JP4423624B2 - ハンガー用挾持具の取付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に、先端がわの挾持部で、例えば、ズボンや、スカートや、その他衣類や、マフラーや、タオルや、スカーフや、その他の適宜被挾持物を自在に挾持できるよう構成されたハンガー用挾持具を、適宜ハンガーの横架部に簡単に且つ確実に取付けられるようにし、しかも、その取付け状態によって被挾持物に応じた挾持状態が得られるように工夫したハンガー用挾持具の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ハンガーにハンガー用挾持具を取付ける手段としては、例えば、ハンガーの軸部を、一対のクリップ片のアーム部に設けた軸孔に貫通させると共に、軸部を中心として一対のクリップ片が揺動するようにして装着されたものが提案されている(例えば、実開平8−70978号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前述の如き取付け手段にあっては、クリップの取付け、取外しが非常に面倒であることや、クリップによる挾持状態を被挾持物に応じて変更することができない等の難点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、前述の如き難点等を解消すると共に、構成簡素で、取扱い易く、耐久性に優れ、被挾持物に対して最適な挾持状態が得られるハンガー用挾持具の取付構造を提供すべく創出されたもので、請求項1記載のハンガー用挾持具Aの取付構造は、一対の挾持板1,2が連結ヒンジ部3で連結され、一対の挾持板1,2の先端がわが挾持部となり、一対の挾持板1,2の基端がわが取付部となるハンガー用挾持具Aを、ハンガーBの横架部10に取付けられるように構成したハンガー用挾持具Aの取付け構造であって、ハンガー用挾持具Aの一対の挾持板1,2の基端がわ対向面に、第一係止凹部4を夫々設けると共に、第一係止凹部4奥面相互の間隔より狭くなる第二係止凹部5を夫々設け、この第一係止凹部4、或いは、第二係止凹部5に、横架部10の水平張出部12を導入できるよう構成する手段を採用した。
【0005】
また、請求項2記載のハンガー用挾持具Aの取付構造は、一対の挾持板1,2が連結ヒンジ部3で連結され、一対の挾持板1,2の先端がわが挾持部となり、一対の挾持板1,2の基端がわが取付部となるハンガー用挾持具Aを、ハンガーBの横架部10に取付けられるように構成したハンガー用挾持具Aの取付け構造であって、ハンガー用挾持具Aの一対の挾持板1,2の基端がわ対向面に、第一係止突部6を夫々設けると共に、第一係止突部6先端面相互の間隔より狭くなる第二係止突部7を夫々設け、この第一係止突部6、或いは、第二係止突部7で、横架部10の水平張出部12上部にある鉛直部11を挾めるよう構成する手段を採用した。
【0006】
更に、請求項3記載のハンガー用挾持具Aの取付構造は、ハンガーBの横架部10の水平張出部12に、ハンガー用挾持具Aの一対の挾持板1,2の基端がわ部分の幅以上となる切欠溝13を設け、切欠溝13近傍の水平張出部12の突出端縁部分に、切欠溝13に接近するに従って水平張出部12の張出幅が漸次小さくなるような導入ガイド部14を設ける手段を採用した。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示例に基づいて説明する。
本発明のハンガー用挾持具Aの取付構造は、例えば、ズボンや、スカートや、その他衣類や、マフラーや、タオルや、スカーフや、その他の適宜被挾持物を先端がわの挾持部で自在に挾持できるよう構成されたハンガー用挾持具Aを、その基端がわの取付部を利用して、適宜ハンガーBの横架部10に簡単に且つ確実に取付けられ、しかも、その取付け状態によって被挾持物に応じた挾持状態が得られるようにしたものである。
【0008】
そして、図2、図3に示すハンガー用挾持具Aの取付構造は、適宜間隔を隔てて配される一対の挾持板1,2と、この一対の挾持板1,2の基端寄りに配されて、一対の挾持板1,2を一体的に連結する連結ヒンジ部3とを備え、しかも、一対の挾持板1,2の先端がわが挾持部となり、一対の挾持板1,2の基端がわが取付部となるハンガー用挾持具Aを形成し、このハンガー用挾持具Aの一対の挾持板1,2の基端がわ対向面に、第一係止凹部4を夫々設けると共に、第二係止凹部5を夫々設け、更に、第一係止凹部4の奥面相互の間隔より第二係止凹部5の奥面相互の間隔が狭くなるように形成し、この第一係止凹部4、或いは、第二係止凹部5に、横架部10に設けた水平張出部12が導入できるよう構成されたものである。
すなわち、第一係止凹部4に横架部10の水平張出部12が収まるようにハンガー用挾持具Aを横架部10に取付けたときは、一対の挾持板1,2の基端部分は、水平張出部12の突出端縁相互の間隔に第一係止凹部4部分が拡げられ、一対の挾持板1,2は、連結ヒンジ部3部分を支点として夫々揺動し、その先端部分が閉じるようになって、適宜被挾持物を挟めるようになる。
また、第二係止凹部5に横架部10の水平張出部12が収まるようにハンガー用挾持具Aを横架部10に取付けたときは、一対の挾持板1,2の基端部分は、水平張出部12の突出端縁相互の間隔に第二係止凹部5部分が拡げられ、一対の挾持板1,2は、連結ヒンジ部3部分を支点として夫々揺動し、その先端部分がより閉じるようになって、適宜被挾持物を強く挟めるようになる。
【0009】
更に、図4、図5に示すハンガー用挾持具Aの取付構造は、ハンガー用挾持具Aの一対の挾持板1,2の基端がわ対向面に、第一係止突部6を夫々設けると共に、第二係止突部7を夫々設け、しかも、第一係止突部6先端面相互の間隔より第二係止突部7先端面相互の間隔が狭くなるように形成し、この第一係止突部6、或いは、第二係止突部7で、横架部10の水平張出部12上部にある鉛直部11を挾めるよう構成されたものである。
すなわち、第一係止突部6で横架部10の鉛直部11を挟むようにハンガー用挾持具Aを横架部10に取付けたときは、一対の挾持板1,2の基端部分は、鉛直部11の厚みの間隔に第一係止突部6部分が拡げられ、一対の挾持板1,2は、連結ヒンジ部3部分を支点として夫々揺動し、その先端部分が閉じるようになって、適宜被挾持物を挟めるようになる。
また、第二係止突部7で横架部10の鉛直部11を挟むようにハンガー用挾持具Aを横架部10に取付けたときは、一対の挾持板1,2の基端部分は、鉛直部11の厚みの間隔に第二係止突部7部分が拡げられ、一対の挾持板1,2は、連結ヒンジ部3部分を支点として夫々揺動し、その先端部分がより閉じるようになって、適宜被挾持物を強く挟めるようになる。
【0010】
そして、図6に示すハンガー用挾持具Aの取付構造は、ハンガーBの横架部10の水平張出部12に、一対の挾持板1,2の基端がわ部分の幅以上となる切欠溝13を設け、しかも、切欠溝13近傍の水平張出部12の突出端縁部分に、切欠溝13に接近するに従って水平張出部の張出幅が漸次小さくなるような導入ガイド部14を設けて構成されたものである。
すなわち、切欠溝13によって、一対の挾持板1,2の基端部分の間に横架部10を介装せしめ易くし、ハンガー用挾持具A基端の取付部をハンガーBの横架部10に取付けたり、ハンガーBの横架部10からハンガー用挾持具A基端の取付部を取外したりするのが簡単に行えるようにしてある。
また、導入ガイド部14によって、一対の挾持板1,2の基端部分の間隔をスムーズに拡げ易くし、ハンガー用挾持具A基端の取付部をハンガーBの横架部10に取付けるのがより簡単に行えるようにしてある。尚、導入ガイド部14は、ハンガーBの正面がわの水平張出部12と背面がわの水平張出部12に設けても良いし、どちらか一方に設けたものでも良い。また、直線で構成したものであっても良いし、湾曲線で構成したものであっても良い。
【0011】
ハンガー用挾持具Aは、主に、適宜合成樹脂材によって一体的に構成されており、具体的には、略帯板状の一対の挾持板1,2を適宜間隔を隔てて配し、この一対の挾持板1,2を、基端寄りに配される略短帯板状の弾性変形可能な連結ヒンジ部3を介して一体的に連結して構成されている。しかも、一対の挾持板1,2の基端がわ対向面には、第一係止凹部4が夫々設けられ、この第一係止凹部4より連結ヒンジ部3寄りには第二係止凹部5が夫々設けられている(図2、図3参照)。また、一対の挾持板1,2の基端がわ対向面に、第一係止突部6を夫々設け、この第一係止突部6より連結ヒンジ部3寄りに第二係止突部7を夫々設けるようにしても良い(図4、図5参照)。更に、一対の挾持板1,2は、その先端がわが挾持部となり、一対の挾持板1,2の先端がわ対向面に、比較的大きく弾性変形可能な一対の弾性挾持片8,9が連設されている。すなわち、一対の弾性挾持片8,9によって被挾持物をより確実に且つ安定的に挾持でき、しかも、被挾持物に対して優しく挾持できるように形成してある。
【0012】
図1、図2、図3に示す一対の挾持板1,2は、その基端部分が直線状に形成され、その先端がわ部分が外方に夫々湾出するような湾曲状に形成され、比較的厚みのある被挾持物でも挾持できると共に、被挾持物を弾性的に挾持できるよう形成されている。
また、図4、図5に示す一対の挾持板1,2は、その基端部分が直線状に形成され、その先端がわ部分も直線状に形成され、ハンガー用挾持具A自体の厚みが小さくなり、ハンガー用挾持具Aをコンパクトにできるよう形成されている。
【0013】
連結ヒンジ部3は、取付部となる一対の挾持板1,2の基端がわ部分を残すような位置に配され、一対の挾持板1,2の挾持動作に伴って略湾曲状に弾性変形できるように形成されている。尚、連結ヒンジ部3は、一対の挾持板1,2の挾持部で被挾持物を挾持するときに上方に湾出するように湾曲するが、その際、ハンガーBの横架部10下面に当接(或いは、圧迫)して、横架部10に於けるハンガー用挾持具Aの取付け位置が簡単には移動しないように形成しても良い。
【0014】
第一係止凹部4と第二係止凹部5は、略コ字溝状に形成され、その奥壁面が横架部10の水平張出部12の突出端縁に密接するように形成されている。
【0015】
第一係止突部6と第二係止突部7は、略矩形状に形成され、その先端面が横架部10の鉛直部11表面に密接するように形成されている。
【0016】
図2、図3に示す弾性挾持片8,9は、被挾持物を直接挾持する中央の直線状部分と、この直線状部分の一端に連設されると共に挾持板1,2に連設される湾曲状連設部分と、直線状部分の他端に連設されると共に挾持板1,2の対向面に当接する小湾曲状部分とからなり、一方の弾性挾持片8は、一方の挾持板1の先端に連設され、他方の弾性挾持片9は、他方の挾持板1の中央部分に連設されている。しかも、前記小湾曲状部分の先端には、略短円柱状の摺接部8a,9aが夫々連設されており、この摺接部8a,9aが挾持板1,2の対向面を摺動できるように形成されている。すなわち、一対の弾性挾持片8,9で、被挾持物を挾持したときに、弾性挾持片8,9自体が変形し易くなるようにして、被挾持物をより安定的に、しなやか、且つ確実に挾持できるように形成されている。
【0017】
図4、図5に示す弾性挾持片8,9は、被挾持物を直接挾持する中央の直線状部分と、この直線状部分の一端に連設されると共に挾持板1,2に連設される湾曲状連設部分と、直線状部分の他端に連設されると共に挾持板1,2の対向面に当接する折返し状部分とからなり、一方の弾性挾持片8は、一方の挾持板1の中央部分に連設され、他方の弾性挾持片9は、他方の挾持板1の先端部分に連設されている。しかも、前記小湾曲状部分の先端は、挾持板1,2の対向面に当接するように形成されている。すなわち、一対の弾性挾持片8,9で、被挾持物を挾持したときに、弾性挾持片8,9自体が変形し易くなるようにして、被挾持物をより安定的に、しなやか、且つ確実に挾持できるように形成されている。
