JP4435986B2 - ダブルループ電力制御システムにおける可変ループゲイン装置及び方法 - Google Patents

ダブルループ電力制御システムにおける可変ループゲイン装置及び方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は無線通信システムに関する。さらに明確には、本発明は無線通信システムにおける電力制御の新規で改良されたシステム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
無線通信ネットワークは事業,工業及び個人生活のすべての局面において顕著な人気を得ている。それなりに、携帯用,手持ちの(hand-held) 通信装置は近年広く行き渡った成長を経験した。セルラ電話のような携帯型の装置は事業でも個人ユーザでも今では珍しくないものである。その上、携帯型,手持ち及び移動電話を使用している衛星通信システムのような進歩したシステムがあまねく配置されている。
【0003】
無線通信システムでは、信号はフェージング(fading)を受ける。フェージングは送信器から受信器への信号送信の間、環境要因が信号の電力を減らす時に発生する。フェージングを示す(quantifies)1つの測定結果(measurement) は受信器で測定されるような受信信号の信号対雑音比(SNR)である。システムはフェージングを補償するために信号の送信電力を調整することを開発した。1つのこのようなシステムは“シングルループ”電力制御として知られている。
【0004】
シングルループ電力制御システムでは、受信器は受信信号のSNRをモニタし、そして受信器で指定された“しきい値”SNRを維持するように送信電力を調整するために送信器に命令を送る。従前のシングルループ電力制御システム一般に2または3タイプのそのような命令を使用する。命令の1タイプは送信器に送信電力を増加するよう命令する。命令命令のもう1つのタイプは送信器に送信電力を減少するよう命令する。送信電力がそのような命令に応じて増加または減少されるその量はループの“ゲイン”として引用される。あるシステムでは、第3のタイプの命令が送信器に送信電力を現行のレベルに維持することを命令するために使用される。
【0005】
シングルループ電力制御は低速フェージングを有する環境内でよく働く。低速フェージングでは、電力制御命令が送信器に到達するために必要な、そして受信器で結果としての信号対雑音比を測定するために必要な、ループの“周期(period)”として知られる時間の間、実質的なフェージングはない。低速フェージング環境の一例は信号妨害(interference)としてサーマルノイズ(thermal noise) のみを有する環境である。
【0006】
しかしながら、中速フェージングを持つ信号環境では、シングルループ電力制御は不適当である。中速フェージングでは、シングルループ周期の間に、実質的なフェージングがある。中速フェージング環境の一例は、送信器または受信器が固定障害(stationary obstruction)を通過して急速に移動して、信号減衰における急速な変化を引き起こしているところである。そのような中速フェージング環境では、SNRしきい値は信号の質を確保するのに不十分であるかもしれない。これはループが受信信号のSNRにおける急速な変化に反応する(respond to)には余りに遅いからである。
【0007】
ディジタル通信システムでは、SNRしきい値の妥当性(adequacy)は、受信されたエラー情報ビット対受信された全ビット数の比により示されてよい。この比は一般に各フレームごとに繰り返し計算される。このように計算された比は信号の“フレームエラーレート”(FER)として知られる。この問題を提起する(address) ために開発されたシステムの1タイプは“ダブルループ”電力制御システムとして知られる。
【0008】
ダブルループ電力制御システムでは、上述されたシングルループ電力制御システムが“内部(inner) ”ループとして使用される。内部ループにより使用されたSNRしきい値は受信信号のFERに基礎を置く“外部(outer) ”ループにより変更される。例えば、FERが予め定められたFERしきい値以上に上昇すると、SNRしきい値は固定の,予め定められた量により増やされる。この手順はFERがFERしきい値以下に落ちるまで続く。
【0009】
ダブルループ電力制御システムにおける1つの考察(consideration) は内部ループにより使用された固定ゲインの大きさの選択である。このゲインの選択は2つの相反する考察の間の折り合い(trade-off) である。中速フェージング環境では、急速なループ反応が要求される。この考察は大きな内部ループゲインの証拠となる(argues)。SNRしきい値を大きい量により変更するために、大きい内部ループゲインとともに、より小さいループ周期が要求される。しかしながら、低速フェージング環境では、大きいゲインはSNRしきい値について大きいSNRの振動に帰着するであろう。これらの振動は送信電力を浪費する。このように固定内部ループゲインは、信号が高速フェージングと低速フェージングの両方を経験するであろう環境への適用には向かない。
【0010】
