JP4423041B2 - 生物工学処理された管状移植プロテーゼを形成するシステム及び方法 - Google Patents

生物工学処理された管状移植プロテーゼを形成するシステム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4423041B2
JP4423041B2 JP2003559361A JP2003559361A JP4423041B2 JP 4423041 B2 JP4423041 B2 JP 4423041B2 JP 2003559361 A JP2003559361 A JP 2003559361A JP 2003559361 A JP2003559361 A JP 2003559361A JP 4423041 B2 JP4423041 B2 JP 4423041B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main shaft
icl
roller
spring
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003559361A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005514154A (ja
Inventor
コスマン,マウリー・ディー
ビリアー,クリスティン
マーサー,ライアン
ミラー,ブルース
Original Assignee
オーガノジェネシス インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オーガノジェネシス インコーポレーテッド filed Critical オーガノジェネシス インコーポレーテッド
Publication of JP2005514154A publication Critical patent/JP2005514154A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4423041B2 publication Critical patent/JP4423041B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/04Hollow or tubular parts of organs, e.g. bladders, tracheae, bronchi or bile ducts
    • A61F2/06Blood vessels
    • A61F2/062Apparatus for the production of blood vessels made from natural tissue or with layers of living cells
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C53/00Shaping by bending, folding, twisting, straightening or flattening; Apparatus therefor
    • B29C53/56Winding and joining, e.g. winding spirally
    • B29C53/562Winding and joining, e.g. winding spirally spirally

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Transplantation (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Description

本発明は、組織工学の分野に含まれる。本発明は、動物資源に由来する清浄化組織材料から調製される生物工学処理移植プロテーゼを調製するシステム及び方法へ向けられる。本発明を使用して作製される生物工学処理された移植プロテーゼは、管状で、直径が小さく、その全体の長さに沿って均一な形態を有する。
生物工学処理された移植プロテーゼは、移植、修復に、又は哺乳動物宿主としての使用に利用される。
本発明は、均一な形態の微細口径管を加工処理済み組織マトリックス又は再構築マトリックスより形成するときの難点を克服する。
本発明は、平板シート状の加工処理済み組織マトリックス又は再構築マトリックスから管状構築体を製作するためのシステムである。本システムは、2つの装置:貼り付け(旗状にする)装置と巻き付け(巻く)装置とを含む。各装置は主軸を収容し、その上で管状構築体が形成される。第一に、貼り付け装置を使用して主軸上にマトリックスを貼り付ける。第二に、次いでこのマトリックスを、巻き付け装置を使用して主軸上で巻く。
故に、本発明の方法は、(a)加工処理済み組織マトリックスのシートを、このシートの一端に沿って主軸に配置し、シートと主軸が付着するようにそれをシートへ接触させることによって貼り付ける方法、及び(b)貼り付けられたシートを主軸の上で巻くときに均一な張力をシートに維持して気泡やひだを出して滑らかにしながら、それを主軸の周りに巻くことを含む。巻き付けは、シートがある程度それ自身と接触して重なるまで続ける。重複部分は結合する領域であって、この組織を管状の形態に保つ。
本発明は、薄い平面状の材料から管形状の組織工学処理されたプロテーゼ(tissue engineered prostheses)を作製するためのシステム及び方法へ向けられ、ここで本システム及び方法は、組織を管状形態に結合するのに、接着剤、縫合材、ステープルなどを必要とせず、結果として、該プロテーゼの生体再構築可能性(bioremodelability)を維持する。
本発明により提供される利点は、本装置が手作業で作製するよりも速くてより一貫して構築体を作製し得ることである。本発明のシステム装置は、組織の等周方向張力と遠心圧縮を促進し、それにより、主軸の下や管の層間に生じ得る気泡若しくは水泡又はひだを出して滑らかにする。本構築体は、医療デバイスとして使用されるので、どんな小さな変動も、患者に埋め込まれるときの本構築体の機能的性能に潜在的に影響を及ぼす場合がある。
用語「加工処理済み組織マトリックス」及び「加工処理済み組織材料」は、本来的に又一般的に動物資源、好ましくは哺乳動物より入手された細胞組織を意味し、これらは付帯の組織を機械的に洗浄し、細胞や細胞残滓を化学的に洗浄し、非コラーゲン性の細胞外マトリックス成分を実質的に含まないようにしたものである。加工処理済み組織マトリックスは、細胞残滓を実質的に含まない一方で、その本来的なマトリックス構造、強度、及び形状の多くを維持している。本発明の生物工学処理移植片を調製するのに好ましい組成物は、コラーゲンを含んでなる動物組織であり、それには、腸、筋膜、心膜、硬膜、及び、線維組織マトリックスを含む他の平坦又は平面構造の組織が含まれるが、これらに限定されるものではない。これら組織マトリックスの平面構造により、本発明の装置及び方法を使用してそれらを容易に操作して組み立てることが可能になる。本発明の生物工学処理移植片を調製するのにより好ましい組成物は、小腸の粘膜下組織層から得られる腸コラーゲン層である。小腸の適当な供給源は、ヒト、ウシ、ブタ、ヒツジ、イヌ、ヤギ、又はウマのような哺乳動物の生体であるが、ブタの小腸が好ましい供給源である。本発明を使用して管状プロテーゼを調製するのに最も好ましい組成物は、ブタ小腸の粘膜下組織層から得られる、加工処理済み腸コラーゲン層である。加工処理済み小腸コラーゲン層を入手するには、ブタの小腸を採取して付帯の腸間膜組織をこの腸から粗く切除する。粘膜下組織層は、好ましくは、対面ローラ間で生の腸材料を機械的に圧搾して筋肉の層(筋層)と粘膜(粘膜層)を除去することによって、小腸の他の層から分離又は離層させる。小腸の粘膜下組織層は回りの組織より丈夫なので、ローラはよりもろい成分を粘膜下組織より圧搾する。以下に続く実施例において、その開示が参照により本明細書に援用される米国特許第5,993,844号に記載のように、粘膜下組織層は、Bitterling腸清浄機を使用してブタ小腸から機械的に採取してから、清浄化組織マトリックスを得るために化学的に清浄される。この機械的かつ化学的に清浄化した腸コラーゲン層を本明細書において「ICL」と呼ぶ。ICLを使用して、その教示が参照により本明細書に援用されるPCT出願の公開番号WO95/22301、WO99/62424、WO99/62425、及びWO99/62427に記載されるような生物工学処理された医療デバイスとして使用する管状構築体を調製する。
用語「再構築マトリックス(reconstituted matrix)」及び「再構築材料(reconstituted material)」は、組織培養又は細胞培養のいずれかから抽出及び精製された、動物由来若しくは細胞由来のマトリックス成分を意味する。このマトリックスは、マトリックスが構造と物理特性に関して組織の様な特性を有するように、可溶化マトリックス成分、主にコラーゲンから形成してよい。再構築マトリックスは、高度に精製してよく、マトリックスを再形成するときに他の成分を該マトリックスへ加えてよい。他の好適なコラーゲン組織資源又は他の自然組織、再構築マトリックスシート、又は同じ平坦シート構造を有する合成材料は、当業者が他の動物資源において識別することができる。
本発明の装置及び方法の記載において、そして以下に続く実施例において、シート状の材料、好ましくは加工処理済み組織マトリックス又は再構築マトリックスのいずれかを使用して管状構築体を作製する。そのように限定することを企図していないが、本発明の装置及び方法の例示における簡明性のために、そして最も好ましい態様を記載するために、ICLのシートからの管の製作について記載する。
本発明のシステムの第一の態様において、貼り付け装置を利用する。貼り付けにより、管状にするICLが、管状構築体をその上で形成する主軸へ導入される。図1を参照すると、本発明の貼り付け装置が示されている。貼り付け装置(10)は、脚(14)の付いた基盤(12)を含む。この基盤は、その上向き表面に(チャックの内側及び外側の間で通ずる)複数の機械加工された穴(18)がある中空チャック(16)と出入口(20)を組み込む。出入口(20)は、真空源へ接続されている。基盤(12)の表面に沿って、そして中空チャック(16)の一端縁に沿って、溝(22)がある。溝(22)は、筒状の主軸(24)を収容し、これは弾性スリーブで覆われ、両端を主軸ホルダー(25)により支えられる。出発材料である、ICLのような加工処理済み組織マトリックス又は再構築マトリックスのいずれかは、シート状の形態を有し、好ましくは少なくとも1つの直線エッジがあり、より好ましくは矩形である。ICLは、使用前に空気中で乾燥させる。主軸上のスリーブは、滅菌水で湿らせる。ICLを基盤の上面に置き、この材料の一端縁を主軸の中心に沿って配置する。真空源のスイッチを入れて、中空チャック(16)の上面にある機械加工された穴(18)を通して空気を引き込む。真空が発生するので、ICLは基盤に対して平坦及び一様に保持される。次いで、主軸ホルダー(25)を上げることによってこの材料を主軸上のスリーブへ接触させ、ICLの一端縁だけを主軸へ接触させ、スリーブ上の水分により湿らすようにする。ICLは、湿らすと粘着性になり、主軸へ付着する。基盤における溝から主軸を持ち上げるときに主軸へ付着したままである程度まで、ICLを乾燥させる。ICLの矩形切片は、一端に沿って主軸へ付着するとき、旗に似たものになる。
本発明のシステムの第二の態様は、貼り付けられたICLから管を形成する装置である。図2を参照すると、本発明のローリング装置を示す。ローリング装置(50)は、2つの対面マウント(52)を支えるスタンド(51)を含む。対面マウントの間を通り、それにより平行配置で支えられて、有孔管状セラミックロッド(55)、中空チャック(57)、及びバネ付勢されたローラ(60)がある。セラミックロッド(55)は、その長さに沿って内腔を有し、セラミックロッドの一端は閉じていて、他端はマウントの先まで伸びて開き、出入口として機能する。ロッドの内腔の間には水が均一に通過するように表面まで孔が連通している。セラミックロッドのレベルより上に、その内側と外側の間に通じる機械加工された穴を有する中空チャック(57)がある。中空チャックは、ローラ(60)に向かう面に複数の穴を有し、真空源への取付け用に一端に出入口を有する。バネ付勢されたローラ(60)は、セラミックロッドの長さに沿って延び、ローラ(60)と主軸(24)上のICLの間に接触線を作り出す。それぞれのマウントにおいて、バネ付勢されたローラ(60)は、マウントに収納されているコイルバネにより付勢される垂直ロッド(62)の先端に接触する。垂直ロッド(62)は、延長ロッド(67)を通ってマウントを通過する。垂直ロッド(62)は、延長ロッド(67)の端とバネハウジング(64)の間にソリッド棒(68)を係合することによって、ローラ(60)から離すことができる。対面マウントのそれぞれにL形状の溝を有するガイド部材(70)があり、ここでガイドの上部は主軸の一端を収容するように開き、ガイドの底部は主軸をセラミックロッドに対して係合するようにそれを配置する。バネ付勢されたローラが離れるとき、ガイドは、対面マウント間に主軸を挿入するために開く。ガイドが主軸に搭載されて、バネ付勢されたローラが係合するとき、ローラは、主軸が反対側でセラミックロッドに接触するように、一方の側で主軸を押圧する。
