JP4427286B2 - ホットランナノズルの取外し自在のヒーター - Google Patents

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Description

本発明は、射出成形装置に関し、更に詳細には、射出ノズル及びマニホールドの取り外し自在のヒーターに関する。
射出成形装置での溶融体の熱発生及び管理は、成形部品を高品質で生産する上で重要である。溶融体の加熱は、代表的には、機械ノズル、成形マニホールド及びホットランナーノズルの流れチャンネルと隣接して幾つかの電気式ヒーターを配置することによって行われる。コイルヒーター、バンドヒーター、フィルムヒーター、ヒートパイプ、誘導ヒーター及びカートリッジヒーターを含む種類が異なる幾つかの電気ヒーターを利用できる。これらのヒーターは、場合によっては、溶融体への熱伝導を最適にするため、ノズルハウジングと一体化され又は埋設される。一体化した電気ヒーターは、製造に費用がかかり、ノズル全体を交換しなくては交換できない。
多くの場合、取り外し自在のヒーターは、比較的安価に製造でき、ノズル全体を交換しなくても交換できるため、取り外し自在のヒーターを使用するのが好ましい。周知の取り外し自在のヒーターの射出成形における欠点は、ヒーターとノズルとの間で熱を効率的に伝達するのが困難であるということである。ヒーターが別体の構成要素であるため、ヒーターとノズル又はマニホールドとの間に隙間が生じ、これらの構成要素間の隙間により熱伝導率が低下する。従って、ヒーターとノズル又はマニホールドとの間の接触量を最大にしなければならない。その結果、クランプ止めの解決策が開発された。理想的には、ヒーターを最適にクランプすることにより、ヒータークランプの実際の温度に拘わらず、ヒーターからノズルへ熱が良好に伝達される。クランプ止めされた理想的ヒーターは、高温状態で完全に作動し、高温から低温までの温度変化に拘わらず完全に作動し続ける。このことは、ヒーターの温度変動がヒーターとノズルとの間のクランプ力に影響しないということを意味する。
周知の取り外し自在のヒーターの別の欠点は、これらのヒーターが、多くの場合、係止機構を収容するための追加の空間を必要とするということである。これは、隣接したノズル間の空間が小さい高キャビテーション成形の用途で問題である。
図1を参照すると、この図には円筒形加熱スリーブ4を備えた従来技術のクランプが示してある。加熱エレメント5が埋設された加熱スリーブ4がノズル本体6を取り囲んでおり、これに熱を伝達する。加熱スリーブ4は、ばね状特性を提供する軸線方向隙間を含む。加熱エレメント4をノズル本体6の周囲に締め付けるため、ねじ8を持つクランプ機構7が設けられている。ノズル本体6が冷却状態にあるとき、加熱スリーブ4を設置し、ノズル本体6の周囲にクランプ止めする。通常の作動中、ノズル本体6及び加熱スリーブ4が熱膨張により半径方向に矢印9で示すように膨張する。射出成形装置を停止したとき、加熱スリーブ4及びノズル本体6をそれらの元の大きさに戻さなければならない。加熱スリーブ4及びノズル本体6をこのように連続的に冷却し加熱することにより、加熱スリーブ4とノズル本体6との間の接触が経時的に減少する。これにより、加熱スリーブ4とノズル本体6との間の熱伝達が減少する。従って、クランプ機構7を頻繁に再調節する必要がある。
従来技術では、この問題点に対処するため、幾つかの試みがなされてきた。従来技術の解決策は、ノズル本体とヒーターとが接触した状態を維持するため、ヒーターに圧縮力を及ぼすための幾つかの異なるクランプ装置を含む。
ナットをノズル先端近くのねじ山を備えたノズル下部分に螺着し、ナットによって所定位置に維持される取り外し自在の環状加熱エレメントは知られている(特許文献1参照)。
様々な長さの軸線方向スロットが設けられたクランプスリーブを含むホットランナーノズルの誘導加熱エレメントは知られている(特許文献2参照)。
熱膨張率がヒーターよりも低く、加熱時にヒーターをノズルに押し付け、常温状態でヒーターに圧縮力を及ぼすために、クランプスリーブに予負荷を加えることができるヒーターを取り囲むクランプスリーブは知られている(特許文献3参照)。
クランプの両端に設けられた一対のカラーをヒーターをノズル本体に押し付けるために設けらたクランプによって取り囲まれた取り外し自在のヒーターは知られている(特許文献4参照)。
加熱ユニットが半径方向で可撓性のスリーブによって取り囲まれ、解放位置とクランプ位置との間で回転自在の円形の係止体がスリーブを取り囲み、スリーブ及び円形の係止体が円筒形シェルから逸脱した輪郭の向き合った表面を有する、ノズルのためのジャケット−加熱ユニットは知られている(特許文献5参照)。
米国特許第4,268,241号 米国特許第4,940,870号 米国特許第6,043,466号 米国特許第6,063,016号 米国特許第6,409,497号
膨張率が異なる平滑なヒーター表面と平滑なノズル又はマニホールド本体の表面との間を完全に接触させるのは、特にヒーターの温度が高温と常温との間で周期的に変化する場合に困難であった。その結果、従来技術のクランプヒーター装置は複雑になりがちであり、熱伝導率が予想よりも低い。更に、これらの従来技術の装置を適正に設置するには、代表的には、幾らかの技術及び追加の時間が必要とされる。
本発明の目的は、以上の欠点のうちの少なくとも一つをなくす ことができる射出ノズル又はチューブ状マニホールドのための取り外し自在のヒーターを提供することである。
