JP4435779B2 - 移動体通信ネットワークにおける高速ハンドオーバ - Google Patents

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Description

本発明は、移動体通信に関し、特には、データとりわけパケット・データを受信している移動ノードの或る固定通信ノードから他の固定通信ノードへのハンドオーバに関する。
図1は、インターネットIを介して携帯電話などの移動ノードMNと対応するノード(図示されていない)との間の移動体通信を可能にするための標準的な構成を示している。移動ノードMNが、アクセス・ポイントAP1、AP2、AP3などを介してネットワークに無線で接続され、アクセス・ルータAR1、AR2がルータRを介してインターネットに接続されている。
まず、移動ノードMNが図示の位置にある状態において、移動ノードMNとインターネットとの間で、アクセス・ポイントAP2、アクセス・ルータAR1、およびルータRを介して信号の交換が行なわれる。例えば、移動ノードがある場所から他の場所へと移動しており、アクセス・ポイント2からアクセス・ポイント3へとハンドオーバされる場合、ハンドオーバの開始および確認のメッセージが、アクセス・ルータAR1とAR2との間で交換される。新しいアクセス・ルータAR2から古いアクセス・ルータAR1へと送信されるメッセージに、移動ノードがアクセス・ルータAR2の制御下に入ったのちに移動ノードにより使用される新規気付アドレス(nCoA)が含まれている。次いで、この新規アドレスが、移動ノードMNへと伝えられる。この出来事から指定の時間が経過したのち、移動ノードMNのためのデータ・パケットは、もはやAR1からAP2へと送信されることはなく、代わりに、AP2からAP3への移動ノードMNのハンドオーバに備え、AR1からAR2へと「トンネル」される。この時点において、AP2からAP3へのMNのハンドオーバ、すなわちレイヤ2(L2)ハンドオーバを待つ間、パケットをAR2にバッファする必要がある。ひとたびレイヤ2ハンドオーバが完了すると、信号がAP3を介してMNとAR2との間で交換され、したがってパケットをAR2からAP3へと導き、次いでMNへと導くことができる。最後に、対応付け更新(binding update)メッセージBUが、MNからルータRへと送信される。この時点で、ルータが、MNがAR2と通信していることを知り、したがってパケットをAR1からAR2へとトンネルさせることなく、直接AR2へと送信することができる。
上述の例においては、ただ1つのルータRがすべてのハンドオーバ要求を取り扱っている。このルータは、移動ノードが場所から場所へと移動するとき、これら移動ノードによって使用され更新される気付アドレスを、保存および保持しなければならない。実際問題として、ただ1つのルータRを備えるだけでは、多数の移動ノード(MN)を管理するためには、必要となる処理時間が長くなりすぎる。
より最近では、いわゆる「モバイル・アンカ・ポイント(mobile anchor point)」が提案されている。それらは、米国特許出願公開第2001/0046223A1号公報(ここでは、モビリティ・エージェントと称される)を含む多数の文献において検討されている。モビリティ・エージェントまたはモバイル・アンカ・ポイントは、移動ノードについてホーム・アドレスと対応する現在の気付アドレスとの間の対応関係を提示するリストを維持するなど、ホーム・エージェントの機能を実行できる。モバイル・アンカ・ポイントを、ネットワーク階層の異なるレベルに備えてもよく(階層化モバイル・アンカ・ポイント)、これにより移動ノードがネットワークへの接続点を変えるときの信号の遅延を低減することができる。
本発明の目的は、
i)アクセス・ルータとモバイル・アンカ・ポイント(MAP)階層中の最上位MAPとの間における1つ以上の追加の位置管理(localization)段階の採用等の、階層的ハンドオーバ手順と、
ii)先取りの(予測)ハンドオーバ手順、
といった標準規格に関連する概念を使用することによる利益を利用することによって、高速ハンドオーバ手順を提供することにある
本発明は、階層化されたモバイル・アンカ・ポイントを備える階層式のモビリティ・マネジメント・システムにおいてデータの経路付けを行なうための方法であって、データの経路付けが、古い通信ノードから新しい通信ノードへと切り替えられ、両通信ノードを自身のドメイン内に有している制御モバイル・アンカ・ポイントによって、ハンドオーバ開始信号受信後、所定の期間の経過と同期して生じるように調節され、前記期間の決定因が、前記古い通信ノードにより提示された前記古い通信ノードの接続の残り時間である方法を提供する。
本発明は、パケット・ネットワークにおけるリアルタイム・マルチメディア用途に適用できる。データ・パケットの効率的な経路付けおよび高速なハンドオーバ機構によって、ハンドオーバ遅延の可能性および受信側におけるデータの喪失が低減される。
以上から、本発明の方法においてはアクセス・ルータ間のトンネリングが存在しないことを、理解できるであろう。MAP階層によって追加の位置管理段階が実現されるため、新旧の通信ノードを自身のドメイン内に有しているMAPが移動ノードによって使用されるべき新しい気付アドレスを知った時点で、1つ以上のMAPを含む新しい経路を経由してパケットを導くことが、時間の点で現実的である。
このプロセスは、いわゆる「部分的先取りハンドオーバ」を含んでおり、パケットが、移動ノードの到着を待つべく(到着に先立って)新しい接続点へと導かれる。
好ましくは、新しい気付アドレスは、MAP階層のすべてのレベルにおいて報告される必要はなく、新旧の通信ノード(アクセス・ルータ)の両方を自身のドメイン内に有している最下位レベルのMAPにおいてのみ報告されればよい。
以下でさらに詳しく説明するように、本発明の好ましい実施例においては、同期の目的のため、新旧の通信ノードの間でメッセージが交換されてハンドオーバの所要時間が効果的に定められ、ここからシステムの他のコンポーネントがタイミング信号を導き出す。
以下で、本発明の実施の形態を、添付の図面を参照しつつあくまで例として説明する。
すでに述べたとおり、ここに提案する構成は、MIPv6(モバイル・インターネット・プロトコル・バージョン6)互換のシステムにおいては、幾つかのモビリティ・エージェントまたはモバイル・アンカ・ポイントをネットワーク階層の種々のレベルに備えることができるという原理にもとづいている。適切な一構成が、図2に示されている。
図2において、対応ノードCN(固定でも移動でもよい)が移動ノードMNと通信している。CNとMNの間のメディア経路(media path)は、対応ノードに関連付けられたルータR、インターネット、モバイル・アンカ・ポイントMAPの階層構造、接続点のレイヤまたはアクセス・ルータAR1、AR2、AR3、AR4、およびアクセス・ルータに地理的に一致している複数のアクセス・ポイント(図示されていない)を経由している。移動ノードが、MAP2によって管理されるドメインなど、或るドメインに進入するとき、当該移動ノードが、当該移動ノードとインターネットとの間のモビリティ・エージェントのそれぞれに、異なる局所気付アドレスを使用して登録される。対応ノードから移動ノードへとパケットが送信されるとき、当該パケットが最上位レベルのモビリティ・エージェントに到着する。最上位レベルのモビリティ・エージェントが、パケットをカプセル化し、階層において最上位レベルのモビリティ・エージェントの下に位置する次のモビリティ・エージェントが、当該パケットのカプセル化を解除し、階層内の次のモビリティ・エージェントへの伝達に先立って、当該パケットを再びカプセル化する。このプロセスが、移動ノードMNが当該データ・パケットを受け取るまで、同様のやり方で続けられる。
MNをAR1からAR2へとハンドオーバする処理工程(プロセス)は、そのタイミングを図3に示した幾つかの別個のステップにおいて生じている。次に、各ステップを詳細に説明する。
ステップ1
図4を参照すると、移動ノードMNが、AR1から離れてAR2に向かって移動している。最初は、データ・パケットは、MAP2からAR1を介してMNへと流れている。
ステップ2
すでに説明した従来技術と同様、ハンドオーバが(本発明の一部を構成するものではないやり方で)トリガされ、続いてハンドオーバ開始HI信号およびハンドオーバ確認HACK信号が、現在のアクセス・ルータAR1とMNがハンドオーバされようとしている新しいアクセス・ルータAR2との間で交換される。AR1へと返されるメッセージは、ハンドオーバ後にMNによって使用されるAR2に関連付けられた気付アドレス(nCoA)を含んでいる。この特定の例では、ハンドオーバ開始HIメッセージをAR1へと送信(図6を参照)するようにAR2がトリガされ(図5を参照)、このメッセージが新しい気付アドレスを含んでいる。図7には、AR1に到着したHI信号が示されている。
ステップ3
HI信号は、
1.AR2のIPアドレス
2.MNによって使用される予定のCoA
3.AR1がMNへのユニキャストを続けなければならない時間の表示
を含んでいる。
項目1および2は標準的な手順であるが、項目3は、以下で説明するとおり、本発明の好ましい実施の形態にとって重要である。
ステップ4a
AR1は、HIメッセージを受信したとき、ハンドオーバ確認メッセージ(HACK)によって応答しなければならない。HACKメッセージは、
1.MNのホーム・アドレス
2.MNの古い気付アドレス
3.MNのリンク・レイヤ・アドレス
4.AR1がMNへのユニキャストを続けるつもりである時間(dt)
を含んでいる。
ステップ4b
同時に、図9に示すとおり、AR1は、代理ルータ広告(PrRtAdv)をMNへと送信する。PrRtAdvメッセージは、
1.AR2(新しいアクセス・ルータ)のIPアドレス
2.AR2(新しいアクセス・ルータ)によって提案された気付アドレス
を含んでいる。
図9には、MNへと到着する代理ルータ広告メッセージ、およびAR2へと到着するハンドオーバ確認メッセージHACKが示されている。さらに図9には、HACKメッセージがAR2に達したのちのAR2からMAP1へのハンドオーバ開始の伝達が示されている。
ステップ4c
図10に示すとおり、時間(dt)の間は、AR1によってMNへのサービスが続けられる。同時に、ハンドオーバ開始メッセージがMAP1からMAP2へと移動する(図11を参照)が、MAP2には、本発明によれば、タイマーが備えられている。MAP2へと到着するHIメッセージが、ステップ4aにおいてAR1とAR2との間で同意がなされた実際のサービス時間(dt)を含んでいることに、注目することが重要である。この指定の時間(dt)は、有線および無線リンクによって強いられるあらゆる追加の遅延(伝送における遅延)を考慮に入れるため、MAP2によって適宜に調節することが可能である。
ステップ5
MNは、AR1に何ら知らせる必要なく、L2ハンドオーバの実行を開始する。これは、時間dtの経過後に生じる。通常の先取りハンドオーバ手順においては、レイヤ2ハンドオーバが行なわれようとするとき、MNが高速対応付け更新(Fast Binding Update)信号をAR1へと送信することによってAR1へと通知する。我々の提案では、F‐BU伝送は不要である。図12に示すとおり、MNがdt2の期間にわたってレイヤ2ハンドオーバを実行し、この時間の間、MNはいかなるデータ・パケットも受信することができない。
同時に、ひとたび時間(dt)が経過すると、モバイル・アンカ・ポイント2(すなわち、AR1およびAR2の両者を自身のドメイン内に有しているMAP)がトリガされ、MAP1へとパケットの経路の変更を開始する。
MAP2のタイマーが、MAP間のデータ・パケット経路の変更において、重要な役割を演じる。このタイマーは、ハンドオーバ開始メッセージの受信によってMAP2へと渡された前記同意時間(dt)を、AR2、MAP1およびMAP2を1つに接続する有線リンクならびにアクセス・ポイントと移動ノードとの間の無線リンクによって強いられる遅延について調整したものにもとづいている。経路の変更は、MAP2のタイマーの時間が過ぎるとすぐに実行される。
