JP4419705B2 - 撮像装置と撮像方法、光量調整装置 - Google Patents

撮像装置と撮像方法、光量調整装置 Download PDF

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Description

本発明は、一対の偏光フィルタを用いて入射光量を調整する撮像装置、及びその撮像方法と、光量調整装置に関するものである。
従来、下記の特許文献1には、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置に使用される光量調整装置として、入射光の光軸上に配置された一対の偏光フィルタ(偏光板)と、それらを相対的に回転させる駆動装置とからなり、駆動装置により一対の偏光フィルタの一方または双方を回転させ、互いの光の偏光方向が交差する角度(以下、交差角度という。)を変化させることにより光の透過量を増減させ、それにより入射光量を調整するものが記載されている。
かかる光量調整装置によれば、例えば絞りの開度により入射光量を制御する場合とは異なり、入射光量をリニアに制御することができる。また、撮像素子がCCDである撮像装置においては、明るい被写体を撮像したとき、垂直CCDの転送電荷にノイズが加算されるスミアの発生を防止することができるという利点がある。
特開2002−169195号公報
しかしながら、前記光量調整装置を撮像装置に採用する場合、一対の偏光フィルタの交差角度を変化させると、光の透過量のみならずその分光特性までもが変化してしまう。具体的には交差角度の増加に伴い青成分の光が透過し易くなる。そのため、撮像装置にホワイトバランスを調整する機能が設けられていたとしても、交差角度の違い、すなわち被写体の明るさの違いによって撮像結果(画像)に色合いの違いが生じてしまうという問題があった。
また、それとは別に、前記光量調整装置によれば入射光量をリニアに制御することができるが、一対の偏光フィルタにおける偏光方向の交差角度を最小とした(偏光方向を一致させた)場合であっても透過量を100%とすることができない。そのため、被写体が暗い場合における撮影可能な明るさの下限が従来よりも明るくなり、撮影可能な被写体の明るさの範囲が狭くなるという問題があった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、一対の偏光フィルタにより入射光量を調整すると同時に、撮像する被写体画像に安定したホワイトバランスを確保することができる、また、一対の偏光フィルタにより入射光量を調整する構成において、撮影可能な明るさの範囲を拡げることができる撮像装置及び撮影方法、またその実現を可能とする光量調整装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため請求項1の発明にあっては、被写体を撮像する撮像素子を備えた撮像装置において、前記撮像素子への入射光の光軸上に相対向して配置され、少なくともいずれか一方に、所定の回転角度位置にあるとき前記入射光が通過する通過穴が設けられた一対の偏光フィルタと、この一対の偏光フィルタを被写体輝度に応じて相対的に回転させ入射光量を制御するとともに、被写体輝度が所定の輝度未満であるとき、前記通過穴が設けられた一方又は双方の偏光フィルタの回転角度位置を前記所定の回転角度位置に制御する光量制御手段とを備えたものとした。
かかる構成においては、一対の偏光フィルタの相対的な回転により入射光量が制御されるとともに、被写体輝度が所定の輝度未満であるときには、一方又は双方の偏光フィルタの回転角度位置が、一方又は双方の偏光フィルタが有する通過穴を入射光が通過する所定の回転角度位置に制御される。そのため、被写体が暗い場合における撮影可能な明るさの下限が従来よりも明るくなる。
また、請求項2の発明にあっては、前記撮像素子により撮像される画像のホワイトバランスを制御するホワイトバランス制御手段と、前記撮像素子により撮像される画像を、前記一対の偏光フィルタにおける偏光方向の交差角度に応じて補正する補正手段とを備えたものとした。
