JP4433470B2 - 車両外置きエアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フードの上面やフロントガラスの前面に沿わせてエアバッグを膨出展開させる車両外置きエアバッグ装置に関するものである。
車両に障害物が衝突する形態は各種のものが想定され、障害物が車両のフロントバンパなどに当たった後に、車両の別の部位に再度当たることが考えられる。障害物が、フロントバンパなどに当たる最初の衝突を「一次衝突」、次に車両の他の部位に当たる衝突を「二次衝突」と呼ぶことにする。
車両外置きエアバッグ装置として、一次衝突直後に、エアバッグを膨出展開させてフロントピラーやフロントガラスなどの車両外側を覆い、障害物が車両外側に二次衝突するときの衝撃を緩和させる形式のものが提案されている(例えば、特許文献1−2参照。)。
特開2003−252140公報 特開2004−090812公報
従来の車両外置きエアバッグ装置の一例として特許文献2の概要を説明する。
図8は従来の車両外置きエアバッグ装置の基本構成を説明する図である。従来の車両外置きエアバッグ装置210は、フードの上面やフロントガラスの前面に沿わせて膨出展開させるエアバッグ211と、このエアバッグ211を収納するリテーナ212(収納ケース)と、このリテーナ212に開閉自在に取付けることでエアバッグ211を膨出展開可能に覆うカバー213と、エアバッグ211に内蔵させることでエアバッグ211を膨出展開させるインフレータ214と、からなる。
ところで、車両外置きエアバッグ装置210においては、障害物が車両外側に二次衝突するときの衝突形態は一定ではない。例えば、障害物の形状、大きさ、重量、障害物自体の挙動、障害物が一次・二次衝突する衝突速度など、種々の要因によって、膨出展開中のエアバッグ211に障害物が二次衝突する衝突位置や衝突タイミングは異なる。このため、車両外置きエアバッグ装置210においては、膨出展開中のエアバッグ211に衝突した障害物の跳ね返りを防止しつつ、エアバッグ211の内圧を長時間にわたって保持することが求められる。
そのためには、ガス発生量の多いインフレータ214を採用することが考えられる。しかし、インフレータ214が大型化するので、インフレータ214を収納するリテーナ212及びカバー213も大型にならざるを得ない。カバー213は、車両のフード後方に露出して配置するので、車両のデザイン上の制約を受けるものであり、大型にするには限界がある。また、リテーナ212全体が大型化するので、周囲の他の部材と干渉しないようにする配慮が必要である。
さらにまた、リテーナ212から離れた位置にインフレータ214を別置きすることが考えられる。しかし、別置き構造では、車両にエアバッグ装置210を組付ける作業が面倒であり、組付け工数が増大する。
本発明は、大型のインフレータを設けた車両外置きエアバッグ装置を車両に簡単に組付けることができるとともに、車両のデザイン上の制約を緩和し、且つ、周囲の他の部材との干渉を防止することができる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、フードとフロントガラスとの間の車体内部を覆うカウルトップを備えた車両であって、フロントガラス及びその周辺部分の外側面に沿わせてエアバッグを膨出展開させる車両外置きエアバッグ装置において、
エアバッグと、このエアバッグを折り畳んだ状態で収納してフードの後端部に配置するリテーナと、エアバッグを膨張させるためのガスを発生するインフレータとを、一体的に組込んでエアバッグモジュールを構成し、
このエアバッグモジュールを、車体内部でカウルトップの前面に沿うように車幅方向に延ばし、その車幅方向両端を左右のダンパーハウジングの上部に取付け、
インフレータを、カウルトップの前面とリテーナにおける後側の側壁との間の、空きスペースに配置するとともに、後側の側壁に沿って車幅方向に延ばし、後側の側壁に取付けることで、リテーナの外部に取付け
さらに、インフレータに、発生したガスをエアバッグへ供給するガス供給管を備え、
