JP4432634B2 - 電圧検出回路 - Google Patents

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本発明は、電圧源の電圧を検出する回路に関する。
従来、電池の電圧を電圧保持用コンデンサに保持させ、電池と電圧保持用コンデンサとを切り離した後、電圧保持用コンデンサの電圧を検出することにより、電池の電圧を検出するフライングキャパシタ方式の電圧検出技術が知られている(特許文献1参照)。この方式によれば、電池と電圧検出回路との間を電気的に絶縁しつつ、電池の電圧を検出することができる。
特開2003−114243号公報
しかしながら、従来のフライングキャパシタ方式の電圧検出方法では、電圧保持用コンデンサの電圧を検出するCPUにおいて、測定対象である電池の電圧がCPUの定格電圧を超える場合には、電圧を検出することができないという問題があった。
本発明による電圧検出回路は、複数のセルs1〜sn(nは2以上の整数)を直列に接続して構成される組電池と、組電池の各セルs1〜snの電圧を検出する電圧検出回路において、各セルs1〜snの一方の極にそれぞれ接続される複数のスイッチSW1〜SWnと、スイッチのt番目(1≦t≦n)を接続すると、セルs1からセルstまでの合計電圧が1次側に供給され、該1次側の電圧を減圧して2次側に出力する変圧器と、スイッチSWtをオンした時に変圧器の2次側に発生する電圧、スイッチSWt-1をオンした時に変圧器の2次側に発生する電圧、および、スイッチオン時の1次側と2次側の巻き数比に基づいて、セルstの電圧を算出する電圧算出手段とを備え、変圧器は、複数のスイッチSW1〜SWnを介して各セルs1〜snに接続される複数の1次巻線を含み、1次巻線の巻線と2次側の巻き数比をk:1とし(kは自然数)、変圧器の2次側に発生する電圧は、スイッチSWtをオンした時、変圧器の1次側に発生する電圧に、1/tkを乗ずる電圧であることを特徴とする。
発明による電圧検出回路によれば、スイッチSWtをオンした時に変圧器の2次側に発生する電圧、スイッチSWt-1をオンした時に変圧器の2次側に発生する電圧、および、変圧比に基づいて、セルstの電圧を算出するので、組電池と電圧算出手段との間を絶縁しつつ、組電池を構成する各セルの電圧を算出することができる。特に、各セルの電圧が電圧算出手段の定格電圧より高い場合でも、電圧算出手段により各セルの電圧を算出することができる。
参考例1
図1は、本発明による電圧検出回路の参考例1の形態の構成を示す図である。参考例1における電圧検出回路は、スイッチ1と、トランス(変圧器)2と、ピークホールド回路3と、CPU4とを備え、組電池10の電圧を検出する。
組電池10は、複数のセルs1〜snを直列に接続して構成されており、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車に搭載される高圧バッテリである。組電池10は、リレー等のスイッチ1を介して、トランス(変圧器)2の1次側と直列に接続されている。トランス2の2次側の一端は接地されており、他端は、ピークホールド回路3と接続されている。トランス2の1次側と2次側の巻き数比(変圧比)は、m:1とする。従って、トランス2の2次側に発生する電圧は、1次側に発生する電圧のm分の1の大きさとなる。
ピークホールド回路3は、入力される電圧のピーク電圧値を保持して、CPU4に出力する。図2は、ピークホールド回路3の構成の一例を示す図である。図2に示すピークホールド回路3の入力端は、トランス2の2次側と接続されており、出力端は、CPU4と接続されている。
CPU4は、A/Dコンバータ5を備えている。ピークホールド回路3から出力される電圧信号は、A/Dコンバータ5によってデジタル信号に変換される。CPU4は、A/Dコンバータ5によって変換されたデジタル信号に基づいて、組電池10の電圧を算出する。
図3(a)は、スイッチ1のオン/オフタイミングを示す図であり、図3(b)〜図3(e)は、各部位における電圧波形を示す図である。図3(b)は、図3(a)に示すスイッチ1のオン/オフタイミングに応じて、トランス2の1次側に発生する電圧波形を示す図であり、図3(c)は、トランス2の2次側に発生する電圧波形を示す図である。また、図3(d)は、ピークホールド回路3の入力端に入力される電圧波形を示す図であり、図3(e)は、ピークホールド回路3の出力端から出力される電圧波形を示す図である。
スイッチ1がオフ(開放)されている間は、トランス2の1次側には電流が流れないため、トランス2の1次側および2次側の電位は0となる。この状態からスイッチ1をオン(接続)すると、トランス2の1次側に電流が流れることによって、1次側の電圧は、組電池10の総電圧と同じ電圧V0まで上昇する。
トランス2の1次側に電流が流れることにより、2次側にも誘導電流が流れるので、2次側の電位も上昇する。上述したように、2次側の最大電圧V1は、1次側の最大電圧V0のm分の1の大きさとなる。
ピークホールド回路3には、0(V)を基準とすると、最大でV1×2(V)の電圧が入力される。図3(d)に示すように、ピークホールド回路3に入力される電圧が最大電圧V1×2(V)に達すると、以後、電圧値がV1×2(V)に保持された状態でCPU 4に出力される。
CPU4には、ピークホールド回路3から出力される電圧信号がA/Dコンバータ5でデジタル信号に変換された電圧値が入力されるので、入力される電圧値に基づいて、組電池10の電圧値を算出する。すなわち、入力される電圧値V1×2(V)を2で割った値に巻き数比であるmをかけた電圧値{V1×m(=V0)}を組電池10の電圧値として、検出する。
このように、CPU4およびA/Dコンバータ5には、トランス2で減圧されたV1×2(V)の電圧が入力されるので、この電圧V1×2(V)がCPU4およびA/Dコンバータ5の動作電圧(定格電圧)以下となるように、トランス2の巻き数比mを設定しておく。これにより、CPU4およびA/Dコンバータ5の動作電圧より組電池10の電圧が高い場合でも、電圧を検出することができる。
図4は、組電池10の電圧検出処理の手順を示すフローチャートである。ステップS10から始まる処理は、CPU4によって行われる。ここでは、電圧検出処理をj回行うものとする。ステップS10では、電圧検出回数を数えるための変数iを1に設定して、ステップS20に進む。ステップS20では、スイッチ1をオンにして、ステップS30に進む。
ステップS30では、スイッチ1をオンにしてから所定時間が経過したか否かを判定する。この所定時間は、スイッチ1の応答時間およびトランス2の応答時間に基づいて予め定めておく。すなわち、スイッチ1のオン時に、トランス2の1次側電圧が上昇して、組電池10の電圧と同一電圧に達する時間以上の時間を所定時間とする。スイッチ1をオンにしてから所定時間が経過したと判定すると、ステップS40に進む。
ステップS40では、スイッチ1をオフにする。スイッチ1をオフにすると、ステップS50に進む。ステップS50では、ピークホールド回路3およびA/Dコンバータ5を介して入力される電圧値に基づいて、組電池10の電圧値を算出する。A/Dコンバータ5から入力される電圧値に基づいて、組電池10の電圧値を算出する方法については、上述したので、ここでは詳しい説明は省略する。組電池10の電圧値を算出すると、ステップS60に進む。
ステップS60では、電圧検出回数を数えるための変数iが所定回数jに達したか否かを判定する。i≧jが成り立たないと判定すると、ステップS70に進んで、変数iに1を加えてステップS20に戻る。一方、i≧jが成り立つと判定すると、電圧検出処理を終了する。この後、例えば、j回の電圧検出結果の平均電圧値を算出することにより、安定した電圧検出結果を得ることができる。
参考例1の形態における電圧検出回路によれば、電圧源である組電池10をスイッチ1を介して、トランス2の1次側と接続し、CPU4において、トランス2の1次側より低い電圧に変換された2次側の電圧に基づいて、組電池10の電圧を検出するので、組電池10の電圧がCPU4の定格電圧より高い場合でも、電圧を検出することができる。また、組電池10と、ピークホールド回路3およびCPU4との間にトランス2を設けるので、両者の間を電気的に絶縁(アイソレーション)することができる。これは、上述したように、組電池10が電気自動車に搭載される高圧バッテリのような場合に有効である。