かかる構成においては、光量制御手段による被写体輝度に応じた入射光量制御に伴い一対の偏光フィルタにおける偏光方向の交差角度が変化すると、その変化に応じて、撮像素子により撮像される画像が補正手段によって補正される一方、ホワイトバランス制御手段によってホワイトバランスが制御される。つまり一対の偏光フィルタにおける偏光方向の交差角度が変化が反映された状態のホワイトバランス制御が行われる。
また、請求項の発明にあっては、前記補正手段は、前記ホワイトバランス制御手段がホワイトバランスの制御に使用する制御値を前記一対の偏光フィルタにおける偏光方向の交差角度に応じて補正することにより、前記撮像素子により撮像される画像を補正するものとした。
かかる構成においては、光量制御手段による被写体輝度に応じた入射光量制御に伴い一対の偏光フィルタにおける偏光方向の交差角度が変化すると、その変化に応じ、ホワイトバランス制御手段がホワイトバランスの制御に使用する制御値が補正手段によって補正される。つまり一対の偏光フィルタにおける偏光方向の交差角度が変化が反映された内容のホワイトバランス制御が行われる。
また、請求項の発明にあっては、動画撮影機能を備え、前記補正手段は、動画撮影中に、前記撮像素子により撮像される画像を、前記一対の偏光フィルタにおける偏光方向の交差角度に応じて補正するものとした。
かかる構成においては、動画撮影中に所定の周期で撮像されるフレーム画像に、一対の偏光フィルタにおける偏光方向の交差角度が変化が反映された状態のホワイトバランス制御が行われる。
また、請求項の発明にあっては、動画撮影機能を備え、前記光量制御手段は、動画撮影中に、前記一対の偏光フィルタを被写体輝度に応じて相対的に回転させ入射光量を制御するとともに、被写体輝度が所定の輝度未満であるとき、前記通過穴が設けられた一方又は双方の偏光フィルタの回転角度位置を前記所定の回転角度位置に制御するものとした。
かかる構成においては、例えば暗い被写体の動画撮影時でも、撮像手段の露光時間をより長い時間に設定することができ、被写体のブレが僅かなフレーム画像を撮像することができる。
また、請求項6の発明にあっては、被写体を撮像する撮像素子と、この撮像素子への入射光の光軸上に相対向して配置され、少なくともいずれか一方に、所定の回転角度位置にあるとき前記入射光が通過する通過穴が設けられた一対の偏光フィルタと、を備えた撮像装置における撮像方法であって、前記一対の偏光フィルタを被写体輝度に応じて相対的に回転させ入射光量を制御するとともに、被写体輝度が所定の輝度未満であるとき、前記通過穴が設けられた一方又は双方の偏光フィルタの回転角度位置を前記所定の回転角度位置に制御する光量制御工程を含む方法とした。
かかる方法によれば、一対の偏光フィルタの相対的な回転により入射光量が制御されるとともに、被写体輝度が所定の輝度未満であるときには、一方又は双方の偏光フィルタの回転角度位置が、一方又は双方の偏光フィルタが有する通過穴を入射光が通過する所定の回転角度位置に制御される。そのため、被写体が暗い場合における撮影可能な明るさの下限が従来よりも明るくなる。
また、請求項7の発明にあっては、前記一対の偏光フィルタの相対回転に伴い変化する一対の偏光フィルタにおける偏光方向の交差角度に応じ、前記撮像素子により撮像される画像を補正する補正工程と、前記撮像素子により撮像される画像のホワイトバランスを制御するホワイトバランス制御工程とを含む方法とした。
かかる方法によれば、一対の偏光フィルタにおける偏光方向の交差角度が変化が反映された状態のホワイトバランス制御が行われる。
また、請求項8の発明にあっては、入射光の光軸上に相対向して配置された一対の偏光フィルタを相対的に回転させることにより光量を調整する光量調整装置において、前記一対の偏光フィルタの少なくともいずれか一方に、所定の回転角度位置にあるとき前記入射光が通過する通過穴が設けられたものとした。
かかる構成においては、一対の偏光フィルタの一方又は双方の偏光フィルタの回転角度位置を、方又は双方の偏光フィルタが有する通過穴を入射光が通過する所定の回転角度位置とすることにより、一対の偏光フィルタにおける偏光方向の交差角度の調整だけでは得ることのできない高い透過率、つまり一対の偏光フィルタの一方又は双方が存在しない状態と同様の透過率を得ることができる。
本発明の請求項1の撮像装置、および請求項6の撮像方法においては、一対の偏光フィルタの相対的な回転により入射光量が制御されるとともに、被写体が暗い場合における撮影可能な明るさの下限が従来よりも明るくなるようにした。よって、一対の偏光フィルタにより入射光量を調整する構成において、撮影可能な明るさの範囲を拡げることが可能となる。
また、請求項2の撮像装置、および請求項7の撮像方法においては、一対の偏光フィルタにおける偏光方向の交差角度が変化が反映された状態のホワイトバランス制御が行われるようにした。よって、撮像時には、一対の偏光フィルタにより入射光量を調整すると同時に、撮像する被写体画像に安定したホワイトバランスを確保することが可能となる。
さらに、請求項の撮像装置においては、一対の偏光フィルタにおける偏光方向の交差角度が変化が反映された内容のホワイトバランス制御が行われるようにした。よって、撮像時には、一対の偏光フィルタにより入射光量を調整すると同時に、撮像する被写体画像に安定したホワイトバランスを確保することが可能となる。
さらに、請求項の撮像装置においては、動画撮影中に所定の周期で撮像されるフレーム画像に、一対の偏光フィルタにおける偏光方向の交差角度が変化が反映された状態のホワイトバランス制御が行われることから、質の高い動画像を撮像することが可能となる。
さらに、請求項の撮像装置においては、例えば暗い被写体の動画撮影時においても、被写体のブレが僅かなフレーム画像を撮像することができるようにした。よって、より暗い被写体についても質の高い動画撮影が可能となる。
また、請求項8の光量調整装置においては、一対の偏光フィルタの一方又は双方が存在しない状態と同様の透過率を得ることができるようにした。よって、それを用いることにより、被写体が暗い場合における撮影可能な明るさの下限を従来よりも明るくすることができ、撮影可能な明るさの範囲を拡げることが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。本実施の形態は、通常の静止画撮影に加え動画撮影が可能であるとともに、AE(自動露出)、AWB(オーホワイトバランス)の一般的な機能を備えたデジタルカメラに関するものである。
図1は、本発明に係るデジタルカメラにおける光学系の要部を示す分解斜視図である。本実施の形態のデジタルカメラには、撮像レンズ1と、その光軸O上に配置されたCCD2との間に、一対の偏光フィルタすなわち前面偏光フィルタ3と後面偏光フィルタ4が相対向して配置されている。双方の偏光フィルタ3,4は、光軸Oと平行する回転軸Pを有する取付軸5に回転自在に取り付けられており、回転駆動装置20により回転角度位置が個別に制御可能となっている。双方の偏光フィルタ3,4には、各々が所定の回転角度に制御されたとき光軸Oと一致する中心を有した通過穴3a,4aがそれぞれ設けられている。また、各通過穴3a,4aの大きさは、双方の偏光フィルタ3,4が図示した所定の回転角度に制御されているとき、撮像レンズ1によって収束された光が通過可能な大きさに設定されている。また、デジタルカメラの本体には、上記光学系とは別に、撮影時の光量を検出するための測光センサ6が所定の箇所に設けられている。
図2は、以上の光学系を備えたデジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。このデジタルカメラにおいて、被写体像は撮像レンズ1、前面偏光フィルタ3および後面偏光フィルタ4を介してCCD2のベイヤー配列の色フィルタが設けられた感光部に結像される。CCD2はTG(Timing Generator)7により駆動され、各画素の蓄積電荷レベルに応じたアナログの撮像信号をアナログ処理部8に出力する。
アナログ処理部8は、CCD2から入力した撮像信号に含まれるノイズを除去する相関二重サンプリング(CDS:Correlated Double Sampling)回路と、ノイズが除去された撮像信号に所定のゲインを乗じるゲイン調整(AGC:Auto Gain Control)アンプ、ゲイン調整後の撮像信号を10ビット等のデジタル信号に変換するADコンバータ等から構成され、デジタルデータ化した撮像信号をRGB重み付け部9に出力する。
RGB重み付け部9は、DSP/CPU10によって設定される所定の比率でRGB別にゲインを調整された後、DSP/CPU10に出力する。DSP/CPU10に出力された撮像信号は、アドレス・データバス11を介して順次DRAM12に送られ、ベイヤーデータとして蓄積される。
DSP/CPU10は、デジタルカメラの各部を制御するとともに、各種のデジタル信号処理機能を備えており、DRAM12に蓄積されたベイヤーデータを、所定の画像処理ブロック単位(例えば9×9画素単位)で読み出し、R,G,B毎のデジタルの画像データを生成し、輝度(Y)信号・色差(Cb,Cr)信号の画像データへ変換し、さらに変換後の画像データに基づきビデオ信号を生成して表示装置13へ送る。表示装置13はカラー表示可能な液晶表示器及びその駆動回路とを含み、ビデオ信号に基づく画像、すなわちスルー画像等を表示する。また、操作補助用として、機能選択時の処理メニュー表示や設定用の図形若しくはアイコン等の表示を行う。
圧縮符号化/伸張復号部14は、DSP/CPU10から送られる画像処理ブロック単位のY,Cb,Crの画像データを、静止画像又は動画像の記録時には所定の方式で圧縮符号化し、記録されている静止画像又は動画像の再生時には伸張復号化する。記録時に圧縮符号化された画像データは、静止画又は動画データとして内蔵フラッシュメモリ15に記録されたり、外部メモリインターフェース16を介して着脱自在な各種メモリーカード等の外部メモリ17に記録される。
キー入力部18は電源キー、記録/再生のモード切替スイッチ、シャッターキー、ズームキー、メニューキー等の各種キーにより構成され、ユーザーによるキー操作に応じた操作信号をDSP/CPU10に送る。例えば記録モードでシャッターキーが押された撮影操作時には、それを示すトリガー信号をDSP/CPU10に出力する。
フィルタ駆動制御部19は、DSP/CPU10から送られる制御信号に基づき、前述した前面偏光フィルタ3及び後面偏光フィルタ4を回転する図示しない回転駆動装置20にそれぞれ設けられているモータ21,22の駆動を制御し、双方の偏光フィルタ3,4を所定の回転角度に回転させる。また、前記測光センサ6は、静止画像又は動画像の記録時において被写体の光量に応じた測光信号をDSP/CPU10に出力する。
また、内蔵フラッシュメモリ15には、静止画又は動画データを記憶する画像記憶領域とは別にプログラム領域が確保されており、そのプログラム領域に、DSP/CPU10に各部の制御や、露出制御やホワイトバランス制御を行わせるためのプログラムや、それに要するデータが格納されている。そして、本実施の形態においては、DSP/CPU10が上記プログラムに従い動作することにより本発明の光量制御手段、ホワイトバランス制御手段、補正手段として機能する。
一方、図3は、内蔵フラッシュメモリ15のプログラム領域に記憶されるとともに、DSP/CPU10による後述する処理において使用される設定テーブル100を示す模式図である。設定テーブル100は、被写体輝度がある輝度であるとき、CCD2の出力信号の大きさを制御目標値とするための前面フィルタ設定角度102と後面フィルタ設定角度103との回転角度位置、及びその組合せと、その組合せに対応するホワイトバランス調整用の値とを示すものであり、図示したように被写体輝度101と、それと対応する前面フィルタ設定角度102、後面フィルタ設定角度103、WB調整値104との各データから構成されている。
ここで、前面フィルタ設定角度102と後面フィルタ設定角度103は、前面偏光フィルタ3及び後面偏光フィルタ4が有する通過穴3a,4aの中心が光軸Oと一致する開放角度位置を基準(0°)としたときの時計回りの角度である。また、WB調整値104は、前記RGB重み付け部9に設定するR,G,Bゲインの補正に使用される補正比率(Rゲイン:Gゲイン:Bゲイン)であって、ホワイトバランス制御に際して、前面偏光フィルタ3及び後面偏光フィルタ4の交差角度、すなわち互いの光の偏光方向が交差する角度(0°〜90°の間の角度)に応じて変化する分光透過特性(交差角度の増加に伴い青成分の光が透過しやすくなる特性)の変化を補償するための値である。
次に、以上の構成からなるデジタルカメラの本発明に係る動作を説明する。図4は、DSP/CPU10が動画撮影中に実行する露出及びホワイトバランスの制御手順を示すフローチャートである。
DSP/CPU10は、所定のフレームレート(例えば30枚/秒)による撮像タイミングで撮像処理を行い、当該フレームの画像データを取得した後(ステップS1)、測光センサ6による測光結果に基づき被写体輝度を取得する(ステップS2)。その際、被写体輝度が決められているスミアレベル(CCD2の入射光量が大きく、垂直CCDの転送電荷にノイズが加算されるスミアが発生することが予想される所定のレベル)以上であったときには(ステップS3でYES)、前述した設定テーブル100(図3参照)から、取得した被写体輝度に対応する前面フィルタ設定角度102と後面フィルタ設定角度103とを取得し(ステップS4)、取得した角度に前面偏光フィルタ3及び後面偏光フィルタ4の回転角度位置を調整して入射光量を低減させることにより、次のフレームの撮像に向けての露出制御を行う(ステップS5)。図5(a)は、そのときの光学系の状態を示したものである。
また、ステップS2で取得した被写体輝度がスミアレベルに達していなければ(ステップS3でNO)、前面偏光フィルタ3及び後面偏光フィルタ4の回転角度位置を開放角度位置、つまり前述したように通過穴3a,4aの中心が光軸Oと一致する角度位置であるとともに、本発明における所定の角度位置に相当する角度に調整して、前面偏光フィルタ3及び後面偏光フィルタ4により入射光量を低減させることなく、次のフレームの撮像に向けた露出制御を行う(ステップS6)。図5(b)は、そのときの光学系の状態を示したものである。なお、かかる場合には、被写体輝度に適正輝度が確保できる露光時間を併せて設定する。
引き続き、ステップS1で取得した画像データに基づきホワイトバランスの評価値(例えば全画素のCb,Cr値の積分値等)を取得し(ステップS7)、取得した評価値に応じたR,G,Bゲイン、すなわち前記RGB重み付け部9に設定するべきR,G,Bゲインをいったん決定する(ステップS8)。そして、先に調整した前面偏光フィルタ3と後面偏光フィルタ4との双方の回転角度位置が開放角度位置であった場合には(ステップS9でYES)、決定したゲインをRGB重み付け部9に設定することにより、次のフレームの撮像に向けたホワイトバランス制御を行う(ステップS10)。
これに対し、前面偏光フィルタ3と後面偏光フィルタ4との双方の回転角度位置が開放角度位置でなかった場合には(ステップS9でNO)、前述した設定テーブル100(図3参照)から、そのとき調整されている双方の偏光フィルタ3,4の回転角度位置の組合せに応じたWB調整値(補正比率)104を取得し(ステップS11)、取得したWB調整値によって先に決定したR,G,Bゲインを補正する(補正比率を乗じる)とともに、補正後のゲインをRGB重み付け部9に設定することにより、次のフレームの撮像に向けたホワイトバランス制御を行う(ステップS12)。
しかる後、ステップS1の処理に戻り、次の撮像タイミングで前述した露出制御及びホワイトバランス制御に基づく撮像条件での撮像処理を行い、以後、動画撮影が終了するまで上述した処理を繰り返し実行する。
また、前記DSP/CPU10は、上述した露出及びホワイトバランスの制御処理を静止画撮影時においても実行する。但し、静止画撮影時には、ステップS1の撮像処理は、記録する静止画像を撮像する直前に撮影環境を決定するために行う事前撮像であり、その事前撮像に続いて記録する静止画像を取得するための本撮像が行われる。
以上のように本実施の形態のデジタルカメラにあっては、動画撮影中に、前面偏光フィルタ3と後面偏光フィルタ4との回転角度位置、つまり双方の偏光フィルタ3,4の交差角度を調整することにより、従来と同様、CCD2への入射光量をリニアに制御する露出制御を行うことができる。またCCD2の露光時間及び/又は絞りの調整によって露出を制御する構成ではスミアが発生してしまうような撮影環境においてもスミアが発生することがなく、良質の動画を撮影することができる。また、絞りの調整を伴う露出制御を行う場合には、動画撮影中に被写体の明るさが変化して絞りが変化すると、それに伴い被写界深度が変化するが、そのようなこともない。
しかも、本実施の形態においては、前面偏光フィルタ3及び後面偏光フィルタ4には通過穴3a,4bがそれぞれ設けられており、被写体輝度がスミアレベルに達していないときには双方の偏光フィルタ3,4が開放角度位置に制御され、CCD2への入射光量を低減させることなく、つまり一対の偏光フィルタ3,4が存在しない状態と同様の入射光量が確保された状態での露出制御が行われるため、スミアが発生する心配のない撮影環境下におけるCCD2の露光時間を短くすることができる。したがって、上記撮影環境下において動きの速い被写体を撮影するときには、通過穴3a,4bが設けられていない場合に比べると、被写体のブレが僅かなフレーム画像を撮像することができ、質の高い動画像を記録することができる。
また、上述した効果は静止画撮影時においても同様に得ることができ、その場合においても、スミアの発生が防止できるとともに、スミアが発生する心配のない撮影環境下で動きの速い被写体を撮影するときには、通過穴3a,4bが設けられていない場合に比べるとブレが僅かな質の高い静止画像を記録することができる。
また、被写体の明るさに応じて前面偏光フィルタ3と後面偏光フィルタ4の交差角度が変化すると、それに伴い分光透過特性が変化するが、前述したホワイトバランス制御においては、ホワイトバランス調整用のR,G,Bゲインが双方の偏光フィルタ3,4の交差角度の違いに応じたWB調整値によって補正されるため、分光透過特性の変化の影響を受けることのない安定したホワイトバランスを確保することができる。その結果、動画撮影中に表示装置13に表示されるスルー画像や、記録される動画像の色合いが不自然に変動することがなく、質の高いスルー画像表示を行うとともに、質の高い動画像を記録することができる。また、同様の理由により、静止画撮影時においては被写体の明るさの違いにに関係なく記録画像に良好なホワイトバランスを確保することができる。
ここで、本実施の形態においては、前面偏光フィルタ3と後面偏光フィルタ4との双方に通過穴3a,4bを設け、露出制御に際しては双方の偏光フィルタ3,4の回転角度位置を調整するものとしたが、安定したホワイトバランスを確保するだけならば、上記通過穴3a,4bは廃止することができる。その場合の露出制御に際しては、一方側の偏光フィルタの回転角度位置のみを調整して被写体輝度に応じた交差角度を得るようにすればよい。さらには、前面偏光フィルタ3と後面偏光フィルタ4のいずれか一方のみに通過穴を設けるようにすることもできる。その場合、例えば前面偏光フィルタ3側に通過穴3aを設けるのであれば、前面偏光フィルタ3のみの回転角度位置を調整可能な構成とすればよい。
また、本実施の形態におけるホワイトバランス制御では、撮像した画像から取得した評価値に基づいてホワイトバランス調整用R,G,Bゲインを決定した後、それを前面偏光フィルタ3と後面偏光フィルタ4の交差角度に応じたWB調整値により補正するようにしたが、以下のようにしてもよい。例えば撮像した画像から取得した評価値を、上記交差角度をパラメータとする所定の演算を行うことにより補正するようにしてもよい(但し前面偏光フィルタ3と後面偏光フィルタ4の双方が開放角度位置に調整されている場合は除く)。
また、例えば上記評価値を取得する以前の段階で、撮像した画像のデータに対して、予め前面偏光フィルタ3と後面偏光フィルタ4の交差角度の違いによって変化する前述した分光透過特性の変化を補償するための補正処理を行った後、ホワイトバランスの評価値の取得、及びそれに基づくRGB重み付け部9のゲイン調整を上記交差角度と関係なく行うようにしてもよい。より具体的には、前面偏光フィルタ3と後面偏光フィルタ4の交差角度に対応する画像データの色成分の補正値(例えば画像データにおけるR,G,B値やCb,Cr値の補正比率)を示す、図3に示した設定テーブル100とは異なる他の設定テーブルを用意しておき、前面偏光フィルタ3と後面偏光フィルタ4の交差角度に応じた補正値を用いて画像データの色成分補正を行い、補正後の画像データに基づいてホワイトバランスの評価値を取得し、それに基づきRGB重み付け部9のゲイン調整を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態における露出制御では、測光センサ6を用いて被写体輝度を取得するようにしたが、測光センサ6を廃止してCCD2を測光センサとして使用する構成としてもよい。その場合には、ステップS1で取得した画像データからいったん被写体輝度を取得し、取得した被写体輝度を、その時点における前面偏光フィルタ3と後面偏光フィルタ4の交差角度を勘案した輝度に補正し、補正後の被写体輝度に基づき次のフレーム撮像に向けて双方の偏光フィルタ3,4の回転角度位置を調整する露出制御を行わせればよい。
さらに、次のフレームの撮像に向けて調整する双方の偏光フィルタ3,4の回転角度位置を、CCD2の出力信号の大きさを制御目標値とするのに必要な交差角度を得るための角度としたが、例えばフレーム毎の交差角度の調整量を一定とし、フレーム毎に被写体輝度と制御目標値とを比較し、被写体輝度の方が小さければ交差角度を小さくし、かつ被写体輝度の方が大きければ交差角度を大きくするように、双方の偏光フィルタ3,4の回転角度位置を調整するフィードバック制御を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、静止画撮影時には、撮影環境を決定するための事前撮像を行い、その際にDSP/CPU10が上述した露出及びホワイトバランス制御を実行するものとしたが、例えばシャッターキーの半押しによる撮影予告操作(所謂ハーフシャッター)が可能な構成とし、静止画撮影時には、シャッターキーが半押しされた時点で上述した露出及びホワイトバランス制御を実行させるようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、絞り機構を有していないデジタルカメラについて説明したが、本発明は絞り機構を有するデジタルカメラにも採用してもよい。また、本発明は、通常の静止画撮影のみが可能なデジタルカメラや、デジタルカメラ以外にもデジタルビデオカメラ等の他の撮像装置にも採用することができる。さらに、本発明の光量調整装置については、撮像装置以外の他の光学機器にも採用することができる。その場合であっても、一対の偏光フィルタにおける偏光方向の交差角度を変化させることによる光量調整を行いつつ、それらの回転位置を変えるだけで、一対の偏光フィルタの一方又は双方が存在しない状態と同様の透過率を確保することができる。
デジタルカメラの光学系の要部を示す分解斜視図である。 同デジタルカメラの電気的構成を示すブロック図である。 内蔵フラッシュメモリに記憶されている設定テーブルを示す模式図である。 動画撮影中にDSP/CPUが実行する露出及びホワイトバランスの制御手順を示すフローチャートである。 動画撮影時における前面偏光フィルタと後面偏光フィルタの角度位置の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 撮像レンズ
2 CCD
3 前面偏光フィルタ
3a 通過穴
4 後面偏光フィルタ
4a 通過穴
6 測光センサ
9 RGB重み付け部
10 DSP/CPU
15 内蔵フラッシュメモリ
19 フィルタ駆動制御部
20 回転駆動装置
100 設定テーブル
101 被写体輝度
102 前面フィルタ設定角度
103 後面フィルタ設定角度
104 WB調整値
O (入射光の)光軸
P 回転軸

Claims (8)

  1. 被写体を撮像する撮像素子を備えた撮像装置において、
    前記撮像素子への入射光の光軸上に相対向して配置され、少なくともいずれか一方に、所定の回転角度位置にあるとき前記入射光が通過する通過穴が設けられた一対の偏光フィルタと、
    この一対の偏光フィルタを被写体輝度に応じて相対的に回転させ入射光量を制御するとともに、被写体輝度が所定の輝度未満であるとき、前記通過穴が設けられた一方又は双方の偏光フィルタの回転角度位置を前記所定の回転角度位置に制御する光量制御手段と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像素子により撮像される画像のホワイトバランスを制御するホワイトバランス制御手段と、
    前記撮像素子により撮像される画像を、前記一対の偏光フィルタにおける偏光方向の交差角度に応じて補正する補正手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記補正手段は、前記ホワイトバランス制御手段がホワイトバランスの制御に使用する制御値を前記一対の偏光フィルタにおける偏光方向の交差角度に応じて補正することにより、前記撮像素子により撮像される画像を補正することを特徴とする請求項記載の撮像装置。
  4. 動画撮影機能を備え、前記補正手段は、動画撮影中に、前記撮像素子により撮像される画像を、前記一対の偏光フィルタにおける偏光方向の交差角度に応じて補正することを特徴とする請求項又は記載の撮像装置。
  5. 動画撮影機能を備え、前記光量制御手段は、動画撮影中に、前記一対の偏光フィルタを被写体輝度に応じて相対的に回転させ入射光量を制御するとともに、被写体輝度が所定の輝度未満であるとき、前記通過穴が設けられた一方又は双方の偏光フィルタの回転角度位置を前記所定の回転角度位置に制御することを特徴とする請求項記載の撮像装置。
  6. 被写体を撮像する撮像素子と、この撮像素子への入射光の光軸上に相対向して配置され、少なくともいずれか一方に、所定の回転角度位置にあるとき前記入射光が通過する通過穴が設けられた一対の偏光フィルタと、を備えた撮像装置における撮像方法であって、
    前記一対の偏光フィルタを被写体輝度に応じて相対的に回転させ入射光量を制御するとともに、被写体輝度が所定の輝度未満であるとき、前記通過穴が設けられた一方又は双方の偏光フィルタの回転角度位置を前記所定の回転角度位置に制御する光量制御工程
    を含むことを特徴とする撮像方法。
  7. 前記一対の偏光フィルタの相対回転に伴い変化する一対の偏光フィルタにおける偏光方向の交差角度に応じ、前記撮像素子により撮像される画像を補正する補正工程と、
    前記撮像素子により撮像される画像のホワイトバランスを制御するホワイトバランス制御工程と
    を含むことを特徴とする請求項6に記載の撮像方法。
  8. 入射光の光軸上に相対向して配置された一対の偏光フィルタを相対的に回転させることにより光量を調整する光量調整装置において、
    前記一対の偏光フィルタの少なくともいずれか一方に、所定の回転角度位置にあるとき前記入射光が通過する通過穴が設けられたことを特徴とする光量調整装置。
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