JP4432556B2 - 熱交換形換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、室内空気と室外空気を同時に給排し、室内空気に含まれる熱分を回収して室外空気を給気する給気流に添加する熱交換器を設けた熱交換形換気装置に関する。
従来、この種の熱交換形換気装置の一例として熱交換器を用いた空調換気扇が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その空調換気扇について図9および図10を参照しながら説明する。
図に示すように、室内側吸込口101と室外側吐出口102を結び、排気用羽根103と電動機104を設けた排気用通風路105と、室外側吸込口106と、室内側吐出口107とを結び、給気用羽根108と電動機104を設けた給気通風路109と、排気通風路105と給気通風路109の交差部に熱交換器110を設け熱交換器110の給気通風路109の入口に、室外空気の高温時には屈折して給気通風路109を開放し、低温時には屈伸して給気通風路109を一部閉鎖するダンパー111を設け、冬季に外気温が低温の場合に、室内空気に含まれる水分が熱交換器110の排気通風路105で凍結し目詰まりを起こすことにより排気風量が大きく減少しないようにしている。
実開平2−103640号公報
このような従来の空調換気扇では、冬季、外気温が低温になったときに自動的に給気通風路109をダンパー111で閉鎖するため、給気量が減少し、熱交換器110に対する給気量を減少させることにより、熱交換器110の排気側流路の霜付着による目詰まりを防止しようとしている。
しかしながら、平成15年施行のシックハウス防止のための建築基準法改正により、住宅、事務所等の居室において、機械換気が24時間義務づけられるとともに、それぞれの居室に該当する適当な給排気量が必要となるという課題があり、給排気量の減少をなくして、バランスの取れた給排気量を得ることが要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、熱交換器の結露による目詰まりを防止し、給排気量のバランスの取れた効率の良い熱交換形換気装置を提供することを目的としている。
本発明の熱交換形換気装置は上記目的を達成するために、排気側送風機を介して形成される排気流路と給気側送風機を介して形成される給気流路の交差位置に設けられる熱交換器と、排気流路と給気流路の気流が接触し熱交換され、排気流に含まれる水分を結露して捕集できる水分捕集手段とを備え、前記水分捕集手段を、前記熱交換器の上流側に配設したものである。
この手段により、熱交換器の結露による目詰まりが防止され、給排気量のバランスの取れた効率の良い熱交換形換気装置が得られる。
また、他の手段は、水分捕集手段を、室内空気の絶対湿度を低下させる顕熱交換器で形成したものである。
この手段により、結露、霜の発生する可能性は低下する。
また、他の手段は、熱交換器を水分も交換する全熱交換器で形成したものである。
この手段により、排気中に含まれる潜熱を回収することができ、効率の良い熱交換が可能となる。
また、他の手段は、排気側送風機と給気側送風機を熱交換器の下流側に配設したものである。
この手段により、熱交換器の効率が向上するとともに室内への騒音を低減することができる。
また、他の手段は、水分捕集手段を熱伝導率の高い材料で形成したものである。
この手段により、水分捕集手段の水分の捕集効率を高めることができる。
また、他の手段は、水分捕集手段にアルミニウムまたはその合金を用いて排気流と給気流に平行なフィンを備えたものである。
この手段により、水分の捕集効率を高めることができるとともに、圧力損失も減少できる。
また、他の手段は、水分捕集手段をアルミニウムまたはその合金の板材で形成したものである。
この手段により、水分捕集手段を安価に造ることができるとともに、水分の捕集効率も高めることができる。
また、他の手段は、排気側送風機および給気側送風機を上方側に、熱交換器と水分捕集手段を下方側に設けた本体を、建物の壁面に取り付ける構成としたものである。
この手段により、送風機および電装部品の安全性を高めることができる。
また、他の手段は、本体の側方に設けた室内空気入口に外部から着脱自在にフィルターを設けたものである。
この手段により、メンテナンス性の高い熱交換形換気装置が得られる。
また、他の手段は、水分捕集手段を本体の側方下部に設けたものである。
この手段により、送風機および電装部品の安全性が高められる。
また、他の手段は、本体の下面に本体よりやや大きい皿状のドレンパンを設けたものである。
