JP4435441B2 - 調剤記録装置 - Google Patents

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    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
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  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する利用分野】
この発明は、病院、調剤薬局等の医療施設において散剤、水剤などの薬剤を調剤する際の用量上限のチェックを行うための処方日数に基づく調剤方法とその方法を用いた調剤記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
調剤者(薬剤師)が、病院、調剤薬局等の医療施設において散剤、水剤などの薬剤を調剤する際には、処方箋に記載された用量(1日量または頓服1回量)と日数(又は回数)を乗算して総量を求め、求めた総量を電子天秤やメスシリンダー液量装置などの計量装置を用いて計り、それを処方数に小分けしている。
【0003】
そのため、調剤者が医師の処方箋を読み間違えたり、薬剤の種類を間違えるのを防止するため、調合毎に薬剤の種類と調合量を記録する調剤記録装置が用いられるようになっている。
【0004】
調剤記録装置は、例えば、薬剤容器に付けられた識別情報を読み取る読み取り手段、その読み取り手段で識別情報を読み取った薬剤容器から取り出した薬剤を計量する計量手段、薬剤ごとの用量上限値(通常、その量を超えて用いない成人に対する処方量:極量、常用量とも称する)を記憶(登録)させた用量マスタデータベース、薬剤の処方日数を入力する入力手段と処理手段を備え、前記読み取り手段で読み取った薬剤容器の識別情報に基づいた薬剤名と、計量手段で計量した計量値を記録する。
【0005】
また、前記入力手段から処方箋に記載された処方日数を入力すると、前記読み取り手段で読み取った薬剤容器の識別情報に基づいて用量マスタデータベースに記憶(登録)させた用量上限値と先の計量手段で計量した計量値を比較し、計量値が記憶させた用量上限値を超えると報知するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の調剤記録装置での用量上限のチェックでは、総量分の薬剤を計量した計量値を処方日数で除算した値を用量上限と比較する。そのため、調剤者がいちいち日数を入力する必要があり、手間であるばかりでなく、この用量上限のチェックだけにしか用いない日数の入力操作は、多忙な調剤作業中の調剤者にとって負担の大きい問題がある。
【0007】
また、医師は処方に際し、意識して用量上限を超えた処方をする場合があり、処方の際の超過量が問題になることがある。そのため、調剤者は単なる超過だけではなくて用量上限の値を知る必要もある。
【0008】
さらに、調剤者が総量を求める際に誤る可能性もあるので、日数も確かめられるようにしたい。
【0009】
一方、例えば、小児や高齢者の用量については、Augsbergerの式やVonHarnackの表を根拠とする成人の用法を簡略化して年齢に応じた用量を決めており、そのため、用量上限も年齢に応じて決める必要がある。
【0010】
しかしながら、上記の調剤記録装置で年齢に応じた用量上限のチェックを行うためには、処方箋に記載された患者の生年月日(又は年齢)を入力する操作が増えることになり、手間が増えることになるので調剤者の負担感を増大させる。
【0011】
また、年齢範囲と用量上限の対応は厳密なものではなく、その前後の用量上限との兼ね合いを含めて調剤者が判断する場合もあるので、調剤記録装置で用量上限のチェックを自動的に行うにも問題がある。
【0012】
そこで、この発明の課題は、まず、調剤者が日数を入力することなく、容易に用量上限の確認とチェックができるようにすること、次に、調剤者が生年月日を入力することなく年齢に応じた用量上限を確認とチェックができるようにすることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明では、薬剤容器に付された識別情報を読み取る識別情報読み取り手段と、計量手段と、表示手段と、入力手段と、薬剤ごとの用量上限値を記憶させる用量マスタデータベース及び識別情報から薬剤名を検索できるようにした薬剤マスタデータベースを備えた記憶手段と、処理手段とからなり、上記識別情報読み取り手段が薬剤容器に付された識別情報を読み取ると、その読み取った識別情報で処理手段が、薬剤マスタデータベースを検索して薬剤名を表示手段に表示し、一方、表示された薬剤が計量手段で計量され、計量できたことが入力手段から入力すると、計量できた計量値を処理手段が読み込み、読み込んだ計量値を表示手段に表示して、用量マスタデータベースを検索し、該薬剤の用量上限値の有無を検索して、用量上限値が有る場合は、その用量上限値を表示手段に表示するとともに、前記用量上限値で計量値を除算して処方日数を算出し、その算出した処方日数前記用量上限値と同時に表示手段に表示し、他方、該薬剤の用量上限値の有無を検索した際、用量上限値が無い場合は、上記読み取り手段が、次の薬剤容器に付された識別情報の読み取りに備える構成を採用したのである。
【0014】
このような構成を採用することにより、調剤者が、読み取り手段に薬剤容器の識別情報を読み取らせると、識別情報を読み取った処理手段が、読み取った識別情報で薬剤マスタデータベースを検索して薬剤名を取得し、取得した薬剤名を表示手段に表示する。表示手段に薬剤名が表示されると、調剤者は、処方箋に書かれた薬剤の用量を計量手段で計量し、計量が完了したことを入力手段から入力する。すると、処理手段が計量値を読み込んで、読み込んだ計量値を表示手段に表示する。このように、計量値と薬剤名が入力された処理手段は、用量マスタデータベースを検索し、入力された薬剤名からその薬剤の用量上限の有無を検索する。このとき、用量上限が登録されていると、処理手段は、前記用量上限で計量値を除算して、算出した処方日数を表示手段に表示する。
そのため、調剤者は表示手段に表示された薬剤名、用量上限値、計量値、処方日数を手元の処方箋と比較すれば、用量上限と処方日数の確認とチェックが容易にできるので、調剤者は、処方日数を入力する手間がない。また、調剤者は、先の表示から、薬剤が用量上限を有する注意すべき薬剤であることを知ることもできる。
【0015】
また、このとき、上記用量マスタデータベースに年齢範囲別の用量上限データを備え、上記計量手段が表示手段に表示された薬剤を計量し、処理手段が用量マスタデータベースを検索した際に、年齢範囲別の用量上限があると、その年齢範囲別ごとの用量上限値を表示手段に表示するとともに、各年齢範囲別の上限値で計量値を除算して、それぞれの年齢範囲別の処方日数を算出し、その算出した処方日数前記用量上限値と同時に表示手段に表示し、一方、処理手段が用量マスタデータベースを検索した際に、年齢範囲別の用量上限がない場合は、上記読み取り手段が、次の薬剤容器に付された識別情報の読み取りに備える構成を採用することができる。
【0016】
このような構成を採用することにより、処理手段は、用量マスタデータベースを検索して年齢範囲別の用量上限があると、その各年齢範囲別の用量上限値を表示手段に表示する。そして、各年齢範囲別の用量上限値で計量値を除算して、それぞれの年齢範囲別の処方日数を算出し、算出した年齢範囲別の処方日数を表示手段に表示する。そのため、調剤者は表示手段に表示された薬剤名、用量上限値、計量値、処方日数を処方箋と比較すれば、用量上限と処方日数の確認とチェックが容易にできる。このとき、調剤者は、表示された年齢範囲に、患者の月数を加味した年齢が該当するかを例えば、手元の処方箋に書かれた患者の生年月日から知ることができるので、調剤者は患者の生年月日や年齢を入力する手間を必要とせずに、年齢に応じた用量上限のチェックができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0021】
図1及び図2に、この発明の処方日数に基づく調剤方法を用いた調剤記録装置の一実施形態を示す。
【0022】
調剤記録装置は、図1に示すように、識別情報読み取り手段1、計量手段2、表示手段3、入力手段4、プリンタ5、記憶手段6と処理手段7で構成されており、通常は調剤台8に組み込んで使用する。
【0023】
識別情報読み取り手段1は、薬剤容器Aに付けられた識別情報を読み取るためのもので、例えば、図2に示すような、薬剤容器Aに付けられたバーコードを読み取るためのバーコードリーダー1a、また、薬剤容器Aに付けられた無線式IDタグの信号を受信するためのIDタグリーダー1b、薬剤容器に付けた磁石片の配置位置で形成した2進コードを読み取るための磁気センサなどどのようなものでもよい。
