JP4424388B2 - 画像処理回路、表示装置及び印刷装置 - Google Patents
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Description
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、その目的は、中間階調を含む画像領域に図形画像を並べて配置する際に生じる画質の劣化を抑制する仕組みを提供することにある。
これにより、中間階調を含む画像領域に図形画像を並べて配置する際に生じる画質の劣化を抑制することができる。
これにより、中間階調を含む画像領域に対して、第2の記憶手段により記憶されている色情報に基づいた色の図形画像を並べて配置することができる。
これにより、中間階調を含む画像領域において、同一種類で同じ色情報に基づいた色の図形画像を並べて配置することができる。
これにより、入力画像データに含まれる各位置の画素値、又は、当該入力画像データの画像の背景を表す背景画像データに含まれる各位置の画素値のいずれかを、出力画像データが表す出力画像における背景領域の画素値として指定することができる。
これにより、予め決められた背景色情報を記憶する第3の記憶手段、又は、表示手段又は印刷手段に出力される画像情報が展開される第4の記憶手段のいずれかを、出力画像データが表す出力画像における背景領域の画素値の供給元の記憶手段として指定することができる。
これにより、中間階調を含む画像領域に図形画像を並べて配置する際に生じる画質の劣化を抑制することができ、さらに、その結果得られた画像を表示することができる。
これにより、中間階調を含む画像領域に図形画像を並べて配置する際に生じる画質の劣化を抑制することができ、さらに、その結果得られた画像を印刷することができる。
以下に説明する実施形態では、或る画像領域に複数の図形画像を並べて配置する処理のことを、「ハッチング」という。このとき配置される複数の図形画像は、全て同一の図形画像であってもよいし、類似の図形画像であってもよいし、全て異なる図形画像であってもよい。例えば全て同一の方向に延びる線分画像を均等な間隔で繰り返し配置することで“斜線掛け”と呼ばれるハッチングを行うことができる。また、2方向に延びる線分画像をそれぞれ均等な間隔で繰り返し配置することで“網掛け”と呼ばれるハッチングを行うことができる。さらに、ハート型とクローバー型の図形を互い違いに配置するようなハッチングもあるし、形状が全て異なる抽象的な図形をランダムに並べて配置するようなハッチングも考えられる。つまり、ハッチングに用いる図形画像の大きさや形状或いはその個数はどのようなものであってもよい。
同図に示すように、画像表示装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、VRAM(Video Random Access Memory)14と、記憶性液晶表示体15と、表示制御装置16と、電源17と、電源制御装置18と、コネクタ19と、記憶制御装置20と、I/O21と、キー22と、記憶装置23と、画像処理回路25とを備えている。CPU11は、ROM12に記憶されている制御プログラムを読み出してRAM13に展開し、その制御プログラムに記述された手順に従って処理を実行する。キー22は、利用者によって操作される操作手段であり、ペンデバイスやジョイスティックなどの操作デバイスを含んでいる。I/O21は、キー22の操作状態を監視しており、ユーザによってキー22が操作されるとその操作に応じた信号をCPU11に供給する。電源17は、例えば充電可能な電池であり、電源制御装置18は、電源17のオンオフ制御や電力の残量監視など各種の電源管理を行う。
同図に示すように、ハッチング回路250は、メモリHと、ハッチングカラーレジスタR0,R1と、背景カラーレジスタR2と、セレクタSと、乗算器MU0,MU1と、減算器SUと、加算器ADとを備えている。このハッチング回路250には、例えば記憶装置23もしくは外付記憶装置24から読み出された2値の画像データに対してアンチエイリアス回路255がアンチエイリアス処理を施すことによって得られる、中間階調値を含む多値の画像データが、入力画像データとして入力される。この入力画像データに含まれる画素値は、最低濃度の画素を示す画素値〜最大濃度の画素を表す画素値が「0」〜「1」で表現されたものである。以下の説明では、入力画像データに含まれる画素値を「α」とよぶ。