このガス供給管を、リテーナの内部へ延ばし、エアバッグにおけるガス入口部を差し込みによって取付ける構成であることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、エアバッグとこのエアバッグを折り畳んだ状態で収納するリテーナとインフレータとを、一体的に組込んでエアバッグモジュールを構成し、車体内部でカウルトップの前面に沿うように車幅方向にエアバッグモジュールを延ばし、その車幅方向両端を左右のダンパーハウジングの上部に取付け、インフレータを、カウルトップの前面と、リテーナにおける後側の側壁との間の、空きスペースに配置するとともに、後側の側壁に沿って車幅方向に延ばし、後側の側壁に取付けることで、リテーナの外部に取付け、さらに、インフレータに、発生したガスをエアバッグへ供給するガス供給管を備え、このガス供給管を、リテーナの内部へ延ばし、エアバッグにおけるガス入口部を差し込みによって取付けたので、リテーナとカウルトップの前面との間の空きスペースを有効利用して、大型のインフレータを容易に配置することができる。大型のインフレータを設けることで、ガス発生量を増大させることができる。この結果、エアバッグの内圧を長時間にわたって保持することができる。
しかも、エアバッグとリテーナと大型のインフレータとを、一体的に組込んでエアバッグモジュールを構成したので、車体内部でカウルトップの前面に沿うようにエアバッグモジュールを配置し且つ取付けることも容易である。従って、リテーナの外部に大型のインフレータを取付けたエアバッグモジュールを、簡単に且つ容易に車両に組付けることができるので、作業性が高まり、組付け工数を低減することができる。
さらには、リテーナに大型のインフレータを収納しなくてすむので、リテーナ及びこのリテーナを覆うカバーを小型にすることができる。従って、車両のデザイン上の制約を緩和し、且つ、周囲の他の部材との干渉を防止することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従う。
図1は本発明に係る車両の前半部の平面図である。図1に示すように、車両10の前部は、フード11の後方にカウルトップ12を設け、カウルトップ12の後端にフロントガラス15を設け、フロントガラス15の左右にフロントピラー16,16を設けた、車体41を有する。42は車室である。
フード11は、後端部の左右を車体41に開閉可能に取付けるとともに、前部を図示せぬフードロックにて車体41にロック可能な、前開き形式のボンネットである。
このように車両10は、フード11とフロントガラス15との間で車体内部43(エンジンルーム43)を覆うカウルトップ12を備え、車体41前部(例えばフロントバンパ45)に配置した図示せぬ障害物衝突検出センサを備え、フード15の後部下方に配置した車両外置きエアバッグ装置50を備える。
車両外置きエアバッグ装置50は、ユニット化されたエアバッグモジュール13を備える。エアバッグモジュール13は、車両10の前部におけるフード11の後縁とカウルトップ12の前縁との間に配置したものである。
車体41前部に障害物(例えば、歩行者)が衝突したとき、エアバッグモジュール13からエアバッグ14を膨張させ、フロントガラス15及びその周辺部分の外側面に沿わせて、想像線で示す位置に展開させることができる。この結果、カウルトップ12の上面、フロントガラス15の下部前面及び左右のフロントピラー16,16の全面をエアバッグ14で覆うことができる。従って、フード11上に跳ね上げられた障害物が二次衝突するときの衝撃を緩和して、保護することができる。
図2は図1の2−2線断面図である。図2に示すように、カウルトップ12はカウルトップアウター17、カウルトップインナー18及びカウルトップグリル19からなり、車幅方向に延びるダクト状に形成したものである。
さらに、カウルトップ12は、カウルトップアウター17及びカウルトップインナー18の結合部にダッシュパネルインナー20の前端を結合するとともに、カウルトップインナー18及びカウルトップグリル19の結合部にダッシュパネルアウター21の前端、フロントガラス15の前端を結合したものである。ダッシュパネルアウター21の上面はインストルメントパネル22で覆われている。
