JP4431896B2 - バッテリ充電制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、磁石式交流発電機の出力でバッテリを充電するために用いるバッテリ充電制御装置に関するものである。
エンジンや風車等の原動機により駆動される発電機として磁石式交流発電機が用いられている。磁石式交流発電機の出力でバッテリを充電する際に用いるバッテリ充電制御装置としては、バッテリの端子電圧が設定値を超えたときに発電機の出力を短絡する発電機出力短絡式のものが多く用いられている。
発電機出力短絡式のバッテリ充電制御装置は、例えば特許文献1に示されているように、磁石式交流発電機の出力が入力端子間に入力され、出力端子間にバッテリが接続されるダイオードブリッジ全波整流回路と、この整流回路のブリッジの上辺を構成する各ダイオードまたは下辺を構成する各ダイオードに逆並列接続された発電機出力短絡用スイッチと、整流回路の出力端子間の電圧が設定値を超えたときに前記発電機出力短絡用スイッチをオン状態にするように制御するスイッチ制御回路とを備えていて、整流回路の出力端子間の電圧が設定値を超えたときに発電機出力短絡用スイッチをオン状態にして発電機の出力端子間(整流回路の入力端子間)を短絡することにより、バッテリの両端の電圧が設定値を超えないように制御しつつ磁石式交流発電機から整流回路を通してバッテリに充電電流を供給する。
この種のバッテリ充電制御装置では、電圧調整時に発電機出力短絡用スイッチと、整流回路を構成するダイオードの一部(出力短絡用スイッチが逆並列接続されたダイオード)とを通して短絡電流を流すため、発電機の出力電流が大きく、流れる短絡電流が大きい場合に、短絡電流が流れる素子での発熱量が多くなり、素子の温度上昇する。そのため、この種の装置では、図5及び図6に示すように、その構成要素を外面に多数の放熱フィン1aが設けられたケース1内に収容して、冷却を要す発熱要素(大きな電流が流れる半導体スイッチ素子や整流素子等)をケース1に伝熱的に結合している。ケース1は、内部に収容された発熱要素からの放熱を良好にするために、熱伝導性が良好な材料(樹脂材料または金属材料)により形成されている。
特開2003−111299号公報
上記のように、発電機出力短絡式のバッテリ充電装置では、その構成要素を、外面に放熱フィンが設けられたケース内に収容して、発熱要素の熱を放熱フィンを通して外部に放散させるようにしているが、このようにケースからの放熱効果を高めるための配慮をしても、空気の流通が良好でない場所に装置を設置した場合や、エンジンの近傍等の周囲温度が比較的高い場所に装置を設置した場合には、放熱フィンの近傍の加熱された空気が冷たい空気と円滑に置換されないため、放熱を効果的に行うことができず、発電機の出力電流が大きい場合に、ケース内の温度が異常上昇して半導体素子が破壊される等のトラブルが生じるおそれがあった。
本発明の目的は、ケースからの放熱効果を高めて、ケース内の温度が異常上昇するおそれを無くしたバッテリ充電制御装置を提供することにある。
本発明は、磁石式交流発電機の出力が入力端子間に入力され、出力端子間にバッテリが接続されたダイオードブリッジ全波整流回路と、この整流回路のブリッジの上辺を構成する各ダイオードまたは下辺を構成する各ダイオードに逆並列接続された発電機出力短絡用スイッチと、整流回路の出力端子間の電圧が設定値を超えたときに発電機出力短絡用スイッチをオン状態にするように制御するスイッチ制御回路とを備えたバッテリ充電制御装置を対象とする。
本発明においては、上記整流回路、発電機出力短絡用スイッチ及びスイッチ制御回路の構成要素が外面に放熱フィンを有するケース内に収容され、ケース内に収容された構成要素のうち、冷却の必要がある発熱要素がケースに伝熱的に結合されている。また直流ファンモータにより駆動されて上記ケースの少なくとも一部の放熱フィンに接触する空気流を生じさせる送風機が上記ケースに取りつけられ、直流ファンモータの電機子コイルが、整流回路の発電機出力短絡用スイッチが逆並列接続されたダイオードに対して直列に接続されている。
上記のように構成すると、送風機により強制的に生じさせられる空気流がケースの放熱フィンの少なくとも一部に常時接触させられて、該放熱フィンでの熱交換が効率よく行われるため、空気の流通が悪い場所や、周囲温度が比較的高い場所に装置が設置された場合でも、ケースからの放熱を効率よく行わせて、ケース内の発熱要素の冷却を効果的に図ることができ、ケース内の温度が異常上昇するのを防ぐことができる。
また上記のように、ファンモータを整流回路の発電機出力短絡用スイッチが接続されたダイオードに対して直列に接続しておくと、発電機出力短絡用スイッチがオン状態にされて発電機の出力が短絡されているとき(大きな短絡電流が流れて発熱要素が多くの熱を発生しているとき)にもファンモータが駆動されるため、従来は負荷に供給されることなく、発電機出力の短絡回路で無駄に消費されていた電力を有効に利用してケースの冷却を効果的に図ることができる。
本発明の好ましい態様では、ケースの一面の中央に放熱フィンを有する送風機取付領域が設けられ、送風機は、送風機取付領域に設けられた放熱フィンに向けて空気流を吹き付けるように位置決めされて、送風機取付領域に取りつけられている。
なお本発明においては、送風機によりケースの放熱フィンに接触する空気流を生じさせればよいので、本発明は、放熱フィンに向けて空気流を吹き付けるように送風機を設ける場合に限定されるものではなく、放熱フィン近傍の空気を吸引してケースから離れる方向に送出するように送風機を設けて、放熱フィンに接触する空気流を生じさせる場合も本発明の範囲に包含される。
以上のように、本発明によれば、バッテリ充電制御装置の構成要素を収容したケースに送風機を取りつけて、該送風機により強制的に生じさせられる空気流をケースの放熱フィンの少なくとも一部に接触させるようにしたので、ケースの放熱フィンでの熱交換を効率よく行わせて、ケースの冷却を効果的に行わせることができる。従って、空気の流通が悪い場所や、周囲温度が比較的高い場所に装置が設置された場合でも、ケースからの放熱を効率よく行わせて、ケース内の発熱要素の冷却を効果的に行うことができ、ケース内の温度が異常上昇するのを防ぐことができる。
また本発明においては、ファンモータを整流回路の発電機出力短絡用スイッチが接続されたダイオードに対して直列に接続したので、発電機出力短絡用スイッチがオン状態にされて発電機の出力が短絡されているときにもファンモータを駆動することができる。従って、従来は負荷に供給されることなく、発電機出力の短絡回路で無駄に消費されていた電力をファンモータで有効に利用してケースの冷却を効果的に図ることができる。
以下図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態で用いる電気回路の構成を示した回路図である。同図において1はエンジン等の原動機により駆動される磁石式交流発電機で、この発電機は、Δ結線された3相の電機子コイルLuないしLwを有しており、これらの電機子コイルから3相の出力端子10uないし10wが導出されている。
11はバッテリ充電制御装置の主回路を構成する整流・電圧調整回路で、ブリッジの上辺を構成するダイオードDuないしDwと、ブリッジの下辺を構成するダイオードDxないしDzとからなる3相ダイオードブリッジ全波整流回路と、この整流回路のブリッジの下辺を構成するダイオードDxないしDzにそれぞれ逆並列接続された発電機出力短絡用スイッチとしてのサイリスタThaないしThcとからなっている。
整流回路のブリッジの上辺を構成するダイオードDuないしDwのカソードは整流・電圧調整回路のプラス側直流出力端子11aに共通接続され、アノードはブリッジの下辺を構成するダイオードDxないしDzのカソードに接続されている。ブリッジの下辺を構成するダイオードDxないしDzのうち、ダイオードDxのアノードはファンモータ14の電機子コイルMを通して整流・電圧調整回路のマイナス側出力端子11bに接続され、他のダイオードDy及びDzのアノードは整流・電圧調整回路のマイナス側出力端子11bに直接接続されている。またサイリスタThaは、そのアノードをダイオードDxのカソードに接続し、カソードをマイナス側出力端子11bに接続した状態で設けられて、電機子コイルMを通してダイオードDxに逆並列接続され、サイリスタTha及びThcは、それぞれのアノードをダイオードDy及びDzのカソードに接続し、カソードをマイナス側出力端子11bに直接接続した状態で設けられて、ダイオードDy及びDzに逆並列接続されている。
即ちこの例では、1つの発電機出力短絡用スイッチ(Tha)が逆並列接続されるダイオードDxに対して直列に直流ファンモータの電機子コイルMが挿入され、発電機出力短絡用スイッチ(Tha)は、電機子コイルMを通してダイオードDxに逆並列接続されている。
上記整流・電圧調整回路においては、ダイオードDuないしDwのアノードとダイオードDxないしDzのカソードとの接続点がそれぞれU相ないしW相の交流入力端子11uないし11wとなっていて、これらの入力端子11uないし11wがそれぞれ磁石式交流発電機10の出力端子10uないし10wに接続されている。
図1において、12は上記整流回路の出力端子10a,10b間の電圧を検出して、検出した電圧が設定値を超えたときにサイリスタ(発電機出力短絡用スイッチ)ThaないしThcに同時にトリガ信号を与えるようにサイリスタThaないしThcを制御するスイッチ制御回路で、整流・電圧調整回路11とスイッチ制御回路12とによりバッテリ充電制御装置13が構成されている。
図示の例では、直流出力端子11a,11b間にヒューズFを通してバッテリ15が接続され、バッテリ15の両端に電圧計16が接続されている。またバッテリ15とヒューズFとの直列回路の両端に電源スイッチ17と電流計18とを通して適宜の負荷19が接続されている。
また図示の例では、サイリスタThaのカソード及びダイオードDxのアノードにそれぞれリード線20及び21の一端が接続され、これらのリード線の他端はカプラ22に設けられた接触子22a,22bに接続されている。また直流ファンモータ14の電機子コイルMの一端及び他端にそれぞれリード線23及び24の一端が接続され、これらのリード線の他端はカプラ25に設けられた接触子25a及び25bに接続されている。カプラ22とカプラ25とを接続することにより、電機子コイルMの一端及び他端がそれぞれサイリスタThaのカソード及びダイオードDxのアノードに接続されるようになっている。
上記バッテリ充電制御装置13の構成要素は、図2ないし図4に示すように、外面に多数の放熱フィンを有してヒートシンクを兼ねるケース31内に収容され、バッテリ充電制御装置13の構成要素のうち、冷却を要する発熱要素はケース31に伝熱的に結合されている。冷却を要する発熱要素とは、放熱を良好にするための措置を講じないと温度が異常上昇するおそれがある要素であり、図示の例では、ダイオードDuないしDw及びDxないしDzと、サイリスタThaないしThcとである。発熱要素とケース32との伝熱的な結合は、発熱要素のケーシングとケース31の内面とをシリコンペースト等の熱伝導率が高いペーストの層を介して機械的に接触させる等の常套的な手段により行うことができる。
図示の例では、図4に示されているように、ケース31が熱伝導率が高い金属材料または樹脂材料からなる箱形のケース本体31Aと、同じく熱伝導率が高い金属材料または樹脂材料からなっていてケース本体31Aの開口部を閉じる蓋31Bとからなっている。ケース本体31Aはその幅方向の両端に張出部31a1,31a2を有している。また蓋31Bはヒートシンクを構成するように肉厚に形成されてケース本体31Aの開口部を閉じる本体部31b0と、この本体部の幅方向の両端から張り出した張出部31b1,31b2とを有していて、張出部31b1,31b2をケース本体の張出部31a1,31a2の上に重ねた状態で配置されている。蓋31Bは、その張出部31b1,31b2がケース本体31Aの張出部31a1,31a2に締結されることによりケース本体31Aに固定される。
本発明においては、ケース31の一面に送風機取付領域が設けられて、この送風機取付領域に前記ファンモータ14により駆動される送風機40が取りつけられる。図示の例では、ケース31の蓋31Bの中央部に送風機取付領域31Cが設けられ、この送風機取付領域には、張出部31b1,31b2に達しない、長さが短い複数の放熱フィン32が設けられ、蓋31Bの他の領域には、放熱フィン32よりも長い多数の放熱フィン33が設けられている。またケース本体31A側には、その側面と張出部31a1,31a2とに跨って多数の放熱フィン34が設けられている。
またケース本体31Aの放熱フィンが設けられていない一側面に、ケース内の整流・電圧調整回路の入力端子11uないし11w及び直流出力端子11a,11bにそれぞれつながる接触子を備えたカプラ35が取りつけられている。このカプラには、磁石式交流発電機10の出力端子や、バッテリ15の両端につながるリード線に取りつけられた相手側カプラが接続される。
また図示の例では、サイリスタThaのカソード及びダイオードDxのアノードに一端が接続され、他端にカプラ22が取りつけられたリード線20及び21がケース31から外部に導出されている。
送風機40は、天板部41aと、天板部41aの幅方向の両端から同じ側に直角に折れ曲がった側壁部41b,41cと、側壁部41b,41cの天板部と反対側の端部から外側に直角に折れ曲がった鍔板部41d,41eとを有するフレーム41と、フレーム41の天板部41aの中央部に取りつけられて、出力軸がフレーム41の内側に導出されたファンモータ14と、ファンモータ14の出力軸に取りつけられた送風ファン42とからなっている。フレーム41の天板部41aには、多数(図示の例では4個)の通風孔41fが形成されている。
送風機40は、フレーム41の鍔板部41d,41eをケースの蓋31Bの張出部31b1,31b2の上に載せ、送風ファン42を蓋31Bに設けられた放熱フィンに向けた状態で配置されて、鍔板部41d,41eとケースの蓋31Bの張出部31b1,31b2とケース本体の張出部31a1,31a2とを貫通させたボルト43と、このボルト43に螺合されたナット44とによりケース31に締結されている。そして、ファンモータ14から導出されたカプラ25をケース31から導出されたカプラ22に接続することにより、ファンモータ14が整流・電圧調整回路11のダイオードDxに対して直列に接続される。
本実施形態のバッテリ充電制御装置において、バッテリ15の両端の電圧が設定値以下であるときには、スイッチ制御回路12がサイリスタThaないしThcのゲートにトリガ信号を与えないため、サイリスタThaないしThcはオン状態になることがない。この状態では、磁石式交流発電機10からダイオードDuないしDw及びDxないしDzからなる整流回路を通してバッテリ15に充電電流が供給される。バッテリ15の充電が進み、その両端の電圧が設定値を超えると、スイッチ制御回路12がサイリスタThaないしThcに同時にトリガ信号を与えるため、これらのサイリスタのうち、アノードカソード間に順方向電圧が印加されたものがオン状態になり、オン状態になったサイリスタと、整流回路のブリッジの下辺を構成するダイオードDxないしDzのいずれかとを通して発電機10の出力端子間(整流回路の入力端子間)を短絡する短絡回路が構成される。そのため発電機の出力が短絡され、バッテリ15への充電電流の供給が停止する。バッテリ15の両端の電圧が設定値以下になると、サイリスタThaないしThzにトリガ信号が与えられなくなるため、これらのサイリスタは、アノード電流が保持電流未満に減衰した時点でオフ状態になり、再び発電機の整流出力がバッテリ15に供給されるようになる。これらの動作の繰り返しにより、バッテリ15の両端の電圧が設定値付近に保持される。
直流ファンモータ14の電機子コイルMには、サイリスタThaないしThzがオフ状態にあって電圧調整が行われていないときにも、サイリスタThaないしThzがオン状態にあって電圧調整が行われているときにも電流が流れるため、送風機40は、発電機が運転されている間ケース31の放熱フィンに向けて送風を続け、ケースの放熱フィンに接触する空気流を生じさせる。従って、従来は負荷に供給されることなく、発電機出力の短絡回路で無駄に消費されていた電力を有効に利用してケースの冷却を効果的に図ることができる。
またファンモータ14は、発電機の出力が大きく、整流・電圧調整回路11に大きな電流が流れるとき(発熱要素からの発熱量が多いとき)に、大きな駆動電流が供給されて回転速度が上昇し、発電機の出力が小さく、整流・電圧調整回路11に大きな電流が流れないとき(発熱要素からの発熱量が少ないとき)には、駆動電流が小さくなってその回転速度が低下する。従って、本発明によれば、ファンモータを発熱要素の発熱量に見合った速度で回転させて、発熱量に見合った送風量を得ることができ、ケース31の冷却を効果的に行わせることができる。
上記の実施形態では、ケースの放熱フィンに空気流を吹き付けるように送風機40を設けたが、本発明においては、送風機によりケース31の放熱フィンに接触する空気流を生じさせればよいので、放熱フィン近傍の空気を吸引してケースから離れる方向に送出するように送風機を設けて、放熱フィンに接触する空気流を生じさせるようにしてもよい。
上記の実施形態では、ダイオードDxに対して直列にファンモータの電機子コイルを接続しているが、ファンモータは発電機出力短絡用スイッチが逆並列接続されているダイオードに対して直列に接続すれば良く、図1においてブリッジの下辺を構成する他のダイオードDyまたはDzに対して直列にファンモータを接続してもよいのはもちろんである。
上記の実施形態では、整流・電圧調整回路11の整流回路のブリッジの下辺を構成するダイオードDxないしDzにそれぞれサイリスタThaないしTxzを逆並列接続したが、整流回路のブリッジの上辺を構成するダイオードDuないしDwに対してサイリスタThaないしThcを逆並列接続して、これらのサイリスタとダイオードDuないしDwのいずれかとを通して発電機の出力端子間を短絡する短絡回路を構成する場合にも本発明を適用することができる。
上記の実施形態では、ファンモータをカプラ22及び25を介して整流・電圧調整回路11に接続しているが、ファンモータの電機子コイルから導出したリード線をグロメットを通してケース31内に導入して、ファンモータの電機子コイルを整流・電圧調整回路11の所定箇所に直結するようにしてもよい。
上記の実施形態では、発電機出力短絡用スイッチとしてサイリスタを用いているが、バイポーラトランジスタやMOSFETなどの他のスイッチ素子を発電機出力短絡用スイッチとして用いる場合にも本発明を適用することができる。
本発明の一実施形態の電気的な構成を示した回路図である。 本実施形態に係わるバッテリ充電制御装置の送風機を取りつける前の状態を、ケースの一部を切り欠いて示した正面図である。 本実施形態に係わるバッテリ充電制御装置の正面図である。 図3の右側面図である。 従来のバッテリ充電制御装置の正面図である。 図5の右側面図である。
符号の説明
10 磁石式交流発電機
11 整流・電圧調整回路
12 スイッチ制御回路
13 バッテリ充電制御装置
14 直流ファンモータ
15 バッテリ
31 ケース
32,33,34 放熱フィン

Claims (2)

  1. 磁石式交流発電機の出力が入力端子間に入力され、出力端子間にバッテリが接続されたダイオードブリッジ全波整流回路と、前記整流回路のブリッジの上辺を構成する各ダイオードまたは下辺を構成する各ダイオードに逆並列接続された発電機出力短絡用スイッチと、前記整流回路の出力端子間の電圧が設定値を超えたときに前記発電機出力短絡用スイッチをオン状態にするように制御するスイッチ制御回路とを備えたバッテリ充電制御装置において、
    前記整流回路、発電機出力短絡用スイッチ及びスイッチ制御回路の構成要素が外面に放熱フィンを有するケース内に収容されて、前記構成要素のうち、冷却の必要がある発熱要素が前記ケースに伝熱的に結合され、
    直流ファンモータにより駆動されて前記ケースの少なくとも一部の放熱フィンに接触する空気流を生じさせる送風機が前記ケースに取りつけられ、
    前記直流ファンモータの電機子コイルが、前記整流回路の前記発電機出力短絡用スイッチが逆並列接続されたダイオードに対して直列に接続されていること、
    を特徴とするバッテリ充電制御装置。
  2. 前記ケースの一面の中央に放熱フィンを有する送風機取付領域が設けられ、
    前記送風機は、前記送風機取付領域に設けられた放熱フィンに向けて空気流を吹き付けるように位置決めされて前記送風機取付領域に取りつけられていることを特徴とする請求項1に記載のバッテリ充電制御装置。
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