JP4413163B2 - 床版橋構造体及び床版橋構造体の製造方法及び床版橋構造体の施工方法 - Google Patents

床版橋構造体及び床版橋構造体の製造方法及び床版橋構造体の施工方法 Download PDF

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Description

本発明は、床版橋構造体及び床版橋構造体の製造方法及び床版橋構造体の施工方法に関するものである。
一般の床版橋は、概ね2種類の工法が存在している。即ちPC鋼材と鉄筋コンクリートによるPC床版橋と、鉄筋コンクリートで構成されているRC床版橋である。
此処で、図9を参照しながら、従来の床版橋の施工方法及び構成の概略について説明する。
即ち、図9から理解されるようにPC鋼材と鉄筋コンクリートによるPC床版橋は、工場または、現場付近にて製作されたものをクレーンなどにより架設を行う。
また図9から理解されるように鉄筋コンクリートで構成されているRC床版橋は、架設現場にて型枠を組み立てて鉄筋、コンクリートを打設して、建設する。
これら施工方法は、工事施工日数の負担が多く、工場にてコンクリートを注入したものを現場に運搬したり、仮設材を運搬して現場にて型枠や鉄筋を組みコンクリート打設をする工程を有し効率も悪く費用と時間を要する。またPC床版製作は、専門の大型工場が必要となり設備を要する。
従って本発明の目的は、上記した従来技術の欠陥を改良し、運搬や施工作業が容易で、工期は短く、製作及び施工コストが低くて、しかも大きな剛性、耐震性をもっており、さらに高い耐久性を備えた比較的橋の長さが短い橋梁の施工に適した床版橋構造体を提供するものであり更には、当該床版橋構造体の製造方法及び当該床版橋構造体の施工方法を提供するものである。
本発明は、上記した目的を達成するため以下に記載されたような、基本的な技術構成を採用するものである。
即ち、本発明に於ける第1の態様としては、鉄筋構成体と当該鉄筋構成体を収納する型枠部とから構成されている床版橋構造体であって、当該鉄筋構成体は、複数の互いに平行に隣接して第1の配置平面に配置されている上段鉄筋群と、複数の互いに平行に隣接して当該第1の配置平面よりも下方に位置している当該第1の配置平面と平行な第2の配置に配置されている下段鉄筋群とからなり、当該第1の配置平面に於ける各上段鉄筋と当該第2の配置平面於ける当該上段鉄筋と対応する各下段鉄筋とが所定の間隔で鋼製金具を介して連結固定されており、且つ当該上段鉄筋と当該下段鉄筋のそれぞれは、当該上段鉄筋及び当該下段鉄筋の配列方向と直交する方向に所定の間隔で配置されている複数本の配力筋とそれぞれ結合されており、当該型枠部は、所定の形状を有する水平面を構成する底部と当該底部の周縁に形成された壁部とからなり、当該鉄筋構成体は当該型枠部の内部に挿入されて、且つ少なくとも当該鉄筋構成体は、当該型枠部の底面上に配置された場合に、当該鉄筋構成体と当該型枠部の底面の水平面との離間距離であるキャンバー部の長さが、当該鉄筋構成体の略中央部で最大であり、当該鉄筋構成体の略中央部から当該鉄筋構成体の両端部に向けて漸次当該キャンバー部の長さが短くなる様に構成されていると共に、当該型枠の当該底面と当該鉄筋構成体に設けられている当該鋼製金具の一部とが吊り金具により接続固定されている事を特徴とする床版橋構造体である。
又、本発明に係る第2の態様としては、上段鉄筋と下段鉄とを所定の間隔を介して互いに平行に隣接配置した後、当該一対の上段鉄筋と下段鉄筋とを当該一対の鉄筋の略中央部を中心として両端に向けて湾曲状若しくは傾斜状の形状を持つキャンバー部が形成される様に曲げながら所定の間隔で鋼製金具で当該上段鉄筋と当該下段鉄筋とを固定接続する第1の工程、当該第1の工程で形成された所定のキャンバー形状に成形された一対の上段鉄筋と下段鉄筋との組を複数個用意し、各対を垂直に起立させながら相互に平行に隣接配置させる第2の工程、当該上段鉄筋と当該下段鉄筋のそれぞれを、当該上段鉄筋及び当該下段鉄筋の配列方向と直交する方向に所定の間隔で配置されている複数本の配力筋と接合するか接合させずに鉄筋構成体を形成する第3の工程、当該鉄筋構成体を、所定の形状を有する底部と当該底部の周縁に形成された壁部とからなる型枠部の内部に挿入する第4の工程、及び当該型枠部の底部と当該鉄筋構成体の一部とを吊り金具により接続固定する第5の工程、とから構成されている床版橋構造体の製造方法であり、又、本発明に於ける第3の態様としては、工事現場から離れた工場等で形成された上記で記載した複数個の床版橋構造体を工事現場に搬送し、予め構成されている橋台間に、当該床版橋構造体の長手方向を道路の長手方向と一致する方向に互いに並行に隣接した配列した後、一つの床版橋構造体における当該型枠部の一部の側壁部が、隣接する当該型枠部の対向する側壁部の一部と適宜の手段で連接して固定し、次いで、当該型枠部内と当該鉄筋構成体の内部空間領域内にコンクリートを注入する床版橋構造体の施工方法である。
本発明に係る当該床版橋構造体及び床版橋の施工方法は、上記した様な技術構成を採用しているので、基本的には主構成体は、工場にて製作される構造を有する事によって、従来の床版橋と異なり、現場での工数を低く抑えることが可能とになり、コストを低減するのみならず、鋼製型枠が、コンクリートの劣化防止効果を果たすので、寿命の延長とコンクリート落下事故を永久に防止することが、可能である。
さらに、資材の運搬作業や、施工作業を容易に行うことができるようになるので、工期と工事費を大幅に低減することが可能となる
つまり、本発明に於ける当該床版橋構造体は、上記した様な技術構成を採用しているので、従来の橋梁は、その性能上、重荷重のトレーラーや大型のクレーン、及び架設のためのおびただしい仮設材料が必要となるが、主要な構造物を全て、工場で行い、正確な製品を現場に搬入し、わずか、配力筋と上段鉄筋6、及び下段鉄筋7を接続して架設するだけの工程を消化するだけで、コンクリート打設作業ができるので、工期は、早く労働力の縮減を提供できて、正確な橋梁桁を完成することができる。
さらに、コスト面においては、橋梁の運搬作業や、施工作業を容易に行うことができるようになるので、工事費を大幅に低減することが可能となる。また、 鋼製型枠4がコンクリート面を保護するため、耐久性の向上に好影響を与える。
実施例
以下に本発明に係る床版橋構造体及び床版橋構造体の施工方法に関する幾つかの具体例を図面を参照しながら詳細に説明する。
即ち図1は、本発明に係る床版橋構造体1の具体例の構成を示す断面図であり、図2は、当該橋台2の上部に当該床版橋構造体1が架設されている状況を示す図である。
より詳細には、図1は、本発明に係る床版橋構造体1の具体例の構成を示す側部断面図であり、図中、鉄筋構成体20と当該鉄筋構成体20を収納する型枠部4とから構成されている床版橋構造体1であって、当該鉄筋構成体20は、複数の互いに平行に隣接して第1の配置平面に配置されている上段鉄筋群6と、複数の互いに平行に隣接して当該第1の配置平面よりも下方に位置している、当該第1の配置平面と平行な第2の配置に配置されている下段鉄筋群7とからなり、当該第1の配置平面に於ける各上段鉄筋6と当該第2の配置平面於ける当該上段鉄筋6と対応する各下段鉄筋7とが所定の間隔で鋼製金具8に連結固定されており、且つ当該上段鉄筋6と当該下段鉄筋7のそれぞれは、当該上段鉄筋6及び当該下段鉄筋7の配列方向と直交する方向に所定の間隔で配置されている複数本の配力筋10とそれぞれ結合されており、当該型枠部4は、所定の形状を有する水平面を形成する底部16と当該底部16の周縁に形成された壁部17とからなり、当該鉄筋構成体20は当該型枠部4の内部に挿入されて、且つ少なくとも当該鉄筋構成体20は、当該水平面上に配置された場合に、当該鉄筋構成体20と当該型枠部の底面の水平面41との離間距離であるキャンバー部42の長さが、当該鉄筋構成体20の略中央部40で最大であり、当該鉄筋構成体20の当該略中央部40から当該鉄筋構成体20の両端部に向けて漸次当該キャンバー部42が短くなる様に構成されている床版橋構造体1が示されている。
即ち、本発明に於ける当該床版橋構造体1は、鉄筋6,7と鋼製型枠4との構造体であって、鉄筋6,7は、上下2段に配置され、その上段の鉄筋6と下段の鉄筋7は、鋼製金具8により固定されており、当該上段鉄筋6、下段鉄筋7、鋼製金具8で構成された鉄筋構成体20と鋼製型枠4とが、吊金具9によって一体となった構造体であることを特徴とする床版橋構造体1である。
本発明に於いて使用される当該鋼製金具8は、図10(A)に示す様に本体部81とその両端部に当該上段鉄筋6と当該下段鉄筋7に巻き付けてかしめるための巻き付けかしめ部82が設けられており、係る鋼製金具8の当該巻き付けかしめ部82に図10(A)に示す様に、それぞれ当該上段鉄筋6と当該下段鉄筋7とを挿入し、矢印に示す様に適宜のプレス金型を使用して押圧成型して当該上段鉄筋6と当該下段鉄筋7との間を連結接合固着させるものである。
更に、本発明に係る当該床版橋構造体1は、鋼製型枠4の内部に上段鉄筋6、下段鉄筋7が、鋼製金具8及び吊金具9によって固定されているものであり、更に上段鉄筋6、下段鉄筋7が、予め当該配力筋10で接合されていても良く、或いは、当該配力筋10は、架設後に現場で挿入・緊結されるものであっても良い。更には、現場では、隣接する各床版橋構造体1間の配力筋10を相互に接合する操作を行うもので有っても良い。
本発明に於ける当該床版橋構造体1は、道路の長手方向に沿ってみた側面図を示す図1(B)に示す様に、且つ図4にも示す様に、橋台2の間に架設された道路の長手方向に並行に複数個を隣接配列して行くものであり、その後で当該各床版橋構造体1内にコンクリートを打ち込むものである。
尚、図1(A)及び図2(A)は、道路の幅方向に見た当該橋台2に搭載されている当該床版橋構造体1の断面図を示しており、55は橋の欄干部であり、且つ当該床版橋構造体1には、主に配力筋10が配置されている事が理解出来る。
本発明に係る当該床版橋構造体1の構成について更に詳細に説明するならば、当該型枠部4は鋼製である事が望ましく、当該型枠部4の底部16は、当該鉄筋構成体20が呈する湾曲状或いは山形状の形状と一致する様な形状に形成されていても良く、或いは単に水平面を形成しているもので有っても良い。
何れにしても、本発明に於いては、当該鉄筋構成体20の一部が吊り金具9により当該型枠部4の底部16と接続固定されている事が望ましい。
この場合、当該型枠部4の底部16が水平面を形成している場合には、当該吊り金具9の長さは、当該鉄筋構成体20の位置によって変化する事になり、その為に長さの異なる複数種類の吊り金具9を予め用意しておく必要がある。
本発明に於ける当該型枠部4の底部16は、図7(A)に示す様に、水平な平面を形成していることが望ましく、当該鉄筋構成体20の略中央部分が当該水平面に対して最大の高さを呈する斜面を有する山形状或いは、図7(B)に示す様に、湾曲状の面を形成している事も好ましい。
尚、図7(C)は、当該鉄筋構成体20は上向きの湾曲状形状を呈しているのに対し、当該型枠部4の底面部16が水平状に形成されている場合の組み合わせ状態を示したものである。
本発明に於いて、当該鉄筋構成体20に当該キャンパー部42を形成するために当該上段鉄筋6と当該下段鉄筋7とを互いに所定の距離離して平行に配置しながらその双方を略中央部近傍40にて適宜の角度だけ折り曲げるか、適宜のガイド部材を用いて所定の曲率を持った湾曲状に折り曲げ、所定の大きさの鋼製金具8で所定の間隔を於いて当該上段鉄筋6と当該下段鉄筋7とを接合固定する。
この場合、当該鉄筋を湾曲状に曲げる場合には、図10(B)に示す様に、当該鋼製金具8は、幾分その下端部が上端部より幅が短くなる様に設計されている事も望ましい。
さらには、当該鉄筋構成体20の湾曲の程度に適合する様に、図10(C)に示す様に、当該鋼製金具8の上端部と下端部の長さを複数種異ならせた当該鋼製金具8を個別に用意しておくことも望ましい。
当該鋼製金具8と当該鉄筋6,7との接合方法は、特に限定されるものではなく、従来公知の手段を使用する事が可能である。即ち、本発明にあっては、当該鋼製金具8は、当該上段鉄筋6と当該下段鉄筋7とに溶接手段或いは非溶接手段により接合されているものである。
一方、本発明に於ける当該鉄筋構成体20に有っては、当該鉄筋構成体20が所定の工場等で製造される際に、当該上段鉄筋6や当該下段鉄筋7の配列方向と直交する方向に、さらに配力筋10が挿入され、当該配力筋10と当該上段鉄筋6或いは当該下段鉄筋7とを適宜の締め付け具を使用して締め付け固定する事も可能であり、或いは別の鉄線により結束する事も可能である。
又、本発明に於ける別の具体例に於いては、当該鉄筋構成体20が工場等で製造される場合には、当該配力筋10の当該鉄筋構成体20内への挿入は行わず、適宜の固定手段を使用して当該上段鉄筋6と当該下段鉄筋7との対の複数個を、適宜の仮止め手段を利用して仮止め処理し、当該現場に於いて、当該鉄筋構成体20内に当該配力筋10を挿入するようにしたもので有っても良く、或いは、その組み合わせで有っても良い。
本発明に係る当該鉄筋構成体20にあっては、更に当該鉄筋構成体20の強度を向上させるために、当該配力筋10とは別に、当該配力筋と同一の方向に挿入された複数本の鋼材23が配置されていて、当該鋼材23は当該鋼製金具4の側面部に接合されている。
即ち、図3に示す様に、当該鋼材23は、当該配力筋10と同じ方向に当該配力筋10と平行に配列されており、特に当該鋼材23は、当該鋼製金具8の両側面に接合固定される様に挿入配列されている事が望ましい。
本発明に於ける当該鋼材23と当該鋼製金具8との接合固定方法は特に限定されるものではなく、従来公知の溶接方法、接着方法、結束方法、ボルト或はリベット法、結締方法、かしめ方法等適宜の方法が使用可能である。
一方、本発明に於ける当該鉄筋構成体20には、当該上段鉄筋6が配列されている第1の平面と当該下段鉄筋7が配列されている第2の平面との間に、当該上段鉄筋6と当該下段鉄筋7と略平行に、当該鉄筋構成体20の略中央部40から両端に向けた配置されている一本或いは複数本の引張鋼棒24が設けられている事も好ましい。
当該引張鋼棒24は、当該床版橋構造体1の空間領域内にコンクリート打設注入される際に鋼製型枠4がたわまないように、中央部より端部に向かって配置されているものであり、当該鉄筋構成体20のキャンバー形状と同一或いは類似した形状に成形されている事が好ましい。
当該引張鋼棒24は、当該鉄筋構成体20に於ける当該上段鉄筋6、下段鉄筋7、当該鋼材23或いは当該鋼製金具8の少なくともいずれかと適宜の接合固定手段を使用して接合固定されるものであり、接合固定方法は溶接、接着、ボルト、リベット等を含む公知の方法が使用可能である。
本発明に於ける当該床版橋構造体1は、上記した鉄筋構成体20を型枠部4内に工場等に於いて挿入し、当該鉄筋構成体20と当該型枠部4とを吊金具9によって相互に固定することにより当該鉄筋構成体20と当該鋼製型枠4とが一体となり床版橋構造体1が完成する。
即ち、図1に示す様に、当該型枠部4は、所定の形状を有する底部16と当該底部16の周縁に形成された壁部17とからなり、当該鉄筋構成体20は当該型枠部4の内部に挿入されて、当該型枠部4の底部16と当該鉄筋構成体20の一部とが吊り金具9により接続固定されているものである。
尚、図1の具体例では、配力筋10が当該鉄筋構成体20内に既に配備されている例を示している。
本発明に於いては、当該吊り金具9は、当該鋼製金具8の略中央部にその1端部が接合固定され、他の端部が当該型枠部4の底部16と接合固定されている。
当該接合手段も特に限定されるものではなく、溶接、接着、ボルト、リベット等を含む適宜の公知手段が使用可能である。
本発明に於ける当該床版橋構造体1に於いては、上記した様に、当該鉄筋構成体20と水平面との間にキャンバー部42が形成されることから、当該型枠部4の底部16が水平面と同一面を形成している場合には、図7(A)或いは図7(C)に示す様に、当該吊り金具9の長さが当該鉄筋構成体1の長手方向に沿って変化しているものとなるが、図7(B)の様に、当該型枠部4の底部16が当該鉄筋構成体20のキャンバー形状と同じ形状を示すものである場合には、当該吊り金具9の長さは当該鉄筋構成体1の長手方向に沿って変化することはない。
本発明に於ける当該床版橋構造体1及び当該型枠部4のそれぞれの部材は、鋼製であることが望ましいものの、プラスチック、セラミックス、アルミニウム、ステンレス、炭素繊維、更には、金属材料、プラスチック材料、炭素繊維等の材料を含むプラスチック複合体(FRP)も状況によって選択使用可能である。
上記した床版橋構造体1の製造方法の具体例を示すならば、上段鉄筋6と下段鉄7とを所定の間隔を介して互いに平行に隣接配置した後、当該一対の上段鉄筋6と下段鉄筋7とを当該一対の鉄筋の略中央部を中心として両端に向けて湾曲状若しくは傾斜状の形状を持つキャンバー形状が形成される様に曲げながら所定の間隔で鋼製金具8を使用して、当該上段鉄筋6と当該下段鉄筋7とを固定接続する第1の工程、
当該第1の工程で形成された所定のキャンバー形状を持つ様に成形された一対の上段鉄筋6と下段鉄筋7との組を複数個用意し、各対を垂直に起立させながら相互に平行に隣接配置させる第2の工程、
当該上段鉄筋6と当該下段鉄筋7のそれぞれを、当該上段鉄筋6及び当該下段鉄筋7の配列方向と直交する方向に所定の間隔で配置されている複数本の配力筋10と接合するか接合させずに適宜の仮止め処理を施して鉄筋構成体20を形成する第3の工程、
当該鉄筋構成体20を、所定の形状を有する底部16と当該底部16の周縁に形成された壁部17とからなる型枠部4の内部に挿入する第4の工程、及び
当該型枠部4の底部16と当該鉄筋構成体8の一部とを吊り金具9により接続固定する第5の工程、とから構成されている床版橋構造体の製造方法である。
本発明に於ける上記床版橋構造体の製造方法に於ける当該第1の工程に、当該鉄筋構成体20に於ける当該上段鉄筋6と当該下段鉄筋7との間に引張鋼棒24を挿入するか、当該鋼製金具8の側面を連結する鋼材23を挿入する工程の何れか更に付加されているもので有っても良い。
これにより鉄筋コンクリートの主材である圧縮側、引張側の骨材である床版橋構造体1が完成する。
かかる床版橋構造体1には、配力筋10が挿入されていてもよく、当該配力筋10は、工事現場で挿入されるもので有っても良い。
本発明に係る当該床版橋構造体1の形状は特に限定されるものではないが、その長さLは、当該上段鉄筋6や当該下段鉄筋7の配列方向と一致しており、道路100の長手方向に所定の間隔で配置されている橋台2,2間の長さと一致する様に設計されるものである。
一方、当該床版橋構造体1の幅Wも任意の長さに設定されるものであり、例えば、当該道路100の幅の長さを均等に分割した長さを持つ幅に設定される。
図4は、当該床版橋構造体1の幅Wを、当該道路100の幅を3等分した長さに設定した例を示しており、3個の床版橋構造体1を現場に運びクレーン等で当該橋台2,2間の並列に密接状に配置搭載し、当該各床版橋構造体1の側端部12同士を適宜の接合手段、例えば、新たに配力筋10を挿入するとか、既に配列されている配力筋10同士を線条で結締するとか、更には適宜の部分同士を溶接すると言う方法等で接合固定する。
即ち、当該複数個の床版橋構造体1が互いに平行して配列されており、一つの床版橋構造体1における当該型枠部4の一部の側壁部17が、隣接する当該型枠部4の対向する側壁部17の一部と適宜の手段で連接されているものである。
この様に、当該配力筋10の緊結或いは側壁17の溶接等が完了すると、当該床版橋構造体1の内部にコンクリートを流し込み養生期間を経て床版は完成する。
つまり、本発明における当該床版橋構造体1は、配力筋10の取り付け時期の差異が見られる点を除き、全て工場又は当該現場外にて、製作されることを原則とする。
そして、本発明に係る当該床版橋構造体1の最終的な構成としては、当該型枠部4内と当該鉄筋構成体20の内部空間領域21内にコンクリートが注入されている事になる。
次に、本発明の第3の態様である、本発明に於ける当該床版橋構造体1を使用して所定の橋梁を建設する際の床版橋構造体の施工方法に付いて説明する。
即ち、本具体例に於いては、上記した様に、工事現場から離れた工場等で形成された当該床版橋構造体1を複数個を工事現場に搬送し、予め構成されている橋台2間に、当該床版橋構造体1の長手方向を道路の長手方向と一致する方向に互いに並行に隣接した配列した後、一つの床版橋構造体1における当該型枠部4の一部の側壁部17が、隣接する当該型枠部4の対向する側壁部17の一部と適宜の手段で連接して固定し、次いで、当該型枠部4内と当該鉄筋構成体20の内部空間領域21内にコンクリートを注入する事を特徴とする床版橋構造体の施工方法である。
更に、本発明に於ける当該床版橋構造体の施工方法にあっては、当該床版橋構造体1の空間領域21内にコンクリートが打設注入される際に、橋梁端部を先にコンクリートを打設し、当該コンクリートが固化後に残余の部分にコンクリートを打設する工程を含む床版橋構造体の施工方法で有っても良い。
即ち、図6で示すとおり、工場等で製作された床版橋構造体1は、トラック22等により現場まで、運搬されて、クレーン等により、図示の様に順序正しく架設されて行く。
本発明に於ける当該施工方法に於いては、当該床版橋構造体1を架設する以前の工程としては、橋台2又は橋脚が、既に建設されていることが、前提となる。
更に、図6に示す通り、当該床版橋構造体1は、所定の順序で、地組された後にクレーンにて架設され完了する。
更に、図6で示す通り、床版橋構造体1が所定の順序で架設敷設された後、場合によって当該工場等で配力筋10が挿入されていない場合には、図1で示す様に、現場に於いて当該配力筋10を挿入し上段鉄筋6及び下段鉄筋7と当該配力筋10とを別の鉄線により結束する。
これにより鉄筋コンクリートの主材である圧縮側、引張側の骨材が、完了する。
より具体的には、図4に示す様に、複数個の床版橋構造体1を当該橋台2間に隣接密接状に配置した後、必要により配力筋10を挿入し、当該各床版橋構造体1の両側である互いに他の床版橋構造体1と密接している端縁部12に於いて、当該配力筋10や鋼製型枠4の接続が完了すると、当該橋梁構造体1の橋梁構造体空内領域21にコンクリートを流し込み養生期間を経て床版橋は完成する。
本発明に係る当該床版橋構造体1では、当該型枠部4の内部に配置されている当該鉄筋構成体20の内部には、トラス構造体が有効に配置されている。従って、このトラス構造の剛性により当該鉄筋構成体20が、当該床版橋構造体1の全重量を支えるとともに、コンクリートの打設による加重を、コンクリートが固化するまでの間、支える効果をはたすもので、これにより架設工程の大幅な工期短縮と工費の削減を図るものである。
更に、本発明に係る当該床版橋構造体1に於いては、当該床版橋構造体1の本体部の長手方向の引張強度を向上させる為に、別途PC鋼棒を組み入れることも望ましい。
又、本発明に係る当該床版橋構造体1内に打設されるコンクリートは、当該構造体1内に均一に打設されることが望ましい。
その為、本発明に於ける当該鋼製金具8の少なくとも一部に、特に当該鋼製金具8と当該鉄筋6,7とが接合される部位に近接した位置にコンクリートが流通する窓部60が設けられている事が好ましく、これによって、当該床版橋構造体1内部にコンクリートを打ちこんだ際に、当該コンクリートが容易に当該床版橋構造体1内部の空間をスムースに流動して、均一な充填状態を短期間で完成する事に大きな効果を発揮する事が可能である。
同様に、図10(D)に示す様に、当該鋼製金具8は、X字状の形状を有しているもので有っても良い。
又、本発明に係る床版橋構造体1内に打設するコンクリートが下部に漏れないことが望ましい。
以下に、上記した本発明に係る当該橋梁の施工方法についての具体例を図6を参照しながら説明する。
即ち、先ず床版橋構造体1を製造する工場或いは施工現場に於いて、複数個の橋梁構造体1をトラック22などに積載して現場に搬入し、クレーン等により橋梁構造体1を1体ずつ順序正しく地組をする。
その後、当該床版橋構造体1の端部12同士をボルトや現場溶接などにより接続して一体のものとしてクレーン61等により橋台2に架設を行う。
上記作業後、コンクリートを最後に鉄筋空域内21に打設することにより完成する。
コンクリートが固化すると、コンクリート、床版橋構造体1が一体化して、剛性構造となり、大きな剛性をもち、しかも従来の橋梁に比べて同等の剛性の床版橋ができるので従来の技術を使用した場合より工期と工費を少なくする事ができる。
また、床版橋構造体1の本体が床版橋の外壁を構成することになるので、コンクリート型枠を組んだり、これを外したりする必要がない。
さらに、仮設材を全く設けずに橋梁構造体1を施工することが可能となる。
以上本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても本発明に含まれる。
以上のように本発明によれば、従来の橋梁は、掛かる性能上、重荷重のトレーラーや大型のクレーン、及び架設のためのおびただしい仮設材料が必要となるが、主要な構造物を全て工場で行い、正確な製品を現場に搬入し、わずか、配力筋と上段鉄筋6、及び下段鉄筋7を接続して架設するだけの工程を消化するだけでコンクリート打設作業ができるので、工期は早く、労働力の縮減を提供できて、正確な橋梁桁を完成することができる。
さらに、コスト面においては、橋梁の運搬作業や、施工作業を容易に行うことができるようになるので、工事費を大幅に低減することが可能となる。また、鋼製型枠4がコンクリート面を保護するため、耐久性の向上に好影響を与える。
又、本発明に係る当該床版橋構造体1は、上記した構成を有しているので、溶接工程やボルトなどによる一体構造となっており、その剛性により外周の鋼製型枠が、コンクリート打設時に掛かる応力に耐える性能を保有するものである。
図1(A)は本発明の床版橋構造体の一具体例の構成を示す横断面図であり、図1(B)は本発明の床版橋構造体の一具体例の構成を示す縦断面図である。 図2(A)は本発明の床版橋構造体を橋台に搭載した状態を示す横断面図であり、図2(B)は本発明の床版橋構造体の部分斜視図である。 図3は、本発明に係る床版橋構造体の他の具体例における側部断面図である。 図4は、本発明に係る床版橋構造体を示す斜視図である。 図5は、本発明に係る床版橋構造体の他の具体例の構成を示す縦断面図である。 図6は、本発明の床版橋構造体による架設順序を示す図である。 図7は本発明の床版橋構造体の別の具体例における構造を示す縦断面図である。 図8は本発明に係る鉄筋構成体の別の構造を示す断面図である 図9は従来の床版橋構造体の構造を示す縦断面図である。 図10は本発明に使用される鋼製金具の構造例を示す図である。
符号の説明
1…床版橋構造体
2…橋台
4…鋼製型枠
6…上段鉄筋
7…下段鉄筋
8…鋼製金具
9…吊り金具
10…配力筋
12…接続部
16…底部
17…壁部
20…鉄筋構成体
21…橋梁構造体空内領域
22…トラック
23…鋼材
24…引張鋼棒
40…鉄筋構成体の略中央部
41…水平面
42…キャンパー部

Claims (17)

  1. 鉄筋構成体と当該鉄筋構成体を収納する型枠部とから構成されている床版橋構造体であって、当該鉄筋構成体は、複数の互いに平行に隣接して第1の配置平面に配置されている上段鉄筋群と、複数の互いに平行に隣接して当該第1の配置平面よりも下方に位置している当該第1の配置平面と平行な第2の配置に配置されている下段鉄筋群とからなり、当該第1の配置平面に於ける各上段鉄筋と当該第2の配置平面於ける当該上段鉄筋と対応する各下段鉄筋とが所定の間隔で鋼製金具を介して連結固定されており、且つ当該上段鉄筋と当該下段鉄筋のそれぞれは、当該上段鉄筋及び当該下段鉄筋の配列方向と直交する方向に所定の間隔で配置されている複数本の配力筋とそれぞれ結合されており、当該型枠部は、所定の形状を有する水平面を構成する底部と当該底部の周縁に形成された壁部とからなり、当該鉄筋構成体は当該型枠部の内部に挿入されて、且つ少なくとも当該鉄筋構成体は、当該型枠部の底面上に配置された場合に、当該鉄筋構成体と当該型枠部の底面の水平面との離間距離であるキャンバー部の長さが、当該鉄筋構成体の略中央部で最大であり、当該鉄筋構成体の略中央部から当該鉄筋構成体の両端部に向けて漸次当該キャンバー部の長さが短くなる様に構成されていると共に、当該型枠の当該底面と当該鉄筋構成体に設けられている当該鋼製金具の一部とが吊り金具により接続固定されている事を特徴とする床版橋構造体。
  2. 当該鉄筋構成体は、その略中央部分が当該型枠部の底面に対して最大の高さを呈する斜面或いは湾曲状の面を形成している事を特徴とする請求項1に記載の床版橋構造体。
  3. 当該鉄筋構成体には、当該配力筋とは別に、当該鋼製金具の側面部に接合されている当該配力筋と同一の方向に挿入された鋼材が配置されている事を特徴とする請求項1又は2に記載の床版橋構造体
  4. 当該鉄筋構成体には、当該上段鉄筋が配列されている第1の平面と当該下段鉄筋が配列されている第2の平面との間に、当該上段鉄筋と当該下段鉄筋と略平行に、当該鉄筋構成体の略中央部から両端に向けた引張鋼棒が配置されている事を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の床版橋構造体
  5. 当該引張鋼棒は、当該鉄筋構成体のキャンバー形状と同一或いは類似した形状に成形されている事を特徴とする請求項4に記載の床版橋構造体
  6. 当該鋼製金具は、当該上段鉄筋と当該下段鉄筋とに溶接手段或いは非溶接手段により接合されている事を特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の床版橋構造体
  7. 当該吊り金具の長さが当該鉄筋構成体の長手方向に沿って変化している事を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の床版橋構造体
  8. 当該複数個の床版橋構造体が、個々の当該床版橋構造体を構成する当該上段鉄筋と当該下段鉄筋の配列方向が互いに平行となる様に隣接して配列されており、一つの床版橋構造体における当該型枠部の一部の側壁部が、隣接する当該型枠部の対向する側壁部の一部と適宜の手段で連接されている事を特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の床版橋構造体。
  9. 当該型枠部内と当該鉄筋構成体の内部空間領域内にコンクリートが注入されている事を特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の床版橋構造体
  10. 当該鋼製金具は、当該鋼製金具が当該下段鉄筋と接合する下端部の幅が、当該上段鉄筋と接合する上端部の幅よりも短くなる様に、当該鋼製金具の左右側部縁部に沿った線の間にテーパー角度が形成されている事を特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の床版橋構造体
  11. 複数個の当該鋼製金具に於ける当該テーパー角度が互いに異なっている事を特徴とする請求項10に記載の床版橋構造体。
  12. 複数個の当該鋼製金具は、その高さ或いは幅が、互いに異なっている事を特徴とする請求項1乃至9に記載の床版橋構造体
  13. 当該床版橋構造体は、鋼材或いは金属材料、プラスチック材料、炭素繊維等の繊維材料を含むプラスチック複合体(FRP)或いは木材等から選択された一つの材料で構成されている事を特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の床版橋構造体
  14. 上段鉄筋と下段鉄とを所定の間隔を介して互いに平行に隣接配置した後、当該一対の上段鉄筋と下段鉄筋とを当該一対の鉄筋の略中央部を中心として両端に向けて湾曲状若しくは傾斜状の形状を持つキャンバー形状が形成される様に曲げながら所定の間隔で鋼製金具を用いて当該上段鉄筋と当該下段鉄筋とを固定接続する第1の工程、
    当該第1の工程で形成された所定のキャンバー形状に成形された一対の上段鉄筋と下段鉄筋との組を複数個用意し、各対を垂直に起立させながら相互に平行に隣接配置させる第2の工程、
    当該上段鉄筋と当該下段鉄筋のそれぞれを、当該上段鉄筋及び当該下段鉄筋の配列方向と直交する方向に所定の間隔で配置されている複数本の配力筋と接合するか接合させずに鉄筋構成体を形成する第3の工程、
    当該鉄筋構成体を、所定の形状を有する水平面を構成する底部と当該底部の周縁に形成された壁部とからなる型枠部の内部に挿入する第4の工程、及び
    当該型枠部の当該底部と当該鉄筋構成体の一部とを吊り金具により接続固定する第5の工程、
    とから構成されている事を特徴とする床版橋構造体の製造方法。
  15. 当該第1の工程に、当該鉄筋構成体に於ける当該上段鉄筋と当該下段鉄筋との間に引張鋼棒を挿入するか、当該鋼製金具の側面を連結する鋼材を挿入する工程の何れか更に付加されている事を特徴とする請求項14に記載の床版橋構造体の製造方法。
  16. 工事現場から離れた工場等で形成された請求項1乃至7、10乃至13の何れかに記載されている複数個の床版橋構造体を工事現場に搬送し、予め構成されている橋台間に、当該床版橋構造体の長手方向を道路の長手方向と一致する方向に互いに並行に隣接した配列した後、一つの床版橋構造体における当該型枠部の一部の側壁部が、隣接する当該型枠部の対向する側壁部の一部と適宜の手段で連接して固定し、次いで、当該型枠部内と当該鉄筋構成体の内部空間領域内にコンクリートを注入する事を特徴とする床版橋構造体の施工方法
  17. 当該床版橋構造体の空間領域内にコンクリート打設注入される際に、橋梁端部を先にコンクリートを打設し、当該コンクリートが固化後に残余の部分にコンクリートを打設する工程を含むこと事を特徴とする請求項16記載の床版橋構造体の施工方法
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