さらに、固定ゲインシステムは高速フェージング信号環境において困難を経験する。高速フェージングでは、SNRはシングル外部ループ周期(すなわち、1つまたはそれ以上のFER量に基礎を置いてSNRしきい値を調整するために必要な時間)内に数度の大きい振動を経験する。高速フェージング振動は典型的に数百ヘルツのオーダである。そのような環境では、内部ループは多分フェージングについていく(keep up with)ことができないので、内部ループの反応時間はもはや重要ではない。必要なものは、内部ループゲインがフェージングの速度に適するように変化され得るダブルループ電力制御システムである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は無線通信システムにおいてフェージングを補償するために送信器により受信器に送られた信号の電力を調整するための装置及び方法である。1実施例では、その方法は、第1のステーションで、第2のステーションにより送信された信号の信号対雑音比を測定する;ループゲイン,信号対雑音比,及び信号対雑音比のしきい値の関数として信号の送信信号電力を調整する;第1のステーションで、受信信号の信号の質を測定する;信号の質及び信号の質のしきい値の関数として信号対雑音比のしきい値を調整する;第1のステーションで、信号のフェージングレートを測定する;及びフェージングレートとフェージングレートのしきい値の関数としてループゲインを調整する工程を含む。
【0012】
1実施例では、その方法は、第1のステーションで、第2のステーションにより送信された信号の信号対雑音比を測定する;ループゲイン,信号対雑音比,及び信号対雑音比のしきい値の関数として信号の送信信号電力を調整する;第1のステーションで、受信信号の信号の質を測定する;信号の質及び信号の質のしきい値の関数として信号対雑音比のしきい値を調整する;第2のステーションで、第1のステーションにより送信された後続の信号(further signal transmitted)のフェージングレートを測定する;及びフェージングレートとフェージングレートのしきい値の関数としてループゲインを調整する工程を含む。
【0013】
本発明の1つの長所はそれが高速フェージングの影響を軽減することである。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の特徴,対象及び長所は、ここで及び全体を通して付記される参照符号を有する図面と関連して、下に述べる詳細説明からさらに明白になるであろう。
【0015】
本発明は無線通信システムにおけるダブルループ電力制御のための装置及び方法である。好ましい実施例では、本発明は符号分割多重アクセス(CDMA)通信システム内で動作する。このようなシステム内で動作している電力制御ループは米国特許出願番号09/164,383,標題“電力制御モードを選択するためのシステム及び方法(System and Method for Selecting Power Control Modes)”(弁護士ドケットPA667)及び09/164,384,標題“最適化電力制御のためのシステム及び方法(System and Method for Optimized Power Control)”(弁護士ドケットPA668)に開示されており、出願されたこれは本発明の譲受人に譲渡され、引用されてこの中に組み込まれる。このような通信システムにおける電力制御のための技術の他の例は、米国特許番号5,383,219,標題“符号分割多重アクセスシステムにおける高速順方向リンク電力制御(Fast Forward Link Power Control In A Code Division Multiple Access System)”1995年1月17日発行;5,396,516,標題“送信器電力制御システムにおける制御パラメータの動的な変更のための方法及びシステム(Method And System For The Dynamic Modification Of Control Parameters In A Transmitter Power Control System)”1995年3月7日発行;及び5,267,262,標題“送信器電力制御システム(Transmitter Power Control System)”1993年11月30日発行に見いだされ、これらは引用されてこの中に組み込まれる。
I.実例環境
本発明を非常に詳細に記述する前に、本発明が実施され得る実例の環境を記述することは有用である。本発明はいかなる無線通信システム、特に送信器により供給される電力量を制御することが望ましいシステムにおいて実施されてよい。そのような環境は、制限無しに、セルラ通信システム,個人通信システム,衛星通信システム,及び多くの他のシステムを含む。
【0016】
図1は例示的な通信システム100を示す図である。図1を参照して、システム100は2つのトランシーバ102と104とを有する。トランシーバ102は送信器106と受信器108とを有する。トランシーバ104は送信器112と受信器110とを有する。
【0017】
データまたは他の情報は送信チャネル122を通してトランシーバ間を送信される。衛星,セルラ及び他の無線通信システムでは、チャネル122は無線リンクである。衛星通信システムでは、チャネル122は1つまたはそれ以上の中継衛星を含む。チャネル122は“順方向”信号116と“逆方向”信号118とを含む双方向チャネルである。
【0018】
ある環境では、チャネル122はデータがデータパケット内に送信されるパケット化データパスである。これはしばしば情報がディジタルデータの形式内にある場合である。他の環境では、アナログデータが搬送波の上で変調され、チャネル122を渡って送信される。
【0019】
セルラ通信システムの例では、トランシーバ102は手持ちの または移動型セルラ電話機であり、そしてトランシーバ104は電話機の現エリアにおけるサービスを供給するローカルセルサイト(local cell site) での基地局である。衛星通信システムの例では、トランシーバ102は手持ち型,移動型,または固定型トランシーバ(例えば、衛星電話機)であり、そしてトランシーバ104は地上ゲートウエー内に置かれる。衛星通信システムの例では、衛星はチャネル122を通してトランシーバ102と104との間で信号を中継するために使用される。
【0020】
本発明はこの実例環境の表現で(in terms of) 記述される。これらの用語における記述は便宜のためにのみ用意される。本発明がこの実例環境における実施に限られることは意図されない。実際に、次の記述を読んだ後は、本発明が代わりの環境においていかに実施されるかは関連分野の技術者に明らかになるであろう。
II.パワー制御
本発明は送信信号電力を調整することで無線通信システムにおける高速フェージングを補償するシステム及び方法である。高速フェージングでは、いくつかの信号フェード(fades) がシングルの外部ループ周期(period)中に発生する。このように外部ループは高速フェージングを弱める(mitigate)のに効果はない。そのような高速フェージングはしばしばより低速なフェージングの方向(trend) に重ねられる。発明者は高速フェージングの場合への1つの良好な解決は、フェージングの高速な(高周波)要素を無視し、そして代わりにフェージングの多少低速な(低周波)要素を追跡することであるのを見いだした。本発明に従って、高速フェージングが検出されるとき、システムは高速フェージングを追跡することを試みるよりもむしろ下にある(underlying)低速フェージングを追跡することを試みる。本発明の好ましい実施例では、これは小さい内部ループゲインを使用することによりなし遂げられる。
【0021】
図2はトランシーバ102をより詳細に示すブロック図である。トランシーバ102は送信器106,受信器108,測定要素202,プロセッサ204,メモリ206,データ目的先210及びデータソース212を含む。動作では、受信器108は信号116を受信して、それをデータ目的先210にパスする。データ目的先210は、コーデック,モデム,ディジタル信号プロセッサ,及び同種類のもののような、データの使用を行ういずれかの要素であり得る。受信器108は、周知のように、信号116に、復調のような、ある(certain) 仕事を行ってよい。
【0022】
下に詳細に記述されるように、測定要素202は信号116の特性のある測定を行う。例えば、これらの測定はSNR,1つまたはそれ以上のエラー発生(FERのような)及びフェージングレート(FR)の存在に基づく信号の質の測定を含む。好ましい実施例では、測定要素202はSNR測定回路214とフレームエラー測定回路216とを含む。SNR測定回路214は受信信号116のSNRの量(measurements)を得る。フレームエラー測定回路216は受信信号116のエラーレート,あるいは1つまたはそれ以上の他のエラー発生の量を得る。これらの機能をなし遂げる回路は関連分野において周知である。これらの量はプロセッサ204にパスされ、プロセッサ204は周知のものまたはこの後開発されたいずれかのプロセッサであってもよい。プロセッサ204はSNR,FER,及びFR量のようなデータ,及びこれらの量と比較するためのしきい値のような他の値(values)の蓄積のためメモリ206を使用する。
データソース212は送信用のデータを発生する。データソース212は複数のコーデック,モデム,ディジタル信号プロセッサ,及び周知の技術である、同種類のもののような要素を含むことができる。送信器106はデータソース212からデータを受信して、変調のような仕事を行う。プロセッサ204はハードウェア,ソフトウェアまたはそれの組み合わせを使用して実施されてもよく、そしてコンピュータシステムまたは他の処理システムとして実施されてもよい。1実施例では、プロセッサ204は1つまたはそれ以上のコンピュータシステムとして実施される。もう1つの実施例では、プロセッサ204は主としてハードウェアで、例えば、複数の特定用途向けIC(ASICs)のようなハードウェア要素を使用して、実施される。ここに記述された機能を行うようにハードウェア ステートマシン(stste machine)の実施は関連分野の技術者には明らかであろう。なおもう1つの実施例では、プロセッサ204はハードウェアとソフトウェアとの両方の組み合わせを使用して実施される。
【0023】
図3はトランシーバ104をより詳細に示すブロック図である。トランシーバ104は送信器112,受信器110,測定要素302,プロセッサ304,メモリ306,データ目的先310及びデータソース312を含む。動作では、受信器110は信号118を受信して、それをデータ目的先310にパスする。データ目的先310は、コーデック,モデム,ディジタル信号プロセッサ,及び同種類のもののような、データの使用を行ういずれかの要素であり得る。受信器110は、周知のように、信号118に、復調のような、ある(certain) 仕事を行ってよい。
【0024】
下に詳細に記述されるように、測定要素302は信号118の特性のある測定を行う。例えば、これらの測定はフェージングレート(FR)の測定を含む。好ましい実施例では、測定要素302はSNR測定回路314を含む。SNR測定回路314は受信信号118のSNRの測定結果(measurements)を得る。この機能をなし遂げる回路は関連分野において周知である。これらの測定結果は送信器112及び/または信号116の部分として送信のためのデータソース312にパスされる。これらの測定結果はプロセッサ304にパスされ、これは周知のものまたはこの後開発されたいずれかのプロセッサであってもよい。プロセッサ304はデータ,そのような測定結果,及びこれらの測定結果と比較するためのしきい値のような他の値(values)の蓄積のためメモリ306を使用する。
【0025】
データソース312は送信用のデータを発生する。データソース312は複数のコーデック,モデム,ディジタル信号プロセッサ,及び周知の技術である同種類のもののような要素を含むことができる。送信器112はデータソース312からデータを受信して、信号116を送信する前に変調のような仕事を行う。送信器112はまた信号116を生ずるために送信に先だって信号の電力を増幅するための可変利得増幅器308を含む。増幅器308のゲインはプロセッサ304により制御される。
【0026】
図4乃至6は好ましい実施例に従って本発明の動作を描写するフローチャートである。図4は本発明の内部電力制御ループの動作を描写する。内部電力制御ループの機能は送信器112により送信される信号電力を調整することである。好ましい実施例では、送信された信号電力は、下に記述したように、受信器108で受信された信号電力のレベルに従って調整される。
【0027】
送信器112はチャネル122を通して信号116を送信する。信号116は受信器108により受信される。ステップ402に示されたように、手順は測定要素202による信号116の電力の測定と共に始まる。好ましい実施例では、測定要素202は信号116の信号対雑音比(SNR)を測定する。より明確に、本発明は量Eb/No,ここでEbはビット当たりのエネルギーであり、Noはパワー/サイクルの単位における雑音密度である。もちろん、信号電力の他の測定は本発明の範囲から逸脱すること無く使用されてよい。好ましい実施例では、SNRは受信データの各フレームのため測定される。
【0028】
通信システム100では、“SNRしきい値”として参照される、所定のSNRレベルは受信器108と関連する。SNRしきい値はデータの質を確保するために受信器108により信号が受信された最小のSNRを表現する(represents)。SNRしきい値は関連技術分野において周知である方法に従って選択されてよい。そのような方法の1つは、データエラーを1%のような、あるパーセンテージ以下に保つであろうSNRを選択することである。ステップ404では、受信器108はステップ402において測定されたSNRをSNRしきい値と比較する。
【0029】
もしも測定されたSNRがSNRしきい値よりも低いならば、そのときはトランシーバ102の送信器106は、ステップ406に示されるように、トランシーバ104に“電力増加”命令を送信する。好ましい実施例では、命令は信号118の部分としてチャネル122を通して送信される。これに答えて、送信器112は信号116の信号電力を内部ループの“ゲイン”または“内部ループゲイン”と呼ばれる予め定められた量により増加させる。好ましい実施例では、内部ループゲインの値,及び増幅器308により適用された信号ゲインの値はメモリ306に保管される。信号ゲインの値はプロセッサ304により処理される。
【0030】
もしも測定されたSNRがSNRしきい値を超えるならば、そのときはトランシーバ102の送信器106は、ステップ408に示されるように、トランシーバ104に“電力減少”命令を送信する。これに答えて、送信器112は信号116の信号電力を内部ループゲインにより減少させる。いずれの場合も、手順はステップ402で再び続ける。
【0031】
図5は本発明の外部電力制御ループ(“外部ループ”とも呼ばれる)の動作を描写する。外部電力制御ループの機能は受信器108のSNRしきい値を調整することである。好ましい実施例では、SNRしきい値は受信された信号の質に従って調整される。好ましい実施例では、信号の質は現フレームのためばかりでなく、ある番号の前フレームのためにも考慮される。また、好ましい実施例では、使用された信号の質の尺度(measure) は、1つまたはそれ以上のエラー発生であり、例えばフレームエラーレート(FER)の使用である。しかしながら、パリティチェックのような、信号の質の他の尺度は、本発明の範囲から逸脱すること無しに使用されてよい。さらに、平均及び加重平均(weighted averages) のような、信号の質の履歴を評価する他の方法が使用されてよい。
【0032】
しばしば遭遇したエラーのタイプは“バースト(burst) ”タイプのものである。バーストエラーは短い持続により特徴付けられる。大抵、バーストエラーの持続は内部ループ期間より少ない。したがって、内部ループはこれらのエラーを補償できない。この理由で、内部ループをバーストエラーの影響から隔離することが望ましい。バーストエラーはまた複式の(multiple)連続フレームにおけるエラーにより特徴付けられる。外部ループはバーストエラーを検出するためにこの特徴を使用する。外部ループが複式連続フレーム内にエラーを検出すると、それはバーストエラーが発生したと決定する。バーストエラーが検出されると、外部ループは内部ループのSNRしきい値を変更しない。外部ループは非バーストタイプエラーに応じてのみ内部ループのSNRしきい値を変更し、それによって内部ループをバーストエラーから隔離する。
【0033】
