JP4431970B2 - 車両用情報表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用情報表示装置に係わり、特に、複数の車載機器の操作及び情報表示を統合して行うことができる車両用情報表示装置に関する。
近年、自動車等の車両には、カーナビゲーション装置、交通情報表示装置、空調装置、オーディオ装置、Eメール及び電話、インターネット接続機器等、種々の機器が搭載されるようになっている。これらの各機器を別々に車載し、各機器について専用の操作ボタン、ツマミ等を設けると、車室内の限られた空間に多数の機器の多数の操作ボタン等を配置することが必要になるので、各操作ボタン等は小型化し、それにより各機器の操作がしにくくなる。
この問題を解決するために、車載される各機器の操作部及び表示部を統合した装置が考案され、使用されている。このような各車載機器の操作部及び表示部を統合した装置では、同一の操作ボタンを各車載機器で共用したり、各機器の操作ボタンを表示装置に順次表示することによって、多数の機能を比較的大きな操作ボタンで操作できるようにしている。これらの装置においては、一般に、階層的なメニュー方式が採用されている。即ち、車載機器を選択するメニューが最上位階層の操作メニューとして表示され、この最上位階層から、操作する車載機器のより下の階層に向って操作メニューを順次選択していくことにより、目的の操作を実行する。
特開2003−241784号公報
しかしながら、多数の車載機器の多数の機能を、階層的なメニュー方式で操作するためには、メニューの階層を非常に多くする必要があり、操作者が目的の機能を選択して実行するまでに、多数回のボタン操作が必要になるという問題がある。特に、大部分の車両に搭載されている空調装置は、その使用頻度が他の車載機器に比べて非常に高いにもかかわらず、多数回のボタン操作を要すると、使用者に不便と感じられる場合が多い。また、車両の運転中に操作する必要がある車載機器では、操作性を向上させることが、安全性の面からも強く求められている。例えば、カーナビゲーション装置の4番目の階層にある操作メニューを操作している運転者が、オーディオ装置の3番目の階層にある機能を使用する場合には、まず、カーナビゲーション装置のメニューを順次上昇して最上位階層まで上がり、次に、オーディオ装置を選択し、オーディオ装置の3番目の階層まで下る合計7回のボタン操作が必要になる。或いは、1回のボタン操作で最上位階層まで戻ることができるように構成されている場合には、カーナビゲーション装置の4番目の階層から1回のボタン操作で最上位階層に戻り、次に、オーディオ装置を選択し、オーディオ装置の階層を3番目の階層まで下る合計4回のボタン操作が必要になる。
また、特開2003−241784号公報には、使用頻度の高い操作メニューを1回の操作で実行できるダイレクトコマンドとして最上位の階層に登録する音声入出力装置が記載されている。しかしながら、使用頻度の高い操作メニューをダイレクトコマンドとして登録する方式では、操作メニューを登録する操作が面倒であり、また、ダイレクトコマンドを自動的に学習するように構成されている装置では、コマンドを学習するまでに時間がかかるという問題がある。
従って、本発明は、複数の車載機器の操作、特に空調装置の操作を、少ない操作回数で簡単に行うことができる車両用情報表示装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、請求項1に記載された本発明は、空調装置を含む複数の車載機器の操作及び情報表示を統合して行うことができる車両用情報表示装置であって、各車載機器の操作画面が、各車載機器ごとに階層的に表示されるディスプレイと、操作する車載機器を選択するために車載機器ごとに割り当てられたシステム切替スイッチと、このシステム切替スイッチによって空調装置が選択されると、空調装置の初期操作画面をディスプレイに表示させ、自動的に空調装置を起動させる空調制御手段と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、複数の車載機器の操作及び情報表示を統合して行う車両用情報表示装置においても、システム切替スイッチによって空調装置を選択するだけで自動的に空調装置が起動される。
このように構成された本発明によれば、多数の車載機器を統合して操作する車両用情報表示装置であっても、使用頻度が非常に高い空調装置を、簡単な操作で素早く使用することができる。
また、請求項2に記載された本発明は、請求項1記載の車両用情報表示装置であって、空調装置の初期操作画面において、風向設定メニューが操作可能な状態に選択されている。
さらに、請求項3に記載された本発明は、請求項1又は2記載の車両用情報表示装置であって、ディスプレイに表示される空調装置の操作画面において、風向設定メニューが、上方から下方に順に並べられた、正面吹出モード、正面・足元吹出モード、及び足元吹出モードから構成され、空調装置の初期操作画面において正面・足元吹出モードが選択されている。
このように構成された本発明によれば、1回の操作で何れの風向設定メニューをも選択することができる。
また、請求項4に記載された本発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両用情報表示装置であって、さらに、ディスプレイに表示される操作画面の操作メニューの中から、各方向にカーソルを移動させることにより操作メニューを選択する十字方式の十字操作スイッチを有する。
