JP4416392B2 - 撮像機器及び無線通信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、相手機器と通信するための認証処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、様々な電子機器に対し、ネットワークへの接続が要請されつつある。ネットワークに接続することにより、機器の遠隔操作や遠隔地への情報伝達など多くの長所が得られる。ただし、最も一般的な接続形態であるケーブルまたはファイバによる機器間の物理接続には、ケーブル長の制限による構成制限という欠点がある。そこで、特に携帯可能な小型電子機器においては無線接続方式が望まれる。
【0003】
現在一般的な無線接続方式の規格としては、IEEE802.11やBluetoothがある。IEEE802.11はネットワークの標準となっているEthernet(登録商標)の規格であるIEEE802.3のネットワーク階層モデルをベースに定められたものであるため、Ethernet(登録商標)との親和性が高い規格である。また、一般に使用されているIEEE802.11b規格は通信速度も10Base-TのEthernet(登録商標)と同等の11Mbpsと高速である。また、Bluetoothは既存のLANへの接続の無線化を目的としたIEEE802.11と異なり、身の回りにある機器間の接続を無線化することを目的とした規格である。通信速度は下り723kbps/上り57.6kbpsの非対称通信と、432.6kbpsの対称通信となっている。
【0004】
無線接続の形態として、既存のLANへの接続ではない簡易的かつ一時的なネットワークの形式であるアドホックネットワークがある。アドホックネットワークはアクセスポイントを必要とせず、ピアツーピアの通信を可能にすることが特徴である。IEEE802.11の規格にもアドホックモードとインフラストラクチャモードが規定されている。インフラストラクチャモードは既存のLANへの接続を想定したものである。また、Bluetoothは規格自体がアドホックモードを目的としたものであるといえる。アドホックモード使用時に想定される通信距離は、環境によっても異なるが、約100m程度である。
【0005】
アドホックモードの通信を行う際に、相手機器が初めて通信する機器である場合には相手機器と通信する規格に従ったネットワークの設定が必要となる。ただし、その際にはIPアドレスやIEEE802.11でネットワーク毎の識別に用いられるSSID(Service Set ID)などを設定しなければならず、煩雑である。また、識別情報の入力手段として一般的であるキーボードなどを持たない携帯機器であるデジタルカメラを用いた通信においてはさらに大きな問題となる。
【0006】
また、無線接続方式においてデータの送受信を行う際には、セキュリティの面から相手機器を安全かつ確実に認識する必要があり、事前に何の情報も得られずに初めて通信する機器との通信では特に注意を要する。
【0007】
特開2001−312472号公報では、機器に固有のパスワードであるプライベートパスワードと一時的に使用するテンポラリパスワードを状況によって選択して使用することにより、無線ネットワーク構成時のセキュリティレベルと使い勝手のバランスをとっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開2001−312472号公報に記載の技術では、パスワードそのものの堅牢さについては考慮されているが、パスワードを外部から盗み見られることに関しては脆弱である。IEEE802.11およびBluetoothは、条件が良い場合には、100m程の通信可能距離を有するため、利便性と引き替えに秘話性の確保が困難である。
【0009】
本発明の目的は、ネットワークを構築、利用する際に、通信相手機器と無線通信する際に行う認証処理を安全かつ容易に行えるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、撮像装置であって、撮像手段と、前記撮像手段により撮影された画像を解析して得た情報を、通信相手の無線通信装置と無線通信する際に前記通信相手の無線通信装置が行う認証処理に用いる認証情報として認識する認識手段と、前記通信相手の無線通信装置と無線通信する際に、前記認識手段により認識した前記認証情報を前記通信相手の無線通信装置に送信する通信手段と、前記認証情報を受信した前記通信相手機器からの応答に応じて、前記通信相手の無線通信装置に無線通信が許可されたことを確認する確認手段と、を有することを特徴とする撮像装置を提供する。また、通信相手の撮像装置と無線通信する際に前記撮像装置を認証する認証情報を表示部に表示するための表示手段と、前記撮像装置から送られてきた認証情報を受信する通信手段と、前記通信手段により受信した認証情報が前記表示手段により表示した認証情報に対応するか否かを判断する認証手段と、前記通信手段により受信した認証情報が前記表示手段により表示した認証情報に対応すると前記認証手段により判断されると、前記撮像装置との無線通信を許可する許可手段と、を有することを特徴とする無線通信装置を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0012】
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る無線通信認証装置を搭載するデジタルカメラおよび相手機器の構成を示すブロック図である。
【0013】
デジタルカメラ10は、図1に示すように、撮像素子20と、メモリ30と、無線通信を行う通信部40と、ファインダー50と、情報認識部60とを有する。このデジタルカメラ10は、相手機器1と通信可能である。相手機器1は、画像表示部2と、認証部3と、無線通信を行う通信部4とを有する。
【0014】
具体的には、相手機器1は、デジタルカメラ10が通信を行う際の相手であり、相手機器1に対してデジタルカメラ10が通信を行う許可を得るための情報を画像表示部2に表示する。ここで、相手機器1としては、デジタルカメラ、携帯電話、ノートPC(パーソナルコンピュータ)、PDAなどがある。また、画像表示部2は、例えば液晶ディスプレイからなり、この画像表示部2に表示される情報はバーコードの形態をとる。また、通信部4は、デジタルカメラ10の通信部40と無線通信を行い、認証部3は、デジタルカメラ10の通信部40から送信された情報を用いて認証を行う。
【0015】
デジタルカメラ10は、相手機器1の画像表示部2に表示されたバーコード情報を撮像素子20によって取得する。撮像素子20は、デジタルカメラ10に撮影用として搭載されている撮像素子であり、この撮像素子としては、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary metal-oxide semiconductor)センサなどが用いられている。相手機器1に表示されている画像情報すなわちバーコード情報を取得する際、デジタルカメラ10のユーザは写真の撮影と同様にファインダー50に映し出される画像を見て撮影すべき領域を選択し、撮像素子20を介して相手機器1に表示されているバーコード情報を取得する。撮像素子20で撮影されたバーコードは、光情報から電気情報へ変換された情報として得られることになるため、ネットワーク上に相手機器1を一意に認識する情報が電波として流れることはない。
【0016】
取得されたバーコード情報は、メモリ30に蓄積される。情報認識部60は、メモリ30に蓄積された相手機器1の情報を解析し、最終的に数値または文字情報として認識する。認識された情報は、相手機器1に対するデータの送受信を行う許可を得るための認証パスワードとして情報認識部60からメモリ30へ送り返され、その後メモリ30から通信部40に送られる。通信部40は情報認識部60から送られたパスワードを相手機器1の通信部4に送信する。
【0017】
上述したバーコードで示される情報は、ランダムパターン、IPアドレス、MACアドレス、シリアルナンバー、SSID、PINコードなどである。ランダムパターンは、それ自体が何の意味も持たないため、一時的なテンポラリパスワードとして有効である。IP(Internet Protocol)アドレスはEthernet(登録商標)のネットワークを構成する際にネットワーク上を流れるネットワーク内の通信機器を一意に決定するアドレスである。また、MAC(Media Access Control)アドレスはネットワークに接続されるハードウェアに規定されており、前半24ビットがIEEEで管理されたベンダー固有のIDで、後半24ビットが各機器の連番となっている世界中に一つしかないユニークな番号である。なお、上記シリアルナンバーとは、相手機器の製造番号などのユニークな番号を指す。その他、SSID(Service Set ID)はIEEE802.11を使用する際のネットワークを識別するためのIDであり、簡易的なパスワードとしても使用することができる。PIN(Personal Identification Number)コードはBluetoothで採用されている機器に設定するユニークな認証IDである。
【0018】
次に、デジタルカメラ10と相手機器1の通信時における処理について図2を参照しながら説明する。図2は図1のデジタルカメラ10と相手機器1の通信時におけるそれぞれの処理の手順を示すフローチャートである。
【0019】
デジタルカメラ10が旅行先の環境でアクセスポイントが存在しないような状況において、画像の送信などの目的で通信を行いたい場合、デジタルカメラ10と相手機器1間で、ピアツーピアの通信が可能なアドホックネットワークを形成する(ステップS1,ステップS8)ことが望まれる。
【0020】
その際、デジタルカメラ10が無線通信可能な距離内に相手機器1が最低二台以上存在する場合、ネットワークに存在する機器の数や、相手機器がブロードキャストとして発信する情報を得ることはできるが、相手機器を一意に認識することは事前に何の情報も得られない状態では困難である。相手機器が一意に認識可能となるシリアルナンバーなどの情報をブロードキャストした場合にはそのアドホックネットワークに存在する全ての機器は相手機器を認識可能となるが、状況によりこのような個人情報にあたる情報を流すのは憚れる状況が考えられる。
【0021】
通信したい相手のみに自分の情報を伝えるには例えば通常のLANにおいては、DNS(Domain Name System)を用いてIPアドレスとホスト名の関連づけを行う。ただし、このような手法においては、IPアドレスとホスト名の関連のテーブルを持ったDNSサーバが必要となる。各機器にIPアドレスを割り振るのみであればDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)などの仕組みを用いれば、ユーザの手を煩わすことなく可能となるが、この場合もIPアドレスとホスト名の関連を行いたい場合にはDNSサーバを参照する必要が出てくる。
【0022】
一時的に簡易的なローカルネットワークを構成するアドホックネットワークにおいては、このような手法による相手機器1の認識は困難である。しかし、実用上初めて通信する機器に対して、その機器のみに安全にデータの送信を行いたい状況が、デジタルカメラ10のような機器には多い。デジタルカメラ10は屋外で使用する機会が多く、本体以外の機器にデータを送信することが望まれる機会が多い機器であるためである。
【0023】
図2のフローチャートにおいてアドホックネットワークの形成とはこのような状況を考慮し、通信可能な距離内の機器が全て無線通信可能となっているが、相手機器を個別に認識することはできていない状態を指すこととする。
【0024】
次に、デジタルカメラ10側は、画像データを送信したい相手機器1を選択する。この際にすでに構成されているアドホックネットワークを通さず、画像情報によって相手機器1を識別する。具体的には、画像データの受信を要求している相手機器1が画像表示部2に相手機器を一意に認識することが可能となる情報を一次元のデータであるバーコードの形式で表示する(ステップS9)。デジタルカメラ10のユーザは相手機器1がバーコードを表示したことを通常の撮影と同様にファインダー50によって確認し(ステップS2)、画像を撮影する要領で相手機器1の画像表示部2に表示されたバーコードを画像情報として撮像素子20によって取得する(ステップS3)。この際、画像を取得する環境として周囲の明るさ等に対する認識率の影響を考慮する必要はあまりない。バーコードは白と黒の二値であり、色情報を扱う必要がなく、また一次元のデータであるため誤認識の確率も低いためである。誤認識を起こした場合にも、相手機器1に対し不正アクセスを許すことにはならない。認識を失敗した場合は画像の取得からやり直せばよい。
【0025】
デジタルカメラ10は得られたバーコード情報をメモリ30に蓄積し、情報認識部60によって画像認識し、メモリ30へ送り返す(ステップS4)。その後、この情報は、相手機器1を認識する情報としてメモリ30から通信部40へ送られる。通信部40は相手機器1から得られた情報とともに、相手機器1へ通信要求を送る(ステップS5)。
【0026】
相手機器1はデジタルカメラ10の通信部40から送られた情報を受信し(ステップS10)、画像表示部2に表示した情報と一致するか否かの判断を行う(ステップS11)。相手機器1は認証部3において情報が一致するか否かによって認証を行い、一致した場合にはデジタルカメラ10に対して通信許可を送信する(ステップS12)。一致しなかった場合には、相手機器1は情報が一致するまで待つ。
【0027】
デジタルカメラ10は通信許可を受信したことを確認すると(ステップS6)、相手機器1と通信を開始し(ステップS7,ステップS13)、画像の送信などを行う。
【0028】
このように、本実施形態によれば、アクセスポイントを必要としない、ピアツーピアの簡易的なネットワークを構築、利用する際に、相手機器を安全かつ容易に認識することができる。
【0029】
なお、本実施形態においては、アドホックネットワークが構成されるアクセスポイントが近辺に存在しない屋外や、海外などの状況を想定したが、アクセスポイントが近辺に存在する場合にもストレージ機能を備えたテレビとの通信や、PCへのバックアップの簡易的な手段として有用な手法である。その際にもデジタルカメラ10側が相手機器1の情報を事前に知ることなく、また相手機器1にデジタルカメラ10側の情報を伝える必要がない。
【0030】
また、相手機器1には画像表示部2として液晶ディスプレイを具備したものが表示する情報を毎回変化させることが可能な点から有効であると思われるが、液晶ディスプレイを具備していない機器に対してもバーコードをシールとして貼ることなどの手段で対応可能である。
【0031】
また、本実施形態では、相手機器1の画像表示部2に出力される情報を1次元の画像情報であるバーコードとしたが、2次元バーコードとした場合も同様の認証手段が利用可能である。2次元バーコードは2次元方向に展開されたバーコードであるため、認証のためのデータ量を増加させ、セキュリティ能力を向上することが可能となる。また、面積当たりの情報量を増やすことが可能であるため、バーコード情報の表示領域を狭くすることが可能となる。
【0032】
また、相手機器1の画像表示部2に出力される情報を文字情報とした場合にも同様の認証手段が利用可能であり、相手機器1がバーコードとして情報を出力することが不可能な場合に有効である。通常、何らかの表示機能を具備した機器であれば、数字やアルファベットの表示は一般的に可能であるため、特別な表示手段を用意する必要がなくなる。
【0033】
デジタルカメラ10内部の情報認識部60の構成についてはソフトウェアによる実装およびハードウェアによる実装の双方が考えられる。近年のデジタルカメラ内には高速なCPUが搭載されているため、ソフトウェアによる実装も十分可能である。実装形態の選択については認証に用いる処理に要求される速度やハードウェア規模のバランスにより決定される。
【0034】
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図3を参照しながら説明する。図3は本発明の第2実施形態に係る無線通信認証装置を搭載するデジタルカメラおよび相手機器の構成を示すブロック図である。
【0035】
上記第1実施形態では、相手機器1が、相手機器1に対してデジタルカメラ10が通信を行う許可を得るための情報すなわちバーコードを画像表示部2に表示するが、本実施形態では、相手機器1が、相手機器1に対してデジタルカメラ10が通信を行う許可を得るための情報として、音声データを出力するように構成されている。
【0036】
具体的には、図3に示すように、相手機器1の音声出力部2であるスピーカ等から認証に用いられるデータが音声データとして出力され、デジタルカメラ10はマイクロフォン70を介してその音声データを取得する。そのため、音声出力部5とマイクロフォン70が設けられている点および情報認識部60内部の構成が第1実施形態とは異なる。ここで、現在のデジタルカメラには動画記録機能が搭載されている機種が多く、これらの機種にはマイクロフォンが標準装備されていることが多い。よって、デジタルカメラ10のマイクロフォン70も標準装備されているマイクロフォンを利用することが可能である。
【0037】
その他の構成、また通信の手順については、上記第1実施形態と同じであるので、ここでは、その説明は省略する。
【0038】
本実施形態では、第1実施形態と同様に、デジタルカメラ10が、相手機器1と無線通信を行うことなく、相手機器1の情報を取得するため、セキュリティ効果が高い。また、ユーザに対し、煩雑な入力操作を強いることなく情報を取得することが可能となる。
【0039】
また、第1実施形態においては、相手機器1が画像表示部2として液晶ディスプレイなどを装備する必要があるが、本実施形態においては、音声を出力する機能を音声出力部5として具備していれば、認証が実現可能となる。
【0040】
以下、本発明の実施態様の例を列挙する。
【0041】
[実施態様1] デジタルカメラに搭載されるとともに、通信の許可を与える情報を出力する情報出力手段および情報の認証を行う認証手段を有する相手機器と無線通信が可能である無線通信認証装置であって、前記相手機器の情報出力手段から出力された情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段により取得された情報を認識する認識手段とを有することを特徴とする無線通信認証装置。
【0042】
[実施態様2] 前記情報取得手段は、前記デジタルカメラの撮像素子を介して前記相手機器の情報出力手段から出力された情報を画像情報として取得する実施態様1記載の無線通信認証装置。
【0043】
[実施態様3] 前記情報取得手段は、前記デジタルカメラのマイクロフォンを介して前記相手機器の情報出力手段から出力された情報を音声情報として取得する実施態様1記載の無線通信認証装置。
【0044】
[実施態様4] 前記相手機器の情報出力手段から出力された情報は、バーコードを示す画像であることを特徴とする実施態様2記載の無線通信認証装置。
【0045】
[実施態様5] 前記相手機器の情報出力手段から出力された情報は、ランダムパターンの画像であることを特徴とする実施態様2記載の無線通信認証装置。
【0046】
[実施態様6] 前記ランダムパターンの画像は、通信の度に変化することを特徴とする実施態様5記載の無線通信認証装置。
【0047】
[実施態様7] 前記相手機器の情報出力手段から出力された情報は、該相手機器の一意に識別可能な画像情報であることを特徴とする実施態様2記載の無線通信認証装置。
【0048】
[実施態様8] 通信の許可を与える情報を出力する情報出力手段および情報の認証を行う認証手段を有する相手機器と無線通信が可能であるデジタルカメラの無線通信認証方法であって、前記相手機器の情報出力手段から出力された情報を取得する情報取得工程と、前記情報取得工程により取得された情報を認識する認識工程とを有することを特徴とする無線通信認証方法。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ネットワークを構築、利用する際に、通信相手機器と無線通信する際に行う認証処理を安全かつ容易に行えるようになる。特に、第1の発明によれば、表示された認証情報を撮影して認証処理に利用するので、安全かつ容易に認証情報を取得できる。また、第2の発明によれば、通信相手機器に通知する認証情報を表示し、通信相手機器から受信した認証情報が表示した認証情報に対応するかどうかを判断するので、通信相手機器に安全かつ容易に認証情報を通知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る無線通信認証装置を搭載するデジタルカメラおよび相手機器の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のデジタルカメラ10と相手機器1の通信時におけるそれぞれの処理の手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施形態に係る無線通信認証装置を搭載するデジタルカメラおよび相手機器の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 相手機器
2 画像表示部
3 認証部
4 通信部
10 デジタルカメラ
20 撮像素子
30 メモリ
40 通信部
50 ファインダー
60 情報認識部
70 マイクロフォン
Claims (6)
- 撮像装置であって、
撮像手段と、
前記撮像手段により撮影された画像を解析して得た情報を、通信相手の無線通信装置と無線通信する際に前記通信相手の無線通信装置が行う認証処理に用いる認証情報として認識する認識手段と、
前記通信相手の無線通信装置と無線通信する際に、前記認識手段により認識した前記認証情報を前記通信相手の無線通信装置に送信する通信手段と、
前記認証情報を受信した前記通信相手機器からの応答に応じて、前記通信相手の無線通信装置に無線通信が許可されたことを確認する確認手段と、
を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記認識手段は、コード情報を撮影した画像を解析することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 通信相手の撮像装置と無線通信する際に前記撮像装置を認証する認証情報を表示部に表示するための表示手段と、
前記撮像装置から送られてきた認証情報を受信する通信手段と、
前記通信手段により受信した認証情報が前記表示手段により表示した認証情報に対応するか否かを判断する認証手段と、
前記通信手段により受信した認証情報が前記表示手段により表示した認証情報に対応すると前記認証手段により判断されると、前記撮像装置との無線通信を許可する許可手段と、
を有することを特徴とする無線通信装置。 - 前記表示手段は、前記認証情報をコード情報として表示することを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
- 前記表示手段は、前記撮像装置を一意に認識するための認証情報を表示することを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
- 前記表示手段は、表示する前記認証情報を通信の度に変化させることを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
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