JP4433716B2 - 帽子 - Google Patents

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Description

本発明は、屋内外に限らず暑い環境において快適に過ごすことができる帽子に関するものである。ここで言う帽子は、ヘルメットなどの内側に着用するインナーキャップも含むものとする。
上記帽子としては、例えば水の中に帽子を漬けて所定の水分を吸収させることができるように、帽子を構成するメッシュ状の表地と防水性裏地との間に吸水性を有する材料からなる不織布を備えさせて3層構造の帽子を構成したものが既に提案されている。このように構成された帽子に水分を含ませて頭に被ると、熱気で水分が蒸発し、そのときの蒸発熱が奪われることにより帽子に触れる頭部を冷却するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
登録実用新案第3010156号公報(図1参照)
上記特許文献1では、帽子全体をメッシュ状の表地と防水性裏地とこれら表地と裏地の間に位置する不織布の3層構造としているため、効率よく冷却効果を発揮させることができる利点があるが、特に吸水性の不織布の値段が高いため、帽子が非常に高価なものになっていた。
又、多数の繊維を絡み合わせた不定形な不織布を帽子全域に均一よく配置させることが難しいだけでなく、その作業に多くの時間がかかる不都合もあった。又、このような不定形な不織布を備えた帽子では、どの箇所においてもほぼ同一の冷却効果を発揮させることが難しく、冷却効果のバラツキが大きい場合があった。
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、冷却効果が低下することを抑制しながらも、コスト面において有利な帽子を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、複数枚の生地を帯板状部材を介して繋ぎ合わせて構成されたクラウン部と、このクラウン部の底部周縁の前端部分に取り付けられた鍔部と、前記クラウン部の底部内面側に備えるビン皮部とからなる野球帽タイプの帽子であって、前記クラウン部を構成する生地を通気性、吸水性、速乾性を有する材料から構成し、前記帯板状部材を吸水性を有する材料から構成し、前記クラウン部を構成する生地のうちの前頭部に接触する生地の裏面に、ポリアクリル酸ナトリウム塩を主成分とするポリマーを直接紡糸し、繊維形状化させた高吸水、高吸湿繊維からなるシート状の第1吸収体を設け、前記帯板状部材の生地側表面に、該帯板状部材の横幅よりも狭い横幅に設定されたポリアクリル酸ナトリウム塩を主成分とするポリマーを直接紡糸し、繊維形状化させた高吸水、高吸湿繊維からなるシート状の第2吸収体を、前記第1吸収体との水分の受け渡しが可能な状態で設け、前記ビン皮部の生地側表面にポリアクリル酸ナトリウム塩を主成分とするポリマーを直接紡糸し、繊維形状化させた高吸水、高吸湿繊維からなるシート状の第3吸収体を前記第1吸収体及び帯板状部材との水分の受け渡しが可能な状態で設けて、前記第1〜第3吸収体に水分を含ませてから被るようにした冷却用帽子を構成した
又、前記鍔部の表面側を構成する生地を通気性を有する材料から構成し、前記鍔部の表面側生地と裏面側生地との間に、ポリアクリル酸ナトリウム塩を主成分とするポリマーを直接紡糸し、繊維形状化させた高吸水、高吸湿繊維からなるシート状の第4吸収体を前記第1吸収体との水分の受け渡しが可能な状態で設けることによって、吸水量を増量することができるようにしてもよい。
又、前記クラウン部の各生地を、表面側に多数の孔を有する表面側生地と、この表面側生地に形成の孔よりも小さな孔を多数備えた裏面側生地との二重構造に構成してもよい。
又、前記帯板状部材と前記ビン皮部とが同一素材からなり、その素材が吸水性と速乾性を有するものから構成してもよい。
クラウン部を構成する生地を通気性、吸水性、速乾性を有する材料から構成し、帯板状部材を吸水性を有する材料から構成し、前記クラウン部を構成する生地のうちの前頭部に接触する生地の裏面にポリアクリル酸ナトリウム塩を主成分とするポリマーを直接紡糸し、繊維形状化させた高吸水、高吸湿繊維からなるシート状の第1吸収体を配置し、帯板状部材の生地側表面に、帯板状部材の横幅よりも狭い横幅に設定されたポリアクリル酸ナトリウム塩を主成分とするポリマーを直接紡糸し、繊維形状化させた高吸水、高吸湿繊維からなるシート状の第2吸収体を、第1吸収体との水分の受け渡しが可能な状態で配置し、ビン皮部の生地側表面にポリアクリル酸ナトリウム塩