さらに、請求項5に記載された本発明は、請求項4記載の車両用情報表示装置であって、ディスプレイに表示される空調装置の操作画面において、風向設定メニューは、カーソルを風向設定メニューからさらに何れかの方向に移動させることができない位置に配置されており、風向設定メニューが選択されている状態で、十字操作スイッチによってカーソルを移動させることができない方向の操作を行うと、空調装置の風量が変化される。
このように構成された本発明においては、カーソルを移動させるための十字操作スイッチ等の操作手段を、空調装置の風量設定用に兼用にすることができる。
また、請求項6に記載された本発明は、請求項4記載の車両用情報表示装置であって、ディスプレイに表示される空調装置の操作画面において、風向設定メニューは、カーソルをさらに右側に移動させることができない位置に配置されており、風向設定メニューが選択されている状態で、十字操作スイッチによってカーソルを右側に移動させる操作を行うと空調装置の風量が増加される。
さらに、請求項7に記載された本発明は、請求項4又は6記載の車両用情報表示装置であって、ディスプレイに表示される空調装置の操作画面において、風向設定メニューが選択されている状態で、十字操作スイッチによってカーソルを左側に移動させる操作を行うと空調装置の風量が減少される。
本発明の車両用情報表示装置によれば、複数の車載機器の操作、特に空調装置の操作を、少ない操作回数で簡単に行うことができる。
次に、添付図面を参照して、本発明の実施形態による車両用情報表示装置を説明する。
まず、図1乃至13を参照して、本発明の実施形態による車両用情報表示装置を説明する。図1は、本発明の実施形態による車両用情報表示装置が搭載された車室内を示す図であり、図2は、本実施形態の車両用情報表示装置の概略ブロック図である。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態による車両用情報表示装置1は、ダッシュボード4の下部の、ハンドル6の左側に配置されたディスプレイであるメインモニター2と、ダッシュボード4の上部に配置されたサブディスプレイであるサブモニター8と、メインモニター2上のカーソルの位置を移動させる十字操作スイッチ9a〜9dと、各モニターの表示及び各車載機器の制御を行う統合処理装置10と、を有する。この統合処理装置10は、具体的には、各種インターフェイス、メモリ、CPU等で構成されている。
本実施形態においては、メインモニター2はタッチパネル式のモニターであり、使用者がモニターの画面上に表示される操作ボタンに触れることで、各車載機器を操作することができるように構成されている。本実施形態においては、メインモニター2には、操作する車載機器を切替えるシステム切替スイッチ12、トップメニュースイッチ14、戻しスイッチ16等が表示され、各車載機器の操作メニューを選択できるように構成されている。また、メインモニター2に表示される操作画面には各操作メニューを指示するカーソルが表示され、十字操作スイッチ9a〜9dを操作することによってカーソルを逐次移動させ、操作メニューを選択することができるように構成されている。図2に示すように、本実施形態の車両用情報表示装置1には、カーナビゲーション装置18、オーディオ装置20、空調装置22、Eメール送受信装置24、自動車電話26、運転情報検索装置28、及びインターネット接続装置29が接続され、これらの車載機器を統合して操作し、情報を表示できるようになっている。
サブモニター8には、車室内の温度、オーディオの音量、音源等の使用頻度の高い機器に関する概略的な情報が表示されるように構成されている。
十字操作スイッチは、円周上に配置された上方向、下方向、左方向、右方向のカーソル移動を指示する4つのボタン9a乃至9dから構成されている。また、この十字操作スイッチの中央には、中央操作スイッチ9eが設けられている。十字操作スイッチ9a乃至9d及び中央操作スイッチ9eの構成及び作用の詳細は、後述する。
統合処理装置10は、カーナビゲーション装置18等の各車載機器との間で信号の入出力を行うことによって、これらの機器を操作し、これらの機器から入力された信号に従って情報をメインモニター2及びサブモニター8に表示させるように構成されている。統合処理装置10には、操作画面選択手段30が内蔵されており、この操作画面選択手段30は、メインモニター2に表示されるシステム切替スイッチ12、トップメニュースイッチ14、戻しスイッチ16等の操作により、メインモニター2に表示する画面を選択するように構成されている。また、操作画面選択手段30は、表示されている操作画面に対する操作の終了を判断する操作終了判断部30aを内蔵している。さらに、統合処理装置10に内蔵された、画面表示手段32は、操作画面選択手段30によって選択された画面をメインモニター2に表示するように構成されている。
さらに、統合処理装置10には、十字操作スイッチ9a乃至9dによる、メインモニター2上のカーソル位置を制御するカーソル制御手段34と、十字操作スイッチによって指定されたカーソルのジャンプ移動先が禁止されている際にその旨を警告する警告手段36が内蔵されている。カーソル制御手段34及び警告手段36の詳細に関しては、後述する。また、統合処理装置10には、システム切替スイッチ12及び十字操作スイッチ9a乃至9dの操作に基づいて空調装置22を制御する空調制御手段38を有する。
次に、図3乃至6を参照して、本発明の実施形態の車両用情報表示装置1の操作画面を説明する。図3は、本実施形態の車両用情報表示装置1のメインモニター2に表示される画面の一例を示す。
