3mmに形成されている。
またこの半導体素子1の電極上に形成されたバンプ2の最小ピッチは120μmで、バンプ2はスタッドバンプ形成方式で金バンプを形成し、このバンプ2の台座サイズは80μmとした。
ここで前記貫通11は、4つの隅部のうち少なくとも1箇所以上に形成されればよい。もちろん、四隅以外に貫通11を形成してもよいが、半導体素子1の四隅以外に貫通穴11を形成可能な領域がないためである。また貫通11の位置が、隣接する2辺から距離x1=0.6mm以内,y1=0.6mm以内であるのは、距離x1,y1を越えると、ICアクティブ領域に入るためである。さらに貫通11の内径d1は、0.1〜0.5mmの範囲が有効である。これは、貫通穴11は内径d1が0.1mm未満では穿孔できないためであり、また内径d1が0.5mmを越えると後述する樹脂シート5の樹脂漏れが発生するからである。なお、貫通穴11は1つの隅部に複数個を形成してもよい。
図1(b)に示すように、回路基板3はアルミナを主成分(96wt%)とするセラミック基板で、厚みが0.4mmに形成されている。前記回路基板3上に形成された電極4の材質はタングステンで、その表面に金メッキが施されている。この回路基板3に、厚みが60μmのエポキシ樹脂を主成分とする樹脂シート(封止樹脂)5が半導体素子1の実装領域に貼り付けられる。この樹脂シート5の貼り付け条件は、加熱温度が80℃で、加圧時間が3秒である。
図1(c)に示すように、回路基板3の電極4と半導体素子1のバンプ2が接するように位置合わせし、次いで実装ヘッドによりマウントされる。マウント時には、回路基板を保持するステージ温度、実装ヘッド温度は常温とする。
図1(d)に示すように、圧着ツール7により、半導体素子1を上面から温度260℃に加熱して20秒間加圧し、回路基板3の電極4と半導体素子1のバンプ2とを接続し、封止機能を有する樹脂シート5の硬化を同時に行う。この時の接続抵抗値は10Ω/バンプである。
図1(e1)(e2)は、半導体素子1を実装した半導体装置の構造を示している。
上記第1の実施の形態によれば、半導体素子1の隅部に形成された貫通11により、貫通11を介して樹脂シート5の吸湿成分を良好に逃がすことができ、吸湿成分による体積膨張に起因して発生する応力発生を抑制することができる。また貫通11により残った応力を吸収することができる。したがって、はんだ付けリフローによる実装部の破壊や接合部の品質低下を防止することができ、接続信頼性を向上して、乾燥工程や高精度な湿度管理が不要となり、半導体装置の製造コストを低減できる。
上記実装方法により製造された半導体装置のリフロー試験(一定環境で吸湿させた後リフローにより熱処理する試験:規格としてJEDECレベル1〜3があり、本評価はレベル2)を実施した結果を表1に示す。
Figure 0004436748
ここで評価レベルの条件は、吸湿条件が85℃、165%−168時間放置後、リフロー(240℃以上、10秒)である。上記実験によれば、全体に良好な結果を得た。
(第2の実施の形態)
第2の実施形態に係る半導体装置および回路基板への半導体素子の実装方法を図2を用いて説明する。この第2の実施の形態では、はんだ付け時の温度上昇に起因して樹脂シート5に含まれる吸湿成分により発生する応力を減少可能な構造が、回路基板3に形成された貫通穴21により構成されたものである。なお、第1の実施の形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
図2(a)〜(c)に示すように、この半導体装置は、前記貫通穴を有しない半導体素子1を用いて、第1の実施の形態と同一条件で実装されたものである。
すなわち、樹脂シート(封止樹脂)5が取り付けられる回路基板3の半導体素子実装領域3aの4つの隅部に貫通穴21がそれぞれ形成されている。これら貫通穴21は、半導体素子実装領域3aの隣接する2辺から距離x2=0.6mm以内,y2=0.6mm以内に中心を有し、内径d2がたとえば0.3mmに形成されている。