MAP1によって受信されたパケットは、カプセル化が解除され、さらに再びカプセル化され、MAP1によってAR2へと送信される。パケットは、MNがL2ハンドオーバの成功をAR2に知らせるとすぐにMNへと送信できるよう、アクセス・ルータ2および/またはMAP1にキャッシュ(バッファ)される。黒塗りの領域およびMAP2内の三角形の記号は、バッファの可能性および「タイマー」をそれぞれ示している。この段階を、部分的な先取りハンドオーバであると考えることができる。
本発明は、通常の先取りハンドオーバの場合と異なり、関与するアクセス・ルータ間のトンネリングには依存していない。
ステップ6
図13に示すように、ひとたびレイヤ2ハンドオーバが完了すると、MNがアクセス・ルータ2へと高速近隣通知(F‐NA)を送信し、MNが到着したことを知らせる。高速近隣通知は、AR2による認識のため、MNのリンク・レイヤ・アドレスを含んでいる。ひとたびアクセス・ルータ2がF‐NAを受信すると(図14)、アクセス・ルータ2は、バッファされているパケットのMNへの配信を、図15に示すとおり開始することができる。
MAP2およびMAP1が使用すべき新しいサブネットのプレフィックスをすでに知っており、データ・パケットがすでにMAP2からMAP1へと経路付けされている(すなわち、レイヤ3ハンドオーバがすでに達成されている)ため、(通常の先取りおよび階層化ハンドオーバ手順と異なり)対応付け更新の伝送をMNからAR2へ、次いでMAP1へと送信して、レイヤ3ハンドオーバが生じることをMAP1に知らせる必要はない。
移動ノードがレイヤ2ハンドオーバを完了して、自身の到着をアクセス・ルータ2へと知らせるためのトリガ機構としてF‐NAの送信を決定する前に、ステップ5が完了していることが重要である。そうでない場合、移動ノードが当該移動ノードによる受信のためのパケットが用意されていないアクセス・ルータ2に到着したときに、遅延が生じる。
結果として、為されなければならない幾つかの決定は、以下のとおりである。
・データをどの程度長くAR2に(さらに、必要があればMAP1に)バッファする必要があるかについて。
・データ・パケットを確実に前もってAR2にバッファし、レイヤ2ハンドオーバが完了するや否やMNへと届けられるように待機させておくために、MNへのパケットについてMAP2からAR1への経路をMAP2からMAP1への経路へと経路変更する経路変更機構を、いつ動作開始させるべきか(すでに述べたとおり、「切り換え」プロセスは、ステップ5が完了するとすぐに開始される。例えば、移動ノードがきわめてゆっくりと移動している場合には、経路変更のプロセスを遅延させる必要があるかもしれない。)。
・移動ノードがきわめてゆっくりと移動する可能性があるが、そのような低速な移動を埋め合わせるために必要となるバッファの大きさ。
上記の必要な決定事項は、高速ハンドオーバを実行するための他の方法を提示する。その方法は、2つ以上のモバイル・アンカ・ポイントを使用することによって実現できる追加の位置管理段階を利用し、さらに関与するアクセス・ルータ間でのいかなるトンネリングもない「部分的先取り」ハンドオーバの考え方を導入する。この方法の典型的な構成が図2に示されており、経路変更機構が上位のMAPに実装されている。この例においては、この特定の構成においては階層の最上位にあるモバイル・アンカ・ポイント内のタイマーが経過するとすぐに、データ・パケットが経路変更(「切り替え」)される。前記モバイル・アンカ・ポイント内のタイマーは、介在する有線および無線リンクによって強いられるあらゆる信号遅延を考慮に入れ、下位のモバイル・アンカ・ポイントからの「トリガ」を受信するとすぐに動作を開始する。その後、経路変更されたパケットをすべてAR2にバッファすることができ、あるいはバッファに係る負荷を関与するアクセス・ルータおよびモバイル・アンカ・ポイントの間で(すなわち、この例ではAR2とMAP1との間で)分け合うことができる。バッファの大きさは、移動ノードの速度に応じて調節しなければならない。