【0024】
計量手段2は、図2に示すような散剤を計量する電子天秤2a、水剤を計量するメスシリンダ液量読み取り装置2b等で構成され、薬剤を計量した計量値を取得する。
【0025】
表示手段3は、CRTでも良いが、調剤台8上に設置するので、小型で一体化した例えば、図2に示すような液晶表示装置3aが好ましく、ここでは、後述するように入力手段としても使えるタッチ入力機構を備えた液晶表示器3aが好ましい。
【0026】
入力手段4は、調剤記録装置全体の操作入力及び後述の用量マスタデータベース6aや薬剤マスタデータベース6bなどの各種データベースの入力に使うためのもので、キー・ボード4a、マウス4bなどを用いることもできるが、上述したように調剤台8上に設置するので、ここでは、タッチ入力機構を備えた表示器3aを用いている。
【0027】
また、プリンタ5は、調剤記録を印刷するためのもので、感熱式やインクジェット式などどのようなものでもよい。
【0028】
記憶手段6は、前述した用量マスタデータベース6aや薬剤マスタデータベース6bなどの各種データを記憶させておくためのもので、用量マスタデータベース6aには薬剤毎の用量上限値を登録する。一方、薬剤マスタデータベース6bには薬剤コード、薬剤名、薬剤単位などの薬剤についての基本データを記憶させる。このように用量マスタデータベース6aと薬剤マスタデータベース6bを設けることにより、リレーショナルなデータベースを構築できるようになっている。そのため、例えば記憶手段6には、容量の大きなハードディスクなどのストレージを使用するのが現実的であるが、将来的には、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリーで構成することも考慮される。
【0029】
処理手段7は、調剤記録装置全体を制御する制御プログラムを備えたもので、調剤記録のためのカレンダー機能を備えている。
【0030】
これら、表示手段3、入力手段4、記憶手段6及び処理手段7は、パーソナルコンピュータ(ノートを含む)で構成してもよく、さらに、ネットワーク構成としてもよい。なお、ハードウエア機器は、上述のものに限定されるものではなく種類と台数は任意に設定できる。
【0031】
この調剤記録装置は上記のように構成されており、以下、その処理動作を述べることにより、この発明の処方日数に基づく調剤方法を説明する。
【0032】
まず、調剤に先立って用量マスタデータベース6aに薬剤用量の上限データ(用量上限値)を記憶(登録)させ、薬剤マスタデータベース6bに薬剤に付いての基本データを記憶させる必要がある。
【0033】
ここで、上記用量マスタデータベース6aに記憶させる用量上限のデータは、最も簡単な構成では大人(成人)の上限データを1個だけ記憶させるようにもできるが、この形態では、年齢範囲別に用量上限データを構築した。その表示画面を図3に示す。なお、図3のものでは、「〜未満」とするようにデータ範囲を設定したが、これに限定されるものではなく、例えば、「○○〜△△歳」のようなデータ構成としてもよい。
【0034】
ちなみに、図3の用量上限登録の画面は、メニュー画面から起動するようになっている。
【0035】
なお、この図3の表示例では、年齢範囲が3歳未満は用量上限が0.25g、3歳以上→7歳6ヶ月未満は0.33g、7歳6ヶ月以上→12歳未満は0.50g、12歳以上→15歳未満は0.67g、15歳以上→60歳未満は1.00g、60歳以上は0.9gを意味するものである。
【0036】
一方、このデータの登録は、図3の例では、表示手段3である液晶表示装置3aに表示させたデータ項目ボタンを押して数字ボタン一覧ウインドウ(図示省略)を表示させ、その表示させた数字ボタンをなどを押して数値を入力し、「決定」ボタン13を押すと、データを登録してメニュー画面に戻るシステムとなっており、直感的に操作できるようになっている。なお、「終了」ボタン17を押すとデータを登録せずにメニュー画面にもどるようになっている。
【0037】
このように用量マスタデータベース6aに薬剤の用量の上限データの登録が済むと調剤の準備が整う。
【0038】
そのため、調剤者は、調剤記録装置の調剤処理を起動して処方箋を見ながら調剤を進める。
【0039】
