JP4426843B2 - 植物成長媒体並びにその製造方法及びそれに使用するための組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、植物成長媒体に使用するための予混合組成物と、その様な予混合物が組み入れられている植物成長媒体と、その様な植物成長媒体の製造方法とに関するものである。もっと詳細には、本発明は、植物成長媒体中に組み入れられてこの植物成長媒体の使用中はその湿潤を増大させこの植物成長媒体が乾燥していればその再湿潤を増大させることを可能にするために作成されたココナツコイア髄/界面活性剤混合組成物と、ココナツ髄(「コイア」)と植物成長媒体における新規で且つ改良された湿潤特性及び再湿潤特性を増進させるためにそのココナツ髄に組み入れられている選択された界面活性剤とを含む上記の予混合組成物を有する植物成長媒体と、その様な植物成長媒体の製造方法とに関するものである。
本発明中における植物成長媒体としての使用に好適な有機物の実例は、泥炭苔、水苔泥炭、(「フロリダ」泥炭としても知られている)すげ泥炭、表土の様な鉢植え土、堆肥化された庭廃棄物(例えば、堆肥化された刈り取った草、葉、根覆い、生け垣の切り屑等)、木材派生物及びリグノセルロース派生物(例えば、木片、綿状パルプの様な木材パルプ、押出木材、圧力処理済木材等)、堆肥化された樹皮(例えば、松の樹皮及びその他の樹皮)、麦わら及び穀物殻の様な物質を含む例えば穀物及び豆の収穫中に製造される残り物の様な農業廃産物、牛、豚、鶏及び/または馬の糞の様な動物の廃産物、血粉等の様な家畜処理副産物、処理済都市下水汚泥から生じる有機廃棄物質、家庭用食物及び商業用食物、紙並びに庭廃棄物を含む処理済埋立てごみ処理物質から生じる有機廃棄物質、を含む。
前述の種類の植物成長媒体の実例及びそれらの入手方法は、この技術分野で周知である。この点については、米国特許第4,088,528号、第4,185,680号、第5,269,634号、第5,413,618号、第5,542,962号、第5,567,220号、第5,976,211号、第5,900,038号、欧州特許EPO923854号並びにPCT出願のWO99/57079号及びWO99/57080号に含まれている様な開示が参照されてもよく、これらの総てが参照によって本明細書中に組み入れられている。
米国特許第4,088,528号明細書 米国特許第4,185,680号明細書 米国特許第5,269,634号明細書 米国特許第5,413,618号明細書 米国特許第5,542,962号明細書 米国特許第5,567,220号明細書 米国特許第5,976,211号明細書 米国特許第5,900,038号明細書 欧州特許第923854号明細書 国際公開第99/57079号パンフレット 国際公開第99/57080号パンフレット
比較的最近、ココナツコイア髄材料が植物用の優れた成長媒体を提供するということが認識され、また、ココナツコイア髄が泥炭苔の様な以前は標準であった成長媒体の有効な代替手段を提供することができるということが提案された。ココナツコイア髄は、薄茶色から焦茶色であり且つ0.2−2.0mmの寸法範囲(75−90%)の粒子から主に成っているという外観において、ピートモスと非常に似ている。しかし、水苔泥炭とは異なり、ココナツコイア髄には茎も異質物も存在していない。その上、綿状に膨らまされた(30−50%の含水率)時のピートモスの密度が約7ポンド/立方フィート(112キログラム/立方メートル)であるのに対して、コイア髄は遥かに密である(即ち、体積基準で5:1の比率に圧縮された時に約20%の含水率で約43ポンド/立方フィート(689キログラム/立方メートル)であり、綿状に膨らまされて含水率が50−55%である時に約25ポンド/立方フィート(400キログラム/立方メートル)である)。
リグニンに対するセルロースの含有量が高い泥炭苔と比較して、髄ではセルロースに対するリグニンの含有量が高くそのことが酸化及び収縮を防止するので、ココナツコイア髄が優れた構造安定性を有しているということを、すげ泥炭製品及び水苔泥炭製品との比較におけるココナツコイア髄の追加分析が示した。
通常は、既存の廃棄物の山かまたは新たに処理された髄から年数を経た髄を集め、その材料を20%の含水率に乾燥させ、次にその髄を約5:1(体積比)の圧縮比で煉瓦状ブロックに圧縮することによって、植物成長媒体として使用されるココナツコイア髄を製造する。これらの圧縮された煉瓦状ブロックは次に約80%の含水率に水を加えることによって膨張させることができるが、綿状に膨らまされた「膨張された」コイア髄の生産高を増加させるためには何らかの機械的撹拌が必要である。この機械的撹拌要求は、製品の膨張者及びその他の最終使用者にとって不便であり且つ費用がかかるので、コイア髄の処理における不都合である。所望の綿状製品を生じさせるために容易に綿状に膨らませるつまり膨張させることができる泥炭苔の圧縮梱包とは異なり、コイア髄は綿状に膨らませるつまり「膨張させる」のにかなり長い時間を必要とするということが、植物成長媒体としてのコイア髄の処理における更なる不都合である。
従って、泥炭苔とコイア髄とを非圧縮形態で組み合わせることがこの技術分野では周知であった。コイアと泥炭苔とのその様な非圧縮混合物は、圧縮コイア髄の煉瓦状ブロックと圧縮泥炭苔の梱包とを最初に減圧させて別個の綿状コイア髄原料と綿状泥炭苔原料とを提供することによって、製造される。そして、コイア髄と泥炭苔との減圧綿状混合物を含む「疎充填」製品として流通させるために、既に綿状に膨らまされている材料が互いに混合される。この様にして製造された綿状製品は、コイア髄または泥炭苔の単独で提供される媒体よりも植物を成長させるためのより良い媒体を提供するということが示された。
単独で使用された場合のコイアで認められる幾つかの処理の困難性、及び非圧縮のコイアと泥炭苔との疎充填混合物の商業的制限は、一般譲渡されたKusey等の「ココナツコイア髄と泥炭苔との圧縮混合物及びその製造方法」という名称の米国特許第6,189,260号中でうまく処理されており、この特許は参照によって本明細書中に組み入れられており本発明とは別個にされている。また、制御された水分状態にあるコイア髄と泥炭苔とが、梱包製品を形成するために最初に圧縮され、それから成長媒体としての最終的な使用のために綿状に膨らませることつまり膨張させることによって減圧されれば、綿状に膨らませる収率を意外に改良することができるということを、米国特許第6,189,260号が開示した。詳細には、最初の予圧縮混合物を製造するために使用されたコイアと泥炭苔との個々の体積の合計よりも意外に大きい最終体積の綿状製品を、圧縮されたコイア/泥炭苔混合物の減圧が生じさせるということを、米国特許第6,189,260号が開示した。
米国特許第6,189,260号明細書
この様に、植物成長媒体としてのココナツコイア髄の使用自体は、この技術分野で公知である。また、一般譲渡されたKusey等の「ココナツコイア髄と非コイア非泥炭材料との圧縮混合物及びその製造方法」という名称の同時係属米国特許出願第09/768,169号中に記載されている様に、泥炭苔またはその他の種々の土壌強化非コイア/非泥炭成分(有機物と無機物との両方)の何れかと混合されているココナツコイア髄の使用は、植物等を成長させるための優れた媒体を提供するということが示された。
更に、しばしば湿潤剤と呼ばれる界面活性剤を鉢植え媒体の様な植物成長媒体中に組み入れてその成長媒体の湿潤を支援することが、これまで公知であった。しかし、その様な界面活性剤つまり湿潤剤が成長媒体中または鉢植え媒体中に組み入れられると、重大な問題が生じていた。つまり、界面活性剤で処理済の植物成長媒体が例えば使用前に長期間に亙って保管された結果として、その処理済の成長媒体が乾燥していると、その界面活性剤の効力が低下してその成長媒体はその様な期間の後に有効には再湿潤することができない。また、成長媒体が一旦使用されると、その成長媒体の含水率を維持するための湿潤剤としての界面活性剤の有効性が不都合なことに時間の経過と共に低下する傾向がある、ということが分かった。
