JP4418173B2 - 光イメージング装置 - Google Patents

光イメージング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4418173B2
JP4418173B2 JP2003158463A JP2003158463A JP4418173B2 JP 4418173 B2 JP4418173 B2 JP 4418173B2 JP 2003158463 A JP2003158463 A JP 2003158463A JP 2003158463 A JP2003158463 A JP 2003158463A JP 4418173 B2 JP4418173 B2 JP 4418173B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
imaging apparatus
optical imaging
optical
scanning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003158463A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004357870A (ja
JP2004357870A5 (ja
Inventor
康成 石原
唯史 平田
天宇 謝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2003158463A priority Critical patent/JP4418173B2/ja
Priority to US10/846,967 priority patent/US7129473B2/en
Publication of JP2004357870A publication Critical patent/JP2004357870A/ja
Publication of JP2004357870A5 publication Critical patent/JP2004357870A5/ja
Priority to US11/494,184 priority patent/US7427747B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4418173B2 publication Critical patent/JP4418173B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00163Optical arrangements
    • A61B1/00172Optical arrangements with means for scanning
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/0008Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、共焦点光学系を用いて生体組織を画像化する光イメージング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、生体組織や細胞を光軸方向に分解能の良く観察する手段として、光走査型の共焦点顕微鏡が知られている。しかし、この場合、通常の共焦点顕微鏡はサイズが大きく、サンプルは小さく切り出して顕微鏡に載せて観察される。
【0003】
また、この共焦点顕微鏡を小さくして、生物の消化管などに誘導して観察する技術が、例えば特開平9−230248号公報において、微小な共焦点顕微鏡として提案されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−230248号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記微小な共焦点顕微鏡においては、生体組織等にレーザ光を走査して照射するために、例えば内視鏡の鉗子チャンネル等に挿通される光走査プローブの先端内部に照射レーザ光をスキャニングするためのスキャニングミラーが用いられるが、従来は、該スキャニングミラーの共振周波数のズレ等によりスキャニングミラーのミラースキャンが停止しても停止状態を検知することが困難であった。また、共焦点顕微鏡は、一般に焦点深度がきわめて浅いために、位置決めが難しい。
【0006】
すなわち、微小な共焦点顕微鏡を利用した従来の光イメージング装置では、上記の如く、スキャニングミラーのミラースキャンが停止すると、共焦点顕微鏡画像による観察が出来なくなるが、その原因が焦点深度の位置決めが適切でないのか、あるいはスキャニングミラーのミラースキャンが停止したためなのかを判断することが出来ないといった問題がある。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、スキャニングミラーのミラースキャン動作を確実に検知することのできる光イメージング装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の一態様による光イメージング装置は、光源と、前記光源から発生した光を被検体側へ伝送する光伝送手段と、前記光伝送手段によって伝送された光を被検体へ集光する集光手段と、前記被検体に集光される光を移動させる光走査手段と、前記被検体からの戻り光を受ける受光手段と、前記受光手段を用いて受けた戻り光を検出する光検出手段と、前記光検出手段から出力される信号から画像を生成する画像生成手段と、前記光検出手段から出力される信号のうち前記光走査手段を駆動する駆動周波数と略同一の周波数成分またはその整数倍の周波数成分の信号を検出し、その大きさに応じた信号レベルを出力する信号レベル検出手段と、を備えている。
本発明の別の態様による光イメージング装置は、第1および第2光源と、前記第1光源から発生した光を被検体側へ伝送する第1の光伝送手段と、前記第1の光伝送手段によって伝送された光を被検体へ集光する集光手段と、前記被検体に集光される光を移動させる光走査手段と、前記被検体からの戻り光を受ける受光手段と、前記受光手段を用いて受けた戻り光を検出する第1の光検出手段と、前記第1の光検出手段から出力される信号から画像を生成する画像生成手段と、前記第2光源から発生した光を前記光走査手段へ伝送する第2の光伝送手段と、前記第2の光伝送手段により伝送された光を検出する第2の光検出手段と、前記第2の光検出手段から出力される信号のうち前記光走査手段を駆動する駆動周波数と略同一の周波数成分またはその整数倍の周波数成分の信号を検出し、その大きさに応じた信号レベルを出力する信号レベル検出手段と、を備えている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について述べる。
【0010】
図1及び図2は本発明の第1の実施の形態に係わり、図1は光イメージング装置の構成を示す構成図、図2は図1の光走査プローブの先端内の構成を示す図である。
【0011】
図1に示すように、本実施の形態の光イメージング装置1は、レーザ光源2、光伝達部3、光走査部としての光走査プローブ4、検出部5、制御部6、画像処理装置7及びモニタ8によって構成される。
【0012】
光伝達部3は、シングルモードファイバ9からなり、光を双方向に分岐する4端子カプラ10によって構成され、前記レーザ光源2からのレーザ光は4端子カプラ10の4つの端部のうちの1つの端部11aに入射される。この4端子カプラ10の他の1つの端部11c(図2参照)は光走査プローブ4に内挿され、前記レーザ光を光走査プローブ4の先端内部に伝えるように構成されている。また、他の4端子カプラ10の端部のうち、別の端部11dはアイソレータ(図示せず)に接続され、さらに別の端部11bは検出部5に接続されている。
【0013】
図2に示すように、光走査プローブ4の先端内は、シングルモードファイバ9の端部11cが配置されており、端部11cから出射されたレーザ光がY走査ミラー12,X走査ミラー13を反射し光走査プローブ4の先端に設けられた対物レンズ14を介して生体組織15に照射されるようになっている。Y走査ミラー12及びX走査ミラー13は制御部6からの所定の駆動信号を信号線16を介して受信することで、1軸回りに回動制御され、Y走査ミラー12の回動により生体組織15上でレーザ光がY方向に、またX走査ミラー13の回動により生体組織15上でレーザ光がX方向に、それぞれスキャニングされるようになっている。
【0014】
また、生体組織15の焦点面からの戻り光のみが対物レンズ14、X走査ミラー13及びY走査ミラー12を介して端部11cに入射し、図1に示す4端子カプラ10を介して、端部11bに伝送され、検出部5により検出される。
【0015】
図1において、制御部6は、Y走査ミラー12及びX走査ミラー13に所定の駆動信号を出力しY走査ミラー12及びX走査ミラー13をスキャニングするスキャンドライバ17と、検出部5により検出された検出信号のうちスキャンドライバ17の駆動信号の周波数成分の信号レベルVoutを検出するロックインアンプ18と、検出部5により検出された検出信号とロックインアンプ18により検出された駆動信号の周波数成分の検出信号の信号レベルをデジタル信号に変換し画像処理装置7に出力するA/Dコンバータ19とから構成される。
【0016】
このように構成された本実施の形態の光イメージング装置1では、まずレーザ光源2から光伝達部3を介して、レーザ光が光走査プローブ4の先端内部の端部11cに伝送されY走査ミラー12及びX走査ミラー13に出射される。
【0017】
Y走査ミラー12及びX走査ミラー13は、スキャンドライバ17により所定の駆動信号で走査が行われており、レーザ光が対物レンズ14を介して生体組織15の焦点位置を2次元的に走査し、その戻り光が対物レンズ14、X走査ミラー13及びY走査ミラー12を介して端部11cに入射し、4端子カプラ10を介して端部11bに伝送され、検出部5により検出される。
【0018】
検出部5で検出された検出信号は、制御部6において、A/Dコンバータ19でスキャンドライバ17からのサンプリング信号でY走査ミラー12及びX走査ミラー13の駆動信号に同期してサンプリングされてデジタル化されて画像処理装置7に出力される。画像処理装置7ではこのデジタル信号に基づき共焦点顕微鏡画像を生成し、該共焦点顕微鏡画像をモニタ8の画像表示エリア8a(図1参照)に表示する。
【0019】
また、検出部5で検出された検出信号は、制御部6において、ロックインアンプ18にも入力される。検出信号は、対物レンズ14をレーザ光がスキャンした際の対物レンズ14の表面からの反射光成分を有しているため、検出信号はY走査ミラー12及びX走査ミラー13の駆動信号と同じ周波数成分を有しており、ロックインアンプ18によりこの周波数成分の検出信号の信号レベルVoutを検出する。そして、ロックインアンプ18が検出した信号レベルVoutはA/Dコンバータ19を介して画像処理装置7に入力される。
【0020】
画像処理装置7では、ロックインアンプ18が検出した信号レベルVoutを数値化・正規化してモニタ8のレベル表示エリア8b(図1参照)に表示する。
【0021】
術者はレベル表示エリア8bのレベル値を見ることで、このレベル値が例えば所定値以下の場合は、戻り光に駆動信号と同じ周波数成分が無いと判断し、Y走査ミラー12及びX走査ミラー13が停止したと判断する。
【0022】
このように本実施の形態では、検出信号よりY走査ミラー12及びX走査ミラー13の駆動信号と同じ周波数成分の信号レベルを検出しているので、Y走査ミラー12及びX走査ミラー13が停止したことを容易に判断することができ、光走査プローブ4の先端からのレーザ光の出射を制御することができる。
【0023】
なお、モニタ8のレベルを表示するとしたが、これに限らず、「スキャン正常」あるいは「スキャン停止」等を画像処理装置7が所定に閾値と検出信号のY走査ミラー12及びX走査ミラー13の駆動信号と同じ周波数成分の信号レベルとを比較して表示させるようにしてもよい。
【0024】
また、ロックインアンプの代わりにスペクトルアナライザを用いてY走査ミラー12及びX走査ミラー13の駆動信号と同じ周波数成分の信号レベルを検出するようにしてもよい。
【0025】
図3は本発明の第2の実施の形態に係る光イメージング装置の構成を示す構成図である。
【0026】
第2の実施の形態は、第1の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0027】
本実施の形態では、図3に示すように、ロックインアンプ18が検出部5で検出された検出信号よりY走査ミラー12及びX走査ミラー13の駆動信号と同じ周波数成分の信号レベルVfと、Y走査ミラー12及びX走査ミラー13の駆動信号の2倍の周波数成分の信号レベルV2fを検出し、検出したVfとV2fに対して
Vout=((Vf)2+(V2f)21/2
なる演算を施し、この信号レベルVoutをA/Dコンバータ19に出力する演算器21を備えて構成される。その他の構成・作用は第1の実施の形態と同じである。
【0028】
本実施の形態では、第1の実施の形態の効果に加え、基本波と2倍波に対応した信号を出力するため、スキャンドライバ17の歪みによる影響を緩和することが可能となる。
【0029】
図4は本発明の第3の実施の形態に係る光イメージング装置の構成を示す構成図である。
【0030】
第3の実施の形態は、第1の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0031】
本実施の形態では、図4に示すように、ロックインアンプ18が検出した信号レベルVoutを所定の基準電圧Vrefと比較する比較器31と、比較器31の出力に基づきレーザ光源2の発光制御を行うCPU33とを備え、CPU33が前記基準電圧Vrefを比較器31に出力するようになっている。その他の構成・作用は第1の実施の形態と同じである。
【0032】
本実施の形態では、CPU33は、ロックインアンプ18がY走査ミラー12及びX走査ミラー13の駆動信号と同じ周波数成分の信号レベルを検出し、比較器3の比較結果によりY走査ミラー12及びX走査ミラー13が停止していると判断すると、レーザ光源2の発光を停止するので、第1の実施の形態と同様に、光走査プローブ4の先端からのレーザ光の出射を制御することができ、レーザ光源2の劣化を防ぐことが可能となる。
【0033】
図5は本発明の第4の実施の形態に係る光イメージング装置の構成を示す構成図である。
【0034】
第4の実施の形態は、第2の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0035】
本実施の形態では、図5に示すように、レーザ光源2から4端子カプラ10の端部11aに至る光路41中にシャッタ42を設け、CPU33がシャッタ42の開閉状態を制御するようになっている。その他の構成・作用は第3の実施の形態と同じである。
【0036】
本実施の形態では、CPU33は、ロックインアンプ18がY走査ミラー12及びX走査ミラー13の駆動信号と同じ周波数成分の信号レベルを検出し、比較器3の比較結果によりY走査ミラー12及びX走査ミラー13が停止していると判断すると、シャッタ42を制御しシャッタ42を閉じるので、第3の実施の形態と同様に、光走査プローブ4の先端からのレーザ光の出射を制御することができる。
【0037】
図6は本発明の第5の実施の形態に係る光イメージング装置の構成を示す構成図である。
【0038】
第5の実施の形態は、第1の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0039】
本実施の形態では、図6に示すように、検出部5で検出した検出信号の実効値Vrmsを検知するRMS51と、ロックインアンプ18がY走査ミラー12及びX走査ミラー13の駆動信号と同じ周波数成分の信号レベルVfをRMS51が検知した実効値Vrmsで除算し信号レベルVout(=Vf/Vrms)として比較器31に出力する除算器52とを備えて構成される。その他の構成・作用は第3の実施の形態と同じである。
【0040】
本実施の形態では、除算器52はVfをVrmsで割った値Voutを出力することで、信号全体の大きさに対する、スキャニング周波数と同じ成分の大きさの割合が出力される。
【0041】
また、CPU33は、比較器31の比較結果によってVout<VrefのときにY走査ミラー12及びX走査ミラー13が停止していると判断し、光源を停止する。すなわち、信号全体のレベルに対して、スキャニング周波数成分が小さいときにミラーのスキャニング動作が停止したとみなす。
【0042】
本実施の形態では、第3の実施の形態の効果に加え、信号全体に対するスキャニング周波数の成分の斟合の大きさによって光源の動作・停止を制御するため、信号全体の強度の揺らぎ(光源強度の揺らぎや、被検体からの反射光強度の揺らぎなどによる)に影響されなくなる。
【0043】
図7は本発明の第6の実施の形態に係る光イメージング装置の構成を示す構成図である。
【0044】
第6の実施の形態は、第5の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0045】
ロックインアンプ18がY走査ミラー12及びX走査ミラー13の駆動信号と同じ周波数成分の信号レベルVoutと基準電圧Vref1と比較する比較器31と、RMS51が検知した実効値Vrmsと第2の基準電圧Vref2と比較する第2の比較器61とを備えている。その他の構成・作用は第5の実施の形態と同じである。
【0046】
本実施の形態では、CPU33は、Vout<Vref1かつVrms>Vref2のときにY走査ミラー12及びX走査ミラー13が停止していると判断し、光源を停止する。つまり「信号全体の強度がある程度強いにもかかわらず、スキャニング周波数成分が小さいとき」にミラーのスキャニング動作が停止したとみなす。
【0047】
本実施の形態では、第3の実施の形態の効果に加え、Vrms>Vref2となるのは共焦点顕微鏡による観察時のみであるため、ミラーのスキャニング動作の確認が必要でない時(観察していない時)にはミラー検出を行わない(ミラーが止まっているとはみなされない)ため、不要に光源を停止させてしまうことがない。
【0048】
図8ないし図15は本発明の第7の実施の形態に係わり、図8は光イメージング装置の構成を示す構成図、図9は図8の光走査プローブの先端内の構成を示す図、図10は図9の対物レンズの構成を示す図、図11は図8のCPUの作用を説明するフローチャート、図12は図11の処理を説明する第1の図、図13は図11の処理を説明する第2の図、図14は図8の光走査プローブの変形例を示す図、図15は図14の対物レンズの構成を示す図である。
【0049】
第7の実施の形態は、第3の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0050】
本実施の形態では、図8に示すように、ロックインアンプ18が検出部5で検出された検出信号よりY走査ミラー12及びX走査ミラー13の駆動信号の2倍の周波数成分の信号レベルV2fを検出しCPU33に出力する。
【0051】
また、図9及び図10に示すように、光走査プローブ4の先端内の対物レンズ14の外周近傍に光軸に対して対称の円形リング状の散乱物質あるいは蛍光物質からなる反射体71が設けられている。その他の構成は第3の実施の形態と同じである。
【0052】
CPU33では、図11に示すように、ステップS1でV2fを検出すると、ステップS2でV2fが基準値Vref2より小さいかどうか判断する。先端内の対物レンズ14の外周近傍にリング状の反射体71からの反射光は、Y走査ミラー12及びX走査ミラー13が正常にスキャニングしているときは駆動周波数の2倍の周波数の反射光となっているので、ステップS3でV2fが基準値Vref2以上(図12)であればスキャニングが正常な振幅でなされていると判断しステップS1に戻る。また、V2fが基準値Vref2より小さい場合(図13)はスキャニングが所望の振幅でスキャニングされていないので、ステップS4でミラーのスキャニングが停止したと判断しステップS5で光源を停止する。
【0053】
このように本実施の形態では、第3の実施の形態と同様の効果を得ることが出来るばかりか、スキャンミラーによる観察範囲外に反射体71をおき、ミラーが正常にスキャニング動作しているときに駆動周波数に対応した周波数の信号が検出されるので、レンズ表面からの反射光が弱く、ミラーのスキャニング周波数成分を検出することが困難な場合でも、この反射体71からの戻り光を検出することにより、ミラーのスキャニング動作を検出することができる。また、スキャンミラーによる観察範囲外にあるため、被検体の観察を妨げない。
【0054】
なお、図14及び図15に示すように、反射体71を対物レンズ14の外周周辺に蒸着してもよく、この場合、プローブ組み立て時に新たな部品を必要としない。
【0055】
図16ないし図21は本発明の第8の実施の形態に係わり、図16は光走査プローブの先端内の構成を示す図、図17は図16の対物レンズの構成を示す図、図18は図17の光走査プローブを用いた際のCPUの作用を説明するフローチャート、図19は図18の処理を説明する第1の図、図20は図18の処理を説明する第2の図、図21は図18の処理を説明する第3の図である。
【0056】
第8の実施の形態は、第7の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0057】
本実施の形態では、図16及び図17に示すように、光走査プローブ4の先端内の対物レンズ14の外周近傍に光軸に対して非対称の楕円形リング状の散乱物質あるいは蛍光物質からなる反射体71が設けられている。光軸と反射体71の位置関係は図に示すように、反射体71の一端と光軸との距離R1と、反射体71の他端と光軸との距離R2とは異なっており、R1<R2の関係がある。
【0058】
なお、本実施の形態では、ロックインアンプ18は検出部5で検出された検出信号よりY走査ミラー12及びX走査ミラー13の駆動信号の周波数成分の信号レベルVf及び2倍の周波数成分の信号レベルV2fを検出しCPU33に出力する。その他の構成は第7の実施の形態と同じである。
【0059】
CPU33では、図18に示すように、ステップS11でV2fを検出すると、ステップS12でV2fが基準値Vref2より小さいかどうか判断する。先端内の対物レンズ14の外周近傍にリング状の反射体71からの反射光は、Y走査ミラー12及びX走査ミラー13が正常にスキャニングしているときはスキャン範囲(振幅)が2×R2のスキャンを行っており、駆動周波数の2倍の周波数の反射光となっているので、ステップS13でV2fが基準値Vref2以上(図19)であればスキャニングが正常な振幅でなされていると判断しステップS11に戻る。また、V2fが基準値Vref2より小さい場合(図20あるいは図21)はスキャニングが正常振幅でスキャニングされていないので、ステップS14でVfを検出し、ステップS15でVfが基準値Vref3より小さいかどうか判断する。
【0060】
Vfが基準値Vref3以上(図20)と判断すると、ステップS16で振幅範囲が狭くはなっているがスキャニングは行われている(振れ角異常)と判断し、ステップS17でスキャン周波数を調整してステップS11に戻る。スキャン周波数を調整することで、温度等による共振周波数のズレを補正し正常振幅のスキャンに自動調整する。
【0061】
Vfが基準値Vref3より小さい(図21)と判断すると、ステップS18でミラーのスキャニングが停止したと判断しステップS19で光源を停止する。
【0062】
このように本実施の形態では、第7の実施の形態の効果に加え、正常振幅のスキャンに自動調整することが可能となる。
【0063】
図22ないし図26は本発明の第9の実施の形態に係わり、図22は光イメージング装置の構成を示す構成図、図23は図22の光走査プローブの先端内の構成を示す図、図24は図23のX走査ミラーの駆動波形を示す図、図25は図23の散乱体からの戻り光の波形を示す図、図26は図22の光走査プローブの変形例の先端内の構成を示す図である。
【0064】
第9の実施の形態は、第3の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0065】
本実施の形態では、図22に示すように、光走査部としての光走査プローブ4に対する共焦点光学系であるレーザ光源2、光伝達部3、検出部5とは別に、ミラーのスキャンを検出するための光学系であるレーザ光源2a、光伝達部3a、検出部5aを備えており、図23に示すように、光伝達部3aを構成するシングルモードファイバ9aの一端が光走査プローブ4の先端に配置され、例えばX走査ミラー13の背面に散乱体101が設けられている。
【0066】
共焦点光学系と同様に、ミラーのスキャンを検出するための光学系では、レーザ光源2aからのレーザ光が散乱体101で反射され、反射光が検出部5aにて検出され、検出部5aでの検出結果に基づきCPU33がレーザ光源2を制御する。
【0067】
なお、散乱体101からの反射光強度は、X走査ミラー13がニュートラルの位置にある時(図24の点A)に最大となる(図25の点B)ようにシングルモードファイバ9aと散乱体101との位置が調整されている。
【0068】
このように本実施の形態でも第3の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0069】
なお、図26に示すように、光走査プローブ4の先端でのシングルモードファイバ9aの出射端に先端加工レンズ102を設けてもよく、先端加工レンズ102を設けることで、X走査ミラー13の背面に設けた散乱体101からの戻り光を効率よく集光することが可能となる。
【0070】
図27ないし図33は本発明の第10の実施の形態に係わり、図27は光走査プローブの先端内の構成を示す図、図28は図27のXYスキャンミラーの構成を示す図、図29は図27の光走査プローブにより共焦点画像を生成する光イメージング装置の構成を示す図、図30は図28の光検出器から検出される信号波形を示す図、図31は図30の信号波形のX成分波形を示す図、図32は図30の信号波形のY成分波形を示す図、図33は図29のCPUの作用を説明するフローチャートである。
【0071】
第10の実施の形態は、第3の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0072】
本実施の形態では、図27に示すように、光走査プローブ4の先端においてシングルモードファイバ9より出射されたレーザ光は、固定ミラー111にてxyスキャンミラー112に伝送され、XYスキャンミラー112によりXY面で2次元スキャンされて対物レンズ14を介して生体組織15に照射されるようになっている。また、図28に示すように、XYスキャンミラー112は、4つのヒンジ部113により保持されており、XYスキャンミラー112の背面には光を検出する光検出器114が設けられ、光検出器114に対向した位置にシングルモードファイバ9とは異なるファイバ115の出射端面が配置されている(図27参照)。
【0073】
本実施の形態では、図29に示すように、ファイバ115にレーザ光を供給するレーザ光源2bを備え、ロックインアンプ18は光検出部114からの検出信号よりXYスキャンミラー112におけるXスキャン成分の信号Vfx及びYスキャン成分の信号Vfyを抽出するようになっている。詳細には、光検出部114からの検出信号は、図30に示すようにXスキャン成分及びYスキャン成分を含む信号となっており、ロックインアンプ18は、このような検出信号より図31に示すようなXスキャン成分の信号及び図32に示すようなYスキャン成分の信号に対応したレベル信号を抽出する。
【0074】
ロックインアンプ18により抽出された信号Vfx及びVfyはそれぞれ比較器116,117で基準値Vrefx及びVrefyと比較され比較結果がCPU33に出力されるようになっている。
【0075】
図33に示すように、ステップS21でVfx及びVfyが検出されると、比較器116,117で基準値Vrefx及びVrefyと比較される。CPU33は、ステップS22でVfx<VrefxあるいはVfy<Vrefyかを判断し、NoならばステップS23でスキャニングが正常な振幅でなされていると判断しステップS21に戻る。また、Yesの場合はスキャニングが所望の振幅でスキャニングされていないので、ステップS24でミラーのスキャニングが停止したと判断しステップS25で光源を停止する。
【0076】
このように本実施の形態でも第3の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0077】
図34ないし図39は本発明の第11の実施の形態に係わり、図34は光走査プローブの先端内の構成を示す図、図35は図34の4分割の光検出器の構成を示す図、図36は図34の光走査プローブにより共焦点画像を生成する光イメージング装置の構成を示す図、図37は図35の4分割の光検出器より検出されるX成分信号を示す図、図38は図35の4分割の光検出器より検出されるY成分信号を示す図、図39は図36のCPUの作用を説明するフローチャートである。
【0078】
第11の実施の形態は、第10の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0079】
本実施の形態では、図34に示すように、XYスキャンミラー112の背面に光検出器114の代わりに固定ミラー121を配置し、ファイバ115の出射端面より照射されたレーザ光を光検出器122で検出するようになっており、光検出器122は、図35に示すように4分割光検出素子より構成され、各素子の加減信号、図において素子A,B,C,Dの出力信号をA,B,C,Dとしたとき(A+B)−(C+D)及び(A+C)−(B+D)の加減信号をロックインアンプ18に出力するようになっている。
【0080】
ロックインアンプ18では、図36に示すように、(A+B)−(C+D)よりXYスキャンミラー112のミラースキャニング周波数のXスキャン成分(図37参照)の信号レベルVfxを抽出し、また(A+C)−(B+D)よりXYスキャンミラー112のミラースキャニング周波数のYスキャン成分(図38参照)の信号レベルVfyを抽出する。
【0081】
このように構成された本実施の形態では、第10の実施の形態と同様な作用(図33のフローチャート参照)により同じ効果を得ることができる。
【0082】
さらに本実施の形態では、図39に示すような処理を行うことができる。詳細には、ステップS31でVfx及びVfyが検出されると、比較器116,117で基準値Vrefx及びVrefyと比較される。CPU33は、ステップS32でVfx<Vrefx1あるいはVfy<Vrefy1かを判断し、NoならばステップS33でスキャニングが正常な振幅でなされていると判断しステップS21に戻る。
【0083】
また、Yesの場合はスキャニングが所望の振幅でスキャニングされていないので、ステップS34でVfx<Vrefx2(Vrefx1>Vrefx2)あるいはVfy<Vrefy2(Vrefy1>Vrefy2)かを判断し、NoならばステップS35でスキャニングは行われているが、正常な振幅ではないので、ステップS36で振幅範囲が狭くはなっているがスキャニングは行われている(振れ角異常)と判断し、ステップS37でスキャン周波数を調整してステップS31に戻る。スキャン周波数を調整することで、温度等による共振周波数のズレを補正し正常振幅のスキャンに自動調整する。
【0084】
Vfx<Vrefx2(Vrefx1>Vrefx2)あるいはVfy<Vrefy2(Vrefy1>Vrefy2)ならば、ステップS38でミラーのスキャニングが停止したと判断しステップS39で光源を停止する。
【0085】
図40は本発明の第12の実施の形態に係る光イメージング装置の構成を示す構成図である。
【0086】
第12の実施の形態は、第3の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0087】
図40に示すように、本実施の形態では、生体組織15に対して蛍光を励起させる波長λeの励起光を発生させる光源201と、この励起光を透過するハーフミラー202と、ハーフミラー202を介した励起光を光走査プローブ4の先端に導光するファイバ203の入射端面に導くダイクロイクミラー204とを備えている。
【0088】
そして、励起光が光走査プローブ4の先端内でスキャニングされ生体組織15に照射され、その戻り光が再びファイバ203に入射されてダイクロイクミラー204へと導光される。生体組織15からの戻り光は波長λfの蛍光と波長λeの戻り励起光を含んでおり、ダイクロイクミラー204では波長λfの蛍光を透過して検出部6で検出される。検出部6で検出された検出信号により共焦点画像が生成される。
【0089】
一方、ダイクロイクミラー204においては、波長λeの戻り励起光は透過されず、戻り励起光はハーフミラー202に導光され、ハーフミラー202で反射されて検出部6とは別体の検出部206にて検出される。検出部206で検出された検出信号はロックインアンプ18に出力され、ロックインアンプ18にてスキャン周波数成分の信号レベルVoutが抽出される。その他の構成・作用は第3の実施の形態と同じである。
【0090】
このように本実施の形態でも第3の実施の形態と同様な効果を得ることができる。また、本実施の形態では、画像化に用いる光とスキャニング動作の検出に用いる光とを検出する検出部が別に設けているので、より正確な動作検出が可能である。
【0091】
図41及び図42は本発明の第13の実施の形態に係わり、図41は光イメージング装置の構成を示す構成図、図42は図41の光走査プローブの先端に配置される対物レンズの構成を示す図である。
【0092】
第13の実施の形態は、第12の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0093】
本実施の形態では、図41に示すように、光源201からの波長λeの励起光がダイクロイクミラー204に直接導光され、ダイクロイクミラー204によりファイバ203の入射端面に入射される。
【0094】
図42に示すように、対物レンズ14の内側表面外環には波長λeの励起光に対して波長λ1の蛍光を発する蛍光物質211が塗布されている。この結果、ファイバ203への戻り光は生体組織15からの波長λfの蛍光と蛍光物質211からの波長λ1の蛍光となる。
【0095】
ダイクロイクミラー204は、これら波長λf及びλ1を選択的に透過可能になっており、図41のようにダイクロイクミラー204を透過した波長λf及びλ1の蛍光がダイクロイクミラー212に導光される。ダイクロイクミラー212は波長λfの蛍光と波長λ1の蛍光とを分離し、波長λfの蛍光を検出部6に出射し、波長λ1の蛍光を検出部206に出射するようになっている。その他の構成・作用は第12の実施の形態と同じである。
【0096】
本実施の形態では、対物レンズ14の表面の蛍光物質211からの波長λ1の蛍光を用いてミラーのスキャニング動作を検知し、生体組織15からの波長λfの蛍光を画像化に用いる。
【0097】
このように本実施の形態では、第12の実施の形態の効果に加え、スキャニング動作の検知にも蛍光を用いているため、スキャニング動ミラーのスキャン動作とは関係の無い反射光や散乱光(途中の光学系の迷光など)の中のノイズ光による誤検知を避けることができる。
【0098】
図43は本発明の第14の実施の形態に係る光イメージング装置の構成を示す構成図である。
【0099】
第14の実施の形態は、第13の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0100】
本実施の形態では、図43に示すように、光源201は波長λe1の励起光及び波長λe2の励起光を発生するようになっており、波長λe1の励起光は生体組織15から波長λfの蛍光を励起し、波長λe2の励起光は蛍光物質211から波長λ1の蛍光を励起させる。その他の構成・作用は第13の実施の形態と同じである。
【0101】
本実施の形態では、第13の実施の形態の効果に加え、被検体への励起光と蛍光物質への励起光の波長を異なるものにすることにより、λfとλ1の差を比較でき自由に制御できる(差を大きくすることができる)ため、それぞれの波長の光の分離精度が向上し、スキャニング動作の検出能も向上する。
【0102】
なお、上記各実施の形態は、図44に示すように、電子内視鏡301、内視鏡光源装置302、ビデオプロセッサ303等からなる内視鏡装置304と共に使用可能であって、電子内視鏡301の鉗子挿入チャンネルに光走査プローブ4を挿通させることで、モニタ305に内視鏡画像と共焦点画像を表示させることが可能である。
【0103】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
【0104】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、スキャニングミラーのミラースキャン動作を確実に検知することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る光イメージング装置の構成を示す構成図
【図2】図1の光走査プローブの先端内の構成を示す図
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る光イメージング装置の構成を示す構成図
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る光イメージング装置の構成を示す構成図
【図5】本発明の第4の実施の形態に係る光イメージング装置の構成を示す構成図
【図6】本発明の第5の実施の形態に係る光イメージング装置の構成を示す構成図
【図7】本発明の第6の実施の形態に係る光イメージング装置の構成を示す構成図
【図8】本発明の第7の実施の形態に係る光イメージング装置の構成を示す構成図、
【図9】図8の光走査プローブの先端内の構成を示す図
【図10】図9の対物レンズの構成を示す図
【図11】図8のCPUの作用を説明するフローチャート
【図12】図11の処理を説明する第1の図
【図13】図11の処理を説明する第2の図
【図14】図8の光走査プローブの変形例を示す図
【図15】図14の対物レンズの構成を示す図
【図16】本発明の第8の実施の形態に係る光走査プローブの先端内の構成を示す図
【図17】図16の対物レンズの構成を示す図
【図18】図17の光走査プローブを用いた際のCPUの作用を説明するフローチャート
【図19】図18の処理を説明する第1の図
【図20】図18の処理を説明する第2の図
【図21】図18の処理を説明する第3の図
【図22】本発明の第9の実施の形態に係る光イメージング装置の構成を示す構成図
【図23】図22の光走査プローブの先端内の構成を示す図
【図24】図23のX走査ミラーの駆動波形を示す図
【図25】図23の散乱体からの戻り光の波形を示す図
【図26】図22の光走査プローブの変形例の先端内の構成を示す図
【図27】本発明の第10の実施の形態に係る光走査プローブの先端内の構成を示す図
【図28】図27のXYスキャンミラーの構成を示す図
【図29】図27の光走査プローブにより共焦点画像を生成する光イメージング装置の構成を示す図
【図30】図28の光検出器から検出される信号波形を示す図
【図31】図30の信号波形のX成分波形を示す図
【図32】図30の信号波形のY成分波形を示す図
【図33】図29のCPUの作用を説明するフローチャート
【図34】本発明の第11の実施の形態に係る光走査プローブの先端内の構成を示す図
【図35】図34の4分割の光検出器の構成を示す図
【図36】図34の光走査プローブにより共焦点画像を生成する光イメージング装置の構成を示す図
【図37】図35の4分割の光検出器より検出されるX成分信号を示す図
【図38】図35の4分割の光検出器より検出されるY成分信号を示す図
【図39】図36のCPUの作用を説明するフローチャート
【図40】本発明の第12の実施の形態に係る光イメージング装置の構成を示す構成図
【図41】本発明の第13の実施の形態に係る光イメージング装置の構成を示す構成図
【図42】図41の光走査プローブの先端に配置される対物レンズの構成を示す図
【図43】本発明の第14の実施の形態に係る光イメージング装置の構成を示す構成図
【図44】本発明の各実施の形態の光イメージング装置を用いることのできる医療機器の一例である内視鏡装置を示す図
【符号の説明】
1…光イメージング装置
2…レーザ光源
3…光伝達部
4…光走査プローブ
5…検出部
6…制御部
7…画像処理装置
8…モニタ
9…シングルモードファイバ
10…4端子カプラ
12…Y走査ミラー
13…X走査ミラー
14…対物レンズ
17…スキャンドライバ
18…ロックインアンプ
19…A/Dコンバータ

Claims (13)

  1. 光源と、
    前記光源から発生した光を被検体側へ伝送する光伝送手段と、
    前記光伝送手段によって伝送された光を被検体へ集光する集光手段と、
    前記被検体に集光される光を移動させる光走査手段と、
    前記被検体からの戻り光を受ける受光手段と、
    前記受光手段を用いて受けた戻り光を検出する光検出手段と、
    前記光検出手段から出力される信号から画像を生成する画像生成手段と、
    前記光検出手段から出力される信号のうち前記光走査手段を駆動する駆動周波数と略同一の周波数成分またはその整数倍の周波数成分の信号を検出し、その大きさに応じた信号レベルを出力する信号レベル検出手段と、
    を備えたことを特徴とする光イメージング装置。
  2. 前記画像生成手段により生成された画像を表示する画像表示手段を備え、
    前記画像表示手段は、前記信号レベル検出手段からの信号レベルを表示するレベル表示エリアを有することを特徴とする請求項1に記載の光イメージング装置。
  3. 前記光検出手段から出力される信号の実効値を検知する実効検知手段と、
    前記信号レベル検出手段からの出力を前記実効値検出手段で検知された実効値で除算する除算手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光イメージング装置。
  4. 前記集光手段の表面または近傍に散乱物質または蛍光物質からなる反射体が設けられ、
    前記光検出手段は、前記受光手段を用いて受けた戻り光とともに、前記反射体からの光を検出することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の光イメージング装置。
  5. 前記光の光路中に設けられたシャッタと、
    前記信号レベル検出手段からの出力の値とあらかじめ決められた基準値との比較結果に応じて前記シャッタの開閉を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の光イメージング装置。
  6. 前記信号レベル検出手段からの出力の値とあらかじめ決められた基準値との比較結果に応じて前記光源の停止を制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の光イメージング装置。
  7. 第1および第2光源と、
    前記第1光源から発生した光を被検体側へ伝送する第1の光伝送手段と、
    前記第1の光伝送手段によって伝送された光を被検体へ集光する集光手段と、
    前記被検体に集光される光を移動させる光走査手段と、
    前記被検体からの戻り光を受ける受光手段と、
    前記受光手段を用いて受けた戻り光を検出する第1の光検出手段と、
    前記第1の光検出手段から出力される信号から画像を生成する画像生成手段と、
    前記第2光源から発生した光を前記光走査手段へ伝送する第2の光伝送手段と、
    前記第2の光伝送手段により伝送された光を検出する第2の光検出手段と、
    前記第2の光検出手段から出力される信号のうち前記光走査手段を駆動する駆動周波数と略同一の周波数成分またはその整数倍の周波数成分の信号を検出し、その大きさに応じた信号レベルを出力する信号レベル検出手段と、
    を備えたことを特徴とする光イメージング装置。
  8. 前記信号レベル検出手段からの出力に基づいた値とあらかじめ決められた基準値との比較結果に応じて前記第1の光伝送手段からの前記光の出射を制御する制御手段を
    を備えたことを特徴とする請求項7に記載の光イメージング装置。
  9. 前記光の光路中に設けられたシャッタを備え、
    前記制御手段が前記比較結果に応じて前記シャッタの開閉を制御することを特徴とする請求項7に記載の光イメージング装置。
  10. 前記制御手段が前記比較結果に応じて前記光源の停止を制御することを特徴とする請求項7に記載の光イメージング装置。
  11. 前記光走査手段に散乱体が設けられ、
    前記第2の光検出手段は、前記第2の光伝送手段により伝送されて前記散乱体において反射された光を検出することを特徴とする請求項7に記載の光イメージング装置。
  12. 前記第2の光検出手段は、前記光走査手段に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の光イメージング装置。
  13. 前記被検体内に挿入可能なプローブを備え、
    前記光り伝送手段の少なくとも一部は、前記プローブの内部に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか一つに記載の光イメージング装置。
JP2003158463A 2003-05-16 2003-06-03 光イメージング装置 Expired - Fee Related JP4418173B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003158463A JP4418173B2 (ja) 2003-06-03 2003-06-03 光イメージング装置
US10/846,967 US7129473B2 (en) 2003-05-16 2004-05-14 Optical image pickup apparatus for imaging living body tissue
US11/494,184 US7427747B2 (en) 2003-05-16 2006-07-27 Optical image pickup apparatus for imaging living body tissue

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003158463A JP4418173B2 (ja) 2003-06-03 2003-06-03 光イメージング装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2004357870A JP2004357870A (ja) 2004-12-24
JP2004357870A5 JP2004357870A5 (ja) 2006-07-20
JP4418173B2 true JP4418173B2 (ja) 2010-02-17

Family

ID=34051862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003158463A Expired - Fee Related JP4418173B2 (ja) 2003-05-16 2003-06-03 光イメージング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4418173B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7530948B2 (en) 2005-02-28 2009-05-12 University Of Washington Tethered capsule endoscope for Barrett's Esophagus screening
JP2010113309A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Hoya Corp 光走査型内視鏡装置、光走査型内視鏡、および光走査型内視鏡プロセッサ
JP5524947B2 (ja) * 2009-02-24 2014-06-18 テルモ株式会社 画像診断装置及びその作動方法
JP6662704B2 (ja) * 2016-05-10 2020-03-11 株式会社ディスコ レーザー加工装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004357870A (ja) 2004-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5025877B2 (ja) 走査型単一光ファイバシステムを用いる医療用画像化、診断および治療
US6582363B2 (en) Video endoscope system and illumination optical system
US10111614B2 (en) Apparatus and method for detecting NIR fluorescence at sentinel lymph node
US9846121B2 (en) Device and method for multi-photon fluorescence microscopy for obtaining information from biological tissue
KR100411631B1 (ko) 형광 내시경 장치 및 그 장치를 이용한 진단부위 조상 방법
US7324211B2 (en) Optical tomographic image obtaining apparatus
US7129473B2 (en) Optical image pickup apparatus for imaging living body tissue
EP1441215B1 (en) Optical scanning type observation device
US20060020172A1 (en) OCT laryngoscope
US20040247268A1 (en) Optical imaging system
EP1201182B1 (en) Imaging apparatus
KR20010110420A (ko) 내시경 진단용 자가 형광 영상화 시스템
JP2006061683A (ja) 内視鏡装置
KR20030010537A (ko) 인체 조직의 화상제공 및 분광 진단 장치
US7609440B2 (en) In-vivo examination apparatus
JP4418173B2 (ja) 光イメージング装置
JP4647449B2 (ja) 試料分析装置
JP2010142570A (ja) 内視鏡光学系
JP2007136212A (ja) 光イメージング装置
KR20180032723A (ko) 치아 구조/기능 영상을 위한 복합영상장치
JP2010014667A (ja) 光プローブおよび光プローブの照射光調整方法
JP2000325295A (ja) 蛍光診断情報出力方法および装置
JP2008246078A (ja) 内視鏡プロセッサおよび内視鏡システム
JP2008113967A (ja) 内視鏡プロセッサ、内視鏡、内視鏡システム
JP2008113969A (ja) 内視鏡、内視鏡プロセッサ、および内視鏡システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060602

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060602

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091127

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4418173

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131204

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees