JP4434806B2 - 空調冷凍装置の室外ユニット - Google Patents

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本発明は、例えば、室内空調と冷却貯蔵設備の庫内冷却を行うための空調冷凍装置の室外ユニットに関する。
従来よりコンビニエンスストア等の店舗の店内(室内)は、空気調和機によって冷暖房空調されている。また、店内には商品を陳列販売する冷蔵或いは冷凍用のオープンショーケースや扉付きのショーケース(冷却貯蔵設備)が設置されており、これらは冷凍機によって庫内冷却が行われている。このような室内空調と冷却貯蔵設備の庫内冷却とを行うことが可能な空調冷凍装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2002−174470号公報
ところで、この種の空調冷凍装置においては、室外ユニットに空調用回路と冷却貯蔵設備の冷却用回路とが配置されており、各回路の熱交換器の熱交換量を十分に確保することや、それぞれの回路の組み立てやメンテナンスをし易くすることが重要である。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、空調用回路と冷却用回路における熱交換量を確保し易くし、かつ、各回路の組み立てやメンテナンスを容易に行うことができる空調冷凍装置の室外ユニットを提供することを目的としている。
上述課題を解決するため、本発明は、空調冷凍装置の室外ユニットにおいて、外装ケースの内部空間を上下に分割し、一方の空間に、室内機と配管接続されて空調用冷媒回路を構成する熱源側熱交換器を含む空調系統構成部品を配置し、前記外装ケースの他方の空間に、冷却貯蔵設備と配管接続されて冷却用冷媒回路を構成する凝縮器を含む冷却系統構成部品を配置し、前記空調系統構成部品のうち空調用の圧縮機、及び、前記冷却系統構成部品のうち冷却用の圧縮機を下側の空間の中央部に配置し、前記外装ケースの左右方向一方側に、前記空調系統構成部品のうち少なくともオイルセパレータ、四方弁、膨張弁、カスケード熱交換器、及びアキュムレータを集約して配置するとともに、前記外装ケースの左右方向他方側に、前記冷却系統構成部品のうち少なくとも四方弁及びオイルセパレータを集約して配置したことを特徴とする。この構成によれば、外装ケースの内部空間を上下に分割し、一方の空間に空調系統の各構成部品を配置し、他方の空間に冷却系統の各構成部品を配置するので、空調系統と冷却系統の組み立てやメンテナンスを容易にすることができる。また、熱源側熱交換器及び凝縮器の高さ寸法の調整によってそれぞれの熱交換量を容易に調整することができる。
上記構成において、前記外装ケースの前記一方の空間に、前記熱源側熱交換器に外気を通風する空調用送風機を配置すると共に、前記外装ケースの前記他方の空間に、前記凝縮器に外気を通風する冷却用送風機を配置し、前記外装ケースの前記一方の空間と前記他方の空間とを連通させて前記空調用送風機が前記凝縮器の通風を補うと共に、前記冷却用送風機が前記熱源側熱交換器の通風を補うように構成することにより、各送風機による負圧効果を有効利用して熱源側熱交換器及び凝縮器の通風量を増大させることができる。また、前記熱源側熱交換器は、前記外装ケースの前記一方の空間内で前記外装ケースの通風可能なパネル面に沿って配置されると共に、前記凝縮器は、前記外装ケースの前記他方の空間内で前記外装ケースの通風可能なパネル面に沿って配置され、前記熱源側熱交換器及び前記凝縮器は、必要とされる熱交換量に応じてそれぞれの高さ寸法が調整されることが好ましい。
また、前記熱源側熱交換器の一端側に、空調用冷媒を分流して前記熱源側熱交換器へ流通させる分流管と、前記熱源側熱交換器を流通した前記空調用冷媒を混合させるヘッダー管とを設け、前記凝縮器の一端側に、冷却用冷媒を分流して前記凝縮器へ流通させる分流管と、前記凝縮器を流通した前記冷却用冷媒を混合させるヘッダー管とを設けることが好ましい