この手段により建物の床面がドレン水で汚染されることが防止できる。
また、他の手段は、ドレンパンを本体の底面を形成するように設け、前記ドレンパンに排水口を設けたものである。
この手段により、部品点数の削減により安価に提供できるとともに、ドレン水により床面が汚染されることがなくなる。
また、他の手段は、ドレンパン内部に発泡成形品による断熱材を設けたものである。
この手段により、結露水がドレンパンからあふれるのを防止することができる。
また、他の手段は、ドレンパン内部に設けた発泡成形品による断熱材の外面にドレン水を流すための溝を形成したものである。
この手段により、ドレンパンからの結露水のあふれるのを防止できる。
本発明によれば、熱交換器の結露による目詰まりが防止され、給排気量のバランスの取れた効率の良い効果のある熱交換形換気装置を提供できる。
また、室内への騒音を低減することができる。
また、水分捕集手段の水分の捕集効率を高めることができる。
また、送風機および電装部品の安全性を高めることができる。
また、建物の床面がドレン水で汚染されることが防止できる。
本発明の請求項1記載の発明は、本体内に室内空気入口と室内空気出口間を連通し、排気側送風機を介して形成される排気流路と、前記本体内に室外空気入口と室外空気出口間を連通し給気側送風機を介して形成される給気流路と、前記排気流路と給気流路の交差位置に排気流と給気流の間で熱交換を行なうように設けた熱交換器とを備えた熱交換形換気装置であって、前記熱交換器の上流側に配設し、最初に前記排気流路と給気流路の気流接触させて熱交換、排気流に含まれる水分を結露して捕集できる水分捕集手段を設けたことにより、水分捕集手段によって室内空気と室外空気を最初に熱交換させ、排気する室内空気中の水分を結露させることにより捕集し、熱交換器における排気流路への霜付着量を少なくすることにより熱交換器の詰まりを防止でき、安定した熱交換換気が行なえると共に、水分捕集手段により装置全体での熱交換効率を向上することができるという作用を有する。
また、請求項2記載の発明は、水分捕集手段を、室内空気の絶対湿度を低下させる顕熱交換器で形成したものであり、室内空気の絶対湿度が低下することとなり、熱交換器では絶対湿度が下がり温度が上がることとなり、結露、霜の発生する可能性が低下するという作用を有する。
また、請求項3記載の発明は、熱交換器を水分も交換する全熱交換器で形成したものであり、排気中に含まれる潜熱を回収することができ、効率の良い熱交換が可能となるという作用を有する。
また、請求項4記載の発明は、排気側送風機と給気側送風機を熱交換器の下流側に配設したものであり、送風機の吸込側は負圧であって動圧成分が少なく、静圧成分のみとなって多数積層された熱交換器の内部気流の分散が均等となる。また、室内空気入口から熱交換器を介して送風機があることにより、騒音が室内へ伝ぱんしにくくなるとともに、熱交換率の向上を図ることができるという作用を有する。
また、請求項5記載の発明は、水分捕集手段を熱伝導率の高い材料で形成したものであり、水分捕集の効率が高まるという作用を有する。
また、請求項6記載の発明は、水分捕集手段に、アルミニウムまたは、その合金を用いて排気流と給気流に平行なフィンを備えたものであり、フィンを空気流と平行させることで、この部分での圧力損失がなくなり、水分の捕集効率を高めることができるという作用を有する。
また、請求項7記載の発明は、水分捕集手段をアルミニウムまたは、その合金の板材で形成したものであり、水分捕集手段を安価に作ることができ、また、水分の捕集効率も高くなるという作用を有する。
また、請求項8記載の発明は、排気側送風機および給気側送風機を上方側に、熱交換器と水分捕集手段を下方側に設けた本体を、建物の壁面に取り付ける構成としたものであり、水分捕集手段と熱交換器においては、室内空気と室外空気を熱交換することにより、条件によっては結露が発生し、結露が水滴となって滴下することとなるが排気側送風機と給気側送風機が水分捕集手段および熱交換器の上方に配設されていることによって、送風機を駆動する電動機や電装品に結露水が滴下することがなくなり安全性を高めることができるという作用を有する。
また、請求項9記載の発明は、本体の側方に設けた室内空気入口に外部から着脱自在にフィルターを設けたものであり、室内のほこりの付着が目につき易いようにフィルターが設けられ、使用者が本体の外部からフィルターを着脱できるので、メンテナンス性を高めることができるという作用を有する。
また、請求項10記載の発明は、水分捕集手段を本体の側方下部に設けたものであり、水分捕集手段で発生した結露水が本体の底部に滴下されやすくなり、電装部品などに水滴が接触することを防止できるので、送風機および電装部品の安全性が高められる。