この方法の特徴は、関与するモバイル・アンカ・ポイント・エンティティが採用されるべき新しいサブネットのプレフィックス(提案された新規CoAに示されている)を前もって知っているため、データ・パケットの経路変更のために対応付け更新(BU)の伝達が必要とされない点にある。移動ノードが新しい接続点(すなわち、AR2)に到着したとき、データ・パケットはすでに経路変更されているであろう。
さらなる特徴は、同意された時間期間(dt)が経過するや否やレイヤ2ハンドオーバが開始される点にある。これは、標準的な先取りハンドオーバ手順と異なり、レイヤ2ハンドオーバに先立って古い接続点(すなわち、AR1)へと高速対応付け更新(F‐BU)の伝送を行なう必要がないということを意味する。
公知のハンドオーバ手順(上述)を説明する目的で、アクセス・ポイント間を移動する移動ノードを示した概略図である。 モバイル・アンカ・ポイントを使用する場合の考えられるトポロジ構成を示している。 本発明によるハンドオーバ方法において移動ノードとトポロジ内の高次レイヤとの間で交換される信号のタイミングを示している。 本発明によるハンドオーバ方法における連続するステップを示している。 本発明によるハンドオーバ方法における連続するステップを示している。 本発明によるハンドオーバ方法における連続するステップを示している。 本発明によるハンドオーバ方法における連続するステップを示している。 本発明によるハンドオーバ方法における連続するステップを示している。 本発明によるハンドオーバ方法における連続するステップを示している。 本発明によるハンドオーバ方法における連続するステップを示している。 本発明によるハンドオーバ方法における連続するステップを示している。 本発明によるハンドオーバ方法における連続するステップを示している。 本発明によるハンドオーバ方法における連続するステップを示している。 本発明によるハンドオーバ方法における連続するステップを示している。 本発明によるハンドオーバ方法における連続するステップを示している。

Claims (7)

  1. 階層化されたモバイル・アンカ・ポイントを備える階層式のモビリティ・マネジメント・システムにおいてデータの経路付けを行なう方法であって、
    データの経路付けが、古い通信ノードから新しい通信ノードへと切り替えられ、両通信ノードを自身のドメイン内に有している制御モバイル・アンカ・ポイントによって、ハンドオーバ開始信号の受信後の所定の期間の経過と同期して生じるように調節され、
    前記期間の決定因が、前記古い通信ノードにより提示された前記古い通信ノードの接続の残り時間であることを特徴とする方法。
  2. 前記期間の他の決定因が、前記ドメイン内の予測される伝送遅延である請求項1に記載の方法。
  3. 前記古い通信ノードの接続の残り時間が、前記古い通信ノードと前記新しい通信ノードとの間で交換されるハンドオーバ開始信号およびハンドオーバ確認信号の一部として提案され、同意されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記制御モバイル・アンカ・ポイントは、ドメインが前記古い通信ノードおよび前記新しい通信ノードの両者を含んでいる階層における最下位レベルのモバイル・アンカ・ポイントである請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. データの経路付けが前記古い通信ノードから前記新しい通信ノードへと切り替えられるとき、前記制御モバイル・アンカ・ポイントから前記新しい通信ノードを通過する信号経路に沿ってバッファ処理が実行される請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 移動ノードから前記新しい通信ノードへと送信されるデータ送信開始信号が、近隣通知である請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記古い通信ノードおよび前記新しい通信ノードが、アクセス・ルータとして機能する請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
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