この調剤処理は図示省略した先程のメニュー画面から起動する。次に、この調剤処理を図4のフローチャートに基づいて説明する。
【0040】
まず、調剤処理を起動すると(「処理」100以下「処理」省略)、表示手段3には図5の調剤画面が表示される。このときの画面は、「薬剤名」、「計量値」欄10,11を空にした状態の初期画面が表示され、この初期画面が表示されると(110)、調剤者は薬剤容器Aをバーコードリーダー1aなどの読取手段1aに近づけ識別情報を読み取らせることができる(120)。このとき、処理手段7は識別情報を読み取ると、読み取った識別情報で薬剤マスタデータベース6bを検索して薬剤名を取得し、取得した薬剤名を調剤画面の「薬剤名」欄10に表示する(130)。薬剤名が表示されると、調剤者は、例えば図6の処方箋に書かれた薬剤の用量を電子天秤2aやメスシリンダー液量読み取り装置2b等の計量手段2を使って計量する(140)。このときの計量値は、調剤画面の「計量値」欄11に表示されるようになっており(150)、図5の調剤画面の「中止」ボタン12か「決定」ボタン13を押すまで(160,180)、計量を繰り返すことができるようになっている。そのため、計量を繰り返し行って正確な計量ができるようになっている。このとき、「中止」ボタン12を押すと(160)、薬剤名を消去し(170)、処理120へ戻ってそれ以後の処理を繰り返す。
【0041】
一方、「決定」ボタン13を押すと、図5の調剤画面の「計量値」の欄11に決定した計量値を表示する(190)。例えば、図5のように、「薬剤名」欄10に「サンザイB」、「計量値」欄11に「1.80g」のように表示する。このように薬剤名と計量値が入力されると、処理手段7は用量マスタデータベース6aを検索し、入力された薬剤の用量上限の有無を検索する(200)。このとき、用量上限が登録されていると日数算出処理に進み(210)、登録されていないなら処理120へ戻り、次の薬剤のために処理を繰り返す。なお、図5の例では、サンザイBは用量上限の登録があることを示している。
【0042】
日数算出処理(210)では、検索で読み出した用量上限値で計量値を除算することで、日数を算出する。このとき、年齢範囲別の用量上限がある場合は、それぞれの年齢範囲別の日数を算出する。算出した日数は、例えば図7に示すように表示される(220)。この処理(220)で日数が表示されると、調剤者は、表示画面を見て、「サンザイB」が用量上限を有する注意すべき薬剤であることを知ることができる。また、これを知った調剤者は、例えば図6の処方箋に記載された患者の「生年月日」と「本日の日付(調剤年月日)」から「年齢」が11歳11ヶ月であることを知ることができる。そのため、画面に表示された年齢範囲「7歳6ヶ月以上」〜「12歳未満」に対応する用量上限→0.50gと日数→3.60日分を見れば、用量上限を超えていることを認識することができる。
【0043】
ここで、調剤者は、患者の年齢が12歳直前だし、用量の0.6gは、次の年齢範囲「12歳以上」〜「15歳未満」の用量上限である0.67g以下なので、特に、医師に問い合わせることなく、問題なしと判断できる。また、このとき、前記の認識により、他の調剤者に問い合わせたり、患者の過去の薬歴を調べたり、薬剤の添付文書を調べたりの確認作業を行って総合的に判断することができる。
【0044】
このような図7に示す用量上限・日数確認画面による判断の結果、この確認画面の「はい」ボタン14を押すと(230)、処理220で退避した調剤画面(図5)を回復し(240)、処理120へ戻る。このとき、さらに調剤する薬剤がある場合は、処理120〜240を繰り返す。調剤する薬剤の無い場合は、処理280の印字処理へ進む。
【0045】
処理280の印字処理では、表示された調剤画面(図5)で調剤者が「印字」ボタン15を押すことにより(280)、調剤記録印字処理に進み(290)、そうでなければ終了判断処理へ進む(310)。
【0046】
調剤記録印字処理(290)では、調剤記録として「調剤者名」、「調剤日」、「調剤開始時刻」、調剤した全ての「薬剤名」と「計量値」及び「合計量」、「調剤終了時刻」などの項目をプリンタ5で印字する。印字が終わると、その処方の調剤が終了したので、調剤画面の「薬剤名」、「計量値」欄の全薬剤名と全計量値を消去し(300)、次の調剤に備える。
【0047】