本発明の空調冷凍装置の室外ユニットは、外装ケースの内部空間を上下に分割し、一方の空間に空調系統の熱源側熱交換器を含む各構成部品を配置し、他方の空間に冷却系統の凝縮器を含む各構成部品を配置することにより、組み立てやメンテナンスを空調系統側と冷却系統側とで別々の位置で行うことが可能となり、また、熱源側熱交換器及び凝縮器の熱交換量を調整し易くすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明の実施形態に係る空調冷凍装置1の冷媒回路を含むシステム構成を示す図である。この冷凍システム1は、例えばコンビニエンスストアの室内2(店内)の空調と、そこに設置されている冷却貯蔵設備としての冷蔵ケース3や冷凍ケース4の庫内冷却を実現するものである。なお、冷蔵ケース3及び冷凍ケース4は前面や上面が開口するオープンショーケースの他、透明ガラス扉にて開口が開閉自在に閉塞されたショーケースであり、冷蔵ケース3の庫内は冷蔵温度(+3℃〜+10℃)に冷却され、飲料やサンドイッチ等の冷蔵食品などが陳列されると共に、冷凍ケース4の庫内は冷凍温度(−20℃〜−10℃)に冷却され、冷凍食品や冷菓などが陳列されるものである。
この空調冷凍装置1は、室内2の空調を行う空気調和機(空調系統部)6と、室内2の冷蔵ケース3や冷凍ケース4(冷却貯蔵設備)の庫内冷却を行う冷却装置(冷却系統部)8とを有し、空気調和機6は、室内2の天井等に設置された複数の室内機11と店外に設置された室外ユニット12との間に渡って空調用冷媒回路7が配管構成されて構成されている。
この空調用冷媒回路7は、室外ユニット12に設置された二台の圧縮機(ロータリコンプレッサ)13A(インバータによる周波数制御運転)、13B(定速運転)と、逆止弁5A、5B、5C、5Dと、オイルセパレータ10と、四方弁14と、熱源側熱交換器16と、膨張弁(電動膨張弁から成る減圧手段)17、18、19と、カスケード熱交換器21と、逆止弁22、アキュムレータ23等と、室内機11側に設置された利用側熱交換器27とから系統構成されている(空調系統)。
26は温度や圧力に基づいて空気調和機6の室外ユニット12側の機器を制御するための室外機コントローラ(空調系統側を制御する空調側コントローラであり、汎用のマイクロコンピュータにて構成される)であり、室外ユニット12に設けられている。また、24は熱源側熱交換器16に外気を通風するための送風機であり、室外ユニット12内の熱源側熱交換器16に対応する位置に設けられている。28は温度や圧力に基づいて空気調和機6の室内機11側の機器を制御するための室内機コントローラ(運転制御手段を構成するコントローラであり、汎用のマイクロコンピュータで構成される)であり、室内機11に設けられている。
ここで、室内2には、空気調和機6を操作するための遠隔操作装置(リモートコントロール(通称リモコン))29が設置されている。この遠隔操作装置29は、各種情報を表示する液晶パネルからなる表示部や各種操作子を備え、操作子の操作を介して使用者から室内2の設定温度などの指示を入力し、室内機コントローラ28との間の通信により、使用者に入力された各種指示を室内機コントローラ28に通知する共に、空気調和機6の動作情報(運転状態(冷房運転か暖房運転か等))等を表示部に表示する。また、15は利用側熱交換器27に室内2の空気(店内空気)を通風するための送風機であり、室内機11内の利用側熱交換器27に対応する位置に設けられている。
圧縮機13A及び13Bは相互に並列接続されており、各圧縮機13A、13Bの吐出側は逆止弁5A、5Bをそれぞれ介して合流され、四方弁14の一方の入口に接続されている(各逆止弁5A、5Bは四方弁14方向が順方向とされている)。また、四方弁14の一方の出口は熱源側熱交換器16の入口に接続されている。この熱源側熱交換器16は多数の並列配管から成る流路抵抗の比較的小さい入口側16Aとこれらが少数の並列配管若しくは単数の配管に集約される出口側16Bとで構成されている。そして、この熱源側熱交換器16の出口側16Bの出口は、並列接続された逆止弁5Cと膨張弁17とを介して膨張弁(利用側熱交換器用減圧弁)18の入口に接続され、膨張弁18の出口は室内機11に渡って分流し、利用側熱交換器27の入口に接続されている。
利用側熱交換器27の出口は室外ユニット12に渡り、四方弁14の他方の入口に接続され、四方弁14の他方の出口は逆止弁5Dを介してアキュムレータ23に接続されている。そして、このアキュムレータ23の出口が圧縮機13A、13Bの吸込側に接続されている。なお、逆止弁5Dはアキュムレータ23側が順方向とされている。
また、膨張弁17と18の間の配管は膨張弁19の入口に接続され、膨張弁19の出口はカスケード熱交換器21の空調側通路21Aの入口に接続されている。このカスケード熱交換器21の空調側通路21Aの出口はアキュムレータ23を介して圧縮機13A、13Bの吸込側に接続されている。
一方、冷却装置8は室外ユニット12と室内2(店内)に設置された冷蔵ケース3及び冷凍ケース4との間に渡って冷却用冷媒回路9が配管構成されている。この冷却用冷媒回路9は、室外ユニット12内に設置された冷蔵用の圧縮機(スクロールコンプレッサ)37と、凝縮器(熱交換器)38と、四方弁39、41、42(四方弁42と冷凍機コントローラ32によりバイパス経路形成手段が構成される。)と、オイルセパレータ31と、レシーバータンク36と、冷蔵ケース3の庫内を冷却する冷蔵用蒸発器43、膨張弁(電動膨張弁)44、電磁弁46、47と、冷凍ケース4の庫内を冷却する冷凍用蒸発器49、膨張弁(電動膨張弁)51、電磁弁52、冷凍増幅用の圧縮機(ロータリコンプレッサ)54、逆止弁30、及びオイルセパレータ45等から構成されている。
32は温度や圧力に基づいて冷却装置8の室外ユニット12側の機器を制御する冷凍機コントローラ(冷却系統側を制御する冷却側コントローラであり、汎用のマイクロコンピュータで構成される)であり、室外ユニット12に設けられている。この冷凍機コントローラ32は、圧縮機37等の故障を検知する故障検知手段としても機能し、故障を検知した場合にその旨を後述する主コントローラ56に通知する。
また、35は凝縮器38に外気を通風するための送風機であり、室外ユニット12の凝縮器38に対応する位置に設けられている。また、50は温度や圧力に基づいて冷蔵ケース3側の機器を制御する冷蔵ケースコントローラ(汎用のマイクロコンピュータで構成される)であり、冷蔵ケース3に設けられている。さらに、55は温度や圧力に基づいて冷凍ケース4側の機器を制御する冷凍ケースコントローラ(汎用のマイクロコンピュータで構成される)であり、冷凍ケース4に設けられている。
また、20は冷蔵用蒸発器43に冷蔵ケース3の庫内冷気を通風するための送風機であり、各冷蔵ケース3内の各冷蔵用蒸発器43にそれぞれ対応する位置に設けられている。25は冷凍用蒸発器49に冷凍ケース4の庫内冷気を通風するための送風機であり、冷凍ケース4内の冷凍用蒸発器49に対応する位置に設けられている。
圧縮機37の吐出側はオイルセパレータ31を介して四方弁39の一方の入口に接続され、この四方弁39の一方の出口が凝縮器38の入口に接続されている。この凝縮器38は多数の並列配管から成る流路抵抗の比較的小さい入口側38Aとこれらが少数の並列配管若しくは単数の配管に集約される出口側38Bとで構成されている。そして、この凝縮器38の出口側38Bの出口はレシーバータンク36の入口に接続され、このレシーバータンク36の出口が四方弁41の一方の入口に接続されている。すなわち、レシーバータンク36は凝縮器38の冷媒下流側に接続されている。
また、四方弁41の一方の出口はカスケード熱交換器21のケース側通路21Bの入口に接続されている。なお、カスケード熱交換器21は、内部に構成された空調側通路21Aとケース側通路21Bをそれぞれ通過する冷媒を相互に熱交換させるものであり、これによって空調用冷媒回路7の低圧側と冷却用冷媒回路9の高圧側とは熱的に連結される。
カスケード熱交換器21のケース側通路21Bの出口は、四方弁39の他方の入口に接続されており、この四方弁39の他方の出口は四方弁41の他方の入口に接続されている。そして、この四方弁41の他方の出口は室外ユニット12から出て室内2(店内)に入り分岐する。分岐した一方の配管は電磁弁46及び膨張弁44を介して冷蔵用蒸発器43の入口に接続されている。他方は電磁弁52及び膨張弁51を介して冷凍用蒸発器49の入口に接続されている。
冷凍用蒸発器49の出口は、逆止弁30を介して圧縮機54の吸込側に接続されている(逆止弁30は圧縮機54側が順方向)。この圧縮機54は圧縮機37よりも出力の小さい圧縮機であり、その吐出側は四方弁42の一方の入口に接続され、四方弁42の一方の出口は冷蔵用蒸発器43の出口側に接続された後、オイルセパレータ45を介して圧縮機37の吸込側に接続されている。すなわち、圧縮機54と圧縮機37とは、冷媒回路上、直列に接続される。
また、四方弁42の他方の入口は圧縮機54の入口側の管路に合流され、四方弁42の他方の出口は逆止弁61を介してカスケード熱交換器21のケース側通路21Bの入口側の管路に合流されている。なお、逆止弁61はカスケード熱交換器21側が順方向とされている。以下、この四方弁42とカスケード熱交換器21のケース側通路21Bの入口側までの管路を管路70と表記する。そして、冷媒回路7、9内には例えばR−410A、R−404A等の冷媒が所定量封入される。
ここで、本実施形態に係る空調冷凍装置1においては、冷蔵用の蒸発器43、49から出た冷媒(冷却用冷媒)を冷却装置8の圧縮機37、54のいずれか一方の圧縮機を経由せずに他方の圧縮機を経由してカスケード熱交換器21の入口に導くバイパス経路を形成可能に構成されている。すなわち、四方弁42を切り換えることにより、図2に示すように、蒸発器43の出口と圧縮機54との間の冷媒通路と冷凍用蒸発器49の出口側とをつなぐ第1のバイパス経路70と、圧縮機54の吐出側の冷媒通路とカスケード熱交換器21の入口側の冷媒通路とをつなぐ第2のバイパス経路80とを形成するように構成されている。
このようにバイパス経路70、80を形成することにより、例えば、圧縮機37が故障した場合は、蒸発器43、49から出た冷媒(冷却用冷媒)をバイパス経路70で合流させた後、圧縮機54等を経由してバイパス経路80にて圧縮機37を経由することなくカスケード熱交換器21の入口に導くことができる(図2中矢印α参照)。また、例えば、圧縮機54が故障した場合は、蒸発器43、49から出た冷媒(冷却用冷媒)をバイパス経路70で合流させた後、圧縮機54を経由することなく圧縮機37等を経由してカスケード熱交換器21の入口に導くことができる(図2中矢印β参照)。なお、バイパス経路80には逆止弁61が設けられ、これにより、四方弁41を経てカスケード熱交換器21に供給される冷媒のバイパス経路80への逆流を防止するようになされている。
また、この空調冷凍装置1においては、冷却装置8の各構成部品のうち、冷凍増幅用の圧縮機54を、その周辺構成部品と共に外装ケースで覆うことにより、室外ユニット12とは別のユニット(冷凍増幅機という)90として構成している。これにより、圧縮機54周りの構成部品を、コンビニエンスストアの外壁や地面等の任意の位置に配置することを可能としている。
図3は室外ユニット12の外観を示す斜視図である。室外ユニット12は、外装ケース12CA内に、室内機11と配管接続された空調用冷媒回路7を構成する空調系統構成部品(圧縮機13A、13B、アキュムレータ23、オイルセパレータ10、熱源側熱交換器16、室外機コントローラ26等)と、熱源側熱交換器16に外気を通風する送風機24と、冷蔵ケース3及び冷凍ケース4と配管接続されて冷却用冷媒回路9を構成する冷却系統構成部品(圧縮機37、オイルセパレータ31、レシーバータンク36、凝縮器38、冷凍機コントローラ32等)と、凝縮器38に外気を通風する送風機35とが配置されるユニットである。
図3に示すように、この室外ユニット12は、正面側から見て、正面中央パネル12A1の左右上側(正面左パネル12A2及び正面右パネル12A3の上側)に空調系統の送風機24がそれぞれ配置され、中央パネル12A1の左右下側(正面左パネル12A2及び正面右パネル12A3の下側)に冷却系統の送風機35がそれぞれ配置され、いわゆる前方吹き出しタイプに構成されている。
ここで、図4は、この室外ユニット12における熱源側熱交換器16と凝縮器38の配置状態を示す図である。この熱源側熱交換器16及び凝縮器38は、背面パネル12C及び両側の側面パネル12Dの内側に沿って配置されるように略コの字形状に形成され、下側に凝縮器38を配置し、上側に熱源側熱交換器16を配置することで、凝縮器38を送風機35と略同じ高さに配置すると共に熱源側熱交換器16を送風機24と略同じ高さに配置している。また、背面パネル12C及び側面パネル12Dには、凝縮器38及び熱源側熱交換器16に対応する位置に樹脂製ネット等が設けられて外気を通風可能に形成され、これにより、送風機24及び35により熱源側熱交換器16及び凝縮器38に外気を通風できるように構成されている。
このように、凝縮器38と熱源側熱交換器16とを上下方向に配置することにより、凝縮器38及び熱源側熱交換器16の高さ寸法をそれぞれ調整することで、凝縮器38及び熱源側熱交換器16毎に必要とされる熱交換量(若しくは熱交換面積)を容易に満足させることが可能となる。これにより、室外ユニット12の床面積を変更することなく、凝縮器38及び熱源側熱交換器16の熱交換量の設計変更等を行うことが可能となる。
また、図4に示すように、熱源側熱交換器16には、その一端側に、冷媒(空調用冷媒)を分流してこの熱交換器16へ流通させる分流管16Aと、この熱交換器16を流通した冷媒を混合させるヘッダー管16Bとが設けられる。同様に、凝縮器38にも、その一端側に、冷媒(冷却用冷媒)を分流して凝縮器38へ流通させる分流管38Aと、凝縮器38を流通した冷媒を混合させるヘッダー管38Bとが設けられる。このように、分流管16A及びヘッダー管16Bと、分流管38A及びヘッダー管38Bとを各熱交換器16、38の一端側に配置することにより、冷媒回路と配管接続し易くなり、配管を短くすることも可能となる。
