JP4416660B2 - 信号の周波数を変換するためのシステムおよび方法 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に信号処理システムに関し、より詳しくは、例えば、オフセットフェーズロックドループを使用した通信用送信機、通信システム内で処理する信号の周波数を変換するためのシステムおよび方法に関する。
通信システム内の音声、データおよび他の種類のベースバンド信号を送信するために、いくつかの機能を実行しなければならない。これらの機能には、システム仕様を満たすのに十分な搬送波周波数まで、信号のフィルタリング、増幅、次いで変調が含まれる。行う変調の種類は、通信機を分類するための基礎として働く。ベースバンド信号の変調(またはアップコンバージョン)が2段階で行われるとき、送信機は、二重変換アーキテクチャを有すると言われる。なお、変調が、一段階で行われるとき、送信機は、直接変換アーキテクチャを有すると言われる。
図1は、従来の二重変換アーキテクチャを有した送信機を示す。この送信機は、2段階でベースバンド信号のアップコンバージョンを行う変調器を含む。第1段階では、ベースバンド信号のI成分およびQ成分が、混合器1および2中に入力された局部発振器信号LO1の位相シフト分に基づいて、中間周波数(IF;intermediate frequency)に変換される。次に、IF信号は、混合されて、混合器3に入力された第2の局部発振器信号LO2に基づいて、搬送波周波数に変換される。最後に、その結果得られたRF信号が、フィルタリングされ増幅されてアンテナから送信され、その後受信機で復調される。
図2は、従来の直接変換アーキテクチャを有した送信機を示す。二重変換送信機とは違い、直接変換送信機は、変調を1段階だけ使用してRF送信信号を生成する。変調に先立ち、IチャネルおよびQチャネルに沿って、ディジタル信号が、DAC4によってアナログ信号に変換され、LPF5でフィルタリングされ、VGA6によって増幅される。次に、それらの信号は、それぞれ混合器8および9内でそれらの信号を局部発振器信号LOの位相シフト分と混合することによって、変調される。局部発振信号は、搬送波周波数に設定されているので、変調は、1段階で行われる。プロセスを完成するために、変調された信号を混合し増幅しフィルタリングして、アンテナから受信機に送信する。この具体的な変調スキームは、直接直交変調として周知になっている。
図3は、変換ループアーキテクチャ、またはオフセットフェーズロックドループ(OPLL)アーキテクチャとして周知の第3の従来のアーキテクチャを有した送信機を示す。二重変換送信機と同様に、変換ループ送信機は、2つのPLL回路を使用してRF信号を生成する。しかし、変換ループ送信機は、そのPLL回路を極めて異なる方法で使用する。
その変換ループ送信機は、周波数変換を行う方法が、二重変換送信機とは異なる。図1のアーキテクチャでは、IF信号と第2の局部発振信号を混合する混合器3によって、中間周波数(IF)信号を搬送波周波数へ変換する。変換ループ送信機では、この混合器は、搬送波周波数への変換を行う制御ユニット20で置き換えられる。
その制御ユニットは、送信機の前向き信号経路に沿って位置する位相周波数検出器/クロック周波数(PFD/CF)ユニット22と、フィルタ24と、電圧制御発振器26とを含み、ならびに帰還経路に沿って位置する混合器27と、フィルタ28とを含む。制御回路が周波数変換を行う方法について、ここで説明する。まず、送信する情報を含んだベースバンド信号を第1の混合器10に入力する。ベースバンド信号は、ガウス分布最小偏位変調(GMSK;Gaussian Minimum Shift Keying)データでよく、その混合器は、従来の二重変換送信機の第1の混合器と同様のものでよい。この図に示すように、混合器10は、フェーズロックドループ回路PLL2によって生成された局部発振信号FLO2を使用して、GMSKデータをベースバンド周波数から中間周波数へ変換する。混合された後、IF信号は、帯域通過フィルタ15によってフィルタリングされて、不要成分、またはいわゆるミラー周波数成分が、除去される。
制御ループは、以下に示す段階に従って中間周波数信号を搬送波周波数へ変換する。まず、電圧制御発振器(VCO)は、予めセットされた周波数FVCOによる信号を出力する。混合器27は、この信号とフェーズロックドループPLL1によって生成された第2の局部発振信号FLO1を混合する。この混合器の出力は、2つのミラー周波数、FVCO+FLO1およびFVCO−FLO1を含む。帯域通過フィルタ28は、より高い周波数の信号を除去し、PFD/CPユニット中により低い周波数の信号を入力する。
PFD/CPユニットは、フィルタ15から出力されたIF信号の周波数が、フィルタ28から出力された信号の周波数と一致しているかどうかを判定する。これらの信号が一致していない場合、PFD/CPユニットは、その間に存在する周波数の不一致の程度を表す差信号を発生する。この差信号は、フィルタ22によってフィルタリングされてVCO中に入力され、それによってフィルタ28から出力される周波数が、IF信号周波数と一致するように、FVCOの周波数を制御する。したがって、フィルタ28の出力(FVCO−FLO1)がFLO2に一致するまで、VCOが調節されるので、IF信号は、基準信号といわれる。
これらの信号間で周波数が一致した後、PFD/CPユニットは、フィルタ28から出力された信号の位相をIF信号の位相と比較する。不一致がある場合、PFD/CPユニットは、フィルタ28から出力された信号の位相が、IF信号の位相と一致するまで、VCO出力を調整する差信号を出力する。フィルタ28の出力の周波数および位相が一致したとき、VCOの周波数は、所望の搬送波周波数に設定されることになる。次に、VCOは、送信するために、搬送波周波数による変調ベースバンド信号をアンテナに出力する。
上記に述べた送信機は、それぞれ利点および欠点を有する。
二重変換送信機は、中間周波数(IF)ステージにおいて、狭帯域フィルタリングおよび利得制御を効率的に実現することができるので望ましい。2つの局部発振周波数を使用して送信信号を生成することによって、二重変換送信機は、インジェクションプリングとして知られた問題、すなわち直接変換送信機では通常起こる現象も回避する。二重変換送信機は、他の種類の送信機より比較的問題が少ないことも分かっている。
これらの利点にもかかわらず、二重変換送信機に、いくつかの事例では、好ましくないようにさせる欠点がある。おそらく最も重大なのは、二重変換送信機は、ハードウェアが、たとえば直接変換送信機より多く必要になることである。このハードウェアの大部分は、ベースバンド信号の第1(またはIF)のアップコンバージョンを行うために使用されるフィルタ回路および発振回路の形を取る。二重変換送信機は、別々のフェーズロックドループ(PLL)回路を使用して、アップコンバージョンに必要な発振信号も生成する。これらの欠点は、コストおよび複雑さの点から深刻なことになることが分かっているが、符号分割多元接続(CDMA)および時分割多重接続(TDMA)による今日使用されている多くの携帯電話システムでは、この種類の送信機が、使用されている。
直接変換送信機は、二重変換送信機および変換ループ送信機が実現できない利点を提供する。たとえば、上記で論議したように、直接変換送信機は、ハードウェアの使用が、二重変換送信機より少ない。というのは、局部発振周波数を1つだけ使用して送信信号を生成するからである。したがって、PLLは、1つだけが必要である。これと同じ利点は、信号を生成するためにやはり2つのPLL回路を使用する変換ループ送信機に対しても、存在する。直接変換送信機は、変換ループ送信機において見られる帰還ループも必要でない。したがって、直接変換送信機は、ハードウェアの使用がより少なく、そのため送受話器および高度に集積化された他の用途で使用するのにより適する。
これらの利点にかかわらず、直接変換送信機には、いくつかの重大な欠点がある。たとえば、直接変換送信機は、通信システムの受信バンド中のノイズ低減仕様を満たすために、複式フィルタを使用する。これらのフィルタは、送信機内で数dBの損失を引き起こし、電力増幅器から電力を追加することによって、この損失を補償しなければならない。このいわゆる「バックオフ」電力が、連続通話時間を著しく減少させる。したがって、直接変換送信機は、多くの携帯電話用途には最適の選択ではない。たとえば、(複式フィルタを使用しない)変換ループフィルタが、TDMA用途(たとえばGSM)では、一般に直接変換アーキテクチャにまさって使用されてきた。
変換ループ送信機は、上記の2つの種類の送信機がいずれも達成することができない利点を提供する。帰還ループ中で使用されるPLLが、たとえば、トラッキング狭帯域・帯域通過フィルタのように働くことによって、外部におけるフィルタリングを最小にする。これによって、変換ループ送信機は、コストおよび電力消費に対する要求を低減するため、GSM送受話器中で使用するのに好ましいものになる。
変換ループ送信機は、低ノイズフロアも実現する。これによって、直接変換アーキテクチャ中で使用される複式フィルタを1つの簡単なスイッチに置き換えることが可能になる。その結果、複式フィルタに関与する挿入損失が、なくなり、それによって、送信機中の電力増幅器を低い出力電力で動作させることが可能になる。したがって、他の多くの送信機アーキテクチャにおけるのとは異なり、C級電力増幅器を使用することができ、それによって電力印加効率の向上がもたらされる。これは、変調が定エンベロープ信号であるGSMでは、極めて重要である。
変換ループシステムの追加の利点は、VCOが、存在する恐れのあるどんな残留振幅変調(AM)成分も取り除くことである。そのため、C級増幅器をより厳しく駆動させることが可能になり、それによって電力印加効率向上の追加の手段がもたらされる。
これらのすべての利点にかかわらず、携帯電話通信システム中に応用されたとき、変換ループ送信機には、その効率を最適にさせないようにする、いくつかの欠点がある。おそらく最も重大なのは、これらの送信機が、複数のPLL回路を使用して、ベースバンド信号を搬送波周波数へ変換するために必要な発振信号を生成しなければならないことである。これらの追加の発振器は、送受話器の物理的寸法およびコスト、ならびにその電力要求を増加させる。その結果、従来の変換ループ送信機は、所望の速度より速い速度で、送受話器のバッテリ中に蓄えられた電荷を消耗する。
したがって、変換ループ送信機中で信号を変調するための改良されたシステムおよび方法が、必要である。より詳しくは、従来の変換ループ送信機と比較してより経済的な電力効率がより高い形で動作し、かつ、たとえば携帯電話の送受話器内に組み込まれたとき、よりスペースを取らないようにより高度に集積化されたアーキテクチャを有した、変調信号を生成するためのシステムおよび方法が、必要である。
本発明の一目的は、変換ループ送信機中で信号を変調するための改良されたシステムおよび方法を提供することである。
本発明の他の目的は、従来の変換ループ送信機と比較してより経済的な電力効率がより高い形で変調信号を生成することによって、上記に述べた目的を達成することである。
本発明の他の目的は、従来の変換ループ送信機中で使用されているものより、少ない発振器回路および/または簡単なハードウェアを使用することによって、上記に述べた目的を達成することである。
本発明の他の目的は、この種類の従来の送信機より高度に集積化され、したがって、たとえば携帯電話の送受話器内に組み込まれたとき、よりスペースを取らない変換ループ送信機を提供することである。
本発明の他の目的は、変換ループ変調器中で周波数を変換する目的を有した発振信号を生成するための改良された方法を提供することである。
本発明のこれらおよび他の目的、利点は、フェーズロックドループ回路を多くとも1つ使用して、送信機信号を生成するシステムおよび方法を提供することによって、達成される。本発明の一実施形態によれば、システムは、基準発振信号を生成するフェーズロックドループユニットと、基準信号から第1および第2の発振信号を生成する局部発振器信号発生器とを含む。第1および第2の発振信号は、所望の搬送波周波数に比例して調和的に互いに関連付けられ、それらの周波数は、それらの和が、搬送波周波数と等しくなることを保証するように選択される。送信機信号を生成するために、第1の発振信号は、ベースバンド信号と混合されて、中間周波数信号を形成し、第2の発振信号は、変換ループ中に入力されて、IF信号を搬送波周波数へ変換するための基礎として使用される。
本発明のシステムの第2の実施形態は、発振信号を生成する第1の発振器と、発振信号と入力信号を混合して中間周波数信号を生成する混合器と、第2の発振器の周波数を分割して帰還信号を生成するデバイダと、帰還信号を中間周波数信号と比較して差信号を生成し、その差信号に基づいて所望の搬送波周波数に第2の発振器を設定するための制御信号を出力するコンパレータとを含む。デバイダおよびコンパレータは、送信機の変換ループ中に含めることができる。これらの環境下で、第1の発振器の周波数が、
Figure 0004416660
である場合、デバイダは、第2の発振器の周波数に、
Figure 0004416660
を掛けるように設定される。ただし、NおよびMは、整数である。第1の発振器は、フェーズロックドループユニットでよく、第2の発振器は、電圧制御発振器でよい。
本発明のシステムの第3の実施形態は、第2の実施形態と同様であるが、ただし、第1の発振器が、
Figure 0004416660
の周波数に設定された場合、周波数デバイダが、第1の発振器の出力に1/Mを掛け、第2の発振器の周波数が1/Nを掛けられることを除く。これらのパラメータが与えられた場合、送信機の変換ループは、所望の搬送波周波数によって変調された信号を出力する。
本発明のシステムの第4の実施形態は、フェーズロックドループをまったく使用せずに、発振信号を生成する。このシステムは、水晶振動子発振信号を生成する第1の発振器と、入力信号と水晶振動子発振信号を混合して中間周波数信号を形成する混合器と、第2の発振器の周波数を分割して帰還信号を生成するデバイダと、帰還信号を中間周波数信号と比較して差信号を導出し、その差信号に基づいて所望の搬送波周波数に第2の発振器を設定するための制御信号を出力するコンパレータとを含む。このデバイダは、帰還信号の周波数を中間周波数信号の周波数に等しくさせる値によって、第2の発振器の周波数を分割する。なお、第2の発振器は、電圧制御発振器でよい。
本発明の方法の様々な実施形態によって、上記に述べたシステムの機能が果たされる。そのシステムおよび方法によって、従来の変換ループ送信機中に使用されるフェーズロックドループ回路の数を、著しく減らす、またはまったく無くすことができる。そのため、携帯電話の送受話器のサイズおよび電力要求の低減が可能になり、それによって小型化がさらに推し進められ、より長いバッテリ寿命がもたらされる。
本発明について、以下の図面を参照して詳細に説明する。図面では、同じ参照番号は、同じ要素を示す。
本発明は、通信システム中で信号を変調するためのシステムおよび方法に関するものである。本発明は、無線通信システムの変換ループ送信機(普通は、オフセットフェーズロックドループとして知られている)中で信号を変調するのに極めてよく適しているが、本発明は、この応用に限定されるものでないことを、当業者は理解することができるはずである。たとえば、本発明を使用して、定エンベロープ変調を使用する有線通信システム中で、または変調信号が使用される他のどんなシステム中でも信号を変調することができる。本発明は、やはり変調信号の生成に限定されず、むしろ周波数変換が必要などんなシステム中においても使用することができる。たとえば、所望の場合、本発明を使用して、通信用受信機中で信号を復調するための局部発振信号を生成することができる。説明するという目的だけで、本発明について変換ループ送信機内の応用に関し、これ以降に述べる。
図4を参照すると、本発明の第1の実施形態によって信号を変調するためのシステムは、発振ユニット40を1つだけ使用して変換ループ送信機中で局部発振信号を生成する。この発振ユニットは、局部発振(LO)信号発生器42に接続されたフェーズロックドループ(PLL)ユニット41を含む。(送信機の残りの部分は、図3の送信機と同様であり、したがって、同じ参照番号が、適用できる場合使用されている)。
動作時、このPLLユニットは、LO信号発生器に基準発振信号を供給し、このLO信号発生器は、その基準信号から2つの局部発振信号を生成する。図5は、このLO信号発生器の例示的構成を示す。この図では、LO信号発生器は、第1のデバイダ51および第2のデバイダ52を含むものとして示されている。第1のデバイダは、信号GMSKデータの周波数を、ベースバンド周波数から中間周波数まで変換することができるように、混合器10中に入力される局部発振信号FLO2を生成する。単側帯アップコンバージョンが、中間波周波数を得るために必要であるので、直交信号発生器が、好ましい。第2のデバイダは、変換ループ送信機の第2の変調区域の帰還ループ部分中の混合器27中に入力される局部発振周波数FLO1を生成する。この発振周波数FLO1を使用して、フィルタ15から出力された中間周波数信号を所望の搬送波周波数へ変換することになるVCO26を調節するための、制御信号を生成する。
LO信号発生器は、比制御ユニット53からの制御信号に従って局部発振信号FLO1およびFLO2を生成する。動作時、この比制御ユニットは、周波数FLO1およびFLO2が、搬送波周波数に比例して調和的に互いに関連付けられるように、デバイダユニットの値を設定する。具体的には、FLO1は、
Figure 0004416660
に等しくなるように生成され、FLO2は、
Figure 0004416660
に等しくなるように生成される。ただし、Fは、送信機の所望の搬送波周波数である。この種類の信号を生成するために、比制御ユニットは、ユニット51および52の分割ファクタが以下の式を満足するように、分割ファクタを制御する。
Figure 0004416660
ただし、MおよびNは、整数である。 (1)
Figure 0004416660
ただし、Kは、整数である。 (2)
Figure 0004416660
ただし、SおよびRは、整数である。 (3)
Figure 0004416660
式(1)および(4)は、局部発振信号FLO1およびFLO2が、搬送波周波数(f)の互いに異なる分数になり、これらの分数の合計が1にならなければならないことを、明示する。式(2)は、どちらの分数も1の整数の倍数になり得ないことを明示する。(たとえば、どちらの分数も1/2になり得ない。というのは、整数2を掛けたとき、結果が1になるからである)。これは、互いに非調和的に関連付けられた局部発振信号を使用して、調和的な混合およびスプリアスの漏れが低減されることを保証するため、好ましい。
式(3)は、発振信号間の関係をさらにより明らかにする。たとえば、S<Rの場合、発振信号FLO2は、FLO1より大きい搬送波周波数の分数になる。FLO1およびFLO2が、送信機の搬送波周波数に比例して互いに非調和的に関連付けることができる、考えられるいくつかの表れ方を以下の表で示す。
Figure 0004416660
上記の式が与えられた場合、例示的な状況、FLO1=3/5・f、およびFLO2=2/5・fが、起こり得る。この一組の環境下では、本発明による発振信号を受け取るように構成された変換ループ送信機は、以下のように動作することができる。この説明は、本発明の方法の第1の実施形態に含まれるステップを示す図6を参照して行う。
最初のステップで、PLL41が、基準発振信号をLO信号発生器42に出力する。デバイダユニット51および52が、上記の式(1)から(4)までを満足させるように送信機の所望の搬送波周波数と非調和的に関連付けられた発振信号FLO1およびFLO2を出力するために、LO信号発生器中の比制御ユニット53が、(基準信号の大きさに依存して)分割ファクタを入力する。(ブロック60)。この例では、FLO1=3/5・f、およびFLO2=2/5・fである。
変調段階で、混合器10が、着信するベースバンド信号とLO信号発生器から出力された発振信号FLO2を混合し、2/5・fによる中間周波数信号を生成する。(ブロック61)。次に、この信号は、帯域通過フィルタ15によってフィルタリングされ、不要な(たとえば、ミラー)周波数成分を除去される。
周波数変換段階で、発振信号FLO1を使用して、中間周波数信号を搬送波周波数に変換する。この変換を行うとき、中間周波数信号は、電圧制御発振器26の出力電圧を制御するための基準周波数として働く。これは、以下のステップに従って行われる。まず、電圧制御発振器(VCO)は、予め設定された周波数FVCOによる信号を出力し、混合器27が、この信号とLO信号発生器から出力された局部発振信号FLO1=3/5・fを混合する。(ブロック62)。この混合器の出力は、2つのミラー周波数、FVCO+FLO1およびFVCO−FLO1を含む。帯域通過フィルタ28が、より高い周波数の信号を除去し、より低い周波数の信号をPFD/CPユニット22中に入力する。(ブロック63)。
PFD/CPユニットは、フィルタ15から出力されたIF信号の周波数が、フィルタ28から出力された信号の周波数と一致するかどうかを判定する。(ブロック64)。これらの信号が一致しない場合、PFD/CPユニットは、周波数が一致しない程度を表す差信号を生成する。この差信号は、フィルタ22によってフィルタリングされてVCO中に入力され、フィルタ28から出力された周波数がIF信号周波数と一致するように、すなわちFVCO−FLO1がFLO2に等しくなるように、FVCOの周波数が制御される。(ブロック65)。
これら2つの信号間で周波数が一度一致した後、PFD/CPユニットは、フィルタ28から出力された信号の位相をIF信号の位相と比較する。(ブロック66)。不一致がある場合、PFD/CPユニットは、フィルタ28から出力された信号の位相が、IF信号の位相と一致するまでVCO出力を調整する、差信号を出力する。(ブロック67)。フィルタ28の出力の周波数および位相が、IF信号の同じパラメータと一致したとき、VCOの周波数は、所望の搬送波周波数fに設定されることになる。これは、VCOが、FLO1+F LO2 =(2/5+3/5)f=fに等しい周波数を出力することを明らかに示す、式(4)から明らかである。その後、VCOは、送信するために、搬送波周波数による変調ベースバンド信号をアンテナに出力する。(ブロック68)。
図7を参照すると、2つの点で第1の実施形態から異なる、本発明の第2の実施形態によって信号を変調するためのシステムが、示されている。第1の差異は、局部発振信号を生成する方法に関するものである。第1の実施形態とは異なり、第2の実施形態は、ベースバンド信号を所望の搬送波周波数まで変調するために、局部発振信号を1つだけ生成する。この発振信号は、フェーズロックドループ(PLL)ユニット75によって生成される。このユニット75は、発振信号FLOを混合器10に出力して中間周波数信号を発生し、中間周波数信号は、その後帯域通過フィルタ15によってフィルタリングされる。
第2の差異は、搬送波周波数まで周波数変換を行う方法に関するものである。第1の実施形態とは異なり、この周波数変換は、局部発振信号に基づいては行われず、そのかわり図4の混合器27が、周波数デバイダユニット78に置き換えられる。この周波数デバイダは、フィルタ15から出力されたIF信号の周波数に等しい信号をフィルタ28に出力させる量によってVCO周波数FVCOの出力を分割するように、設定される。したがって、発振信号FLOが、搬送波周波数Fの分数N/Mである場合、デバイダ78は、同じ量のN/Mによって電圧制御発振器の出力を分割するように、設定される。
図7の実施形態を使用して所望の搬送波周波数へ変調するために、以下の追加の式を満足させなければならない。
Figure 0004416660
ただし、Kは、整数であり、fは、ベースバンドから生じたオリジナルの情報を含んだ信号を表し、fIF,INは、オフセットPLL中の混合器の入力のうちの1つである中間信号を表す。
上記の条件を満足させなければならない。というのは、この図では圧縮GMSKデータとして示された入力信号について、必然的な圧縮が行われるからである。帰還経路中の周波数デバイダ78は、GMSK変調入力信号を圧縮するので、ベースバンドモデムに着信するデータは、式(5)に示されたファクタだけ、分解能がより細かいと期待することができる。帰還ファクタが、通常でないほど大きくない場合、周波数変換は、難なく行うことができる。以下の計算によって、所望の搬送波信号を発生させることができる。帯域通過フィルタ28の出力周波数は、VCOの出力を
Figure 0004416660
によって分割したものになり、帯域通過フィルタ15の出力は、
Figure 0004416660
になる。位相周波数検出器22が、その2つの入力信号の位相および周波数を一致させようと試みるので、帯域通過フィルタ15および帯域通過フィルタ28の出力は、同じになるはずである。これは、
Figure 0004416660
および、
VCO=f+f (8)を意味する。式(8)から、分割ファクタを適切に設計することによって、変調搬送波信号を得ることができるのは、明らかである。
式(6)の要求は、本発明の第1の実施形態用の式(2)の要求と同様である。この条件が破られないように、したがって起こり得る高調波の侵害を防止するために、周波数デバイダの分子Nは、1とは異なるべきである。さらに、式(6)を満足させるために、LO信号のどんな調和成分も所望の搬送波信号に入らないようにすべきである。そのようにして、周波数デバイダ78は、周波数発生ならびに周波数分割のために使用することができる。
図8を参照すると、2つの例外があるが、第2の実施形態に類似の、本発明の第3の実施形態によって信号を変調するためのシステムが、示されている。第1は、動作周波数デバイダ85を、フェーズロックドループ(PLL)ユニット75と混合器10の間に含めることである。このデバイダは、PLL75から出力された周波数(FLO=N/M・F)を分数1/Nによって分割するように、設定される。したがって、周波数デバイダ85から出力された発振信号は、FLO=1/M・Fに等しい。
第2は、PFD/CPユニット中に入力されたIF信号に一致させるために、1/Mの分割ファクタを有した整数デバイダ88を制御ユニット80の帰還ループ中に含めることである。このデバイダの1つの利点は、簡単な整数Nデバイダとして、かなりより複雑な分数デバイダとしてではなく、このデバイダを設計することができることである。やはり、スペクトル漏れが大きいVCO周波数は、調和的に搬送波周波数と関連付けられず、したがって本発明のこの利点を維持することができる。
図9を参照すると、所望の搬送波周波数までベースバンド信号を変調するためのフェーズロックドループ回路を使用しない、本発明の第4の実施形態による信号を変調するためのシステムが示されている。信号変調を行うとき、ベースバンド信号を中間周波数信号に変換するために、発振器91が、水晶振動子基準周波数Frefの形の局部発振信号を混合器10中に入力する。この場合、有効圧縮比が増加し、それによって、要求される変調精度を満足させるために、ベースバンド信号は、より正確になることが必要になる。
より正確なベースバンド信号を提供するために、シグマデルタDA変換器92を使用して、ディジタル形式の信号(GMSKデータ)をアナログ信号に変換することができる。この種類の変換器は、分解能が極めて高く、したがって水晶振動子基準周波数による適切な変調を実現するために必要な精度を有してベースバンド信号を出力することができるので、好ましい。このアナログ信号を混合器中に入力する前に、アナログ信号を能動型低域通過フィルタ93によってフィルタリングされ、不要な量子化ノイズを除去する。
混合器10は、水晶振動子発振器の基準周波数による中間周波数信号を出力する。この周波数を26MHzとして表示しているが、他の水晶振動子発振器周波数をまさに容易に使用できることを、当業者は理解できるはずである。この発明では、局部信号発生用のPLLをもう必要としないようにすることができる。これによって、システムを実装するために必要なハードウェア量、および関与する電流消費量が、著しく低減される。PLLのかわりに水晶振動子発振周波数を使用して局部発振信号を生成することは、安定性が高く、Qファクタが大きいので、有利である。
中間周波数信号を生成した後、帯域通過フィルタ15によってフィルタリングし、次に、信号を搬送波周波数まで変換する制御ユニット90中に入力する。この機能を行うために、電圧制御発振器の周波数を中間周波数信号の周波数と等しい値へ減少させるための周波数デバイダ98を帰還ループ中で使用する。これは、FVCO/N=水晶振動子発振器周波数、この場合は26MHz、になる値に周波数デバイダのファクタNを設定することによって、達成される。
要約すると、本発明によって、従来の変換ループ送信機より著しい改良が提示される。というのは、本発明は、より少ないフェーズロックドループ回路を使用して、ベースバンド信号を搬送波周波数へ変調するために必要な局部発振信号を生成するからである。図3に示すように、この種類の従来の送信機は、PLL回路を2つ使用して、ベースバンド信号を搬送波周波数へ変換するために必要な発振信号を生成する。本発明の第1から第3の実施形態は、PLLを1つだけ使用してこの機能を果たし、第4の実施形態は、PLL回路を使用せず、ベースバンド信号を変調する。その結果、本発明は、携帯電話の送受話器の物理的寸法およびコスト、ならびにその電力要求を低減させる能力があり、それによって小型化がさらに進み、バッテリ寿命がより長くなる。
本発明への修正および変形が、前述の開示から当業者に明らかになるはずである。したがって、本発明は、本明細書で実施形態をいくつかだけ具体的に述べてきたが、本発明の精神および範囲を逸脱せずに、本発明に多数の修正を実施できることが明らかになるはずである。
本発明は、一般に信号処理システムに関し、より詳しくは、例えば、オフセットフェーズロックドループを使用した通信用送信機、通信システム内で処理する信号の周波数を変換するためのシステムおよび方法に関する。
送信機中のフェーズロックドループ回路の数を最小にすることによって、携帯電話の送受話器のサイズ、コストおよび電力要求を著しく低減することができる。
従来の二重変換送信機の概略図である。 従来の直接変換送信機の概略図である。 従来の変換ループ(またはオフセットフェーズロックドループ)送信機の概略図である。 変調部分が局部発振器を生成するためにPLLを1つ使用する、本発明の第1の実施形態による変換ループ送信機の変調部分の概略図である。 図4に示すLO信号発生器の例示的構成を表す概略図である。 本発明の方法の一実施形態に含まれるステップのフロー図である。 本発明の第2の実施形態による変換ループ送信機の変調部分の概略図である。 本発明の第3の実施形態による変換ループ送信機の変調部分の概略図である。 本発明の第4の実施形態による変換ループ送信機の変調部分の概略図である。

Claims (7)

  1. 発振信号を生成する方法であって、
    基準発振信号から第1の発振信号を生成するステップと、
    前記基準発振信号から第2の発振信号を生成するステップと
    を具え、
    前記第1の発振信号および前記第2の発振信号は、所望の信号に比べて非調和的に関連付けられ、
    前記第1の発振信号は、
    Figure 0004416660
    と等しく、前記第2の発振信号は、
    Figure 0004416660
    と等しく、ただし、Fは、前記所望の搬送波信号であり、
    ここで、
    Figure 0004416660
    ただし、MおよびNは、整数であり、
    Figure 0004416660
    ただし、Kは、整数であり、
    Figure 0004416660
    ただし、SおよびRは、整数であることを特徴とする方法。
  2. 前記第2の発振信号とベースバンド信号とを混合して、中間周波数信号を生成するステップと、
    前記第1の発振信号に基づいて、変換ループ中の電圧制御発振器の周波数を設定するステップと
    をさらに具え、
    前記電圧制御発振器の前記周波数は、前記所望の搬送波周波数に一致する
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記第1の発振信号および前記第2の発振信号は、単一のフェーズロックドループ装置から出力される前記基準発振信号に基づいて生成されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 発振信号を生成するためのシステムであって、
    基準発振信号を生成するフェーズロックドループユニットと、
    前記基準発振信号から第1の発振信号および第2の発振信号を生成する局部発振信号発生器と
    を具え、
    前記第1の発振信号および前記第2の発振信号は、所望の搬送波周波数に比べて非調和的に関連付けられ、
    前記第1の発振信号は、
    Figure 0004416660
    と等しく、前記第2の発振信号は、
    Figure 0004416660
    と等しく、ただし、Fは、前記所望の搬送波信号であり、
    ここで、
    Figure 0004416660
    ただし、MおよびNは、整数であり、
    Figure 0004416660
    ただし、Kは、整数であり、
    Figure 0004416660
    ただし、SおよびRは、整数であることを特徴とするシステム。
  5. 前記第2の発振信号とベースバンド信号を混合して、中間周波数信号を生成する第1の混合器と、
    前記第1の混合器の出力を受け取る変換ループと
    をさらに具え、
    該変換ループは、
    前記第1の発振信号に基づいて設定された周波数を有する電圧制御発振器を含み、該電圧制御発振器の前記周波数は、前記所望の搬送波周波数に一致することを特徴とする請求項4記載のシステム。
  6. 前記変換ループは、
    前記電圧制御発振器の出力と前記第1の発振信号を混合して帰還信号を生成する第2の混合器と、
    前記帰還信号を前記中間周波数信号と比較して、前記電圧制御発振器を前記所望の搬送波周波数に設定するための制御信号を導出する位相/周波数検出器と
    を含むことを特徴とする請求項5記載のシステム。
  7. 前記局部発振信号発生器は、単一のフェーズドロックループ装置から出力される前記基準発振信号から前記第1の発振信号および前記第2の発振信号を生成することを特徴とする請求項4記載のシステム。
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