これらの問題を考慮して、植物成長媒体を処理するために使用されてその処理済成長媒体に新規で且つ改良された湿潤特性及び再湿潤特性を与える(つまり、施用後の数カ月までの期間に亙ってその植物成長媒体の含水率を維持し、及び/またはその植物成長媒体が乾燥した後にその成長媒体が有効に湿潤することを可能にする)ための更に有効且つ効率的な組成物と、特に保管等の結果としての乾燥後に再湿潤するという強化された能力を含む新規で且つ改良された湿潤特性及び再湿潤特性を示すその様な成長媒体の製造方法と、前述の好都合な特性を示す処理済成長媒体と、に対する必要性が園芸技術において認識された。
従って、植物成長媒体を処理してその植物成長媒体の改良された湿潤及び再湿潤を増進させるための組成物を提供することが、本発明の一般的な目的である。詳細には、ココナツコイア髄と植物成長媒体の処理に使用するための園芸的に受け入れられる選択された界面活性剤つまり湿潤剤とを含む予混合組成物を提供することが、本発明の主要な目的である。
新規で且つ改良された湿潤特性及び再湿潤特性を処理済植物成長媒体が特に乾燥後に示すことを可能にするのに十分な量で、ココナツコイア髄と園芸的に受け入れられる界面活性剤との混合物を植物成長媒体中に組み入れることによる、植物成長媒体の製造方法を提供することが、本発明の更なる目的である。
使用中及び/または植物成長媒体の乾燥後にその植物成長媒体の有効且つ効率的な湿潤及び再湿潤を可能にするのに十分な量でその植物成長媒体中に組み入れられているココナツコイア髄と園芸的に受け入れられる界面活性剤との混合物を有する植物成長媒体を提供することが、本発明の別の重要な目的である。
これらの目的及びその他の目的は、以下において当業者に明らかになる。
ココナツコイア髄(本明細書中では時々「コイア」と称される)と本質的にイオン性または非イオン性の何れかである園芸的に受け入れられる界面活性剤とを、総重量に対するその界面活性剤の所定の重量百分率で含んでいる、予混合組成物を形成することによって、本発明の前述の目的及びその他の目的並びに従来技術に対する更なる改良が達成されるであろうということが分かった。従って、本発明によると、ココナツコイア髄と泥炭苔との上述の混合物及びココナツコイア髄と非泥炭材料との上述の混合物の様な適切な植物成長媒体中に、その予混合組成物が組み入れられる。本発明中で使用されてもよいその他の通常の植物成長媒体は、泥炭苔、ココナツコイア髄、表土、水苔泥炭、パーライト、バーミキュライト、及び発泡スチロール等と、使用中及び/または例えば長期間に亙る成長媒体の保管の結果としてのその成長媒体の乾燥後にその成長媒体の有効且つ費用的に効率的な湿潤及び再湿潤を可能にするのに十分な量の、成長媒体または鉢植え媒体の湿潤を支援するための樹皮の様な堆肥化された有機物質、及びリグノセルライト等とを、含んでいる。
従って、一つの形態では、ココナツコイア髄と園芸的に受け入れられる界面活性剤との混合物を含んでおり、植物成長媒体を処理してその植物成長媒体の改良された湿潤及び再湿潤を増進させるための、予混合組成物に本発明が向けられている。
更なる形態では、植物成長媒体の乾燥前の使用中におけるその植物成長媒体の改良された湿潤を増進させ且つ植物成長媒体の乾燥後におけるその植物成長媒体の再湿潤を可能にするのに十分な量で、ココナツコイア髄と園芸的に受け入れられる界面活性剤との予混合物をその植物成長媒体中に組み入れること含む、植物成長媒体の処理方法を本発明が提供する。
本発明のより更なる形態では、植物成長媒体の乾燥前の使用中におけるその植物成長媒体の改良された湿潤を増進させ且つ植物成長媒体の乾燥後におけるその植物成長媒体の再湿潤を可能にするのに十分な量で中に組み入れられている、ココナツコイア髄と園芸的に受け入れられる界面活性剤との予混合物を有する、植物成長媒体が提供される。
従って、従来技術に対する多くの重要な利点を、本発明が提供する。例えば、使用前に長期間に亙って保管されていた従来の界面活性剤/湿潤剤で処理された植物成長媒体で発生することが分かっていた再湿潤効力の低下に関して生じていた重大な問題の解決を、本発明が可能にする。また、一旦使用された従来の界面活性剤/湿潤剤における継続的湿潤有効性の低下に関して生じていた別の重大な問題の解決を、本発明が可能にする。
本発明中で使用する予混合組成物は、ココナツコイア髄と園芸的に受け入れられる界面活性剤との混合物を含んでいる。この予混合物は、予混合組成物の組合せ重量つまり総重量のうちの所定の重量百分率を界面活性剤が構成する様に作成される。好ましい実施形態では、界面活性剤は、予混合組成物の組合せ重量つまり総重量のうちの約10%ないし予混合組成物の組合せ重量つまり総重量のうちの約70%である。最も好ましい実施形態では、界面活性剤は、予混合組成物の組合せ重量つまり総重量のうちの約50%である。
植物成長媒体を処理するための本発明による方法は、植物成長媒体の乾燥前の使用中におけるその植物成長媒体の改良された湿潤と植物成長媒体の乾燥後におけるその植物成長媒体の再湿潤とを増進させるのに十分な量で、ココナツコイア髄とイオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤及びそれらの混合物を含む園芸的に受け入れられる界面活性剤との予混合物を植物成長媒体中に組み入れることを含んでいる。1立方ヤード(0.765立方メートル)の完成植物成長媒体当たり約0.25〜約30液量オンス(約7.4〜約890立方センチメートル)の界面活性剤を予混合物から処理済成長媒体へ供給するのに十分な量で、予混合組成物が植物成長媒体中に組み入れられることが望ましい。
本発明の予混合組成物の作成に際しては、植物成長媒体中へのその組成物の導入の前に、その予混合物のココナツコイア髄成分と界面活性剤成分とを十分に混合させる必要がある。適用時には、混合された予混合組成物を成長媒体中へ十分に混合させる必要があり、最適な結果を得るためにその媒体中で塊が形成されるのを避ける様に注意を払う必要がある。一般に、植物成長媒体中における予混合組成物の一様な分布が好ましい。
既述の様に、本発明の予混合物を組み入れることによって処理されるのに好適な植物成長媒体は、ココナツコイア髄と泥炭苔との混合物、ココナツコイア髄と非泥炭材料との混合物、または混合されているかまたは混合されていない泥炭苔、ココナツコイア髄、表土、水苔泥炭、堆肥化された樹皮の様な有機物質等の様な任意のその他の通常の植物成長媒体を含んでいてよい。本発明の予混合組成物との混合物用の園芸的に受け入れられる非コイア/非泥炭材料つまり成分の実例は、限定としてではなく実例として、堆肥化された庭廃棄物、堆肥化された樹皮、堆肥化された糞、泥炭腐食土、堆肥化された農業廃棄物、堆肥化された動物の副産物、処理済下水汚泥、動物系及び/または植物系の埋立てごみ処理廃棄物、バーミキュライト、パーライト、ガラスビーズ、発泡プラスチック、及びこれらの混合物、を含む。
本発明中で使用されるときには、本発明の混合物の成分に適用されるときの「非コイア」という用語は、本質的にコイア髄のない物質を意味することを意図しているのであって、例えば他の製造作業からの残渣として存在しているかもしれないが如何なる物質的及び園芸的効果も与えない微量のコイアを除外することは意図していない。本発明中で使用されるときには、園芸的に受け入れられる成長媒体を記述するため使用されるときの「非泥炭」という用語は、本質的に泥炭のない物質を意味することを意図しているのであって、例えば他の製造作業からの残渣として存在しているかもしれないが如何なる物質的及び園芸的利益も与えない微量の泥炭を除外することも、堆肥化された泥炭苔(即ち、泥炭腐食土)を除外ことも意図していない。園芸的に受け入れられる非コイア/非泥炭材料は、有機物、無機物、またはそれらの組合せから選択されてよい。本発明中で使用されるときには、「有機肥料」、「有機物」、「有機物質」等の用語は、植物成長媒体としての使用に好適な任意の種類の非コイア/非泥炭の植物性及び/または動物性有機物質を意味することを意図している。
本発明中での使用に好適な園芸的に受け入れられる非イオン性界面活性剤の適例は、エトキシラート化アルキルフェノールの様なアルコキシラート化ポリオールである。代表的なアルコキシラート化ポリオール非イオン性界面活性剤は、PLURONIC L62という商品名でBASF Corporationによって販売されているポリオキシエチレンとポリオキシプロピレンとのブロック共重合体である。本発明の予混合組成物の製造に使用可能な商業的に利用可能なその他の非イオン性界面活性剤は、ACA 2000Mという商品名で米国のAquatrols Corporationによって専売非イオン性界面活性剤として販売されている製品、OASIS SOAXという商品名で米国のSmithers-Oasisによって販売されている非イオン性界面活性剤の専売混合物、PSI MATRICという商品名で米国のAquatrols Corporationによって販売されている非イオン性界面活性剤の専売混合物、を含む。本発明の予混合組成物を形成するために使用される園芸的に受け入れられる重要なイオン性界面活性剤の適例は、HOSTAPAL BV CONCENTRATEという商品名でClariant Corporationによって販売されているアルキルアリルポリグリコールエーテル硫酸ナトリウム塩である。
本発明の予混合組成物におけるココナツコイア髄成分の使用について、この予混合組成物が植物成長媒体中に組み入れられたときにこの予混合組成物の性能を強化する優れた「調量」効果を、その予混合組成物が植物成長媒体中に組み入れられたときにココナツコイア髄が与えることを可能にする幾つかの物理的特性をココナツコイア髄が有している、ということが分かった。つまり、液体を容易に吸収する物理的内部構造をココナツコイア髄が有しており、適切な界面活性剤/湿潤剤がココナツコイア髄のこの内部構造中に保持されて時間の経過と共にそこからゆっくりと放出される様にその界面活性剤/湿潤剤でこの内部構造を満たすことができるということが分かった。この様に、本発明のココナツコイア髄と界面活性剤との組み合わされたつまり混合された混合物が、施用後に界面活性剤がこの混合物から時間の経過と共に周囲の植物成長媒体へゆっくりと放出される調量役として作用する、ということが分かった。
ココナツコイア髄はココナツ殻繊維加工産業の副産物である。コイアは、ココナツ果物(ココス堅果)の厚い中果皮(中間層)を構成している繊維状物質に与えられている名前である。処理に際しては、ブラシ、室内装飾用品詰め物、フィルタ、撚り糸及び類似製品の製造における使用のために、ココナツ殻からコイアの長繊維が抽出される。短繊維(2mm以下)及び粉末(本明細書では「髄」と総称する)は、産業的に有益な長繊維を得るためのココナツ殻の処理から生じる廃産物として伝統的に大きい山つまり「ごみの山」に蓄積していた。
ココナツコイア髄ではセルロースに対するリグニンの含有量が高く、そのことが酸化及びその結果の収縮を防止している。従って、これらの物質は急速には分解せずに物質の「ごみの山」になり、これが燃焼以外には本質的に産業応用性のないまま長期間に亙って蓄積廃棄物として残っていた。
以下の実施例は、本発明の予混合組成物の好ましい具体物、この予混合組成物を植物成長媒体品中に組み入れる好ましい方法、及び従来技術組成物との比較評価を説明するために与えられている。
この実施例は、ココナツコイア髄と界面活性剤とを含む本発明の予混合組成物が鉢植え土の様な植物成長媒体に強化された湿潤特性を与える、ということを示すことを意図している。
601.40グラムの乾燥ココナツコイア髄(20重量%以下の含水率)を400グラムの非イオン性界面活性剤(ポリオキシエチレンとポリオキシプロピレンとのブロック共重合体を含んでおりPLURONIC L62という商品名でBASF Corporationによって販売されているアルコキシラート化ポリオール非イオン性界面活性剤)及び3600グラムの水と混合することによって、予混合組成物を製造した。流動性を改良するために、次にその混合物をガラス温室内で空気乾燥し、その結果の乾燥予混合組成物を計量し、この予混合組成物の総重量が983グラムであることが測定された。従って、その予混合組成物の界面活性剤含有量が40.7%であることが計算された(組成物中の400グラムの界面活性剤/総重量983グラムの予混合組成物)。
そして、70(体積)%のピートモスと30(体積)%のコイア髄とを含む1リットルの植物成長媒体中に、40.7%の界面活性剤を含む0.70グラムの乾燥予混合組成物を組み入れた。この量の予混合物が、1リットルの成長媒体当たり約0.25mlという成長媒体への所望の施用率を与えるのに十分であると計算された0.28グラムの量のPLURONIC L62界面活性剤(1立方ヤードの成長媒体当たり約6.5液量オンスの界面活性剤)を、成長媒体中へ供給した。