一方、処理230で「いいえ」ボタン16を押した場合は(250)、調剤画面(図5)を回復し(260)、調剤画面の「計量値」欄11の計量値を消去し(270)、処理140へ戻り、上記処理を繰り返す。
【0048】
また、戻った調剤画面で「終了」ボタン17を押すと、調剤処理を終了し、メニュー画面に戻る。
【0049】
このように、この処方日数に基づく調剤方法を用いた調剤記録装置では、簡単に用量上限を知ることができ、また、調剤者が日数を、「いちいち」入力しなくとも、容易に用量上限の確認とチェックができる。
【0050】
同様に年齢別の用量上限も簡単に知ることができ、調剤者が生年月日を「いちいち」入力しなくとも年齢に応じた用量上限の確認とチェックができる。
【0051】
【発明の効果】
この発明は、以上のように構成したことにより、用量上限のある薬剤を計量した場合、その薬剤の用量上限とその用量上限で薬剤の計量値を除算して算出した日数とを表示するので、調剤者が日数を入力する手間がない。また、先の表示によって、用量と日数についての注意を喚起し、容易に用量上限の確認とチェックができる。
【0052】
また、このとき年齢範囲別の用量上限とその用量上限で薬剤の計量値を除算して算出した日数とを表示することで、調剤者が患者の生年月日や年齢を入力する手間がなく、先の表示によって、用量と日数についての注意を喚起して、容易に用量上限の確認とチェックができる。
【0053】
そのため、調剤者の手元にある処方箋に記載された患者の生年月日、性別、全ての薬剤名、用量、用法、日数と合わせて調剤者の総合的な判断が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のブロック図
【図2】実施形態の模式図
【図3】実施形態の用量上限登録画面を示す作用図
【図4】実施形態のフローチャート
【図5】実施形態の調剤画面を示す作用図
【図6】処方箋を示す作用図
【図7】実施形態の確認画面を示す作用図
【符号の説明】
1 識別情報読み取り手段
2 計量手段
3 表示手段
4 入力手段
6a 用量マスタデータベース
7 処理手段
A 薬剤容器

Claims (2)

  1. 薬剤容器(A)に付された識別情報を読み取る識別情報読み取り手段(1)と、計量手段(2)と、表示手段(3)と、入力手段(4)と、薬剤ごとの用量上限値を記憶させる用量マスタデータベース(6a)及び識別情報から薬剤名を検索できるようにした薬剤マスタデータベース(6b)を備えた記憶手段(6)と、処理手段(7)とからなり、
    上記識別情報読み取り手段(1)が薬剤容器(A)に付された識別情報を読み取ると、その読み取った識別情報で処理手段(7)が、薬剤マスタデータベース(6b)を検索して薬剤名を表示手段(3)に表示し、
    一方、表示された薬剤が計量手段(2)で計量され、計量できたことが入力手段(4)から入力すると、計量できた計量値を処理手段(7)が読み込み、読み込んだ計量値を表示手段(3)に表示して、用量マスタデータベース(6a)を検索し、該薬剤の用量上限値の有無を検索して、用量上限値が有る場合は、その用量上限値を表示手段(3)に表示するとともに、前記用量上限値で計量値を除算して処方日数を算出し、その算出した処方日数前記用量上限値と同時に表示手段(3)に表示し、
    他方、該薬剤の用量上限値の有無を検索した際、用量上限値が無い場合は、上記読み取り手段(1)が、次の薬剤容器(A)に付された識別情報の読み取りに備えることを特徴とする調剤記録装置。
  2. 上記用量マスタデータベース(6a)に年齢範囲別の用量上限データを備え、
    上記計量手段(2)が表示手段(3)に表示された薬剤を計量し、処理手段(7)が用量マスタデータベース(6a)を検索した際に、年齢範囲別の用量上限があると、その年齢範囲別ごとの用量上限値を表示手段(3)に表示するとともに、各年齢範囲別の上限値で計量値を除算して、それぞれの年齢範囲別の処方日数を算出し、その算出した処方日数前記用量上限値と同時に表示手段(3)に表示し、
    一方、処理手段(7)が用量マスタデータベース(6a)を検索した際に、年齢範囲別の用量上限がない場合は、上記読み取り手段(1)が、次の薬剤容器(A)に付された識別情報の読み取りに備えることを特徴とする請求項1に記載の調剤記録装置。
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