さらに、この室外ユニット12においては、送風機24と熱源側熱交換器16との間の空間に上記空調系統構成部品が配置され、送風機35と凝縮器38との間の空間に上記冷却系統構成部品が配置される。ここで、図5は室外ユニット12の上方部分12UPの内部の一例を示す図であり、図6は室外ユニット12の下方部分12LOの内部の一例を示す面である。このように、この室外ユニット12の内部空間を上下に分割した場合の一方(上側)の空間に、空調系統の各構成部品を集約して配置し、他方(下側)の空間に、冷却系統の各構成部品を集約して配置することにより、空調系統と冷却系統の組み立てやメンテナンスを容易にすることができ、かつ、空調系統側の配管長や冷却系統側の配管長を短くすることも可能となる。
但し、空調系統構成部品のうち重量のある部品(圧縮機13A、13B)については、部品安定性等の観点から、室外ユニット12の台12E(図4参照)の上に設置される。詳述すると、図6に示すように、この室外ユニット12には、正面中央パネル12A1の内側に機械室91(図6参照)が設けられ、この機械室91内の台12Eに圧縮機13A、13B、37が配置される。これにより、各圧縮機13A、13B、37を安定して設置でき、また、各圧縮機13A、13B、37の設置作業やメンテナンスも容易にすることができる。また、図示の例では、この機械室91の上方に電装室92が設けられ、この電装室92に、室外機コントローラ26及び冷凍機コントローラ32が配置される。なお、空調系統構成部品を配置した上方部分12UPに室外機コントローラ26を配置し、冷却系統構成部品を配置した下方部分12LOに冷凍機コントローラ32を配置するようにしてもよい。
さらに、図5及び図6に示すように、この室外ユニット12は、送風機24と熱源側熱交換器16との間の空間と、送風機35と凝縮器38との間の空間とが連通されている。このように、この室外ユニット12の上下内部空間を連通させることによって、送風機24により熱源側熱交換器16を通風する空気の流れY1(図5参照)で生じる負圧が、送風機35の吸い込み側に空気を引っ張る一方で、送風機35により凝縮器38を通風する空気の流れY2(図6参照)で生じる負圧が、送風機24の吸い込み側に空気を引っ張ることとなり、各送風機24、35の吸い込み風量を増大させることが可能となる。これにより、各送風機24、35による負圧効果を有効利用して、熱源側熱交換器16及び凝縮器38の通風量を増大させることができ、熱交換効率を向上させることができる。
以上の構成の下、この空調冷凍装置1の動作を説明する。なお、上記圧縮機37と13Aとはインバータ制御され、圧縮機13Bと圧縮機54とは定速で運転されるものとする。また、空調冷凍装置1全体の動作は汎用マイクロコンピュータから構成された主コントローラ(主制御手段)56により制御される。ここで、主コントローラ56には、主コントローラ56に各種指示を与えるための遠隔操作装置(リモートコントロール(通称リモコン))57が設置されており、この遠隔操作装置57は、各種情報を表示する液晶パネルからなる表示部や各種操作子を備え、操作子の操作を介して使用者からの各種指示を入力可能に構成されている。
この主コントローラ56は室外機コントローラ26、室内機コントローラ28、冷凍機コントローラ32、冷蔵ケースコントローラ50、及び、冷凍ケースコントローラ55とデータ通信可能に接続されており、各コントローラから現在の運転状態に関するデータを受信して収集する。そして、受信データに基づき、後述するその時点での最適な運転パターンを決定し、この最適運転パターンに関するデータ及び各機器の運転データを室外機コントローラ26、室内機コントローラ28、冷凍機コントローラ32、冷蔵ケースコントローラ50、及び、冷凍ケースコントローラ55に送信する。そして、室外機コントローラ26、室内機コントローラ28、冷凍機コントローラ32、冷蔵ケースコントローラ50、及び、冷凍ケースコントローラ55は主コントローラ56から受信した最適運転パターンに関するデータ及び各機器の運転データに基づいて後述する制御動作を実行する。
空気調和機6の冷房運転時について図1を用いて説明する。まず、夏場等に主コントローラ56が空気調和機6の冷房運転が最適であると判断した場合、最適運転パターン1に関するデータが室外機コントローラ26、室内機コントローラ28、冷凍機コントローラ32、冷蔵ケースコントローラ50、及び、冷凍ケースコントローラ55に送信される。
この主コントローラ56からの送信データに基づき、室外機コントローラ26は四方弁14の前記一方の入口を一方の出口に、他方の入口を他方の出口に連通させる。また、膨張弁17は全開とする。そして、圧縮機13A、13Bを運転する。なお、室外機コントローラ26は圧縮機13Aの運転周波数を調整して能力制御するものとする。
圧縮機13A、13Bが運転されると、圧縮機13A、13Bの吐出側から吐出された高温高圧のガス冷媒は、四方弁14を経て熱源側熱交換器16の入口側16Aに入る。この熱源側熱交換器16には送風機24により外気が通風されており、冷媒はここで放熱し、凝縮液化する。すなわち、この場合、熱源側熱交換器16は凝縮器として機能する。この液冷媒は熱源側熱交換器16の入口側16Aから出口側16Bを経て当該出口側16Bから出る。そして、膨張弁17を通過した後、分岐する。分岐した一方は膨張弁18に至り、そこで絞られて低圧とされた後(減圧)、利用側熱交換器27に流入し、そこで蒸発する。
この利用側熱交換器27には送風機15により室内2(店内)の空気が通風されており、冷媒の蒸発による吸熱作用で室内2の空気は冷却される。これにより、室内2(店内)の冷房が行われる。利用側熱交換器27を出た低温のガス冷媒は、四方弁14、逆止弁22、アキュムレータ23を順次経て圧縮機13A、13Bの吸込側に吸い込まれる循環を繰り返す。
室内機コントローラ28は利用側熱交換器27の温度やこれら利用側熱交換器27に吸い込まれる空気温度に基づき、室内2(店内)の温度を予め設定された設定温度とするよう利用側熱交換器27に通風する送風機15を制御する。室内機コントローラ28からの情報は主コントローラ56に送信されており、室外機コントローラ26はこの情報に基づいて圧縮機13A、13Bの運転を制御する。
逆止弁5Cを通過して分岐した冷媒の他方は膨張弁19に至り、そこで絞られて低圧とされた後(減圧)、カスケード熱交換器21の空調側通路21Aに流入し、そこで蒸発する。係る空調用冷媒回路7の冷媒の蒸発による吸熱作用でカスケード熱交換器21は冷却され、低温となる。カスケード熱交換器21を出た低温のガス冷媒はアキュムレータ23を経て圧縮機13A、13Bの吸込側に吸い込まれる循環を繰り返す。
室外機コントローラ26は、室内2(店内)の温度が遠隔操作装置29を用いて使用者により設定された設定温度となるように、室温、利用側熱交換器27の出入口の冷媒温度、或いは、利用側熱交換器27の温度に基づいて圧縮機13Aの運転周波数や膨張弁18の開度を調整する。また、室外機コントローラ26は、カスケード熱交換器21のケース側通路21Bの入口温度TC1と出口温度TC2の差が予め設定された設定温度差(例えば20℃)となるように、膨張弁19の弁開度を調整して過冷却制御を行う。
また、室内機コントローラ28は、利用側熱交換器27の温度や利用側熱交換器27に吸い込まれる空気温度に基づき、室内2(店内)の温度を予め設定された設定温度とするよう利用側熱交換器27に通風する送風機15を制御する。
一方、冷凍機コントローラ32は、冷却装置8の冷却用冷媒回路9の四方弁39の前記一方の入口を一方の出口に連通させ、他方の入口を他方の出口に連通させる。また、四方弁41の前記一方の入口を一方の出口に連通させ、他方の入口を他方の出口に連通させる。そして、圧縮機37及び圧縮機54を運転する。圧縮機37から吐出された高温高圧のガス冷媒は、オイルセパレータ31にてオイルを分離された後、四方弁39を経て凝縮器38の入口側38Aに入る。この凝縮器38にも送風機35により外気が通風されており、凝縮器38に流入した冷媒はそこで放熱し、凝縮していく。なお、電磁弁47は全開とされる。
この凝縮器38の入口側38Aを通過した冷媒は出口側38Bに至り、そこから出ていく。凝縮器38から出た冷媒はレシーバータンク36の入口側から当該レシーバータンク36内に入り、そこに一旦貯留されて気/液が分離される。分離された液冷媒はレシーバータンク36の出口から出て四方弁41を通過した後、カスケード熱交換器21のケース側通路21Bに入る。このケース側通路21Bに入った冷却用冷媒回路9の冷媒は、前述の如き空調用冷媒回路7の冷媒の蒸発によって低温となっているカスケード熱交換器21によって冷却され、さらに過冷却状態が増す。より具体的には、上記したように室外機コントローラ26により予め定めた設定温度差(例えば20℃)だけ冷却される。なお、前述の如く凝縮器38の直後にレシーバータンク36を配置しているので、過冷却時の熱損失を無くすことができるようになると共に、冷媒量の調整も行うことができる。
このカスケード熱交換器21にて過冷却された冷媒は四方弁39、四方弁41を順次通過した後に分岐し、一方は電磁弁46を通過して膨張弁44に至り、そこで絞られた後(減圧)、冷蔵用蒸発器43に流入し、そこで蒸発する。冷蔵用蒸発器43には送風機20により冷蔵ケース3の庫内空気がそれぞれ通風・循環されており、冷媒の蒸発による吸熱作用で庫内空気は冷却される。これにより、冷蔵ケース3の庫内冷却が行われる。冷蔵用蒸発器43を出た低温のガス冷媒は合流した後、圧縮機54のオイルセパレータ45の出口側に至る。
カスケード熱交換器21を出て分岐した冷媒の他方は電磁弁52を通過して膨張弁51に至り、そこで絞られた後(減圧)、冷凍用蒸発器49に流入し、そこで蒸発する。この冷凍用蒸発器49にも送風機25により冷凍ケース4の庫内空気が通風・循環されており、冷媒の蒸発による吸熱作用で庫内空気は冷却され、冷凍ケース4の庫内冷却が行われる。
冷凍用蒸発器49を出た低温のガス冷媒は逆止弁30を経て圧縮機54に至り、そこで、圧縮されて冷蔵用蒸発器43の出口側の圧力まで昇圧された後、圧縮機54から吐出され、オイルセパレータ45でオイルを分離された後、冷蔵用蒸発器43からの冷媒と合流する。この合流した冷媒は圧縮機37の吸込側に吸い込まれる循環を繰り返す。
冷蔵ケースコントローラ50は、冷蔵ケース3の庫内温度若しくは冷蔵用蒸発器43を経た吐出冷気温度或いは冷蔵用蒸発器43への吸込冷気温度と、冷蔵用蒸発器43の出口側の冷媒温度、或いは、冷蔵用蒸発器43の温度とに基づいて各膨張弁44の弁開度をそれぞれ制御する。これにより、冷蔵ケース3の庫内を前述した冷蔵温度に冷却維持しながら、適正な過熱度(過熱度一定)とする。
また、冷凍ケースコントローラ55は、冷凍ケース4の庫内温度若しくは冷凍用蒸発器49を経た吐出冷気温度或いは冷凍用蒸発器49への吸込冷気温度と、冷凍用蒸発器49の出口側の冷媒温度、或いは、冷凍用蒸発器49の温度とに基づいて膨張弁51の弁開度を制御する。これにより、冷凍ケース4の庫内を前述した冷凍温度に冷却維持しながら、適正な過熱度(過熱度一定)とする。
圧縮機37の運転周波数は吸込側の圧力(冷却用冷媒回路9の低圧圧力)に基づいて制御される。そして、各膨張弁44、51の全てが全閉となった場合には停止されると共に、何れかが開放されているときは運転される。
このように、カスケード熱交換器21の空調側通路21Aを流れる空調用冷媒回路7の低圧側冷媒によって冷却用冷媒回路9の高圧側冷媒を過冷却することができるので、冷蔵ケース3や冷凍ケース4の蒸発器43、49における冷却能力と冷却用冷媒回路9の運転効率が改善される。なお、この場合、冷却用冷媒回路9の高圧側の冷媒は、凝縮器38を介してカスケード熱交換器21のケース側通路21Bに流すので、空調用冷媒回路7の過熱度も適正範囲に維持できる。
また、冷却用冷媒回路9の冷凍用蒸発器49から出た冷媒の圧力は、その蒸発温度が低くなることから冷蔵用蒸発器43を出た冷媒より低くなるが、冷蔵用蒸発器43から出た冷媒と合流させる以前に圧縮機54により圧縮されて昇圧されるので、冷蔵ケース3と冷凍ケース4の庫内を各蒸発器43、49によりそれぞれ円滑に冷却しながら、冷却用冷媒回路9の圧縮機37に吸い込まれる冷媒の圧力を調整して支障無く運転を行うことができるようになる。
なお、この空調冷凍装置1においては、主コントローラ56が空気調和機6の暖房運転が最適であると判断した場合、空気調和機6の二個の四方弁39、41にて流路を切り換えることにより暖房運転を行う。また、暖房運転の場合でも、冷却装置8の運転は上述と略同様である。
以上説明したように、本実施形態の空調冷凍装置1は、室外ユニット12の内部空間を上下に分割し、一方の空間に熱源側熱交換器16及び送風機24を含む空調系統の構成部品を配置し、他方の空間に凝縮器38及び送風機35を含む冷却系統の構成部品を配置することにより、空調系統と冷却系統の組み立てやメンテナンスを容易にすることができ、また、熱源側熱交換器16及び凝縮器38の高さ寸法の調整によって、室外ユニット12の床面積を変更することなく各熱交換器16、38の熱交換量を変更することが可能となる。また、この空調冷凍装置1は、空調用冷媒回路7と冷却用冷媒回路9とがそれぞれ独立して形成されているので、空調系統と冷却系統のいずれか一方を運転した状態でも他方の系統のメンテナンスを行うことができる。
さらに、この室外ユニット12の上下内部空間を連通させることによって、熱源側熱交換器16を通風する送風機24により凝縮器38の通風を補うと共に、凝縮器38を通風する送風機35により熱源側熱交換器16の通風を補うことができ、熱源側熱交換器16及び凝縮器38の通風量を増大させて熱交換効率を向上させることが可能となる。また、熱源側熱交換器16の一端側に分流管16A及びヘッダー管16Bを配置し、凝縮器38の一端側に分流管38A及びヘッダー管38Bとを配置したことにより、冷媒回路と配管接続し易くなり、かつ、配管を短くすることが可能となる。
なお、上記実施例ではコンビニエンスストアを例にあげて本発明を説明したが、それに限らず、室内の空調と冷却貯蔵設備の冷却を行う種々の空調冷凍装置に本発明は有効である。さらに、実施例で示した各設定値や配管構成はそれに限定されるものでは無く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。また、実施例では室外ユニット12を前方吹き出しタイプにする場合について述べたが、送風機24、35を上面パネル12B側に配置して、いわゆる上方吹き出しタイプに構成してもよく、要は、室外ユニット12の上下の一方の空間に少なくとも熱源側熱交換器16を含む空調系統の構成部品を配置し、他方の空間に少なくとも凝縮器38を含む冷却系統の構成部品を配置すればよい。なお、上方吹き出しタイプの場合は、送風機24、35に近い上部側ほど流速が早く熱交換効率が大きくなるため、この点を考慮して熱源側熱交換器16及び凝縮器38の高さ寸法を調整することが好ましい。
空調冷凍装置の冷媒回路を含むシステム構成を説明する図である(空気調和機の冷房運転時)。 空調冷凍装置の空気調和機が冷房運転時に冷却装置の圧縮機が故障した場合の運転を説明する図である。 空調冷凍装置の室外ユニットの外観を示す斜視図である。 室外ユニットにおける熱源側熱交換器と凝縮器の配置状態を示す図である。 室外ユニットの上方部分の内部の一例を示す図である。 室外ユニットの下方部分の内部の一例を示す面である。
符号の説明
1 空調冷凍装置
7 空調用冷媒回路
9 冷却用冷媒回路
11 室内機
12 室外ユニット
12CA 外装ケース
13A、13B、37、54 圧縮機
16 熱源側熱交換器
16A、35A 分流管
16B、35B ヘッダー管
21 カスケード熱交換器
24、35 送風機
26 室外機コントローラ
28 利用側熱交換器
32 冷凍機コントローラ
38 凝縮器
43 冷蔵用蒸発器
49 冷凍用蒸発器
91 機械室
92 電装室

Claims (4)

  1. 外装ケースの内部空間を上下に分割し、一方の空間に、室内機と配管接続されて空調用冷媒回路を構成する熱源側熱交換器を含む空調系統構成部品を配置し、
    前記外装ケースの他方の空間に、冷却貯蔵設備と配管接続されて冷却用冷媒回路を構成する凝縮器を含む冷却系統構成部品を配置し
    前記空調系統構成部品のうち空調用の圧縮機、及び、前記冷却系統構成部品のうち冷却用の圧縮機を下側の空間の中央部に配置し、
    前記外装ケースの左右方向一方側に、前記空調系統構成部品のうち少なくともオイルセパレータ、四方弁、膨張弁、カスケード熱交換器、及びアキュムレータを集約して配置するとともに、前記外装ケースの左右方向他方側に、前記冷却系統構成部品のうち少なくとも四方弁及びオイルセパレータを集約して配置したことを特徴とする空調冷凍装置の室外ユニット。
  2. 前記外装ケースの前記一方の空間に、前記熱源側熱交換器に外気を通風する空調用送風機を配置すると共に、前記外装ケースの前記他方の空間に、前記凝縮器に外気を通風する冷却用送風機を配置し、
    前記外装ケースの前記一方の空間と前記他方の空間とを連通させて前記空調用送風機が前記凝縮器の通風を補うと共に、前記冷却用送風機が前記熱源側熱交換器の通風を補うように構成したことを特徴とする請求項1に記載の室外ユニット。
  3. 前記熱源側熱交換器は、前記外装ケースの前記一方の空間内で前記外装ケースの通風可能なパネル面に沿って配置されると共に、前記凝縮器は、前記外装ケースの前記他方の空間内で前記外装ケースの通風可能なパネル面に沿って配置され、前記熱源側熱交換器及び前記凝縮器は、必要とされる熱交換量に応じてそれぞれの高さ寸法が調整されることを特徴とする請求項1又は2に記載の室外ユニット。
  4. 前記熱源側熱交換器の一端側に、空調用冷媒を分流して前記熱源側熱交換器へ流通させる分流管と、前記熱源側熱交換器を流通した前記空調用冷媒を混合させるヘッダー管とを設け、
    前記凝縮器の一端側に、冷却用冷媒を分流して前記凝縮器へ流通させる分流管と、前記凝縮器を流通した前記冷却用冷媒を混合させるヘッダー管とを設けることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の室外ユニット。
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