その様に処理した植物成長媒体(鉢植え混合物)を3インチ(7.62センチメートル)の鉢内に入れて250ミリリットルの水をその鉢に注いだときに、ココナツコイア髄/界面活性剤予混合組成物を含む植物成長媒体(試験試料A)と界面活性剤を含まない対照植物成長媒体(対照試料B)とを注水前とこれらの試料からの排水後とに計量することによって測定すると、試験試料Aの方が対照試料Bよりも多くの水を保持するということが分かった。この試験の結果が図1に図解されている。
この実施例は、鉢植え土の様な植物成長媒体に強化された再湿潤特性を与えるのが、ココナツコイア髄と界面活性剤とを含む本発明の予混合組成物であって、界面活性剤単独ではない、ということを示すことを意図している。
70グラムの乾燥ココナツコイア髄を70グラムの非イオン性界面活性剤(ACA 2000Mという商品名で米国のAquatrols Corporationによって販売されている専売非イオン性界面活性剤)と混合することによって、本発明の予混合組成物を製造した。従って、この予混合組成物の界面活性剤含有量は50%であると計算された(組成物中の70グラムの界面活性剤/総重量140グラムの予混合組成物)。
45%の水苔泥炭と45%の堆肥化された樹皮微繊維と10%のパーライト混合物とを含む鉢植え土を作り、それを3群に分けた。これらの鉢植え土群に以下の処理を施した。
1.1立方ヤード(0.765立方メートル)当たり4液量オンス(118.3立方センチメートル)のACA 2000M界面活性剤を、散布液として第一群の鉢植え土に施した。
2.1立方ヤード(0.765立方メートル)当たり4液量オンス(118.3立方センチメートル)のACA 2000M界面活性剤を、前述の予混合組成物の形態で(つまり、ACA2000M界面活性剤を50重量%でココナツコイア髄と混合した後に)第二群の鉢植え土に施した。
3.付加的なココナツコイア髄も界面活性剤も含まない対照試料を第三群の鉢植え土として使用した。
三つの処理の各々からの植物成長媒体を更に7個の1リットルプラスチック袋に細分して、各々を封止した。そして、これらの袋を6カ月までに亙って室温で保管した。毎月、混合後に、各処理からの1袋ずつを、取り出して、20(重量)%未満の含水率に空気乾燥させた。そして、その媒体を3インチ(7.62センチメートル)の鉢内に入れ、その媒体に200ミリリットルの水を潅注した。湿潤前の鉢内の媒体の初期重量を排水後の鉢内の媒体の最終重量と比較することによって潅注後に保持されている水の量を測定するという手順で、乾燥媒体の比率を決定した。水中への12時間の浸漬後に鉢を計量しこの浸漬後測定値から鉢内の媒体の初期重量を減算することによって、鉢内の媒体中に保持することができた水の最大量を測定した。保持されている水の量を水の最大量で除算して湿潤媒体の比率を得て、その結果の湿潤媒体の比率を100%から減算して乾燥媒体の比率を決定することによって、乾燥媒体の比率を計算した。
この試験から、界面活性剤のみを含む対照試料(対照試料D)及び添加物を含まない対照試料(対照試料E)よりも、長期間に亙って持続する水分保持(つまり、低比率の乾燥媒体)という点で更に優れている再湿潤特性を、ココナツコイア髄と界面活性剤との予混合組合せ(試験試料C)が与える、ということが決定された。六カ月の期間後に、界面活性剤単独(対照試料D)が付加的成分を含まない対照(対照試料E)と相違しないにも拘らず、継続している低比率の乾燥媒体によって示されている様に、ココナツコイア髄と界面活性剤との予混合組合せ(試験試料C)は再湿潤の減少を殆ど示さなかった。この試験の結果が図2に図解されている。
この実施例は、鉢植え土の様な植物成長媒体に強化された湿潤特性を与えるのが、ココナツコイア髄と界面活性剤とを含む本発明の予混合組成物であって、ココナツコイア髄担体単独ではない、ということを示すことを意図している。
45%の水苔泥炭と45%の堆肥化された樹皮微繊維と10%のパーライト混合物とを含む鉢植え土を作り、それを3群に分けた。この鉢植え土に以下の処理を施した。
1.実施例2に記載されている手順に従って界面活性剤が50重量%でココナツコイア髄と混合されている予混合組成物の形態で、1立方ヤード(0.765立方メートル)当たり4液量オンス(118.3立方センチメートル)のACA 2000M界面活性剤を、第一群の鉢植え土に施した。
2.上記1の処理と同量のココナツコイア髄を鉢植え土に施したが、このココナツコイア髄に界面活性剤を混合しなかった。
3.付加的なココナツコイア髄も界面活性剤も含まない対照試料を第三群の鉢植え土として使用した。
前述の鉢植え土媒体を製造した後、これらの鉢植え土媒体を20(重量)%未満の含水率に空気乾燥させた。そして、その媒体を4インチ(10.16センチメートル)の鉢内に入れ、その媒体に200ミリリットルの水を潅注した。この潅注後に保持されている水の量を、実施例2で概説されている手順に従って保持することができる水の最大量で除算することによって、乾燥媒体の比率を決定した。
この試験から、本発明の新規で且つ改良された湿潤特性を与えるのが、ココナツコイア髄と界面活性剤との予混合組合せ(試験試料F)である、ということが結論づけられた。つまり、ココナツコイア髄が界面活性剤なしで使用される(対照試料G)と、添加物を含まない対照試料(対照試料H)と比較して乾燥媒体が減少しなかったのに対して、ココナツコイア髄と界面活性剤とを含む本発明の予混合組合せで処理された植物成長媒体(試験試料F)は、対照試料G、Hと比較して乾燥媒体が顕著に減少するという点で、顕著に改良された湿潤特性を示した。この試験の結果が図3に図解されている。
45%の水苔泥炭と45%の堆肥化された樹皮微繊維と10%のパーライト混合物とを含む鉢植え土を作り、それを5群に分けた。ココナツコイア髄を10%、30%、50%及び70%の重量の界面活性剤と組み合わせ、1立方ヤード(0.765立方メートル)当たり4液量オンス(118.3立方センチメートル)の界面活性剤の比率で、これらの四つの組合せの各々を別個の試料の鉢植え土中へ混合した(夫々試験試料I−L)。90重量%のココナツコイア髄/界面活性剤予混合物を含む別の試料は、鉢植え土の処理に有効であるためには液状/「どろどろ」であり過ぎるということが分かった。ココナツコイア髄及び/または界面活性剤を含まない更なる試料を製造した(対照試料M)。
混合後に、それらの処理済媒体を20(重量)%未満の含水率に空気乾燥させた。そして、それらの媒体の各々を4インチ(10.16センチメートル)の鉢内に入れ、それらの媒体の各々に200ミリリットルの水を潅注した。この潅注後に保持されている水の量を、実施例2で概説されている手順に従って保持することができる水の最大量で除算することによって、乾燥媒体の比率を決定した。
ココナツコイア髄と界面活性剤との予混合組合せで処理された四つの鉢植え土試料の総てが、乾燥媒体の量を減少させ、対照(試料M)と比較して改良された再湿潤を与える、ということが観察された。ココナツコイア髄/界面活性剤予混合組成物の総重量の50重量%の量で界面活性剤を含む予混合組成物(試料K)を使用することによって最適な結果が得られる、ということが更に決定された。この試験の結果が図4に図解されている。
50重量%のイオン性界面活性剤(HOSTAPAL BV CONCENTRATEという商品名でClariant Corporationによって販売されているアルキル−アリルポリグリコールエーテル硫酸ナトリウム塩)を50重量%の乾燥ココナツコイア髄と混合することによって、予混合組成物を形成する。そして、1立方ヤード(0.765立方メートル)の植物成長媒体当たり4液量オンス(118.3立方センチメートル)のHOSTAPAL BV CONCENTRATE界面活性剤を供給するのに十分な比率で、その予混合物をその媒体に施す。これは、1立方ヤード(0.765立方メートル)の植物成長媒体当たりに施される予混合組成物中で0.28ポンド(127グラム)のHOSTAPAL BV CONCENTRATE界面活性剤になる。