このハッチングパターンデータは、「0」又は「1」という2値のビット値で複数の図形画像が表現されたものである。図において白色の格子を構成する各画素の位置にはパターンビット値「0」が配置され、黒色の格子を構成する各画素の位置にはパターンビット値「1」が配置されている。このハッチングパターン全体のサイズは、VRAM14に確保される1ページ分の画像のサイズと同じである。各々の格子は複数個の画素(例えば16×16=256個の画素)によって構成されるが、ここでは説明を簡単にするために、1つの格子は1つの画素によって構成されているものと仮定する。この場合、ハッチングパターン全体の横方向の長さは、VRAM14における画像1ページ分の横方向の画素数Mに相当する長さである。また、ハッチングパターン全体の縦方向の長さは、VRAM14における画像1ページ分の縦方向の画素数Nに相当する長さである。
ハッチングカラーレジスタR0は、ハッチングパターンデータにおいてパターンビット値「0」の位置にある画素の色を表す色情報を格納している。ここでは、例えば青色を表す色情報「C0」が格納されているものとする。ハッチングカラーレジスタR1は、ハッチングパターンにおいてパターンビット値「1」の位置にある画素の色を表す色情報を格納している。ここでは、例えば黄色を表す色情報「C1」が格納されているものとする。この色情報は、本来は色そのものを指定する情報と、その階調値とを含む。ただし、本実施形態では、色情報の階調値として、その色情報が表す色が有るか無いかの2値しか想定していないので、色情報「C0」だけで「青色」であることを意味すると同時に、その色が「有る」ということを意味している。また、色情報「C1」は、「黄色」であることを意味すると同時に、その色が「有る」ということを意味している。
図4は、ハッチング回路250に入力される入力画像データが表す画像の一例として、“N”という文字を表す画像を示した図である。この画像は、図3に示したハッチングパターンと同様に、横方向にM個で縦方向にN個の画素から構成されている。各画素の画素値「α」は、図中の白色部分が「0」であり、黒色部分が「1」であり、さらに灰色の中間階調部分が「0.67」である。画素値「α」が「1」及び「0.67」の領域は、“N”という文字画像が描画される描画領域であり、画素値「α」が「0」の領域は、文字画像が描画されない非描画領域である。以下の説明では、このような入力画像データがハッチング回路250に入力された場合の動作を例示する。
図4に示した入力画像データに含まれる各位置の画素値「α」が、位置座標の順番に従って、ハッチング回路250に入力される。例えば、入力画像データの位置座標(0,0)の画素の画素値「α」は「0」であるため、この「0」という値が入力される。次に、入力画像データの位置座標(0,1)の画素の画素値「α」も「0」であるため、「0」という値が入力される。同様にして、位置座標(0,2)、(0,3)・・・(0,M−1)というように、図4に示した入力画像データの最上方の1ラインの画素値「α」が順次、ハッチング回路250に入力される。1ラインの画素値が全てハッチング回路250に入力されると、次に、上から2番目の1ラインに属する位置座標(1,0)、(1,1)、(1,2)・・・(1,M−1)の画素の画素値「α」が順次、ハッチング回路250に入力される。ここで、位置座標(1,0)、(1,1)、(1,2)、(1,3)の画素の画素値は、それぞれ、「0」、「1」、「1」、「0.67」である。図5では、これらの画素値が順番に入力されている様子を例示している。
入力画像データの各位置の画素値「α」は、上述した乗算器MU0のほか、減算器SUにも供給される。減算器SUは、この「α」と「1」とが入力され、この「1」から「α」を減算した“1−α”を「β」として出力する。例えば位置座標(1,0)の画素については、αが「0」であるため、1−0=「1」という値が「β」として出力される。続いて、位置座標(1,1)の画素については、αが「1」であるため、1−1=「0」という値が「β」として出力される。同様にして、位置座標(1,2)の画素については、αが「1」であるため、1−1=「0」という値が「β」として出力される。そして、(1,3)の画素については、αが「0.67」であるため、1−0.67=「0.33」という値が「β」として出力される。減算器Suから出力された「β」は、乗算器MU1に供給される。
加算器ADは、乗算器MU0から供給される“α×ハッチングパターンの色情報”と、乗算器MU1から供給される“β×背景色情報”とを、対応する画素位置毎に加算した“α×ハッチングパターンの色情報+β×背景色情報”の値を出力する。例えば位置座標(1,0)の画素については、乗算器MU0から供給される“α×ハッチングパターンの色情報”の値が「0」であり、乗算器MU1から供給される“β×背景色情報”の値が「背景色情報」であるため、「背景色情報」が出力される。続いて、位置座標(1,1)の画素については、乗算器MU0から供給される“α×ハッチングパターンの色情報”の値が「C1」であり、乗算器MU1から供給される“β×背景色情報”の値が「0」であるため、ハッチングパターンの色情報「C1」が出力される。同様にして、位置座標(1,2)の画素については、“α×ハッチングパターンの色情報”の値が「C0」であり、“β×背景色情報”の値が「0」であるため、ハッチングパターンの色情報「C0」が出力される。そして、位置座標(1,3)の画素については、“α×ハッチングパターンの色情報”の値が「0.67×C1」であり、“β×背景色情報”の値が「0.33×背景色情報」であるため、「0.67×C1+0.33×背景色情報」が出力される。これは、ハッチングパターンの色情報「C1」が示す黄色の濃度を0.67倍した色と、背景色情報が示す白色の濃度を0.33倍した色とを合成した色を表している。
同図に示すように、この出力画像は、図4に示した入力画像データと同様に、“N”という文字を表す文字画像が描画された描画領域と、文字画像が描画されていない非描画領域とによって構成されている。ただし、文字画像の描画領域は、図3に示したハッチングパターンに相当する青色と黄色の格子模様になっており、文字画像の非描画領域には、ハッチングは施されておらず、背景色情報が表す白色の背景画像となっている。さらに、文字画像の画像領域のうち画素値が中間階調値である中間階調部分については、ハッチングパターンに相当する青色又は黄色の画像と背景色情報が表す白色の背景画像とが、その中間階調部分の各画素の濃度に応じて合成された合成画像になっている。例えば位置座標(1,0)の画素の色は、背景色の白色であるし、位置座標(1,1)の画素の色はハッチングパターンの色情報「C1」が表す黄色であるし、位置座標(1,2)の画素の色はハッチングパターンの色情報「C0」が表す青色である。そして、位置座標(1,3)の画素の色は、ハッチングパターンの色情報「C1」が表す黄色が67%、背景色の白色が33%で合成された色、つまり背景色になじんだハッチングパターンの色である。
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例を適宜組み合わせてもよい。
(1)上述した実施形態では、図3に示した格子模様のハッチングパターンを表すハッチングパターンデータがメモリHに記憶されており、図4に示した“N”という文字を表す入力画像データが入力された例を挙げて、ハッチングの詳細を説明したが、ハッチング回路250が施し得るハッチングは上記の例示に限定されない。このハッチング回路250は、入力画像の内容やハッチングパターンが変更されることにより、それらの内容に応じた様々なハッチングを施すことができる。
例えば、多値の入力画像データの画素値「α」を選択信号とし、選択信号「0」が入力されると入力信号「1」を選択して出力し、選択信号「1」が入力されると入力信号「0」を選択して出力し、選択信号「0.67」が入力されると入力信号「0.33」を選択して出力するなどというように、入力画像データに含まれる各位置の画素値を、その画素値を入力画像データにおける最大画素値から減算した値「β」に変換して出力するようなセレクタを用いてもよい。
このハッチングの対象となる多値画像データは、アンチエイリアス処理を経て多値化された画像データに限らない。例えば、ハッチングの対象となる多値画像データが、もともと中間階調を含む画素値で表現された多値画像データであってもよい。この場合、アンチエイリアス回路255は不要である。
例えば、中間階調の矩形図形を表す多値画像データが、アンリエイリアス処理が施されずにハッチング回路250に入力される場合を想定する。その場合、この多値画像データの画像における図形の描画領域は、ハッチング回路250によって、ハッチングパターンに相当する画像と背景色情報が表す背景画像とが描画領域の画素値の濃度に応じて合成された合成画像に置き換えられることになる。すなわち、図形の描画領域が、ハッチングパターンに相当する画像が背景画像に溶け込んで半透明になったように見える画像になる。このような処理を実現させる回路としてハッチング回路250を用いてもよい。
また、このような変換回路を設けない場合には、乗算器MU0にて、「0」以外の値と、ハッチングパターンの色情報とを乗算する場合、そのまま乗算すると、ハッチングパターンの色情報が整数倍されてしまう。そこで、ハッチングパターンの色情報を予め「1/整数値」倍しておけばよい。
図9は、この場合のハッチング回路251を示す図である。このハッチング回路251には、背景カラー指定レジスタR3と、セレクタS0とがさらに設けられている。その他の構成については、図2に示したハッチング回路250の構成と同様である。背景カラー指定レジスタR3は、入力画像データの各位置の画素値「α」、又は、背景カラーレジスタR2に格納されている背景色情報のいずれかを指定するための選択信号を格納している。つまり、この背景カラー指定レジスタR3は、入力画像データに含まれる各位置の画素値、又は、背景色情報に含まれる各位置の画素値のいずれかを指定する指定手段として機能する。背景カラー指定レジスタR3に格納されている選択信号は、利用者のキー22操作に基づいてCPU11によって書き換えられてもよい。セレクタS0には、入力信号として、入力画像データの画素値「α」と、背景カラーレジスタR2に格納されている背景色情報とが入力される。また、このセレクタS0には、背景カラー指定レジスタR3に格納されている選択信号が入力される。セレクタS0は、入力画像データの各位置の画素値「α」を指定する選択信号(ここでは「0」)が入力されると、入力画像データの画素値「α」を選択して出力する。一方、背景カラーレジスタR2に格納されている背景色情報を指定する選択信号(ここでは「1」)が入力されると、背景色情報を選択して出力する。つまり、このセレクタS0は、背景カラー指定レジスタR3によって指定された画素値を第2の乗算手段である乗算器MU1に供給する供給手段として機能する。これにより、出力画像における背景領域の色として、入力画像における非描画領域の色又は背景色のいずれかを指定することができる。
図10は、この変形例に係るハッチング回路252の構成を示す図である。このハッチング回路252には、背景カラー指定レジスタR4と、セレクタS1とがさらに設けられている。その他の構成については、図2に示したハッチング回路250の構成と同様である。背景カラー指定レジスタR4は、背景カラーレジスタR2に格納されている第1の背景色情報、又は、VRAM14に記憶されている第2の背景色情報のいずれかを指定するための選択信号を格納している。つまり、この背景カラー指定レジスタR4は、予め決められた第1の背景色情報を記憶する背景カラーレジスタR2、又は、記憶性液晶表示体15に出力される画像情報が展開されるVRAM14のいずれかを指定する指定手段として機能する。背景カラー指定レジスタR4に格納されている選択信号は、利用者のキー22操作に基づいてCPU11によって書き換えられてもよい。セレクタS1には、入力信号として、背景カラーレジスタR2に格納されている第1の背景色情報と、VRAM14に記憶されている第2の背景色情報とが入力される。また、このセレクタS1には、背景カラー指定レジスタR4に格納されている選択信号が入力される。セレクタS1は、背景カラーレジスタR2を指定する選択信号(ここでは「0」)が入力されると、背景カラーレジスタR2から読み出された第1の背景色情報を選択して出力する。一方、VRAM14を指定する選択信号(ここでは「1」)が入力されると、VRAM14から読み出された第2の背景色情報を選択して出力する。つまり、このセレクタS1は、背景カラー指定レジスタR4によって指定された記憶手段、すなわち背景カラーレジスタR2又はVRAM14に記憶されている情報を、背景色情報に含まれる画素値として読み出し、第2の乗算手段である乗算器MU1に供給する供給手段として機能する。
また、表示手段又は印刷手段によって画像が出力(表示又は印刷)される場合、その出力画像の画像情報は、RAM13などの記憶手段に展開され、このRAM13にいったん記憶されてから表示手段又は印刷手段へと供給される。このRAM13に記憶された出力画像の画像情報を、上記実施形態における背景色情報として用いてもよい。この場合、背景カラー指定レジスタR4が、予め決められた第1の背景色情報を記憶する背景カラーレジスタR2、又は、出力画像の画像情報が記憶されるRAM13のいずれかを指定する指定手段として機能する。そして、セレクタS1が、背景カラー指定レジスタR4によって指定された記憶手段、すなわち背景カラーレジスタR2又はRAM13に記憶されている背景色情報又は画像情報を、上記実施形態における背景色情報の画素値として読み出し、第2の乗算手段である乗算器MU1に供給する供給手段として機能する。これにより、RAM13などの記憶手段を、背景色情報の供給元として選択することができる。
Claims (7)
- 並べて配置される複数の図形画像を構成する各画素の位置と、その画素値とを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された各位置の画素値と、0を含む多値で各位置の画素値が表された入力画像データに含まれる画素値とを、それぞれ対応する前記位置毎に乗算する第1の乗算手段と、
前記入力画像データに含まれる各位置の画素値を当該入力画像データにおける最大画素値から減算した画素値を出力する減算値出力手段と、
前記入力画像データに含まれる各位置の画素値又は当該入力画像データに基づく画像の背景となる背景画像データに含まれる各位置の画素値と、前記減算値出力手段から出力された画素値とを、それぞれ対応する前記位置毎に乗算する第2の乗算手段と、
前記第1の乗算手段の乗算結果と、前記第2の乗算手段の乗算結果とを、それぞれ対応する前記位置毎に加算し、出力画像データとして出力する加算手段と
を備えることを特徴とする画像処理回路。 - 前記記憶手段は、
前記複数の図形画像を構成する各画素の位置を記憶する第1の記憶手段と、
前記図形画像の色を表す色情報を、前記複数の図形画像を構成する各画素の画素値として記憶する第2の記憶手段と、
前記第2の記憶手段により記憶されている色情報を、前記第1の記憶手段により記憶されている各位置の画素の画素値として出力する色情報出力手段とを備える
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理回路。 - 前記第2の記憶手段は、複数種類の色情報を記憶しており、
前記色情報出力手段は、前記複数の図形画像のうち同一種類の図形画像を構成する画素毎に、前記第2の記憶手段によって記憶されている複数種類の色情報のうちのいずれかを出力する
ことを特徴とする請求項2記載の画像処理回路。 - 前記入力画像データに含まれる各位置の画素値、又は、当該入力画像データの画像の背景を表す背景画像データに含まれる各位置の画素値のいずれかを指定する指定手段と、
前記指定手段によって指定された画素値を前記第2の乗算手段に供給する供給手段と
を備えることを特徴とする請求項1記載の画像処理回路。 - 予め決められた背景色情報を記憶する第3の記憶手段、又は、表示手段又は印刷手段に出力される画像情報を記憶する第4の記憶手段のいずれかを指定する指定手段と、
前記指定手段によって指定された記憶手段に記憶されている情報を、前記背景画像データに含まれる画素値として読み出し、前記第2の乗算手段に供給する供給手段と
を備えることを特徴とする請求項1記載の画像処理回路。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理回路と、
前記加算手段から出力される出力画像データに基づいて画像を表示する表示手段と
を備えることを特徴とする表示装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理回路と、
前記加算手段から出力される出力画像データに基づいて印刷を行う印刷手段と
を備えることを特徴とする印刷装置。
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