を主成分とするポリマーを直接紡糸し、繊維形状化させた高吸水、高吸湿繊維からなるシート状の第3吸収体を前記第1吸収体及び帯板状部材との水分の受け渡しが可能な状態で配置して、帽子を構成することによって、前頭部に接触する生地の裏面に配置された第1吸収体と帯板状部材の生地側表面に配置された第2吸収体とビン皮部の生地側表面に配置された第3吸収体とにより水分を吸収し、吸収された水分をクラウン部を構成する通気性を有する生地を通して効率よく蒸発させることができながらも、それら3つの吸収体に常に水分が行き渡るようにそれら3つの吸収体間で水分の受け渡しを行って直ちに水分の蒸発を行わせることが可能になり、その蒸発熱が奪われることによりクラウン部の前頭部に相当する部分及び生地を繋ぎ合わせる帯板状部材を介して頭部を効率よく冷却することができるから、帽子全体を表地と裏地とで不織布を覆った3層構造のものとほぼ同様の冷却効果を得ることができ、コスト面において有利な帽子を提供することができる。しかも、全ての吸収体がシート状になっているため、どの部位においても均一な厚みにすることができるだけでなく、加工面において有利になる。更には、シート状に構成された3つの吸収体のみを縫着するだけで帽子を構成することができ、製造面においても有利になる。
又、鍔部の表面側を構成する生地を通気性を有する材料から構成し、鍔部の表面側生地と裏面側生地との間に、吸水性を有する材料からなるシート状の第4吸収体を第1吸収体との水分の受け渡しが可能な状態で設けることによって、吸水量を増量することで更に冷却効果を高めることができる。この第4吸収体も同様にシート状に構成されていることから、どの部位においても均一な厚みにすることができるだけでなく、4つの吸収体のみを縫着するだけで帽子を構成することができ、加工面(製造面)において有利になる。
又、クラウン部が、6枚の通気性を有する生地からなり、各生地が、表面側に多数の孔を有する表面側生地と、この表面側生地に形成の孔よりも小さな孔を多数備えた裏面側生地との二重構造に構成することによって、帽子の外側への水分の蒸発を促進することができ、冷却効率のアップを図ることができる帽子にすることができる。
又、6枚の生地が、ほぼ同一の形状でかつほぼ同一の大きさのものからなり、それら生地の繋ぎ目端部が平面視において3つの直線が頭頂部で交差する状態に配置され、それら3つの直線上に3本の帯板状部材を配置するだけで、生地を繋ぐための帯板状部材を6本配置するものに比べて、作業性の向上を図ることができる。
又、前記帯板状部材と前記ビン皮部とが同一素材からなり、その素材が吸水性と速乾性を有するものから構成することによって、汗などを直ちに吸水して直ちに乾燥させることができ、不快になることがなく、しかも同一素材とすることで素材管理がし易い利点もある。
図1及び図2に、頭部を覆い被せるほぼ半球状のクラウン部1と、このクラウン部1の底部周縁の特定箇所(図では周縁のほぼ1/3を占める箇所であるが、)、つまり前端部分の底部に一端が縫着により連結された鍔部2と、前記クラウン部1の底部内面側に備えるビン皮部3とからなる野球帽タイプの帽子が示されている。
前記クラウン部1は、通気性を有するほぼ三角形状の生地4の6枚(ほぼ同一形状でほぼ同一の大きさのもの)を、それら生地4の繋ぎ目端部が平面視において3つの直線が頭頂部で交差する状態で周方向に沿って配置し、それら3つの直線状に3本の帯板状部材5をクラウン部1の内面側から振り分けて配置し、縫着により繋ぎ合わせてなっている。前記帯板状部材5は、吸水性を有すると共に速乾性を有する素材、具体的には後述するビン皮部3と同一素材で構成することにより、素材管理がし易い利点があるが、別々の素材で構成することもできる。
前記生地4は、図4に示すように、表面側に多数の孔4aを有する表面側生地4Aと、裏面側に表面側生地4Aの孔4aよりも小さな孔4bを有する裏面側生地4Bとの二重孔構造になっており、これら生地4A,4B間に水分を蒸散させるために必要となる空間層4Cが一体化されている(図4では孔の形状を分かり易くするために分解図にしている)。前記生地4は、吸水性を有すると共に速乾性を有する素材、例えばポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの合成樹脂を用いて繊維状にしてなり、頭部より発生する汗を裏面側生地4Bから空間層4C側へ移動させ、その移動してきた汗を空間層4C内にて拡散させて表面側生地4Aの孔4aを通して外部に蒸発させることができるようにしている。
図2、図3及び図5(a),(b)に示すように、前記6枚の生地4のうちの前頭部が接触する生地4、つまり鍔部2の直上方に位置する2枚の生地4の裏面に、布などからなる生地(コスト面において高価になるが、吸水性を有する素材で構成してもよい)6が裏面に一体化された吸水性を有する材料からなるシート状の第1吸収体7を縫着(接着又は溶着などでもよい)により取り付けている。又、前記帯板状部材5の生地側表面に、帯板状部材5の横幅よりも狭い横幅に設定された吸水性を有する材料からなるシート状の第2吸収体8を前記第1吸収体7との水分の受け渡しが可能な状態で縫着(接着又は溶着などでもよい)により取り付けている。又、ビン皮部3の生地側表面に吸水性を有する材料からなるシート状の第3吸収体9を第1吸収体7及び帯板状部材5との水分の受け渡しが可能な状態で(図5(a)では第3吸収体9が第1吸収体7に対して接触していない状態を示しているが、帽子を頭に被ることにより両者が接触状態になる)縫着(接着又は溶着などでもよい)により取り付けている。又、前記鍔部2の表面側を構成する生地10を前記クラウン部1を構成する生地4と同様に通気性を有する材料から構成し、その鍔部2の表面側生地10と裏面側生地11との間に、吸水性を有する材料からなるシート状の第4吸収体12を表面側生地10を介して第1吸収体7との水分の受け渡しが可能な状態で縫着(接着又は溶着などでもよい)により設けている。尚、前記裏面側生地11と第4吸収体12との間には、鍔部2の形を保持するための保形部材13を配置している。
従って、水の中に帽子を漬けることにより、4つの吸収体7,8,9,12に十分に水分を含ませてから、帽子を振って余分な水分を除いた後、帽子を被ることにより、吸収体に含ませた水分を生地4を通して外部に蒸発させることができる。この蒸発熱が奪われることによって帽子が冷却されるようになっている。そして、図3に示すように、4つの吸収体7,8,9,12が水分を受け渡し可能に連結されていることから、吸収体7,8,9,12にて含ませた水分を一部の吸収体が乾燥した状態になることがなく、全ての吸収体7,8,9,12へ常に行き渡らせることができ、水分の蒸発を直ちに行わせることができる。
前記吸収体7,8,9,12としては、ポリアクリル酸ナトリウム塩を主成分とするポリマーを直接紡糸し、繊維形状化させた高吸水、高吸湿繊維であるベルオアシス(登録商標、鐘紡株式会社製)を用いているが、吸水性を有するものであれば、他のものであってもよい。
前記ビン皮部3及び帯板状部材5としては、吸水性と速乾性を有する素材からなり、具体的には、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリエチレンなどからなる繊維を異形化して高異形断面繊維であるフィールドセンサー(登録商標、東レ株式会社製)のものを用いているが、吸水性と速乾性を有するものであれば、他のものであってもよい。
図2及び図3に示す14は、クラウン部1の底部外周縁の寸法を調節するための長さ調節具であり、15は3本の帯板状部材5を頭頂部で止めるためのボタン部である。又、図2において、クラウン部1の後方下部を切り欠き、その切り欠いた端部分を前記帯板状部材5にて覆って処理しており、この帯板状部材5にも吸収体8Aを備えさせることにより、図3に示すように、2つの吸収体8,9とを繋ぐことができ、更に水分を受け渡して循環させやすくなり、水分蒸発を更に促進させることができる利点があるが、吸収体8Aを省略して実施することもできる。
図6及び図7に、ハットタイプの帽子が示されている。この帽子は、ほぼ水平で円形の上辺部1Aと、この上辺部1Aの外周縁から下方に延びる2枚の側辺部1B,1Cとを備えた通気性を有するクラウン部1と、クラウン部1の底部周縁の全域に渡って縫着された通気性を有する鍔部2と、クラウン部1の底部内面側に備えたビン皮部18とからなっている。前記クラウン部1及び鍔部2は、図4で示した構成であってもよいし、他の構成であってもよい。そして、前記上辺部1Aの裏面と、裏面側に縫着される裏生地16との間に、前記吸収体と同一素材である円形でシート状になった第1吸収体であるベルオアシス(登録商標、鐘紡株式会社製)20を配置し、前記帯板状部材5と同一素材でなる帯板状部材17をリング状にして前記上辺部1Aの外周縁と側辺部1B,1Cの上端縁とを繋ぎ合わせるために両者間に渡る状態で縫着し、前記2枚の側辺部1B,1Cの周方向両端部を連結すると共に前記帯板状部材5と同一素材でなる上下方向に沿う姿勢の帯板状部材19を介して縫着により繋ぎ合わせている。前記ビン皮部18及び帯板状部材17,19に、フィールドセンサー(登録商標、東レ株式会社製)のものを用いているが、吸水性と速乾性を有するものであれば、他のものであってもよい。コスト面において不利になるが、前記側辺部1B,1Cの一部又は鍔部2の一部又はそれら両方の一部に吸収体を設けて実施することもできる。
図7に示すように、前記帯板状部材17,19とクラウン部1との間のそれぞれに、その帯板状部材の幅よりも小さな幅を有するシート状の第2吸収体である前記ベルオアシス(登録商標、鐘紡株式会社製)21を前記第1吸収体20との水分の受け渡しが可能な状態で備えている。尚、前記環状の帯板状部材17の吸収体21を設けた方がその分水分吸収の点で有利になるが、その吸収体21を省略し、第1吸収体20の外周縁に帯板状部材19,19の吸収体21,21の上端を水分の受け渡しが可能な状態に設けて実施することもできる。又、型くずれを抑えるための図示していない補強材を前記帯板状部材19,19とクラウン部1の間にそれぞれ配設している。又、ビン皮部18の生地側表面に吸水性を有する材料からなるシート状の第3吸収体22を帯板状部材17、19を介して第1吸収体20との水分の受け渡しが可能な状態で設けている。従って、3種類の吸収体22、21、20に吸収した水分は互いに受け渡し可能になっていることから、水分が3種類の吸収体22、21、20へ循環させやすく、水分蒸発を迅速に行うことができるようになっている。
本発明に係る帽子は、野球帽などのキャップに適応することができる他、クラウン部の底部周縁の全域に渡って鍔部を備えさせたハットにも適応することができる。又、鍔部2の吸収体12を省略して実施することもできる。この場合には、冷却効果は少し低下することになるが、コスト面において有利になる。又、帯板状部材5を、6本のものから構成して実施することもできる。
帽子の斜視図である。 帽子の底面図である。 吸収体のみで構成した帽子の斜視図である。 生地の分解斜視図である。 (a)は帽子の鍔部と前頭部付近を上下方向から切断した要部の断面図、(b)はクラウン部の前側を水平方向から切断した断面図である。 他の帽子の斜視図である。 図6で示した帽子の底面図である。
符号の説明
1 クラウン部
2 鍔部
3 ビン皮部
4C 空間層
4a 孔
4b 孔
4 生地
4A 表面側生地
4B 裏面側生地
5 帯板状部材
6 生地
7,8,8A,9,12 吸収体
10 表面側生地
11 裏面側生地
13 保形部材
14 長さ調節具
15 ボタン部
16 裏生地
17,19 帯板状部材
18 ビン皮部
20,21,22 吸収体

Claims (4)

  1. 複数枚の生地を帯板状部材を介して繋ぎ合わせて構成されたクラウン部と、このクラウン部の底部周縁の前端部分に取り付けられた鍔部と、前記クラウン部の底部内面側に備えるビン皮部とからなる野球帽タイプの帽子であって、前記クラウン部を構成する生地を通気性、吸水性、速乾性を有する材料から構成し、前記帯板状部材を吸水性を有する材料から構成し、前記クラウン部を構成する生地のうちの前頭部に接触する生地の裏面に、ポリアクリル酸ナトリウム塩を主成分とするポリマーを直接紡糸し、繊維形状化させた高吸水、高吸湿繊維からなるシート状の第1吸収体を設け、前記帯板状部材の生地側表面に、該帯板状部材の横幅よりも狭い横幅に設定されたポリアクリル酸ナトリウム塩を主成分とするポリマーを直接紡糸し、繊維形状化させた高吸水、高吸湿繊維からなるシート状の第2吸収体を、前記第1吸収体との水分の受け渡しが可能な状態で設け、前記ビン皮部の生地側表面にポリアクリル酸ナトリウム塩を主成分とするポリマーを直接紡糸し、繊維形状化させた高吸水、高吸湿繊維からなるシート状の第3吸収体を前記第1吸収体及び帯板状部材との水分の受け渡しが可能な状態で設けてなり、前記第1〜第3吸収体に水分を含ませてから被るようにした冷却用帽子。
  2. 前記鍔部の表面側を構成する生地を通気性を有する材料から構成し、前記鍔部の表面側生地と裏面側生地との間に、ポリアクリル酸ナトリウム塩を主成分とするポリマーを直接紡糸し、繊維形状化させた高吸水、高吸湿繊維からなるシート状の第4吸収体を前記第1吸収体との水分の受け渡しが可能な状態で設けてなる請求項1記載の帽子。
  3. 前記クラウン部の各生地を、表面側に多数の孔を有する表面側生地と、この表面側生地に形成の孔よりも小さな孔を多数備えた裏面側生地との二重構造に構成してなる請求項1又は2記載の帽子。
  4. 前記帯板状部材と前記ビン皮部とが同一素材からなり、その素材が吸水性と速乾性を有するものからなっている請求項1〜3のいずれかに記載の帽子。
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