本発明をその好ましい形態において或る程度の詳細さで説明したが、この開示が実例としてのみなされたものであることを理解されたい。添付されている特許請求の範囲中に規定されている様に、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、組成物の細部、方法の操作段階、並びにこれらの組成物及び方法中で利用される物質における多くの変更が明らかであろう。
植物成長媒体中に組み入れられた本発明による予混合組成物を利用して達成された湿潤結果を、対照と比較して示すグラフである。 植物成長媒体中に組み入れられた本発明による予混合組成物を利用して達成された再湿潤結果を、界面活性剤だけで処理された対照植物成長媒体並びに界面活性剤及び/またはココナツコイア髄を含んでいない別の対照植物成長媒体と比較して示すグラフである。 ココナツコイア髄と界面活性剤との予混合組合せを含む組成物を利用して達成された湿潤結果を、ココナツコイア髄で処理されて界面活性剤では処理されていない対照試料及び界面活性剤のみで処理された対照試料と比較して示すグラフである。 本発明のココナツコイア髄/界面活性剤予混合物において種々の比率の界面活性剤を利用して達成された比較湿潤結果を示すグラフである。

Claims (13)

  1. 植物成長媒体の改良された湿潤及び再湿潤を増進させるための前記植物成長媒体の処理において使用するための予混合組成物であって、
    ココナツコイア髄と園芸的に受け入れられる界面活性剤との混合物を含んでおり、
    前記予混合組成物の総重量の約10%から約70%の範囲の量で前記界面活性剤が前記予混合組成物中に存在している予混合組成物。
  2. 前記界面活性剤が非イオン性界面活性剤である請求項に記載の予混合組成物。
  3. 前記非イオン性界面活性剤がエトキシラート化アルキルフェノールである請求項に記載の予混合組成物。
  4. 前記界面活性剤がイオン性界面活性剤である請求項に記載の予混合組成物。
  5. 植物成長媒体の処理方法であって、
    前記植物成長媒体の乾燥前の使用中におけるこの植物成長媒体の改良された湿潤と前記植物成長媒体の乾燥後におけるこの植物成長媒体の再湿潤とを増進させるのに十分な量で、ココナツコイア髄と園芸的に受け入れられる界面活性剤との予混合物を前記植物成長媒体中に組み入れることを具備しており、
    前記予混合物の総重量の約10%から約70%の範囲の所定の重量百分率で前記界面活性剤を前記予混合物中に存在させる方法。
  6. 1立方ヤード(0.765立方メートル)の前記植物成長媒体当たり約0.25〜約30液量オンス(約7.4〜約890立方センチメートル)の前記界面活性剤を前記植物成長媒体へ供給するのに十分な量で、前記予混合物を前記植物成長媒体中に組み入れる請求項に記載の方法。
  7. 前記界面活性剤が非イオン性界面活性剤である請求項5または6に記載の方法。
  8. 前記非イオン性界面活性剤がエトキシラート化アルキルフェノールである請求項に記載の方法。
  9. 前記界面活性剤がイオン性界面活性剤である請求項5または6に記載の方法。
  10. 植物成長媒体であって、
    前記植物成長媒体の乾燥前の使用中におけるこの植物成長媒体の改良された湿潤と前記植物成長媒体の乾燥後におけるこの植物成長媒体の再湿潤とを増進させるのに十分な量で前記植物成長媒体中に組み入れられている、ココナツコイア髄と園芸的に受け入れられる界面活性剤との予混合物を有しており、
    前記予混合物の総重量の約10%から約70%の範囲の所定の重量百分率で前記界面活性剤が前記予混合物中に存在している植物成長媒体。
  11. 前記植物成長媒体中に組み入れられている前記予混合物の量は、1立方ヤード(0.765立方メートル)の前記植物成長媒体当たり約0.25〜約30液量オンス(約7.4〜約890立方センチメートル)の前記界面活性剤を前記植物成長媒体へ供給するのに十分な量である請求項1に記載の植物成長媒体。
  12. 前記界面活性剤が非イオン性界面活性剤である請求項10またはに記載の植物成長媒体。
  13. 前記界面活性剤がイオン性界面活性剤である請求項10またはに記載の植物成長媒体。
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