JP4419924B2 - セッションシステム - Google Patents
セッションシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4419924B2 JP4419924B2 JP2005201815A JP2005201815A JP4419924B2 JP 4419924 B2 JP4419924 B2 JP 4419924B2 JP 2005201815 A JP2005201815 A JP 2005201815A JP 2005201815 A JP2005201815 A JP 2005201815A JP 4419924 B2 JP4419924 B2 JP 4419924B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- session
- music
- encoding
- terminal
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Description
この種の音楽セッションを円滑に行うためには、各種電子楽器から専用端末へ供給される楽音信号の内容をリアルタイムで相互に遣り取りする必要がある。従って、この種の音楽セッションには、標準化された圧縮符号化方式に従って楽音信号をエンコードし及びデコートする機能をサポートした端末が用いられることが多い。楽音信号を、デコードされたデータとして遣り取りするようにすれば、音楽セッションを行っている間にネットワークを流通させるデータ量を低く抑えることができるからである。
本発明は、このような背景の下に案出されたものであり、複数の相手と音楽セッションを行う場合でも、それらの相手との間の圧縮符号化方式の調整を円滑に行い、楽音信号を符号化して遣り取りする際の処理の負荷を低減し得るような仕組みを提供することを目的とする。
本願発明の第1実施形態にかかるセッションシステムについて説明する。
まず、以降の説明で用いる主要な用語を定義しておく。「符号化方式」とは、楽音信号を圧縮符号化するアルゴリズムの各種方式を意味し、MP3(MPEG Audio Layer-3)方式やRealAudio方式、QuickTime方式などが夫々該当する。「楽音情報」とは、楽音信号を任意の符号化方式に従って圧縮符号化して得た符号列を表す情報を意味する。「運営者」とは、ネットワークを利用した音楽セッションサービスを提供している事業者を意味する。「演奏者」とは、運営者による支援の下、セッション端末の持ち主として音楽セッションに参加する個人を意味する。なお、各演奏者には、各々を識別するための演奏者IDが運営者より交付されている。
楽音信号入力部11は、電子楽器30から自端末10へ楽音信号を入力する。一方、楽音信号出力部12は、自端末10からスピーカ40へ楽音信号を出力する。通信部13は、予め登録されたセッション管理サーバ装置20のネットワークアドレスを基に同装置20とコネクションを確立し、各種情報の送受信を行うようになっている。
ここで、各セッション端末10は、異なる符号化方式に準拠した複数の圧縮符号化アルゴリズムを実装している。そして、実装された圧縮符号化アルゴリズムが従う符号化方式の内容は、各端末10の仕様に応じて異なるものになっている。各セッション端末10のエンコード/デコード部14は、自らが符号化処理及び復号化処理を行う際に従う符号化方式を、制御部18からの指示に応じて一意に特定するようになっている。
音楽セッション支援プログラム28bは、本実施形態に特有の機能をCPU21に実現させるためのプログラムである。CPU21によってこのプログラムが実行されると、RAM22にはセッション管理テーブルが形成される。
図6は、セッション参加申込処理を示すフローチャートである。この処理は、何れかのセッション端末10がセッション管理サーバ装置20にアクセスすると開始される。
表示データを受信したセッション端末10の制御部18は、演奏者ID要求画面を表示部16に表示させる(S110)。この画面には、「演奏者IDを入力して下さい。」という内容を示す文字列と演奏者IDの入力欄とが表示される。
演奏者IDを受信したセッション管理サーバ装置20のCPU21は、その演奏者IDが演奏者登録データベース28aに記憶されているか否かを判断する(S130)。
一方、ステップ130において、演奏者IDが演奏者登録データベース28aに記憶されていると判断したCPU21は、RAM22のセッション管理テーブルの記憶内容を基に生成したセッションルーム案内画面の表示データを、ステップ120にて演奏者IDを送信してきたセッション端末10に宛てて送信する(S150)。
図7は、セッションルーム案内画面である。この画面は、セッション管理テーブルにおける各レコードの記憶内容を、「セッションルーム」と呼ばれる仮想的な部屋への入室の有無として表している。即ち、同画面の上段には、「入室するセッションルームを選択して下さい。但し、既にセッションが開始されているセッションルームには入室できません。」という内容を示す文字列が表示され、同画面の下段には、セッションルームのルーム番号と、それらの各セッションルームに入室している演奏者の演奏者IDと、音楽セッションの開始の有無の状態を示す文字列とが対応付けて表示されている。
操作部17によってセッションルームが選択されると、セッション端末10のCPU21は、選択されたセッションルームと対応するセッション識別情報と、演奏者ID要求画面にて入力された演奏者IDとをセッション管理サーバ装置20へ送信する(S170)。
続いて、CPU21は、ステップ180で特定したレコードの「演奏者1」乃至「演奏者4」の各フィールドのうち、未だ演奏者IDが入力されていないフィールドへ演奏者IDを記憶する(S190)。ある演奏者のセッション端末10から受信した演奏者IDが、このステップ190にて「演奏者1」のフィールドに記憶された場合、その演奏者は、「マスタ演奏者」として他の演奏者の入室を待ってから音楽セッションの開始の合図を自ら下すことになる一方、「演奏者2」乃至「演奏者4」のフィールドに記憶された場合、その演奏者は、既に入室していたマスタ演奏者によって音楽セッション開始の合図が下されるのをそのまま待つことになる。
図8は、セッション開始案内画面である。この画面の上段には、「新しい演奏者が入室しました。現在入室している演奏者のIDは以下の通りです。セッションを開始しますか。」という内容を示す文字列が表示され、その下には、セッションルームに入室している全演奏者の演奏者IDが表示される。更にその下には、「セッション開始」と記したボタンが表示される。
この画面を参照したマスタ演奏者は、セッションを開始してもよいか否かを判断する。セッションを開始してもよいと判断したときは、画面下のボタンを操作部17によって選択する。
セッションの開始を要求するメッセージをセッション管理サーバ装置20が受信すると、セッション参加申込処理が終了し、続いてセッション処理が開始される。
セッションの開始を要求するメッセージを受信したセッション管理サーバ装置20のCPU21は、ステップ180にて特定したレコードの「演奏者2」乃至「演奏者4」の各フィールドに記憶された各演奏者IDの発信元であるセッション端末10へ、符号化方式の申告を要求するメッセージを夫々送信する(S300)。
各セッション端末10の制御部18は、ステップ310で読み出した一又は複数の符号化方式情報を内包させた方式申告情報をセッション管理サーバ装置20へ送信する(S320)。
セッション管理サーバ装置20から方式申告情報を受信したセッション端末10の制御部18は、受信した全ての方式申告情報に内包されている符号化方式情報と同じ符号化方式情報が自らの符号化方式記憶部15に記憶されているか否かを判断する(S340)。
更に、制御部18は、ステップ360にて特定した符号化方式情報を内包させた確定方式通知情報をセッション管理サーバ装置20へ送信する(S380)。
セッション管理サーバ装置20のCPU21は、マスタ演奏者のセッション端末10から受信した確定方式通知情報を、方式申告情報の発信元であった各セッション端末10、つまりマスタ演奏者を除いた各演奏者のセッション端末10に宛てて送信する(S390)。
ステップ400の指示を行ったセッション端末10の制御部18は、音楽セッションの準備が完了したことを示すメッセージをセッション管理サーバ装置20へ送信する(S410)。
このカウントダウン信号を受信したセッション端末10の制御部18は、音楽セッションの開始タイミングまでの残り時間長を表示部16に表示させる(S430)。具体的には、「スタート3秒前」→「スタート2秒前」→「スタート1秒前」の各内容を示す文字列をこの順番で一秒おきに表示させ、更に「スタート1秒前」の文字列を表示してから1秒経過したタイミングで、「スタート!」の文字列を表示させる。
演奏が開始されると、楽音信号入力部11からは、電子楽器30の楽音信号がエンコード/デコード部14へ供給される一方、通信部13からは、セッション管理サーバ装置20を経由して他のセッション端末10から受信した楽音情報がエンコード/デコード部14へ供給される。
各セッション端末10のエンコード/デコード部14は、自らに供給された楽音信号にステップ370又はステップ400で指示された符号化方式に従った符号化処理を施し、その処理によって得た楽音情報を通信部13へ供給する処理と、自らに供給された楽音情報に復号化処理を施して得た楽音信号を楽音信号出力部12へ供給する処理とを並行して行う。
また、セッション管理サーバ装置20は、一方のセッション端末10から自装置20へ送信されてきた楽音情報を他方のセッション端末10へ直ちに転送する処理を行う。
このようなセッション管理サーバ装置20を介した楽音情報の遣り取りが実行されることで、各セッション端末10は、遠隔にある他のセッション端末10に入力された楽音信号をも自らのスピーカ40から楽音として放音することが可能になり、その結果、遠隔にある演奏者同士によるリアルタイムの音楽セッションが実現する。
このような状況において、セッション端末10aが、セッションの開始を要求するメッセージをセッション管理サーバ装置20へ送信し、このメッセージを受信したセッション管理サーバ装置20から符号化方式の申告を要求するメッセージがセッション端末10b乃至10dに宛てて送信されると、セッション端末10bは、符号化方式AとCの符号化方式情報を内包させた方式申告情報を、セッション端末10cは、符号化方式AとBの符号化方式情報を内包させた方式申告情報を、セッション端末10dは、符号化方式AとDの符号化方式情報を内包させた方式申告情報をセッション端末10aへ夫々送信する。
セッション端末10b乃至dの各々から方式申告情報を受信したセッション端末10aは、受信した全ての方式申告情報に内包されている符号化方式情報と自身に共通する符号化方式情報として、符号化方式Aの符号化方式情報を特定する。その後、セッション端末10aは、自端末10のエンコード/デコード部14に対して符号化方式Aに従った符号化及び復号化を指示すると共に、セッション端末10b乃至dへ確定方式通知情報を送信する。この確定方式通知情報には、符号化方式Aの符号化方式情報が内包されることになる。確定方式通知情報を受信したセッション端末10b乃至dは、自端末のエンコード/デコード部14に対して符号化方式Aに従った符号化及び復号化を指示する。
これにより、セッション端末10a乃至dは、全端末に共通する符号化方式である符号化方式Aに従った符号化及び復号化を実行する。
また、マスタ演奏者のセッション端末10が符号化方式の調整を行った結果、自らと共に音楽セッションを行う全てのセッション端末10が実行可能な符号化方式が複数に及んだ場合、自端末10の符号化方式記憶部15にて各符号化方式と対応付けていたプライオリティ情報を基に1つの符号化方式を特定するようになっている。従って、全てのセッション端末10が実行可能な符号化方式が複数に及ぶ場合であっても、符号化及び復号化に用いる符号化方式を円滑に決定することができる。
本実施形態においては、マスタ演奏者のセッション端末10のエンコード/デコード部14に複数の符号化方式での符号化処理を並列に行わせることにより、異なる符号化方式を実装したセッション端末10らによる音楽セッションを実現させる。また、マスタ演奏者のセッション端末10は、自端末10が実装している複数の符号化方式のうち何れの方式に従った符号化をエンコード/デコード部14に行わせるかを所定のアルゴリズムに従って判断する。
図12は、セッション処理の内容を示すフローチャートである。図に示す処理は、ステップ330の後の内容が第1実施形態と異なる。
ステップ330にてセッション管理サーバ装置20が方式申告情報をマスタ演奏者のセッション端末10へ転送すると、セッション端末10の制御部18は、その転送されてきた方式申告情報に含まれる符号化方式情報を基に、方式申告情報の発信元であった各セッション端末10が実装している符号化方式を夫々特定する(S341)。
制御部18は、方式申告情報の発信元であったセッション端末10の中にステップ342で特定した符号化方式を実装していないものがあるか否か判断する(S343)。
特定した符号化方式を全ての端末が実装していると判断されたら、ステップ371以降の処理に移る。
特定した符号化方式を実装していないものがあると判断した制御部18は、その符号化方式を実装していない残りのセッション端末10のうちの最も多くの端末と自端末10とが共に実装している符号化方式を更に特定する(S344)。
制御部18は、方式申告情報の発信元であったセッション端末10の中にステップ342及びステップ344で特定した両符号化方式を実装していないものがあるか否かを判断する(S345)。
マスタ演奏者のセッション端末10の制御部18は、ステップ342及びステップ344で特定した両符号化方式に従った符号化及び復号化を、エンコード/デコード部14に指示する(S371)。
セッション管理サーバ装置20のCPUは、マスタ演奏者のセッション端末10から受信した確定方式通知情報を、方式申告情報の発信元であった各セッション端末10、つまりマスタ演奏者を除いた各演奏者のセッション端末10に宛てて送信する(S391)。
確定方式通知情報を受信したセッション端末10の制御部18は、その確定方式通知情報に内包されている符号化方式情報が示す両符号化方式のうち自端末10が実装している一方の符号化方式に従った符号化及び復号化を、エンコード/デコード部14に指示する(S401)。
ステップ401が実行された後は、図10に示したステップ410以降と同様の処理が実行される。
このような状況において、セッション端末10aが、セッションの開始を要求するメッセージをセッション管理サーバ装置20へ送信し、このメッセージを受信したセッション管理サーバ装置20が、符号化方式の申告を要求するメッセージをセッション端末10b乃至10gに宛てて送信した場合、これらセッション端末10a乃至10gが従う符号化方式の調整は以下のように行われることになる。