ここで前記貫通21は、回路基板3の半導体素子実装領域3aの4つの隅部のうち少なくとも1箇所以上であればよい。また貫通21の位置は、隣接する2辺から距離x2=0.6mm以内,y2=0.6mm以内であるのは、その距離x2,y2を越えるとICアクティブ領域に入るためである。さらに貫通21の内径d2は、0.1〜0.5mmの範囲が有効である。これは、貫通穴21は内径d2が0.1mm未満では穿孔できないためであり、また内径d2が0.5mmを越えると樹脂シート5の樹脂漏れが発生するからである。なお、貫通穴21は1つの隅部に複数個を形成してもよい。
上記第2の実施の形態によれば、回路基板3の半導体素子実装領域3aの隅部に形成された貫通21により、樹脂シート5の吸湿成分を良好に逃がすことができ、吸湿成分による体積膨張に起因して発生する応力発生を抑制することができる。また貫通21により残った応力を吸収することができる。したがって、はんだ付けリフローによる実装部の破壊や接合部の品質低下を防止することができ、接続信頼性を向上して、乾燥工程や高精度な湿度管理が不要となり、半導体装置の製造コストを低減できる。
上記実装方法により製造された半導体装置のリフロー試験(一定環境で吸湿させた後リフローにより熱処理する試験:規格としてJEDECレベル1〜3があり、本評価はレベル2)を実施した結果を表1に示す。
Figure 0004436748
ここで評価レベルの条件は、吸湿条件が85℃、165%−168時間放置後、リフロー(240℃以上、10秒)である。
上記実験によれば、回路基板3に貫通穴21を設けることにより、吸湿リフロー試験における接続信頼性を向上することができた。このときの1接続当たりの接続抵抗値は10Ω/バンプであった。
図3は、第2の実施の形態の第1変形例を示し、樹脂シート5の封止樹脂の漏れを防止するために貫通穴21に閉塞用樹脂22を充填した構造を示している。これにより、封止樹脂である樹脂シート5に替えて、液状樹脂を使用した場合でも、貫通穴21からの樹脂漏れを防止することができる。
図4は、第2の実施の形態の第2変形例を示し、封止樹脂の漏れを防止するために、貫通穴21の実装面の反対面閉塞用樹脂シート(閉塞用シート状樹脂フィルム)23で覆う構造を示している。これにより、樹脂シート5に替えて液状樹脂を封止樹脂として使用した場合でも、閉塞用樹脂シート23により、貫通穴21からの樹脂漏れを防止することができる。
(第3の実施の形態)
本発明に係る半導体装置および半導体素子の実装方法の第3の実施形態を説明する。この第3の実施の形態では、はんだ付け時の温度上昇に起因して樹脂シート5に含まれる吸湿成分により発生する応力を減少可能な材質が、樹脂シート5の透湿度を選択することにより構成されたものである。なお、第1の実施の形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、第1および第2の実施の形態における貫通穴11,21を有しない半導体素子1と回路基板3とを、透湿度の異なる樹脂シート5を用いて、図1と同様の条件で半導体素子の実装を行ったものである。この実験では、樹脂シート5の透湿度が、17〜65g/m2の範囲内で6種類選択された。
ここで樹脂シート5は、熱硬化性樹脂であり、エポキシ系樹脂が選択されている。たとえばこのエポキシ系樹脂は、ビスフェノールA,Fを主成分とし、透湿性向上剤としてアクリル変性エポキシまたは熱可塑性樹脂であるブタジエンゴム、アクリロニトリル、アクリルが添加されたものである。
Figure 0004436748
表3にリフロー試験による樹脂シート5の透湿度条件とその結果を示している。樹脂シート5の透湿度を32〜58g/m2の範囲内として脱湿構造とすることにより、吸湿リフロー試験における接続信頼性を向上することができた。
上記第3の実施の形態によれば、樹脂シート5の脱湿構造を、透湿度が32〜58g/m2の範囲内とすることで、樹脂シート5の吸湿成分を良好に逃がすことができ、吸湿成分により発生する体積膨張に起因して発生する応力発生を抑制することができる。したがって、はんだ付けリフローによる実装部の破壊や接合部の品質低下を防止することができ、接続信頼性を向上して、乾燥工程や高精度な湿度管理が不要となり、半導体装置の製造コストを低減できる。
