JP4412245B2 - 調律器及びプログラム - Google Patents
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Description
しかしながら、上記特許文献2に開示された調律器では、表示器を構成する複数LEDと、該複数のLEDに対応づけられた時間範囲(位相範囲)の関係が固定的であったため、該表示器における入力波形の矩形パルス整形波と比較基準用の矩形パルス波との周期関係の表示分解能が限られていた。このため、前記表示分解能よりも細かい周期のズレを表示することができなかった。すなわち、従来の技術では、入力波形と調律対象周波数のズレ量に応じた表示ができなかったため、調律作業の精度や作業性に不都合があった。
また、前記表示更新周期の1周期内で作成された前記各波形区間毎の前記表示情報と、前回の表示更新周期の1周期内で作成された各波形区間毎の表示情報とを比較して、両者が同じであった場合に時間範囲を狭めて表示を拡大することで、最初に比較的広い時間範囲の波形を表示を行い、調律が合ってきてたら、表示サイズを拡大する(時間範囲を狭くする)ことでより微小な周波数のずれを見ながら、精密な調律作業を行うことができるようになる。
図1は、この発明の一実施例に係る調律器の使用時の概要を説明するための概念図である。図1において符号1はこの実施例に係る調律器であり、符号2は調律すべき楽器の一例としてアコースティックな発音機構を具えた鍵盤楽器(アップライトピアノ)を示している。調律器1は、例えばPDA(Personal Digital Assistants:情報携帯端末)で構成され、この実施例に係る調律機能の実現するためのソフトウェアプログラムを実行可能である。また、調律器1は、周知のPDAに一般的であるのと同様に、情報の表示及び画面上からの操作入力が可能な表示器(例えば液晶スクリーン等)3を具える。調律器1には、ピアノ2において発音されたピアノ演奏音を取得するためのマイクロフォン4が接続されている。該マイクロフォン4によってピックアップした音が調律器1に対する入力波形として供給される。詳しくは後述する通り、この実施例に係る調律機能によれば、調律器1は、マイクロフォン4を介して供給される入力波形の周波数と比較基準用の周波数(調律対象周波数)の位相関係つまり周波数もしくは周期関係を示す画像(表示パターン)を表示器3に表示することができる。なお、図1においては、図示及び説明の便宜上、調律器1に対してマイク4を外部接続するように描かれているが、マイク4は調律器1に内蔵される構成であっても差し支えない。
CPU10は調律器1の全体的な動作を制御すると共に、この実施例に係る調律機能を実現するためのソフトウェアプログラムを実行する。調律機能を実現するためのソフトウェアプログラムは例えばROM11等のメモリに記憶されていてよい。RAM12は、CPU10が信号処理を実行する際に、各種パラメータや各種データを記憶するワークエリア、あるいは、マイク4を介して取り込んだ波形データを格納するメモリ領域として使用される。
設定値表示部34に表示されるパラメータには、図に示すとおり、音名(note)、オクターブ(oct.)、キー番号(keyNo.)、セント値(cent)、及び、調律対象周波数(freq)がある。ユーザは、操作入力部33のボタン画像等を用いて音名/数値入力により音名(note)及びオクターブ(oct.)の値を指定できる。キー番号(keyNo.)は、周知の通り、ピアノ鍵盤に具わる88鍵の各鍵に対して、最低音の鍵から最高音の鍵の順に1〜88の番号を順次割り当てられた、各鍵に固有の番号であって、音名とオクターブにより音高が特定されれば、当該音高に対応するキー番号が一義に定まる。すなわち、ユーザは、音名及びオクターブの指定により、調律対象とする調律対象音高を指定することができる。調律対象周波数は、基本的には、該指定された調律対象音高に対応する周波数に相当するものである。音高に対応する正規の周波数は、各音高毎に予め設定された所定値であり、例えばテーブル参照等により設定されてよい。以下、この実施例において、該調律対象周波数の値を示すパラメータを「Hz値」と称する。また、セント値は、前記Hz値をユーザが任意に修正するためのパラメータである。従って、設定値表示部34の調律対象周波数(freq)の欄には、指定された調律対象音高の周波数をセント値で修正したHz値が表示されることになる。例えば、同図に示すとおり、指定された音高が第5オクターブのA(keyNo.=49)で、セント値が0であれば、調整対象周波数は第5オクターブのAに相当する周波数(この例では440Hz)になる。なお、セント値は、周知の通り、音高差を対数表現で表した値であって、100セントが12音階の半音に相当する。
一方、図4(b)において、(3)は調律対象周波数Hzと異なる周波数の入力波形40bが入力された場合(Hz値と入力波形の周波数がずれている場合)の波形図を示し、(4)は該(3)の入力波形40bから調律対象周波数Hzの周期ごとに抽出される波形区間毎の波形41f〜41jを2段階の濃度で画像化した周期パターンを示している。この場合、入力波形40bと調律対象周波数Hzがずれているので、各波形区間の波形41f〜41jとして、それぞれ位相がずれた周期パターンが抽出されることになる。これら各波形区間の波形41f〜41jの周期パターンの画像を重ね合わせると、図5(b)に示すような表示パターン32bを得ることができる。各波形41f〜41jの位相関係がずれているので、これらを重ね合わせた表示パターン32bは、該各波形41f〜41jの位相関係のずれに応じた多段階(少なくとも3段階以上)の濃淡を持つ多値の濃淡画像となる。
W値を変更するための方法は、どのような方法であってもよく、例えば、表示器3のGUIを用いた方法であってもよいし、調律器1の本体に専用の物理的操作子を設け、それを用いておこなってもよい。表示器3のGUIを用いる場合は、例えば、表示画面30のツールボタン35を用いて専用のW値設定メニュー或いはW値設定画面を読み出して、該専用のW値設定メニュー或いはW値設定画面からその設定値の変更操作を行いうるよう構成してよい。
W値の設定値の変更は、予め定められた複数通りのサイズ(例えば、普通、拡大、縮小の3通りのサイズ等)から選択することで、段階的に変更する構成であってもよいし、或いは、表示画面30上の操作入力部33(図3参照)のインクリメントボタン/デクリメントボタン等や、専用のダイヤル操作子(物理的操作子)等によって連続的にW値の設定値を変更する構成であってもよい。
調律器1の電源投入に応じて、調律器1では図6のフローチャートに示す処理が実行される。図6のステップS1では各種パラメータの初期設定を行っている。ここで初期設定されるパラメータは、基準ピッチ、調律対象周波数(Hz値)、セント値及びW値等である。各パラメータの初期設定値は、例えば、基準ピッチ=440Hz、調律対象周波数Hz=440Hz、セント値=0cent、W値=Hz値の2.5周期分、にそれぞれ設定されるものとする。ステップS2において、作業者は、当該調律器1において音階を設定するための基準ピッチ(スタンダードピッチ)を入力する。すなわち、基準ピッチとなるピアノ中央のA音(キー番号49のA)の周波数を、440Hz、442Hz或るいは439Hz等、幾つかの候補うちからを任意に選択することができる。続いて、調律器1では、表示画面30(図3参照)上の波形表示部31において表示パターン32の表示が開始されると共に、図7に示す表示制御の動作(タスク)が開始される(ステップS3及びステップS4)。なお、図6では、図示及び説明の便宜上、ステップS3の「表示開始」及びステップS4の「タスク開始」を別々のステップとして描いているが、双方とも、実質的には、後述図7の処理の開始に照応している。
ステップS5においては、調律カーブの選択を受け付けている。調律カーブは、ピアノの88鍵の各鍵に対応する音高の周波数を定めたデータテーブルである。調律カーブとして、ピアノの種類(グランドピアノ/アップライトピアノ)や、大きさ等に応じた複数種類のデータテーブルがROM2乃至RAM3等適宜のメモリ内に記憶されおり、作業者は調律するピアノの種類に応じた調律カーブを選択できてよい。該調律カーブに記述された各音高の周波数は、ピアノの特性に鑑みて、高音側のピッチが平均率による周波数の理論値よりも高めに設定されている。上記ステップS2において基準ピッチとして設定された周波数に基づき、平均率による各音高の周波数の理論値を計算することはできる。しかし、実際のピアノの調律においては、その理論値をそのまま各音高の周波数として適用するのは不適当な場合がある。その場合には、調律カーブを使用することで、ピアノの特性や、使用するピアノの種類或いは大きさ等に適った各音高毎の周波数を得ることができる。
ステップS10では、W値の変更による表示パターンの表示サイズの選択を受け付けている。この実施例では、ユーザは表示パターンの表示サイズとして通常のサイズと拡大サイズのいずれか一方を選択できるものとする。W値が変更された場合(ステップS10のyes)、ステップS11では前記変更に応じてW値を設定する。W値が変更されると、入力波形から波形区間を抽出する時間範囲が変更されるので、表示パターンの表示サイズを任意に変更できる。表示サイズ変更の使い方としては、最初に、通常サイズの表示を見ながら大まかに調律を行った後、表示サイズを拡大して微小な周波数のずれを見る場合等に使用できる。
以降、調律器1の電源がオンされている間は、ステップS6〜S11を繰り返すことで、ユーザによるHz値変更及び表示サイズ変更を受け付けることができるようになっている。
図7に示す処理は、当該調律器1の表示器3(表示画面30)の表示更新周期に応じた起動タイミング毎に起動するタイマ処理であり、この処理の起動機会毎に、波形表示部31の表示パターン32(図3参照)が更新される。この実施例では一例として調律器1をPDAで構成する例を示している。前述の通りPDAにおける表示器3の表示は、ソフトウェアによって概ね15〜20Hzの周期で更新されている。従って、当該処理もまた15〜20Hz周期程度で起動する。
ステップS20において、マイクロフォン4を介して入力された入力波形(ピアノ音)を所定のサンプリング周期でサンプリングすることでピアノ音を調律器1に取り込む。サンプリング周波数は例えば44.1kHzとする。ステップS21では、各サンプリングタイミング毎にサンプリングされた入力波形(ディジタル波形信号)をRAM12上のメモリ領域に書き込む。ステップS22では、前記RAM12上のメモリ領域に所定サンプル数以上の波形信号のサンプルデータが読み込まれたかどうかを判断する。波形信号のサンプルデータの読み込みが該所定サンプル数に満たない場合(ステップS22のno)は、波形信号のサンプルデータが該所定サンプル数に達するまで、波形信号の取り込み(上記ステップS20及びS21)を繰り返す。一方、RAM12上のメモリ領域に読み込んだ波形信号のサンプルデータが所定サンプル数に達したら(ステップS22のyes)、次のステップS23に処理を進める。なお、前記所定サンプル数は、概ね、1024〜2048サンプル程度とする。
ステップS25において、前記図5のステップS11で設定されたW値に基づき、波形区間毎の波形として何周期分の波形を抽出するか(窓幅)を設定する。W値が2.5周期分に設定されていれば、窓幅は調律対象周波数Hzの周期の2.5周期分に相当する時間範囲になる。
ステップS27では、抽出された各波形区間毎に、該区間内の波形を、そのゼロクロス点毎に値が“0”“1”で反転する2値の情報に整形することで、その周期性を2値の濃淡によって明示する表示情報(「2値化情報」)を作成する。図8(a),(b)において、抽出された各波形区間毎の波形の2値化情報の構成例を示すと共に、各2値化情報の右側に、該各2値化情報を2段階の濃淡からなる周期パターン化したものを示す。図8(a),(b)に示す通り、2値化情報は、その各アドレスが当該波形区間における位相(時間)に対応付けられたデータで構成されている。すなわち、同図の例では、2値化情報は、Hz値の周期の2.5サイクル分の時間範囲を25段階のアドレスに分割し、各アドレスの値“0”又は“1”により、当該波形区間内の波形の周期性を2段階の濃度(「0」または「1」)で表現するデータである。同図(a)は入力波形とHz値の周期が一致している場合、(b)は入力波形とHz値の周期がずれている場合を示しており、図示及び説明の便宜上、各波形区間毎の波形に対して、図4,5と同様に、符号41a〜41e(図8(a))、符号41f〜41j(図8(b))を付与している。
図8(a)に示す通り、入力波形の周波数と調律対象周波数Hzが一致している場合には、2値化情報41a〜41eの相加平均である多値化情報42aは、各波形41a〜41eと同じ周期性を持つ2値(図においては“0”又は“5”)のデータとなる。従って、この多値化情報42aに基づき表示される表示パターン32aは2段階の濃淡画像となる。一方、図8(b)に示す通り、調律対象周波数Hz値と入力波形の周波数が不一致の場合には、各波形区間毎の2値化情報41f〜41jの相加平均として求められる多値化情報42bは多段階(3段階以上;図においては“1”,“2”,“3”又は“4”)の値を持つ情報となる。従って、この多値化情報42bに基づき表示される表示パターン32bは、多段階(3段階以上)の濃淡変化を持つ濃淡画像となる。なお、図8においては、W値が2.5波形分の範囲に設定されている例を示しているが、上記図6のステップS10において設定されるW値に応じて、表示パターン32の表示サイズは任意に変更することができる。
図9において、ステップS27では前述の通り各波形区間の波形の2値化情報(図8(a),(b)の符号41a〜41e,41f〜41jを参照)を作成する。ステップS30では、該作成した各2値化情報の各アドレスの値(”0”又は”1”)を、前回の表示更新周期つまり当該表示制御処理の前回の起動タイミングにおいて作成されたものと比較する。入力波形とHz値のずれ量が大きい場合には、前述の通り抽出した各波形区間の波形の位相がずれているので、各アドレス値の値は前回のものとは違う値となる。一方、入力波形の周波数と調律対象周波数Hzのずれ量が小さくなるに従い、通常のW値(2.5波形分の時間範囲)では各波形区間毎の波形の位相がずれが表れにくくなる。言い換えれば、各波形区間の波形の位相ずれが表れる周期が長くなる。このことは、見かけ上は、波形表示部31において表示パターン32が「流れる」速度が遅くなり、該表示パターン32が一定状態で停止して見えるようになることとして表れる。このような状態では、現在の表示更新周期で作成した各2値化情報の各アドレスの値と前回の表示更新周期で作成した各2値化情報の各アドレスの値とが同じ値になる。ステップS31では、前記ステップS30の比較結果に基づき今回の各アドレスの値と前回のものとが同じだったかどうかを判断し、同じであれば(ステップS31のyes)、入力波形の周波数と調律対象周波数Hzのずれ量が小さくなっている、つまり、調律が合いつつあると見なし、ステップS32において、表示パターン32の表示サイズを拡大するようW値を変更する。すなわち、時間範囲(位相範囲)あたりの周期数を少なくする。時間範囲(位相範囲)あたりの周期数を少なくすることで、各波形区間の波形の2値化情報は波形の時間範囲に対するデータ記述分解能が細かくなる。従って、これら2値化情報を重ね合わせれば、より細かい周波数のズレも表現できるようになる。よって、拡大した2値化情報を重ね合わせて多値化した表示パターンを表示する(ステップS28、S29)ことで、より微小な入力波形の周波数と調律対象周波数Hzのずれを表示できるようになる。
また、上記図7のステップS27において、複数の波形区間毎の波形をゼロクロス毎に値が反転する2値の情報に整形し、該区間内の波形の周期性を明示する表示情報を作成する例を述べたが、ここで作成される表示情報は、各区間毎の波形を2値化する例に限らず、各区間毎の波形の周期性(位相)を画像として表示可能な情報でさえあれば、例えば各区間毎の波形の周期性を示す多値化情報等、どのような形式の情報であってもよい。
また、上記図7のステップS28においては、抽出した複数各波形区間毎の2値化情報の相加平均を求めることで多値化情報を作成し、ステップS29において該多値化情報にに基づき表示パターン32を表示する例について説明したが、表示パターン32を表示するための多値化情報は、2値化情報の相加平均の値に限らず、例えば、2値化情報を加算合計値であってもよい。すなわち、多値化情報は、入力波形から切り出した複数の波形を重ね合わせた結果として得られる多段階の濃淡を表現できさえすれば、どのような形式の情報であってもよい。
また、表示パターンの表示制御の変更例としては、多段階の濃淡を持つ表示パターンの場合(つまり入力波形の周波数と調律対象周波数Hzがずれている場合)には、その表示色を変更するようにしてもよい。また、この場合には、表示パターンの表示色によって調律対象周波数Hz値と入力波形の周波数が一致しているか否かが判別できるため、各波形区間毎の各表示情報を重ね合わせて多値化した表示パターンを表示させる必要がない。すなわち、抽出した各波形区間毎の各表示情報のいずれか一つを表示パターンとして使用すると共に、多段階の濃淡を持つか否か(調律対象周波数Hz値と入力波形の周波数がずれているか否か)に応じてその表示色を異ならせれば良い。
Claims (3)
- 外部から入力される音響波形の周波数と所定の調律対象周波数のずれを示す表示物を所定の表示更新周期毎に更新して表示する表示器を有する調律器であって、
外部からの音響波形を入力する入力手段と、
前記入力された音響波形から、前記表示更新周期よりも細かい分解能からなる前記調律対象周波数に応じた周期毎に、所定の時間範囲にわたる波形区間を、それぞれ抽出する抽出手段と、
前記抽出された各波形区間毎に、該区間内の波形の周期性を明示する表示情報を作成する表示情報作成手段と、
前記表示更新周期の1周期内で作成された前記各波形区間毎の前記表示情報を重ね合わせて、該重ね合わせた多値の情報に応じた表示形態で前記表示器に表示させる表示制御手段と、
前記波形区間として抽出すべき時間範囲を変更するための変更手段と
を具えることを特徴とする調律器。 - 前記変更手段において、前記表示更新周期の1周期内で作成された前記各波形区間毎の前記表示情報と、前回の表示更新周期の1周期内で作成された各波形区間毎の表示情報とを比較する比較手段と、前記比較手段の結果両者が同じであった場合に前記時間範囲を変更する手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の調律器。
- 外部から入力される音響波形の周波数と所定の調律対象周波数のずれを示す表示物を所定の表示更新周期毎に更新して表示する機能を含む調律処理をコンピュータに実行させるソフトウェアプログラムであって、
外部からの音響波形を入力する手順と、
前記入力された音響波形から、前記表示更新周期よりも細かい分解能からなる前記調律対象周波数に応じた周期毎に、所定の時間範囲にわたる波形区間を、それぞれ抽出する手順と、
前記抽出された各波形区間毎に、該区間内の波形の周期性を明示する表示情報を作成する手順と、
前記表示更新周期の1周期内で作成された前記各波形区間毎の前記表示情報を重ね合わせて、該重ね合わせた多値の情報に応じた表示形態で前記表示器に表示させる手順と、
前記表示更新周期の1周期内で作成された前記各波形区間毎の前記表示情報と、前回の表示更新周期の1周期内で作成された各波形区間毎の表示情報とを比較する手順と、
前記比較の結果両者が同じであった場合に前記時間範囲を変更する手順と
を具えることを特徴とするプログラム。
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