図3は本発明に係る車両の前半部の斜視図であり、一部を破断して表した。図2及び図3に示すように、エアバッグモジュール13は、エアバッグ14と、エアバッグ14を折り畳んだ状態で収納するために上面を開放した角形容器状のリテーナ23と、エアバッグ14を膨張させるためのガスを発生するインフレータ24と、リテーナ23の上部開口23aを覆うポリプロピレン等の合成樹脂にて形成したカバー25と、リテーナ23に設けたベントホール26とを、一体的に組込んだ構成である。
フード11の後端部にリテーナ23を配置することによって、エアバッグモジュール13はエンジンルーム43(すなわち、車体内部43)でカウルトップ12の前面に沿うように車幅方向に延びた構成である。
このように、エアバッグモジュール13をカウルトップ12の内部に収納することなく、カウルトップ12の前面に沿うように配置したので、車室42内への空気の取り込みやワイパーの配置に影響を与えることはない。
インフレータ24は、図示せぬ点火装置でガス発生剤に点火して、エアバッグ14を膨張させるための多量の高圧ガスを発生するものである。
図2に示すように、カバー25は、開放した下部をリテーナ23の上端部に取付けた部材であり、上壁25a、前壁25b及び後壁25cを備え、上壁25aをフード11の後縁に沿わせるとともに、車幅方向の略中央部が車体41前方に突出するように円弧状に湾曲している。
カバー25の上壁25a及び前壁25bの境目には、薄肉に形成したヒンジ部25dを有する。また、後壁25cの上端近傍には、車幅方向に延ばしたミシン目状の脆弱部25eを有する。
ベントホール26は、エアバッグ14の内圧が一定以上の圧力に達したときに、エアバッグ14内を大気に開放することで、エアバッグ14の内圧を下げるものである。なお、リテーナ23に対してベントホール26を配置する位置は任意である。
図3に示すように、車体41の前部は、左右の前輪28,28(一方の28は不図示)のためのホイールハウス29,29と、図示せぬフロントサスペンション(ダンパー)を収納するダンパーハウジング30,30とを備える。
エンジンルーム43において、ダンパーハウジング30の上部側面にそれぞれブラケット31を溶接し、このブラケット31にボルト32・・・で連結部材33を固定し、この連結部材33の上端に、リテーナ23の端部近傍に溶接したブラケット34,34をボルト35・・・にて固定することで、車体41にエアバッグモジュール13を取り外し可能に取付けることができる。
このように、車両外置きエアバッグ装置50は、カウルトップ12の前面に沿って車幅方向に延びるエアバッグモジュール13を配置し、このエアバッグモジュール13の左右両端を車体41に取付けたものである。
ところで、図2に示すように、インフレータ24は、カウルトップ12の前面とリテーナ23との間に配置するとともに、リテーナ23の外部に取付けたことを特徴とする。従って、リテーナ23とカウルトップ12の前面との間の空きスペースSpを有効利用して、インフレータ24を配置することができる。以下、詳しく説明する。
図4は本発明に係る車両外置きエアバッグ装置の要部分解図である。図5は本発明に係るリテーナに対するインフレータの取付け構造を示す斜視図である。
図2、図4及び図5に示すように、インフレータ24は、リテーナ23の後側の側壁23bに沿って車幅方向に細長く延び、その長手中央部からリテーナ23の内部へ延びる平面視T字状のガス供給管61を備える。ガス供給管61は、インフレータ24からリテーナ23内に延びる直管部62と、この直管部62の先端から車幅方向両側に延びる分岐管63とからなる。リテーナ23内に配置された分岐管63の両端部は開放している。エアバッグ14の基部における左右2個のガス入口部14a,14aは、分岐管63の両端部に個別に差し込んで、バンド64,64にて取付ける構成である。
インフレータ24が発生した高圧ガスは、分岐管63の両端部からガス入口部14a,14aを介してエアバッグ14に入ることになる。
リテーナ23は、後側の側壁23bに上開放の切欠き部23cを形成したものである。インフレータ24の取付け構造は、インフレータ24に一体に設けられた直管部62を切欠き部23c内に嵌め込み、インフレータ24をリテーナ23の後側の側壁23bに重ね合わせ、インフレータ24の左右両端部を2個の取付けバンド65,65にて側壁23bに取り外し可能に取付けた構成である。この結果、図2及び図5に示すように、リテーナ23にインフレータ24を一体的に組込むことができる。取付けバンド65,65は、例えばボルト66・・・によって側壁23bに止める。
