JP4435782B2 - 同位体ガス分析におけるガス注入量決定方法並びに同位体ガス分析測定方法及び装置 - Google Patents

同位体ガス分析におけるガス注入量決定方法並びに同位体ガス分析測定方法及び装置 Download PDF

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Description

同位体の入った薬物を生体に投与した後、同位体の濃度比の変化を測定することにより、生体の代謝率が測定できるので、同位体の分析は、医療の分野で病気の診断に利用されている。
本発明は、同位体の光吸収特性の相違に着目することで実現されるものであり、同位体ガスの濃度比を測定する同位体ガス分析におけるガス注入量決定方法並びに同位体ガス分析測定方法及び装置に関するものである。
一般に、胃潰瘍、胃炎の原因として、ヘリコバクタピロリー(HP)と言われているバクテリアが胃の中に存在することが知られている。
患者の胃の中にHPが存在すれば、抗生物質の投与による除菌治療を行う必要がある。したがって、患者にHPが存在するか否かが重要である。HPは、強いウレアーゼ活性を持っていて、尿素を二酸化炭素とアンモニアに分解する。
一方、炭素には、質量数が12のものの他、質量数が13や14の同位体が存在するが、これらの同位体の中で質量数が13の同位体13Cは、放射性がなく、安定して存在するため取り扱いが容易である。
そこで、同位体13Cでマーキングした尿素を生体(患者)に投与し、最終代謝産物である患者の呼気中の13Cの濃度、具体的には13CO212CO2との濃度比を測定すれば、HPの有無を確認することができる。
ところが、13CO212CO2との濃度比は、自然界では1:100もあり、このため患者の呼気中の濃度比を精度よく測定することは難しい。
従来、13CO212CO2との濃度比又は13CO2の濃度を求める方法として、赤外分光を用いる方法が知られている(下記特許文献1参照)。
下記特許文献1記載の方法は、長短2本のセルを用意し、一方のセルでの12CO2の吸収と、他方のセルでの13CO2の吸収が等しくなるようなセルの長さにし、各セルに、それぞれの分析に適した波長の光を当てて、透過光の強度を測定する。この方法によれば、自然界の濃度比での光吸収比を1にすることができ、これから濃度比が変化すると、変化した分だけ光吸収比が変化するので、濃度比の変化を知ることができる。
前記のような赤外分光を用いる方法を採用しても、濃度比の僅かな変化を検知することは難しい。
前記同位体ガス分析測定方法によれば、二酸化炭素13CO2の吸光度と濃度との関係を規定する検量線を利用して、13CO2の濃度を求めるのであるが、検量線を作成したときの気圧と、二酸化炭素13CO2の吸光度を測定するときの気圧が一致しない場合、その不一致が13CO2の濃度測定誤差の一要因となり得る。
表1は、一定CO2濃度の空気を、複数の気圧の下、ガス注入器で一体積を採取し、セルに注入してそれぞれのセル内圧力を測定するとともに、それぞれ吸光度測定を行ってCO2濃度を測定した結果を示す。このとき用いた検量線は、気圧1005hPaで作成したものである。
表1によれば、セル内圧力は、当然気圧に比例したものとなっている。そして、本来一定であるはずのCO2濃度も気圧が低下するに従って低く現れている。このように気圧の変動によって濃度が変動している。
特公昭61-42220号公報
本発明は、二酸化炭素13CO2と二酸化炭素12CO2 とを成分ガスとして含む被測定ガスをセルに導き、各成分ガスの測定に適した波長の透過光の強度を測定しデータ処理することによって、各成分ガスの濃度を測定する場合に、前記大気圧の変動による濃度変動を補正することができ、もって測定精度を上げることのできる同位体ガス分析におけるガス注入量決定方法並びに同位体ガス分析/測定方法及び装置を提供することを目的とする。
本発明の同位体ガス分析におけるガス注入量決定方法は、セル内に、大気圧の大気を満たし、被測定ガスを前記セルに注入するためのガス注入器に、一定体積Vaの大気を吸い込み、前記ガス注入器に蓄積された大気を、前記セルに移送し、セル内を加圧して前記セル内の圧力Pを測定し、同位体ガス分析測定を行うときに目標とする被測定ガスの圧力P0と前記圧力Pとの比P0/Pを、前記体積Vaとセルの体積Vcとの和V0に乗じて、これからセルの体積Vcを引くことにより前記ガス注入器の一回の被測定ガス注入量を決定する方法である。
この方法によれば、前記比P0/Pを、前記体積Vaとセルの体積Vcとの和である標準体積V0に乗じて、一回の被測定ガス注入量を決定することによって、同位体ガス分析測定を行うときに、目標とする被測定ガスの圧力P0で、被測定ガスを測定することができる。言い換えれば、気圧の変動によるセル内圧力を補正することができる。
したがって、測定精度、再現性が向上する。また、測定装置が大型化することもない。
前記セルの体積Vcには、前記セルの正味の体積とともに、前記セルに連通するパイプ、バルブ及び圧力センサの内容積とを含めると、測定の精度がさらに向上するので、好ましい。
前記目標とする被測定ガスの圧力P0は、好ましくは、二酸化炭素13CO2の吸光度と濃度との関係を規定する検量線を作成したときのガスの圧力に等しいものである。
また、本発明の同位体ガス分析測定方法は、前記ガス注入量決定方法により決定された体積の被測定ガスをガス注入器によって採取し、前記セルに移送し加圧して、二酸化炭素13CO2の濃度又は濃度比13CO212CO2を測定する方法である。
本発明の同位体ガス分析測定装置は、前記同位体ガス分析測定方法を実施するための装置であって、ガスをセルに注入するためのガス注入器と、前記ガス注入器に蓄積されたガスを前記セルに移送するガス移送手段と、前記セルに収容されたガスの圧力を測定する圧力センサと、前記ガス注入器に、一定体積Vaの大気を吸い込み、前記ガス注入器に蓄積された大気を、大気圧の大気が満たされた前記セルに移送してセル内を加圧して前記セル内の圧力Pを測定し、同位体ガス分析測定を行うときに目標とする被測定ガスの圧力P0と前記圧力Pとの比P0/Pを、前記体積Vaとセルの体積Vcとの和V0に乗じて、これからセルの体積Vcを引くことにより前記ガス注入器の一回の被測定ガス注入量を決定するガス注入量決定手段とを備え、前記ガス注入量決定手段によって決定された体積の被測定ガスをガス注入器によって採取し、大気圧の被測定ガスが満たされた前記セルに移送して、二酸化炭素13CO2の濃度又は濃度比13CO212CO2を測定することができる装置である。
以下、同位体13Cでマーキングしたウレア診断薬を生体に投与した後、呼気中の13CO2 の濃度を分光測定する場合の、本発明の実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
I.呼気テスト
まず、ウレア診断薬を投与する前の患者の呼気を呼気バッグに採集する。その後、ウレア診断薬を経口投与し、約20分後、投与前と同様の方法で呼気バッグに呼気を採集する。
投与前と投与後の呼気バッグをそれぞれ同位体ガス分光測定装置の所定のノズルにセットし、以下の自動測定を行う。
II.同位体ガス分光測定装置
図1は、同位体ガス分光測定装置の全体構成を示すブロック図である。
投与後の呼気(以下「サンプルガス」という)を採集した呼気バッグと投与前の呼気(以下「ベースガス」という)を採集した呼気バッグとはそれぞれノズルN1 ,N2 にセットされる。ノズルN1 は、金属パイプ(以下単に「パイプ」という)を通して電磁バルブ(以下単に「バルブ」という)V4 につながり、ノズルN2 は、パイプを通してバルブV3 につながっている。さらに、防塵フィルタ15を通して空気を取り込むパイプにバルブV5がつながっている。
一方、リファレンスガス供給部30(後述)から供給されるリファレンスガス(ここではCO2を除去した空気を用いる)はバルブV1 に通じている。
バルブV1、V3 、V4 、V5は、リファレンスガス、サンプルガス又はベースガスを定量的に注入するためのガス注入器21につながっている。このガス注入器21は、ピストンとシリンダーを有する注射器のような形状のもので、ピストンの駆動は、パルスモータ21fに連結された送りネジ21eと、ピストンに固定されたナット21dとの共働によって行われる(後述)。ガス注入器21の最大ガス注入量は、40mlである。
ガス注入器21は、バルブV2 を通して、第1サンプルセル11a、第2サンプルセル11bにつながっている。
セル室11は、図1に示すように、12CO2 の吸収を測定するための短い第1サンプルセル11a、13CO2 の吸収を測定するための長い第2サンプルセル11b、及びCO2 の吸収帯で吸収されないガスの入っているダミーセル11cからなる。第1サンプルセル11aと第2サンプルセル11bとは連通しており、第1サンプルセル11aに導かれたガスは、そのまま第2サンプルセル11bに入り、排気バルブV6を通して排気されるようになっている。
排気バルブV6の上流には、第1サンプルセル11a及び第2サンプルセル11b内のガス圧力を測定する圧力センサ16が付属している。この圧力センサ16の検出方式は限定されないが、例えばダイヤフラムの動きを圧電素子で感知する方式の圧力センサを用いることができる。
第1サンプルセル11aの容量は約0.085ml、第2サンプルセル11bの容量は約3.96mlである。第1サンプルセル11aの長さは具体的には3mmであり、第2サンプルセル11bの長さは具体的には140mmであり、ダミーセル11cの長さは具体的には135mmである。セル室11は、断熱材(図示せず)で包囲されている。
符号Lは、赤外線光源装置を示す。赤外線光源装置Lは赤外線を照射する2つの光源を備えている。赤外線発生の方式は、任意のものでよく、例えばセラミックスヒータ(表面温度700℃)等が使用可能である。また、赤外線を一定周期ごとにしゃ断、通過させるチョッパ22が取り付けられている。チョッパ22は、パルスモータ23によって回転する。
赤外線光源装置Lから照射された赤外線のうち、第1サンプルセル11a及びダミーセル11cを通るものが形成する光路を「第1の光路L1」といい、第2サンプルセル11bを通るものが形成する光路を「第2の光路L2」という(図1参照)。
セルを通過した赤外線を検出する赤外線検出装置は、第1の光路に置かれた第1の波長フィルタ24aと第1の検出素子25a、第2の光路に置かれた第2の波長フィルタ24bと第2の検出素子25bを備えている。
第1の波長フィルタ24aは、12CO2 の吸収を測定するため12CO2 の吸収波長帯である約4280nmの波長の赤外線を通し、第2の波長フィルタ24bは、13CO2 の吸収を測定するため13CO2 の吸収波長帯である約4412nmの波長の赤外線を通すように設計されている。第1の検出素子25a、第2の検出素子25bは赤外線を検出する受光素子である。
第1の波長フィルタ24a、第1の検出素子25a、第2の波長フィルタ24b、第2の検出素子25bは、温調ブロック27により一定温度に保たれている。
また、温調ブロック27のペルチェ素子より放熱される熱をファン28で装置外へ排気している。
さらに、同位体ガス分光測定装置は、CO2を除いた空気を供給するリファレンスガス供給部30を有している。リファレンスガス供給部30は、防塵フィルタ31、炭酸ガス吸収部36を直列につないだ構成となっている。
炭酸ガス吸収部36は、例えばソーダ石灰(水酸化ナトリウムと水酸化カルシウムとを混合したもの)を炭酸ガス吸収剤として用いている。
図2(a)は、被測定ガスを定量的に注入するためのガス注入器21を示す平面図、図2(b)はその正面図である。
ガス注入器21は、基台21aの上に、ピストン21cの入ったシリンダー21bが配置され、基台21aの下に、ピストン21cと連結した移動自在なナット21d、ナット21dと噛み合う送りネジ21e、及び送りネジ21eを回転させるパルスモータ21fが配置された構造である。
前記パルスモータ21fは、駆動回路(図示せず)によって、正転/逆転駆動される。パルスモータ21fの回転によって送りネジ21eが回転すると、回転方向に応じてナット21dが前後移動し、これによって、ピストン21cが任意の位置に前後移動する。したがって、シリンダー21bへの被測定ガスの導入と、シリンダー21bからの被測定ガスの排出を自在に制御することができる。
III .測定手順
測定は、一回のガス注入量の決定→リファレンスガス測定→ベースガス測定→リファレンスガス測定→サンプルガス測定→リファレンスガス測定→・・・という手順で行う。図3から図5において、矢印は、気体の流れを示す。
III −1.一回のガス注入量の決定
このガス注入量の決定動作は、サンプルガスの測定ごとに行ってもよく、一定時間(例えば一時間)ごとに行ってもよい。
第1サンプルセル11a及び第2サンプルセル11bの合計の体積をVc(一定値)とする。この体積Vcは、前記第1サンプルセル11a及び第2サンプルセル11bの正味の体積とともに、前記第1サンプルセル11a及び第2サンプルセル11bと連通するパイプ、バルブ、及び前記圧力センサ16の内容積とを含むことが望ましい。ガス注入器21を一定の目盛りまで吸い込んだときの、ガス注入器21の体積をVaとする。Vc+Va=V0とする。このV0を「標準体積V0」という。
バルブV5を開き、他のバルブは閉じ、ガス注入器21を用いて空気を吸い込む。つぎにバルブV5を閉じ、バルブV2と排気バルブV6を開き、ガス注入器21内の空気を、第1サンプルセル11a及び第2サンプルセル11b内に注入する。その後バルブV2を閉じ、排気バルブV6を閉じる。このようにして、第1サンプルセル11a及び第2サンプルセル11b内に体積Vcの大気圧の空気を収容しておく。
次に図3(a)に示すように、バルブV5を開き、他のバルブは閉じ、ガス注入器21を用いて体積Vaの空気を吸引する。
次に図3(b)に示すように、バルブV5を閉じ、バルブV2を開き、ガス注入器21内の空気を、第1サンプルセル11a及び第2サンプルセル11b内に移す。排気バルブV6は閉じたままであるので、これによって、第1サンプルセル11a及び第2サンプルセル11b内は加圧される。
バルブV2を閉じて空気の移動を停止した状態で、圧力センサ16によって、第1サンプルセル11a及び第2サンプルセル11b内の圧力を測定する。この圧力測定値をPとする。
二酸化炭素13CO2及び12CO2の吸光度と濃度との関係を規定する検量線は、所定圧力P0(例えば4気圧)において作成されているものとする。この検量線のデータ及び圧力P0の値は、同位体ガス分光測定装置内の分析コンピュータによって記憶されている。
分析コンピュータは、前記記憶されている圧力P0、測定した圧力P、標準体積V0を用いて、一回の測定ガス体積V0(P0/P)を決定する。ガス注入器21でのガス注入量Vは、次式(1)に示すように、このV0(P0/P)からセルの体積Vcを引いたものとなる。なお、次式(1)において体積Vcを引く理由は、第1サンプルセル11a及び第2サンプルセル11bに、測定ガスが体積Vcだけすでに入っているからである。
V=V0(P0/P)−Vc (1)
式(1)の意味を説明する。測定した圧力PがP0と同じであれば、ガス注入量VはVaに等しくなる。もし、大気圧が高い場合は、測定した圧力PがP0よりも高くなる。このときは、ガス注入量VをVaよりも少なくするとよい。大気圧が低い場合は、測定した圧力PがP0よりも低くなる。このときは、ガス注入量VをVaよりも多くする。このような操作により、いつも検量線を作成したときと同じ条件で、CO2濃度を測定することができる。
III −2.リファレンス測定
同位体ガス分光測定装置のガス流路及びセル室11に、清浄なリファレンスガスを流してガス流路及びセル室11の洗浄をする。このとき、ピストン21cを前後移動させて、シリンダー21b内も洗浄する。そして、第1サンプルセル11a及び第2サンプルセル11b内に大気圧のリファレンスガスを収容しておく。
次にリファレンス測定においては、図4(a)に示すように、バルブV1を開き、他のバルブを閉じ、ガス注入器21を用いてリファレンスガスを吸引する。
次に図4(b)に示すように、バルブV1を閉じ、バルブV2と排気バルブV6を開き、ガス注入器21内のリファレンスガスを、第1サンプルセル11a及び第2サンプルセル11b内に、ガス注入器21をコントロールしてゆっくりと流しながら、それぞれの検出素子25a,25bにより、光量測定をする。
このようにして、第1の検出素子25aで得られた光量を12R1 、第2の検出素子25bで得られた光量を13R1 と書く。
III −3.ベースガス測定
バルブV3を開き、他のバルブは閉じ、ガス注入器21を用いてベースガスを吸い込む。つぎにバルブV3を閉じ、バルブV2と排気バルブV6を開き、ガス注入器21内のベースガスを、第1サンプルセル11a及び第2サンプルセル11b内に注入する。その後排気バルブV6を閉じる。このようにして、第1サンプルセル11a及び第2サンプルセル11b内に大気圧のベースガスを収容しておく。
次に、図5(a)に示すように、バルブV3を開き、他のバルブを閉じ、呼気バッグより、前記(1)式で算出された体積Vのベースガスをガス注入器21で吸い込む。
ベースガスを吸い込んだ後、図5(b)に示すように、バルブV3を閉じ、バルブV2を開き、ガス注入器21を用いてベースガスを機械的に押し出し、第1サンプルセル11a、第2サンプルセル11bをベースガスで加圧する。これにより、第1サンプルセル11a、第2サンプルセル11bの中のベースガスの圧力は、圧力P0と同じ値にまで上昇する。
この状態で、バルブV2を閉じ、それぞれの検出素子25a,25bにより、光量測定をする。
このようにして、第1の検出素子25aで得られた光量を12B、第2の検出素子25bで得られた光量を13Bと書く。
III −4.リファレンス測定
再び、ガス流路及びセルの洗浄と、リファレンスガスの光量測定をする(図4(a)(b)参照)。このようにして、第1の検出素子25aで得られた光量を12R2 、第2の検出素子25bで得られた光量を13R2 と書く。
III −5.サンプルガス測定
バルブV4を開き、他のバルブは閉じ、ガス注入器21を用いてサンプルガスを吸い込む。つぎにバルブV4を閉じ、バルブV2と排気バルブV6を開き、ガス注入器21内のサンプルガスを、第1サンプルセル11a及び第2サンプルセル11b内に注入する。その後排気バルブV6を閉じる。このようにして、第1サンプルセル11a及び第2サンプルセル11b内に大気圧のサンプルガスを収容しておく。
次に、図6(a)に示すように、バルブV4を開き、他のバルブを閉じて、呼気バッグより、前記(1)式で算出された体積Vのサンプルガスをガス注入器21で吸い込む。
サンプルガスを吸い込んだ後、図6(b)に示すように、バルブV4を閉じ、バルブV2を開き、ガス注入器21を用いてサンプルガスを機械的に押し出し、第1サンプルセル11a、第2サンプルセル11bをサンプルガスで加圧する。これにより、第1サンプルセル11a、第2サンプルセル11bの中のサンプルガスの圧力は、圧力P0と同じ値にまで上昇する。
この状態で、バルブV2を閉じて、それぞれの検出素子25a,25bにより、光量測定をする。
このようにして、第1の検出素子25aで得られた光量を12S、第2の検出素子25bで得られた光量を13Sと書く。
III −6.リファレンス測定
再び、ガス流路及びセルの洗浄と、リファレンスガスの光量測定をする(図4(a)(b)参照)。
このようにして、第1の検出素子25aで得られた光量を12R3 、第2の検出素子25bで得られた光量を13R3 と書く。
IV.データ処理
IV−1.ベースガスの吸光度の算出
まず、(i)前記リファレンスガスの透過光量12R1 、13R1 、(ii)ベースガスの透過光量12B、13B、(iii)リファレンスガスの透過光量12R2 、13R2 を使って、ベースガスにおける12CO2 の吸光度12Abs(B) と、13CO2 の吸光度13Abs(B) とを求める。
ここで12CO2 の吸光度12Abs(B) は、
12Abs(B) =−log 〔212B/(12R1 +12R2 )〕
で求められ、13CO2 の吸光度13Abs(B) は、
13Abs(B) =−log 〔213B/(13R1 +13R2 )〕
で求められる。
このように、それぞれの吸光度を算出するときに、算出の前後で行ったリファレンス測定の光量の平均値(R1 +R2 )/2をとり、その平均値と、ベースガス測定で得られた光量とを用いて吸光度を算出しているので、ドリフト(時間変化が測定に影響を及ぼすこと)の影響を相殺することができる。したがって、装置の立ち上げ時に完全に熱平衡になるまで(通常数時間かかる)待たなくても、速やかに測定を始めることができる。
IV−2.サンプルガスの吸光度の算出
次に、(i)前記リファレンスガスの透過光量12R2 、13R2 、(ii)サンプルガスの透過光量12S、13S、(iii)リファレンスガスの透過光量12R3 、13R2 を使って、サンプルガスにおける12CO2 の吸光度12Abs(S) と、13CO2 の吸光度13Abs(S) とを求める。
ここで12CO2 の吸光度12Abs(S) は、
12Abs(S) =−log 〔212S/( 12R2 +12R3 )〕
で求められ、13CO2 の吸光度13Abs(S) は、
13Abs(S) =−log 〔213S/(13R2 +13R3 )〕
で求められる。
このように、吸光度を算出するときに、算出の前後で行ったリファレンス測定の光量平均値をとり、その平均値と、サンプルガス測定で得られた光量とを用いて吸光度を算出しているので、ドリフトの影響を相殺することができる。
IV−3.濃度の算出
検量線を使って、12CO2 の濃度と13CO2 の濃度を求める。
検量線は、前述したように、12CO2 濃度の分かっている被測定ガスと、13CO2 濃度の分かっている被測定ガスを用いて、作成したものである。
検量線を求めるには、12CO2 濃度を0%〜8%程度の範囲で変えてみて、12CO2 の吸光度を測定する。横軸を12CO2 濃度にとり、縦軸を12CO2 吸光度にとり、プロットし、最小自乗法を用いて曲線を決定する。
また、13CO2 濃度を0%〜0.08%程度の範囲で変えてみて、13CO2 の吸光度を測定する。横軸を13CO2 濃度にとり、縦軸を13CO2 吸光度にとり、プロットし、最小自乗法を用いて曲線を決定する。
2次式で近似したものが、比較的誤差の少ない曲線となったので、本実施形態では、2次式で近似した検量線を採用している。
前記検量線を用いて求められた、ベースガスにおける12CO2 の濃度を12Conc(B) 、ベースガスにおける13CO2 の濃度を13Conc(B) 、サンプルガスにおける12CO2 の濃度を12Conc(S) 、サンプルガスにおける13CO2 の濃度を13Conc(S) と書く。
IV−4.濃度比の算出
13CO212CO2 との濃度比を求める。ベースガスにおける13CO212CO2との濃度比は、
13Conc(B) /12Conc(B)
サンプルガスにおける13CO212CO2との濃度比は、
13Conc(S) /12Conc(S)
で求められる。
なお、濃度比は、13Conc(B) /(12Conc(B) +13Conc(B)) ,13Conc(S) /(12Conc(S) +13Conc(S)) と定義してもよい。12CO2 の濃度のほうが13CO2 の濃度よりはるかに大きいので、異なる計算方法で求めた濃度比はいずれもほぼ同じ値となるからである。
IV−5.13Cの変化分の決定
サンプルガスとべースガスを比較した、13Cの変化分は次の式で求められる。
Δ13C=〔サンプルガスの濃度比−ベースガスの濃度比〕×103 /〔ベースガスの濃度比〕(単位:パーミル(千分率))
同位体ガス分光測定装置の全体構成を示すブロック図である。 図2(a)は、被測定ガスを定量的に注入するためのガス注入器21を示す平面図、図2(b)はガス注入器21を示す正面図である。 図3(a)及び図3(b)は、一回のガス注入量の決定時におけるガス流路を示す図である。 図4(a)及び図4(b)は、リファレンスガスの光量測定をするときのガス流路を示す図である。 図5(a)及び図5(b)は、ベースガスの光量測定をするときのガス流路を示す図である。 図6(a)及び図6(b)は、サンプルガスの光量測定をするときのガス流路を示す図である。

Claims (7)

  1. 二酸化炭素13CO2と二酸化炭素12CO2 とを成分ガスとして含む、人の呼気である被測定ガスをセルに導き、各成分ガスの測定に適した波長の透過光の強度を測定し、データ処理することによって、二酸化炭素13CO2の濃度を測定する同位体ガス分析において、
    セル内に大気圧の大気を満たし、
    被測定ガスを前記セルに注入するためのガス注入器に、一定体積Vaの大気を吸い込み、
    前記ガス注入器に蓄積された大気を前記セルに移送し、前記セル内を加圧して前記セル内の圧力を測定し、
    同位体ガス分析測定を行うときに目標とする被測定ガスの圧力P0と、前記測定したセル内の圧力との比P0/Pを、前記一定体積Va前記セルの体積Vcとの和V0に乗じて、これから前記セルの体積Vcを引くことにより前記ガス注入器の一回の被測定ガス注入量を決定することを特徴とする、同位体ガス分析におけるガス注入量決定方法。
  2. 前記セルの体積Vcには、前記セルの正味の体積とともに、前記セルに連通するパイプ、バルブ及び圧力センサの内容積が含まれている請求項1記載のガス注入量決定方法。
  3. 前記目標とする被測定ガスの圧力P0は、二酸化炭素13CO2の吸光度と濃度との関係を規定する検量線を作成したときのガスの圧力に等しい請求項1又は請求項2記載のガス注入量決定方法。
  4. 二酸化炭素13CO2と二酸化炭素12CO2 とを成分ガスとして含む、人の呼気である被測定ガスをセルに導き、各成分ガスの測定に適した波長の透過光の強度を測定し、データ処理することによって、二酸化炭素13CO2の濃度を測定する同位体ガス分析測定方法において、
    セル内に大気圧の大気を満たし、
    被測定ガスを前記セルに注入するためのガス注入器に、一定体積Vaの大気を吸い込み、
    前記ガス注入器に蓄積された大気を前記セルに移送し、前記セル内を加圧して前記セル内の圧力を測定し、
    同位体ガス分析測定を行うときに目標とする被測定ガスの圧力P0と、前記測定したセル内の圧力との比P0/Pを、前記一定体積Va前記セルの体積Vcとの和V0に乗じて、これから前記セルの体積Vcを引くことにより前記ガス注入器の一回の被測定ガス注入量を決定し、
    この決定された体積の被測定ガスをガス注入器によって採取し、大気圧の被測定ガスが入っている前記セルに移送し、セル内を加圧して、二酸化炭素13CO2の濃度、又は濃度比13CO212CO2を測定することを特徴とする、同位体ガス分析測定方法。
  5. 前記セルの体積Vcには、前記セルの正味の体積とともに、前記セルに連通するパイプ、バルブ及び圧力センサの内容積が含まれている請求項4記載の同位体ガス分析測定方法。
  6. 二酸化炭素13CO2と二酸化炭素12CO2 とを成分ガスとして含む人の呼気である被測定ガスをセルに導き、各成分ガスの測定に適した波長の透過光の強度を測定し、データ処理することによって、二酸化炭素13CO2の濃度を測定する同位体ガス分析測定装置において、
    ガスを前記セルに注入するためのガス注入器と、
    前記ガス注入器に蓄積されたガスを、前記セルに移送するガス移送手段と、
    前記セルに収容されたガスの圧力を測定する圧力センサと、
    前記ガス注入器に、一定体積Vaの大気を吸い込み、前記ガス注入器に蓄積された大気を、大気圧の大気が満たされた前記セルに移送し、前記セル内を加圧して前記セル内の圧力を測定し、同位体ガス分析測定を行うときに目標とする被測定ガスの圧力P0と前記測定したセル内の圧力との比P0/Pを、前記一定体積Va前記セルの体積Vcとの和V0に乗じて、これから前記セルの体積Vcを引くことにより、前記ガス注入器の一回の被測定ガス注入量を決定するガス注入量決定手段とを備え、
    前記ガス注入量決定手段によって決定された体積の被測定ガスをガス注入器によって採取し、この採取されたガスを大気圧の被測定ガスが満たされた前記セルに移送して、二酸化炭素13CO2の濃度又は濃度比13CO212CO2を測定することを特徴とする、同位体ガス分析測定装置。
  7. 前記セルの体積Vcには、前記セルの正味の体積とともに、前記セルに連通するパイプ、バルブ及び圧力センサの内容積が含まれている請求項6記載の同位体ガス分析測定装置。
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