【0018】
図に示すハンガーBの横架部10は、略長尺帯板状の鉛直部11と、この鉛直部11下端部正面がわと背面がわとに夫々水平に突設される水平張出部12とを備えており、縦断面略逆T字状を呈している。そして、水平張出部12の適宜位置には、切欠溝13が切設されており、しかも、水平張出部12に於ける切欠溝13隣接部分には、平面から見て略傾斜状態となるような導入ガイド部14が夫々設けられている(図6参照)。
【0019】
ところで、ハンガー用挾持具Aの具体的構成、形状、寸法、材質、挾持板1,2の具体的構成、形状、寸法、材質、連結ヒンジ部3の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、第一係止凹部4の具体的形状、寸法、配設位置、第二係止凹部5の具体的形状、寸法、配設位置、第一係止突部6の具体的形状、寸法、配設位置、第二係止突部7の具体的形状、寸法、配設位置、弾性挾持片8,9の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、摺接部8a,9aの具体的構成、形状、寸法、材質、横架部10の具体的構成、形状、寸法、材質、鉛直部11の具体的構成、形状、寸法、材質、水平張出部12の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、切欠溝13の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、導入ガイド部14の具体的構成、形状、寸法、配設位置等は、図示例等に限定されるものではなく、適宜自由に設定できるものである。
【0020】
【発明の効果】
従って、請求項1記載のハンガー用挾持具Aの取付構造は、一対の挾持板1,2が連結ヒンジ部3で連結され、一対の挾持板1,2の先端がわが挾持部となり、一対の挾持板1,2の基端がわが取付部となるハンガー用挾持具Aを、ハンガーBの横架部10に取付けられるように構成したハンガー用挾持具Aの取付け構造であって、ハンガー用挾持具Aの一対の挾持板1,2の基端がわ対向面に、第一係止凹部4を夫々設けると共に、第一係止凹部4奥面相互の間隔より狭くなる第二係止凹部5を夫々設け、この第一係止凹部4、或いは、第二係止凹部5に、横架部10の水平張出部12を導入できるよう構成したので、横架部10への取付けに第一係止凹部4と第二係止凹部5とが利用できるようになり、この第一係止凹部4と第二係止凹部5との使い分けによって、ハンガー用挾持具Aによる挾持状態を被挾持物に応じて簡単に変更でき、被挾持物に対して最適な挾持状態が得られるハンガー用挾持具Aの取付構造となる。更に、ハンガー用挾持具AのハンガーBの横架部10への取付けが確実に行えるようになり、しかも、構成簡素で、取扱い易く、耐久性に優れ、経済的なハンガー用挾持具Aの取付構造となる。
【0021】
また、請求項2記載のハンガー用挾持具Aの取付構造は、一対の挾持板1,2が連結ヒンジ部3で連結され、一対の挾持板1,2の先端がわが挾持部となり、一対の挾持板1,2の基端がわが取付部となるハンガー用挾持具Aを、ハンガーBの横架部10に取付けられるように構成したハンガー用挾持具Aの取付け構造であって、ハンガー用挾持具Aの一対の挾持板1,2の基端がわ対向面に、第一係止突部6を夫々設けると共に、第一係止突部6先端面相互の間隔より狭くなる第二係止突部7を夫々設け、この第一係止突部6、或いは、第二係止突部7で、横架部10の水平張出部12上部にある鉛直部11を挾めるよう構成したので、横架部10への取付けに第一係止突部6と第二係止突部7とが利用できるようになり、この第一係止突部6と第二係止突部7との使い分けによって、ハンガー用挾持具Aによる挾持状態を被挾持物に応じて簡単に変更でき、被挾持物に対して最適な挾持状態が得られるハンガー用挾持具Aの取付構造となる。更に、ハンガー用挾持具AのハンガーBの横架部10への取付けが確実に行えるようになり、しかも、構成簡素で、取扱い易く、耐久性に優れ、経済的なハンガー用挾持具Aの取付構造となる。
【0022】
更に、請求項3記載のハンガー用挾持具Aの取付構造は、ハンガーBの横架部10の水平張出部12に、ハンガー用挾持具Aの一対の挾持板1,2の基端がわ部分の幅以上となる切欠溝13を設け、切欠溝13近傍の水平張出部12の突出端縁部分に、切欠溝13に接近するに従って水平張出部の張出幅が漸次小さくなるような導入ガイド部14を設けたので、切欠溝13によって、一対の挾持板1,2の基端部分の間に横架部10を介装せしめ易くなり、ハンガー用挾持具AのハンガーBの横架部10への取付け、取外しが簡単に行えるようになる。しかも、導入ガイド部14によって、ハンガー用挾持具Aの一対の挾持板1,2の基端部分相互の間隔を無理なくスムーズに拡げられるようになり、ハンガー用挾持具Aの横架部10への取付けが一層簡単に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハンガー用挾持具の取付構造を例示する斜視図である。
【図2】本発明のハンガー用挾持具の取付構造を例示する側面図である。
【図3】本発明のハンガー用挾持具の取付構造を例示する側面図である。
【図4】本発明の他のハンガー用挾持具の取付構造を例示する側面図である。
【図5】本発明の他のハンガー用挾持具の取付構造を例示する側面図である。
【図6】本発明のハンガー用挾持具の取付構造を例示する部分横断平面図である。
【符号の説明】
A ハンガー用挾持具
1 挾持板 2 挾持板
3 連結ヒンジ部
4 第一係止凹部 5 第二係止凹部
6 第一係止突部 7 第二係止突部
8 弾性挾持片 8a 摺接部
9 弾性挾持片 9a 摺接部
B ハンガー
10 横架部 11 鉛直部
12 水平張出部 13 切欠溝
14 導入ガイド部
Claims (3)
- 一対の挾持板が連結ヒンジ部で連結され、一対の挾持板の先端がわが挾持部となり、一対の挾持板の基端がわが取付部となるハンガー用挾持具を、ハンガーの横架部に取付けられるように構成したハンガー用挾持具の取付け構造であって、ハンガー用挾持具の一対の挾持板の基端がわ対向面に、第一係止凹部を夫々設けると共に、第一係止凹部奥面相互の間隔より狭くなる第二係止凹部を夫々設け、この第一係止凹部、或いは、第二係止凹部に、横架部の水平張出部を導入できるよう構成したことを特徴とするハンガー用挾持具の取付構造。
- 一対の挾持板が連結ヒンジ部で連結され、一対の挾持板の先端がわが挾持部となり、一対の挾持板の基端がわが取付部となるハンガー用挾持具を、ハンガーの横架部に取付けられるように構成したハンガー用挾持具の取付け構造であって、ハンガー用挾持具の一対の挾持板の基端がわ対向面に、第一係止突部を夫々設けると共に、第一係止突部先端面相互の間隔より狭くなる第二係止突部を夫々設け、この第一係止突部、或いは、第二係止突部で、横架部の水平張出部上部にある鉛直部を挾めるよう構成したことを特徴とするハンガー用挾持具の取付構造。
- ハンガーの横架部の水平張出部に、ハンガー用挾持具の一対の挾持板の基端がわ部分の幅以上となる切欠溝を設け、切欠溝近傍の水平張出部の突出端縁部分に、切欠溝に接近するに従って水平張出部の張出幅が漸次小さくなるような導入ガイド部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のハンガー用挾持具の取付構造。
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