本発明の特徴によれば、加圧された成形材料の溶融体の流れを受け取り、溶融体の流れをノズルのノズルチャンネルに送出するためのマニホールドチャンネルを持つマニホールドと、ノズルチャンネルが金型ゲートを通して金型キャビティと連通したノズルから溶融体の流れを受け取る金型キャビティと、ノズルのねじ付外面と係合するためのねじ付内面を有し成形材料の溶融体の流れを加熱するためのヒーターアッセンブリとを有し、熱がヒーターアッセンブリのねじとノズルのねじとの間の接触を通してヒーターアッセンブリからノズルに伝達される射出成形装置が提供される。
本発明の別の特徴によれば、射出ノズルのノズル本体のねじ付外面と係合するねじ付内面を持つヒータースリーブと、ヒータースリーブと隣接して配置され、ノズル本体のねじ付外面と選択的に係合するためのロックナットを有し、ロックナットは、ヒータースリーブに当接し、ヒータースリーブのねじ付内面を押圧し、ヒータースリーブの温度変化に拘わらずノズル本体のねじ付外面と接触させる射出成形装置ヒーターアッセンブリが提供される。
本発明の更に別の特徴によれば、貫通するノズルチャンネルと第1輪郭を持つ第1係合面を有するノズル本体と、第2輪郭を持つ第2係合面を有し成形材料の溶融体の流れを加熱するためにノズル本体に設けられたヒーターを有し、ヒーター及びノズル本体は、第1輪郭及び第2輪郭の相互作用によって互いに連結される射出ノズルが提供される。
本発明の他の特徴によれば、加圧された成形材料の溶融体の流れを受け取り、溶融体の流れを金型キャビティに送出するためのマニホールドチャンネルを持つマニホールドと、ノズル本体及びノズルチャンネルを持ち、第1輪郭を備えた第1係合面を持つ射出ノズルと、第2輪郭を持つ第2係合面を有し成形材料の溶融体の流れを加熱するためにノズル本体に設けられたヒーターアッセンブリとを有し、熱が第1輪郭と第2輪郭との間の接触を通してヒーターアッセンブリからノズルに伝達される射出成形装置が提供される。
本発明の更に他の特徴によれば、加圧された成形材料の溶融体の流れを受け取り、溶融体の流れをノズルのノズルチャンネルに送出するためのマニホールドチャンネルを持つマニホールドと、ノズルチャンネルが金型ゲートを通して金型キャビティと連通したノズルから溶融体の流れを受け取る金型キャビティと、ノズルのねじ付外面と係合するためのねじ付内面を有し成形材料の溶融体の流れを加熱するためにノズルに設けられたヒーターアッセンブリを有する射出成形装置が提供される。
本発明の別の特徴によれば、加圧された成形材料の溶融体の流れを受け取り、溶融体の流れをノズルのノズルチャンネルに送出するためのマニホールドチャンネルを持つマニホールドと、ノズルチャンネルが金型ゲートを通して金型キャビティと連通したノズルから溶融体の流れを受け取る金型キャビティと、ノズルのねじ付外面と係合するためのねじ付内面を有し成形材料の溶融体の流れを加熱するためにノズルに設けられたヒーターアッセンブリとを有し、ねじ付内面とねじ付外面との間の接触を温度に拘わらず維持する射出成形装置が提供される。
本発明の更に別の特徴によれば、加圧された成形材料の溶融体の流れを受け取り、溶融体の流れを射出ノズルのノズルチャンネルに送出するためのマニホールドチャンネルが設けられた少なくとも一つのチューブ状マニホールドシャフトを持つマニホールドと、ノズルチャンネルが金型ゲートを通して金型キャビティと連通したノズルから溶融体の流れを受け取る金型キャビティと、マニホールドシャフトのねじ付外面と係合するためのねじ付内面を有し成形材料の溶融体の流れを加熱するためにマニホールドに設けられたヒーターアッセンブリを有する射出成形装置が提供される。
本発明の他の特徴によれば、ねじ山を備えた外面を持つ射出ノズルを提供する工程と、ねじ山を備えた内面を持つヒータースリーブを備えたヒーターアッセンブリを提供する工程と、温度と無関係の成形条件でヒーターアッセンブリを射出ノズルにクランプ止めするための工程とを有するヒーターを射出ノズルに取り外し自在にクランプするための方法が提供される。
本発明の更に他の特徴によれば、ねじ山を備えた外面を持つ射出ノズルを提供する工程と、ねじ山を備えた内面を持つヒータースリーブを備えたヒーターアッセンブリを提供する工程と、ヒーターアッセンブリを射出ノズルにねじ込み、ヒーターアッセンブリと射出ノズルとの間にクランプ力を発生し、ヒーターアッセンブリと射出ノズルとの間の表面接触を最大にする工程とを含むヒーターを射出成形装置に組み立てる方法が提供される。
本発明は、射出ノズルがマニホールドと連通した状態でのヒーターアッセンブリの設置及び取り外しが比較的容易であるという利点を提供する。更に、ねじ山を備えたスリーブとねじ山を備えたノズル本体との間の接触により、効率的熱伝達が可能である。更に、ヒーターアッセンブリとノズル又はマニホールドとの間のクランプ力が、ヒーターアッセンブリの温度に拘わらず維持される。
以下本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図2を参照すると、本発明による好ましい実施の形態の射出成形装置の全体に参照番号10が付してある。この射出成形装置10は、加圧状態の成形可能な材料の溶融体の流れをマニホールドブッシュ16から受け入れるためのマニホールド溶融チャンネル14を持つマニホールド12を有する。マニホールドブッシュ16は、裏打ちプレート42とマニホールド12との間を延び、機械ノズル18と連通している。スペーサ44が裏打ちプレート42とマニホールド12との間に設けられている。このスペーサ44は、射出成形装置10の熱膨張を補償するため、代表的には可撓性である。
