JP4430357B2 - 光書込装置および走査結像レンズ - Google Patents

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Description

この発明は、互いに発光波長の異なる複数の光束により、共通の被走査面を光走査して光書込みを行う光書込装置に関する
互いに発光波長の異なる複数の光束により、共通の被走査面を光走査して光書込みを行う光書込装置は、例えば、光束の波長を赤波長・緑波長・青波長とした3本の光束を用い、カラー印画紙を光走査してカラー画像を形成する「カラー写真印画装置」等として知られている。
このような装置においては一般に、複数の光束は回転多面鏡等の「共通の光偏向手段」により偏向され、fθレンズ等の「共通の走査結像レンズ」により被走査面上に光スポットとして集光されて光走査による光書込みを行う。
このような場合、光束相互は互いに波長が異なるので、走査結像レンズの倍率色収差が良好に補正されていないと、各光束による光走査が同一条件にならず、形成されるカラー画像に「色ずれ」等の画質劣化を生じる。
このような問題を回避するため、倍率色収差を十分に補正した走査結像レンズが提案されている(特許文献1等)が、「倍率色収差を完全に補正した走査結像レンズ」を構成するのは容易でなく、走査結像レンズのレンズ枚数が増大して走査結像レンズが大型化し、その配置に大きなスペースを取り光書込装置の大型化やコスト高を招来していた。
特開平7―191261号公報
この発明は、上記走査結像レンズにおける倍率の色収差に起因する画質劣化の問題を、低コスト且つ簡易に回避することを課題とする。
この発明の光書込装置は「赤色、緑色、青色の3本のレーザ光束を、3個の変調手段により画像信号に応じて個別的に強度変調したのち、一本の光束として合成し、共通の光偏向手段である回転多面鏡により等角速度的に偏向させ、偏向された光束を、共通の走査結像レンズにより被走査面上に集光させて上記レーザ光束ごとに光スポットを形成し、これら赤色、緑色、青色の光スポットにより上記被走査面を等速的に光走査して光書込みを行う光書込装置」であって以下の特徴を有する(請求項1)。
即ち、各光束が光走査により被走査面に光書込みを行う光書込み長さを、「走査結像レンズに現に存する倍率色収差」に拘わらず実質的に同一とするように、個の変調手段に印加する種のクロック信号の周波数を互いに異ならせて設定する。
「光書込み長さ」は、光書き込みにより「画像の1ライン分を書込む長さ」である。また「クロック信号」は、光束の変調における変調の1単位を「クロック周期」とする信号であり、従って、変調によるオン・オフ時間の長さは、クロック周期の整数倍の長さになる。
共通の走査結像レンズは、光偏向手段側から被走査面側に向かって、第1群および第2群をこの順序に配置してなり、fθ特性を補正されたfθレンズであって、「等速特性を補正されている」が、このことは、基準となる光束の色である赤色のレーザ光束において、光スポットの像高:Hにおける走査速度:V(H)と理想の走査速度:Vとの差の、理想の走査速度:Vにする比(=[{V(H)−V}/V]×100(%))として定義される等速性が1.5%以下に補正されていること、さらに、他の色の光束:緑色レーザ光束、青色レーザ光束に対する等速性と、上記赤色レーザ光束に対する等速性との、同一像高における差が、像高:Hに拘わらず、0.015%以下に補正されていることを意味する。等速特性は、fθ特性である。
請求項1記載の光書込装置は、個の光源装置からの各光束による光書込み開始位置を揃えるために「光書込み開始のタイミングを変調手段ごとに設定」する。
個の光源装置」の各々はレーザ光源であり、3個の変調手段の個々をAO変調素子とすることができる。
3個の光源装置が「赤色、緑色、青色のレーザ光を放射するもの」であるが、「カラー印画紙」を実体的な被走査面として光書込みを行うことができる。
請求項1記載の光書込装置においては、上記の如く、共通の光偏向手段は回転多面鏡で、共通の走査結像レンズはfθレンズである。
走査結像レンズは、fθレンズであって、2群構成であり、光偏向手段側から被走査面側に向かって、第1群及び第2群をこの順序に配置してなる。
第1群は、光偏向手段の側から順に、主走査方向の屈折力が負と正の2枚のレンズを配してなる。
第2群は、主走査方向に長い長尺トロイダルレンズである。
基準となる赤色での全レンズ系の焦点距離を100に規格化したとき、回転多面鏡側から数えて第i(=1〜6)番目のレンズ面の主走査方向の曲率半径:RiY、回転多面鏡側から数えて第i(=1〜5)番目と第i+1番目のレンズ面の光軸上での間隔:Di、回転多面鏡側から数えて第j(=1〜3)番目のレンズのd線に対する屈折率:Ndjおよびd線におけるアッベ数:νjが条件:
(1) 0.94<[{(-R2Y/(Nd1-1))}+D2]/(-R2Y/(Nd1-1))<1
(2) 0.9 <{(Nd2-1)/R3Y}/{(Nd1-1)/R1Y}<3
(3) νd1≦31
(4) νd2≧55
満足する。
上記の如く、この発明における光書込装置の走査結像レンズとしては「現に倍率色収差が存在」するものを用いる。即ち、この発明の光書込装置に用いられる走査結像レンズは、倍率色収差の補正を実質的に行わないか、あるいは行ったとしても「大まかな補正」を行う程度である。
このように、倍率色収差に対する補正の要請が大幅に緩和されるため、走査結像レンズに求められる他の特性の補正が容易になり、等速性であるfθ特性を極めて良好に補正することができるので、等速性を上記の如く良好に補正するのである。
互いに波長の異なる赤・緑・青の3本のレーザ光束は「これらに共通の光偏向手段」により偏向され、「共通の走査結像レンズ」により共通の被走査面上に集光するが、走査結像レンズに倍率色収差が許容されているため、各光束が同一時間:T内に被走査面を光走査する「光書込み長さ」は、光束の波長に応じて異なる。
一般的に説明すると、互いに波長の異なるn本の光束を、短波長側からLx1、Lx2、・・、Lxi、・・Lxnとし、これら光束が上記時間:T内に被走査面を光走査する光書込み長さをL1、L2、・・Li、・・Lnとすると、一般には、
Ln>Ln−1>・・・>Li>・・L2>L1
となる。
前述した如く「光変調における1単位がクロック信号の1周期」であるので、光走査による光書込みで、1ラインを書込む時間が上記時間:Tであるとし、この時間:Tがクロック信号のN周期に相当するものとする。上記クロック信号の1周期をtとする。
光走査による光スポットの被走査面上における移動速度の平均を光束:Lxiに対応させてVi(i=1〜n)とすると、倍率の色収差に応じてViは相互に微妙に異なっており、i=1〜nの各々に対応して、
Li=Vi・T=Vi・t・N (式1)
となる。
走査結像レンズに「現に存する倍率色収差」に拘わらず、i=1〜nに対して、光書込み長さ:Liが実質的に一定となるようにするには、(式1)の右辺における時間:tを調整すればよい。
即ち、光束Lxiの波長に応じ、クロック信号の1周期:tiを、
Li=Vi・ti・N=K(一定値) (式2)
が光束Lx1〜Lxnについて成り立つように設定すればよい。
各光束Lxiを変調させるためのクロック信号の周波数をfiとすると、ti=1/fiである。
光束Lx1〜Lxnのうち、例えば、光束Lxn(上の説明における「基準と成る色:A1」の光束)を基準とし、この光束が時間:T内に光書込みする長さ:Lnを基準長さとして、他の光束Lxiによる光書込み長さが基準長さ:Lnと実質的に等しくなるようにする条件は、
Li=Vi・N/fi=Ln
であるから、光束Liを光変調するクロック信号の周波数:fiを上記(式2)が満足されるように設定すればよいことになる。
即ち、走査結像レンズに現に存する倍率色収差により、上記Viは相互に異なるが、各Viは「等速特性と倍率色収差」に応じて一義的に定まり、また、1ラインを書込むための「クロック信号のN周期」は、光書込みの条件として一義的に定まるから、各光束Lxiに対するクロック信号の周波数:fiの調整により、各光束Lxiが光走査により被走査面に光書込みを行う光書込み長さを、「走査結像レンズに現に存する倍率色収差」に拘わらず実質的に同一とすることができる。
光走査装置では一般に、各回の光走査ごとに「光書込み開始位置」を揃えるために「光書込み領域へ向かって偏向の途上にある光束」を検出し、その検出時を基準として「光書込み開始のタイミング」を設定する。
複数の光束Lxiにより光走査を行う場合、各光束ごとに上記検出を行い、光書込み開始のタイミングを設定するのであるが、光束の検出位置から光書込み開始位置に至る距離が短ければ、n本の光束に共通して光書込み開始のタイミングを設定したとしても、光書込み開始位置が走査結像レンズの倍率色収差の影響で大きく、例えば「1画素分」ずれるようなことはなく、画質に影響を与えることはないが、この場合にも倍率色収差に基づき、各光束に応じて光書込み開始のタイミングを設定すれば、より精度良い光書込み(各光束による光スポットに「主走査方向の位置のずれ」のない光書込み)を実現できる(請求項2)。
条件(1)、(2)の範囲外では、「n種のクロック信号の周波数」を互いに異ならせても、倍率色収差を十分に補正することができない。
条件(3)、(4)の上限を超えると、長波長側の光束に対する倍率色収差が過剰になり、「n種のクロック信号の周波数」を互いに異ならせても、倍率色収差を十分に補正することができない。
この発明の光書込装置は、走査結像レンズに現存する倍率色収差に起因する各色光束の光書込み長さの差を、クロック信号の周波数の設定により有効に補正できる。また、走査結像レンズ(fθレンズ)は倍率色収差を高度に補正する必要がないから少ない構成枚数で低コストに実現でき、コマ収差、像面湾曲が良好であり、上記補正を精度よくかつ低コストで実現できる。
図2に示す光書込装置は、図示されない「カラー印画紙」に、赤(R)、緑(G)、青(B)の3光束により光走査を行って、カラー画像書込みを行う装置である。
符号1R、1G、1Bで示す光源装置はそれぞれレーザ光源である。光源装置1Rは波長:690nmの赤色レーザ光束を放射する。光源装置1Gは波長:532nmの緑色レーザ光束を放射し、光源装置1Bは波長:473nmの青色レーザ光束を放射する。レーザ光源1G、1Bから放射されるレーザ光束は、所謂「高調波成分」である。
光源装置1R、1G、1Bから放射される各色レーザ光束は、それぞれ、対応する変調手段2R、2G、2Bを透過し、画像信号に応じて変調される。変調手段2R、2G、2BはAO変調素子(音響光学素子)であり、光書込みに供せられるのは「画像信号に応じて回折された光束(変調された光束)」である。
変調された各光束は、ビームエキスパンダ3R、3G、3Bにより光束径を拡大されたのち、ミラー4R、4G、4Bにより光路を屈曲され、シリンダレンズ5R、5G、5Bにより副走査方向へ集光され、ダイクロイック膜を有する光路合成素子6により「1本の光束」として合成され、光偏向手段としての回転多面鏡7の偏向反射面に入射する。
回転多面鏡7が等速回転すると、上記合成された光束は等角速度的に偏向しつつ、走査結像レンズに入射し、図示されない被走査面(実体的には「カラー印画紙」である。)上に光スポットを形成し、走査線11を光走査して光書込みを行う。カラー印画紙は、走査線11に直交する副走査方向へ等速で搬送され、この搬送に伴い、主走査が副走査方向に繰返されて2次元的なカラー画像が書込まれていく。
走査結像レンズは、この実施の形態において3枚のレンズ8、9、10により構成されたfθレンズである。
レンズ8とレンズ9は「第1群」を構成し、レンズ10は「第2群」を構成する。レンズ8は主走査方向の屈折力が負のレンズであり、レンズ9は主走査方向の屈折力が正のレンズである。また、第2群をなすレンズ10は「長尺トロイダルレンズ」である。
回転多面鏡7により偏向された光束は、走査結像レンズにより結像されるが、光書込みの開始位置へ向かう光束は、レンズ8、9を透過した時点でミラー12により反射されて光検出器13に入射して検出される。光検出器13の検出信号に基づいて、光スポットによる光書込みの開始の同期がとられ、光書込み開始位置が揃えられる。
レンズ8、9は色収差を「特に補正」されていないので、光検出器13に入射する3光束は色収差により「互いにバラケ」ており、このため、各光束を個別に検出でき、光書込み開始のタイミングを光束ごとに設定できる。
図1(a)は、変調手段2R、2G、2Bによる「レーザ光束の変調」を説明する図である。光源装置1Rから放射される赤色レーザ光束を変調させる画像信号:Rは、クロック発生器20Rで発生されるクロック:CLRによるオン・オフで変調信号となり、変調手段2Rに印加される。
同様に、光源装置1Gから放射される緑色レーザ光束を変調させる画像信号:Gは、クロック発生器20Gで発生されるクロック:CLGによるオン・オフで変調信号となり、変調手段2Gに印加され、光源装置1Bから放射される青色レーザ光束を変調させる画像信号:Bは、クロック発生器20Bで発生されるクロック:CLBによるオン・オフで変調信号となり、変調手段2Bに印加される。
さて、基準となる色:A1を赤(R)とし、クロック発生器20R、20G、20Bで発生するクロックCLG、CLBを同一とし、これらがクロックCLRと同一であるとすると、前述したように、走査結像レンズの色収差の影響により、同一時間:Tで書込まれる光書込み長さは光束ごとに異なることになる。図1(b)は、この状態を説明するための図である。
図1(b)において、符号Qは3光束(光路合成素子6により「1本の光束」として合成されている。)の、回転多面鏡7による「偏向の起点」を示し、符号SLは走査結像レンズを模式的に示している。光路合成素子6により1本の光束として合成された赤色レーザ光束・緑色レーザ光束・青色レーザ光束は「1本の光束として偏向される」が、走査結像レンズSLを透過すると、走査結像レンズSLの倍率色収差により主走査方向(図の左右方向)に分離する。
そして、赤色レーザ光束の光スポットは時間:T内に、図2(b)に示す走査線11を位置:R1からR2までを走査する。このときの光書込み長さ(位置:R1、R2間の距離)をLRとする。また、緑色レーザ光束の光スポットは時間:T内に走査線11を位置:G1からG2までを走査する。このときの光書込み長さ(位置:G1、G2間の距離)をLG(<LR)とする。青色レーザ光束の光スポットは時間:T内に走査線11を位置:B1からB2までを走査する。このときの光書込み長さ(位置:B1、B2間の距離)をLB(<LG)とする。
この発明においては、緑色レーザ光束による光書込み長さ:LG、青色レーザ光束による光書込み長さ:LBを、赤色レーザ光束による光書込み長さ:LRに実質的に等しくするように「クロックCLGとCLBの周波数を設定する」のである。
即ち、赤色・緑色・青色レーザ光束のうち、赤色レーザ光束を基準とし、この光束が時間:T内に光書込みする長さ:LRを基準長さとして、他の光束による光書込み長さ:LG、LBが基準長さ:LRと実質的に等しくするため、
LG=VG・N/fG=LR
LB=VB・N/fB=LR
を満足するように、クロックCLGの周波数:fG、クロックCLBの周波数:fBを設定するのである。
Nは「走査線1ライン分を光書込みするのに必要なクロック数」である。VG、VBは走査線上を移動する緑・青色の光スポットの移動速度であり、走査結像レンズの等速特性と倍率色収差により定まる。
このように、周波数:fR、fG、fBを、fR>fG>fBとすることにより、図1(c)に示すように、赤色レーザ光束LxR、緑色レーザ光束LxG、青色レーザ光束LxBの光書込み長さをLR(位置:R1、R2の距離)に揃えることができる。
図1、図2に即して実施の形態を説明した光書込装置は、互いに発光波長の異なるn(=3)本の光束を放射する3個の光源装置1R、1G、1Bからの各光束を、3個の変調手段2R、2G、2Bにより画像信号に応じて個別的に強度変調し、強度変調された各光束を共通の光偏向手段7により偏向させ、偏向された各光束を、等速性を補正された共通の走査結像レンズ8、9、10により被走査面上に集光させて光束ごとに光スポットを形成し、これら光スポットにより被走査面を等速的に光走査して光書込みを行う光書込装置において、各光束が光走査により被走査面に光書込みを行う光書込み長さを、走査結像レンズに現に存する倍率色収差に拘わらず実質的に同一とするように、3個の変調手段2R、2G、2Bに印加する3種のクロック信号の周波数:fR、fG、fBを互いに異ならせて設定したもの(請求項1)である。
また、n(=3)個の光源装置1R〜1Bからの各光束による光書込み開始位置を揃えるために、光書込み開始のタイミングが変調手段ごとに設定され、n(=3)個の光源装置1R、1G、1Bの各々がレーザ光源で、n(=3)個の変調手段2R、2G、2Bの個々がAO変調素子である。
光源装置の数:nは3で、これらが赤(R)、緑(G)、青(B)色のレーザ光を放射するものであり、カラー印画紙を実態的な被走査面として光書込みが行われる。また、共通の光偏向手段7は回転多面鏡であり、共通の走査結像レンズ8〜10がfθレンズである。
以下に、走査結像レンズの具体的実施例を6例挙げる。
これら実施例の走査結像レンズは、光偏向手段側から被走査面側に向かって、第1群及び第2群をこの順序に配置してなり、第1群は、光偏向手段の側から順に、主走査方向の屈折力が負と正の2枚のレンズを配してなり、第2群は、主走査方向に長い長尺トロイダルレンズである。
基準となる色(赤:R)での全レンズ系の焦点距離を100に規格化したとき、回転多面鏡側から数えて第i(=1〜6)番目のレンズ面の主走査方向の曲率半径:RiYおよび回転多面鏡側から数えて第i(=1〜5)番目と第i+1番目のレンズ面の光軸上での間隔:Di、回転多面鏡側から数えて第j(=1〜3)番目のレンズのd線に対する屈折率:Ndjおよびd線におけるアッベ数:νjは条件:
(1) 0.94<[{(-R2Y/(Nd1-1))}+D2]/(-R2Y/(Nd1-1))<1
(2) 0.9 <{(Nd2-1)/R3Y}/{(Nd1-1)/R1Y}<3
(3) νd1≦31
(4) νd2≧55
満足する。
実施例1〜4は、図2に示した光書込装置に用いられるものである。
前述の如く、光源装置における波長は、R:690nm、G:532nm、B:473nmである。回転多面鏡7は、偏向反射面数:6、内接円半径:18mmのものである。
第2群の長尺トロイダルレンズ10は「両面がトロイダル形状」であり、回転多面鏡側の面は「回転軸が主走査方向の軸と平行であるYトロイダル面」、被走査面側の面は「回転軸が副走査方向の軸と平行であるXトロイダル面」である。
前記クロックCLR、CLG、CLBの周波数:fR、fG、fBは、クロックCLRの周波数:fRを基準とし、周波数:fG、fBを変化させた。このとき、クロックCLG、CLBの変化させた周波数:fG、fBの周波数:fRに対する比:fR/fG、fR/fBを「走査係数」とよぶ。
上記の如く周波数を変化させることは、光学的には「fθレンズにおける各波長の光に対する焦点距離を変化させる」ことに他ならない。即ち、赤色レーザ光束に対する焦点距離をFRとするとき、緑色レーザ光束に対するクロックCLGの周波数:fGを上記の如く変化させたとき、緑色レーザ光に対するfθレンズの焦点距離は、上記FRに走査係数:fR/fGを乗じたものになる。
同様に、青色レーザ光束に対するクロックCLBの周波数:fBを上記の如く変化させたとき、緑色レーザ光に対するfθレンズの焦点距離は、上記FRに走査係数:fR/fBを乗じたものになる。
このように、走査結像レンズの本来の焦点距離に上記走査係数を乗じたものを「補正焦点距離」と呼ぶことにする。
回転多面鏡7の側から数えて第i番目のレンズ面の曲率半径を、主走査方向につきRiY、副走査方向につきRiX、第i番目と第i+1番目のレンズ面の光軸上の間隔をDとし、回転多面鏡7による偏向の起点から第1番目のレンズ面までの光軸上の距離をD(i=0)とする。回転多面鏡7の側から数えて第j番目のレンズの、d線での屈折率とアッベ数をそれぞれNd、νdとする。
i RiYiX j Nd νd 備考
0 48.1
1 555 555 5.8 1 1.80518 25.5
2 181 181 7.4
3 226.4 226.4 23.17 2 1.51680 64.2
4 -101.764 -101.764 75
5 -700 -39.97 3 3 1.58410 30.8 Yトロイダル面
6 -700 -22.73 148.98 Xトロイダル面
光書込み長さ:216mm
焦点距離 補正焦点距離
FR:219.900mm 219.900mm
FG:219.478mm 219.483mm
FB:219.307mm 219.319mm 。
条件式のパラメータの値
(1) [{(-R2Y/(Nd1-1))}+D2]/(-R2Y/(Nd1-1))=0.967
(2) {(Nd2-1)/R3Y}/{(Nd1-1)/R1Y}=1.57
(3) νd1=25.5
(4) νd2=64.2
光スポットの最大ずれ(各色間)
クロック補正前:291.5μm、クロック補正後:4.1μm
この実施例1においては、R、G、B各色光束に対するfθ特性は、0.99%以下であり、各色間でのfθ特性の差は0.015%以下である。
i RiYiX j Nd νd 備考
0 45
1 680.338 680.338 10.59 1 1.80518 25.5
2 170.927 170.927 5.81
3 210.055 210.055 24.31 2 1.62041 60.3
4 -126.097 -126.097 81.2
5 -700 -39.48 3 3 1.58547 29.9 Yトロイダル面
6 -700 -22.343 143.3 Xトロイダル面
光書込み長さ:216mm
焦点距離 補正焦点距離
FR:221.814mm 221.814mm
FG:221.350mm 221.458mm
FB:221.366mm 221.334mm 。
条件式のパラメータの値
(1) [{(-R2Y/(Nd1-1))}+D2]/(-R2Y/(Nd1-1))=0.973
(2) {(Nd2-1)/R3Y}/{(Nd1-1)/R1Y}=2.50
(3) νd1=25.5
(4) νd2=60.3
光スポットの最大ずれ(各色間)
クロック補正前:237.9μm、クロック補正後:5.0μm
実施例2においては、R、G、B各色光束に対するfθ特性は0.6%以下であり、各色間でのfθ特性の差は0.015%以下である。
i RiYiX j Nd νd 備考
0 45
1 473.532 473.532 7.84 1 1.76182 26.6
2 160.483 160.483 6.7
3 196.73 196.73 22.97 2 1.51680 64.2
4 -108.421 -108.421 84.35
5 -700 -40.114 3 3 1.58410 30.8 Yトロイダル面
6 -700 -22.599 145.2 Xトロイダル面
光書込み長さ:216mm
焦点距離 補正焦点距離
FR:226.880mm 226.880mm
FG:226.265mm 226.490mm
FB:226.174mm 226.339mm 。
条件式のパラメータの値
(1) [{(-R2Y/(Nd1-1))}+D2]/(-R2Y/(Nd1-1))=0.968
(2) {(Nd2-1)/R3Y}/{(Nd1-1)/R1Y}=1.63
(3) νd1=26.6
(4) νd2=64.2
光スポットの最大ずれ(各色間)
クロック補正前:263.6μm、クロック補正後:3.5μm
実施例3においては、R、G、B各色光束に対するfθ特性は、0.94%以下であり、各色間でのfθ特性の差は0.015%以下である。
i RiYiX j Nd νd 備考
0 67.01
1 780.052 780.052 8 1 1.80518 25.5
2 264.303 264.303 12
3 337.7 337.7 28.9 2 1.51680 64.2
4 -150.873 -150.873 121.62
5 -700 -69.71 3 3 1.58410 30.8 Yトロイダル面
6 -700 -35.588 211.17 Xトロイダル面
書き込み幅:320mm
焦点距離 補正焦点距離
FR:325.683mm 325.683mm
FG:324.749mm 325.077mm
FB:324.584mm 324.833mm 。
条件式のパラメータの値
(1) [{(-R2Y/(Nd1-1))}+D2]/(-R2Y/(Nd1-1))=0.963
(2) {(Nd2-1)/R3Y}/{(Nd1-1)/R1Y}=1.48
(3) νd1=25.5
(4) νd2=64.2
光スポットの最大ずれ(各色間)
クロック補正前:430.7μm、クロック補正後:8.5μm
実施例4においては、R、G、B各色光束に対するfθ特性は、0.98%以下であり、各色間でのfθ特性の差は0.015%以下である。
図2の光書込装置において、光源装置1R、1G、1Bに加え、波長:780nmの光源装置(以下IR1と言う。)、波長:880nmの光源装置(以下IR2という。)を付加し、これらの光源装置からのレーザ光束を変調するAO素子、ビームエキスパンダ、光路屈曲用のミラー、シリンドリカルレンズを設け、光路合成素子を用いて、光源装置1R、1G、1Bからの各レーザ光束とともに1本の光束として合成して回転多面鏡7(偏向反射面数:6、内接円半径:18mm)に入射するようにした。
光源装置IR1、IR2に対する変調手段のクロック信号の周波数をfR1、fR2とすると、これらに対する前記走査係数は、fR/fR1、fR/fR2である。また、波長:780nm、880nmに対する焦点距離をFR1、FR2とする。
この場合の走査結像レンズ(fθレンズ)の実施例として、以下に実施例5を挙げる。
i RiYiX j Nd νd 備考
0 44.51
1 575.317 575.317 8.04 1 1.80518 25.5
2 184.752 184.752 6.57
3 229.195 229.195 25.27 2 1.51680 64.2
4 -101.55 -101.55 80.87
5 -700 -40.337 3 3 1.58410 30.8 Yトロイダル面
6 -700 -22.57 142.31 Xトロイダル面
光書込み長さ:216mm
焦点距離 補正焦点距離
FR:219.897mm 219.897mm
FG:219.245mm 219.488mm
FB:219.116mm 219.316mm
FR1:220.281mm 220.092mm
FR2:220.699mm 220.289mm 。
条件式のパラメータの値
(1) [{(-R2Y/(Nd1-1))}+D2]/(-R2Y/(Nd1-1))=0.971
(2) {(Nd2-1)/R3Y}/{(Nd1-1)/R1Y}=1.61
(3) νd1=25.5
(4) νd2=64.2
光スポットの最大ずれ(各色間)
クロック補正前:490.2μm、クロック補正後:7.2μm
実施例5においては、R、G、B、IR1、IR2各色光束に対するfθ特性は、1.21%以下であり、各色間でのfθ特性の差は0.015%以下である。
図2に示した光書込装置に、光源装置1R、1G、1Bに加えて、波長:780nmの光源装置(以下IRと言う。)、波長:405nmの光源装置(以下Pという。)を付加し、これらの光源装置からのレーザ光束を変調するAO素子、ビームエキスパンダ、光路屈曲用のミラー、シリンドリカルレンズを設け、光路合成素子を用いて、光源装置1R、1G、1Bからの各レーザ光束とともに1本の光束として合成して回転多面鏡7(偏向反射面数:6、内接円半径:18mm)に入射するようにした。
光源装置IR、Pに対する変調手段のクロック信号の周波数をfR1、fPとすると、これらに対する前記走査係数はfR/fR1、fR/fPである。また、波長:780nm、405nmに対する焦点距離をFR1、FPとする。
この場合の走査結像レンズ(fθレンズ)の実施例として、以下に実施例6を挙げる。
i RiYiX j Nd νd 備考
0 42.404
1 506.716 506.716 7 1 1.80518 25.5
2 180.828 180.828 8.23
3 237.019 237.019 26.78 2 1.51680 64.2
4 -104.476 -104.476 83.59
5 -700 -41.017 3 3 1.58410 30.8 Yトロイダル面
6 -700 -22.942 145.41 Xトロイダル面
光書込み長さ:216mm
焦点距離 補正焦点距離
FR:224.654mm 224.654mm
FG:223.917mm 224.173mm
FB:223.731mm 223.955mm
FR1:225.067mm 224.870mm
FP:223.959mm 223.737mm 。
条件式のパラメータの値
(1) [{(-R2Y/(Nd1-1))}+D2]/(-R2Y/(Nd1-1))=0.963
(2) {(Nd2-1)/R3Y}/{(Nd1-1)/R1Y}=1.37
(3) νd1=25.5
(4) νd2=64.2
光スポットの最大ずれ(各色間)
クロック補正前:553.6μm、クロック補正後:7.5μm
実施例6においては、R、G、B、IR、P各色光束に対するfθ特性は、0.97%以下であり、各色間でのfθ特性の差は0.015%以下である。
図3に、実施例1の走査結像レンズにおけるfθ特性を、R、G、Bの各光束につき示す。走査結像レンズは倍率色収差を補正していないので「R、G、Bの各光束に対するfθ特性」は互いに異なっている。
図4は、実施例1において、クロック信号の周波数の補正を行った後のfθ特性を示す。クロック信号の周波数を補正したことにより、G、B光束の光スポットの像高位置が、R光束の光スポット位置と実質的に合致している。
図5は、実施例1の走査結像レンズを用いる場合、クロック信号の周波数を補正しない場合(R、G、Bに対して同一の周波数とする。)に、光スポット相互の位置ずれである「潜像位置ずれ」を、RスポットとGスポット間、RスポットとBスポット間につき、光スポットの像高を縦軸にして描いてある。
図6は、実施例1の走査結像レンズを用いる場合、クロック信号の周波数を補正した後の「潜像位置ずれ」を、RスポットとGスポット間、RスポットとBスポット間につき、光スポットの像高を縦軸にして描いてある。周波数の補正により「潜像位置ずれ」は、補正前に比べ、略1/10以下に軽減されている。このように残存する「潜像位置ずれ」は、R、G、B光束に対するfθ特性の差が、像高:Hに対して完全には一致しない(各色間でのfθ特性の差が完全には0でない)ことに起因する。
以下、図7〜図26に、実施例2〜6に関する補正前のfθ特性、補正後のfθ特性、補正前潜像位置ずれ、補正後潜像位置ずれを、上記図3〜図6に倣って示す。また、図27〜図32に順次、上記実施例1〜6の走査結像レンズのレンズ構成を示す。これらの図から明らかなように、いずれの実施例においても「最大fθ特性」:1.5%以下、「潜像の最大位置ずれ」:15μmが達成されている。
この発明の特徴を説明するための図である。 光書込装置の実施の1形態を示す図である。 実施例1に関するクロック補正前のR、G、Bのfθ特性を示す図である。 実施例1に関するクロック補正後のR、G、Bのfθ特性を示す図である。 実施例1に関するクロック補正前の各像高におけるR基準のG、Bの潜像位置のずれを示す図である。 実施例1に関するクロック補正後の各像高におけるR基準のG、Bの潜像位置のずれを示す図である。 実施例2に関するクロック補正前のR、G、Bのfθ特性を示す図である。 実施例2に関するクロック補正後のR、G、Bのfθ特性を示す図である。 実施例2に関するクロック補正前の各像高におけるR基準のG、Bの潜像位置のずれを示す図である。 実施例2に関するクロック補正後の各像高におけるR基準のG、Bの潜像位置のずれを示す図である。 実施例3に関するクロック補正前のR、G、Bのfθ特性を示す図である。 実施例3に関するクロック補正後のR、G、Bのfθ特性を示す図である。 実施例3に関するクロック補正前の各像高におけるR基準のG、Bの潜像位置のずれを示す図である。 実施例3に関するクロック補正後の各像高におけるR基準のG、Bの潜像位置のずれを示す図である。 実施例4に関するクロック補正前のR、G、Bのfθ特性を示す図である。 実施例4に関するクロック補正後のR、G、Bのfθ特性を示す図である。 実施例4に関するクロック補正前の各像高におけるR基準のG、Bの潜像位置のずれを示す図である。 実施例4に関するクロック補正後の各像高におけるR基準のG、Bの潜像位置のずれを示す図である。 実施例5に関するクロック補正前のR、G、B、IR1、IR2のfθ特性を示す図である。 実施例5に関するクロック補正後のR、G、B、IR1、IR2のfθ特性を示す図である。 実施例5に関するクロック補正前の各像高におけるR基準のG、B、IR1、IR2の潜像位置のずれを示す図である。 実施例5に関するクロック補正後の各像高におけるR基準のG、B、IR1、IR2の潜像位置のずれを示す図である。 実施例6に関するクロック補正前のR、G、B、IR、Pのfθ特性を示す図である。 実施例6に関するクロック補正後のR、G、B、IR、Pのfθ特性を示す図である。 実施例6に関するクロック補正前の各像高におけるR基準のG、B、IR、Pの潜像位置のずれを示す図である。 実施例6に関するクロック補正後の各像高におけるR基準のG、B、IR、Pの潜像位置のずれを示す図である。 実施例1の走査結像レンズを示す図である。 実施例2の走査結像レンズを示す図である。 実施例3の走査結像レンズを示す図である。 実施例4の走査結像レンズを示す図である。 実施例5の走査結像レンズを示す図である。 実施例6の走査結像レンズを示す図である。
符号の説明
2R〜2B 変調手段
20R〜20B クロック発生器
SL 走査結像レンズ
11 走査線

Claims (3)

  1. 赤色、緑色、青色の3本のレーザ光束を、3個の変調手段により画像信号に応じて個別的に強度変調したのち、一本の光束として合成し、共通の光偏向手段である回転多面鏡により等角速度的に偏向させ、偏向された光束を、共通の走査結像レンズにより被走査面上に集光させて上記レーザ光束ごとに光スポットを形成し、これら赤色、緑色、青色の光スポットにより上記被走査面を等速的に光走査して光書込みを行う光書込装置において、
    上記共通の走査結像レンズが、光偏向手段側から被走査面側に向かって、第1群および第2群をこの順序に配置してなり、fθ特性を補正されたfθレンズであって、
    上記第1群は、光偏向手段の側から順に、主走査方向の屈折力が負と正の2枚のレンズを配してなり、第2群は、主走査方向に長い長尺トロイダルレンズであり、
    赤色での全レンズ系の焦点距離を100に規格化したとき、回転多面鏡側から数えて第i(=1〜6)番目のレンズ面の主走査方向の曲率半径:R iY および上記回転多面鏡側から数えて第i(=1〜5)番目と第i+1番目のレンズ面の光軸上での間隔:D i 、回転多面鏡側から数えて第j(=1〜3)番目のレンズのd線に対する屈折率:N dj およびd線におけるアッベ数:ν j が条件:
    (1) 0.94<[{(-R 2Y /(N d1 -1))}+D 2 ]/(-R 2Y /(N d1 -1))<1
    (2) 0.9<{(N d2 -1)/R 3Y }/{(N d1 -1)/R 1Y }<3
    (3) ν d1 ≦31
    (4) ν d2 ≧55
    を満足し、
    上記赤色、緑色、青色の各光束が光走査により被走査面に光書込みを行う光書込み長さを、上記走査結像レンズに現に存する倍率色収差に拘わらず実質的に同一とするように、個の変調手段に印加する種のクロック信号の周波数を互いに異ならせて設定し、
    且つ、上記3本の各レーザ光束による光書込み開始位置を揃えるために、光書込み開始のタイミングを上記変調手段ごとに設定したことを特徴とする光書込装置。
  2. 請求項1記載の光書込装置において、
    3個の変調手段の個々がAO変調素子であることを特徴とする光書込装置。
  3. 請求項1または2記載の光書込装置において、
    カラー印画紙を実体的な被走査面として光書込みを行うことを特徴とする光書込装置。
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