図3は、車載機器の1つであるカーナビゲーション装置18の最上層の操作画面を示している。図3に示すように、操作画面の最上部には、横1列に7つのシステム切替スイッチ12が表示されている。このシステム切替スイッチ12は、常に画面の最上部に表示されており、操作すべき車載機器をいつでも切替えられるようになっている。システム切替スイッチ12は、左から順に、カーナビゲーション装置18、運転情報検索装置28、空調装置22、オーディオ装置20、Eメール送受信装置24及び自動車電話26、及びインターネット接続装置29に割り当てられており、これらの車載機器を使用するときには対応するシステム切替スイッチ12に触れて車載機器を選択する。また、操作画面の最下部には、トップメニュースイッチ14及び戻しスイッチ16が表示されている。このトップメニュースイッチ14及び戻しスイッチ16も、操作画面の下部に常に表示されており、トップメニュースイッチ14は、現在選択されている車載機器の最上層の操作画面を表示させる場合に、戻しスイッチ16は、現在表示されている操作画面の直前に表示されていた操作画面を表示させる場合に夫々使用する。
図4(a)乃至(g)は、各車載機器の最上層の操作画面の一例を示している。なお、図4では、トップメニュースイッチ14及び戻しスイッチ16の図示は省略されている。
図4(a)は、カーナビゲーション装置18の最上層の操作画面を示している。図4(a)に示すように、この画面では、「地図を見る」、「登録した場所」、「周辺施設」、「検索メニュー」等のメニューが表示される。表示されている各メニューのボタンに触れると、選択されたメニューの中に用意されている種々の機能の操作画面(図示せず)がさらに表示され、階層的に順次表示されるメニューの中から、希望するメニューを順次選択していくことで、希望する機能を起動させることができる。
図4(b)は、運転情報検索装置28の最上層の操作画面であり、この操作画面では、「渋滞情報」、「道路規制情報」、「交通取締り情報」等のメニューの中から機能を選択することができるようになっている。
図4(c)は、空調装置22の最上層の操作画面であり、この操作画面では、空調装置の動作モードの選択、風量調整、風向調整等のメニューの中から機能を選択することができるようになっている。
図4(d)は、Eメール送受信装置24及び自動車電話26の最上層の操作画面であり、この操作画面では、「着信メール」、「着信・発信履歴」、「送信メール」、「リダイヤル」、「メール作成」、「アドレス帳」、「設定」、「電話をかける」等のメニューの中から機能を選択することができるようになっている。
図4(e)は、オーディオ装置20の最上層の操作画面であり、この操作画面では、「ON/OFF」、「システム選曲」、「音量」、「各種設定」等のメニューの中から機能を選択することができるようになっている。
図4(f)は、インターネット接続装置29の最上層の操作画面であり、この操作画面では、「インターネット」、「ニュース」、「天気」等のメニューの中から機能を選択することができるようになっている。
図4(g)は、車両用情報表示装置1自身のシステム設定を行うための操作画面である。
次に、図5及び6を参照して、操作画面の階層構造の一例を説明する。図5に示すように、例えば、オーディオ装置20の最上層のメニューの中から、「システム選曲」メニューを選択すると、次の階層の操作画面では、「CD」、「MD」、「RADIO」のメニューが表示される。次に、このメニューの中から「RADIO」を選択すると、次の階層の操作画面として、「AM」、「FM1」、「FM2」、「交通情報」のメニューが表示される。さらに、このメニューの中から「AM」を選択すると、次の階層の操作画面として、受信する周波数を選択するための操作画面が表示される。
また、図6は、カーナビゲーション装置18の操作画面の階層構造の一例である。例えば、カーナビゲーション装置18の最上層のメニューの中から、「検索メニュー」を選択すると、「住所検索」、「電話番号検索」、「名称検索」等のメニューが、次の階層の操作画面として表示される。さらに、この中から「名称検索」を選択すると、名称を入力するためのスクリーンキーボードを表示した操作画面が表示され、目的地の検索を行うことができる。
例えば、まず、オーディオ装置20を「システム選曲」→「RADIO」→「AM」の順に操作して、ある放送局の番組を聞きながら、カーナビゲーション装置18で目的地の検索を行い、その後、受信する放送局を変更する場合の操作を考える。従来の階層的にメニューが表示される車両用情報表示装置では、使用する車載機器を切替えた場合、その機器の最上層のメニューが表示されるので、この場合には使用者は、オーディオ装置20を再び選択した後、「システム選曲」→「RADIO」→「AM」の操作を繰り返してラジオ放送の受信周波数を変更する必要があった。本発明の実施形態の車両用情報表示装置1では、後述するように、この操作を1回で行うことができる。
次に、図7乃至10を参照して、本発明の実施形態の車両用情報表示装置1をメインモニター2のタッチパネルによって操作する場合の作用を説明する。
まず、図7を参照して、本発明の実施形態の車両用情報表示装置1の作用の概略を説明する。まず、図7(a)に示すカーナビゲーション装置18の最上層の操作画面から「検索メニュー」→「名称検索」を選択して図7(b)の操作画面を表示させ、スクリーンキーボードから目的地の名称を入力する。この入力の途中で、運転者が、車室内が暑いと感じ、左から3番目のシステム切替スイッチ12を操作すると、図7(c)に示す空調装置22の最上層の操作画面が表示される。図7(c)の操作画面において空調装置22の温度設定を下げた運転者は、再びカーナビゲーション装置18を選択するために、カーナビゲーション装置18に割り当てられたシステム切替スイッチ12を操作する。統合処理装置10の操作画面選択手段30は、システム切替スイッチ12が操作されると、それに対応した車載装置の操作画面の中から運転者が操作を希望するであろう階層の操作画面を選択し、それをメインモニター2に表示させる。
この例では、システム切替スイッチ12を操作すると、操作画面選択手段30は、先ほど入力途中であったスクリーンキーボードの操作画面(図7(d))を選択し、表示させるので、運転者は続けて目的地の名称を入力することができる。また、操作画面選択手段30によって選択された操作画面が、運転者が意図した操作画面とは異なる場合には、操作画面の下部に常に表示されているトップメニュースイッチ14によって、カーナビゲーション装置18の操作画面の最上層にワンタッチで移動し、そこから希望する階層の操作画面に移動することができる。このように、操作されたシステム切替スイッチ12に対応した車載装置の操作画面の中から適当な階層の操作画面を選択する操作画面選択手段30と、万一、操作画面選択手段30による選択が的中しなかった場合にワンタッチでその車載装置の操作画面の最上層に移動することができるトップメニュースイッチ14の組み合わせにより、運転者は、希望する操作画面を素早く表示させることができる。一方、図7(d)の操作画面において、戻しスイッチ16を操作すると、その直前に表示されていた図7(c)の操作画面が表示される。
次に、図7(e)に示すように、カーナビゲーション装置18によって目的地の検索を行った運転者が、図7(f)に示すように、システム切替スイッチ12を操作して空調装置22の設定を行い、再び、システム切替スイッチ12によってカーナビゲーション装置18を選択した場合には、カーナビゲーション装置18の最上層の操作画面が表示される。
次に、図8乃至10を参照して、操作画面選択手段30による操作画面の選択を具体的に説明する。図8は、システム切替スイッチ12が操作されたときの統合処理装置10における処理を示すフローチャートであり、図9は図8のステップS3における処理を示すフローチャートであり、図10は図8のステップS7における処理を示すフローチャートである。
まず、図8のステップS1において、システム切替スイッチ12が操作されたか否かが判断される。システム切替スイッチ12の操作がない場合には、リターンに進みそのまま処理を終了する。システム切替スイッチ12が操作されている場合には、ステップS2に進み、システム切替スイッチ12が操作される直前に表示されていた操作画面である最終画面を記憶する必要があるか否かが判断される。このステップS2における判断の詳細については、図9に示すフローチャートに基づいて後述する。
ステップS2において、最終画面を記憶する必要があると判断された場合には、ステップS3で最終画面が記憶画面としてメモリ(図示せず)に記憶され、ステップS4に進む。一方、ステップS2において、最終画面を記憶する必要がないと判断された場合には、そのままステップS4に進む。ステップS4では、操作されたシステム切替スイッチ12に対応した車載機器から、現在の設定状況等の情報を読み込む。ステップS5では、操作画面選択手段30によってメインモニター2に表示する操作画面が選択される。ステップS5における選択の詳細については、図10に示すフローチャートに基づいて後述する。次に、ステップS6では、ステップS5において選択された操作画面が、画面表示手段32によって表示され、操作に応じて車載機器が起動され、又はその設定が変更される。次いで、リターンに進み処理を終了する。
次に、図9を参照して、図8のステップS2における判断のフローを説明する。まず、ステップS21において、システム切替スイッチ12が操作される直前に表示されていた操作画面が空調装置22のものであるか否かが判断される。直前に表示されていた操作画面が空調装置22のものである場合には、空調装置22の操作画面は最上層のみであるのでステップS25へ進み、最終画面の記憶不要と判断して処理を終了する。この場合には、図8のステップS2からステップS4に処理が進む。なお、本実施形態においては、操作画面が最上層のみである空調装置22の操作画面について、最終画面を記憶しないように構成されているが、最上層以外の操作画面の使用頻度が特に低い車載機器については、操作画面が複数の階層を有する場合であっても最終画面を記憶しないように構成することもできる。
一方、システム切替スイッチ12が操作される直前の操作画面が空調装置22以外のものである場合には、ステップS22へ進み、システム切替スイッチ12が操作される直前に表示されていた最終画面の属性が判断される。メインモニター2に表示される各操作画面には、予め属性が設定されている。本実施形態においては、各操作画面の属性が、図4に示すように定められている。即ち、図4各図において、「A」と表示されている操作ボタンを操作することによって表示される操作画面がA属性であり、「B」と表示されている操作ボタンを操作することによって表示される操作画面がB属性である。A属性の操作画面は、操作すべき項目が比較的多く、操作が途中で中断される可能性がある操作画面であり、B属性の操作画面は、操作すべき項目が比較的少なく、操作が途中で中断される可能性が殆どない操作画面である。直前に表示されていた操作画面がB属性のものである場合にはステップS26へ進み、最終画面の記憶不要と判断して処理を終了する。この場合には、図8のステップS2からステップS4に処理が進む。
一方、直前に表示されていた操作画面がA属性のものである場合にはステップS23へ進む。ステップS23において、操作画面選択手段30の操作終了判断部30aは、操作画面の記憶が必要か否かを判断する。本実施形態においては、カーナビゲーション装置18の目的地設定画面において目的地設定が終了している場合、検索画面で検索が完了している場合、メール作成画面でメールの作成が完了している場合、通話の画面で通話が完了している場合等には、ステップS26へ進み、最終画面の記憶不要と判断して処理を終了する。この場合には、図8のステップS2からステップS4に処理が進む。
一方、ステップS23において、操作画面の記憶が必要と判断された場合には、ステップS24へ進み、最終画面の記憶が必要と判断して処理を終了する。この場合には、図8のステップS2からステップS3に処理が進む。図7で説明した例においては、図7(b)の操作画面において、空調装置22のシステム切替スイッチ12が操作されると、図7(b)の操作画面は、空調装置22のものではないので、図9のステップS21からステップS22へ進む。次いで、図7(b)の操作画面は、A属性のものであるのでステップS23へ進む。さらに、図7(b)の操作画面では、名称検索が終了していないので、ステップS23の記憶不要条件には該当せず、ステップS24へ進み、最終画面の記憶が必要と判断される。これにより、図8のステップS3へ進んで、図7(b)の操作画面がメモリに記憶される。一方、図7(e)の操作画面の後、空調装置22のシステム切替スイッチ12が操作された場合には、検索が終了しているので、図9のステップS23において、最終画面の記憶は不要と判断される。これにより、図7(e)の操作画面はメモリに記憶されずに図8のステップS4へ進む。
次に、図10を参照して、図8のステップS5における初期表示画面の選択を説明する。まず、ステップS51において、操作されたシステム切替スイッチ12に割り当てられた車載機器に関する最終画面が、メモリに記憶されているか否かが判断される。例えば、図7(c)の操作画面において、カーナビゲーション装置18のシステム切替スイッチ12が操作された場合には、図7(b)の操作画面がメモリに記憶されているので、記憶データありと判断される。一方、図7(f)の操作画面において、カーナビゲーション装置18のシステム切替スイッチ12が操作された場合には、図7(e)の操作画面はメモリに記憶されていないので、記憶データなしと判断される。
ステップS51において記憶データなしと判断された場合には、ステップS54へ進み、ステップS54では、操作されたシステム切替スイッチ12に割り当てられている車載機器の最上層の操作画面が初期画面として選択され、処理を終了する。即ち、図7(f)の操作画面において、カーナビゲーション装置18のシステム切替スイッチ12が操作された場合には、カーナビゲーション装置18の最上層の操作画面が初期画面として選択される。
一方、ステップS51において記憶データありと判断された場合には、ステップS52へ進み、ステップS52では、メモリに記憶された最終画面が不採用条件に適合するか否かが判断される。本実施形態においては、カーナビゲーション装置18の目的地の入力において、入力を中断した時から12時間以上経過した場合、Eメール送受信装置24のEメールの作成において、作成を中断した時から12時間以上経過した場合等を不採用条件に適合としている。即ち、図7(c)の操作画面において、カーナビゲーション装置18のシステム切替スイッチ12が操作された場合、図7(b)の操作画面において入力を中断した後12時間以上経過していれば、不採用条件に適合と判断される。
ステップS52において、メモリに記憶された最終画面が不採用条件に適合すると判断された場合には、ステップS55に進み、メモリに記憶されている最終画面のデータはメモリから消去される。次いで、ステップS54に進み、操作されたシステム切替スイッチ12に割り当てられている車載機器の最上層の操作画面が初期画面として選択され、処理を終了する。
一方、ステップS52において、メモリに記憶された最終画面が不採用条件に適合しないと判断された場合には、ステップS53に進み、メモリに記憶された最終画面が初期画面として選択され、処理を終了する。
本実施形態では、ステップS51において記憶データなしと判断された場合、及びステップS52においてメモリに記憶された最終画面が不採用条件に適合すると判断された場合には、初期画面として最上層の操作画面が選択されているが、これらの場合において、使用者が予め設定した任意の階層の操作画面が初期画面として選択されるように構成しても良い。
また、本実施形態においては、システム切替スイッチが1回操作されると、予め記憶されている所定の階層の操作画面が選択されるように構成されているが、そのシステム切替スイッチがもう1回続けて操作された場合に、1つ上の階層の操作画面が選択されるように構成することもできる。
また、本実施形態においては、システム切替スイッチが操作されると、操作画面選択手段によって選択された画面が表示されるように構成されているが、特定のシステム切替スイッチについては、そのシステム切替スイッチに割り当てられた車載機器の最上層の操作画面が常に選択されるように構成することもできる。
次に、図11乃至13を参照して、本発明の実施形態による車両用情報表示装置1に備えられている十字操作スイッチ9a〜9dによるカーソルの制御を説明する。図11は、ハンドル6に設けられた十字操作スイッチ9a〜9dの拡大図を示す。十字操作スイッチ9a〜9dは、ハンドル6の外周近くに配置され、ハンドルを握る運転者の左手の親指で容易に操作することができるように位置決めされている。十字操作スイッチは、上下左右方向を指示する4つのボタン9a〜9dから構成され、各ボタンは中心角90゜の概ね扇形の形状を有している。また、十字操作スイッチ9a〜9dの中央には、中央操作スイッチ9eが配置されている。
十字操作スイッチの4つのボタン9a〜9dの裏側には、夫々電気接点(図示せず)が配置されており、各ボタン9a〜9dを押すことによって、その裏側に配置された電気接点が導通する。各電気接点が導通することにより、統合処理装置10は、そのボタンが押されたことを認識する。同様に、中央操作スイッチ9eの裏側にも電気接点が配置されている。統合処理装置10に内蔵されたカーソル制御手段34は、十字操作スイッチの各ボタン9a〜9dが押されると、メインモニター2に表示されているカーソルを、押されたボタンが指示する方向へ移動させる。
例えば、図3に示す操作画面において、右方向を指示する十字操作スイッチのボタン9dを押すと、カーソルは、カーナビゲーション装置18のシステム切替スイッチ12から、運転情報検索装置28のシステム切替スイッチ12に移動する。さらに、十字操作スイッチのボタン9dをもう1回押すと、カーソルは空調装置20のシステム切替スイッチ12に移動する。また、図3に示す操作画面において、下方向を指示する十字操作スイッチのボタン9bを押すと、カーソルは、カーナビゲーション装置18の操作画面の「地図を見る」の操作メニューに移動する。使用者が、この「地図を見る」の操作メニューを選択する場合には、中央操作スイッチ9eを押すことによって、この操作メニューが選択され、図3に示す操作画面の下の階層の操作画面が表示される。このように、十字操作スイッチ9a〜9dにより各操作メニューにカーソルを移動させ、それを中央操作スイッチ9eにより選択することによって、十字操作スイッチを使用して車両用情報表示装置1を操作することができる。
また、各十字操作スイッチ9a〜9d及び中央操作スイッチ9eは、順次カーソルを移動させて操作メニューを選択するのではなく、特定の操作をすることによって、所定の操作メニューにジャンプ移動することができる。特定の操作に対応したジャンプ移動先は、予めデフォルト値として設定されている。本実施形態においては、十字操作スイッチ9bをダブルクリックの要領で2回押すとオーディオ装置20の最上層の操作画面にジャンプ移動し、中央操作スイッチ9eをダブルクリックの要領で2回押すとオーディオ装置20の音量設定メニューにジャンプ移動するようにデフォルト設定されている。また、使用者は、特定の操作に対応するジャンプ移動先を希望に応じて個別に設定することができる。
図12は、使用者がジャンプ移動先を個別設定するための操作画面を示す。この操作画面は、右端のシステム切替スイッチ12を操作することによって表示されるシステム設定画面(図4(g))の「十字ボタンの個別設定」メニューを選択すると、カーソル制御手段34に内蔵されたジャンプ移動先設定部34aによって表示される。図12の操作画面において、左側の列には各十字操作スイッチの操作が表示され、右側の列には、その操作に対応したジャンプ移動先の操作メニューが表示されている。図12の例では、十字操作スイッチ9bをダブルクリックの要領で2回押すとオーディオ装置20の最上層の操作画面にジャンプ移動し、中央操作スイッチ9eをダブルクリックの要領で2回押した場合にはジャンプ移動しないように設定されている。これらのジャンプ移動先を変更する場合には、変更するジャンプ移動先の表示にカーソルを移動させ、中央操作スイッチ9eを押すと設定可能なジャンプ移動先の候補が表示されるので、選択するジャンプ移動先にカーソルを移動させて中央操作スイッチ9eで選択する。
また、本実施形態においては、ジャンプ移動先は、ハンドル6の舵角、及び車速に応じて変更されるように構成されている。図13は、ジャンプ移動先変更処理のフローチャートを示す。まず、ステップS101において、統合処理装置10は、ハンドル6の舵角を検出する舵角センサ(図示せず)及び車速を検出する車速センサ(図示せず)から、舵角及び車速のデータを取り込む。また、統合処理装置10は、使用者がジャンプ移動先の個別設定を行っているかを検索する。次に、ステップS102において、ジャンプ移動先の個別設定が行われているか否かが判断される。個別設定が行われている場合には、ステップS102に進み、行われていない場合にはステップS103に進む。
ステップS103乃至S105では、ステップS101で取り込まれた舵角及び車速のデータに基づいて、カーソル制御手段34の舵角判断部34b及び車速判断部34cが、車両の走行状態を場合分けする。舵角が30゜未満で、車速が20km/h未満の場合にはステップS107に進み、舵角が30゜未満で、車速が20km/h以上の場合にはステップS108に進み、舵角が30゜以上で、車速が60km/h未満の場合にはステップS109に進み、舵角が30゜以上で、車速が60km/h以上の場合にはステップS110に進む。
舵角が30゜未満で、車速が20km/h未満の場合のステップS107では、十字操作スイッチ9bの2回操作のジャンプ移動先が風向設定メニュー、中央操作スイッチ9eの2回操作のジャンプ移動先が音量設定メニューに設定される。また、舵角が30゜未満で、車速が20km/h以上の場合のステップS108では、十字操作スイッチ9bの2回操作のジャンプ移動先が風向設定メニュー、中央操作スイッチ9eの2回操作のジャンプ移動先が音量設定メニューに設定される。さらに、舵角が30゜以上で、車速が60km/h未満の場合のステップS109では、十字操作スイッチ9bの2回操作のジャンプ移動が禁止され、中央操作スイッチ9eの2回操作のジャンプ移動先が音量設定メニューに設定される。また、舵角が30゜以上で、車速が60km/h以上の場合のステップS110では、十字操作スイッチ9bの2回操作のジャンプ移動が禁止され、中央操作スイッチ9eの2回操作のジャンプ移動先が音量設定メニューに設定される。さらに、ジャンプ移動先が個別設定されている場合のステップS106では、走行状態に関らず、個別設定されたとおりのジャンプ移動先が設定される。
ステップS106乃至S110の処理が終わると、ステップS111に進む。ステップS111では、十字操作スイッチ9bの2回操作、及び中央操作スイッチ9eの2回操作に対応するジャンプ移動先の各操作メニューに、その操作メニューがジャンプ移動先に設定されている旨を示すシンボルを表示する。ステップS112では、ステップS111でシンボルが表示された操作メニューに変更があったか否かが判断される。操作メニューに変更があった場合には、ステップS113に進み、変更された操作メニューが運転者に認識されやすいように、その操作メニューのシンボルを拡大するように表示を変化させ、ステップS114に進む。操作メニューに変更がなかった場合には、そのままステップS114に進む。
次いで、ステップS114では、十字操作スイッチ9bの2回操作、又は中央操作スイッチ9eの2回操作が行われたか否かが判断される。何れの操作スイッチも操作されなかった場合には、このフローチャートの1回の処理を終了する。何れかの操作スイッチが操作された場合には、ステップS115へ進む。ステップS115では、操作されたジャンプ移動が禁止されているか否かが判断される。例えば、舵角が30゜以上、車速が60km/h未満の状態で、十字操作スイッチ9aが操作された場合には、この操作に対応するジャンプ移動先は禁止されているので、ステップS116に進む。また、舵角が30゜未満、車速が20km/h以上の状態で、十字操作スイッチ9aが操作された場合には、この操作に対応するジャンプ移動先は禁止されていないので、ステップS117に進む。
ステップS116では、警告手段36が、運転者の操作に対応したジャンプ移動先へのジャンプ移動が禁止されている旨をメインモニター2に表示して、このフローチャートの1回の処理を終了する。ステップS117では、カーソル制御手段34が、運転者の操作に対応したジャンプ移動先へカーソルをジャンプ移動させて、このフローチャートの1回の処理を終了する。カーソル制御手段34は、図13に示す処理フローを逐次繰り返すことにより、走行状態に応じてカーソルのジャンプ移動先を変更する。
次に、図14及び図15を参照して、空調装置22の操作を説明する。図14は、空調装置22の最上層の操作画面を示し、図15は、空調制御手段38による空調装置22の制御フローチャートを示す。
まず、使用者が、空調装置22に割り当てられた左から3番目のシステム切替スイッチ12にタッチし、又は、このシステム切替スイッチ12に十字操作スイッチを使用してカーソルを移動させた状態で中央操作スイッチ9eを押すと、図14に示す空調装置22の初期操作画面が表示される。図15のステップS201では、この操作の有無が判断される。空調装置22のシステム切替スイッチ12の操作がなかった場合には、このフローチャートの1回の処理を終了する。空調装置22のシステム切替スイッチ12の操作があった場合には、ステップS202に進み、空調装置22が現在起動されているか否かが判断される。空調装置22が既に起動されている場合には、このフローチャートの1回の処理を終了する。
空調装置22がまだ起動されていない場合には、ステップS203に進み、空調制御手段38によって、空調装置22が自動的に起動される。次いで、ステップS204では、カーソルが自動的に風向設定メニュー40に移動される。本実施形態においては、風向設定メニュー40は、上から順に配置された正面吹出モード42、正面・足元吹出モード44、足元吹出モード46から構成されている。正面吹出モード42では、空調装置22から吹出される風は、運転席及び助手席の搭乗者の身体に向けて吹出され、正面・足元吹出モード44では、風は搭乗者の身体及び足元に向けて吹出され、足元吹出モード46では、風は搭乗者の足元に向けて吹出される。さらに、ステップS205では、空調装置22の吹出しの風向きを正面・足元吹出モードに設定し、このフローチャートの1回の処理を終了する。
また、本実施形態においては、風向設定メニュー40の何れかにカーソルがあるとき、十字操作スイッチ9dを操作してカーソルの右方向の移動を指示すると、風向設定メニュー40の右側には操作メニューがないのでカーソルは右側には移動しないが、この操作を行うことによって、空調装置22の風量を順次増加させることができる。さらに、本実施形態において、カーソルが風向設定メニュー40にある状態から、十字操作スイッチ9cを2回操作してカーソルの左方向に移動させると、カーソルはA/Cメニュー48に移動する。この状態でさらに十字操作スイッチ9cを操作すると、A/Cメニュー48の左側には操作メニューがないのでカーソルは左側には移動しないが、この操作を行うことによって、空調装置22の風量を順次減少させることができる。
このように構成された、本実施形態の車両用情報表示装置によれば、システム切替スイッチ12によって空調装置22を選択するだけで、自動的に空調装置22が起動し、また、風向が最も使用頻度の高い正面・足元吹出モードに設定される。さらに、この風向の設定を変更するには、十字操作スイッチ9a又は9bを1回操作するだけで、何れの風向にも容易に変更することができる。また、初期状態から風量の設定を変更するには、十字操作スイッチ9c又は9dを適当な回数操作するだけで、好みの風量に容易に設定することができる。これらの操作は非常に単純であり、使用者の感覚に良く適合しているため覚えやすく、使用者は、メインモニター2又はサブモニター8を見ることなく、指の感覚だけで各十字操作スイッチを操作し、空調装置を設定することができる。このように、本実施形態の車両用情報表示装置によれば、使用頻度が非常に高い空調装置を、単純な操作で好みの状態に設定することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の変更を加えることができる。
本発明の実施形態による車両用情報表示装置が搭載された車室内を示す図である。 本発明の実施形態の車両用情報表示装置の概略ブロック図である。 本発明の実施形態の車両用情報表示装置のメインモニターに表示される画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態の車両用情報表示装置によって制御される各車載機器の最上層の操作画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態による車両用情報表示装置の操作画面の階層構造の一例を説明する図である。 本発明の実施形態による車両用情報表示装置の操作画面の階層構造の一例を説明する図である。 本発明の実施形態による車両用情報表示装置の作用の概略を説明する図である。 システム切替スイッチが操作されたときの統合処理装置における処理を示すフローチャートである。 図8に示すフローチャートのステップS2における処理を示すフローチャートである。 図8に示すフローチャートのステップS5における処理を示すフローチャートである。 ハンドルに設けられた十字操作スイッチの拡大図である。 使用者がジャンプ移動先を個別設定するための操作画面を示す。 ジャンプ移動先変更処理のフローチャートを示す。 空調装置の最上層の操作画面を示す。 空調装置の制御フローチャートを示す。
符号の説明
1 車両用情報表示装置
2 メインモニター
4 ダッシュボード
6 ハンドル
8 サブモニター
9a〜9d 十字操作スイッチ
9e 中央操作スイッチ
10 統合処理装置
12 システム切替スイッチ
14 トップメニュースイッチ
16 戻しスイッチ
18 カーナビゲーション装置
20 オーディオ装置
22 空調装置
24 Eメール送受信装置
26 自動車電話
28 運転情報検索装置
29 インターネット接続装置
30 操作画面選択手段
30a 操作終了判断部
32 画面表示手段
34 カーソル制御手段
34a ジャンプ移動先設定部
34b 舵角判断部
34c 車速判断部
36 警告手段
38 空調制御手段
40 風向設定メニュー
42 正面吹出モード
44 正面・足元吹出モード
46 足元吹出モード
48 A/Cメニュー

Claims (6)

  1. 空調装置を含む複数の車載機器の操作及び情報表示を統合して行うことができる車両用情報表示装置であって、
    上記各車載機器の操作画面が、各車載機器ごとに階層的に表示されるディスプレイと、
    操作する車載機器を選択するために車載機器ごとに割り当てられたシステム切替スイッチと、
    このシステム切替スイッチによって上記空調装置が選択されると、上記空調装置の初期操作画面を上記ディスプレイに表示させ、自動的に空調装置を起動させる空調制御手段と、
    を有することを特徴とする車両用情報表示装置。
  2. 上記空調装置の初期操作画面において、風向設定メニューが操作可能な状態に選択されている請求項1記載の車両用情報表示装置。
  3. 上記ディスプレイに表示される上記空調装置の操作画面において、風向設定メニューが、上方から下方に順に並べられた、正面吹出モード、正面・足元吹出モード、及び足元吹出モードから構成され、上記空調装置の初期操作画面において正面・足元吹出モードが選択されている請求項1又は2記載の車両用情報表示装置。
  4. さらに、上記ディスプレイに表示される操作画面の操作メニューの中から、各方向にカーソルを移動させることにより操作メニューを選択する十字方式の十字操作スイッチを有する請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両用情報表示装置。
  5. 上記ディスプレイに表示される上記空調装置の操作画面において、風向設定メニューは、上記カーソルを風向設定メニューからさらに何れかの方向に移動させることができない位置に配置されており、上記風向設定メニューが選択されている状態で、上記十字操作スイッチによってカーソルを移動させることができない方向の操作を行うと、上記空調装置の風量が変化される請求項4記載の車両用情報表示装置。
  6. 上記ディスプレイに表示される上記空調装置の操作画面において、風向設定メニューは、上記カーソルをさらに右側に移動させることができない位置に配置されており、風向設定メニューが選択されている状態で、上記十字操作スイッチによってカーソルを右側に移動させる操作を行うと上記空調装置の風量が増加される請求項4記載の車両用情報表示装置。
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