また、請求項11記載の発明は、本体の下面に、本体よりやや大きい皿状のドレンパンを設けたものであり、本体内で発生する結露水はもちろん、本体外面に発生した結露水をも、ドレンパンに導くことができ、本体からの結露水によって建物の床面を汚すことがなくなるという作用を有する。
また、請求項12記載の発明は、ドレンパンを本体の底面を形成するように設け、前記ドレンパンに排水口を設けたものであり、多量の結露水が発生しても排水口よりドレン排水を連続的に行なうことができ建物の床面を汚すことがなくなるとともに部品点数が減少することにより安価に提供できるという作用を有する。
また、請求項13記載の発明は、ドレンパン内部に発砲成形品による断熱材を設けたものであり、ドレンパンに滴下した結露水は発砲形成品である断熱材で受け止められるので、ドレンパンからあふれるのを防止することができる。
また、請求項14記載の発明は、ドレンパン内部に発砲成形品による断熱材を設け、前記断熱材の外面にドレン水を流すための溝を形成したものであり、溝に結露水を通過させ、ドレンパン内でドレン水を効率良く移動させ、ドレンパンからのドレン水のあふれるのが防止できるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、本体1内に室内空気入口2と室内空気出口3間を連通し排気側送風機4を介して排気流路5および、室外空気入口6と室外空気出口7間を連通し、給気側送風機8を介して給気流路9を形成し、排気流路5と給気流路9の交差位置に、水分を透過する熱交換板を多数積層して形成された全熱交換器により形成した熱交換器10を排気流と給気流との間で熱交換を行なうように設け、排気流路5と給気流路9の気流が接触して熱交換され、排気流に含まれる水分を結露して捕集する水分捕集手段11を熱伝導率の高い材料で、室内空気の絶対湿度を低下させる顕熱交換器により形成し、水分捕集手段11は熱交換器10の上流側に設け、排気側送風機4と給気側送風機8を熱交換器10の下流側に設け構成する。
上記構成において、熱交換形換気装置を運転すると、排気側送風機4と給気側送風機8が同時に駆動し、排気側送風機4により室内空気が室内空気入口2より排気流路5内に吸気され、水分を含む温度の高い室内空気が水分捕集手段11の一面に接触し、一方、給気側送風機8により低温の室外空気が室外空気入口6より給気流路9内に吸気され、水分捕集手段11の他面に接触し、水分捕集手段11による熱交換作用により、排気流路5側の一面に結露され、排気流中に含まれる水分が減少された状態で熱交換器10を通って熱分と湿分を貯えたのち、排気側送風機4を介して室外空気出口7より室外に排気され、一方、水分捕集手段11の他面に接触し、熱交換され、少し高温となった室外空気は、熱交換器10を通り室内空気の熱分を回収して給気側送風機8を介して室内空気出口3より室内に放散されることとなり、このことにより熱交換器10には水分捕集手段11で水分を減少した状態の排気流が通ることとなり、熱交換器10の排気路の霜付着量が少なくなり結露による熱交換器10の詰まりが防止でき、安定した熱交換換気が行なえるとともに、水分捕集手段11における熱交換作用により装置全体の熱交換効率が向上する。
また、水分捕集手段11に室内空気の絶対湿度を低下させる顕熱交換器を使用したときの温度、湿度の変化を(表1)に示している。
Figure 0004432556
この(表1)に示すように、室内空気Aと室外空気Bは、水分捕集手段11により、室内空気AはC点に、室外空気BはD点に変化することとなり、熱交換器10ではCとDを熱交換することとなり、Cの温度、湿度はE点に、DはF点に移動し、結露、霜の発生する可能性は低下することになる。また、水分捕集手段11を熱伝導率の高い材料で形成していることにより水分捕集手段11の水分の捕集効率が高められることとなる。
また、熱交換器10を水分を交換する全熱交換器で形成することにより排気中に含まれる潜熱を回収することができる。
また、排気側送風機4と給気側送風機8を熱交換器10の下流側に配設したことにより、排気側送風機4と給気側送風機8の吸込側は負圧であって動圧成分が少なくなり、静圧成分のみとなって多数積層し形成された熱交換器10の内部気流の分散が均等となるとともに、室内空気入口から熱交換器10を介して排気側送風機が存在するため、騒音が室内に伝ぱんしにくくなる。
(実施の形態2)
図2および図3に示すように、水分捕集手段11Aをアルミニウムまたはその合金を用いて排気流と給気流に平行なフィン12Aとフィン12Bを、排気通路13と、給気通路14を仕切る仕切板15に設け一体成形により形成し構成する。なお、実施の形態1と同一構成要素については同一符合とし、その説明は省略する。
上記構成において、室内の高い温度を有するとともに水分を含む排気流は、排気通路13を通るときに、フィン12Aと仕切板15の一面の広い面積に接触することとなるとともに、給気流は給気通路14を通るときにフィン12Bと仕切板15の他面の広い面積に接触することとなり、水分捕集手段11Aにおける熱交換度合が高まり、水分の捕集効率が高められるとともに、排気流と給気流に平行に設けられるフィン12Aとフィン12Bにおける圧力損失は少なく、圧力損失を減少することができる。
(実施の形態3)
図4に示すように、アルミニウムまたはその合金の板材で、板状の隔壁板16と、この隔壁板16の一面に排気通路13Aを形成するように、取付部17を形成したフィン12Cを複数設け、隔壁板16の他面には給気通路14Aを形成するように取付部17Aを設けたフィン12Dを複数設け水分捕集手段11Bを構成する。
上記構成において、水分捕集手段11Bはアルミニウムまたはその合金の板材で隔壁板16とフィン12Cおよびフィン12Dにより形成されることとなり、フィン12Cおよびフィン12Dはプレス加工または引技加工等により容易に形成することができ、安価に造ることができ、水分の減少効率も良いものとなる。
(実施の形態4)
図5に示すように、箱状で上方側に室内空気出口3Aと室外空気出口7Aおよび室外空気入口6Aを設け、側方に室内空気入口2Aを設けた本体1A内に室内空気入口2Aと室内空気出口3A間を連通し排気側送風機4Aを介して排気流路5Aおよび、室外空気入口6Aと室外空気出口7A間を連通し、給気側送風機8Aを介して給気流路9Aを形成し、排気流路5Aと給気流路9Aの交差位置に熱交換器10Aを排気流と給気流との間で熱交換を行なうように設け、排気流路5Aと給気流路9Aの気流が接触して熱交換され排気流に含まれる水分を結露して捕集する水分捕集手段11Cを、熱交換器10Aとともに、本体1Aを建物の壁部に取り付けたときに、排気側送風機4Aおよび給気側送風機8Aの下方位置で本体の側方下部に設けて構成する。また、室内空気入口2Aには外部から着脱自在にフィルター(図示せず)を設ける。
上記構成において、熱交換形換気装置を運転すると、排気側送風機4Aと給気側送風機8Aが同時に駆動し、水分を含む高温の室内空気が水分捕集手段11Cの一面に接触し、低温の空気が水分捕集手段11Cの他面に接触し、水分捕集手段11Cの熱交換作用により水分捕集手段11Cの排気流路5A側の一面に結露され、排気流中の水分が減少された状態で熱交換器10Aに送られ熱交換器10Aにおいても小量の水分が結露されることとなる。
そして、本体側方下部に設けた水分捕集手段11Cおよび熱交換器10Aで捕集された水分は、やがて、水滴となって、本体1Aの底部に滴下し排出される。このことにより、本体1Aの上方側に設けた排気側送風機4Aと給気側送風機8Aおよび電装部品に水分捕集手段11Cおよび熱交換器10Aより滴下する水滴が接触することがなくなり安全性が高められることとなる。
また、フィルターを本体側方の室内空気入口2Aに着脱自在に設けたので、ほこりの付着が目につきやすく、メンテナンス性が高められる。
(実施の形態5)
図6に示すように、本体1Bの下面に、本体1Bよりやや大きい開口を形成した皿状のドレンパン18を設けた構成とする。
上記構成において、本体1Bに設けた水分捕集手段や熱交換器(図示せず)で発生した水滴および本体1Bの外面に発生した水滴のいずれもがドレンパン18に導かれて捕集されることとなり、本体1Bから建物の床面に水滴が落下して床面を汚すことがなくなる。
(実施の形態6)
図7に示すように、本体1Cの下面よりやや大きい開口を形成した皿状のドレンパン18Aを本体1Cの底面を形成するように設け、ドレンパン18Aに排水口19を設けた構成とする。
上記構成において、本体1Cに設けた水分捕集手段や熱交換器(図示せず)から発生した水滴および本体1Cの外面に発生した水滴のいずれもがドレンパン18Aに導かれて捕集され、ドレンパン18Aに捕集された結露水は排水口19より連続的に排出されることとなる。
そして、本体1Cの底面を形成する部材をドレンパン18Aで兼用することにより、構成する部品点数が減少するとともに、排水口19を設けることにより本体1C側で多量の結露水が発生しても、ドレンパン18Aで受け止められて排水口19で結露水の排水を連続的に行なうことができ、安価に提供することができるとともに、多量の結露水が発生しても建物の床面を汚すことがなくなる。
(実施の形態7)
図8に示すように、ドレンパン18Bの内部に発泡成形品による断熱材20を設け、断熱材20の外面にドレン水を流すための溝21を設け構成する。
上記構成において、本体1Cを構成する部材をドレンパン18Bと兼用する場合、ドレンパン18Bと本体1C内の空気流路との断熱を行なうように断熱材20とドレンパン18Bと接する面に、本体1C内で発生した結露水を流すための溝21を発泡成形品の断熱材20に設けたことにより、本体1Cで発生した結露水が水滴となってドレンパン18Bに滴下すると、発泡成形品による断熱材20により受け止められ、断熱材20の外面に設けた溝21を伝ってドレンパン18Bの底面の流れ、結露水はドレンパン18Bと断熱材20間の隙間を通って排水口19A側に移動されることとなり、ドレンパン18B内で結露水が効率良く移動され、排水口19Aより排水されてドレンパン18Bから結露水があふれるのを防止できるとともに本体1Cに対する断熱を行なうことができる。
ドレンパンの構成を用いて、空気調和機の結露水を排水する用途にも適応できる。
本発明の実施の形態1の熱交換形換気装置の断面図 本発明の実施の形態2の熱交換形換気装置の断面図 同熱交換形換気装置の水分捕集手段の斜視図 本発明の実施の形態3の熱交換形換気装置の水分捕集手段の斜視図 本発明の実施の形態4の熱交換形換気装置の断面図 本発明の実施の形態5の熱交換形換気装置の斜視図 本発明の実施の形態6の熱交換形換気装置の部分斜視図 本発明の実施の形態7の熱交換形換気装置のドレンパンの分解斜視図 従来の空調換気扇のダンパ展伸状態の断面図 同空調換気扇のダンパ屈折状態の断面図
符号の説明
1 本体
1A 本体
1B 本体
1C 本体
2 室内空気入口
3 室内空気出口
4 排気側送風機
4A 排気側送風機
5 排気流路
6 室外空気入口
7 室外空気出口
8 給気側送風機
8A 給気側送風機
9 給気流路
10 熱交換器
10A 熱交換器
11 水分捕集手段
11A 水分捕集手段
11B 水分捕集手段
11C 水分捕集手段
12A フィン
12B フィン
18 ドレンパン
18A ドレンパン
18B ドレンパン
19 排水口
20 断熱材
21 溝

Claims (14)

  1. 本体内に室内空気入口と室内空気出口間を連通し排気側送風機を介して形成される排気流路と、前記本体内に室外空気入口と室外空気出口間を連通し給気側送風機を介して形成される給気流路と、前記排気流路と給気流路の交差位置に排気流と給気流の間で熱交換を行なうように設けた熱交換器とを備えた熱交換形換気装置であって、前記熱交換器の上流側に配設し、最初に前記排気流路と給気流路の気流接触させて熱交換、排気流に含まれる水分を結露して捕集できる水分捕集手段を設けたことを特徴とする熱交換形換気装置。
  2. 水分捕集手段を、室内空気の絶対湿度を低下させる顕熱交換器で形成した請求項1記載の熱交換形換気装置。
  3. 熱交換器を水分も交換する全熱交換器で形成した請求項1または2記載の熱交換形換気装置。
  4. 排気側送風機と給気側送風機を熱交換器の下流側に配設した請求項1、2または3記載の熱交換形換気装置。
  5. 水分捕集手段を熱伝導率の高い材料で形成した請求項1、2、3または4記載の熱交換形換気装置。
  6. 水分捕集手段に、アルミニウムまたはその合金を用いて、排気流と給気流に平行なフィンを備えた請求項1、2、3または4記載の熱交換形換気装置。
  7. 水分捕集手段をアルミニウムまたはその合金の板材で形成した請求項6記載の熱交換形換気装置。
  8. 排気側送風機および給気側送風機を上方側に、熱交換器と水分捕集手段を下方側に設けた本体を、建物の壁面に取り付ける構成とした請求項1、2、3または4記載の熱交換形換気装置。
  9. 本体の側方に設けた室内空気入口に外部から着脱自在にフィルターを設けた請求項8記載の熱交換形換気装置。
  10. 前記水分捕集手段を本体の側方下部に設けた請求項8記載の熱交換形換気装置。
  11. 本体の下面に、本体よりやや大きい皿状のドレンパンを設けた請求項8記載の熱交換形換気装置。
  12. ドレンパンを本体の底面を形成するように設け、前記ドレンパンに排水口を設けた請求項9記載の熱交換形換気装置。
  13. ドレンパン内部に発泡成形品による断熱材を設けた請求項11または12記載の熱交換形換気装置。
  14. 外面にドレン水を流すための溝を形成した請求項13記載の熱交換形換気装置。
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