図5を参照して、ステップ502に示されるように、手順はエラー、例えばFERの存在を表示する量の測定を行うことにより始まる。ステップ504に示されるようように、そのような測定の結果を使用して手順は現フレームにエラーが存在するか否かを決定する。もしも現フレーム内にエラーが存在しないならば、ステップ504に“N”ブランチにより示したように、そのときはトランシーバ102は、ステップ506に示されるように、予め定められた量によりSNRしきい値を減少させる。しかしながら、もしもエラーが現フレーム内に存在すれば、ステップ504に“Y”ブランチにより示したように、そのときは受信信号の質の履歴が、ステップ508に示されるように、再調査される(reviewed)。好ましい実施例では、エラーの履歴は所定の数の前フレーム(previous frames)Nを含む。もちろん、エラーの歴史は本発明の範囲から逸脱すること無しに他の方法において選択されてよい。エラーの履歴はメモリ206に蓄積される。もしも複数の以前のNフレームのどれかがエラーを含むならば、そのときはトランシーバ102は、ステップ506に示されるように、下で検討するように望ましいフレームまたは時限遅延(timing delay)に従って、外部ループゲインによりSNRしきい値を減少させる。
【0034】
しかしながら、もしも前Nフレームがエラーを含まないならば、そのときはステップ510に示されるように、トランシーバ102はSNRしきい値を増加させる。好ましい実施例では、2つの変化値が用いられ:1つはSNRしきい値を減少させるためのもの、そして他はSNRしきい値を増加させるためのものである。SNRしきい値、及び内部ループの活動によって送信信号電力は、エラーの無い(error-free)環境において徐々に縮小されるので、SNRしきい値を減少させるための変化値は小さい。逆に、SNRしきい値、及び内部ループの活動によって送信信号電力は、エラーがちな(error-prone) 環境において急激に増加されるので、SNRしきい値を増加させるための変化値は大きい。
【0035】
さらに、少なくともあるシステムでは、エラーの存在の有無には関係なく増加が行われた後に、ある番号のフレームがSNRしきい値を急激に変えることは一般に望ましくないことが分かった。従って、1実施例では、SNRにおける最初の増加は、丁度ここに記述されたように、ある番号のエラー無しフレームの後でフレームエラーに遭遇する時に発生するが、しかし事前に選択された番号のフレームZのためにはこの調整の後追加の増加が発生することは許されない。すなわち、フレームエラーの検出か否かは、Zフレームまたはフレーム周期までのしきい値における後続の増加が1つの増加の後に起こったのを選択するためのメカニズムを供給しない。これは質の歴史チェッキングのステップ508としきい値調整のステップ510との間に位置するオプションのステップ512により示される。ステップ512では、チェックは、最後のSNRしきい値増加以後、Zデータフレームが処理されたか否かを見るためになされる。この処理ステップのためのフレームカウント(frame count) は初めにZに等しく設定され、セット/リセットのステップ514に示されるように、最初に調整はそれが作られることを要求される。続いて起こる調整はその後フレームカウントから決定されるであろう。
【0036】
Zフレームがまだ処理されなかったかまたは通過された(passed through)ときは何時でも、ステップ516に示されるように、各Zフレームのため、SNRしきい値は相当に少ない量を、または低いレートで、減少することが可能である。すなわち、各フレーム周期の間またはその終期でSNRしきい値レベルは漸減され(decremented) または小パーセンテージか少量を、つまり0.004dB のオーダに減少される。当分野の技術者は、希望するように、0dBを含んで他の量が使用されてよいことを容易に認めるであろう。処理はその後測定が続くなどのステップ512に戻る。いったん事前に選択されたフレームZの必要な数に達すると、SNRしきい値はステップ516における漸減の代わりにステップ510において再び増加される(またはステップ506において減少される)。いったんSNRしきい値の増加が発生すると、ステップ512において使用されたフレームカウントはゼロにリセットされ、そして計数の手順はZフレームが再びパスされるまで新規にされる。
【0037】
この漸減手順または周期は、先のアクションが取られる前にシステムが“安定する(settle)”ことを可能とし、そして信号状態にもっと予測可能で再現可能な反応を保証する。さらに、あるエラーのバーストは的(bursty)性質及びあるシステム(衛星)または状態において出会った電力増加命令の実施における最小量の遅延のため、電力に対して短期間の要求をするのに役立たない、すなわちりっぱな影響力を持つであろう。しかしながら、少数のフレームを待つことは使用電力量を減らすのに役立つ。
【0038】
事前に選択した番号のZフレームが通過した後、SNRは前のように発生する。前Nフレームがエラーを含まないという条件で、エラーの検出はSNRしきい値の増加を再び引き起こす。1実施例では、Zは、いかなる追加の増加も発生せずそして漸減が実施される間、SNRしきい値における増加を発生しまたはそのきっかけとなるフレームの後の6フレームであるように選択される。しかしながら、当分野の技術者は、本発明が使用される通信システムの応答特性に従って他の値が選ばれてよいことを理解するであろう。
【0039】
図6は本発明の好ましい実施例に従って可変利得内部ダブルループ電力制御ループの動作を描写するフローチャートである。ステップ602では、受信器108は送信器104Aから受信された信号のフェージングレートを測定する。好ましい実施例に従って、受信器108は一連の測定結果(measurements)を生ずるために各フレームのコース(course)によって何度か受信された信号のSNRを測定する。この連続(series)は高速フェージングの存在を示すSNRにおける急変を検出するためにハイパスフィルタに供給される。ステップ604に示されるように、“フェージングレート(fading rate)”と呼ばれるハイパスフィルタの出力は、予め定められたフェージングしきい値と比較される。