このように、側壁23bにインフレータ24を重ねて直接に取付けるので、リテーナ23の後方にインフレータ24を配置するスペースは少なくてすむ。しかも、取付けバンド65,65にて取付ける構成であるから、取付け部材は比較的軽量である。
図2及び図4に示すように、インフレータ24は防水カバー70によって保護されることが好ましい。防水カバー70は、インフレータ24を覆うカバー本体71と、カバー本体71の開口部の縁に設けたフランジ72とからなり、例えば樹脂成形品である。
側壁23bに取り付けられたインフレータ24にカバー本体71を被せた後に、側壁23bの係止孔23d・・・にフランジ72の弾性係止爪73・・・をスナップフィット形式で止めることにより、リテーナ23に防水カバー70を取り外し可能に取付けることができる。この結果、インフレータ24を防水カバー70で保護することができる。
ところで、図1及び図2に示すように、エンジンルーム43にはエンジン81やエンジン用吸気部品82等の各種部材が収納されている。図2に示すように、リテーナ23の下方にインフレータ24を配置したのでは、周囲の他の部材(エンジン81やエンジン用吸気部品82等)に干渉する心配がある。
これに対して、一般に、リテーナ23とカウルトップ12の前面との間には、周囲の他の部材がほとんど配置されていない、空きスペースSpが存在する。この空きスペースSpを有効利用して、インフレータ24を配置すればよい。
次に、車両外置きエアバッグ装置50の作用を図1、図2及び図6に基づき説明する。
図6は本発明に係る車両外置きエアバッグ装置の作用図であり、エアバッグ14が膨張展開した状態を示す。
例えば、図2に示すように、車両10に障害物が衝突し、車両10に取付けた障害物衝突検出センサ(不図示)で衝撃を検出したときに、そのセンサ信号に応じて、インフレータ24は高圧ガスを発生する。この高圧ガスによってエアバッグ14は膨張し、カバー25の上壁25aの裏面を突き上げる。カバー25は、エアバッグ14の突き上げ力によって脆弱部25eが破断することで、上壁25aがヒンジ部25dを支点として開く。エアバッグ14は、リテーナ23の上部開口23aから速やかに膨張・展開する。
この結果、図1及び図6に示すように、展開したエアバッグ14はカウルトップ12の上面、フロントガラス15の前面及びフロントピラー16,16の前面を覆い、フード11上に跳ね上げられた障害物を保護することができる。
また、車両外置きエアバッグ装置50はエアバッグ14の展開時に、ベントホール53によって、エアバッグ14の内圧を適正に保ち、障害物にかかる衝撃を低減させることができる。
以上の車両外置きエアバッグ装置50をまとめて説明する。
図1及び図2に示すように、車両外置きエアバッグ装置50は、エアバッグ14とこのエアバッグ14を折り畳んだ状態で収納するリテーナ23とインフレータ24とを、一体的に組込んでエアバッグモジュール13を構成し、車体内部43でカウルトップ12の前面に沿うように車幅方向にエアバッグモジュール13を延ばし、リテーナ23とカウルトップ12の前面との間にインフレータ24を配置し、リテーナ23の外部にインフレータ24を取付けたものである。
従って、リテーナ23とカウルトップ12の前面との間の空きスペースSpを有効利用して、大型のインフレータ24を容易に配置することができる。大型のインフレータ24を設けることで、ガス発生量を増大させることができる。この結果、エアバッグ14の内圧を長時間にわたって保持することができる。
しかも、エアバッグ14とリテーナ23と大型のインフレータ24とを、一体的に組込んでエアバッグモジュール13を構成したので、車体内部43でカウルトップ12の前面に沿うようにエアバッグモジュール13を配置し且つ取付けることも容易である。従って、リテーナ23の外部に大型のインフレータ24を取付けたエアバッグモジュール13を、簡単に且つ容易に車両10に組付けることができるので、作業性が高まり、組付け工数を低減することができる。