(第4の実施の形態)
本発明に係る半導体装置および半導体素子の実装方法の第4の実施形態を説明する。はんだ付け時の温度上昇に起因して樹脂シート5に含まれる吸湿成分により発生する応力を減少可能な材質が、樹脂シート5への無機フィラー添加量を選択して吸湿量を調整することにより構成されたものである。なお、第4の実施形態は図5と同様であり、第1の実施の形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
半導体装置は、貫通穴11を有しない半導体素子1を第1の実施の形態と同一条件で実装した。封止機能を有する樹脂シート5に、ほとんど吸湿しない無機フィラーを40〜60wt%の割合で添加することにより、シート全体の材料で吸湿する樹脂の量を減少させ、樹脂シート5全体の吸湿量を減らしている。
前記樹脂シート5は熱硬化性樹脂であり、エポキシ系樹脂が選択されている。たとえばこのエポキシ系樹脂は、ビスフェノールA,Fを主成分とし、透湿性向上剤としてアクリル変性エポキシまたは熱可塑性樹脂であるブタジエンゴム、アクリロニトリル、アクリルが添加されたものが採用された。また無機フィラーとして、シリカSiO2、またはアルミナAl2O3 採用される。このときの1接続当たりの接続抵抗値は10Ω/バンプであった。
Figure 0004436748
表4にリフロー試験の条件と結果を示している。樹脂シート5の吸湿量を無機フィラーをより減少させることで、吸湿リフロー試験における接続信頼性を向上することができた。
上記第4の実施の形態によれば、樹脂シート5に添加する無機フィラーを40〜60wt%の割合とすることにより、樹脂シート5の吸湿量を大幅に減少させ、吸湿成分による体積膨張に起因して発生する応力発生を抑制することができる。したがって、はんだ付けリフローによる実装部の破壊や接合部の品質低下を防止することができ、接続信頼性を向上して、乾燥工程や高精度な湿度管理が不要となり、半導体装置の製造コストを低減できる。
(第5の実施の形態)
本発明に係る半導体装置および半導体素子の実装方法の第5の実施形態を説明する。この第の実施の形態では、はんだ付け時の温度上昇に起因して樹脂シート5に含まれる吸湿成分により発生する応力を減少可能な方法として、半導体素子1と回路基板3との圧着温度条件を選択することにより構成されたものである。なお、第1の実施の形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
この半導体装置は、第1および第2の実施の形態における貫通穴11,21を有しない半導体素子1と回路基板3とを、圧着ツール7を用いて、圧着温度条件を200〜320℃の範囲で変化させて、加圧(加熱)時間20秒で圧着を行って製造したもので、前記表3に示すように、樹脂シート5は、その透湿度を17から65g/m2の範囲で異なるものを選択している。この時、セラミック製の回路基板3の電極4と半導体素子1上のバンプ2の接続と封止機能を有する樹脂シート5の硬化が同時に行われている。このときの1接続当たりの接続抵抗値は10Ω/バンプであった。
前記表3に上記半導体装置のリフロー試験による樹脂シート5の透湿度条件とその結果を示している。
前記表3によれば、圧着温度が240〜280℃の範囲で吸湿リフロー試験における接続信頼性を向上することができた。ここで、圧着温度が240℃未満では、リフロー加熱時の応力が大きく、実装部の破壊や接合部の品質低下が生じるおそれがあるからであり、また圧着温度が280℃を越えると、逆方向の応力が大きくなりすぎるためである。
また加圧時間は20秒としたが、加圧時間は5〜30秒の範囲が好ましく、5秒未満では、樹脂シート5の硬化が不十分となり、また30秒を越えると、生産性が低下するからである。
上記の実施の形態によれば、樹脂シート5の透湿度を32〜58g/m2の範囲とし、かつ半導体素子1と回路基板3との圧着温度条件を240〜280℃の範囲とすることにより、樹脂シート5の吸湿成分を良好に逃がすことができ、吸湿成分による体積膨張に起因して発生する応力発生を抑制することができる。したがって、はんだ付けリフローによる実装部の破壊や接合部の品質低下を防止することができ、接続信頼性を向上して、乾燥工程や高精度な湿度管理が不要となり、半導体装置の製造コストを低減できる。