【0040】
フェージングレートがしきい値を超えないときは、ステップ604から“N”ブランチにより示されるように、フェージングが高速であると特徴付けられるほど十分に急速ではない。この場合には、ステップ606に示されるように、内部ループゲインは予め定められた第1のゲインレベルG1に設定される。
【0041】
フェージングの高周波内容がしきい値を超えると、ステップ604内に“Y”ブランチにより示されるように、フェージングが高速と特徴付けられるのに十分に急速である。この場合には、ステップ608に示されるように、内部ループゲインは予め定められた第2のゲインレベルG2に設定される。どちらの場合も、処理はステップ602で続ける。
【0042】
好ましい実施例では、第1のゲインレベルG1は第2のゲインレベルG2よりも大きい。言い換えれば、高速フェージングの間に適用される内部ループゲインはその他の状態で適用される内部ループゲインよりも小さい。その結果は、高速フェージングの間は、電力制御ループは高速フェージングに起因する急速な信号電力レベル変動を追跡しようとせず、むしろより低速のフェージングに起因するより低い電力レベル変動を追跡ということである。1実施例では、G1は約 0.5dB、そしてG2は約0.1dBである。
【0043】
1実施例では、ユーザ端末はゲートウエイからユーザ端末に送信された信号における高速フェージングを検出する。この実施例では、ユーザ端末は高速フェージング状態をゲートウエイに報告し、ゲートウエイは電力制御ループの内部ループゲインを調整することにより応答する。図1を参照して、信号116における高速フェージングはステップ604においてトランシーバ102により検出される。詳細に上述したように、トランシーバ102は信号116のSNRにおける変動を評価することにより信号116における高速フェージングを検出する。高速フェージングはSNRを評価することにより検出される。送信器106はそれから内部ループゲインを調整するために受信器110に命令を送信する。この命令に従って、トランシーバ104はステップ606及び608において内部ループゲインを調整する。
【0044】
もう1つの実施例では、ゲートウエイは、ユーザ端末によりゲートウエイに送信された信号の高速フェージングを検出することによって、ゲートウエイからユーザ端末に送信された信号内に高速フェージングが存在すると推断する。図1を参照して、信号116のフェージングレートは、詳細に上述したように、ステップ602および604で信号118におけるSNRの変動を評価することによりトランシーバ104によって推断される。トランシーバ104はそれからその評価に基づいてステップ606および608で内部ループゲインを調整する。
【0045】
好ましい実施例の前の説明は、この分野のいかなる技術者も本発明を製作または使用することを可能とする。これらの実施例へのいろいろな変更は、この分野の技術者にはすぐに明白になるであろうし、ここに定義された包括的な原理は後続の発明を必要とせずに他の実施例に適用されてよい。従って本発明はその中に示された実施例に制限されるつもりはなく、しかしむしろこの中に開示された原理及び新規な特徴と矛盾しない最も広い範囲が許容されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 例示的な通信システムを示すブロック図である。
【図2】 図1のトランシーバをより詳細に示すブロック図である。
【図3】 図1のトランシーバをより詳細に示すブロック図である。
【図4】 本発明の好ましい実施例に従って内部電力制御ループの動作を描写するフローチャートである。
【図5】 本発明の好ましい実施例に従って外部電力制御ループの動作を描写するフローチャートである。
【図6】 本発明の好ましい実施例に従って可変利得内部ダブルループ電力制御ループの動作を描写するフローチャートである。
【符号の説明】
100…通信システム,102…トランシーバー,106…送信器,108…受信器,110…通信システム,112…送信機,118…逆方向信号,116…順方向信号,122…チャネル,210…データ目的先,206…メモリ,212…データソース,202…測定要素,214…SNR測定回路,216…フレームエラー測定回路,310…データ目的先,312…データソース,308…可変利得増幅器,302…測定要素,314…SNR測定回路,304…プロセッサ,306…メモリ

Claims (16)

  1. 受信された、複数のフレームを含む信号の信号対雑音比を測定する手段
    前記信号対雑音比信号対雑音比しきい値との比較結果に応じて、前記信号を送信したトランシーバの送信電力をループゲインだけ増加または減少させる手段;
    受信された前記信号中のフレームのエラーを測定する手段;
    (1)現フレームにエラーが存在し、かつ、現フレームより前の予め定められた数のフレームにエラーが存在せず、かつ、前回前記信号対雑音比しきい値を増加させたときから、予め選択された最小の期間が経過しているとき、前記信号対雑音比しきい値を増加させる手段、及び、(2)現フレームにエラーが存在しないとき、または、現フレームより前の予め定められた数のフレームにエラーが存在するとき、前記信号対雑音比しきい値を減少させる手段、を含む、前記信号対雑音比しきい値を調整する手段;
    受信された前記信号のフェージングレートを測定する手段;
    前記フェージングレートが、予め定められたフェージングレートしきい値以下の時、前記トランシーバがもつ前記ループゲインを第1のループゲインに設定するための手段;及び
    前記フェージングレートが、予め定められたフェージングレートしきい値より大きい時、前記トランシーバがもつ前記ループゲインを、第1のループゲインより小さい第2のループゲインに設定するための手段;
    を含む装置。
  2. 前記信号対雑音比しきい値は前記最小の期間の間予め選択された少量だけ減少される、請求項1の装置。
  3. 前記増加させる手段は前記信号対雑音比しきい値を予め定められた量だけ増加させ;及び
    前記減少させる手段は前記信号対雑音比しきい値を前記予め定められた量よりも少ない量を減少させる請求項1の装置
  4. 受信された信号の信号対雑音比を測定する手段;
    前記信号対雑音比信号対雑音比しきいとの比較結果に応じて、前記信号を送信したトランシーバ送信電力をループゲインだけ増加または減少させる手段;
    前記信号中のフレームのエラーを測定する手段;
    現フレーム及び現フレームより前の予め定められた数のフレームのエラーの有無と、前回前記信号対雑音比しきい値を増加させたときから、予め選択された最小の期間が経過しているか否かと、に基づき、前記信号対雑音比しきい値を調整する手段;
    前記信号のフェージングレートを測定する手段;及び
    (1)前記フェージングレートが、予め定められたフェージングレートしきい値以下の時、前記トランシーバがもつ前記ループゲインを第1のループゲインに設定するための手段、及び、(2)前記フェージングレートが前記フェージングレートしきい値より大きい時、前記トランシーバがもつ前記ループゲインを、前記第1のループゲインより小さい第2のループゲインに設定するための手段、を含む、前記ループゲインを調整する手段;
    を含む装置。
  5. 第1のステーションと第2のステーションとを備えた通信システムで用いられる装置であって、
    前記第2のステーションにより送信された、複数のフレームを含む第1の信号の信号対雑音比を測定する手段
    前記信号対雑音比信号対雑音比しきいとの比較結果に応じて、前記第2のステーションの送信電力をループゲインだけ増加または減少させる手段;
    受信された前記第1の信号中のフレームのエラーを測定する手段;
    (1)現フレームエラーが存在し、かつ、現フレームより前の予め定められた数のフレームにエラーが存在せず、かつ、前回前記信号対雑音比しきい値を増加させたときから、予め選択された最小の期間が経過しているとき、前記信号対雑音比しきい値を増加させる手段と、(2)現フレームにエラーが存在しないとき、または、現フレームより前の予め定められた数のフレームにエラーが存在するとき、前記信号対雑音比しきい値を減少させる手段と、を含む前記信号対雑音比しきい値を調整する手段;
    前記第1のステーションにより送信された第2の信号のフェージングレートを測定する手段;及び
    前記フェージングレートが、予め定められたフェージングレートしきい値以下の時、前記第2のステーションの送信電力の増減量であるループゲインを第1のループゲインに設定し、前記フェージングレートが前記フェージングレートしきい値より大きい時、前記ループゲインを、前記第1のループゲインより小さい第2のループゲインに設定する手段;
    を含む装置。
  6. 前記信号対雑音比しきい値は前記最小の期間の間、予め選択された少量だけ減少される、請求項の装置。
  7. 前記増加させる手段は前記信号対雑音比しきい値を予め定められた量だけ増加させ、
    前記減少させる手段は前記信号対雑音比しきい値を前記予め定められた量よりも少ない量を減少させる、請求項5記載の装置
  8. 第1のステーションと第2のステーションとを備えた通信システムで用いられる装置であって、
    前記第2のステーションにより送信された第1の信号の信号対雑音比を測定する手段;
    前記信号対雑音比信号対雑音比しきい値との比較結果に応じて、前記第2のステーションの送信電力をループゲインだけ増加または減少させる手段;
    受信された前記第1の信号中のフレームのエラーを測定する手段;
    現フレーム、及び現フレームより前の予め定められた数のフレームとのエラーの有無と、前回前記信号対雑音比しきい値を増加させたときから、予め選択された最小の期間が経過しているか否かとに基づき、前記信号対雑音比しきい値を調整する手段;
    前記第1のステーションにより送信された第2の信号のフェージングレートを測定する手段;及び
    (1)前記第2の信号の前記フェージングレートが、予め定められたフェージングレートしきい値以下の時、前記第2のステーションの送信電力の増減量であるループゲインを第1のループゲインに設定する手段と、(2)前記第2の信号の前記フェージングレートが前記フェージングレートしきい値より大きい時、前記第2のステーションの送信電力の増減量であるループゲインを、前記第1のループゲインより小さい第2のループゲインに設定する手段、を含む前記ループゲインを調整する手段;
    を含む装置。
  9. 受信された、複数のフレームを含む信号の信号対雑音比を測定すること;
    前記信号対雑音比と信号対雑音比しきい値との比較結果に応じて、前記信号を送信したトランシーバの送信電力をループゲインだけ増加または減少させること;
    受信された前記信号中のフレームのエラーを測定すること
    現フレームにエラーが存在し、かつ、現フレームより前の予め定められた数のフレームにエラーが存在せず、かつ、前回前記信号対雑音比しきい値を増加させたときから、予め選択された最小の期間が経過しているとき、前記信号対雑音比しきい値を増加させること;
    現フレームにエラーが存在しないとき、または、現フレームより前の予め定められた数のフレームにエラーが存在するとき、前記信号対雑音比しきい値を減少させること;
    受信された前記信号のフェージングレートを測定すること;及び
    前記フェージングレートが、予め定められたフェージングレートしきい値以下の時、前記トランシーバがもつ前記ループゲインを第1のループゲインに設定すること;及び
    前記フェージングレートが、予め定められたフェージングレートしきい値より大きい時、前記トランシーバがもつ前記ループゲインを、第1のループゲインより小さい第2のループゲインに設定すること;
    を含む方法。
  10. 前記信号対雑音比しきい値は前記最小の期間の間、予め選択された少量だけ減少される、請求項の方法。
  11. 前記増加させることは、前記信号対雑音比しきい値を予め定められた量を増加させ、
    前記減少させることは、前記信号対雑音比しきい値を前記予め定められた量よりも少ない量を減少させる、請求項9の方法
  12. 受信された信号の信号対雑音比を測定すること
    前記信号対雑音比信号対雑音比のしきい値との比較結果に応じて、前記信号を送信したトランシーバ送信電力をループゲインだけ増加または減少させること;
    前記信号中のフレームのエラーを測定すること;
    現フレーム及び現フレームより前の予め定められた数のフレームのエラーの有無と、前回前記信号対雑音比しきい値を増加させたときから、予め選択された最小の期間が経過しているか否かと、に基づき、前記信号対雑音比しきい値を調整すること
    前記信号のフェージングレートを測定すること
    前記フェージングレートが、予め定められたフェージングレートしきい値以下の時、前記トランシーバがもつ前記ループゲインを第1のループゲインに設定すること;及び
    前記フェージングレートが前記フェージングレートしきい値より大きい時、前記トランシーバがもつ前記ループゲインを、前記第1のループゲインより小さい第2のループゲインに設定すること;
    を含む方法。
  13. 第1のステーションと第2のステーションとを含むシステムにおける方法であって、
    前記第1のステーションが、前記第2のステーションにより送信された、複数のフレームを含む第1の信号の信号対雑音比を測定すること
    前記第1のステーションが、前記信号対雑音比信号対雑音比しきい値との比較結果に応じて、前記第2のステーションの送信電力をループゲインだけ増加または減少させること;
    前記第1のステーションが、受信された前記第1の信号中のフレームのエラーを測定すること
    現フレームエラーが存在し、かつ、現フレームより前の予め定められた数のフレームにエラーが存在せず、かつ、前回前記信号対雑音比しきい値を増加させたときから、予め選択された最小の期間経過しているとき、前記第1のステーションが、前記信号対雑音比しきい値を増加させること;
    現フレームにエラーが存在しないとき、または、現フレームより前の予め定められた数のフレームにエラーが存在するとき、前記第1のステーションが、前記信号対雑音比しきい値を減少させること;
    前記第2のステーションが、前記第1のステーションにより送信された第2の信号のフェージングレートを測定すること;及び
    前記フェージングレートが、予め定められたフェージングレートしきい値以下の時、前記第2のステーションの送信電力の増減量である前記ループゲインを第1のループゲインに設定し、前記フェージングレートが前記フェージングレートしきい値より大きい時、前記ループゲインを、前記第1のループゲインより小さい第2のループゲインに設定すること;
    を含む方法。
  14. 前記信号対雑音比しきい値は前記最小の期間の間、予め選択された少量だけ減少される、請求項13の方法。
  15. 前記増加させることは、前記信号対雑音比しきい値を予め定められた量だけ増加させ、
    前記減少させることは、前記信号対雑音電力比しきい値を前記予め定められた量よりも少ない量を減少させる
    請求項13記載の方法。
  16. 第1のステーションと、第2のステーションとを含むシステムにおける方法であって、
    前記第1のステーションが、前記第2のステーションにより送信された第1の信号の信号対雑音比を測定すること;
    前記第1のステーションが、前記信号対雑音比信号対雑音比しきいとの比較結果に応じて、前記第2のステーションの送信電力をループゲインだけ増加または減少させること;
    前記第1のステーションが、受信された前記第1の信号中のフレームのエラーを測定すること
    前記第1のステーションが、現フレーム及び現フレームより前の予め定められた数のフレームのエラーの有無と、前回前記信号対雑音比しきい値を増加させたときから、予め選択された最小の期間が経過しているか否かとに基づき、前記信号対雑音比しきい値を調整すること
    前記第2のステーションが、前記第1のステーションにより送信された第2の信号のフェージングレートを測定すること;
    前記第2の信号の前記フェージングレートが、予め定められたフェージングレートしきい値以下の時、前記第2のステーションの送信電力の増減量である前記ループゲインを第1のループゲインに設定すること;及び
    前記第2の信号の前記フェージングレートが前記フェージングレートしきい値より大きい時、前記第2のステーションの前記ループゲインを前記第1のループゲインより小さい第2のループゲインに設定すること;
    を含む方法。
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