ホットランナーノズル20がマニホールド12の出口21に連結されている。マニホールド12からの成形可能な材料の溶融体の流れを受け入れるため、ノズルチャンバ22が各ノズル20を通って延びている。金型ゲート24が各ノズル20の先端と隣接して配置されている。金型ゲート24を通る成形可能な材料の流れは、溶融体の流れを金型キャビティ26に送出できるように制御される。金型キャビティ26は、第1成形プレート28及び成形コア30によって画成される。図示の射出成形装置10の金型ゲート24は熱ゲートであり、即ち溶融体の流れを金型ゲート24のところで凝固させることによって停止する。金型ゲート24は、別の態様では、バルブピンによって選択的に開閉できる。バルブピンは、各ノズル20の長さに亘って延び、金型ゲート24を開閉するためにバルブピストンによって移動できる。
一つ又は複数のいずれかの金型キャビティ26の供給に任意の数のノズル20を使用できる。マニホールドヒーター32によりマニホールド12内の溶融体の長さを所望温度に維持し、冷却チャンネル(図示せず)により金型キャビティ26の冷却を容易にする。
図2のノズル20を前取り付けノズルと呼ぶ。このノズル20は、ノズルヘッド34と、ノズル本体36と、ノズル先端38を含む。ノズルヘッド34はマニホールドにファスナ40によって固定されている。第2成形プレート46及び第3成形プレート48がノズルヘッド34と第1成形プレート28との間で層をなしている。第3成形プレート48は第2成形プレート46にファスナ50によって連結されている。これらのファスナ50は、代表的には、ねじ山を備えたファスナであり、矢印61で示すように取り外し自在である。取り付けエレメント52が第3成形プレート48に連結されている。取り付けエレメント52は、ノズル20に向かって内方に延び、ノズル20を第3成形プレート48に対して位置決めする。矢印54及び56によって示すように、射出成形装置10は、分割線58及び60の夫々のところで分離可能である。
本発明の一つの特徴によれば、ノズル20内の溶融体の流れを所望温度に維持するため、ヒーターアッセンブリ80がノズル20を取り囲んでいる。このヒーターアッセンブリ80は、一般的には、環状ヒータースリーブ86に連結された加熱エレメント84を含む。ヒーターアッセンブリ80を電源(図示せず)に接続するため、電気コネクタ82が設けられている。ヒーターアッセンブリ80は、図3乃至図6に関して以下に詳細に説明するように、ノズル20から取り外し自在である。
ホットランナーノズルが代表的に長い自動成形のような幾つかの用途では、単一のノズルと関連して幾つかのヒーターアッセンブリ80が使用できる。これらのヒーターアッセンブリは、単一の又は多数の電源に接続できる。ヒーターアッセンブリ80は、ノズルに沿って変化する温度分布を提供するのに使用できる。
射出成形装置10では、ノズル20へのアクセスは、第1成形プレート28を第3成形プレート49から分割線60に沿って分離することによって行われる。次いでファスナ50をねじって離し、第3成形プレート48を第2成形プレート46から分離する。これにより、ノズル20を露呈でき、その結果、オペレータは、例えば適正に作動していない部品を交換できる。これらの部品には、ノズル先端38、ノズルシール、(図示せず)、取り外し自在のヒーター80及び熱電対(図示せず)が含まれる。射出成形装置10は、上述の工程を逆の順序で行うことにより再組み立てできる。
前取り付けノズルにより、オペレータはノズル20に射出成形装置10の成形側からアクセスできる。この構成により、オペレータはノズル20にアクセスできるけれども、金型全体を射出成形装置10から取り外さないと、ノズル20自体を取り外すことはできない。様々な周知のノズル設計を示す米国特許第6,343,925号、米国特許第6,164,954号及び米国特許第6,220,851号を参照されたい。
ノズル20aがマニホールド12に螺着される射出成形装置10aを図3に示す。図3は、同じ参照番号が同様の部品を示す本発明の別の実施例を示す。図3のノズル20aもまた、前取り付けノズルであるが、このノズル20aは射出成形装置10aから取り外し自在である。ノズルヘッド34aは、マニホールド12に連結されたマニホールド取り付けナット62に螺着するねじ(図示せず)を備えている。オペレータは、螺着ノズル20aを射出成形装置10aの金型側から容易に捩じって取り外すことができる。本発明の別の実施例によるヒーターアッセンブリ80aは、ノズル20aから取り外すことができる。ヒーターアッセンブリ80aは、ノズル20aが射出成形装置10aに取り付けられているとき、又はノズル20aを射出成形装置10aから取り外したとき、取り外すことができる。
次に、ヒーターアッセンブリ80aを図3乃至図6を参照して詳細に説明する。ヒーターアッセンブリ80aは、ねじ山を備えた内面を持つ図4に示す環状ヒータースリーブ86を含む。ヒータースリーブ86は、第1端面90及び第2端面92を持つヒータースリーブ本体122を含む。ヒータースリーブ86は、ホットランナーノズル20aのノズルヘッド38aとノズル先端38aの間でノズル本体36aの一部に沿って延びる寸法である。第1端面90及び第2端面46は互いにほぼ平行である。コイル状加熱エレメント84aがヒータースリーブ86を通って延びている。図4の実施例によるヒータースリーブ86は、加熱エレメント84aが完全に埋設されるように鋳造プロセスによって製造される。電気コネクタ82aがヒータースリーブ86から延びており、加熱エレメント84aを加熱するための電力を提供するため、電源(図示せず)に接続される。ヒータースリーブ86は、銅、ベリリウム銅、銅合金等の非常に熱伝導率の高い材料で形成されている。別の態様では、ヒータースリーブ86は、鋼等の任意の適当な導電体でできているのがよい。
図5に示すように、ヒータースリーブ86のねじ山を備えた内面88がノズル20aのねじ山を備えた外面100と係合する。横断面では、ねじ山を備えた内面88が一連の個々のねじエレメント94を持つことがわかる。各ねじエレメント94は、前面とも呼ばれる第1面96及び後面とも呼ばれる反対側の第2面98を含む。ノズル20aのねじ山を備えた外面100は、同様に、一連の個々のノズルのねじエレメント102含む。これらのノズルのねじエレメント102の各々は、第3面104及び反対側の第4面106を含む。図示のように、前面とも呼ばれるヒータースリーブ86のねじエレメント94の第1面96は、ノズルのねじエレメント102の第4面106に向かって差し向けられている。
ロックナット108は、ホットランナーノズル20aのねじ山を備えた外面100と係合するためのねじ山を備えた内面110を含む。ロックナット108は、ヒータースリーブ86の第2面92と当接するかみ合い面112及び反対側の面114を含む。この反対側の面114は、ホットランナーノズル20aのノズル先端38aに向かって差し向けられている。ロックナット108は、全体として、従来のロックナット構造であり、鋼、銅、ベリリウム銅、又は銅合金等の任意の適当な導電体で形成されている。幾つかの場合では、ナット108は、チタニウムやチタニウム合金等の熱伝導率が低い材料で形成される。
温度を局所的に低下するのが望ましい場合には、ナット108は、断熱性材料で形成される。断熱性材料には、例えばジルコニア等のセラミックス、例えばデュポン社が製造しているヴェスペル(Vespelは登録商標である)等のポリマイド(polymides)、例えばデュポン社が製造しているテフロン(テフロン(Teflon)は登録商標である)や例えばヴィクトレス社が製造しているピーク(ピーク(Peek)は登録商標である)等のポリマー、又はグラファイトが含まれる。
図6を参照すると、ヒータースリーブのねじエレメント94とノズルのねじエレメント102との間の接触状態の拡大図が示してある。本発明によれば、ヒータースリーブ86をノズル20aに取り付けるとき、ヒータースリーブのねじエレメント94とノズルのねじエレメント102との間の接触が常温状態に維持され、次いで高温状態に維持される。高温状態は、成形プロセスが必要とする温度に応じて変化する。ノズル20a及びヒータースリーブ86の半径方向及び軸線方向の両方向での熱膨張により、ヒータースリーブ86のねじ山を備えた内面88とノズル20aのねじ山を備えた外面100とが係合状態から完全に外れることはない。ねじエレメント94と102との間で発生したクランプ力により、ヒータースリーブ86を、ヒーターアッセンブリ80aの温度とは無関係にノズル20aと永久的に接触させることができる。クランプ力の大きさは、部分的には、ヒータースリーブ86及びノズル本体36aの形成に使用される材料の熱膨張率で決まる。ノズル本体36aが半径方向でヒータースリーブよりも大きく膨張する場合には、クランプ力が高いということは明らかである。
破線で示す輪郭AAは、加熱状態のノズル20aを表し、破線で示す輪郭BBは、加熱状態のヒータースリーブ86を表す。図示のように、ヒータースリーブ86のねじエレメント94の第1面96はノズルのねじエレメント102の第4面と常に接触している。ヒーターアッセンブリ80のロックナット108によりヒータースリーブ86の第2端面92に力が加えられるため、向き合った面94及び106は常に接触している。従って、ノズル20a及びヒーターアッセンブリ80の温度に拘わらず、ヒータースリーブ86のねじエレメント94の第1面96は、ノズルのねじエレメント102の第4面と常に接触した状態のままである。
ヒータースリーブ86のねじ山を備えた内面88とノズル20aのねじ山を備えた外面との間で発生したクランプ力の大きさは、部分的には、ノズル20a及びヒータースリーブ86の材料の選択により影響を受ける。本発明の別の実施例では、ヒータースリーブ86の長さに沿って切り欠き又はスロットが設けられている。このスロットによりヒータースリーブにばね特性が提供され、特定の成形の用途についてクランプ力を変化する。
ヒータースリーブ86とノズル20aとの間のねじ連結が、図3乃至図6に示す輪郭に限定されないということは理解されよう。任意の種類の作動可能な形状のねじ山を備えた輪郭を使用できる。ねじエレメントが互いに完全に接触するねじ輪郭については、代表的には、図2のヒーターアッセンブリ80を使用する。ヒータースリーブ86をノズル20aに配置するときにクランプ力を提供するため、ヒータースリーブ86の内面及びノズル20aの外面にインプリントされた、刻印された、切り込まれた、又は成形された任意の輪郭又は形状を使用できる。
ヒータースリーブ86をホットランナーノズル20aに、ヒータースリーブ86のねじ山を備えた内面88がホットランナーノズル20aのねじ山を備えた外面100と係合するようにねじ込むことによって、ヒーターアッセンブリ34を設置する。ホットランナーノズル20aのねじ山を備えた外面100は、第1輪郭を持つ第1係合面を提供する。ヒータースリーブ86のねじ山を備えた内面88は、第2輪郭を持つ第2係合面を提供する。第1及び第2の輪郭がかみ合い、ヒータースリーブ86をホットランナーノズル20aに連結する。次いで、ロックナット108をノズル20aのねじ山を備えた外面100に螺着する。ロックナット108のかみ合い面112はヒータースリーブ86の第2端面92に当接し、ヒータースリーブのねじエレメント94の第1面96を押圧し、ノズルのねじエレメント102の第4面106と接触させる。この構成により、ヒータースリーブ86をホットランナーノズル20aにクランプ止めする。
図3の射出成形装置10aの作動中、高温の加圧された成形材料の溶融体の流れを機械ノズル18からマニホールドブッシュ16に導入する。溶融体の流れは、マニホールドの溶融体チャンネル14を通ってノズル20aのノズルチャンネル22aに流入する。金型キャビティ26内への溶融体の流れは、熱制御金型ゲート24によって選択的に制御される。
射出成形装置10aを良好に作動させるためには、溶融体の流れを、ノズル20aのノズルチャンネル22aを通って金型ゲート24に向かって流れるとき、特定の温度範囲内に維持しなければならない。従って、加熱アッセンブリ80は各ノズル20aを加熱する。加熱アッセンブリ80のロックナット108は、ヒーターのねじエレメント94及びノズルのねじエレメント102を互いに強制的に接触させ、ヒータースリーブ86をノズル20aにクランプ止めする。これにより、溶融体の流れを加熱するため、ヒーターアッセンブリ80とノズル20aとの間で熱を効率的に伝達できる。
図7を参照すると、図7には、ヒーターアッセンブリ80bの別の実施例が示してある。ヒーターアッセンブリ80bは、図3の射出成形装置10aと同様の射出成形装置10bのノズル20aに連結されている。ヒーターアッセンブリ80bは、図3に示すものと同様であり、一対のばね120が追加してある。これらのばね120は、ロックナット108のかみ合い面112とヒータースリーブ86の第2端面92との間に配置される。図8に示すように、これらのばね120はヒータースリーブのねじエレメント94の第1面96を押圧してノズルのねじエレメント102の第4面106と接触させる。ばね120はベルビルディスクであり、互いに向き合って配置される。
図8の実施例は、ロックナット108とヒータースリーブ86との間の相対的移動を可能にする。ばね120は、ノズル20aとヒータースリーブ86との間に初期クランプ力即ち負荷を提供する。ばね120は、更に、ロックナット108とヒータースリーブ86との間に圧力が連続的に加わるようにすることによって、加熱による熱膨張を補償する。更に、ばね120により、常温状態中、又は可変状態中にヒータースリーブをノズル20a上にクランプできる。
図9及び図10は、図8のばね装置の代わりに使用できる様々なばね装置を示す。図9は、互いに入れ子になった三つのばね120を含む。これらのばね120は、大径側がヒータースリーブ86の第2端面92に向かって差し向けられている。図10は単一のばね120を含む。図9と同様に、ばね120の大径側がヒータースリーブ86の第2端面92に向かって差し向けられている。
ばねの種類がベルビルディスクに限定されないということは理解されよう。任意の適当な種類のばねを使用できる。ばね120は、任意の適当な材料で形成されているのがよい。ばね120は、別の態様では、ヒータースリーブ86及びロックナット108よりも熱伝導率が高い熱伝導性エレメントであってもよい。
ヒーターアッセンブリ80cの別の実施例を図11に示す。ヒーターアッセンブリ80cは、図3の射出成形装置10aと同様の射出成形装置10cのノズル20aに連結されている。図12に示すように、マニホールド取り付けナット62に連結されたノズル20aのヘッド34aとヒータースリーブ86の第1端面90との間にばね120が配置される。このばね120は、ノズル20aのノズル先端34aに向かう方向でヒータースリーブ86に力を及ぼす。これにより、ヒータースリーブのねじエレメント94の第2面98をノズルのねじエレメント102の第3面に当接させる。図7の実施例と同様に、ばね120はベルビルディスクであり、大径側をノズルヘッド34aに向けて配置される。
図13及び図14は、図12のばね装置の代わりに使用できる別のばね装置を示す。図13は互いに入れ子になった三つのばね120を含む。ばね120の大径側はノズルヘッド34aに向かって差し向けられている。図14は、互いに向き合って配置された一対のばね120を含む。
図15乃至図19を参照すると、第2、第3、第4、第5及び第6のヒータースリーブ186、286、386、486及び586の夫々が示してある。これらのヒータースリーブ186、286、386、486、及び586は、任意の開示のヒーターアッセンブリの実施例のヒータースリーブ86の代わりに使用できる。
図15のヒータースリーブ186は、ヒータースリーブ本体122の外面内に部分的に埋設されたコイル状加熱エレメント184を含む。ヒータースリーブ本体122に溝124が形成されており、加熱エレメント184はこの溝124に押し込まれ、又は鑞付けされる。
図16のヒータースリーブ286はヒータースリーブ本体122に巻き付けた非コイル状加熱エレメント284を含む。加熱エレメント284及びヒータースリーブ本体122が互いに接触した状態を維持し、従って熱伝導を効率的に行うことができるようにするため、カバースリーブ126がヒータースリーブ本体122を取り囲んでいる。
図17のヒータースリーブ386では、コイル状加熱エレメント384がヒータースリーブ本体122に巻き付けてある。加熱エレメント384がヒータースリーブ本体122と接触した状態に維持し、これらの間での熱伝導を効率的にするため、カバースリーブ128がヒータースリーブ本体122を取り囲んでいる。
図18のヒータースリーブ486はヒータースリーブ本体122を取り囲むフィルム層130を含む。パターンをなした電熱エレメントがフィルム層130と接触している。フィルム層130は、様々な材料でできた幾つかの層で形成されている。これらのフィルム層には誘電体及び断熱体が含まれる。これらのフィルム層は、スプレー、印刷、又は蒸着等の周知の技術を使用して付けることができる。これらの層は、ノズルに直接取り付けることができ、又はノズル20aに接着された又は取り付けられた別体の部品に取り付けることができる。ヒータースリーブ486はねじ山を備えた内面88を有する。電源(図示せず)に接続するため電気コネクタ82がフィルム層130に接続されている。ノズル20aの温度を計測するため、熱電対132がヒータースリーブ486に接続されている。
図19のヒータースリーブ586は、ヒータースリーブ本体122に設けられた穴134内への締まり嵌め等の任意の手段を使用して配置される複数のカートリッジ型加熱エレメント584を含む。各カートリッジ型加熱エレメント584は、電源(図示せず)に接続するための電気コネクタ82を含む。ノズル20aの温度を計測するため、熱電対136がヒータースリーブ586に接続されている。
図15乃至図19のヒータースリーブは、鋼等の熱伝導性材料又は銅、ベリリウム銅、又は銅合金等の高度に熱伝導性の材料で形成されているのがよい。
本発明によるヒータースリーブには、工具と係合するための表面が更に設けられていてもよいということは射出成形の分野の当業者には理解されよう。例えば、ヒータースリーブ86の設置及び取り外しを容易にするため、ロックナット108の外面と同様の六角形表面をヒータースリーブ本体122に設けてもよい。
ヒーターアッセンブリ80は、任意の前取り付けノズルで使用できるということは射出成形の分野の当業者には理解されよう。更に、ヒーターアッセンブリ80は、ノズルへのアクセスが装置の金型側からは提供されない射出成形装置で使用できる。この種のノズルの一例は、ドイツ国特許第DE19601102号に示されている。この場合、射出成形装置からノズルを取り外した後、ノズル先端、ヒーターアッセンブリ80又は熱電対を交換できる。
ヒーターアッセンブリの開示の実施例をホットランナーノズルでの使用について説明したが、同じヒーターアッセンブリを任意の他の射出成形装置で使用できる。本発明の別の実施例によれば、射出成形装置10dを図20に示す。この射出成形装置は、スプルーブッシュ16dに連結されたチューブ状マニホールド12dを含む。スプルーブッシュは機械ノズル18dに連結されている。チューブ状マニホールド12dは一対のチューブ状シャフト138を含み、これらのシャフトの各々は、これらのシャフトを貫通したマニホールド溶融体チャンネル14dを有する。チューブ状シャフト138には少なくとも部分的にねじ山が設けられている。マニホールド溶融体チャンネル14dは、夫々のホットランナーノズル20dのノズルチャンネル22dにコネクタブロック140によって連結されている。各コネクタブロック140は、成形材料の溶融体の流れをマニホールド溶融体チャンネル14dからノズルチャンネル22dに差し向けるため、ほぼ直角に曲がった溶融体チャンネル142を含む。ねじ山88dを備えたヒータースリーブ86dがチューブ状シャフト138を取り囲み、そのねじ山と係合する。ヒータースリーブ86dは、電源(図示せず)に接続するための電気コネクタ82dを含む。所望であれば、ヒータースリーブ86dに代えて前の図で開示した加熱アッセンブリの実施例のいずれかを使用してもよい。
ヒータースリーブ86dを設置するため、コネクタブロック140を取り外し、ヒータースリーブを円形シャフト138に螺着する。作動にあたっては、成形材料の高温の加圧された溶融体の流れを機械ノズル18dからマニホールドブッシュ16dに導入する。溶融体の流れはマニホールド溶融体チャンネル14dを通ってノズル18dのノズルチャンネル22dに、及び金型キャビティ(図示せず)に流入する。ヒータースリーブ40dが、溶融体の流れを、マニホールドの溶融体チャンネル14dを通って流れる際に適当な温度範囲内に維持する。
図21を参照すると、機械ノズル18eが成形材料の溶融体の流れをインラインノズル20eに直接送出する射出成形装置10eの部分が示してある。本発明のこの実施例によれば、インラインノズル20eは、変向部分150を持つノズルチャンネル22eを含む。変向部分150は、ノズル入口152とノズルチャンネル22eの下部分154との間を延びる。金型キャビティ26eの金型ゲート24eがノズルチャンネル22eの下部分154と隣接して配置される。金型キャビティ26eは、成形プレート28e及び成形コア30eによって制限されている。冷却チャンネル158が成形コア30eに設けられている。バルブピン160がノズルチャンネル22eの上部分156及び下部分154を通って延び、金型ゲート24eと整合している。バルブピン/ピストンコネクタ166を作動するため、一対のピストン162及びシリンダ164からなる構成がノズル20eの両側に配置されている。バルブピン160をノズルチャンネル22e内で矢印170が示すように軸線方向に移動するため、バルブピン/ピストンコネクタ166がバルブピン160に連結されている。ノズルチャンネル22eの上部分156と下部分154との間にシール168が設けられており、溶融体が上部分156に流入しないようにする。シール168は、更に、バルブピン160の軸線方向移動を案内するためのガイドとしても役立つ。
図11に示すのと同様のヒーターアッセンブリ80eがノズル20eを取り囲む。ヒータースリーブ86eのねじ山を備えた内面88eがノズル20eのねじ山を備えた外面と係合する。ばね120eがノズルヘッド34eとヒータースリーブ86eとの間に配置されている。ヒータースリーブ86eは、更に、バルブピン/ピストンコネクタ166が通過できる穴170を含む。ヒーターアッセンブリ80eを設置するため、バルブピン/ピストンコネクタ166を軸線方向に摺動させてピストン162と係合した状態から外すことによって取り外す。次いで、ヒーターアッセンブリ80eをノズル20eに螺着する。
作動にあたっては、成形材料の高温の加圧された溶融体の流れを機械ノズル18eからノズル入口152に導入する。溶融体の流れがノズルチャンネル22eの変向部分150を通ってノズル20eの下部分154に流入する。バルブピン/ピストンコネクタ166は、バルブピン160を軸線方向に移動するピストン162によって矢印172が示すように移動できる。かくして、金型キャビティ26e内への溶融体の流れは、金型ゲート24eと係合したり係合状態から外れるように移動するバルブピン160によって選択的に制御される。
本発明によるヒーターアッセンブリ80fの別の実施例を図22に示す。射出成形装置10fは、図2の射出成形装置と同様であり、及びかくして以下にこれ以上詳細には説明しない。ヒーターアッセンブリ80fは図3の実施例と同様であるが、ロックナット108に変えてノズル先端ナット180を使用する。ノズル先端ナット180をノズル20fに螺着し、ヒータースリーブ86fと当接する。ロックナット108とは異なり、ノズル先端ナット180は、ノズル20f上で所定距離しか移動できない。これにより、ノズル先端ナット180は一杯に設置された位置にある場合にこれがオペレータに明らかであるため、ヒーターアッセンブリ80fの設置が簡単になるという利点が得られる。
図23を参照すると、この図には本発明によるヒーターアッセンブリ80gの別の実施例が示してある。射出成形装置10gは図2の射出成形装置と同様であり、及びかくして以下にこれ以上詳細には説明しない。ヒーターアッセンブリ80gは、環状溝182を持つヒータースリーブ86gを含む。環状溝182は、ヒータースリーブ86g及びノズル20gの間に空隙188を提供する。空隙188は、ノズル20gを所定の長さに沿って断熱し、ノズル20gに沿って熱を調整する。熱は、ヒータースリーブ86gがノズル20gと接触した場所でノズル20gに直接伝達される。この構成では、ノズル本体36gに沿った様々な箇所でノズル20gに伝達される熱の量を制御できる。
上文中に説明したヒータースリーブのうちの任意のものに環状溝182を設けることができるということは理解されよう。更に、上文中に説明したヒーターアッセンブリの実施例のうちの任意のものにヒータースリーブ86gを使用できるということは理解されよう。
本発明の好ましい実施例を説明したが、添付の特許請求の範囲に定義された本発明の精神及び範囲から逸脱することなく様々な変形及び変向を行うことができるということは当業者には理解されよう。
従来技術の円筒形加熱スリーブのノズル本体に設置した横断面図である。 本発明の一実施例による取り外し自在の加熱アッセンブリを含む射出成形装置の一部の側断面図である。 本発明の別の実施例による取り外し自在のヒーターアッセンブリを含む射出成形装置の側面図である。 図2の取り外し自在のヒーターの側断面図である。 図3の部分Aの拡大図である。 図5の一部拡大図である。 本発明の別の実施例による取り外し自在のヒーターアッセンブリを含む射出成形装置の側面図である。 ばね装置によって離間されたヒータースリーブ及びロックナットを示す図7の部分Bの拡大図である。 第2ばね装置を含む図8と同様の図である。 第3ばね装置を含む図8と同様の図である。 本発明の更に別の実施例による取り外し自在のヒーターアッセンブリを含む射出成形装置の側面図である。 ばねによって離間されたノズルヘッド及びヒータースリーブを示す、図11の部分Cの拡大図である。 第2ばね装置を含む図12と同様の図である。 第3ばね装置を含む図12と同様の図である。 取り外し自在の第2ヒータースリーブの側断面図である。 取り外し自在の第3ヒータースリーブの側断面図である。 取り外し自在の第4ヒータースリーブの側断面図である。 取り外し自在の第5ヒータースリーブの側断面図である。 取り外し自在の第6ヒータースリーブの側断面図である。 本発明による取り外し自在のヒーターアッセンブリを持つ円形マニホールドを含む射出成形装置の部分断面側面図である。 本発明による取り外し自在のヒーターアッセンブリを持つインラインノズルの部分断面側面図である。 本発明の別の実施例による取り外し自在のヒーターアッセンブリを含む射出成形装置の側断面図である。 本発明の別の実施例による取り外し自在のヒーターアッセンブリを含む射出成形装置の側断面図である。
符号の説明
10 射出成形装置
12 マニホールド
14 マニホールド溶融体チャンネル
16 マニホールドブッシュ
18 機械ノズル
20 ホットランナーノズル
21 出口
22 ノズルチャンバ
24 金型ゲート
26 金型キャビティ
28 第1成形プレート
30 成形コア
32 マニホールドヒーター
34 ノズルヘッド
36 ノズル本体
38 ノズル先端
40 ファスナ
42 裏打ちプレート
44 スペーサ
46 第2成形プレート
48 第3成形プレート
50 ファスナ
52 取り付けエレメント
80 ヒーターアッセンブリ
82 電気コネクタ
84 加熱エレメント
86 環状ヒータースリーブ

Claims (18)

  1. 加圧された成形材料の溶融体の流れを受け取るマニホールドチャンネルを持つマニホールドと、
    前記マニホールドに連結され、前記マニホールドチャンネルから送出された溶融体の流れを受け取るノズルチャンネルを有するノズルと、
    前記ノズルチャンネル金型ゲートを通して連、前記ノズルから前記溶融体の流れを受け取る金型キャビティと、
    前記成形材料の溶融体の流れを加熱するために、前記ノズルに取り出し自在に設けられ、前記ノズルのノズル外面と係合するための内面と、外面と、当該外面に部分的に埋設されるコイル状加熱エレメントとを有するヒーターアッセンブリと、を備え
    前記ヒーターアッセンブリは、ヒータースリーブを有し、前記コイル状加熱エレメントは、前記ヒータースリーブの前記外面に部分的に埋設され、
    前記ヒータースリーブは、前記コイル状加熱エレメントを受け取るために、前記ヒータースリーブの前記外面に設けられた溝を有することを特徴とする射出成形装置。
  2. 加圧された成形材料の溶融体の流れを受け取るマニホールドチャンネルを持つマニホールドと、
    前記マニホールドに連結され、前記マニホールドチャンネルから送出された溶融体の流れを受け取るノズルチャンネルを有するノズルと、
    前記ノズルチャンネルに金型ゲートを通して連通し、前記ノズルから前記溶融体の流れを受け取る金型キャビティと、
    前記成形材料の溶融体の流れを加熱するために、前記ノズルに取り出し自在に設けられ、前記ノズルのノズル外面と係合するための内面と、外面と、当該外面に部分的に埋設されるコイル状加熱エレメントとを有するヒーターアッセンブリと、を備え、
    前記ヒーターアッセンブリは、ヒータースリーブを有し、前記コイル状加熱エレメントは、前記ヒータースリーブの前記外面に部分的に埋設され、
    前記コイル状加熱エレメントは、前記ヒータースリーブの前記外面に鑞付けされて部分的に埋設されることを特徴とする射出成形装置。
  3. 前記ヒータースリーブの前記内面に、ねじが設けられるとともに、前記ノズルの前記ノズル外面に、ねじが設けられ、前記ヒータースリーブおよび前記ノズルの各々のねじ付面が、相互に係合することを特徴とする請求項1または2に記載の射出成形装置。
  4. 前記ヒーターアッセンブリは、前記ヒータースリーブと当接し、前記ヒータースリーブの前記ねじを押圧し、前記ノズルの前記ノズル外面の前記ねじと係合させるため、前記ヒータースリーブと隣接して配置されたロックナットを有することを特徴とする請求項に記載の射出成形装置。
  5. 前記ヒーターアッセンブリは、前記ヒータースリーブと接触し、前記ヒータースリーブの前記ねじを更に押圧して前記ノズルの前記ノズル外面の前記ねじと係合させるばねを有することを特徴とする請求項に記載の射出成形装置。
  6. 前記ばねは、前記ヒータースリーブの前記ねじの前面を押圧し、前記ノズルの前記ノズル外面の前記ねじと係合させるため、前記ロックナットと前記ヒータースリーブとの間に配置されていることを特徴とする請求項に記載の射出成形装置。
  7. ばねは、前記ヒータースリーブの前記ねじの後面を押圧し、前記ノズルの前記ノズル外面の前記ねじと係合させるため、前記ヒータースリーブと前記ノズルのヘッドとの間に配置されていることを特徴とする請求項に記載の射出成形装置。
  8. 前記コイル状加熱エレメントは、鋳造により前記ヒータースリーブに部分的に埋設されることを特徴とする請求項に記載の射出成形装置。
  9. 加圧された成形材料の溶融体の流れを受け取るマニホールドチャンネルを持つマニホールドと、
    前記マニホールドに連結され、前記マニホールドチャンネルから送出された溶融体の流れを受け取るノズルチャンネルを有するノズルと、
    前記ノズルチャンネル金型ゲートを通して連、前記ノズルから前記溶融体の流れを受け取る金型キャビティと、
    前記ノズルのねじ付外面と係合するためのねじ付内面を有し、前記成形材料の溶融体の流れを加熱するために前記ノズルに設けられたヒーターアッセンブリと、を備え、
    熱が前記ヒーターアッセンブリのねじと前記ノズルのねじとの間の接触を通して前記ヒーターアッセンブリから前記ノズルに伝達されることを特徴とする射出成形装置。
  10. 前記ヒーターアッセンブリは、ねじ山を備えた内面を持つヒータースリーブと、前記ヒータースリーブに連結された加熱エレメントを有することを特徴とする請求項に記載の射出成形装置。
  11. 前記ヒーターアッセンブリは、前記ヒータースリーブと当接し、前記ヒータースリーブの前記ねじを押圧し、前記ノズルの前記ねじ付外面の前記ねじと係合させるため、前記ヒータースリーブと隣接して配置されたロックナットを有することを特徴とする請求項10に記載の射出成形装置。
  12. 前記ヒーターアッセンブリは、前記ヒータースリーブと接触し、前記ヒータースリーブの前記ねじを更に押圧して前記ノズルの前記ねじ付外面の前記ねじと係合させるばねを有することを特徴とする請求項11に記載の射出成形装置。
  13. 前記ばねは、前記ヒータースリーブの前記ねじの前面を押圧し、前記ノズルの前記ねじ付外面の前記ねじと係合させるため、前記ロックナットと前記ヒータースリーブとの間に配置されていることを特徴とする請求項12に記載の射出成形装置。
  14. ばねは、前記ヒータースリーブの前記ねじの後面を押圧し、前記ノズルの前記ねじ付外面の前記ねじと係合させるため、前記ヒータースリーブと前記ノズルのヘッドとの間に配置されていることを特徴とする請求項10に記載の射出成形装置。
  15. 前記加熱エレメントは、埋設されたコイル状加熱エレメント、フィルム状加熱エレメント、及びカートリッジ型加熱エレメントを含む群から選択されることを特徴とする請求項10乃至14のうちのいずれか一項に記載の射出成形装置。
  16. 前記加熱エレメントは、鋳造により前記ヒータースリーブに埋設されるコイル状加熱エレメントであることを特徴とする請求項10乃至14のうちのいずれか一項に記載の射出成形装置。
  17. 前記加熱エレメントは、前記ヒータースリーブに鑞付けされて埋設されるコイル状加熱エレメントであることを特徴とする請求項10乃至14のうちのいずれか一項に記載の射出成形装置。
  18. 加圧された成形材料の溶融体の流れを受け取るマニホールドチャンネルを含む少なくとも一つのチューブ状マニホールドシャフトを有するマニホールドと、
    前記マニホールドに連結され、前記マニホールドチャンネルから送出された溶融体の流れを受け取るノズルチャンネルを有するノズルと、
    前記ノズルチャンネル金型ゲートを通し連通、前記ノズルから前記溶融体の流れを受け取る金型キャビティと、
    前記マニホールドシャフトのねじ付外面と係合するためのねじ付内面を有し前記成形材料の溶融体の流れを加熱するために前記マニホールドに設けられたヒーターアッセンブリと、を備えたことを特徴とする射出成形装置。
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