さらには、リテーナ23に大型のインフレータ24を収納しなくてすむので、リテーナ23及びこのリテーナ23を覆うカバー25を小型にすることができる。従って、車両10のデザイン上の制約を緩和し、且つ、周囲の他の部材(エンジン81やエンジン用吸気部品82等)との干渉を防止することができる。
次に、リテーナ23に対するインフレータ24の取付け構造の変形例を図7に基づき説明する。図7は本発明に係るリテーナに対するインフレータの取付け構造の変形例を示す斜視図である。
変形例のリテーナ23は、後側の側壁23bから後方に延びたブラケット91を備える。変形例の取付け構造は、この水平なブラケット91の上にインフレータ24を載せ、インフレータ24から下方に延びるボルト92,92をブラケット91に取付けることで、リテーナ23にインフレータ24を取り外し可能に取付けた構成である。
このように、ブラケット91の上にインフレータ24を載せてボルト止めするだけで、リテーナ23にインフレータ24を取付けることができるので、取付け工数を、より低減することができる。
なお、本発明は実施の形態では、車両外置きエアバッグ装置50は、図1及び図6に示すように、カウルトップ12の上面、フロントガラス15の前面及びフロントピラー16,16の前面をエアバッグ14にて覆う構成に限定されるものではなく、例えば、フロントガラス15若しくはフロントピラー16,16をエアバッグ14にて単独に覆う構成であってもよい。
本発明に係る車両外置きエアバッグ装置50は、比較的フロントノーズの短いセダン若しくはワゴンなどの乗用車(車両)のフロントピラー周りに採用するのに好適である。
本発明に係る車両の前半部の平面図である。 図1の2−2線断面図である。 本発明に係る車両の前半部の斜視図である。 本発明に係る車両外置きエアバッグ装置の要部分解図である。 本発明に係るリテーナに対するインフレータの取付け構造を示す斜視図である。 本発明に係る車両外置きエアバッグ装置の作用図である。 本発明に係るリテーナに対するインフレータの取付け構造の変形例を示す斜視図である。 従来の車両外置きエアバッグ装置の基本構成を説明する図である。
符号の説明
10…車両、11…フード、12…カウルトップ、13…エアバッグモジュール、14…エアバッグ、15…フロントガラス、16…フロントピラー、23…リテーナ、24…インフレータ、25…カバー、43…車体内部(エンジンルーム)、50…車両外置きエアバッグ装置、61…ガス供給管、81,82…周囲の他の部材としてのエンジン及びエンジン用吸気部品、Sp…空きスペース。

Claims (1)

  1. フード(11)とフロントガラス(15)との間の車体内部(43)を覆うカウルトップ(12)を備えた車両(10)であって、前記フロントガラス(15)及びその周辺部分の外側面に沿わせてエアバッグ(14)を膨出展開させる車両外置きエアバッグ装置(50)において、
    前記エアバッグ(14)と、このエアバッグ(14)を折り畳んだ状態で収納して前記フード(11)の後端部に配置するリテーナ(23)と、前記エアバッグ(14)を膨張させるためのガスを発生するインフレータ(24)とを、一体的に組込んでエアバッグモジュール(13)を構成し、
    このエアバッグモジュール(13)は、前記車体内部(43)で前記カウルトップ(12)の前面に沿うように車幅方向に延び、その車幅方向両端を左右のダンパーハウジング(30,30)の上部に取付けた構成であり、
    前記インフレータ(24)は、前記カウルトップ(12)の前面と前記リテーナ(23)における後側の側壁(23b)との間の、空きスペース(Sp)に配置するとともに、前記後側の側壁(23b)に沿って車幅方向に延び、前記後側の側壁(23b)に取付けることで、前記リテーナ(23)の外部に取付け
    さらに、前記インフレータ(24)は、発生した前記ガスを前記エアバッグ(14)へ供給するガス供給管(61)を備え、
    このガス供給管(61)は、前記リテーナ(23)の内部へ延び、前記エアバッグ(14)におけるガス入口部(14a)を差し込みによって取付ける構成である
    ことを特徴とする車両外置きエアバッグ装置。
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