なお、上記第1〜第の実施の形態を任意に選択して組合わせることもできる。
(a)〜(e)は本発明の第1の実施形態に係る半導体素子および回路基板への実装方法を示し、(a1)は半導体素子の側面断面図、(a2)は半導体素子の底面図、(a3)は半導体素子のコーナ部の拡大底面図、(b)〜(d)(e1)はそれぞれ回路基板の実装方法を示す側面断面図、(e2)は(e1)の部分拡大図である。 (a)〜(c)は本発明の第2の実施形態に係る半導体素子の回路基板への実装方法を示し、(a)は半導体素子実装状態の側面断面図、(b)は(a)の要部拡大図、(c)は半導体素子実装領域のコーナ部の拡大平面図である。 第2の実施形態に係る半導体装置の第1の変形例を示す要部の部分拡大断面図である。 第2の実施形態に係る半導体装置の第2の変形例を示す要部の部分拡大断面図である。 (a)〜(e2)は第3ないしの実施の形態の半導体素子と回路基板への半導体素子の実装方法を示し、(a1)は半導体素子の側面断面図、(a2)は半導体素子の底面図、(b)〜(d)(e1)はそれぞれ回路基板の実装方法を示す側面断面、(e2)は(e1)の要部の部分拡大図である。 (a)〜(e2)はそれぞれ従来の半導体素子と回路基板への半導体素子の実装方法を示し、(a1)は半導体素子の側面断面図、(a2)は半導体素子の底面図、(b)〜(d)(e1)はそれぞれ回路基板の実装方法を示す側面断面、(e2)は(e1)の要部の部分拡大図である。
符号の説明
1 半導体素子
2 バンプ
3 回路基板
4 電極
5 樹脂シート
7 圧着ツール
11 貫通穴
21 貫通穴
22 閉塞用樹脂
23 閉塞用樹脂シート(閉塞用シート状樹脂フィルム

Claims (4)

  1. 半導体素子と回路基板とを、前記半導体素子の電極上に形成したバンプと、前記回路基板上に設けた配線とを介して電気的に接合し、前記半導体素子と回路基板の間に封止樹脂を介在させた半導体装置において
    記封止樹脂に含まれる吸湿成分により発生する応力を減少可能な構造が、矩形状の半導体素子の四隅の少なくとも1箇所に設けた貫通穴により構成され、前記貫通穴の位置が、半導体素子の隅部の隣接する2辺から0.6mm以内に形成された半導体装置。
  2. 半導体素子と回路基板とを、前記半導体素子の電極上に形成したバンプと、前記回路基板上に設けた配線とを介して電気的に接合し、前記半導体素子と回路基板の間に封止樹脂を介在させた半導体装置において、
    前記封止樹脂に含まれる吸湿成分により発生する応力を減少可能な構造が、矩形状の半導体素子の四隅の少なくとも1箇所に設けた貫通穴により構成され、前記貫通穴が、半導体素子のアクティブ領域以外の領域に形成された半導体装置。
  3. 回路基板上に設けた配線上に、封止樹脂を介して半導体素子電極上のバンプを電気的に接合するに際し、
    半導体素子の隣接する2辺から0.6mm以内の隅部に、貫通穴を形成し、
    前記半導体素子、回路基板、封止樹脂のいずれかを加熱して封止樹脂に含まれる吸湿水を前記貫通穴から脱湿しつつ、前記半導体素子と回路基板とを加圧し封止樹脂を硬化させて半導体素子のバンプと回路基板の配線とを接合する
    ことを特徴とする半導体装置の実装方法。
  4. 回路基板上に設けた配線上に、封止樹脂を介して半導体素子電極上のバンプを電気的に接合するに際し、
    半導体素子の隅部のアクティブ領域以外の領域に、貫通穴を形成し、
    前記半導体素子、回路基板、封止樹脂のいずれかを加熱して封止樹脂に含まれる吸湿水を前記貫通穴から脱湿しつつ、前記半導体素子と回路基板とを加圧し封止樹脂を硬化させて半導体素子のバンプと回路基板の配線とを接合する
    ことを特徴とする半導体装置の実装方法。
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