特に、スイッチ1をオフした後に、CPU4において、組電池10の電圧値を算出するよ
うにしたので、組電池10とCPU4との間を確実に絶縁した状態で電圧を検出すること
ができる。
また、参考例1における電圧検出回路によれば、スイッチ1を所定の時間だけオンして組電池10から電流を流すことにより、組電池10の電圧を検出することができるので、電圧検出時における組電池10の電力消費を抑制することができる。
さらに、参考例1における電圧検出回路によれば、スイッチ1のオン/オフを複数回行うことによって、組電池10の電圧を複数回算出することにより、例えば、電圧値の移動平均を算出することも容易となり、より精度の高い電圧検出を行うことができる。
参考例2
図5は、参考例2における電圧検出回路の構成を示す図である。参考例2における電圧検出回路は、参考例1おける電圧検出回路が備えるピークホールド回路3の代わりに、AC/DC変換回路7を備える。
AC/DC変換回路7は、スイッチ1のオン/オフによってトランス2の2次側に発生する擬似交流電圧(図3(c)参照)を直流電圧に変換する。図6は、AC/DC変換回路7の構成の一例を示す図である。図6に示すAC/DC変換回路7の入力端は、トランス2の2次側に接続され、出力端は、CPU4に接続されている。
AC/DC変換回路7は、トランス2の2次側に発生する擬似交流電圧を、その実効値、すなわち、擬似交流電圧のピーク電圧の(1/√2)の直流電圧に変換して出力する。図7(a)は、スイッチ1のオン/オフタイミングを示す図であり、図7(b)は、トランス2の2次側に発生する擬似交流電圧に基づいて変換された直流電圧を示す図である。図7(b)において、AC/DC変換回路7に入力される電圧波形を点線で示し、AC/DC変換回路7から出力される電圧波形を実線で示す。
CPU4は、AC/DC変換回路7およびA/Dコンバータ5を介して入力される電圧値に基づいて、組電池10の電圧値を算出する。すなわち、入力される電圧値V1×2/√2(V)に√2/2を乗じた値に巻き数比であるmをかけた電圧値{V1×m(=V0)}を組電池10の電圧値として検出する。
参考例2における電圧検出回路においても、参考例1における電圧検出回路と同様に、組電池10とCPU4との間を電気的に絶縁しつつ、組電池10の電圧がCPU4の定格電圧より高い場合でも、電圧を検出することができる。
−第の実施の形態−
図8は、第の実施の形態における電圧検出回路の構成を示す図である。第の実施の
形態における電圧検出回路は、組電池10の電圧とともに、組電池10を構成する各セル
s1〜snの電圧も検出することができる。なお、参考例1および参考例2におけるトランス2と構成が異なるため、第の実施の形態におけるトランスをトランス2aと呼ぶ。
各セルs1〜snの正極は、各正極に対応して設けられているスイッチSW1〜SWnを介して、トランス2aの1次側と接続されている。トランス2aの1次側と2次側との巻き数比は、スイッチSW1〜SWnのオン/オフの状態に基づいて変動する。ここでは、スイッチSW1のみをオンした時のトランスの1次側と2次側の巻き数比をk:1とし、スイッチSW2のみをオンした時の巻き数比を2k:1、スイッチSWnのみをオンした時の巻き数比をnk:1とする。すなわち、隣接するスイッチ間における1次側巻き線の間隔(巻き数)は一定である。
例えば、スイッチSW1のみをオンすると、参考例1における電圧検出回路にて、組電池10の電圧を検出した方法により、セルs1の電圧を検出することができる。
次に、スイッチSW1をオフして、スイッチSW2のみをオンすると、セルs1の電圧と
セルs2の電圧とを加算した電圧を検出することができる。従って、スイッチSW2のみ
をオンした時に検出される電圧から、スイッチSW1のみをオンした時に検出される電圧
を減算することにより、セルs2の電圧を検出することができる。
このように、スイッチSWt(tは、2以上n以下の整数)をオンした時に検出される電圧と、スイッチSWt-1をオンした時に検出される電圧との差を算出することにより、セルstの電圧を検出することができる。また、スイッチSWnのみをオンすることにより、組電池10の総電圧を算出することができる。
図9は、第の実施の形態における電圧検出回路において、各セルs1〜snの電圧検
出処理の手順を示すフローチャートである。ステップS100から始まる処理は、CPU4によって行われる。なお、図4に示すフローチャートと同一の処理を行うステップにお
いては、同一の符号を付す。ステップS100では、セル数を数えるための変数qを1に
設定して、ステップS10に進む。ステップS10では、電圧検出回数を数えるための変
数iを1に設定して、ステップS110に進む。
ステップS110では、スイッチSWqをオンして、ステップS30に進む。ステップS30では、スイッチSWqをオンにしてから所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間が経過していないと判定するとステップS30で待機し、所定時間が経過したと判定すると、ステップS120に進む。ステップS120では、スイッチSWqをオフにして、ステップS130に進む。
ステップS130では、入力される電圧値に基づいて、セルsqの電圧値を算出する。上述したように、セルs1の電圧値は、スイッチSW1をオンすることにより算出することができ、セルst(tは、2以上n以下の整数)の電圧値は、スイッチSWtをオンした時に検出される電圧と、スイッチSWt-1をオンした時に検出される電圧との差を算出することにより、算出することができる。
ステップS130において、セルsqの電圧値を算出すると、ステップS60に進む。ステップS60では、電圧検出回数を数えるための変数iが所定回数jに達したか否かを判定する。i≧jが成り立たないと判定すると、ステップS70に進んで、変数iに1を加えてステップS110に戻る。一方、i≧jが成り立つと判定すると、ステップS140に進む。
ステップS140では、セル数を数えるための変数qが組電池10を構成するセル数nに到達したか否か、すなわち、全てのセルs1〜snの電圧を検出したか否かを判定する。q≧nが成り立たたないと判定するとステップS150に進み、変数qに1を加えて、ステップS10に戻る。一方、q≧nが成り立ち、全てのセルs1〜snの電圧を検出したと判定すると、電圧検出処理を終了する。
の実施の形態における電圧検出回路によれば、組電池10と、ピークホールド回路
3およびCPU4との間を電気的に絶縁しつつ、各セルs1〜snの電圧を検出すること
ができる。また、CPU4において、トランス2aで減圧された電圧に基づいて、各セル
s1〜snの電圧を検出するので、各セルs1〜snの電圧がCPU4の定格電圧より高
い場合でも、電圧を検出することができる。各セルs1〜snの電圧を検出することがで
きるので、セルの過充電異常および過放電異常を検出することも可能となる。
また、セルs1〜st-1の電圧値と、セルs1〜stの電圧値をそれぞれ検出し、両者の
電圧差を算出することにより、セルstの電圧値を算出する構成としたので、電圧を検出
するためにグランドレベルを切り換える必要がない。例えば、特開2003−240806号公報に記載のセル電圧測定装置では、セルを順に検出するごとに、セル検知回路側に
おいて、グランドレベルを切り換える必要があったが、第の実施の形態における電圧検
出回路では、グランドレベルを切り換えることがなく、簡易な構成でセル電圧を検出する
ことができる。
さらに、いずれのセルs1〜snの電圧を検出する場合でも、2次側の電圧を1次側の電圧より低くすることができるので、計測する電位ごとに電圧検出側の回路定数を切り換える必要もなくなる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されることはない。例えば、参考例1および参考例2における電圧検出回路では、組電池10の電圧を検出するものとして説明したが、組電池以外の電圧源、例えば、大容量キャパシタの電圧を検出することもできる。
の実施の形態における電圧検出回路では、参考例1と同様に、ピークホールド回路3を用いたが、参考例2と同様に、AC/DC変換回路7を用いることもできる。
1の実施の形態における電圧検出回路では、トランス2を用いることによって
変動する電圧を、ピークホールド回路3またはAC/DC変換回路7を用いて一定の電圧
値に変換したが、他の回路を用いて一定電圧に変換するようにしてもよい。
また、スイッチ1の一例としてリレーを挙げたが、光スイッチなどのオプティカル素子を用いるようにしてもよい。
特許請求の範囲の請求項1〜4の構成要素と第1の実施の形態の構成要素との対応関係では、スイッチSW1〜SWnがスイッチSW1〜SWnを、トランス2aが変圧器を、CPU4が電圧算出手段を、ピークホールド回路3がピーク電圧検出手段をそれぞれ構成する。なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではない。
本発明による電圧検出回路の参考例1の構成を示す図 ピークホールド回路の構成の一例を示す図 図3(a)は、スイッチのオン/オフタイミングを示す図であり、図3(b)〜図3(e)は、各部位における電圧波形を示す図 組電池の電圧検出処理の手順を示すフローチャート 参考例2における電圧検出回路の構成を示す図 AC/DC変換回路の構成の一例を示す図 トランスの2次側に発生する擬似交流電圧に基づいて変換された直流電圧を示す図 の実施の形態における電圧検出回路の構成を示す図 の実施の形態における電圧検出回路において、各セルの電圧検出処理の手順を示すフローチャート
符号の説明
1…スイッチ
2,2a…トランス
3…ピークホールド回路
4…CPU
5…A/Dコンバータ
7…AC/DC変換回路
10…組電池
s1〜sn…セル
SW1〜SWn…スイッチ

Claims (4)

  1. 複数のセルs1〜sn(nは2以上の整数)を直列に接続して構成される組電池と、
    前記組電池の各セルs1〜snの電圧を検出する電圧検出回路において、
    各セルs1〜snの一方の極にそれぞれ接続される複数のスイッチSW1〜SWnと、
    前記スイッチのt番目(1≦t≦n)を接続すると、セルs1からセルstまでの合計電圧が1次側に供給され、該1次側の電圧を減圧して2次側に出力する変圧器と、
    スイッチSWtをオンした時に前記変圧器の2次側に発生する電圧、スイッチSWt-1をオンした時に前記変圧器の2次側に発生する電圧、および、スイッチオン時の1次側と2次側の巻き数比に基づいて、セルstの電圧を算出する電圧算出手段とを備え、
    前記変圧器は、前記複数のスイッチSW1〜SWnを介して各セルs1〜snに接続される複数の1次巻線を含み、前記1次巻線の巻線と前記2次側の巻き数比をk:1とし(kは自然数)、
    変圧器の2次側に発生する電圧は、前記スイッチSWtをオンした時、前記変圧器の1次側に発生する電圧に、1/tkを乗ずる電圧であることを特徴とする電圧検出回路。
  2. 請求項1に記載の電圧検出回路において、
    前記変圧器の2次側に発生する電圧のピーク電圧値を検出するピーク電圧検出手段をさらに備え、
    前記電圧算出手段は、スイッチSWtをオンした時に前記ピーク電圧検出手段により検出されるピーク電圧、スイッチSWt-1をオンした時に前記ピーク電圧検出手段により検出されるピーク電圧、および、スイッチオン時の1次側と2次側の巻き数比に基づいて、セルstの電圧を算出することを特徴とする電圧検出回路。
  3. 請求項1に記載の電圧検出回路において、
    前記変圧器の2次側で発生する擬似交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC変換手段をさらに備え、
    前記電圧算出手段は、スイッチSWtをオンした時に前記AC/DC変換手段によって変換される直流電圧、スイッチSWt-1をオンした時に前記AC/DC変換手段によって変換される直流電圧、AC/DC変換比、および、スイッチオン時の1次側と2次側の巻き数比に基づいて、セルstの電圧を算出することを特徴とする電圧検出回路。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電圧検出回路において、
    前記複数の1次巻線は、n個の1次巻線であることを特徴とする電圧検出回路。
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