主軸をガイドに搭載する前に、真空源と水源を作動させて、空気が中空チャック中の機械加工された穴を通ってチャックの内側へ引かれるように、そして水がセラミックチューブの内腔からその表面へゆっくりと通過するようにする。貼り付けられたICLの付いた主軸の両端を貼り付けられたICLの自由端の付いたガイド中に直立して置き、ローリング装置から離す。バネ付勢されたローラを主軸と反対に動かし、主軸を有孔セラミックロッドへ接触させる。次いで、主軸を回転させて、主軸の周りにICLを巻き付ける。ICLは、中空チャック(57)からの真空によりしっかりと保持される。主軸が回転するとき、ICLの続く部分が有孔セラミックロッドに接触し、セラミックロッドから流出する水分により軽度に湿らされる。主軸は、ICLの全切片が主軸の回りで巻きつけられるまで回転する。
本発明の装置及び方法により製造される生物工学処理された構築体は、形が管状であり、どの長さ又は厚さへも形成することができる。構築体の長さは、本システムの装置のサイズと主軸の長さ、そして材料シートの最長寸法によってのみ制限される。構築体の厚さは、材料シートを支える主軸を回転させる回数に依存して、最終構築体が1以上の層であるように選択してよく、その限界は、本装置が処理することのできる最大の厚さである。単層構築体では、いくらかの重複部分があり、ここでは最終構築体の管状の形を維持するために結合領域が生じる。管の直径は、選択する主軸の直径により決定される。
管状構築体を形成するには、形成される管状構築体の最終内径を決定する直径サイズを有する主軸を選択する。主軸は、好ましくは、断面が円筒形又は長円形であり、ガラス、ステンレス鋼、セラミック、又はプラスチックで作られ、好ましくは、非反応性の医療グレード組成物(medical grade composition)である。形成される管状構築体に企図される層の数は、ICLが主軸の周りでそれ自身の上に巻き付けられる回数に対応する。ICLを巻き付けることができる回数は、加工処理済みICLシートの幅に依存する。2層の管状構築体では、シートの幅は、主軸の周りでシートを少なくとも2回巻き付けるのに十分でなければならない。同様に、主軸の長さは、その上で形成することができる管の長さを決定する。構築体を主軸上で取扱うことを容易にするために、主軸は、構築体の長さより長くあるべきであり、そのように主軸は、形成される構築体ではなく、取扱われるときに接触する。
主軸は、弾性スリーブとともに提供されることが好ましい。スリーブは、非反応性で、医療グレード品質であり、エラストマー材料であってよい。管状ICL構築体を主軸表面で直接形成してもよいが、スリーブは、形成される管を主軸から外すことを促進し、ICLに付着せず、それと反応せず、そしてその上に残渣を残さないものである。形成された構築体を外すには、主軸の一端からスリーブを引き、構築体を主軸からそれと一緒に運んでよい。加工処理済みICLはスリーブへごく軽く付着して、他のICL層に対してより付着するので、管状構築体を伸ばすこともそれへ傷をつける危険を冒すこともなく管状構築体を主軸から外すことができるので、ICL管を製作することを容易にする。最も好ましい実施形態において、弾性スリーブは、ごく安定な飽和した中間ブロック(midblock)を有するスチレン−エチレン/ブチレン−スチレン共重合体からなる熱可塑性ゴムである、KRATON(登録商標)(シェルケミカル社)からなる。
例示として、内径4mmで追加の20%重複部分がある2層管状構築体を、約4mmの直径を有する主軸上で形成する。主軸は、主軸の長さとほぼ同じ長さで、その上で形成される構築体より長い、KRATON(登録商標)スリーブとともに提供する。ICLのシートを、幅寸法が約28mmで長さ寸法が所望の構築体の長さに依存して変動し得るように切り取る。次いで、層流キャビネットの無菌領域において、以下の方法により、このICLをICLコラーゲン管として形成する。ICLを一端縁に沿って湿らして、スリーブで覆った主軸に沿って配置し、ICLの接着性を利用して、スリーブで覆った主軸の長さ方向に沿ってそれを「貼り付けて」、少なくとも10分間、その状態で乾燥させる。次いで、貼り付けられたICLを水和し、主軸の周りで、そしてそれ自身の上で1回の完全回転+円周の20%重ね合わせ、全部で120%の重複部分が結合領域として機能し、しっかりした継ぎ目を提供する。ICLの粘膜側を形成される構築体の内腔とする管状構築体を得るには、ICLの粘膜側を一端に沿って湿らせて、主軸上に貼り付けて、ICLの粘膜側が主軸に向くように巻き付ける。上記の方法を使用して、ICLの粘膜側を内腔とする管状構築体を作製することができるか、あるいは、貼り付けの間にICLを適切に配向することによって、ICLの漿膜側を内腔として作製することができる。
単層管状構築体の形成では、ICLは、1回の完全な回転と、構築体の円周の約5%に等しい結合領域を提供するための重複部分として少なくとも約5%の追加の回転とで主軸の周りに巻き付けることができなければならない。2層構築体では、ICLは、少なくとも2回、そして好ましくは重複部分としての追加の5%〜20%の回転とで主軸の周りに巻き付けることができなければならない。2層の巻き付けはICL表面間に100%の結合領域を提供するが、追加の重複部分の比率は、移植片全体で少なくとも2層を確実にする。3層構築体では、ICLは、少なくとも3回、そして好ましくは重複部分としての追加の5%〜20%の回転とで主軸の周りに巻き付けることができなければならない。本構築体は、企図される適応により必要とされる移植片の仕様に応じて、どの数の層で調製してもよい。典型的には、管状構築体は、10層以下、好ましくは2〜6層の間、そしてより好ましくは2又は3層で、様々な度合いの重複部分を有する。巻き付け作業の間とその後で、気泡、折れ、及びひだを材料の下と層の間から速やかに出す。
次いで、巻き付けられたICLの層を、スリーブで覆った主軸上に巻き付けられた配置にある間に、それらを脱水することによって一緒に結合する。理論により縛られることを望むわけではないが、マトリックス中の線維間の空間から水分が除去されるときに、コラーゲン線維のような細胞外マットリックス成分は、脱水により一緒に層状になる。脱水は、空気中、真空中、又は、アセトンやエチルアルコール若しくはイソプロピルアルコールのようなアルコールのような化学的手段により行われる。脱水は、室湿度、通常は約10%RH〜約50%RHまで行ってよい。脱水は、ICL層の付いた主軸を、層流キャビネットの接近気流中へ少なくとも約1時間〜24時間まで、周囲室温、ほぼ20℃、室湿度で置くことによって実施してよい。次いで、この時点で、巻き付けられて脱水されたICL構築体は、スリーブを介して主軸より引き離すか、又はさらなる加工処理のためにそのままにしてよい。構築体は、再水和剤を含有する室温容器へそれらを移して、その層が分離することや薄い層へ裂けることなく少なくとも約10〜約15分の間再水和させることによって、水溶液、好ましくは水において再水和してよい。次いで、このように形成したコラーゲンの管状構築体を使用して、プロテーゼ、好ましくは生体再構築可能なプロテーゼを形成する。
次いで、この構築体は、好ましくは、架橋結合剤、好ましくはICL材料の生体再構築可能性を保存する化学架橋結合剤にそれらを接触させることによって、一緒に架橋結合する。上記のように、脱水により、巻き付け層を一緒に架橋結合するために隣接ICL層の細胞外マトリックス成分が一緒になり、成分間で化学結合を生じてそれにより層を一緒に結合する。あるいは、構築体は、水溶液、好ましくは水に接触させることによって架橋結合する前に、再水和剤を含有する室温容器へそれらを移して、その層が分離することや薄い層へ裂けることなく少なくとも約10〜約15分の間再水和させることによって、再水和させてよい。結合したプロテーゼデバイスを架橋結合することもこのデバイスに対して強度と耐久性を提供し、取扱い特性を向上させる。様々な種類の架橋結合剤が当該技術分野で知られていて、リボースや他の糖、酸化剤、及び無水物のようなものを使用してよい。好ましい架橋結合剤は、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(EDC)である。別の好ましい方法においては、Staros, J. V., Biochem, 21, 3950-3955, 1982 に記載されるように、EDC架橋結合剤へスルホ−N−ヒドロキシスクシンイミドを加える。化学架橋結合剤以外では、脱水加熱(DHT)及び紫外線(UV)の方法のような物理的手段により、又はフィブリンベースの膠や、シアノアクリレート、ポリウレタン、酢酸ビニル、又はポリエポキシを含む医療グレード接着剤のような他の方法によって、層を一緒に結合してよい。最も好ましい方法においては、好ましくは約0.01mM〜約100mM、より好ましくは約0.1mM〜約10mMの間、最も好ましくは約1.0mMの濃度でEDCを水に溶かす。水以外では、リン酸緩衝化生理食塩水や(2−[N−モルホリノ]エタンスルホン酸)(MES)緩衝液を使用してEDCを溶かしてもよい。さらに、この溶液へアセトンのような他の薬剤を加えたり、又は水中99%(v/v)までアルコールを加えて架橋結合を調節してもよい。EDC架橋結合溶液は、EDCが経時的にその活性を失うので、使用直前に調製する。架橋結合剤をICLへ接触させるには、水和したICL管状構築体を浅い皿(平鍋)のような容器へ移し、架橋結合剤をその皿へ穏やかに注ぎ込み、ICL層が覆われて自由に浮遊していること、そしてICL構築体の層の下にも内側にも気泡が存在しないことを確実にする。皿にカバーをかけ、ICLの層を架橋結合剤で約4〜約24時間の間処理した後で、架橋結合溶液を出して、そして廃棄する。
構築体をリンス剤に接触させることによって、それを皿の中で濯ぎ、残余の架橋結合剤を除去する。好ましいリンス剤は、水又は他の水溶液である。好ましくは、化学結合した構築体を等量の無菌水に3回(それぞれの濯ぎにつき約5分間)接触させることによって、十分な濯ぎを達成する。構築体を主軸から外していなければ、この時点でスリーブを引くことによって主軸から外してよい。次いで、構築体を乾燥させて、乾燥のときに、両自由端の一方から単純に引き出すことによって構築体の内腔からスリーブを外すことができる。
構築体を血管移植片として使用する態様において、構築体の内腔面は、形成した管の内腔へ沈積コラーゲン層又はヘパリン、又はその両方を塗布することによって、より凝塊形成性でないようにすることができる。ヘパリンは、多様なよく知られた技術によりプロテーゼへ塗布することができる。例示として、ヘパリンは、以下の3つの方法でプロテーゼへ塗布することができる。第一に、ベンザルコニウムヘパリン(BA−Hep)イソプロピルアルコール溶液をプロテーゼへ塗布するには、内腔に垂直に充填するか、又はプロテーゼをこの溶液に浸してからそれを空気乾燥することによる。この方法では、イオン結合したBA−Hep複合体でコラーゲンを処理する。第二に、EDCを使用してヘパリンを活性化してから、そのヘパリンをコラーゲン線維へ共有結合させることができる。第三に、EDCを使用してコラーゲンを活性化してから、プロタミンをコラーゲンへ共有結合させ、次いでこのプロテアミンへヘパリンをイオン結合させることができる。多くの他の被覆、結合、及び付着の方法が当該技術分野でよく知られていて、それらも使用してよい。
以下の実施例は、本発明の実施をよりよく説明するために提供するものであり、決して本発明の範囲を制限するように解釈してはならない。当業者は、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、本明細書に記載の方法に対して様々な変更を施し得ると理解されよう。
実施例
実施例1:ICL管構築体を作製する方法
層流キャビネットの無菌領域において、以下の方法によってICLからICLコラーゲン管を形成した。付着したリンパ管をICLの漿膜面より切り取る。材料から過剰な水分を吸収させるために、このICLを無菌の吸収性ペーパータオルに吸い取らせてから、有孔ポリカーボネートシート上に広げ、層流キャビネットの接近気流中で乾燥させた。乾燥したならば、ICLを、約20%の重複部分がある2層の移植片用に28.5mm×10cmの切片へ切断した。管の形成においてICLを支えるために、直径約4mmの筒状ステンレス鋼主軸を、形成されたコラーゲン管を主軸から外すことを促進してICLへ付着することもそれと反応することもない弾性スリーブ材料である、KRATON(登録商標)でカバーした。
本発明の貼り付け装置を使用して、ICLシートの端を主軸へ接触させて付着させるために使用される。ICLの長端縁を主軸周囲のスリーブ上に滅菌水で湿らせて主軸へ付着させ、約15分間乾燥させて「旗状体」を形成した。
本発明の巻き付け機を使用して、貼り付けられたICLのシートを主軸の周りに巻いてICLの管を形成した。ICLは、主軸の周りとそれ自身の上で完全に1回転巻いた。巻き付けが完了した後で、気泡、折れ、及びひだを主軸の下や層の間から出して滑らかにした。主軸と巻いた構築体を層流キャビネットの接近気流中にそのまま置いて、キャビネット中に室温、ほぼ20℃で約1時間の間乾燥させた。
架橋結合した1mM EDC又は10mM EDC/水中25%(v/v)アセトンのいずれかの化学架橋結合溶液を、管につき約50mLの架橋結合溶液の容量で、架橋結合の直前に調製した。次いで、水和したICL管をいずれかの架橋結合剤を含有する2つの筒状容器のいずれかへ移した。この容器にカバーをし、蒸気フード内で約18±2時間の間そのまま置いて、その後で、架橋結合剤を出して廃棄した。次いで、ICL管を滅菌水で3回(それぞれの濯ぎにつき5分間)濯いだ。
次いで、Kratonスリーブを一端より主軸から引き離すことによって、架橋結合したICL管を主軸から外した。外したらすぐに、Kratonを含有するICL管を層状気流フードにおいて1時間乾燥させた。乾燥したならば、スリーブを一端から引き出すことによって、それぞれのICL管の内腔よりそれを外した。
共同所有される米国特許第5,460,962号(この開示はそのまま本明細書に組み込まれる)に記載の方法に従って、0.1%過酢酸において、ほぼpH7.0で一晩ICL管を滅菌した。次いで、このICL管を滅菌水で3回(それぞれの濯ぎにつき5分間)濯いで滅菌溶液を落とした。次いで、この過酢酸滅菌されたICLコラーゲン管を層流フードにおいて乾燥させてから、移植するまで、無菌の15mL円錐管に包装した。
本発明を、明確化と理解のために例示と実施例によりやや詳しく記載したが、当業者には、ある種の変更や改良が添付の特許請求の範囲内で実施し得ることが明らかであろう。
図1は、本発明の貼り付け装置の図を示す。 図2は、本発明の巻き付け装置の側断面図を示す。 図3は、本発明の巻き付け装置の三次元図を示す。

Claims (9)

  1. 平面シートマトリックスから管状構築体を形成する装置であって:
    2つの対面マウントを支えるスタンドと、対面マウントの間にわたり、平行配置に保たれた、主軸、有孔ロッド、及びバネ付勢されたローラ;
    主軸を対面マウント上で配置して係合するガイド;並びに
    平面シートマトリックスに接線力を付与してしわ寄りを防ぐ手段を含んでなり;ここで有孔ロッドは、その長さにわたって内腔を有し、有孔ロッドの内腔間に、水が均一に通過するためのロッドの表面を通ってつながる空孔を有し;
    ここでバネ付勢されたローラ有孔ロッドの長さに沿って延び、ローラと主軸上の平面シートマトリックスと間に接触線を生じさせ;そして、
    ここで主軸は、平面シートマトリックスに接触し、マトリックスの連続(後続)部分が有孔ロッドに接触して、有孔ロッドの空孔を通過する水によって湿らされ、主軸の回りに巻き付けられるように回転して管構築体を形成する、前記装置。
  2. セラミックロッドのレベルより上にあり、その内側と外側の間に通じる機械加工された穴を有する中空チャックをさらに含んでなる、請求項1の装置。
  3. 中空チャックがバネ付勢されたローラに向かう面に複数の穴を有し;そして、
    中空チャックが真空源の取付け用に一端に出入口を有する、請求項2の装置。
  4. 垂直ロッドをさらに含んでなり、ここで、それぞれのマウントにおいて、バネ付勢されたローラは、マウントに収納されるコイルバネにより搭載される垂直ロッドの先端に接触する、請求項1の装置。
  5. 第一及び第二の延長ロッド;
    ソリッド棒;及び、
    第一及び第二のバネハイジングをさらに含んでなり;ここで垂直ロッドは、延長ロッドを介して各マウントを通過して、そして垂直ロッドは、第一及び第二の延長ロッドの両端と第一及び第二のバネハウジングの間にソリッド棒を係合することによって、バネ付勢されたローラから離すことができる、請求項4の装置。
  6. 対面マウントのそれぞれにガイド部材をさらに含んでなり、ガイド部材は、L形状の溝を有して、ガイド部材の上部は主軸の一端を収容するように開き、ガイド部材の底部は、主軸を有孔ロッドに対して係合するように主軸を整列させる、請求項3の装置。
  7. バネ付勢されたローラが離れるとき、ガイド部材は、対面マウント間に主軸を挿入するために開き;そして、
    ガイド部材が主軸に搭載されて、バネ付勢されたローラが係合するとき、ローラは、主軸が反対側でセラミックロッドに接触するように、一方の側で主軸を押圧する、請求項6の装置。
  8. 真空源;及び、
    水源をさらに含んでなり、ここで、ガイド部材が主軸に搭載される前に、真空源と水源を作動させて、空気が中空チャック中の穴を通って中空チャックの内側へ引かれて、そして水が有孔チューブの内腔からその表面へ通過するようにする、請求項6の装置。
  9. 管構築体を平面シートマトリックスより形成する方法であって:
    シートの一端縁に沿って主軸を配置させて、平面シートマトリックスと主軸が付着するようにそれをシートへ接触させることによって平面シートマトリックスを貼り付けること、
    前記主軸上に貼り付けられた平面シートマトリックスに対してローラによって接線力を作り出すことにより均一な張力をシート上に保持して気泡やひだを出して滑らかにしながら、この組織を管状の形態に保つ結合領域を生じる程度に、シートがそれ自身と接触して重複するまで、主軸の周りで巻くこと、および
    前記平面シートマトリックスの後続部分を、前記ローラの長さにわたる有孔ロッドを介して湿らすことを含んでなる、方法。
JP2003559361A 2001-12-21 2002-12-19 生物工学処理された管状移植プロテーゼを形成するシステム及び方法 Expired - Fee Related JP4423041B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US34283101P 2001-12-21 2001-12-21
PCT/US2002/041284 WO2003059195A2 (en) 2001-12-21 2002-12-19 System and method for forming bioengineered tubular graft prostheses

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005514154A JP2005514154A (ja) 2005-05-19
JP4423041B2 true JP4423041B2 (ja) 2010-03-03

Family

ID=23343450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003559361A Expired - Fee Related JP4423041B2 (ja) 2001-12-21 2002-12-19 生物工学処理された管状移植プロテーゼを形成するシステム及び方法

Country Status (8)

Country Link
US (2) US6978815B2 (ja)
EP (1) EP1465770B1 (ja)
JP (1) JP4423041B2 (ja)
AU (1) AU2002364228B2 (ja)
CA (2) CA2732196A1 (ja)
ES (1) ES2388916T3 (ja)
MX (1) MXPA04006103A (ja)
WO (1) WO2003059195A2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2513593C2 (ru) * 2012-06-19 2014-04-20 Федеральное государственное бюджетное учреждение "Национальный исследовательский центр "Курчатовский институт" Биоискусственная система

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US83840A (en) * 1868-11-10 Improvement in sheep-racks
US3345934A (en) 1964-10-27 1967-10-10 Griswold Coffee Company Coffee brewing and serving apparatus
US4822444A (en) * 1986-04-25 1989-04-18 Rohr Industries, Inc. Filament winding mechanism for forming and winding a shingled gap free band
ATE372747T1 (de) 1994-02-18 2007-09-15 Organogenesis Inc Verfahren zur herstellung einer bio-umbaubare transplantatprothese aus kollagen
US5607478A (en) * 1996-03-14 1997-03-04 Meadox Medicals Inc. Yarn wrapped PTFE tubular prosthesis
EP0961595B1 (en) * 1996-12-10 2003-09-10 Purdue Research Foundation Tubular submucosal graft constructs
US6089409A (en) 1997-04-18 2000-07-18 Bunn-O-Matic Corporation Beverage server
US5993844A (en) 1997-05-08 1999-11-30 Organogenesis, Inc. Chemical treatment, without detergents or enzymes, of tissue to form an acellular, collagenous matrix
MXPA00012063A (es) * 1998-06-05 2003-04-22 Organogenesis Inc Protesis de soporte de injerto vascular biodisenadas.
CA2334368C (en) 1998-06-05 2011-05-24 Organogenesis, Inc. Bioengineered tubular graft prostheses
AU753773B2 (en) 1998-06-05 2002-10-31 Organogenesis Inc. Bioengineered vascular graft prostheses
EP1193047A4 (en) * 1999-05-12 2004-10-27 Kaneka Corp MULTI-LAYER CONTINUOUS BELT, CONVEYOR BELT AND PRODUCTION METHOD
US6606937B2 (en) 2000-04-25 2003-08-19 Food Equipment Technologies Company, Inc. Self-heating hot beverage serving urn and method

Also Published As

Publication number Publication date
US6978815B2 (en) 2005-12-27
AU2002364228A1 (en) 2003-07-30
WO2003059195A3 (en) 2004-04-08
MXPA04006103A (es) 2004-11-01
WO2003059195A2 (en) 2003-07-24
EP1465770B1 (en) 2012-05-30
CA2471703A1 (en) 2003-07-24
US20030234469A1 (en) 2003-12-25
ES2388916T3 (es) 2012-10-19
US20070003633A1 (en) 2007-01-04
CA2732196A1 (en) 2003-07-24
EP1465770A4 (en) 2010-08-04
AU2002364228B2 (en) 2007-06-28
EP1465770A2 (en) 2004-10-13
AU2002364228B8 (en) 2003-07-30
JP2005514154A (ja) 2005-05-19
CA2471703C (en) 2011-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4341049B2 (ja) 生物工学により作成したチューブ状移植片補綴
JP4341050B2 (ja) 生体工学により作成した血管移植片補綴
EP2590691B1 (en) Method for shaping tissue matrices
JP4606583B2 (ja) 生物工学的手法による平面シート状移植補綴
AU763724B2 (en) Bioengineered vascular graft support prostheses
JP4423041B2 (ja) 生物工学処理された管状移植プロテーゼを形成するシステム及び方法
JP2003190192A (ja) 末梢神経再生方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080609

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080909

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080917

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081008

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090311

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090611

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090618

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090710

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090717

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090811

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091009

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091109

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131211

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees