JP4422538B2 - 音付映像の再生装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、本発明に係る音付映像の再生装置で再生の対象とする音付動画ファイルの構造について説明する。図1に、汎用的な音付映像ファイルの構造を模式的に表現した図を示す。図1において、Vは映像フレーム、Aは音響データブロックを示しており、F1〜FKは、映像フレームに対応したフレーム番号を示している。汎用フォーマットでは、1秒間30フレームで構成されており、例えば、3分の動画データであれば、5400フレームで構成されることになる。また、映像フレームVは、圧縮されているのが通常であり、圧縮方式により、1つの映像フレームVから静止画像を復元できる場合もあり、他の映像フレームVを利用しなければ静止画像を復元できない場合もある。音響データは、フレーム単位、すなわち1/30秒単位で区分され、音響データブロックAとして記録される。例えば、サンプリング周波数48kHzでステレオ音響信号をサンプリングした場合は、1つの音響データブロックには、1/30秒に相当する3200サンプルが記録されることになる。
続いて、本実施形態における音付映像ファイルの作成について説明する。本実施形態では、本システムを、音付映像ファイルに素材として記録された音響データを合成して再生する装置に利用する場合を想定して説明する。本システムにおいては、合成する音付映像ファイルの数を適宜変更することができるが、本実施形態では、最大5つまで選択可能とした場合について説明する。この場合、音響データは、5つのトラックに設定されて再生されることになるが、各トラックについて例えば5つの楽曲を選択可能となるようにすると、全部で25の音響データが必要となる。そのため、まず、録音等により得られたアナログの音響データをデジタル化して25個のデジタルの音響データを得る。アナログの音響信号のデジタル化は、従来の一般的なPCMの手法を用いて行う。具体的には、所定のサンプリング周波数でアナログ音響信号をサンプリングし、振幅を所定の量子化ビット数を用いてデジタルデータに変換する処理を行う。このようにしてデジタル化した音響データは、量子化ビット数に応じた値をもつサンプルの時系列の集合となる。例えば、サンプリング周波数を48kHz、量子化ビット数を16ビットとした場合、1秒間のアナログ音響信号は、−32768〜32767の値をとるサンプル48000個からなるデジタル音響データに変換されることになる。
図3は、本発明に係る映像信号再生装置の一実施形態を示すシステム構成図である。図3において、10は音付映像ファイル記憶手段、11はメニュー用映像ファイル記憶手段、12はデモ再生用音響ファイル記憶手段、13は背景映像ファイル記憶手段、20はファイル選択手段、30は映像フレーム合成手段、40は音響データブロック合成手段、50は再生タイミング制御手段、60は映像フレーム表示手段、70は音響出力手段である。
続いて、図3に示したシステムの処理動作について説明する。まず、システムを起動すると、図4に示すようなメニュー画面が表示される。図4において、Eは映像を表示するための映像表示領域であり、映像区画E11〜映像区画E55の25の区画に分けられて映像が表示されている。C1〜C5は映像区画を選択していることを示すカーソルであり、1行に1つ用意されている。すなわち、映像は1行につき1つ選択可能となっており、初期状態では、図4に示すように左端の映像区画が選択されている。このメニュー画面では、図4に示すように25個の映像が表示されているように見えるが、システムとしては、メニュー用映像ファイルを再生する処理を行っているだけであり、実際には、ディスプレイには1つの映像が1秒30フレームのペースで表示されている。ただし、もともと異なる25個の映像フレームを合成したものであるため、見る側から見ると、映像区画ごとに映像の内容が異なっている。この表示処理は、具体的には、映像フレーム表示手段60が、メニュー用映像ファイル記憶手段11からメニュー用映像ファイルを抽出し、再生することにより行われる。
11・・・メニュー用映像ファイル記憶手段
12・・・デモ再生用音響ファイル記憶手段
13・・・背景映像ファイル記憶手段
20・・・ファイル選択手段
30・・・映像フレーム合成手段
40・・・音響データブロック合成手段
50・・・再生タイミング制御手段
60・・・映像フレーム表示手段
70・・・音響出力手段
Claims (7)
- 複数の映像フレームを有し、各映像フレームに音響データブロックが対応付けて添付された音付映像ファイルを複数蓄積した音付映像ファイル記憶手段と、
前記音付映像ファイル記憶手段に蓄積されている音付映像ファイルのうち、所定の音付映像ファイルから抽出した映像フレームを合成して作成されたメニュー用合成フレームをディスプレイのメモリに書き込み画面に表示させ、当該画面上で映像区画を選択させることにより、合成再生の対象とする複数の音付映像ファイルを選択するファイル選択手段と、
前記選択された複数の音付映像ファイルから各々対応する映像フレームを抽出し、1つの合成映像フレームに合成する映像フレーム合成手段と、
前記選択された複数の音付映像ファイルから各々対応する映像フレームに添付された音響データブロックを抽出し、当該音響データブロック同士の対応する値の総和を算出することにより、1つの合成音響データブロックに合成する音響データブロック合成手段と、
前記合成映像フレームをディスプレイのメモリに書き込み画面表示させる映像フレーム表示手段と、
前記合成音響データブロックをサウンドデバイスに書き込み音響再生させる音響出力手段と、
前記映像フレーム合成手段、前記音響データブロック合成手段、前記映像フレーム表示手段、前記音響出力手段における各処理を、前記選択された音付映像ファイルに収納されている全映像フレームに対して、所定の時間間隔で順次実行するよう制御する再生タイミング制御手段と、を備え、
あらかじめ音付映像ファイルから音響データだけを抽出したデモ再生用音響ファイルを準備しておき、前記画面上で選択された映像区画に対応するデモ再生用音響ファイルを再生させる機能を有することを特徴とする音付映像の再生装置。 - 請求項1において、
前記選択された音付映像ファイルの各映像フレームの画像サイズおよび合成する映像フレームの数は、合成された際に、ディスプレイのメモリに納まるように設定されており、前記映像フレーム合成手段は、前記選択された音付映像ファイルの映像フレームに対して所定の画素アドレスだけオフセットをかけて一つの合成映像フレームに合成するものであることを特徴とする音付映像の再生装置。 - 請求項1または請求項2において、
前記映像フレーム合成手段は、前記合成映像フレームを合成する際、背景用の映像ファイルである背景映像ファイルに収納されている背景映像フレームを初期画像として取り込んだ後、前記選択された音付映像ファイルの映像フレームを、一つの合成映像フレームに順次重ねて合成するものであることを特徴とする音付映像の再生装置。 - 請求項1から請求項3のいずれかにおいて、
前記選択された音付映像ファイルの映像フレームには、画素ごとに上書きをするか否かを識別するためのマスクデータが添付されており、映像フレーム合成手段は、前記合成映像フレームを合成する際、前記選択された音付映像ファイルの映像フレームの一部の画素に対しては、前記マスクデータに基づいて、合成映像フレームに合成しない制御を行うものであることを特徴とする音付映像の再生装置。 - 請求項1から請求項4のいずれかにおいて、
前記音付映像ファイル記憶手段に蓄積されている音付映像ファイルの映像フレームは、所定の方法により圧縮符号化された状態で記録されたものであり、前記映像フレーム合成手段は、選択された音付映像ファイルから映像フレームを抽出した後に復号を行い、合成映像フレームに合成するものであることを特徴とする音付映像の再生装置。 - 請求項1から請求項5のいずれかにおいて、
前記音付映像ファイル記憶手段に蓄積されている音付映像ファイルに記録された音響データブロックは、所定の方法により圧縮符号化された状態で記録されたものであり、前記音響データブロック合成手段は、前記選択された複数の音付映像ファイルの映像フレームに添付されている音響データブロックを抽出した後に復号を行い、1つの合成音響データブロックを作成するものであることを特徴とする音付映像の再生装置。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載の音付映像の再生装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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