JP4432194B2 - エンジンの燃料供給装置用パッキン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は異材質で複数層に構成されたエンジンの燃料供給装置用パッキンに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
近年、環境への配慮から、車両の燃料系から漏洩する気化燃料の低減化の要求が高まってきている。車両の燃料系、つまり燃料タンクを含め、この燃料タンク内に溜められた燃料をエンジンへ供給するための装置は多数の部品から構成されており、それら構成部品の接合部にはパッキンを設けて燃料の漏洩を防止するようにしている。このため、燃料系からの気化燃料の漏洩を低減するには、様々な環境下で使用されても優れたガス非透過性を持つパッキンを使用することが効果的である。
【0003】
従来、車両の燃料系に使用されるパッキンとしては、NBR(ブタジエンとアクリロニトリルとの共重合体)やH−NBR(水素添加のNBR)などの合成ゴム製のもの、FKM(フッ素ゴム)などのフッ素含有エラストマ製のものなどがある。フッ素含有エラストマは合成ゴムに比べてガス非透過性に優れているので、車両の燃料系に使用するパッキンを全てフッ素含有エラストマ製とすることにより、気化燃料の漏洩を相当程度低減できる。
【0004】
しかしながら、フッ素含有エラストマは高価で、使用する全てのパッキンをフッ素含有エラストマ製とすることは大幅なコストアップをもたらす。しかも、極低温では、合成ゴムは問題ないが、フッ素含有エラストマは硬く脆くなるので、燃料供給装置の構成部品との接触面間における液密性および気密性(液およびガスに対するシール性)が低下する。
【0005】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、材料コストが低く、また極低温でも液およびガスに対するにシール性を確保し得るエンジンの燃料供給装置用パッキンを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、パッキンが、燃料供給装置の内外方向に、合成ゴムにより構成された層と、フッ素含有エラストマにより構成された層の2層以上の層構造となっていて合成ゴム層とフッ素含有エラストマ層の両方が接合部に接するので、フッ素含有エラストマ層の良好なるガス非透過性によって気化燃料の漏洩を防止できる。また、極低温の環境下で使用されることによって、フッ素含有エラストマ層が脆化して燃料供給装置の構成部品との接触面における液密性および気密性が低下しても、合成ゴム層の脆化温度はより低温であるため、この合成ゴム層によって部品との境界面における液密性および気密性を維持できる。一方、ガス非透過性についても、極低温度では燃料の蒸気圧が下がるため、合成ゴム層にて良好なる性能が得られる。しかも、パッキン全体をフッ素含有エラストマによって構成する場合に比べてフッ素含有エラストマの使用量が少なく、コストの上昇を抑制できる。
【0007】
請求項2の発明によれば、燃料供給装置の内方側がフッ素含有エラストマの層で、ガス成分(気化燃料)が蓄積するのを防ぐことができる。このことにより、境界面にガス成分の高濃度部が存在することによる透過の増加および層剥離を防止することができる。
請求項3の発明によれば、燃料供給装置の内方側が合成ゴムの層で、外方側がフッ素含有エラストマの層となっているので、例えば使用燃料がアルコール系燃料の場合、フッ素含有エラストマの層がアルコールに対して若干性能低下を起こすという事情があっても、合成ゴム層がフッ素含有エラストマの層をアルコール系燃料からガードする状態となるので、フッ素含有エラストマの層へのアルコールの影響が弱められ、耐久性を向上することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施例を図1ないし図3に基づいて説明する。なお、この実施例は、ガソリンエンジンを搭載した車両の燃料供給装置のうち、その構成部品である燃料タンクに燃料ポンプを組み付ける場合のパッキンに適用したものである。
図3に示すように、燃料タンク1の上面には円形の開口部2が形成されており、この開口部2に燃料ポンプユニット3が取り付けられている。この燃料ポンプユニット3はケーシング4内にウエスコポンプとこれを駆動するモータ(いずれも図示せず)を設けてなるもので、その吸入側には燃料タンク1内の燃料中に浸漬させるフィルタ5が接続されており、吐出側には燃料供給パイプ6(図示せず)が接続されている。
【0009】
ここで燃料ポンプユニット3の取り付け構成を図1により説明するに、燃料タンク1は例えば金属製で、その上面の開口部2の周囲部はバーリング加工され、燃料タンク1の上面より一段高い環状の受面部6として形成されている。また、燃料タンク1の上面の受面部6の周りには、複数のねじ穴が形成されたプレート7が溶接によって固定されている。一方、燃料ポンプユニット3において、その上端部分には円盤部8が一体に形成されていると共に、この円盤部8の上端に円形のフランジ9が一体に形成されている。
【0010】
燃料ポンプユニット3を燃料タンク1の開口部2に取り付けるには、まず、本発明に係る環状のパッキン10を燃料ポンプユニット3の円盤部8の外周に嵌着し、そして燃料ポンプユニット3を開口部2から燃料タンク1内に挿入し、フランジ9をパッキン10を介して受面部6上に載せる。
【0011】
その後、環状の押え部材11をフランジ9上にあてがい、この押え部材11に通された締付部材としてのボルト12をプレート7のねじ穴にねじ込んで締め付ける。すると、押え部材11がボルト12の締め付け力によってフランジ9を下方に押圧するため、パッキン10がフランジ9により受面部6上に押圧される。これにより、パッキン10が燃料タンク1と燃料ポンプユニット3との接合部である受面部6とフランジ9との間に挟み付けられて両者間を気密且つ液密にシールする。
【0012】
さて、上記のパッキン10は、燃料タンク1の内外方向(円盤部8の径方向)に異種材料によって構成された2層構造をなしている。この2層のうち、燃料タンク1内に臨む側である内層13はFKMなどのフッ素含有エラストマによって構成され、燃料タンク1外に臨む外層14はNBR、H−NBRなどの合成ゴムによって構成されている。このような2層構造のパッキン10は、まず、公知の押出成形技術によって図2に示すように2層構造の円筒体15として形成し、この円筒体15を図2に破線で示すように所定の厚さに輪切りして得たもので、両層13,14は一体化されている。なお、内層13と外層14とを射出成形によって個別に形成した後、両者を接着するようにしても良い。
【0013】
このように本実施例によれば、フッ素含有エラストマからなる内層13と、合成ゴムからなる外層14の2層構造としたので、ガス非透過性に優れるフッ素含有エラストマ層(内槽13)によってパッキン10全体としてのガス非透過性が高められ、燃料タンク1内の気化燃料が燃料タンク1と燃料ポンプユニット3との接合部から外部に漏洩しないようになされる。なお、パッキン10のガス非透過性能については、内層13と外層14との径方向厚さの比を変えることによって調節することができる。
【0014】
また、車両が寒冷地で使用されることにより、パッキン10が極低温に晒されて外層14を構成するフッ素含有エラストマが脆化し、受面部8およびフランジ9との界面に対するシール性が低下したとしても、内層13を構成する合成ゴムはほとんど脆化しないので、この外層14によってシール性が維持され、液体燃料が外部に漏洩しないようになされる。
【0015】
特に本実施例では、フッ素含有エラストマと合成ゴムのうち、ガス非透過性により優れたフッ素含有エラストマにより燃料タンク1の内方側の内層13を構成し、合成ゴムにより燃料タンク1の外方側の外層14を構成したので、ガス非透過性の低減の原因となる内外両層13,14の剥離を防止できる。すなわち、フッ素含有エラストマはガス非透過性に優れているが、完全に気化燃料の透過を防止することはできず、燃料タンク1内の気化燃料が極く微量ながら内層13を透過して行く。
【0016】
ここで、もしも、内層13を透過した気化燃料が両層13,14の境界部に溜まると仮定すると、内外両層13,14の接合部がストレスを受けて剥離し易くなる。両層13,14間に部分的な剥離が生ずると、その剥離部分に気化燃料が一層蓄積され易くなり、これにより剥離部分が次第に拡大され、遂には両層13,14の境界全体に及ぶようになる。そして、ガスの透過は濃度差が大きい程、その濃度差を生ずる部分の面積が広いほど、盛んになるため、上記のようにして両層13,14の剥離が大きくなって行くと、その広い剥離部分に気化燃料が蓄積することとなってより多くの気化燃料が外層14を透過して外部に放出されてしまう(ガス非透過性の低下)。
【0017】
これに対し、本実施例では、内層13がフッ素含有エラストマ層、外層14がフッ素含有エラストマに比べてガスを透過し易い合成ゴム層で構成されているので、内層13を透過した気化燃料は、内層13の透過時よりも容易に外層14内を透過する。このため、気化燃料が内外両層13,14の境界部に蓄積されることがなくなり、気化燃料の蓄積による内外両層13,14の剥がれ、および剥れ部分の拡大を防止でき、その結果、大気への気化燃料の漏洩を軽減することができる。
【0018】
また、パッキン10の製造コストを左右する材料コストについて述べると、フッ素含有エラストマは合成ゴムに比べて高価である。そして、2層構造のパッキン10は、同等のガス非透過性を有するパッキンをフッ素含有エラストマのみから構成した場合に比べ、合成ゴム層である外層14を含めた総厚では厚くなるが、しかし、フッ素含有エラストマ層である内層13の厚さは薄くなる。このため、高価なフッ素含有エラストマ層の使用量を軽減でき、パッキン10の製造コストの上昇を抑制することができるものである。
【0019】
図4は本発明の第2の実施例を示すもので、上記第1の実施例との相違は、受面部6の幅方向中央部を全周にわたって凹状に形成することにより、受面部6の内周側および外周側に環状の凸部6a,6bを形成し、内側の環状凸部6aを内層13に当て、外側の環状凸部6bを外層14に当てたところにある。
【0020】
受面部6は内外両層13,14に接するように従来よりも幅広に形成される。しかしながら、ボルト12による締め付け力は受面部6が幅広となっても、それに応じて強くされるものではなく、従来と同等である。このため、受面部6の内外両層13,14に対する面圧が小さくなり、シール効果に支承を来すことがある。
【0021】
これに対し、本実施例では、受面部6に径が大小異なる2個の環状凸部6a,6bを形成し、それら環状凸部6a,6bをそれぞれ内層13と外層14に当てるようにしたので、受面部6の内外両層13,14に対する面圧を従来と同等にでき、シール効果の低減化を防止することができる。
【0022】
図5は本発明の第3の実施例を示すもので、前記第1の実施例と異なるところは、パッキン16の内層17を合成ゴムによって構成し、外層18をフッ素含有エラストマによって構成したところにある。
このように構成したパッキン16は、使用環境として耐アルコール性、耐オゾン性、耐候性などが要求される場合に好適する。すなわち、合成ゴムは耐アルコール性に優れるが、フッ素含有エラストマはアルコールに対して若干の性能低下を来す。逆に、フッ素含有エラストマは耐オゾン性、耐候性に優れ、合成ゴムは耐オゾン性、耐候性に若干劣る。
【0023】
このため、燃料としてアルコール入り燃料を使用する燃料タンク1に燃料ポンプユニット2を取り付ける場合、本実施例のパッキン16によれば、アルコールに対して若干性能低下を起こすフッ素含有エラストマが外層18となっているので、耐アルコール性に優れる合成ゴム製の内層17が外層18を構成するフッ素含有エラストマをアルコールから保護する状態となる。このため、フッ素含有エラストマ製の外層18のアルコールによるストレスを軽減でき、耐久性を高めることができる。
【0024】
また、フッ素含有エラストマが外部環境に直接接する外層19を構成しているので、オゾンが多い海岸地方や高原地方、或いは気温変化が大きい地方で使用する場合、耐オゾン性、耐候性の点で若干劣るNBRからなる内層18を、耐オゾン性、耐候性に優れるフッ素含有エラストマからなる外層19によって保護でき、耐久性を高めることができる。
【0025】
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは変更が可能である。
合成ゴムはNBR、H−NBRに限られず、その他の合成ゴムであっても良い。
フッ素含有エラストマはFKMに限らない。
本発明は燃料ポンプ用のパッキンに限られず、カットバルブ、ORVRバルブ、フィーラーネックなどと燃料タンクとの接合部に設けられるパッキン、カットバルブとキャニスタとの接合部、フィーラーネックから燃料噴射装置を経てエンジンに至までの各部品の接合部などのパッキンに広く適用することができる。 パッキンは2層に限らず、3層或いはそれ以上の多層構造としても良く、この場合、合成ゴム、フッ素含有エラストマ以外の材料を使用しても良い。
燃料タンク1は鉄製のものに限らず、プラスチック製、或いはその他の材料によって構成されるものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す要部の縦断面図
【図2】押し出し成形により製造したパッキンの斜視図
【図3】燃料タンクの縦断面図
【図4】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図5】本発明の第3の実施例を示す図1相当図
【符号の説明】
図中、1は燃料タンク、3は燃料ポンプユニット、6は受面部、8は円盤部、9はフランジ、10はパッキン、11は押え部材、13は内層、14は外層、16はパッキン、17は内層、18は外層である。
Claims (3)
- エンジンの燃料供給装置を構成する部品の接合部に設けられるパッキンにおいて、
前記燃料供給装置の内外方向に、少なくとも、合成ゴムにより構成された層と、フッ素含有エラストマにより構成された層からなる複数層構造とし、前記合成ゴム層と前記フッ素含有エラストマ層の両方が前記接合部に接することを特徴とするエンジンの燃料供給装置用パッキン。 - 合成ゴムにより構成された層と、フッ素含有エラストマにより構成された層の2層からなり、
前記燃料供給装置の内方側が前記フッ素含有エラストマ層で、外方側が前記合成ゴム層であることを特徴とする請求項1記載のエンジンの燃料供給装置用パッキン。 - 合成ゴムにより構成された層と、フッ素含有エラストマにより構成された層の2層からなり、
前記燃料供給装置の内方側が前記合成ゴム層で、外方側が前記フッ素含有エラストマ層であることを特徴とする請求項1記載のエンジンの燃料供給装置用パッキン。
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