セッション端末10b乃至gの各々から方式申告情報を受信したセッション端末10aは、自らを含む最も多くのセッション端末10a、b、c、dが実装している符号化方式Aをまず特定する。続いて、それらを除いた残りのうち最も多くのセッション端末10e、fが実装している符号化方式Bを特定する。そして、セッション端末10aは、セッション端末10gへセッションが不可能であることを示すメッセージを送信した後、自端末10のエンコード/デコード部14に対して符号化方式AとBに従った符号化及び復号化を指示する。更に、セッション端末10aは、セッション端末10b乃至fへ確定方式通知情報を送信する。この確定方式通知情報には、符号化方式AとBの符号化方式情報が内包されることになる。確定方式通知情報を受信したセッション端末10b乃至fは、自端末10のエンコード/デコード部14に対して符号化方式A又はBの一方に従った符号化及び復号化を指示する。
本実施形態においては、マスタ演奏者のセッション端末10が、自端末10が実装している複数の符号化方式のうち何れの方式に従った符号化をエンコード/デコード部14に行わせるかを第2実施形態とは別のアルゴリズムに従って判断する。
本実施形態にかかるセッションシステムは、複数のセッション端末10とセッション管理サーバ装置20とから構成される。各々のハードウェア構成は第2実施形態と同様である。
ステップ330にてセッション管理サーバ装置20が方式申告情報をマスタ演奏者のセッション端末10へ転送すると、セッション端末10の制御部18は、その転送されてきた方式申告情報に含まれる符号化方式情報を基に、方式申告情報の発信元であった各セッション端末10が実装している符号化方式を夫々特定する(S346)。
制御部18は、ステップ347で特定した組み合わせの各々とステップ346で特定した各セッション端末10の符号化方式とを照合することにより、全てのセッション端末10が実行可能で且つ符号化方式の数が最小となる組み合わせを特定する(S348)。なお、全てのセッション端末10が実行可能で且つ符号化方式の数が最小となる組み合わせが複数に及ぶときは、自端末10の符号化方式記憶部15においてより高い優先度を示すプライオリティ情報と対応付けられている符号化方式を多く含む1つの組み合わせをそれらの中から特定する。
制御部18は、ステップ348で特定した組み合わせの符号化方式に従った符号化及び復号化を、エンコード/デコード部14に指示する(S372)。
ステップ382が実行された後は、図12に示したステップ391以降と同様の処理が実行される。
このような状況において、セッション端末10aが、セッションの開始を要求するメッセージをセッション管理サーバ装置20へ送信し、このメッセージを受信したセッション管理サーバ装置20から符号化方式の申告を要求するメッセージがセッション端末10b乃至10gに宛てて送信されると、セッション端末10bは符号化方式AとBの符号化方式情報を内包させた方式申告情報を、セッション端末10c及び10dは符号化方式AとDの符号化方式情報を内包させた方式申告情報を、セッション端末10e及び10fは符号化方式Bの符号化方式情報を内包させた方式申告情報を、セッション端末10gは符号化方式Dの符号化方式情報を内包させた方式申告情報をセッション端末10aへ夫々返信する。
本実施形態は、種々の変形実施が可能である。
上記実施形態において、セッション管理サーバ装置20のRAM22には、4つのレコードからなるセッション管理テーブルが形成され、同装置20は4つの音楽セッションを個別に取り仕切ることができるようになっていた。これに対し、セッション管理テーブルのレコード数を増やすことで、より多くの音楽セッションを取り仕切れるようにしてもよい。また、上記実施形態においては、1つの音楽セッションに参加できる演奏者が4名までであったが、これよりも多くの演奏者が参加して1つの音楽セッションが行われるようにしてももちろんよい。
また、ステップ345において符号化方式を実装していないと判断されたセッション端末10にはセッションが不可能であることを示すメッセージが送信されていたが、そのような端末10にも他の端末と同様に確定方式通知情報が送信されるようにしてもよい。セッション端末10の仕様によっては、音質が悪いなどの事情から自身が実装している符号化方式の一部の利用を希望せず、そのような符号化方式を方式申告情報として申告しないケースもあるが、本変形例によれば、そのような未申告の符号化方式を代替的に利用した音楽セッションへの参加を促すことも可能となる。
Claims (4)
- 音楽セッション用端末と、該音楽セッション用端末からネットワークを介してアクセスされて複数の音楽セッションのそれぞれと各音楽セッションに参加する該音楽セッション用端末を管理するセッション管理サーバとを有するセッションシステムであって、
前記セッション管理サーバは、
複数の音楽セッションを実現するために、個々の音楽セッションを特定するためのセッション識別情報、該セッション識別情報が示す各音楽セッションが開始されているか否かを示す情報、および該セッション識別情報が示す各音楽セッションに参加する申請のあった音楽セッション端末を識別するとともに該音楽セッション端末のいずれかがマスタとして登録される端末識別情報を記録するセッション管理手段
を備え、
前記音楽セッション用端末は、
前記セッション管理手段に記録されたセッション識別情報により特定される複数の音楽セッションのうち、前記音楽セッションの状態が開始されていないもののいずれかを選択する選択手段と、
自身が実行可能な楽音信号の符号化および復号化のアルゴリズムの方式であって、他の音楽セッション用端末との通信を行う際に用いられるアルゴリズムの方式を表す符号化方式情報を複数記憶した記憶手段と、
楽音信号を入力する入力手段と、
前記セッション管理サーバで管理される前記音楽セッション用端末のなかで、前記選択手段によって選択された音楽セッションに参加を申請した他の前記音楽セッション用端末の各々が記憶する前記符号化方式情報を内包した方式申告情報を、該他の音楽セッション用端末の各々から受信する方式申告情報受信手段と、
前記選択手段によって選択された音楽セッションの開始を前記セッション管理サーバに対して指示する指示手段と、
前記記憶手段に記憶された複数の符号化方式情報が表す前記アルゴリズムの方式と、前記受信した各方式申告情報に含まれる符号化方式情報が表す前記アルゴリズムの方式とを照合して、当該受信した全ての方式申告情報に共通して含まれている符号化方式情報が表す前記アルゴリズムの方式のうち、当該記憶された複数の符号化方式情報が表す前記アルゴリズムの方式に共通するものがある場合には、当該共通するアルゴリズムの方式を、前記選択手段によって選択された音楽セッションに参加を申請した全ての前記音楽セッション用端末において符号化および復号化が可能な前記アルゴリズムの方式として特定する方式制御手段と、
前記特定したアルゴリズムの方式に従った符号化処理を前記入力手段から入力される楽音信号に対して施して楽音情報を生成するエンコード手段と、
前記生成した楽音情報を前記選択手段によって選択された音楽セッションに参加を申請した他の音楽セッション用端末に送信するとともに、該他の音楽セッション用端末において前記特定したアルゴリズムの方式に従った符号化処理が施されて送信された楽音情報を受信する通信手段と、
前記受信した楽音情報に対して前記特定したアルゴリズムの方式に従った復号化処理を施して楽音信号を生成するデコード手段と
を備え、
前記セッション管理手段は、前記音楽セッション用端末の選択手段によって選択された音楽セッションに該音楽セッション用端末が参加の申請をしたものとして端末識別情報を記録するとともに、該音楽セッションへの参加の申請が最初の音楽セッション用端末であった場合に該音楽セッション用端末をマスタとして登録し、
前記セッション管理サーバは、前記マスタとして登録された音楽セッション用端末の指示手段による前記音楽セッションの開始の指示に応じて、該音楽セッションに参加を申請した全ての前記音楽セッション用端末に対して該音楽セッションの開始を指示し、
前記方式制御手段は、自身がマスタとして登録された音楽セッション用端末である場合に、前記指示手段による指示をすると、前記アルゴリズムの方式を特定する
ことを特徴とするセッションシステム。 - 請求項1に記載のセッションシステムにおいて、
前記音楽セッション用端末は、
前記方式制御手段が特定したアルゴリズムの方式を示す符号化方式情報を含む確定方式通知情報を、前記選択手段によって選択された音楽セッションに参加を申請した他の音楽セッション用端末の各々に宛てて送信する手段
を更に備えた
ことを特徴とするセッションシステム。 - 請求項1に記載のセッションシステムにおいて、
前記音楽セッション用端末は、
前記方式制御手段が前記照合の結果、当該受信した全ての方式申告情報に共通して含まれている符号化方式情報が表す前記アルゴリズムの方式のうち、当該記憶された複数の符号化方式情報が表す前記アルゴリズムの方式に共通するものがなく、前記選択手段によって選択された音楽セッションに参加を申請した全ての前記音楽セッション用端末において符号化および復号化が可能な前記アルゴリズムの方式を特定できなかったとき、該音楽セッションに参加を申請した他の前記音楽セッション用端末に宛てて音楽セッションが不可能である旨のメッセージを送信する手段
を更に備えた
ことを特徴とするセッションシステム。 - 請求項1に記載のセッションシステムにおいて、
前記記憶手段は、前記アルゴリズムの方式を採用する優先度を表す優先度情報を前記符号化方式情報と各々対応付けて記憶し、
前記方式制御手段は、当該受信した全ての方式申告情報に共通して含まれている符号化方式情報が表す前記アルゴリズムの方式のうち、当該記憶された複数の符号化方式情報が表す前記アルゴリズムの方式に共通するものが複数存在する場合には、当該複数の前記アルゴリズムの方式のうち、前記記憶手段にて最も高い優先度を示す優先度情報と対応付けられた符号化方式情報の前記アルゴリズムの方式を、前記選択手段によって選択された音楽セッションに参加を申請した全ての前記音楽セッション用端末において符号化および復号化が可能な前記アルゴリズムの方式として特定する
ことを特徴とするセッションシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005201815A JP4419924B2 (ja) | 2005-01-20 | 2005-07-11 | セッションシステム |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005013217 | 2005-01-20 | ||
JP2005201815A JP4419924B2 (ja) | 2005-01-20 | 2005-07-11 | セッションシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006227566A JP2006227566A (ja) | 2006-08-31 |
JP4419924B2 true JP4419924B2 (ja) | 2010-02-24 |
Family
ID=36988963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005201815A Expired - Fee Related JP4419924B2 (ja) | 2005-01-20 | 2005-07-11 | セッションシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4419924B2 (ja) |
-
2005
- 2005-07-11 JP JP2005201815A patent/JP4419924B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006227566A (ja) | 2006-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003256552A (ja) | 演奏者情報提供方法、サーバ、プログラムおよび記録媒体 | |
JP2008090771A (ja) | デジタルコンテンツ版管理システム | |
JP6209118B2 (ja) | カラオケ装置、カラオケシステム、及びプログラム | |
JP2012055435A (ja) | サーバシステム及びそのゲーム制御方法 | |
JP2013025777A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム | |
JP5230263B2 (ja) | 複数のカラオケ演奏端末間におけるログイン利用者コピーシステム | |
JP4419924B2 (ja) | セッションシステム | |
JP5622679B2 (ja) | カラオケ装置 | |
JP2010074199A (ja) | 会議システム、会議支援方法、会議支援プログラム | |
JP5224517B2 (ja) | カラオケ装置 | |
JP4301158B2 (ja) | オーディオデータ送信装置 | |
JP6935452B2 (ja) | システム、装置、方法及びプログラム | |
JP7078478B2 (ja) | 連動設定方法、連動用サーバ、ゲームサーバ、マネージメントサーバ及びゲームシステム | |
JP2022037451A (ja) | カラオケ装置 | |
JP5595979B2 (ja) | 利用者のパーソナル携帯端末を利用した会員獲得システム | |
JP2006171550A (ja) | 音楽セッション支援方法 | |
JP5046862B2 (ja) | 対戦課題曲自動選定機能を備えるカラオケシステム | |
JP2010060635A (ja) | カラオケ装置 | |
JP4419911B2 (ja) | 音楽セッションシステム | |
JP7063533B2 (ja) | カラオケシステム | |
JP5191336B2 (ja) | グループ演奏練習支援機能を備える音響システム | |
JP2023028248A (ja) | 情報処理システム、コミュニケーション方法、及び情報処理端末 | |
JP2001236317A (ja) | 情報処理システム | |
JP2019165336A (ja) | 情報処理装置、コンテンツ配信方法及びプログラム | |
JP6623841B2 (ja) | 投稿楽曲選曲システム、投稿楽曲選曲プログラム、投稿楽曲選曲方法及び楽曲投稿サーバー装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080521 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090623 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090803 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090825 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091009 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091110 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091123 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4419924 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131211 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |